JP6510721B1 - ランドセル用サブバッグ - Google Patents

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【課題】ランドセルの上部に巻回した状態で固定することができるランドセル用サブバッグを提供する。【解決手段】袋部11と、袋部の一端部に配される第一留具12と、第一留具に対応する第二留具と、袋部をランドセルの上部に固定する取付具14とを含むランドセル用サブバッグ1であり、袋部は巻回することが可能な素材で構成されており、第一留具及び第二留具を留めることによって、袋部は巻回した状態でランドセルの上部に固定することが可能なランドセル用サブバッグ。【選択図】図1

Description

本発明は、ランドセルに取り付けて使用するサブバッグに関する。
ランドセルに入りきらなかった荷物や、ランドセルよりも大きな荷物を収納するために、サブバッグが利用される。荷物で手が塞がれると、児童が転倒した際などに危険なため、ランドセルに取り付けることができるサブバッグが提案されている。
例えば、特許文献1には、ランドセルの背カンに取り付けるためのフックと、冠に取り付けるためのベルトとを備えたサブバッグが記載されている。
また、特許文献2には、冠とランドセル本体との間に配置されるサブバッグが記載されている。このサブバッグは線ファスナーで開閉することができるように構成した開口部を備えている。この開口部の奥は袋状になっており、この袋の中には、係止カバーが収納されている。係止カバーは、先端にナスカンを備えており、基端にスリット孔を備える。上記の開口部を開けた状態で、係止カバーを開口部から取り出して延ばすことができるようになっている。バッグ本体をランドセル本体と冠との間に挟んだ状態で、係止カバーを延ばし、スリット孔にランドセルのサガリ金具を通し、係止カバーを冠に接面させた状態で、ナスカンをランドセルの背カンに固定する。これによって、ランドセルにサブバッグを固定する。
特開2017−104464号公報 実用新案登録第3200681号公報
特許文献1や特許文献2のサブバッグでは、荷物を入れた状態でランドセルに固定すると、荷物の重心がランドセルの冠の付近に位置する。このため、ランドセルにサブバッグを取り付けると、身体から離れた位置に荷物の重心が位置するため、着用者が動きにくくなったり、疲れやすくなったりする。
本発明は、ランドセルの上部に巻回した状態で固定することができるランドセル用サブバッグを提供することを目的とする。
袋部と、袋部に配される第一留具と、第一留具に対応する第二留具と、袋部をランドセルの上部に固定する取付具とを含むランドセル用サブバッグであり、袋部は巻回することが可能な素材で構成されており、第一留具及び第二留具を留めることによって、袋部を巻回した状態で留めて、取付具によってランドセルの上部に固定することが可能なランドセル用サブバッグ(以下、単にサブバッグと称する。)により、上記の課題を解決する。このサブバッグは、ランドセルの上部に巻回した状態で固定することができるので、サブバッグの重心がランドセルの着用者の身体に近くなる。このため、着用者が動きやすく、また疲れにくくなる。
上記のサブバッグにおいて、第一留具は、袋部に設けられ、巻回方向に延びる長尺物であり、第二留具は、第一留具を留めるものであり、第一留具と第二留具を留めた状態で、第一留具が巻回された袋部に沿って追従し、第一留具が袋部の巻回された状態を保持するようにすることが好ましい。このような構成とすることにより、長尺物である第一留具によって、巻回された袋部が保持されるため、意図せずに巻回された袋部が解けにくくなる。
上記のサブバッグにおいて、袋部は、延ばした状態の袋部がランドセルの冠に対して揺動しないように固定する冠用固定具をさらに備えるようにすることが好ましい。これによって、袋部を延ばした状態でランドセルの冠にサブバッグを固定した状態で、袋部が揺動しにくくなる。
冠用固定具は、一端部が袋部に固定され、他端部が自由端とされた第一固定片と、一端部が袋部に固定され、他端部が自由端とされた第二固定片とを含み、第一固定片と第二固定片とは、それぞれの他端部において、接続又は分離可能に構成することが可能である。これによって、冠用固定具をランドセルの冠に容易に取り付けたり、取り外したりすることができる。
冠用固定具は、両端部が袋部に固定され、中ほどにランドセルのベロ及びサガリ金具を通過させる貫通孔を有する固定部を含むように構成することができる。これによって、袋部の下部をランドセルに対して固定して、サブバッグをより安定させることができる。
上記のサブバッグにおいて、袋部の上端部に手提用の持ち手をさらに備えるようにすることが好ましい。これによって、サブバッグを手提鞄として使用することも可能になる。
本発明によれば、ランドセルの上部に巻回した状態で固定することができるランドセル用サブバッグを提供することが可能である。
一実施形態に係るランドセル用サブバッグを表側から見た状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグの開口部を開けた状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを巻回した状態を表側から見た状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグにおいて、第一留具を開いた状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを裏側から見た状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグにおいて、取付具を開いた状態を表側から見た状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグをランドセルの背カンに取り付けた状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを巻回した状態でランドセルの上部に固定した状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを、ランドセルの上部に取り付けた後、巻回する過程を示した斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを延ばした状態で、ランドセルの冠に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグの第一固定片及び第二固定片を開いた状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグの第一固定片及び第二固定片を冠に固定する過程を示した斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグの固定部にランドセルのベロとサガリ金具を通す様子を示した斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグの第一固定片及び第二固定片を冠に固定した状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを手提鞄として使用する様子を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを巻回した状態で手提鞄として使用する様子を表側から見た状態を示す斜視図である。 図1のランドセル用サブバッグを巻回した状態で手提鞄として使用する様子を裏側から見た状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、ランドセル用サブバッグ(以下、単にサブバッグと称する。)の一実施形態について説明する。以下の図面に示すサブバッグは、一例であり、これに限定されない。
図1ないし図17に示したように、本実施形態のサブバッグ1は、袋部11と、袋部11に配される第一留具12と、第一留具12に対応する第二留具13と、袋部11をランドセル8の上部に固定する取付具14とを含む。
袋部は、巻回することが可能な素材で構成され、内部に荷物を収納できるものであればよい。本実施形態では、袋部11は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を用いて構成された布地で構成されている。袋部は、綿、麻などの天然繊維で構成された布地で構成してもよい。布地の構成は、織布又は編布を利用することができる。強度の出やすい織布を採用することが好ましい。
本実施形態では、袋部11は、図1に示したように、横方向に延びる幅よりも縦方向に延びる高さの方が長く、幅に比して厚みが小さい、マチ付きの扁平な袋である。袋部11の上部は、縫合により閉じられており、左側面の布地から、底面の布地を経て、右来側面の布地に至る部分に、図2に示したように、開口部111が設けられている。開口部111には、線ファスナー112が配されている。線ファスナー112を操作することによって、図2に示したように、袋部の左側面から右側面に至る広範な部分を開いて荷物を出し入れすることができるようになっている。本実施形態では、袋部11には、体操着や水着などの衣服、タオルを収納するのに適した形状となっている。袋部の形状は、収納する荷物に合わせて形状を変更すればよい。
第一留具及び第二留具は、袋部を巻回した状態で、第一留具と第二留具とを留めることで、袋部を巻回した状態にすることができるものであればよい。第一留具及び第二留具としては、例えば、雄側の面ファスナーと雌側の面ファスナー、一対のスナップ釦、又は長尺物と長尺物を留める固定具が挙げられる。長尺物としては、例えば、長尺な布片、長尺な紐が挙げられる。長尺物を留める固定具としては、長尺な布片又は長尺な紐の先端部分を留める釦、長尺な布片又は長尺な紐の先端部分を留める面ファスナー、又は長尺な布片又は長尺な紐の先端部分を留めるスナップ釦などが挙げられる。このような、第一留具と第二留具とを留めることにより、袋部を巻回した状態で維持することが可能になる。後述する取付具によって、ランドセルの上部に固定することで、サブバッグをランドセルの上部にコンパクトに取り付けることができる。
本実施形態では、図1及び図4に示したように、第一留具12は、袋部11の巻回方向に延びる長尺物である布片121で構成した。布片121は、フラップのように、袋部11に対して開いたり閉じたりすることができる。布片121の基端部は、袋部11の一端部に固定されている。なお、図3の例では、袋部11の巻回方向は、袋部11の高さ方向、すなわち長手方向と一致する。布片121の先端部の裏面には、図4に示したように、面ファスナー122が配されている。図4に示したように、袋部11において面ファスナー122と向かい合う一方の面には、面ファスナー122に対応する収納用面ファスナー123が配されている。布片121を使用しないときは、図1に示したように、面ファスナー122と収納用面ファスナー123とを係合させて、布片121を収納状態としておくことができる。面ファスナー122及び収納用面ファスナーは、釦、又はスナップ釦等に変更してもよい。
本実施形態では、図3及び図5に示したように、袋部11の他方の面には、第二留具13として、上記の面ファスナー122に対応する面ファスナー131が配される。この面ファスナー131は、袋部11の巻回方向に長手方向が位置する短冊状の形状である。この面ファスナー131は、布片121に配された面ファスナー122と係合することができる。他方の面に配される面ファスナー131は、長尺であるため、図3のように、袋部を巻回した際に面ファスナー122を係合させる位置を変更することにより、締結力を調節することが可能である。また、袋部11に収納した荷物の量に応じて、面ファスナー122及び131を固定する位置を調節することが可能になっている。面ファスナー122もまた、巻回方向に対して長尺な形状であり、面ファスナー122及び131の接合強度が高くなるようにされている。
本実施形態のサブバッグ1では、図3のように、袋部11を巻回する際には、袋部11の他端部における他方の面が一方の面を向くように折り返すことにより、他方の面に配された面ファスナー131が一方の面に向くようにして、巻回する。このため、布片121に設けられた面ファスナー122と、他方の面に配された面ファスナー131とが向かい合い、互いに係合させることができる。
布片121は、基端部においては袋部11の幅と同程度の幅を有し、先端部に向かって先細となるテーパー部124を有し、テーパー部124の先に略方形の操作部125を有する形状である。操作部125の裏面には、上記の面ファスナー122が配される。布片121は、このような形状とされているため、意匠性に優れており、面ファスナー122を操作する際に面ファスナー122にアクセスしやすい形状となっている。これにより、面ファスナー122、123、及び131の着脱操作が行いやすいようになっている。
上記のように、第一留具12を巻回方向に延びる布片121のような長尺物とし、この長尺物を第二留具13に留めることによって、図8に示したように、長尺物である第一留具12が巻回された袋部11に沿って追従するように変形し、第一留具12が、袋部1が巻回された状態を安定して保持することができる。これによって、巻回された袋部11を解けにくくすることができる。
図8及び図10に示したように、操作部125の一方の面は、再帰性反射材127が固定されている。図8及び図10に示したように、操作部125は、サブバッグ1をランドセルの上に巻回した状態、及びサブバッグ1をランドセル8の冠81を覆うように延ばした状態の両方において、ランドセル8の着用者の背面に向いている。操作部125に再帰性反射材127を設けることによって、例えば、暗所において背面から近づく車両に対して、光を反射して、注意を喚起することができる。
取付具は、サブバッグをランドセルの上部に固定することができるものであればよい。本実施形態では、取付具14は、図1及び図6に示したように、袋部11の一端部に基端部が固定されており、先端部に固定具142を有する巻回方向に対して延びる長尺な布片141から構成される。この固定具142は、図6に示したように、上述の布片121の一方の面に設けられた固定具126に留めることができる。固定具142及び126としては、雄側面ファスナーと雌側面ファスナーを使用している。固定具としては、他に、スナップ釦、又は釦と釦を留めることができる切れ込みなどが挙げられる。布片141の固定具142を省略して、布片141を直接にランドセル8又は袋部11に設けた釦などの固定具に結びつけてもよい。また、取付具は、上記の布片に限定されず、例えば、フック、カラビナ、ナスカンなどの開閉可能に構成した環状体又は紐などを使用してもよい。
図6の取付具14を構成する布片141は、使用していないときは、図1に示したように、布片121に配された固定具126に留めておくことができる。布片141は、袋部11に対して開いたり閉じたりすることができる。このようにすることで、使用していないときに、取付具14が邪魔にならないようにし、サブバッグ1の意匠性を損なわないようにしている。サブバッグ1をランドセル8に対して取り付ける際には、図7に示したように、例えば、ランドセル8の背カン84に布片141を通して、固定具142、126を留める。これによって、図8に示したように、ランドセル8の上部にサブバッグ1を巻回した状態で固定することができる。サブバッグ1は、図3に示したように、ランドセル8に取り付ける前に巻回してもよいし、図9に示したように、ランドセル8に取り付けた状態で、袋部11を巻回して、第一留具12と第二留具13とを留めて、巻回した状態を保持するようにしてもよい。
サブバッグ1を巻回した状態で、ランドセル8の上部に固定する際には、図8及び図9に示したように、後述する冠用固定具15をランドセル8の冠81に対して固定することが好ましい。ランドセル8に巻回したサブバッグ1を固定した状態で、例えば、ランドセルの着用者が走ったり飛び跳ねたりすると、巻回したサブバッグ1が跳ねて、着用者の頭などに当たることがある。巻回した状態においても、冠用固定具15をランドセル8の冠81に対して固定することによって、サブバッグ1を安定させることができる。
サブバッグ1は、上述のように巻回した状態でランドセル8に固定して使用する以外に、図10に示したように、ランドセル8の冠81をサブバッグ1で覆うように、袋部11を延ばした状態で、取り付けて使用することも可能である。例えば、サブバッグ1に荷物を収納していない状態又は荷物の重量が小さい場合においてサブバッグ1でランドセル8の冠81を覆うカバーとして使用することができる。このようにして、サブバッグ1を取り付ける場合には、歩行する際などにサブバッグ1が揺動したり、冠81の上を跳ねるように動いたりすることがある。このためサブバッグ1には、冠用固定具を設けることが好ましい。
本実施形態のサブバッグ1では、2種の冠用固定具15及び16を備える。一つ目の冠用固定具15は、図11に示したように、第一固定片151と、第二固定片152とを含む。第一固定片151及び第二固定片152は、共に、一端部が袋部11に固定され、他端部が自由端とされている。それぞれの他端部には、図12に示したように固定具153が配されている。第一固定片151及び第二固定片152は、それぞれ、巻回方向に交差する方向に延びており、冠の中ほどで接続分離可能な形状をしている。固定具153及び153により、図12に示したように、袋部11の他方の面において、第一固定片151又は第二固定片152を開いたり閉じたりすることにより、第一固定片151の他端部と第二固定片の他端部とを接続したり分離したりすることが可能になっている。固定具153、153としては、雄側面ファスナーと雌側面ファスナーを使用している。固定具として、その他、スナップ釦、釦と釦を留めることができる切れ込み、又は線ファスナーなどを使用することができる。
第一固定片又は第二固定片は、袋部が揺動したり、跳ねたりしたりする動きを規制できるものであればよい。第一固定片又は第二固定片は、特に限定されないが、ランドセルの冠の形状に追従して変形する素材で構成することが好ましく、袋部と同様の素材で構成することが好ましい。第一固定片又は第二固定片の形状は、特に限定されないが、例えば、長方形状、帯状などの扁平な形状、又は紐状にすることができる。
上記の冠用固定具15を、冠81に固定するには、図12に示したように、袋部11の他方の面を冠81に接面させた状態で、冠81の側面を経て冠81の裏側に第二固定片152が接面するように第二固定片152を閉じる。同様に、冠81の側面を経て、第二固定片152に配した固定具153に第一固定片151の固定具153が接触するように、第一固定片151を閉じる。これにより、第一固定片151、第二固定片152、及び袋部11の他方の面との間に、ランドセル8の冠81が拘束されて、サブバッグ1の揺動等が規制される。第一固定片151及び第二固定片152を設ける位置は、冠81の上端から中央部までの領域に設けることが好ましい。本実施形態では、第二固定片が下方となり、第一固定片が上方となる構成を示したが、第一固定片が上方となり、第二固定片が下方となるように、変更してもよい。
もう一つの冠用固定具16は、図13及び図14に示したように、両端部が袋部11に固定され、その中ほどにランドセル8のベロ82及びサガリ金具83を通過させる貫通孔162を有する固定部161を有する構成である。固定部161は、袋部11の他方の面に配されている。固定部161の貫通孔162にベロ82及びサガリ金具83を通過させることによって、サブバッグ1の揺動等が規制される。固定部161の形状は、特に限定されないが、帯状などの扁平な形状にすることができる。固定部161を設ける位置は、冠の下端部に設けることが好ましい。
袋部11の上端部には、手提用の持ち手17を設けることが好ましい。これによって、図15に示したように、サブバッグ1を手提鞄として使用することが可能である。持ち手は、袋部11を手提鞄として提げることができるものであればよく、例えば、帯状の布片を環状に袋部に固定したものが挙げられる。
図16及び図17に示したように、サブバッグ1を手提鞄として使用する際には、袋部11を巻回した状態で、第一留具12の面ファスナー122を、袋部11の他方の面に設けた第二留具13を構成する面ファスナー131に留めて、袋部11を巻回した状態で保持するようにしてもよい。身長の低い児童がサブバッグ1を手提袋として使用すると、サブバッグ1の底が地面についた状態で引きずることが想定される。袋部11を巻回した状態で手提袋として使用することで、そのような事態を防止することができる。
上記の実施形態のサブバッグ1では、図2に示したように、袋部11は、一方の面を構成する縦長の長方形の生地181と、他方の面を構成する縦長の長方形の生地183と、袋部11の底部のマチを形成する生地182との3点を縫合して、袋状になしたものである。上記の第一留具12、取付具14、持ち手17、第一固定片151、第二固定片152、又は固定部16を、生地181、182、及び183と重ねて縫い合わせることが好ましい。これによって、生地181、182及び183を袋状にする際に、第一留具12等を併せて袋部11に固定することができる。また、このようにすることによって、第一留具12等が袋部11に固定される強度を高めることができる。
上記の実施形態のサブバッグ1では、取付具14、冠用固定具15、又は冠用固定部16は、使用していない状態、すなわち、閉じた状態において、袋部の一方の面又は他方の面から突出しない形状となっている。つまり、一方の面又は他方の面から見たときに、取付具14、冠用固定具15、又は冠用固定部16が、一方の面に配される生地181又は他方の面に配される生地183から、突出する形状ではないので、美感において優れるだけでなく、サブバッグ1を使用する際に、取付具14等の前記構造物が邪魔になりにくい。
上記の実施形態のサブバッグ1では、袋部11の上端部に第一留具12を配し、袋部の他方の面に第二留具13を配する構成である。第一留具は、袋部の下端部に配してもよい。
上記の実施形態のサブバッグ1では、一方の面に第一留具12が設けられ、他方の面に第二留具13が設けられる構成となっている。この構成を一方の面に第二留具を設けて、他方の面に第一留具を設けるようにしてもよい。
上記の実施形態のサブバッグ1では、一方の面にランドセルの上部に固定するための取付具14が設けられている。この構成を他方の面に取付具14を設けるようにしてもよい。
上記の実施形態のサブバッグでは、一方の面をサブバッグの表面とし、他方の面をサブバッグの裏面とする例を示した。一方の面が裏面となり、他方の面が表面になるように、変更してもよい。
上記のサブバッグでは、第一留具を長尺物とし、第二留具を面ファスナーなどの固定具にした。第一留具を面ファスナーなどの固定具として、第二留具を長尺物に変更してもよい。また、第一留具を紐や布片などの長尺物として、第二留具もまた紐や布片などの長尺物として、両者を連結する構成としてもよい。
1 ランドセル用サブバッグ
11 袋部
12 第一留具
13 第二留具
14 取付具
15 冠用固定具
16 冠用固定具
151 第一固定片
152 第二固定片
161 固定部
17 持ち手
8 ランドセル
81 冠

Claims (5)

  1. 袋部と、袋部に配される第一留具と、第一留具に対応する第二留具と、袋部をランドセルの上部に固定する取付具とを含むランドセル用サブバッグであり、
    袋部は巻回することが可能な素材で構成されており、
    第一留具及び第二留具を留めることによって、袋部を巻回した状態で留めて、袋部に荷物を入れた状態で取付具によってランドセルの上部に固定することが可能であり、
    第一留具は、袋部に設けられ、巻回方向に延びる長尺物であり、
    第二留具は、第一留具を留めるものであり、
    第一留具と第二留具を留めた状態で、第一留具が巻回された袋部に沿って追従し、第一留具が袋部の巻回された状態を保持する
    ランドセル用サブバッグ。
  2. 袋部は、延ばした状態の袋部がランドセルの冠に対して揺動しないように固定する冠用固定具をさらに備える請求項1に記載のランドセル用サブバッグ。
  3. 冠用固定具は、
    一端部が袋部に固定され、他端部が自由端とされた第一固定片と、
    一端部が袋部に固定され、他端部が自由端とされた第二固定片とを含み、
    第一固定片と第二固定片とは、それぞれの他端部において、接続又は分離可能に構成されている請求項1又は2に記載のランドセル用サブバッグ。
  4. 冠用固定具は、
    両端部が袋部に固定され、中ほどにランドセルのベロ及びサガリ金具を通過させる貫通孔を有する固定部を含む請求項1ないしのいずれかに記載のランドセル用サブバッグ。
  5. 袋部の上端部に手提用の持ち手をさらに備える請求項1ないしのいずれかに記載のランドセル用サブバッグ。
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