JP5357860B2 - 屋根用設置物取付金具 - Google Patents

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本発明は、横葺屋根上に、雪止め金具やソーラーパネルや融雪装置やそれらの取付具などの屋根上設置物を取付可能な屋根用設置物取付金具に関するものである。
従来の横葺屋根用の屋根用設置物取付金具としては、例えば、下記特許文献1がある。
この特許文献1を簡単に説明すると、一枚の金属板材を略コ字状に折曲形成して背板部の上下端部に下側挟持板部と上側挟持板部とが上下対向状態に連設する形状の金具本体が構成され、この金具本体の前記下側挟持板部と前記上側挟持板部との間に締付ボルトを架設して、この締付ボルトを締付回動若しくはこの締付ボルトに螺着したナットを締付回動して下側挟持板部と上側挟持板部との対向間隔を狭めることで、横葺屋根用の屋根板材の接合用重合板部に対して前記下側挟持板部と前記上側挟持板部とで締付挟持固定する挟持部が構成され、この金具本体の上部に、雪止め金具やソーラーパネルや融雪装置やそれらの取付具などの屋根上設置物を取付し得る取付部が設けられている。
また、挟持部の上側挟持板部の先端部は、下方へ折曲してこの折曲先端部の先端縁が前記屋根板材の接合用重合板部に食い込み係止する係止縁部に形成されている。
特願2009−194302号
横葺屋根には、平葺屋根と段葺屋根があり、段葺屋根は、屋根板材の接合用重合板部が平葺屋根のそれに比べて高さのある段形となっている。
このような段葺屋根に上記特許文献1を使用する場合には、屋根板材の接合用重合板部が高さを有する分変形し易いため、挟持部の締付が強すぎると、上側挟持板部の下向きの係止縁部が屋根板材の接合用重合板部の上面に深く食い込んで上面が反り返るように変形を生じてしまい、結果固定強度の低下を招いてしまう懸念がある。
また、係止縁部が屋根板材の接合用重合板部の上面に深く食い込むことで、屋根板材の塗装が剥がれてしまい易く、塗装が剥がれた箇所から錆の発生が懸念される。
本発明は、このような段葺屋根への使用において生じる懸念を払拭するために開発されたもので、挟持部で段葺屋根の屋根板材の接合用重合板部に挟持固定した際に、接合用重合板部の上面に変形を生じにくく、塗装剥がれも生じにくい屋根用設置物取付金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
横葺屋根R用の屋根板材1の横設する接合用重合板部2に対して上下から締付挟持固定する挟持部3を備えた金具本体Aの上部に、雪止め金具やソーラーパネル4Aや融雪装置やそれらの取付具4Bなどの屋根上設置物4を取付し得る取付部5を設けた屋根用設置物取付金具において、一枚の金属板材6を略コ字状に折曲形成して背板部7の上下端部に上側挟持板部8と下側挟持板部9とが上下対向状態に連設する形状の前記金具本体Aを構成し、この金具本体Aの前記上側挟持板部8と前記下側挟持板部9との間に締付ボルト10を架設して、この締付ボルト10を締付回動若しくはこの締付ボルト10に螺着したナット11を締付回動して上側挟持板部8と下側挟持板部9との対向間隔を狭めることで、前記屋根板材1の接合用重合板部2を前記上側挟持板部8と前記下側挟持板部9とで上下から締付挟持固定する前記挟持部3を構成し、この挟持部3の上側挟持板部8の先端部を下方へ略L字状に折曲することによりこの折曲先端板部12の下面と前記下側挟持板部9の先端板部とを対向状態に設けて、この折曲先端板部12の下面を前記屋根板材1の接合用重合板部2の上面に面接当接する面接部13とすると共に、この面接部13は、前記接合用重合板部2の横設方向に沿った長さを有する形状に形成し、この面接部13に、この面接部13の長さ方向に間隔を置いた両端側の二箇所に前記接合用重合板部2の上面に係合する係合突起14を突設し、前記折曲先端板部12の面接部13の上面の両端側の二箇所を上方から押圧することで、前記面接部13の長さ方向の両端側の二箇所を下方に膨出するように変形せしめて、この二箇所の膨出変形部分を前記係合突起14とし、前記下側挟持板部9の先端板部は、前記接合用重合板部2の下面に係合する係合突起を設けない構成としたことを特徴とする屋根用設置物取付金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、挟持部で屋根板材の接合用重合板部を締付挟持した際に上側挟持板部の面接部が接合用重合板部の上面の広範囲に面接するため、接合用重合板部の上面に変形を生じにくく、従って、比較的変形し易い段葺屋根に使用しても屋根板材の接合用重合板部の上面が反り返るような変形を生じないようにして取付固定でき、また、本発明の面接部は、上側挟持板部(金属板材)の先端部を略L字状に折曲形成した折曲先端板部の下面で構成したため、この面接部が接合用重合板部の上面に面接した際には金属板材の板バネ作用も手伝って強く圧接固定でき、加えて面接部に設けた複数の係合突起が接合用重合板部の上面に係合するので、本発明の挟持部は接合用重合板部に対して強固に固定できることとなり、しかも、このように強固に固定できる構成でありながら、面接部が接合用重合板部の上面に面接することで係合突起が接合用重合板部の上面には深く食い込まないので、この接合用重合板部の上面には塗装剥がれを生じにくく、塗装剥がれに起因する錆付きも生じにくく、その上、本発明の金具本体は、一枚の金属板材を折曲形成することによって構成したため、例えばプレス加工などにより容易に製作可能であると共に、材料の使用量も少ないために低コストで量産可能となるなど、極めて実用性に優れた画期的な屋根用設置物取付金具となる。
また、本発明においては、前記作用・効果を発揮する係合突起を、上側挟持板部の折曲先端板部の面接部から一体成形できるので、コストを掛けず係合突起を形成可能であると共に、この構成の係合突起は、プレス機などを用いて容易に製作できるために量産性にも富むなど、一層実用性に優れた構成の屋根用設置物取付金具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す別角度からの斜視図である。 本実施例の分解斜視図である。 本実施例を示す側断面図である。 本実施例の使用状態を示す概略説明斜視図である。 本実施例の使用状態を示す部分拡大説明側断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
横葺屋根Rの屋根板材1の接合用重合板部2を上側挟持板部8と下側挟持板部9とで挟むようにして金具本体Aを配設し、この上側挟持板部8と下側挟持板部9との間に架設した締付ボルト10を締付回動若しくはこの締付ボルト10に螺着したナット11を締付回動すると、上側挟持板部8と下側挟持板部9との対向間隔が狭められて、挟持部3が(上側挟持板部8と下側挟持板部9とが)前記接合用重合板部2を締付挟持し、本発明品が横葺屋根R上に固定される。
この際、本発明の挟持部3は、上側挟持板部8の先端部を下方へL字状に折曲することでこの折曲先端板部12下面の面接部13が下側挟持板部9の先端板部と対向状態に設けられていて、上側挟持板部8は前記面接部13が接合用重合板部2の上面に面接すると共に、下側挟持板部9の先端板部が接合用重合板部2の下面に接することで接合用重合板部2を挟持することになる。
また、この面接部13は、接合用重合板部2の横設方向に沿った長さを有するために、接合用重合板部2の上面の広範囲に面接することになる。そのため、この面接部13から接合用重合板部2の上面に加わる締付力は、この接合用重合板部2上面の広範囲に分散して加わることとなり、よって、面接部13が接合用重合板部2上面に深く食い込むようなことはなく、接合用重合板部2の上面に変形を生じにくい。
従って、本取付金具は、比較的変形し易い段葺屋根用の屋根板材1の接合用重合板部2に対しても変形を生じないようにして取付固定可能である。
また、この際、面接部13は、金属板材6(の上側挟持板部8の先端部)を折曲して成る折曲先端板部12の板バネ作用も手伝って接合用重合板部2の上面の広範囲に強固に面接圧接することとなり、加えて、面接部13の長さ方向に間隔を置いて設けた複数の係合突起14が、接合用重合板部2の上面に圧接係合するので、この複数の係合突起14の接合用重合板部2上面への強固な圧接係合作用が発揮されて、挟持部3が接合用重合板部2に対して確固に固定されることになる。
また、面接部13が接合用重合板部2の上面に食い込み係止せずに面接するので、この接合用重合板部2の上面に塗装剥がれを生じにくく、複数の係合突起14も接合用重合板部2の上面に圧接係合するが、面接部13が接合用重合板部2の上面に面接していることによってこの係合突起14が深く接合用重合板部2の上面に食い込むようなこともないので、本取付金具固定時の接合用重合板部2上面の塗装剥がれはあったとしても少なくとどまる。
従って、本取付金具を使用することが、屋根板材1の接合用重合板部2の錆付の原因とはなりにくく、屋根板材1の耐久性の劣化を招きにくい。
ところで、本出願人は、特願2010−146228号の図16,図17において、屋根傾斜方向に複数並設接続される横葺屋根R用の屋根板材1の接合用重合板部2間に補強板を挟み込んで接合用重合板部2を補強し、この補強した接合用重合板部2にこの種の屋根用設置物取付金具を取付する取付方法を提案している。そして、このような補強板を用いて補強する取付方法によれば、特許文献1のような取付金具を使用しても接合用重合板部2の必要以上の変形を防止できるので、この方法も段葺屋根への利用には非常に有効である。
しかし本発明によれば、補強板自体が不要であるので、屋根板材1設置時に補強板を接合用重合板部2間に挟み込むようなひと手間を加えずとも従来通りの設置作業で足りると共に、補強板を使用することによるコストアップも生じず、一層実用的である。
このようにして横葺屋根R(屋根板材1)上に固定された本取付金具の上部の取付部5を利用して、雪止め金具やソーラーパネル4Aや融雪装置やそれらの取付具4Bなどの屋根上設置物4を横葺屋根R上に取付できる。
また、一枚の金属板材6を略コ字状に折曲形成することで構成した本発明の金具本体Aは、例えばプレス加工などにより容易に製作可能であると共に、面接部13を有する折曲先端板部12を形成することも容易に可能であり、材料の使用量も少ないために比較的低コストで量産可能である。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。尚、図面の横葺屋根Rは、段葺屋根Rを示している。
本実施例は、段葺屋根Rの屋根板材1の接合用重合板部2に挟持固定する挟持部3を備えた金具本体Aの上部に、雪止め金具やソーラーパネル4Aや融雪装置やそれらの取付具4Bなどの屋根上設置物4を取付し得る取付部5を設けている。
具体的には、本実施例の金具本体Aは、図1,図2に示すように、一枚の帯状な金属板材6をプレス加工により略コ字状に折曲形成して背板部7(中間の立直板部)の上下端部に上側挟持板部8と下側挟持板部9とが上下対向状態に連設する形状に構成している。
本実施例の挟持部3は、図3,図4に示すように、金具本体Aの上側挟持板部8と下側挟持板部9との間に締付ボルト10を架設してこの締付ボルト10の先端にナット11を螺着し、このナット11を締付回動すると前記背板部7が弾性変形し、上側挟持板部8と下側挟持板部9との対向間隔が狭められて、屋根板材1の接合用重合板部2を前記上側挟持板部8と前記下側挟持板部9とで締付挟持固定可能な構成としている。即ち、コ字状の金具本体Aと締付ボルト10とナット11とで、前記挟持部3を構成している。
更に詳しくは、上側挟持板部8と下側挟持板部9とに前記締付ボルト10を挿通可能な挿通孔15を貫通形成し、この下側挟持板部9の下方から上側挟持板部8に向けて各挿通孔15に前記締付ボルト10のボルト先端部を挿通架設し、この上側挟持板部8より上方へ突出する締付ボルト10のボルト先端部に前記ナット11を螺着することで、金具本体Aに対し締付ボルト10を脱落防止状態に保持した構成としている。図中符号18は座金である。
また、この締付ボルト10の基端部の断面形状を角形に形成する一方、この締付ボルト10の角形基端部を挿通する前記下側挟持板部9の挿通孔15を角孔に形成して、この締付ボルト10の角形基端部を下側挟持板部9の挿通孔15に挿通した際に締付ボルト10が金具本体Aに対して回り止め状態となるように構成し、この回り止め状態の締付ボルト10に対して金具本体Aの上方でナット2の回動操作を容易に行えるようにしている。
また、本実施例では、挟持部3の上側挟持板部8の先端部を下方へ略L字状に折曲することによりこの折曲先端板部12の下面と前記下側挟持板部9の先端板部とを対向状態に設けている。
具体的には、図4に示すように、上側挟持板部8の先端部を下方へ略直角に垂下折曲し、更にこの垂下折曲部17の先端部をこの垂下折曲部17に対し略直角に折曲して(前記背板部7方向に向けて略直角に折曲して)、この上側挟持板部8の先端部を側方より見て略L字状を呈する折曲先端板部12に形成している。
また、この折曲先端板部12は、図1,図2に示すように、上側挟持板部8の先端部の左右横幅方向の全域を略L字状に折曲した構成とし、これによりこの折曲先端板部12の下面が、上側挟持板部8の幅方向の全域に帯板状に連続する形状となるように構成している。
また、本実施例では、この折曲先端板部12の帯板状の下面を前記屋根板材1の接合用重合板部2の上面に面接当接する面接部13とし、この面接部13が前記接合用重合板部2の横設方向に沿って面接可能となるように構成している。即ち、この面接部13は、前記接合用重合板部2の横設方向に沿った長さを有する帯板状に形成している。
また、本実施例では、この面接部13に、この面接部13の長さ方向に間隔を置いて前記接合用重合板部2の上面に係合する係合突起14を複数突設している。
具体的には、前記上側挟持板部8の折曲先端板部12の前記面接部13の上面の複数箇所を上方から押圧することで、前記面接部13の複数箇所を下方に小さく膨出するように変形させて、この複数の膨出変形部分を前記係合突起14としている。即ち、本実施例では、面接部13に係合突起14を一体的に形成している。
更に詳しくは、面接部13の長さ方向の両端側の二箇所に前記係合突起14を形成すると共に、この係合突起14は、面接部13からの突出度が小さい小突起に形成して、接合用重合板部2の上面に深く食い込むことのない構成としている。
また、本実施例の前記取付部5は、前記金具本体Aの前記上側挟持板部8より、この上側挟持板部8の前記挿通孔15を介して上方へ突出している前記締付ボルト10のボルト先端部で構成している。即ち、本実施例の締付ボルト10は、そのボルト先端部が屋根上設置物4の取付部5としての機能も兼ね備える構成としている。
尚、図5,図6では、この取付部5としてのボルト先端部に、設置物取付用ナット16を利用してソーラーパネル取付用の取付具4B(屋根上設置物4)を取付し、この取付具4Bを介して横葺屋根上にソーラーパネル4A(屋根上設置物4)を取付した場合を示している。
また、本実施例の金具本体Aは、常態で下側挟持板部9に対し上側挟持板部8が上方へ開いて、下側挟持板部9の先端板部と前記面接部13とに前記接合用重合板部2の挿入間隙が形成される形状(略コ字状)ように構成し、前記ナット11を締付回動すると、前記背板部7が弾性変形して下側挟持板部9と上側挟持板部8との対向間隔が狭まるが、この際、同時にナット11による締付力に抗する復帰弾性力が背板部7に生じて上側挟持板部8の挿通孔15周囲の上面がナット11の下面に圧接すると共に、下側挟持板部9の挿通孔15周囲の下面が締付ボルト10のボルト頭部の図示上側面に圧接し、この上側挟持板部8とナット11との圧接摩擦力と下側挟持板部9とボルト頭部との圧接摩擦力により、締付ボルト10とナット11の緩み止め作用が得られるように構成している。
また、本実施例では、図4,図6に示すように、前記背板部7の断面形状を、前記下側挟持板部9と前記上側挟持板部8との対向内側方向に向かって凸湾曲する断面湾曲形状に形成している。
具体的には、背板部7は、その幅方向の全域を側方より見てこの背板部7の後側(上側挟持板部8と下側挟持板部9とが突出する側の反対側)へ反った断面湾曲形状に形成している。言い換えると、背板部7を前記金具本体Aの外側(図4おいて左側)に反りかえらせている。
この反りかえり形状の背板部7は、前記ナット11を締付回動してこの背板部7が上側挟持板部8と下側挟持板部9とが対向を間隔を狭めようと弾性変形した際に、この弾性変形に抗する復帰弾性力を常時良好に発揮することになる。また、このような反りかえり形状の背板部7は、この背板部7が金具本体Aの外方へ膨らむように突出変形することも防止される。
即ち、ナット11を締付回動した際に背板部7が金具本体Aの外方へ膨らむように突出変形してしまうと、そのまま背板部7の形がくせ付けられて前記復帰弾性力を発揮できなくなってしまうが、本実施例では、背板部7の断面湾曲形状(反りかえり形状)が保たれることで背板部7が復帰弾性力を失わず、この復帰弾性力が永続的に発揮されることになる構成としている。従って、この永続的な背板部7の弾性力により、締付回動した締付ボルト10とナット11に対して常時下側挟持板部9と上側挟持板部8が圧接して摩擦抵抗が付与されることになるので、締付ボルト10とナット11の極めて良好な緩み止め作用が得られ、長期間にわたって挟持部3による締付固定状態が確保されることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 屋根板材
2 接合用重合板部
3 挟持部
4 屋根上設置物
4A ソーラーパネル
4B 取付具
5 取付部
6 金属板材
7 背板部
8 上側挟持板部
9 下側挟持板部
10 締付ボルト
11 ナット
12 折曲先端板部
13 面接部
14 係合突起
A 金具本体
R 横葺屋根

Claims (1)

  1. 横葺屋根用の屋根板材の横設する接合用重合板部に対して上下から締付挟持固定する挟持部を備えた金具本体の上部に、雪止め金具やソーラーパネルや融雪装置やそれらの取付具などの屋根上設置物を取付し得る取付部を設けた屋根用設置物取付金具において、一枚の金属板材を略コ字状に折曲形成して背板部の上下端部に上側挟持板部と下側挟持板部とが上下対向状態に連設する形状の前記金具本体を構成し、この金具本体の前記上側挟持板部と前記下側挟持板部との間に締付ボルトを架設して、この締付ボルトを締付回動若しくはこの締付ボルトに螺着したナットを締付回動して上側挟持板部と下側挟持板部との対向間隔を狭めることで、前記屋根板材の接合用重合板部を前記上側挟持板部と前記下側挟持板部とで上下から締付挟持固定する前記挟持部を構成し、この挟持部の上側挟持板部の先端部を下方へ略L字状に折曲することによりこの折曲先端板部の下面と前記下側挟持板部の先端板部とを対向状態に設けて、この折曲先端板部の下面を前記屋根板材の接合用重合板部の上面に面接当接する面接部とすると共に、この面接部は、前記接合用重合板部の横設方向に沿った長さを有する形状に形成し、この面接部に、この面接部の長さ方向に間隔を置いた両端側の二箇所に前記接合用重合板部の上面に係合する係合突起を突設し、前記折曲先端板部の面接部の上面の両端側の二箇所を上方から押圧することで、前記面接部の長さ方向の両端側の二箇所を下方に膨出するように変形せしめて、この二箇所の膨出変形部分を前記係合突起とし、前記下側挟持板部の先端板部は、前記接合用重合板部の下面に係合する係合突起を設けない構成としたことを特徴とする屋根用設置物取付金具。
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