JP2005048424A - 屋根用消雪金具 - Google Patents

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Shinichiro Otake
晋一郎 大竹
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NOMIZUYA SANGYO KK
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Abstract

【課題】 消雪機能を備える筒網体を、横葺き屋根上の所望位置に容易に設置できる消雪金具を提供する。
【解決手段】 筒網体1の背部に回動固定自在とした所定長さの連結杆2を付設し、前記連結杆2の端部に、一端側を蝶結又は係止連結し、他端側を上下開口自在とした上下挟持板31,32と、上下挟持板を貫通するボルト33及び緊締ナット34とを備えて横葺き屋根の巻きハゼ部分を挟持して固定する屋根装着部3を、連結杆2を前記貫通ボルト33に被挿して回動固定自在に設けてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋根に設置される消雪金具に関するものである。
屋根上に筒網体を設置することで、屋根積雪の融雪を促進する器具は知られている(特許文献1,2)。そして筒網体の屋根への設置手段として、屋根係止金具で吊り下げ支持したり(特許文献1)、屋根に装着される雪止め金具に付設している(特許文献2)。
登録実用新案第3021180号公報。 特開平9−235840号公報。
屋根融雪を促進する筒網体の設置箇所は、屋根形状と屋根装着機構の組み合わせで任意箇所にできたり、特定されたりする。例えば、特許文献2に記載されている例として縦葺き屋根(瓦棒屋根、折版屋根、縦平葺屋根等)に対する装着箇所は、巻きハゼ部分のいずれの箇所でも選択できるので融雪用筒網体も所望位置に設置できる。
しかし横葺き屋根においては、屋根への装着箇所となる巻きハゼ部分が、屋根の峰から裾まで連続的に設けられておらず、横方向に間欠的に形成されている。このため横葺き屋根においては、設置箇所が特定されてしまい、筒網体を屋根の峰から裾まで多段に設置する場合に最適間隔を保つことはできないし、一段配置の場合にも、軒先に近い最適位置への設置が困難な場合がある。
そこで本発明は、筒網体に屋根装着位置の変更が可能な屋根装着部を付設した新規な消雪金具を提案したものである。
本発明に係る消雪金具は、筒網体の背部に回動固定自在とした所定長さの連結杆を付設し、前記連結杆の端部に、横葺き屋根の巻きハゼ部分を挟持して固定される屋根装着部を、回動固定自在に設けてなることを特徴としたものである。
また特に屋根装着部を、一端側を蝶結又は係止連結し、他端側を上下開口自在とした上下挟持板と、上下挟持板を貫通するボルト及び緊締ナットで構成し、連結杆を前記貫通ボルトに被挿して屋根装着部の回動固定を実現してなるものである。
従って筒網体を所望の箇所に配置し、当該位置において、屋根装着部が装着可能に位置するように連結杆を所定の方向に設定すると共に固定し、連結杆の方向に対応して屋根装着部が巻きハゼに正対するように回動させて巻きハゼに装着することで、筒網体を屋根上の所望箇所に設置することができるものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示した屋根用消雪金具は、筒網体1と、連結杆2と、屋根装着部3とで構成される。
筒網体1は、長手方向に平行に配置したベース横杆11と、ベース横杆11と直交して所定間隔で連結固定(溶着)したベース縦杆12とで梯子状のベース部を構成する。尚ベース縦杆12は、後方ベース横杆11よりも後方に突出させると共に、扁平U状として後端部にボルト13を挿通し、ナット14を緊締することで、ベース部全体にわたって張った波板15を上下方向から挟持してなる。
更にベース部上には、前後ベース横杆11にアーチ状の膨出縦杆16を架設し、膨出縦杆16と格子状に連結する網横杆17を組み込み、更に網板18を張設して全体を筒網形状に形成する。
連結杆2は、所定の長さで、両端にボルト孔を設けたものであり、一端のボルト孔にはベース縦杆12に挿通したボルト13を挿通して、ベース縦杆12による波板15の挟持と同時にベース縦杆12と連結固定する。また他方のボルト孔は、後述する屋根装着部3の貫通ボルト33を挿通してなる。
屋根装着部3は、上下挟持板31,32を備え、上下挟持板31,32は、基部(一端側)が受け孔と差込部の組み合わせで、他端側を上下開口自在としたもので、上下挟持板31,32には各々ボルト孔を形成し、各ボルト孔及び連結杆2のボルト孔を貫通する貫通ボルト33を装着すると共に、貫通ボルト33に緊締ナット34を螺合してなるものである。
而してナット14,34を緩め、筒網体1を所望の箇所に位置せしめ、屋根装着部3の上下挟持板31,32が、横葺き屋根の巻きハゼaに対応する位置まで連結杆2を回動させ、当該回動角度でナット14を緊締して、連結杆2を固定する。更に上下挟持板31,32で巻きハゼaを挟持すると共に緊締ナット34を緊締して、連結杆2と屋根装着部3とを連結固定する。
従って筒網体1の設置箇所を任意としても、連結杆2の回動並びに屋根装着部3の回動で、巻きハゼaに対して正対して挟持固定することができ、特に前記実施形態では、上下挟持板31,32の挟持動作と連結杆2の固定動作を一緒にできるので、操作性の点で優れている。
また連結杆2のベース縦杆12との連結は、複数のベース縦杆12のいずれの縦杆と連結しても良い。
更に波板15を筒網体の下面に配設することで、筒網体1の筒網部分を通過した積雪は、波板15上に積もり、波板15の下面を空気が流れて、波板上の積雪の融雪が促進される作用がある。
尚本発明は前記の実施形態に限定されるものではなく、連結杆2と屋根装着部3との回動固定構造は、挟持操作と兼ねることなく、挟持機構と回動連結機構を各独立して設ける構造でも良い。
本発明の実施形態の全体斜視図。 同平面図。 同側面図(屋根装着状態の説明図)。 同側面図(筒網体の説明図)。
符号の説明
1 筒網体
11 ベース横杆
12 ベース縦杆
13 ボルト
14 ナット
15 波板
16 膨出縦杆
17 網横杆
18 網板
2 連結杆
3 屋根装着部
31 上部挟持板
32 下部挟持板
33 貫通ボルト
34 緊締ナット

Claims (2)

  1. 筒網体の背部に回動固定自在とした所定長さの連結杆を付設し、前記連結杆の端部に、横葺き屋根の巻きハゼ部分を挟持して固定される屋根装着部を、回動固定自在に設けてなることを特徴とする屋根用消雪金具
  2. 屋根装着部を、一端側を蝶結又は係止連結し、他端側を上下開口自在とした上下挟持板と、上下挟持板を貫通するボルト及び緊締ナットで構成し、連結杆を前記貫通ボルトに被挿して屋根装着部の回動固定を実現してなる請求項1記載の屋根用消雪金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012117246A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nojima Kakusei Seisakusho:Kk 屋根用設置物取付金具
JP2016008482A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 京セラ株式会社 太陽電池装置

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