JP5352825B2 - 包装体 - Google Patents
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Description
かかるフィルム袋には、包装したウェットシートを個々に取り出すための取出口が形成されている。さらに、取出口から液体の揮発を防ぐため、フィルム袋の表面に、前記取出口を密封状に覆う蓋材が貼付されている。
不正行為としては、例えば、悪意者が、蓋材を剥がし、取出口からフィルム袋内に異物などを混入した後、蓋材を元の通りフィルム袋に再貼付する、或いは、悪意者が、蓋材を剥がし、取出口からウェットシートを抜き取った後、蓋材を元の通りフィルム袋に再貼付する、などの行為が挙げられる。
このような不正行為が行われたウェットシート包装体は、正規な消費者に提供される前に発見されなければならない。
しかしながら、従来公知の封緘ラベルは、不正行為の抑止のために貼付されるので、剥がし難くなっている。このため、正規な消費者にとっては、封緘ラベルは本来不要であるにも拘わらず、封緘ラベルの面倒な剥離作業が必要となる。
さらに、ウェットシート包装体の蓋材は、ウェットシートを取り出した後に再封され、再び剥離される。このため、蓋材に封緘ラベルの一部が残存していると、蓋材の再封や、再びウェットシートを取り出すときに蓋材を剥離し難く、更に、蓋材の外観も悪い。
この封緘ラベルの一端部には摘み部が設けられているので、この部分を摘んで封緘ラベルを容易に引き剥がすことができる。従って、正規な消費者にとっては、本来不要な封緘ラベルが貼付されていても、摘み部を利用することにより、封緘ラベルを容易に引き剥がすことができる。
また、上記包装体は、封緘ラベルの摘み部が蓋材の他端部側に位置し且つ封緘ラベルの他端部が蓋材の摘み部側に位置しているので、封緘ラベルの引き剥がし方向(封緘ラベルの一端部から他端部への方向)と、蓋材の引き剥がし方向(蓋材の一端部から他端部への方向)とが対向している。このため、封緘ラベルを引き剥がしたときに、蓋材が封緘ラベルと共に剥がれる虞がない。
上記包装体は、封緘ラベルが蓋材及びフィルム袋の少なくとも何れか一方から剥がれるまでの間に、切込み線の端部から封緘ラベルが破断するように、封緘ラベルが貼付されているので、この破断の有無を確認することによって、封緘ラベルが剥離されたか否かを判別できる。
このように上記包装体は、蓋材を剥離する際には、先ず封緘ラベルを蓋材から剥離しなければならず、封緘ラベルを蓋材から剥離すると、封緘ラベルに破断が生じるので、不正行為を発見できる。
封緘ラベルは、剥離可能に貼付されているので、封緘ラベルの一端部に設けられた摘み部を利用せず、悪意者が、封緘ラベルの他端部の縁を爪で捲り、封緘ラベルを他端部から剥離することも考えられる。
上記好ましい包装体は、封緘ラベルの他端部の縁に切り目が複数形成されているので、悪意者が、封緘ラベルの他端部から剥離しようとすると、前記切り目から封緘ラベルが破断する。このため、この破断の有無を確認することによって、封緘ラベルが剥離されたか否かを判別できる。
上記他の好ましい包装体は、摘み部を含む蓋材とフィルム袋に跨って封緘ラベルが貼付されているので、封緘ラベルを剥離しなければ蓋材を剥離することが困難である。従って、上記他の好ましい包装体によれば、悪意者が、蓋材の摘み部から蓋材の一部分を剥離し、取出口を少しだけ開放して不正行為を行うことを防止できる。
さらに、本発明の包装体は、封緘ラベルに摘み部が設けられているので、封緘ラベルを容易に引き剥がすことができる。また、引き剥がした封緘ラベルは無秩序に破断せず、切込み線の端部から破断して封緘ラベルの一部分が蓋材などに残存するので、該残存した封緘ラベルの一部分を容易に除去することができる。
図1及び図2に於いて、包装体1は、液体が含浸された複数枚のウェットシート(物品の1種。図示せず)と、前記ウェットシートを包装し且つ取出口31が形成された柔軟なフィルム袋3と、前記取出口31を覆って前記フィルム袋3に剥離可能に貼付された蓋材5と、前記フィルム袋3と蓋材5に跨って剥離可能に貼付された封緘ラベル7と、を備える。ウェットシートを包装した包装体1は、ウェットシート包装体と呼ばれる。
以下、具体的に各構成要素毎に分説して、本発明の包装体1を説明する。
上記ウェットシートは、適宜の形状に折り畳まれ、その複数枚が重ね合わされた態様で(シート積層体で)、フィルム袋3内に収納されている。
フィルム袋3を構成するフィルムの材質は、特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。代表的には、金属薄膜などのガスバリア層が積層されたベースフィルムとシーラント層とを有する積層フィルムなどが挙げられる。前記ベースフィルムとしては、例えば、アルミニウムを蒸着した合成樹脂フィルム(例えばアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム)などが挙げられる。前記シーラント層としては、ポリエチレン層などが挙げられる。
フィルム袋3のフィルム厚は、通常、30μm〜100μm程度である。
かかるフィルム袋3の一面には、前記シート積層体の各ウェットシートを取り出すための取出口31が開口され得る。
上記平面視環状の切込み線32は、実質的に端部のない無端状の切込み線であり、図示したような平面視略楕円形状のほか、平面視略円形状、平面視略矩形状、平面視略三角形状、その他任意の形状に形成できる。
なお、平面視環状の切込み線32は、完全な無端状ではなく(実質的に端部のない無端状)、一部分において厚み方向に貫通していない部分を有する。フィルム袋3の面内に完全な無端状の切込み線を形成した場合には、その切込み線で囲われた部分が打ち抜かれた開口部(孔)となる。上記切込み線32は、切込み線形成時に切込み線32で囲われた部分が抜けず、蓋材5の剥離時に該切込み線32で囲われた部分が蓋材5と共に切り取られる。
図3(a)は、蓋材5が貼付されたフィルム袋3の斜視図である。換言すると、図3(a)は、封緘ラベル7が貼付されていない状態のフィルム袋3の斜視図である。
蓋材5は、フィルム袋3の表面に剥離可能に貼付される貼付部51(蓋材5の貼付部51を「蓋材貼付部51」という場合がある)と、蓋材5の一端部5aに設けられた摘み部52(蓋材5に設けられた摘み部52を「蓋材摘み部52」という場合がある)と、を有する。
なお、図3(a)において、蓋材貼付部51と蓋材摘み部52の形成範囲を判りやすく図示するため、蓋材貼付部51の形成範囲を薄墨塗りで表し、蓋材摘み部52の形成範囲を網掛けで表している。
本実施形態では、蓋材5は、平面視略矩形状に形成されている。この蓋材5の一端部5a(略矩形状の長手方向一端部)には、蓋材摘み部52が延設され、前記蓋材摘み部52以外の部分が、蓋材貼付部51とされている。蓋材摘み部52は、例えば、山型状の縁を有する平面視形状に形成されている。
蓋材摘み部52は、フィルム袋3に対して非接着又は弱接着な部分である。なお、弱接着とは、僅かな力で簡単に剥離する程度に極めて弱い接着力で接着していることをいう。
マスキング剤とは、粘着剤の粘着力を隠蔽する性質を有するものである。マスキング剤としては、例えば、紫外線硬化型インキなどが挙げられる。
例えば、上記蓋材貼付部51及び蓋材摘み部52を有する蓋材5は、シートの裏面のうち、その一端部(蓋材摘み部52の形成予定部分)を除いた裏面に前記粘着剤を塗工することによって形成することもできる。この場合、前記粘着剤が塗工された部分が蓋材貼付部51となり、前記粘着剤が塗工されなかった部分が蓋材摘み部52となる。
(a)蓋材貼付部51の裏面全体に前記強粘着剤を塗工し、且つその他端部5bの裏面を除く蓋材貼付部51の裏面であって前記強粘着剤の裏面に易剥離層を薄く塗工する方法、(b)蓋材5の他端部5bの裏面に強接着剤を塗工し、且つ前記他端部5bの裏面を除く蓋材貼付部51の裏面に上記粘着剤を塗工する方法、(c)蓋材貼付部51の裏面全体に強粘着剤を塗工し、且つフィルム袋3の表面のうち蓋材貼付部51が重なる範囲(但し、他端部5bが重なる範囲を除く)に、易剥離層を薄く塗工する方法、などが挙げられる。
蓋材5を形成するシートの厚みは、その材質によって異なるものの、通常、20μm〜200μm程度である。また、該シートには、必要に応じて、商品名などの意匠印刷が施されていてもよい。
図3(b)に示すように、貼付された蓋材5の蓋材摘み部52を摘み、これを起点として蓋材5の他端部5b方向(蓋材5の一端部5aに対して略180度の方向)へ蓋材5を引き剥がすことにより、蓋材5をフィルム袋3から剥離できる。蓋材5を剥離したとき、フィルム袋3から切込み線32で囲われた部分が蓋材5と共に切り取られることによって、取出口31を開放できる。また、剥離した蓋材5を元の通りにフィルム袋3の表面に再貼付することによって、取出口31を再封できる。
図4は、封緘ラベル7の背面図である。
封緘ラベル7は、図1、図2及び図4に示すように、蓋材5及びフィルム袋3に剥離可能に貼付される貼付部71(封緘ラベル7の貼付部71を「ラベル貼付部71」という場合がある)と、封緘ラベル7の一端部7aに設けられた摘み部72(封緘ラベル7に設けられた摘み部72を「ラベル摘み部72」という場合がある)と、を有する。
なお、図4において、ラベル貼付部71とラベル摘み部72の形成範囲を判りやすく図示するため、ラベル貼付部71の形成範囲を薄墨塗りで表し、ラベル摘み部72の形成範囲を網掛けで表している。
本実施形態では、封緘ラベル7は、略円形状と略三角形状が組み合わされた平面視形状に形成されている。この封緘ラベル7の一端部7aには、ラベル摘み部72が延設され、前記ラベル摘み部72以外の部分が、ラベル貼付部71とされている。ラベル摘み部72は、例えば、山型状の縁を有する平面視形状に形成されている。
ラベル摘み部72は、蓋材摘み部52と同様に、フィルム袋3及び/又は蓋材5に対して非接着又は弱接着な部分である。
ラベル摘み部72及びラベル貼付部71を有する封緘ラベル7は、上記蓋材5の他の形成方法に準じて作製することもできる。
封緘ラベル7を形成するシートの厚みは、余りに薄いと引き剥がし難いため、通常、30μm以上が好ましく、さらに、30μm〜300μmがより好ましい。また、該シートには、必要に応じて、商品名などの意匠印刷が施されていてもよい。
すなわち、封緘ラベル7のラベル貼付部71は、粘着剤を介して剥離可能に貼付されているので、封緘ラベル7の一端部7aに設けられたラベル摘み部72を利用せず、封緘ラベル7の他端部7bの縁を爪で捲り、封緘ラベル7を他端部7bから剥離することも可能である。このように爪で捲った場合には、通常、封緘ラベル7に皺が生じるので、該皺の有無を確認することによって、封緘ラベル7が剥離されたか否かを判別できる。
この点、上記のように封緘ラベル7の他端部7bの縁に切り目73が形成されていることによって、封緘ラベル7の他端部7bから剥離した場合、前記切り目73から封緘ラベル7の面内に破断が生じる。よって、この破断の有無を確認することによって、封緘ラベル7が剥離されたか否かを判別できる。
この非直線且つ有端状の切込み線74は、その両端部74a,74aを結んだ仮想直線を基準にして、該仮想直線よりもラベル摘み部72側へ膨らんだ部分を有する。本実施形態では、切込み線74は、両端部74a,74aからラベル摘み部72方向へ半円弧状に膨らんだ平面視略U字状に形成されている。
上記切込み線74で囲われた部分を含むラベル貼付部71は、粘着剤を介してフィルム袋3及び蓋材5の表面に貼付可能である。
切込み線74で囲われた部分の一部分に易剥離部79が形成されていることにより、封緘ラベル7を剥離した後に残存する残存部分(この残存部分については後述する)が捲り易くなる。このため、前記残存部分の除去を容易に行える。
該封緘ラベル7は、ラベル摘み部72を摘み、これを起点にして封緘ラベル7の他端部7b方向(封緘ラベル7の一端部7aに対して略180度の方向)へ封緘ラベル7を引き剥がしたときに、封緘ラベル7が蓋材5及びフィルム袋3の少なくとも何れか一方の表面から完全に剥がれるまでの間に、切込み線74の端部74aから封緘ラベル7が破断するように、貼付されている。
封緘ラベル7のラベル摘み部72が蓋材5に重なる(蓋材5の範囲内に位置する)ように、封緘ラベル7が貼付されている。
(2)ラベル貼付部71の位置
封緘ラベル7のラベル貼付部71が蓋材摘み部52を実質的に覆うように、封緘ラベル7が蓋材摘み部52の表面を含む範囲に貼付されている。
(3)切込み線74の位置
封緘ラベル7の切込み線74が蓋材5に重なる(蓋材5の範囲内に位置する)ように、封緘ラベル7が貼付されている。
(4)封緘ラベル7の向き
封緘ラベル7のラベル摘み部72(一端部7a)が蓋材5の他端部5b側に位置し、且つ封緘ラベル7の他端部7bが蓋材5の蓋材摘み部52側(一端部5a側)に位置するように、封緘ラベル7が貼付されている。
そして、ラベル摘み部72を摘み、このラベル摘み部72を起点として封緘ラベル7の他端部7b方向へ引き出すと、ラベル貼付部71が徐々に引き剥がれていく。しかし、封緘ラベル7の面内には、上記切込み線74が蓋材5に重なるように形成されているので、ラベル貼付部71が蓋材5の表面から完全に離れる前に、ラベル貼付部71は、切込み線74を境にして、剥離していく部分と剥離しない部分に分かれる。さらに、封緘ラベル7を他端部7b方向へ引き出すと、封緘ラベル7の面内において、切込み線74の端部74aから他端部7b方向へ破断が生じる。
このように封緘ラベル7を引き剥がそうとすると、ラベル貼付部71が蓋材5の表面から完全に離れる前に、封緘ラベル7の面内に破断が生じるので、この破断の有無を確認することによって、封緘ラベル7が剥離されたか否かを判別できる。
正規な消費者は、この残存部分Aを更に剥離除去することによって、蓋材5の剥離、再封を行うことができる。上記残存部分Aは、切込み線74で囲われた部分及びその端部74aの縁形状を含む封緘ラベルの一部分なので、切込み線74の縁等から残存部分Aを捲り、残存部分Aを容易に除去することができる。残存部分Aを除去すれば、蓋材5の再封や再剥離を行い易く、更に、蓋材5の外観も良好となる。
例えば、悪意者が、封緘ラベル7を剥離する際、蓋材5の表面に貼付された部分のみを剥離すれば、蓋材5を剥離して取出口31を開放することもできる。同様に、悪意者が、封緘ラベル7を剥離する際、フィルム袋3に貼付された部分のみを剥離すれば、蓋材5を剥離して取出口31を開放することもできる。
本発明の包装体1は、封緘ラベル7を剥離する際、封緘ラベル7が蓋材5及びフィルム袋3の少なくとも何れか一方から完全に剥がれるまでの間に、封緘ラベル7に破断が生じる。このため、悪意者の不正行為を容易に発見でき、さらに、不正行為を抑止できる。
封緘ラベル7は、フィルム袋3と蓋材5とに跨って貼付されており、さらに、ラベル摘み部72を起点にして封緘ラベル7をその他端部7b方向へ引き剥がし且つ封緘ラベル7が蓋材5及びフィルム袋3の少なくとも何れか一方から剥がれるまでの間に、切込み線74の端部から封緘ラベルに破断が生じるように貼付されていればよい。
さらに、上記実施形態では、封緘ラベル7に形成された切込み線74は、平面視略U字状に形成されているが、これに限定されず、平面視略V字状、平面視略コの字状などの様々な形状に形成できる。
なお、図6〜図8において、便宜上、ラベル摘み部72の形成範囲を網掛けで表している。
ラベル摘み部72が蓋材5に実質的に重なるような位置に貼付されている場合、切込み線74が、蓋材5に重なる位置、又は蓋材5とフィルム袋3に跨るような位置に、封緘ラベル7が貼付されていることが好ましい。
ラベル摘み部72がフィルム袋3に重なるような位置に貼付されている場合、切込み線74が、ラベル摘み部72と蓋材5の一方の側部の間におけるフィルム袋3とに重なるような位置、又は蓋材5とフィルム袋3に跨るような位置に、封緘ラベル7が貼付されていることが好ましい。
さらに、切込み線74はラベル摘み部72の近傍に形成されている。該切込み線74がラベル摘み部72と蓋材5の一方の側部の間におけるフィルム袋3に重なるような位置に、封緘ラベル7が貼付されている。
また、上記図6〜図8に様々な他の実施形態を示したが、これら各図に示した一部の形態を適宜、置換、変更、付加などしてもよい。例えば、図8(a)の封緘ラベル7の切込み線74を、図6(a)に示すような複数の切込み線74に置換してもよい。
Claims (3)
- 物品を包装するフィルム袋であって前記物品を取り出すための取出口が開口され得るフィルム袋と、前記取出口を覆って前記フィルム袋に剥離可能に貼付された蓋材と、前記フィルム袋と前記蓋材に跨って剥離可能に貼付された封緘ラベルと、を備え、
前記封緘ラベルの一端部に摘み部が設けられ、前記封緘ラベルの面内に有端状の切込み線が形成されており、
前記有端状の切込み線が、その両端部を結んだ仮想直線よりも前記封緘ラベルの摘み部側へ膨らんだ部分を有し、
前記蓋材の一端部に摘み部が設けられ、前記封緘ラベルの摘み部が蓋材の他端部側に位置し且つ封緘ラベルの他端部が蓋材の摘み部側に位置するように、前記封緘ラベルが貼付されており、
前記封緘ラベルの摘み部を起点にして封緘ラベルを他端部方向へ引き剥がし且つ前記封緘ラベルが前記蓋材及び前記フィルム袋の少なくとも何れか一方から剥がれるまでの間に、前記切込み線の端部から封緘ラベルが破断することを特徴とする包装体。 - 前記封緘ラベルの他端部の縁の複数箇所に、切り目が形成されている請求項1に記載の包装体。
- 前記封緘ラベルが前記蓋材の摘み部を含んで貼付されている請求項1または2に記載の包装体。
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