JP2013180827A - チャイルドレジスタンス機能付包装容器 - Google Patents

チャイルドレジスタンス機能付包装容器 Download PDF

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正保 林
Takayoshi Tsuruta
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Abstract

【課題】容器を容易に開封できないチャイルドプルーフ機能を付し、安全性を向上させた包装容器を提供する。
【解決手段】
内容物を挟入する一対の胴材2の周囲をヒートシールして収容部4を形成し、周囲の一部であって、ヒートシール部3の一部分に開封用のノッチ6を設けた包装容器1において、ヒートシール部3に貫通穴5を形成し、ノッチ6は、貫通穴5の外周縁に形成され、かつ収容部4と連通して開口するように形成され、貫通穴5およびノッチ6を覆い隠すように包装容器1の表面に剥離可能な被覆シート10を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容物を挟入する一対の胴材の周囲をヒートシールし、周囲の一部であって、ヒートシール部の一部分に開封用のノッチを設けた包装容器に関し、より詳細には、ノッチを、包装容器の未開封時に外側から視認できなくするとともに開封時には露出させるようにした被覆手段を備えて開封安全性を高めた包装容器に関する。
従来、醤油やマヨネーズなどの食品用調味料、歯磨粉やシャンプーなどの日用生活品またはハンドクリームなどの化粧品、あるいは顆粒や錠剤からなる胃腸薬などの医薬品は、周囲をヒートシールされた積層包装材からなる包装容器内に充填されており、消費者は、ヒートシールの一部分に形成されたノッチを起点に容器の一部を破断し、注出口を開口させて内容物を取り出すものがある。
例えば、特許文献1に示すように、ヒートシールされた上方シール部と下方シール部に囲まれて形成された注出口とからなり、上方シール部には、下向きに切り欠かれた第1の凹部と、この第1の凹部に隣接して上向きに張り出した摘み部が設けられ、注出口の未シール部の表面には、注出口の注出方向と略直交し、摘み部の下部から下方シール部に横断する、少なくとも3本の溝からなるハーフカット溝が設けられ、ハーフカット溝の3本の溝のうち、少なくとも下側の溝の2本の溝を切断するように、第1の凹部の下端から摘み部の下部に向かって、ハーフカット溝を横断する方向にノッチ設けることで、他の容器に移し替えて使用する際に、予定した切り取り方向に誘導され、容易にかつ確実に開封できる注出口付きパウチ容器がある。
また、例えば、特許文献2に示すように、封着端および摘み補助部を有する包装容器の半片の間に包装物を挿入し、半片を互いに接合し、一方の半片が比較的低い曲げ強度の材料から選択され、他方の半片が実質的に高い曲げ強度の材料から選択され、摘み補助部の開始領域に脆弱線を有するように設定されることで、平坦で感圧性の医薬品、特に経皮治療製剤のための、剥離可能な縁端密着袋に使用できるとともに、子どもによる望ましからざる使用に対する安全性を向上できるという。
特開2011−162212号公報 特表2002−503187号公報
しかしながら、このような特許文献1〜2に記載の包装容器では、容器の開封を容易とするものの、容器が未開封状態においては、容器端部の一部分に形成された開封に必要なノッチが常時露出しているため、例えば、幼児を含む子どもなどがこのノッチを見つけ易く、悪戯や誤ってノッチを起点に容器の一部を破断してしまい、注出口を開口させたり、内容物を流出させてしまうという問題があった。
このため、本発明では、容器未開封状態において幼児を含む子どもなどにノッチの形成位置を分かり辛くし、容器を容易に開封できないチャイルドプルーフ機能を付し、安全性を向上させた包装容器を提供するものである。
このため、請求項1に記載の発明は、内容物を挟入する一対の胴材の周囲をヒートシールして収容部を形成し、前記周囲の一部であって、ヒートシール部の一部分に開封用のノッチを設けた包装容器において、前記ヒートシール部に貫通穴を形成し、前記ノッチは、前記貫通穴の外周縁に形成され、かつ前記収容部と連通して開口するように形成され、前記貫通穴および前記ノッチを覆い隠すように前記包装容器の表面に剥離可能な被覆シートを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の包装容器において、前記ノッチは、2箇所に設けられるとともに、該ノッチの切り込み方向が同一であり、該ノッチによって摘み片を形成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の包装容器において、前記被覆シートの一端部に接着剤が未塗布の該被覆シート剥離用非接着部を設け、該非接着部を該被覆シートを剥離する際のシート摘み片とし、前記シート摘み片は、前記ノッチの切り込み方向側の端部に形成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装容器において、前記包装容器と前記被覆シートに、一体的な色および/または模様の印刷を施すことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器において、前記被覆シートを前記包装容器に貼付する際に、該被覆シートの前記貫通穴に対応する部位に接着剤未塗布部を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内容物を挟入する一対の胴材の周囲をヒートシールして収容部を形成し、周囲の一部であって、ヒートシール部の一部分に開封用のノッチを設けた包装容器において、ヒートシール部に貫通穴を形成し、ノッチは、貫通穴の外周縁に形成され、かつ収容部と連通して開口するように形成され、貫通穴およびノッチを覆い隠すように包装容器の表面に剥離可能な被覆シートを備えるので、包装容器の未開封状態において貫通穴およびノッチは被覆シートによって塞がれているとともに、貫通穴およびノッチを分かり辛くし、悪戯や誤ってノッチを起点に容器の一部を破断し、容器を開封させたり、内容物を流出させてしまうことを防ぐことができる。従って、安全性を向上させた包装容器を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ノッチは、2箇所に設けられるとともに、ノッチの切り込み方向が同一であり、ノッチによって摘み片を形成するので、摘み片を指で摘まんで胴材を引き裂くことができ、胴材をノッチの切り込み方向へ容易に引き裂くとともに、開口を確実に形成することができる。従って、安全性および利便性を向上させた包装容器を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、被覆シートの一端部に接着剤が未塗布の被覆シート剥離用非接着部を設け、非接着部を被覆シートを剥離する際のシート摘み片とし、シート摘み片は、ノッチの切り込み方向側の端部に形成するので、被覆シートをスムーズに包装容器から剥離することができる。また、被覆シートを剥離する際に被覆シートと摘み片とが接着したままの状態となり、ノッチを起点に容器の一部を破断したり、容器を開封させたりすることがない。従って、安全性および利便性を向上させた包装容器を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、包装容器と被覆シートに、一体的な色および/または模様の印刷を施すので、被覆シートの外形および貫通穴が視認し辛くなり、被覆シートの存在を認識することが困難となる。そして、幼児を含む子どもなどが容易に被覆シートを剥離することができないので、子どもなどによる容器の容易な開封を防ぐことができる。従って、安全性および利便性を向上させた包装容器を提供することができる。また、包装容器に設けられた貫通穴の部位にも被覆シートを介して印刷を設けることができるので、印刷領域を広く確保することができる。
請求項5に記載の発明によれば、被覆シートを包装容器に貼付する際に、被覆シートの貫通穴に対応する部位に接着剤未塗布部を設けたので、接着剤が貫通穴から外面に露出することがなく、包装用容器を重ねた際に互いに接着することや、包装容器が意図しない場所に付着すること、接着剤の露出部に埃などが付着することなどの不具合を防げる。従って、安全性および利便性を向上させた包装容器を提供することができる。
本発明の一例を示す、被覆シートを備える包装容器の正面図である。 図1における包装容器のA矢視側面図である。 図1における包装容器の斜視図である。 被覆シートを剥離した包装容器の正面図である。 ノッチを起点にして胴材を引き裂くことで開口を形成する説明図である。 包装容器から内容物を注出する説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について詳述する。図1は本発明の一例を示す、被覆シートを備える包装容器の正面図、図2は図1における包装容器のA矢視側面図、図3は図1における包装容器の斜視図、図4は被覆シートを剥離した包装容器の正面図、図5はノッチを起点にして胴材を引き裂くことで開口を形成する説明図、図6は包装容器から内容物を注出する説明図である。
本願発明の包装容器1は、内容物に、例えば、醤油やマヨネーズ、ケチャップなどの調味料を含む食品、歯磨粉などの練り状物やシャンプーなどの日用生活品またはハンドクリームなどの化粧品、あるいは、顆粒や錠剤からなる胃腸薬などの医薬品を例示するが、あらゆる内容物を収容することができる。
そして、図1〜4に示すように、本願包装容器1は、例えば長方形(正方形や三角形など限定しない)を有する両側面1対の胴材2の端部周囲をヒートシールして収容部4を形成し、この収容部4内に上述したような内容物が収容されている。
また、胴材2は、周知のように、外側から内容物を密封し接触する内側へ向けて順に、一軸延伸ポリプロピレン(OPP)などのポリオレフィン組成物からなる周知の表面基材層(印刷基材層)、インキ層、接着層およびシーラント層などからなる積層体であってもよい。
表面基材層としての印刷基材層は、延伸ナイロンフィルム(ONy)などを用いることができ、周知の印刷方法によって、内容表示または美感付与等の目的で設けられるものであり、適宜必要に応じて用いられる。通常、この印刷基材層は、表面基材層の下面側、すなわち包装容器1が作製された際に表面基材層の内側(内容物側)になるように形成される。
接着層は、周知のもので衛生的に支障のない、例えば二液硬化型ポリウレタン接着剤などを用いることができる。
シーラント層は、表面基材層下面(収容部4側の面)に接着剤を介して設けられ、包装容器1が作製された際には、内容物に接触する最内層となる。このシーラント層としては、ポリエチレン(PE)や、低密度ポリエチレンフィルム、超低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム(これらポリエチレンフィルムの略称をPEF)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、無延伸ポリプロピレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレン−アクリル酸共重合体フィルム、エチレン−メタクリル酸共重合体フィルム、エチレン−メチルアクリレート共重合体フィルム、エチレン−エチルアクリレート共重合体フィルム、エチレン−メチルメタクリレート共重合体フィルム、アイオノマーフィルムのうち、何れか一種以上のフィルムが使用され、単層シーラント層または多層シーラント層とすることができる。
このような包装容器1における一辺端部(図1では上側辺)のヒートシール部3に、貫通穴5を形成する。また、貫通穴5の外周縁には、2箇所のノッチ6aと6bとを平行に形成する。この2箇所のノッチ6aと6bは同一の切り込み方向であり、上方側のノッチ6aと下方側のノッチ6bとによってこのノッチの間に摘み片7が形成されている。さらに、収容部4と連通しており、ノッチ6を起点に胴材2を引き裂いた時に切断されて開口8が形成される注出部9を、ノッチ6の切り込み延長方向(図1ではノッチ6の右側)に形成する。
なお、貫通穴5の形状は特に限定されるものではなく、後述する開封時に貫通穴5へ指を挿入することができればよく、円形でも四角形でもよい。また、注出部9は形成される必要はなく、ノッチ6を起点に胴材2を引き裂いた時に開口8が形成されればよく、胴材2を引き裂いた際に収容部4の一部を切断して開口8を形成する構成としてもよい。さらに、ノッチ6は2箇所に形成する必要はなく、ノッチ6を起点に胴材2を引き裂いた時に開口8を形成することができればよく、ノッチ6を1箇所とする構成としてもよい。また、ノッチ6の切り込み方向は、胴材2の延伸方向と同じ方向にするのが望ましく、開封時における胴材2の引き裂きが容易に行える。
そして、貫通穴5およびノッチ6を覆い隠すように包装容器1の表面へ剥離可能に被覆シート10を貼付する。従って、貫通穴5およびノッチ6は被覆シート10によって塞がれている。開封時には、被覆シート10を剥離し、貫通穴5に指を通して摘み片7を指で摘み、2箇所のノッチ6aおよびノッチ6bを起点にしてノッチ6の切り込み方向に胴材2を引き裂くことで、注出部9を切断して開口8を形成する。
被覆シート10は、離型紙やラベルに用いられる周知の樹脂フィルム、紙基材またはそれらを種々積層した積層体などであってもよく、印刷層を有する構成としてもよい。包装容器1と被覆シート10に、包装容器1と被覆シート10とが一体的に認識できるような印刷、例えば、同一の色、連続した模様などの図柄や文字などを施すことで、被覆シート10の外形および貫通穴5が視認し辛くなり、被覆シート10の存在を認識することが困難となる。従って、幼児を含む子どもなどが容易に被覆シート10を剥離すことができない。また、包装容器1に設けられた貫通穴5の部位にも被覆シート10を介して印刷を設けることができるので、印刷領域を広く確保することができる。さらに、被覆シート10を付着した際に貫通穴5に嵌合するとともに、貫通穴5から突出しない凸部を被覆シート10に設けてもよく、被覆シート10を貼付する面の背面側からも貫通穴5の視認がし辛くなり、子どもなどが容易に被覆シート10を剥離することができない。
被覆シート10を包装容器1の表面に貼付する接着剤は、被覆シート10の剥離が可能であり、被覆シート10を剥離した際に接着剤が包装容器1の表面に残らないものであれば特に限定されるものではなく、周知の接着剤を用いることができる。なお、被覆シート10を剥離した際に接着剤が包装容器1の表面に残らないので、包装容器1の開封時に接着剤の指への付着がなく、容易に開封ができるとともに、包装容器1に埃などが付着することによる不具合を防げる。また、接着剤は被覆シート10の全面に塗布するのではなく、被覆シート10を包装容器1に貼付する際に、貫通穴5に対応する部位には接着剤を塗布せず、接着剤未塗布部を設ける。従って、接着剤が貫通穴から外面に露出することがなく、包装用容器1を重ねた際に互いに接着することや、包装容器1が意図しない場所に付着すること、接着剤の露出部に埃などが付着することなどの不具合を防げる。なお、上述の貫通穴5に嵌合する凸部を被覆シート10に設けた際には、接着剤の塗布する部位と塗布しない部位とが凸部によって明確になるため、接着剤の塗布作業が容易になる。また、凸部が被覆シート10の貼付の際に位置決めとなり、被覆シート10を所定の位置に容易に貼付できる。
さらに、被覆シート10の一端部に接着剤が未塗布の被覆シート10剥離用非接着部を設けてもよく、非接着部が被覆シート10を剥離する際のシート摘み片11を形成することとなり、被覆シート10をスムーズに包装容器1から剥離することができる。なお、シート摘み片11は、ノッチ6の切り込み方向側の端部(図1では右側端部)に形成することが望ましく、被覆シート10の剥離方向(図1では左方向)とノッチ6を起点とした包装容器1の開封方向(図1では右方向)とが逆向きとなるため、被覆シート10を剥離する際に、被覆シート10と摘み片7とが接着したままの状態でノッチ6を起点として包装容器1を開封してしまうことがない。
ここで、包装容器1を開封して内容物を注出させる方法を説明する。まず、上述したように、包装容器1の未開封状態では、貫通穴5およびノッチ6は被覆シート10によって塞がれている。また、貫通穴5およびノッチ6は被覆シート10によって覆い隠されており、被覆シート10が貼付されている面からは貫通穴5およびノッチ6は視認できない。この状態において、幼児を含む子どもなどは、ノッチ6の形成位置が分からず、包装容器1を容易に開封させることはできない。
次いで、上述したように、被覆シート10の一端部に形成された包装容器1に非接着である部位のシート摘み片11を指で摘み、被覆シート10をシート摘み片11が形成されていない他端部へ向けて(図1では左方向)包装容器1から引き剥がす。シート摘み片11の形成位置によって被覆シート10の剥離方向は規制されることになる。ここで、シート摘み片11はノッチ6の切り込み延長方向の一端部に形成されているため、被覆シート10の剥離方向(図1では左方向)はノッチ6の切り込み方向(図1では右方向)とは逆向きとなり、被覆シート10の剥離とともに、包装容器1が開封されることはなく、誤った包装容器1の開封や包装容器1の破断を防ぐことができる。
次いで、図5に示すように、貫通穴5に指を通し、同一の切り込み方向である2箇所のノッチ6aおよびノッチ6bによって形成された摘み片7を指で摘み、この2箇所のノッチ6aおよびノッチ6bを起点にしてノッチ6の切り込み方向に胴材2を引き裂くことで、注出部9を切断して開口8を形成する。従って、摘み片7を摘まんだ状態で胴材2を引き裂くので、胴材2をノッチ6の切り込み方向へ容易に引き裂くことができ、開口8を確実に形成することができる。
そして、図6に示すように、胴材2の表裏面から収容部4を押圧しながら内容物を開口8へと移動させて開口8から内容物を注出させる。ここで、開口8が収容部4とは別に設けれらた注出部9に形成されるため、内容物を集中させて注ぎ出すことが可能である。
以上詳述したように、本願発明の包装容器1は、内容物を挟入する一対の胴材2の周囲をヒートシールして収容部4を形成し、周囲の一部であって、ヒートシールの一部分に開封用のノッチ6を設け、貫通穴5をヒートシール部3に形成し、ノッチ6は、貫通穴5の外周縁に形成され、かつ収容部4と連通して開口するように形成され、貫通穴5およびノッチ6を覆い隠すように包装容器1の表面に剥離可能な被覆シート10を備えるものである。
本発明の包装容器は、内容物に、例えば、醤油やマヨネーズ、ケチャップなどの調味料を含む食品、歯磨粉などの練り状物やシャンプーなどの日用生活品またはハンドクリームなどの化粧品、あるいは顆粒や錠剤からなる胃腸薬などの医薬品などを収容した、あらゆるパウチに有用である。
1 包装容器
2 胴材
3 ヒートシール部
4 収容部
5 貫通穴
6 ノッチ
7 摘み片
8 開口
9 注出部
10 被覆シート
11 シート摘み片

Claims (5)

  1. 内容物を挟入する一対の胴材の周囲をヒートシールして収容部を形成し、前記周囲の一部であって、ヒートシール部の一部分に開封用のノッチを設けた包装容器において、
    前記ヒートシール部に貫通穴を形成し、
    前記ノッチは、前記貫通穴の外周縁に形成され、かつ前記収容部と連通して開口するように形成され、
    前記貫通穴および前記ノッチを覆い隠すように前記包装容器の表面に剥離可能な被覆シートを備えることを特徴とする、包装容器。
  2. 前記ノッチは、2箇所に設けられるとともに、該ノッチの切り込み方向が同一であり、該ノッチによって摘み片を形成することを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記被覆シートの一端部に接着剤が未塗布の該被覆シート剥離用非接着部を設け、該非接着部を該被覆シートを剥離する際のシート摘み片とし、
    前記シート摘み片は、前記ノッチの切り込み方向側の端部に形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記包装容器と前記被覆シートに、一体的な色および/または模様の印刷を施すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装容器。
  5. 前記被覆シートを前記包装容器に貼付する際に、該被覆シートの前記貫通穴に対応する部位に接着剤未塗布部を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器。
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