JPH04124278U - 封印ラベル - Google Patents

封印ラベル

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JPH04124278U
JPH04124278U JP3028091U JP3028091U JPH04124278U JP H04124278 U JPH04124278 U JP H04124278U JP 3028091 U JP3028091 U JP 3028091U JP 3028091 U JP3028091 U JP 3028091U JP H04124278 U JPH04124278 U JP H04124278U
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JP
Japan
Prior art keywords
printed
sealing
label
seal
sealing label
Prior art date
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Pending
Application number
JP3028091U
Other languages
English (en)
Inventor
義夫 村松
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP3028091U priority Critical patent/JPH04124278U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 封印信頼性がすぐれ、しかも低コスト化が可
能な封印ラベルを提供する。 【構成】 印刷シール1の裏面に粘着層を形成すると共
に、前記印刷シール1の外周縁に複数の切込み3を設け
たことを特徴とする。また、上記切込み3と共に、印刷
シール1の表面にミシン目を設けても良い。この封印ラ
ベルを故意にまたは間違って剥がそうとする場合には、
印刷シール1が上記切込み3に沿って容易に破け、貼り
直し復元しても文字などの歪みで剥がしたことを確実に
確認できるため、ガスメーターなどの不正利用を効果的
に防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、封印ラベルの改良に関し、さらに詳しくは封印信頼性がすぐれ、 しかも低コスト化が可能な封印ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ガスメーターや電力メーターなどにおいては、その内部部品である 積算計の改造を行うことがあり、前記の改良を行った後には、改造したことを明 らかにするための検印などを施した封印ラベルが貼付される。
【0003】 ところが、利用者の中には、前記封印ラベルを剥がして、積算計を勝手に操作 し、使用料金などをごまかすという不正行為をはたらく者がいることから、前記 の用途で使用する封印ラベルには、容易に剥がすことができないこと、および剥 がしたことを容易に確認できることなどの封印信頼性が求められていた。
【0004】 従来、封印信頼性を高めた封印ラベルとしては、この封印ラベルを剥がした場 合に、たとえば「VOID」または「開封済」などの文字が被貼着物に残る機能を付 与したものが、TEラベルまたはロブセンサーテープなどとして知られており、 さらにこれらの封印ラベルは再び被貼着物に貼り付けても、印刷文字のつぶれや 歪みなどで、封印ラベルを剥がしたことが確認し得るようになっている。
【0005】 しかしながら、上述したTEラベルまたはロブセンサーテープなどは、一般の 封印ラベルに比較して封印信頼性こそ高められるものの、上記の機能を付与する ために特殊な加工を必要とし、コストアップを招くという不具合があった。また 外観を重視する為に黒色のものに黒色のTEラベルを貼った場合、文字の浮き出 しがわかりにくい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 この考案は、上述した従来の封印ラベルが有する問題点を解決するために検討 した結果、達成されたものである。
【0007】 したがって、この考案の目的は、封印信頼性がすぐれ、しかも低コスト化が可 能な封印ラベルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案の封印ラベルは、印刷シールの裏面に 粘着層を形成すると共に、前記印刷シールの外周縁に複数の切込みを設けたこと を特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案の封印ラベルをガスメーターなどの被貼着物から剥がそうとする場合 には、印刷シールの外周縁に設けた切込みに沿って印刷シールが容易に破れてし まい、この破れた部分を再び貼り直しても、印刷シールの印刷文字や図形のずれ 、つぶれおよび歪みなどで、封印ラベルを剥がしたことを容易に確認することが できるため、封印信頼性がすぐれており、不正行為などを効果的に防止すること ができる。
【0010】 また、この考案の封印ラベルは、既存の封印ラベルの外周縁に切込みを形成す るだけで得ることができるため、特殊な加工を必要とせず、低コストで提供する ことが可能である。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、この考案の封印ラベルの実施例について詳細に説明 する。
【0012】 図1はこの考案の封印ラベルの第1実施例を示す平面図、図2は図1における 矢視A拡大断面図、図3はこの考案の封印ラベルの第2実施例を示す平面図であ る。
【0013】 図1および図2に示した第1実施例において、この考案の封印ラベルは、印刷 シール1の裏面に粘着層2を形成すると共に、前記印刷シール1の全外周縁に複 数の切込み3を等間隔に設けることにより構成されている。
【0014】 そして、図2に示したように、封印ラベルは通常時には粘着層2が裏紙または 台紙4に貼着されており、使用時には前記裏紙または台紙4から剥がして、たと えば改造済みのガスメーターなどの被貼着物の表面に前記粘着層2側を当接せし め、押し付けることで封印がなされるようになっている。
【0015】 印刷シール1は、上質紙またははフィルムなどに検印、改造済マークおよび検 印の日付などを印刷してなり、その全外周縁に、長さが約2mm程度の切込み3が 、約1〜5mm程度の間隔を置いて設けられている。
【0016】 なお、図面では切込み3の長さ、間隔および方向を一定にした例を示したが、 たとえば切込み3の長さや方向などを任意に変化させることによって、この封印 ラベルを剥がそうとする場合に、印刷シール1を一層破れやすくすることも可能 である。
【0017】 また、粘着層2としては、被貼着物に対する接着性がすぐれ、かつ裏紙または 台紙4に対して良好な剥離性を有するものが使用される。
【0018】 上記の構成からなるこの考案の封印ラベルは、たとえばガスメーターなどの被 貼着物に貼り付けた後で、故意に不正行為をはたらこうとするか、または間違っ て封印ラベルを剥がそうとする場合には、印刷シール1が切込み3に沿って容易 に破れてしまうため、例えこれを貼り直して復元したとしても、印刷シール1上 の印刷文字や図形のずれ、つぶれおよび歪みなどで、封印ラベルを剥がしたこと をたやすく確認することができる。
【0019】 したがって、この考案の封印ラベルによれば、封印信頼性がすぐれ、不正行為 などを確実に防止することができる。
【0020】 次に、図3に示した第2実施例は、印刷シール1の全外周縁に亘って切込み3 を設けると共に、印刷シール1の表面に複数のミシン目5を設けることによって 、この封印ラベルを被貼着物から剥がそうとする場合に、印刷シール1を一層破 れやすい傾向となした点が上述した第1実施例と相違している。
【0021】 すなわち、本第2実施例の封印ラベルにおいては、この封印ラベルを被貼着物 から剥がそうとする場合に、印刷シール1が切込み3に沿って破れると共に、さ らにミシン目4に沿っても破れるため、印刷シール1表面の破れ態様が複雑とな り、不正行為などが行われたことの判断を一層確実に行うことができるのである 。
【0022】 なお、図面においては、ミシン目5を縦方向の切込み3に沿って平行に設けた 例を示したが、このミシン目5は横方向、縦方向/横方向および斜め方向などの 任意の方向に設けることができ、その本数や長さなども任意に設定することが可 能である。
【0023】 上記の実施例においては、この考案の封印ラベルの用途について、ガスメータ ーに対する封印を主体に説明したが、この考案の封印ラベルは封印後故意にまた は間違って剥がしたことの確認を要する用途、たとえば自転車や自動車に貼付す る駐車ラベル、ATM(現金預払機)の現金収納ボックスに対する封印ラベル、 デパートやスーパーなどの正札ラベルおよび貯金箱の封印ラベルなどにも好まし く適用することができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の封印ラベルは、封印の信頼性がすぐれると共 に、低コストで提供することができ、そのすぐれた機能を生かして、封印後故意 にまたは間違って剥がしたことの確認を要する各種封印用途に対し広く活用が期 待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の封印ラベルの第1実施例を示
す平面図である。
【図2】図2は図1における矢視A拡大側面図である。
【図3】図3はこの考案の封印ラベルの第2実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 印刷シール 2 粘着層 3 切込み 4 裏紙または台紙 5 ミシン目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷シールの裏面に粘着層を形成する
    と共に、前記印刷シールの外周縁に複数の切込みを設け
    たことを特徴とする封印ラベル。
  2. 【請求項2】 印刷シールの表面にミシン目を形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の封印ラベル。
JP3028091U 1991-04-30 1991-04-30 封印ラベル Pending JPH04124278U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3028091U JPH04124278U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 封印ラベル

Applications Claiming Priority (1)

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JP3028091U JPH04124278U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 封印ラベル

Publications (1)

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JPH04124278U true JPH04124278U (ja) 1992-11-12

Family

ID=31913921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3028091U Pending JPH04124278U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 封印ラベル

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JPS524400B2 (ja) * 1972-08-12 1977-02-03

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