JP5350703B2 - 交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 - Google Patents
交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5350703B2 JP5350703B2 JP2008194937A JP2008194937A JP5350703B2 JP 5350703 B2 JP5350703 B2 JP 5350703B2 JP 2008194937 A JP2008194937 A JP 2008194937A JP 2008194937 A JP2008194937 A JP 2008194937A JP 5350703 B2 JP5350703 B2 JP 5350703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- link
- time
- probability
- traffic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
また、特許文献1には、センター装置が、プローブ車両が走行したリンクの旅行時間を取得することが記載されている。
従来、交通量は、路上に設置された車両感知器によって計測されているが、交通量はVICS情報としては一般に提供されていないため、車両感知器によって得た交通量を取得できないシステムでは、交通量を正確に把握することができない。
したがって、VICSから提供されるリンク旅行時間情報では、正確に交通量を推定することは困難である。
なお、「進入する時刻」又は「退出する時刻」は、将来の時刻(進入又は退出すると予測される時刻)であってもよいし、過去の時刻(実際に進入又は退出した時刻)であってもよい。
さらに、リンクへ進入する時刻、又はリンクから退出する時刻は、それらをプローブ情報として、プローブ車両から直接収集してもよいし、プローブ車両からは複数時点の時刻と位置の情報などをプローブ情報としてプローブ車両から取得し、そのプローブ情報からリンクへ進入する時刻、又はリンクから退出する時刻を算出することで間接的に収集してもよい。
また、前記目的地は、運転者によって設定された目的地(実目的地)であってもよいし、装置側で予測した目的地(仮想目的地)であってもよい。
また、他の本発明によれば、各リンクへの進入時刻又は退出時刻を示す時刻情報に、各リンクへの進入確率が付加された交通情報を生成することができる。
図1は、本発明の交通情報生成装置を有するプローブカーシステムの全体構成を示す概略構成図であり、図2は、同システムの機能ブロック図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のプローブカーシステム1は、第1の交通情報生成装置であるサーバ装置2と、複数のプローブ車両3にそれぞれ搭載された第2の交通情報生成装置としての情報端末装置8とから構成されている。
なお、本明細書において、「車両」とは、自動車、原動機付き自転車、軽車両及びトロリーバス等のことをいう。
従って、本システム1によれば、通常のVICS情報とともに、このVICS情報に含まれていないより詳細かつ動的な交通情報を、各会員の車両3に提供することができる。
各プローブ車両3の情報端末装置8は、無線通信を行うための無線機8aを有しており、この無線機8aを介して、無線基地局7と双方向で通信可能である。
無線基地局7は上記インターネット網6に接続されているため、各車両3の情報端末装置8は、ほぼリアルタイムでサーバ装置2に対して情報(プローブ情報、交通情報)を送受信可能となっている。
なお、車載コンピュータ4cには、車両の種類(自家用車又は営業車の区別、大型車又は小型車の区別など)を示す情報として車両ID(車両を個々に特定する情報ないし車両の種類を特定する情報)が記録されている。
情報端末装置8の出力ディスプレイの画面には、道路地図とともに、GPS受信機で検出した現在地を表示できるようになっている。また、出力ディスプレイの画面には、渋滞情報などの道路交通情報も表示される。
また、情報端末装置4に対しては、入力デバイスを介して、目的地を設定することができる。
図2に示すように、サーバ装置2は、ワークステーション等よりなる処理コンピュータ11と、この処理コンピュータ12に接続された通信インターフェースよりなる第1及び第2通信部12,13と、各種データベース14〜16とから構成されている。
第1通信部12は、専用回線で交通情報センタ5に接続されている。また、第2通信部13は、インターネット網6を介して前記無線基地局7に接続され、この無線基地局7を介して、情報端末装置8との間で情報(プローブ情報、交通情報)の送受信を行う。
なお、車両3から取得する情報は、例えば、リンク番号、当該リンクへの進入時刻、当該リンクからの退出時刻、当該リンクの旅行時間(リンクを通過するのに要した時間)などがある。
また、車両3から取得する情報は、リンクへの進入時刻やリンクからの退出時刻を算出するために必要な情報(複数時点における時刻と車両位置の情報)であってもよい。この場合、サーバ装置2は、複数時点における時刻、車両位置の情報、および地図データベース16に基づいて、車両3が走行したリンクのリンク番号、当該リンクの進入時刻、当該リンクからの退出時刻、当該リンクの旅行時間(退出時刻−進入時刻)を算出する。
交通情報データベース15には、第1通信部12が受信した交通情報センタ5からのVICS情報が保存される。このVICS情報は、処理コンピュータ11がセンタ5からのVICS情報を抽出するごとに更新され、ほぼ最新の情報が保持される。
また、交通情報データベース15には、VICS情報とは別に独自に生成した交通情報も保存される。
交差点データは、交差点IDと交差点位置とを対応付けたデータである。また、リンクデータは、特定リンクのリンクIDに対して、特定リンクの始点・終点・補間点の位置、特定リンクの始点に接続するリンクID、特定リンクの終点に接続するリンクID、及び、特定リンクのリンクコストを対応付けたデータよりなる。
すなわち、リンクコストには、特定リンクの始点から終点までを走行するのに要するコスト(時間)と、その特定リンクの終点から次のリンクの始点までを走行するのに要するコスト(時間)、つまり、交差点通過に要するコストが含まれている。
情報端末装置8の処理コンピュータ8bは、HDDやメモリ等よりなる記憶装置と、この記憶装置から各種のコンピュータプログラムを読み出して実行する演算装置とを含んでいる。なお、前記記憶装置には、地図データベース8cや走行軌跡データベース8dが構築されている。
なお、処理コンピュータ8bは、車両がリンクを実際に通過する度に、リンク番号、当該リンクへの進入時刻、当該リンクからの退出時刻、当該リンクの旅行時間(退出時刻−進入時刻)を算出し、これらの情報をプローブ情報としてサーバ装置2へ送信する機能も有する。
仮想目的地選択部82は、前記実目的地設定部によって実目的地が設定されていない場合に、過去の走行履歴(過去の走行軌跡情報)に基づいて推定される1又は複数の仮の目的地(仮想目的地)を選択するものである。また、仮想目的地選択部82は、過去の走行軌跡情報に基づいて、仮想目的地が、運転者が実際に意図する目的地である確率(目的地確率)も算出する。
各リンクの旅行時間は、サーバ装置2から各リンクの旅行時間が提供されている場合には、その旅行時間を用いる。また、サーバ装置2から旅行時間が提供されていないが、交通情報センタ5からVICS情報を受信している場合には、VICS情報に含まれるリンク旅行時間を用いても良い。外部からリンク旅行時間を取得できない場合には、地図データベース8cに含まれるリンクコスト情報をリンク旅行時間とすればよい。
上記のようにして求めた各リンクへの進入予定時刻情報は、サーバ装置2へ送信される。
上記のようにして求めた各リンクへの進入予定時刻情報及び進入確率情報は、サーバ装置2へ送信される。
なお、第1旅行時間算出部85が生成する進入予定時刻情報は、進入確率=100%の進入確率情報が付加されたものであってもよい。
サーバ装置2の処理コンピュータ11は、HDDやメモリ等よりなる記憶装置と、この記憶装置から各種のコンピュータプログラムを読み出して実行する演算装置とを含んでいる。
上記各コンピュータプログラムのうちの1つは、各車両3から収集したリンク進入予定時刻情報及びリンク進入確率情報を収集して、各リンクの将来の各時点における交通量を算出し、将来の渋滞を予測する処理を行うものである。図4に示すように、このプログラムによって実行される機能として、時刻情報/確率情報収集部21、各リンクの交通量算出(交通量予測部)部22、旅行時間算出(渋滞予測)部23としての機能がある。
具体的には、10:00〜10:10の間(単位時間=10分)の特定リンクの交通量を求める場合、当該リンクへの進入時刻が10:00〜10:10となっている車両の台数を積算することで車両数が得られる。
さらに、交通量算出部22では、上記の積算によって得られた車両数に、搭載率の逆数をかけて、交通量を算出することができる。全ての車両に情報端末装置8が搭載されていれば(搭載率100%)、情報端末装置8から送信されたリンク進入予定時刻に基づいて車両数を積算するだけで、交通量を算出することができる。しかし、一部の車両にしか情報端末装置8が搭載されていない場合は、単純に車両数を積算しただけでは、交通量を算出することができない(全ての車両の情報が積算数に反映されていないため)。そこで、搭載率が100%でない場合には、積算した車両数に搭載率の逆数をかけることにより、より正確な交通量を算出することができる。
例えば、搭載率が10%で、あるリンクの積算した車両数が2.2台であった場合、交通量は、積算台数×搭載率の逆数=2.2台×(1/10%)=2.2台×10=22台となる。
また、交通量が所定の許容量を超えた場合には、渋滞が発生すると判定され、旅行時間も長く算出される。
さらに、QV曲線から交通量に対応する速度を算出し、その速度に応じて、渋滞情報を算出してもよい。具体的には、速度が0km/h以上10km/h未満であれば「渋滞」、10km/h以上20km/h未満であれば「混雑」、20km/h以上であれば「空き」という渋滞情報を生成することができる。
旅行時間算出部23によってされた渋滞情報や旅行時間情報は、各車両3に対して送信される。
この結果、将来発生する渋滞を回避した経路設定をするなど、より適切なナビゲーションが可能となる。
さて、図5は、車両3の情報処理端末装置8において、仮想目的地を選択するための処理を示している(仮想目的地選択部の処理)。
ナビゲーション機能が利用されずに、車両3が走行している場合、実目的地の設定がない。そこで、情報処理端末装置8は、図4の仮想目的地選択処理を行って、1又は複数の仮想目的地を選択する。
また、走行軌跡情報には、前記走行軌跡本体情報のほか、走行年を示す情報d11、走行月を示す情報d12、走行日を示す情報d13、走行日の曜日を示す情報(祝日であるか否かの情報を含む)d14、走行日が該当する特殊日(ゴールデンウィーク、年末年始、お盆、三連休など)を示す情報、走行時の天候を示す情報d16、出発時刻を示す情報d17、到着時刻を示す情報d18などの走行時状況情報が含まれている。
したがって、現在の状況(年月日、時刻、天候など)と過去の走行時の状況とを照らし合わせることで、走行時状況が一致する過去の目的地から、現在の目的地を推測することが可能である。
つまり、同一の営業車両を複数の営業社員で共用する場合や、同一の自家用車を家族で共用する場合のように、車両が同一であっても、運転者が異なれば、走行パターンは異なる。このため、搭乗者(運転者)を示す情報d21を記憶しておくことで、走行軌跡情報を、搭乗者(運転者)別で絞り込むことが可能である。
なお、運転者を示す情報としては、例えば、情報端末装置8に接続された運転者の携帯電話(図示省略)から取得したユーザIDを用いることができる。
つまり、同一のユーザ(運転者;ポータブル情報端末装置8の所有者)が、営業車や自家用車など複数種類の車両を利用する場合のように、運転者が同一であっても、使用する車両の種類が異なれば、走行パターンは異なる。ことため、車両の種類を示す情報d22を記憶しておくことで、走行軌跡情報を車両の種類別で絞り込むことが可能である。
なお、車両の種類を示す情報d22は、営業車又は自家用車を区別するための情報や、大型車又は小型車を区別するための情報として構成されており、車両3の車載コンピュータ4cに車両ID(図2参照)として登録されている。
しかし、利用する車両3ごとに走行パターンが異なることが多い。そこで、車両の種類が同じ走行軌跡情報を抽出することで、走行軌跡情報のうち、関連性の高いものが選択され易くなる。
この場合、走行軌跡データベース8dに蓄積された走行軌跡情報を、「搭乗者を示す情報d21」をキーにして検索し、情報端末装置8が取得したユーザIDと一致する走行軌跡情報を抽出する。
なお、走行時状況を示す情報d11〜d18のうち、すべてが類似する必要はなく、いずれか一つ又は複数が類似していれば足りる。
実目的地又は仮想目的地が設定されると、その後、車両3は、サーバ装置2へ情報を送信する処理を定期的に行う。なお、情報の送信処理は、定期的に行っても良いし、リンクに進入する毎、又は退出する毎に行っても良い。
ナビゲーション機能によって実目的地が設定されている場合、第1経路探索部83が、現在地から実目的地までの経路を探索し、第1旅行時間算出部85が、経路リンク列を構成する各リンクの旅行時間を求め、各リンクへの進入予定時刻を求める(ステップS12)。なお、経路探索には、搭乗者(運転者)の操作が介在してもよい。
そして、各リンクへの進入予定時刻を示す情報が、サーバ装置2へ送信される(ステップS13)。
そして、各リンクへの進入予定時刻を示す情報と各リンクへの進入確率を示す情報が、サーバ装置2へ送信される(ステップS17)。
図8〜図11は、サーバ装置2へ送信される進入予定時刻と進入確率の具体例を示している。ここでは、仮想目的地として、目的地確率50%である仮想目的地A、目的地確率30%である仮想目的地B、目的地確率20%である仮想目的地Cが、出発時に設定されたものとする。また、出発時の時刻は、10:00とする。
つまり、いずれかの仮想目的地の経路リンクを構成するリンク群は、「a,b,c,d,e,f,g,h」となる。
さらに、リンクd,eは、仮想目的地A(目的地確率50%)のみのリンクであるため、これらのリンクd,eへの進入確率は50%として算出される。
上記のようにして算出された各リンクの進入予定時刻と進入確率(必要であれば目的地への到着予定時刻及び目的地確率)が、車両3の出発後の最初の情報送信処理(図7)の際に、サーバ装置2へ送信される。
また、図9の現在位置に到達した時間は、予定よりも遅れている。
上記のようにして算出された各リンクの進入予定時刻と進入確率(必要であれば目的地への到着予定時刻及び目的地確率)が、次回の情報送信処理(図7)のタイミングで、サーバ装置2へ送信される。
上記のようにして算出された各リンクの進入予定時刻と進入確率(必要であれば目的地への到着予定時刻及び目的地確率)が、次回の情報送信処理(図7)のタイミングで、サーバ装置2へ送信される。
この場合、仮想目的地の設定がすべてキャンセルされ、仮想目的地の設定が無い状態となる。この状態では、各リンクへの進入予定時刻や進入確率は送信されない。
図12は、各車両3から進入予定時刻情報及び進入確率情報を受信したサーバ装置2の処理を示している。サーバ装置2の収集部21は、各車両3からの情報を随時収集し、交通量算出部22が、将来の各時刻tにおいて、各リンクに存在する車両数(交通量)を集計する(ステップS21)。
また、旅行時間算出部23では、将来の各時刻tにおける各リンクの交通量に基づき、各時刻における各リンクでの旅行時間を算出する(ステップS22)。具体的には、旅行時間算出部23は、予め設定されたQV曲線(Q:交通量、V:速度)に基づいて、交通量に対応する速度を算出し、リンクの長さをその速度で割って旅行時間を算出する。
また、旅行時間算出部23では、ある時刻tにおける交通量に基づいて、渋滞情報を生成する(ステップS23)。具体的には、前記QV曲線から交通量に対応する速度を算出し、その速度に応じて、渋滞情報を生成する。例えば、速度が0km/h以上10km/h未満であれば「渋滞」、10km/h以上20km/h未満であれば「混雑」、20km/h以上であれば「空き」と判定し、これらに対応した渋滞情報を生成する。
上記のようにして得られた旅行時間情報や渋滞情報は、各車両3に対して送信される。したがって、各車両3では、将来の各時点における、各リンクの旅行時間や渋滞情報が得られ、しかもこれらの情報は時々刻々と更新されるため、車両3でのリンク進入予定時刻を精度良く算出し、しかも道路状況の変化に応じて柔軟に修正することができる。
なお、サーバ装置2の走行軌跡データベースには、情報端末装置8から取得した走行軌跡情報を保存すればよい。この場合、サーバ装置2が情報端末装置8から取得する走行軌跡の情報は、図6に示すように、出発地の情報、目的地の情報、出発地から目的地までの経路を示す情報などから構成されていても良いし、あるいは、出発地から目的地までの所定時間毎(例えば、1秒毎)又は所定距離毎(例えば、5m毎)の時刻と位置の情報などから構成されていてもよい。
そして、過去の走行軌跡情報に基づくと、仮想目的地Aへ行くために第1予測経路をとる確率が60%で、第2予測経路をとる確率が40%であるとする。この場合、第1予測経路を通って仮想目的地Aへ行く確率は30%(=50%×60%)であり、第2予測経路を通って仮想目的地Aへ行く確率は20%(=50%×40%)である。これらの確率を用いて、各リンクへの進入確率を求めても良い。
Claims (10)
- プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された走行軌跡情報に基づいて、前記プローブ車両の1又は複数の仮想目的地を選択する目的地選択手段と、
選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻または前記各リンクから退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成する生成手段と、
前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集する収集手段と、
前記収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の交通量を算出する交通量算出手段と、を備え、
前記交通量算出手段は、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出する
ことを特徴とする交通情報生成装置。 - 前記目的地選択手段は、前記記憶手段に記憶されている走行軌跡情報のうち、前記プローブ車両の搭乗者と同一の搭乗者についての走行軌跡情報に基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択する
請求項1記載の交通情報生成装置。 - 前記目的地選択手段は、前記記憶手段に記憶されている走行軌跡情報のうち、走行時における月、日、曜日、時間、特殊日、又は、天候等の走行時状況が類似するものに基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択する
請求項1または請求項2記載の交通情報生成装置。 - 前記目的地選択手段は、前記記憶手段に記憶されている走行軌跡情報のうち、前記プローブ車両と同一の種類の車両についての走行軌跡情報に基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の交通情報生成装置。 - 前記交通量算出手段によって算出された交通量に基づいて、各リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出手段を更に備える
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の交通情報生成装置。 - コンピュータを、
プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶された走行軌跡情報に基づいて、前記プローブ車両の1又は複数の仮想目的地を選択する目的地選択手段、
選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻または前記各リンクから退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成する生成手段、
前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集する収集手段、
及び前記収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出する交通量算出手段、
として機能させるためのコンピュータプログラム。 - 交通情報生成装置が、プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報を記憶するステップと、
前記交通情報生成装置が、前記走行軌跡情報に基づいて、前記プローブ車両の1又は複数の仮想目的地を選択するステップと、
前記交通情報生成装置が、選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻または前記各リンクから退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成するステップと、
前記交通情報生成装置が、前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集するステップと、
前記交通情報生成装置が、前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出するステップと、
を含む交通情報の生成方法。 - プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報に基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択する目的地選択手段と、
選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻又は退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成する生成手段と、
前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集する収集手段と、
前記収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の交通量を算出する交通量算出手段と、を備え、
前記交通量算出手段は、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出する
ことを特徴とする交通情報生成装置。 - コンピュータを、
プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報に基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択する目的地選択手段、
選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻又は退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成する生成手段、
前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集する収集手段、
及び前記収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報収集手段によって収集した前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出する交通量算出手段、
として機能させるためのコンピュータプログラム。 - 交通情報生成装置が、プローブ車両の過去の走行軌跡を示す走行軌跡情報に基づいて、1又は複数の仮想目的地を選択するステップと、
前記交通情報生成装置が、選択された仮想目的地までの経路を求め、その経路リンク列を構成する各リンクへ、前記プローブ車両が進入する時刻又は退出する時刻を示す時刻情報を、各リンクへ進入する進入確率を示す確率情報とともに生成するステップと、
前記交通情報生成装置が、前記時刻情報及び前記確率情報を、複数のプローブ車両について収集するステップと、
前記交通情報生成装置が、前記時刻情報及び前記確率情報に基づいて、リンク毎の前記確率情報が示す前記進入確率の積算値を、リンク毎の交通量として算出するステップと、
を含むことを特徴とする交通情報の生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194937A JP5350703B2 (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | 交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194937A JP5350703B2 (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | 交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010033331A JP2010033331A (ja) | 2010-02-12 |
JP5350703B2 true JP5350703B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=41737725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008194937A Active JP5350703B2 (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | 交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5350703B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105387868A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-09 | 小米科技有限责任公司 | 提示道路信息的方法及装置 |
CN107067707A (zh) * | 2017-03-23 | 2017-08-18 | 重庆交通大学 | 一种公交运营及乘客出行优化系统 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010231557A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Toyota Motor Corp | 交通情報提供システム、情報処理装置、及びナビゲーション装置。 |
JP5607419B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2014-10-15 | 株式会社 ミックウェア | 情報通信システム、サーバ、地図情報表示装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2012003354A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 基地局装置 |
JP5585405B2 (ja) * | 2010-11-15 | 2014-09-10 | 株式会社デンソー | 交通情報システム、交通情報取得装置および交通情報提供装置 |
JP5861280B2 (ja) * | 2011-06-23 | 2016-02-16 | 株式会社デンソー | 交通情報提供装置 |
JP5615312B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2014-10-29 | 株式会社デンソーアイティーラボラトリ | 渋滞予測方法及び渋滞予測装置 |
JP6063237B2 (ja) * | 2012-12-11 | 2017-01-18 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 渋滞予測装置、渋滞予測システム、渋滞予測方法、及び、プログラム |
JP6096573B2 (ja) * | 2013-04-11 | 2017-03-15 | 株式会社ゼンリンデータコム | 混雑度予測装置、混雑度予測方法及びプログラム |
KR101847833B1 (ko) | 2015-10-27 | 2018-04-11 | 현대자동차주식회사 | 교통량 예측 시스템, 차량용 표시 장치, 차량 및 교통량 예측 방법 |
CN105608893B (zh) * | 2016-01-15 | 2018-07-20 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 一种数据采集方法、装置及终端 |
JP6645942B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2020-02-14 | 株式会社トヨタマップマスター | 地図データ配信装置、地図データ配信方法およびプログラム |
JP6689240B2 (ja) * | 2017-08-25 | 2020-04-28 | 株式会社 ミックウェア | 統計交通情報作成システム及び統計交通情報処理システム |
WO2019167114A1 (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-06 | パイオニア株式会社 | 自動運転制御装置、自動運転制御方法及び自動運転制御プログラム |
CN112394380B (zh) * | 2019-08-16 | 2024-04-02 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 一种数据处理方法、装置及系统 |
CN113128766A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-16 | 科大讯飞股份有限公司 | 目的地预判方法、装置、电子设备和存储介质 |
CN114973642B (zh) * | 2022-01-17 | 2023-09-08 | 深圳市聚业美家科技有限公司 | 基于大数据轨迹分析的计算机路径决策系统和决策方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0783678A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | Mazda Motor Corp | 自動車の経路誘導装置 |
JP3651516B2 (ja) * | 1996-04-26 | 2005-05-25 | 株式会社エクォス・リサーチ | 車両制御装置 |
JP4038970B2 (ja) * | 2000-08-01 | 2008-01-30 | 住友電気工業株式会社 | リンク発生交通量算出方法及びod交通量の推定方法並びに装置 |
US6629034B1 (en) * | 2001-06-06 | 2003-09-30 | Navigation Technologies Corp. | Driving profile method and system |
JP2004127104A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Ntt Data Corp | 交通情報予測システム、及びプログラム |
JP3879742B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2007-02-14 | 住友電気工業株式会社 | 通行規制判定方法及び定期運行路線判定方法並びにプログラム及び装置 |
JP4601999B2 (ja) * | 2004-06-14 | 2010-12-22 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 最適経路提供システムおよび最適経路提供プログラム |
JP2006284254A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Denso It Laboratory Inc | 進路予測方法及び進路予測装置並びに進路予測情報利用システム |
JP4481235B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2010-06-16 | 恭敬 飯田 | ゾーン別発生・集中交通量とod交通量の高精度推定方法 |
JP2009289223A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Clarion Co Ltd | 交通状況予測システム、ナビゲーション装置及びサーバ |
-
2008
- 2008-07-29 JP JP2008194937A patent/JP5350703B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105387868A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-09 | 小米科技有限责任公司 | 提示道路信息的方法及装置 |
CN107067707A (zh) * | 2017-03-23 | 2017-08-18 | 重庆交通大学 | 一种公交运营及乘客出行优化系统 |
CN107067707B (zh) * | 2017-03-23 | 2019-12-31 | 重庆交通大学 | 一种公交运营及乘客出行优化系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010033331A (ja) | 2010-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5350703B2 (ja) | 交通情報生成装置、コンピュータプログラム、及び交通情報の生成方法 | |
US10260896B2 (en) | Route planning device and associated method | |
JP5454183B2 (ja) | 行程計画装置、その方法、およびそのプログラム | |
JP6094543B2 (ja) | 出発地・目的地抽出装置、出発地・目的地抽出方法 | |
JP2006337182A (ja) | カーナビゲーションシステム、交通情報提供装置、カーナビゲーション装置、交通情報提供方法および交通情報提供プログラム | |
JP2010134538A (ja) | データ通信装置、データ通信システムおよびデータ通信装置のためのコンピュータプログラム | |
JP2019036049A (ja) | デジタルサイネージ制御装置、デジタルサイネージ制御方法、プログラム、記録媒体 | |
JP2006277165A (ja) | 交通事故発生予測システム及びカーナビゲーション装置 | |
EP2306431B1 (en) | System and method for sharing user-identified routes | |
CN110428101B (zh) | 基于历史出行规律的目的地预测方法及计算机可读存储介质 | |
JP4796880B2 (ja) | 交通情報処理装置 | |
JP4814141B2 (ja) | 迂回ルート抽出装置及び方法 | |
JP4814142B2 (ja) | リンク旅行時間の算出装置 | |
JP5114254B2 (ja) | 地図表示システム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置 | |
KR101728447B1 (ko) | 차량의 예측 교통량을 이용한 차량경로 탐색 장치 및 그 방법 | |
JP2009036675A (ja) | ルート推奨装置及びプログラム | |
WO2013008276A1 (ja) | 情報提示装置およびナビゲーション装置 | |
JP6320739B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索方法、経路探索装置、交通情報処理装置及びコンピュータプログラム | |
JP2006209416A (ja) | 渋滞緩和支援システム、渋滞緩和支援方法、渋滞緩和支援サーバ、および車載端末 | |
JP5452437B2 (ja) | 経路探索装置 | |
JP5494501B2 (ja) | 情報処理システム | |
JP4898140B2 (ja) | 交通誘導システム、端末装置、及びサーバ装置 | |
JP7136178B2 (ja) | 管理装置、車載装置、データ収集システム、データ収集方法およびデータ収集プログラム | |
JP7275582B2 (ja) | 移動トレンド検知システム、サーバコンピュータ、方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2013008158A (ja) | 駐車場情報サーバ装置、駐車場情報収集装置、および駐車場関連情報提示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20110726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130723 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5350703 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |