JP5350010B2 - 電子部品実装ライン - Google Patents

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本発明は、基板の両面にそれぞれ電子部品を実装するための電子部品実装ラインに関する。
この種の電子部品実装ラインは、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、二枚の基板を個別に搬送するための二列のコンベアを備えている。これらのコンベアは、個別にセットされた基板をハンダの印刷機から部品の実装機を経てリフロー炉に搬送する第1搬送路(往路)と、リフロー炉内で反転して実装機および印刷機といった逆順に個々の基板を搬送する第2搬送路(復路)とに分れている。
二列のコンベアによって搬送される個々の基板には、往路において部品の実装に必要な処理が併行して行われ、処理を終えた二枚の基板は復路によって印刷機前の作業位置に戻される。この作業位置では、往路における一方のコンベア(コンベアaと称する)に対して前工程から送り込まれた基板をセットし、往路における他方のコンベア(コンベアbと称する)に対して復路のコンベアaによって戻されてきた基板を裏返してセットする。この結果、復路のコンベアbによって戻された基板には、その表裏両面に実装処理が行われている。
特許第3900166号公報
特許文献1に開示されている技術では、二列のコンベアが往路と復路とに分れており、復路は両コンベアによって個々の基板を印刷機前の作業位置に戻すだけである。つまり、往路によって基板を作業位置に戻す時間は何も処理を行わない無駄な時間であり、その分、作業時間が多く必要になる。また、実質的な処理が行われる往路をみてみると、その始点(印刷機前の作業位置)と処理の終点とが互いに反対側に離れていることから、実装ラインが長くなって大きな設置スペースが必要になる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、基板の両面に実装処理を行うのに必要な作業時間を大幅に短縮するとともに、実装ラインの長さも短縮して設置スペースを小さくすることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
基板の両面において電子部品を実装するための電子部品実装ラインであって、二枚の基板を相互に反対側の面が表側になるように個々に位置決めしてセットすることが可能なセット治具を備えている。このセット治具は、所定の作業位置からハンダの印刷工程を経て電子部品の実装工程までの間を往復搬送されるように構成されている。実装工程で電子部品の実装を終えた二枚の基板は、セット治具からハンダ付け工程において作業位置の側へ移動する一対のコンベア上に個別に移されるように設定されている。セット治具の往復搬送およびハンダ付け工程の両コンベアの移動を主体として、二枚の基板を作業位置からハンダの印刷工程、電子部品の実装工程、ハンダ付け工程の順で個別に搬送して作業位置に戻すことができる一巡目ラインと二巡目ラインとを構成し、かつ一巡目ラインのハンダ付け工程の終了点が二巡目ラインの印刷工程の開始点となるように構成している
このように、一巡目ラインと二巡目ラインとを連続させることで、基板の両面に対する印刷、実装およびハンダ付けといった処理が並行してエンドレスに実行される。これにより、基板の両面に実装処理を行う作業時間が大幅に短縮されるとともに、実装ラインの長さも短縮されて設置スペースを小さくすることができる。
電子部品実装装置を表した平面図。 図1の正面図。 図1を模式的に表した平面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
図面に示されているプリント配線基板の電子部品実装ラインは、該基板の両面に電子部品を実装するためのものである。このラインを構成するベース10の上面には、基板をセットするためのセット治具14、ハンダの印刷機24、電子部品の実装機30、リフロー炉36がそれぞれ配置されている。なお、図1および図3におけるベース10の手前側が作業位置12であり、そのスペース、左右方向の幅スペースは作業者一人分程度に設定されている。セット治具14および印刷機24は図面の右側に配置され、リフロー炉36は図面の左側に配置されている。また実装機30は、作業位置12の反対側に配置されている。
セット治具14は金属製のプレートであって、その上面に一対の位置決め部16,17を備えている。これらの位置決め部16,17は、矩形の凹状に形成されており、個々にプリント配線基板(図示省略)を嵌め込んだ状態でセットすることが可能である。すなわち、セット治具14には二枚の基板を同時にセットすることができる。
セット治具14は、つぎに説明する搬送装置20の駆動によって作業位置12と実装機30との間を往復搬送される。また、セット治具14は、図2に示されている昇降用のシリンダ23を駆動制御することにより、搬送装置20側に対して図2の上下方向へ昇降することが可能である。
搬送装置20は、ベース10上に配置されているとともに、その駆動によって移動部材22が作業位置12と実装機30との間を往復するように構成されている。この移動部材22に対し、セット治具14が共に往復移動可能で、かつ、昇降可能に装着されている。これにより、搬送装置20は、前述のようにセット治具14(昇降用のシリンダ23を含む)を、作業位置12と実装機30との間で往復移動させることができる。
印刷機24は、セット治具14の上方に配置された一対のマスキングシート26と、両マスキングシート26上に位置する一対のスキージ28とを備えている。これらのマスキングシート26およびスキージ28は、セット治具14の位置決め部16,17にセットされる二枚の基板にそれぞれ対応して対をなしている。両スキージ28は、印刷機24の駆動機構(図示省略)によって個々のマスキングシート26の上面に沿って搬送装置20の移動部材22と平行な方向へ往復移動する。これにより、両マスキングシート26上に供給されたペースト状のハンダが、それぞれに対応する基板上に印刷される。
実装機30は、ロボットアーム32を主体として構成されている。このロボットアーム32は、図1で示すアーム軸33の軸心回りに旋回駆動される。また、ロボットアーム32の先端部に設けられているスピンドル34は、上下方向へ駆動させることができるとともに、その下端には基板に実装する各種の電子部品を把持することが可能なチャック(図示省略)を備えている。
なお、実装機30に、基板をセット治具14からリフロー炉36に移す移送機能をもたせることも可能である。その場合には、ロボットアーム32にスピンドル34とは別に基板を把持するためのスピンドルを設ける。
リフロー炉36は、基板にハンダ付けを実行するための設備であって、ベース10上において印刷機24の反対側(図面左側)に配置されている。このリフロー炉36は、実装機30の側から炉内を通過して作業位置12の側へ連続的に移動する一対のコンベア38を備えている。
リフロー炉36の内部には、コンベア38の移動方向に沿って配置された複数個のエアヒーター等(図示省略)から熱風が吹き出されるようになっている。この熱風により、両コンベア38で運ばれる基板に向けて遠赤外線が放射される。
つづいて、実装ラインによる電子部品の実装について説明する。
まず、作業位置12においてセット治具14の位置決め部16,17に基板をそれぞれセットする。このとき、一方の位置決め部16には片面(以下「A面」と称する)を表側にした基板を位置決めしてセットし、他方の位置決め部17には他面(以下「B面」と称する)を表側にした基板を位置決めしてセットする。なお、位置決め部17にB面を表側にセットされる基板のA面については、後述するように既に電子部品が実装され、かつ、ハンダ付けが完了している。
このように単一のセット治具14に二枚の基板を同時にセットするとともに、実装ラインの作動をスタートする。これにより、搬送装置20によってセット治具14が図1の実線で示す位置から印刷機24による印刷位置まで移動して停止する。この印刷位置において、昇降用のシリンダ23によってセット治具14を上昇させ、二枚の基板の表面(A面およびB面)を個々に対応するマスキングシート26の下面にそれぞれ接触させる。
ここで、印刷機24の両スキージ28をマスキングシート26の上面に沿って往復駆動させることにより、前述のようにペースト状のハンダが両基板のA面およびB面にそれぞれ印刷される。この後、昇降用のシリンダ23によってセット治具14を元の位置に下降させ、両基板のA面およびB面を個々のマスキングシート26の下面から離す。以上によって、二枚の基板にハンダを同時に印刷するための「印刷工程」が完了する。
セット治具14を元の位置に下降させ後、再び搬送装置20が駆動制御されて該セット治具14を図1の仮想線で示す実装位置まで移動させて停止する。この実装位置に運ばれた両基板の表面(A面およびB面)には、前述の「印刷工程」において個々に所定パターンのハンダが印刷されている。そこで、実装位置では実装機30が駆動制御され、ロボットアーム32がアーム軸33の軸心回りに旋回動作するとともに、スピンドル34の上下移動とチャックの作動とが繰り返され、所定位置にストックされている電子部品が両基板のA面およびB面に実装される。これによって、二枚の基板に電子部品をそれぞれ実装するための「実装工程」が完了する。
つぎに、セット治具14の位置決め部16,17にセットされている両基板を、適宜の手段によってリフロー炉36の個々に対応するコンベア38上に移す。なお、前述したように実装機30に基板の移送機能をもたせている場合は、ロボットアーム32の作動によって両基板を個々のコンベア38上に移す。この時点で、セット治具14は搬送装置20によって図1の仮想線で示す実装位置から実線で示すスタート位置に戻される。
リフロー炉36の両コンベア38上にそれぞれ移された両基板は、これらのコンベア38の移動によってリフロー炉36の中を通過し、作業位置12側に運ばれる。両基板はリフロー炉36の中を通過することによって加熱され、「印刷工程」で個々に印刷されたハンダを溶かしてハンダ付けが行われる。これによって、二枚の基板に電子部品を実装した状態での「ハンダ付け工程」が完了する。
以上のように、作業位置12においてセット治具14の両位置決め部16,17にセットされた二枚の基板は、図3で示す一巡目ラインIを搬送されてA面に対する実装処理が行われ、同時に二巡目ラインIIを搬送されてB面に対する実装処理が行われて再び作業位置12側に戻される。そして、一巡目ラインIを搬送されてA面に対する実装処理が完了した基板については、既にスタート位置に戻っているセット治具14の一方の位置決め部17に、今度はB面を表側にしてセットする。つまり、一巡目ラインIにおける「ハンダ付け工程」の終了点は、二巡目ラインIIの「印刷工程」の開始点となっている。
二巡目ラインIIを搬送されてB面に対する実装処理が完了した基板は、その両面に対する実装およびハンダ付けが完了したことになるので、つぎの工程に送る。なお、セット治具14の他方の位置決め部16には、前工程から送られてきた新たな基板がA面を表側にしてセットされ、セット治具14にセットされた二枚の基板は個々に一巡目ラインIおよび二巡目ラインIIに沿って搬送される。
この実装ラインにおいては、前述のように一巡目ラインIの終了点が二巡目ラインIIの開始点となるように相互を連続させているので、基板の両面に対する印刷、実装およびハンダ付けといった処理が並行してエンドレスに実行される。これにより、基板の両面に実装処理を行う作業時間が大幅に短縮される。また、一巡目ラインIおよび二巡目ラインIIは、共に基板を一方向へ搬送してハンダの印刷および電子部品の実装を終えた後、基板の搬送方向を反転してハンダ付けを終えて元の作業位置12側に戻るので、実装ラインの長さが短縮されて実装ラインの設置スペースを小さくできる。
さらに、対象となる基板は1個単位(1個取り)であり、多数個取りの基板を後で分離するのと異なり、分離作業に伴う粉塵の発生がなく、かつ、余分な工数もなくなる。
12 作業位置
24 印刷機
30 実装機
36 リフロー炉
I 一巡目ライン
II 二巡目ライン

Claims (1)

  1. 基板の両面において電子部品を実装するための電子部品実装ラインであって、
    二枚の基板を相互に反対側の面が表側になるように個々に位置決めしてセットすることが可能なセット治具を備え、このセット治具は、所定の作業位置からハンダの印刷工程を経て電子部品の実装工程までの間を往復搬送されるように構成され、実装工程で電子部品の実装を終えた二枚の基板は、セット治具からハンダ付け工程において作業位置の側へ移動する一対のコンベア上に個別に移されるように設定され、セット治具の往復搬送およびハンダ付け工程の両コンベアの移動を主体として、二枚の基板を作業位置からハンダの印刷工程、電子部品の実装工程、ハンダ付け工程の順で個別に搬送して作業位置に戻すことができる一巡目ラインと二巡目ラインとを構成し、かつ一巡目ラインのハンダ付け工程の終了点が二巡目ラインの印刷工程の開始点となるように構成した電子部品実装ライン。
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