JP5350005B2 - 開閉カバーロック機構及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
したがって、シャフト部材に対して、ロック部材を所定の角度差を持たせてピンを圧入するという複雑な作業を回避することができる。
また、前記する発明によれば、シャフト部材の両端側に設けられたロック部材には、軸受部が形成されており、かつ、その軸受部を回転自在に支持する支持部が設けられているため、軸受部を支持部に嵌合させるだけで、ロック部材を備えたシャフト部材を開閉カバーに所定位置に取り付けることが可能となる。
したがって、ロック部材を備えたシャフト部材を開閉カバーに所定位置に取り付けるためにピンを圧入するという複雑な作業を回避することができる。
また、前記するシャフト部材等は、比較的簡単に成形可能な部材であって、高い部品精度が要求されるものでない。
さらに、シャフト受け部の第1の孔形状と第2の孔形状とのそれぞれは、第1の断面形状又は第2の断面形状に対応しているため、樹脂を射出成型することによって形成する場合に、いわゆる抜き勾配が形成されて型から離型しやすくなる。
次に、第1実施形態における画像形成装置について、図1〜図16を用いて説明する。画像形成装置1は、記録用紙等の媒体に画像を形成する装置であり、図1に示すように、画像形成装置1に回動自在に取り付けられた開閉カバー100と、開閉カバー100の閉塞状態を保持または解除する開閉カバーロック部材200(図3参照)とを少なくとも備えている。なお、本発明における開閉カバーロック機構とは、この開閉カバー100と開閉カバーロック部材200とから構成されている。また、図示しないが、画像形成装置1の内部本体には、記録用紙に転写する画像を形成する現像ユニットと、記録用紙の搬送を行う搬送部等を備えている。
ここで、開閉カバーロック部材収納部120と凸部110とが離れて開閉カバー100の背面に形成された場合、その開閉カバー100が湾曲すると、開閉カバーロック部材収納部120に収納された開閉カバーロック部材200におけるフック部231L、231Rが係合部500(図14参照)と係合していないにもかかわらず、凸部110が検出センサ(図示せず)を押圧するという誤検出が発生するおそれがある。したがって、開閉カバーロック部材収納部120は、凸部110の近傍に設けられることが望ましい。
また、図3に示す延出部140は、開閉カバー100の背面側から延出してなる部材であるが、後記する一対のロック部材230L、230Rのフック部231L、231Rが係合部500と係止可能な程度に回動した場合に、一対のロック部材230L、230Rに設けられた当接部232L、232Rと当接できる程度延出している必要がある。
そして、開閉カバーロック部材200は、図4、図5に示すように、画像形成装置1の外部に露出し(図1参照)、操作者に押圧されるプッシュボタン210と、そのプッシュボタン210と当接し、プッシュボタン210が押圧されることによって回動するシャフト部材220と、シャフト部材220の両端側に取り付けられている一対のロック部材230L、230Rと、シャフト部材220を、プッシュボタン210に押圧されて回動する方向と逆向きに回動するように付勢するバネ(付勢部材)240と、開閉カバーの背面側に取り付けられて、シャフト部材220の両端に取り付けられた一対のロック部材を回転自在に軸支する支持部250L、250R(図4参照)とを備えている。
ここで、シャフト部材220の角部は、シャフト部材220の両端側に接合する一対のロック部材230L、230Rが周方向の回動した場合に、シャフト部材220の角部が一対のロック部材のシャフト受け部233L、233R(図6、図7参照)内で係止するための部位である。これによって、一対のロック部材230L、230Rが、シャフト部材220に対して回動することなく、固定することができる。
また、シャフト部材220には、少なくとも一つ以上の角部が形成されれば、シャフト部材220と一対のロック部材230L、230Rとの周方向の回動に対して、シャフト部材220の角部と一対のロック部材のシャフト受け部233L、233Rとが係止するため、本発明におけるシャフト部材220の形状は、少なくとも一つ以上の角部を有すればよく、二つの角部を有する断面視略コの字状のコ字部材に限られるものではない。
また、シャフト部材220は、図6、図7に示すように、コ字部材の両端に形成された第1嵌合部222と、その第1嵌合部222よりもコ字部材の中央側に形成された第2嵌合部223と、その第2嵌合部223よりもコ字部材の中央側に形成されたストッパ224とを有する。
また、図6に示すストッパ224は、シャフト部材220の両端がロック部材230Rのシャフト受け部233Rに必要以上に進入することを防止するための突起部分(図7(b)参照)であって、図7(a)に示すように、ストッパ224の幅l3は、ロック部材230L、230Rの端面に係止するように、第2嵌合部223の幅l2よりも幅が長く形成されている。なお、ここでいう第1嵌合部222と第2嵌合部223は、特許請求の範囲に記載される「第1の断面形状」と「第2の断面形状」に相当するものである。
また、当接部232L、232Rは、一定の角度でロック部材230L、230Rの回動を制止させるための部材であり、第1実施形態の当接部232L、232Rは、フック部231L、231Rが係合部500に係合可能な程度にロック部材230L、230Rが回動する場合に、当接部232L、232Rの端面が、開閉カバー100の背面側に形成された延出部140に当接するように形成されている。なお、ロック部材230L、230Rの回転角度は、例えば、開閉カバー100の操作性やフック部231L,231Rの係合部500との係合量などから決定される。
また、シャフト受け部233L、233Rには、図7に示すように、幅が異なる第1底部236L、236Rと第2底部237L、237Rとが形成されており、第1底部236L、236Rの幅L1は、第2底部237L、237Rの幅L2よりも短く形成されている。
また、第1底部236の幅L1と第2底部237の幅L2は、それぞれ、シャフト部材220の両端側に形成された第1嵌合部222と第2嵌合部223の幅l1と幅l2と同じ幅になるように形成されている。
そして、シャフト受け部233L、233Rがシャフト部材220の両端が挿入されて、図7(b)に示すように第1嵌合部222と第1底部236Rとが嵌合し、第2嵌合部223と第2底部237Rとが嵌合することによって、シャフト部材220とロック部材230L、230Rとが接合されている。なお、なお、ここでいう第1底部236L、236Rと第2底部237L、237Rは、特許請求の範囲に記載される「第1の孔形状」と「第2の孔形状」に相当するものである。
また、図8(b)に示す突出部251Rは、ロック部材230Rの軸受部234と同一径の円柱状である。一方で、図8(a)に示す突出部251Lは、断面視上端面と下端面は断面視で水平に面取りされた面取り部252を有する。また、面取り部252の上端面と下端に面を結ぶ左右端面は断面視で円弧となっており、その上下端面の幅L4は、ロック部材230Lに形成された切り欠き部235の幅l4(図5(b)参照)よりも短くなるように形成されている。
ここで、回動するロック部材230L、230Rの当接部232L、232Rは、図12に示すように、開閉カバー100に形成された延出部140に当接し回動が制限される。また、当接部232L、232Rが延出部140に当接することで、ロック部材の軸受け部と、そのロック部材を支持する支持部250L、250Rとの間に隙間分だけ、本体側にシャフト部材220が移動し、所謂ガタ寄せされることとなる。
まず、図13(a)に示すように、ロック部材230Lの切り欠き部235の幅l4は、支持部250Lの突出部251Lの幅L4よりも小さい。よって、支持部250Lの突出部251Lを、ロック部材230Lの切り欠き部235を通すことができ、図13(b)に示すように、突出部251Lを支持部250L内に収容することができる。
そして、つぎで説明する開閉カバーロック部材200の回動作業によって、ロック部材230Lに設けられた切り欠き部235の向きも、図13(b)〜(d)に示すように変化し、最終的には、図13(d)に示すように下向きとなる。
そして、切り欠き部235が下向きとなった場合、前記したように、本体側にシャフト部材220がガタ寄せされるため(図12参照)、ロック部材230Lも本体側に移動することとなる。
画像形成装置1の内部本体を閉塞する場合、まず、図14(a)に示すように、操作者は開閉カバー100を画像形成装置1の本体側に向かって押圧する。ここで、開閉カバー100を押圧すると、ロック部材230L、230Rのフック部231L,231Rの先端側が係合部500に摺接して、上に持ち上がるように回動する。
そして、さらに、操作者は開閉カバー100を画像形成装置1の本体側に向かって押圧し、フック部231L,231Rが係合部500の端部を越すと、フック部231L,231Rは、係合部500に当接せずに、バネ(図示せず)の付勢力によって、図14(b)に示すようにロック方向に回動して、係合部500とフック部231L,231Rとは、開閉カバー100の開放方向に対して係合するため、開閉カバー100は画像形成装置の本体内部を閉塞することが可能となる。
また、バネ(図示せず)によってロック方向に回動するロック部材230L、230Rは、ロック部材に形成された当接部232L、232Rが、図15に示すように、開閉カバー100に形成された延出部140に当接し回動が制限されるため、フック部231L、231Rが所定量以上に回動するおそれがない。
画像形成装置1の内部本体を開放する場合、まず、操作者はプッシュボタン210を押圧する。ここで、プッシュボタン210を押圧すると、図15(a)に示すように、プッシュボタン210に当接しているシャフト部材220の板状部材221を押圧し、シャフト部材は220が解除方向に回動することとなる。
そして、シャフト部材は220が解除方向に回動すると、図15(b)に示すように、ロック部材230L,230Rのフック部231L、231Rも解除方向に回動し、画像形成装置1の内部本体側に形成された係合部500と係合しなくなる。
よって、開閉カバー100を開放する方向に回動すれば、画像形成装置1の内部本体を開放することができる。
また、切り欠き部を有するロック部材と、その切り欠きの幅以下の幅である突出部を有する支持部とを備えるため、簡易に開閉カバー100に開閉カバーロック部材200を簡易に取り付けることができる。つまり、係合部とロック部材に所定の角度差を持たせて、シャフト部材の外周表面に、垂直にピンを圧入するという複雑な作業を回避して、組立性を向上させることができる。
その他、実施形態のシャフト部材220の形状によれば、断面視コ字状(図6参照)であるため、板状部材を折り曲げることによって容易に製造できるものであり、組立性の向上を図ることができる。
従来の開閉カバーロック機構として、シャフト部材の端部の外周面一部を平面に形成された、いわゆるDカット形のシャフト部材に、そのDカット状に対応した孔が形成されたロック部材を取り付けたものがある。しかし、この構成によれば、シャフト部材とロック部材をがたつきなく取り付けるためには、ロック部材に形成されたDカット状に対応した孔と、シャフト部材のDカット状の端部が、対応するように加工することが求められ、高い加工技術と加工精度が必要となる。
つまり、本実施形態によれば、シャフト部材220とロック部材230L、230Rとの接合において、回動方向のずれがないため、がたつくことなく開閉カバー100の閉塞状態を保持することができる。
したがって、ロック部材230L、230Rは、フック部231L、231Rが係合部500に係合後に、さらにバネ240のロック方向における付勢力によって、フック部231L、231Rが持ち上がることを回避することができる。
よって、本実施形態によれば、ロック部材230L、230Rの回動を制限することによって、開閉カバーが持ち上がることによるがたつきを回避することができる。
つぎに、第1実施形態の変形例における支持部250Aとロック部材230Aにおいて、開閉カバー100の開放方向に力が加わった場合について図16を用いて説明する。
図16(a)に示すように、支持部250Aに設けられた切り欠き235Aが閉塞方向を向いており、かつ、ロック部材230Aの突出部251Aは左右端面が水平で上下端面が円弧状面である。このような場合において、開閉カバー100の開放方向の移動させた場合、突出部251Aの上下端面が、図16(b)に示すように、ロック部材230Aの軸受部234Aの内周面を開口するように(図16(b)に示す矢印Fの方向)押し広げるため、支持部250Aに設けられた切り欠き部235Aからロック部材230Lの突出部251Lが脱落するおそれがある。
そして、開閉カバー100に開放方向に移動する力が加わった場合に、開閉カバー100に開放方向への移動にともなって、開閉カバー100の背面に取り付けられた支持部250Lの突出部251Lも開放方向に移動することとなるが、ここで、実施形態の構成によれば、図16(d)に示すように、ロック部材230L、230Rは、軸受部の内周面でその力を受けることとなる。つまり、本実施形態の画像形成装置1によれば、ロック部材230Lから突出部251Lが脱落するおそれがなく、かつ、開閉カバー100の移動によるがたつきがすくない開閉カバーロック機構を提供することができる。
また、一対のロック部材230L、230Rに抜き勾配が形成された場合であっても、本実施形態によれば、シャフト部材220の両端側には、抜き勾配に併せた第1嵌合部222と第2嵌合部223が形成されているため、シャフト部材220と一対のロック部材230L、230Rとの接合においてがたつきが生じない。
なお、実施形態によれば、開閉カバーロック部材200を開閉カバー100の背面側に備え付けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、開閉カバー100の背面側に係合部500を設けて、これに対向する画像形成装置1の内部本体側に、開閉カバーロック部材200を設けてもよい。
つぎに、第2実施形態に係る画像形成装置600について、図17〜図20を用いて説明する。図17に示す第2実施形態に係る画像形成装置600は、開閉カバー610と開閉カバーロック部材400と(図18参照)を備えている。
以下において、第2実施形態の開閉カバーロック部材400と開閉カバー610との構成について、第1実施形態の開閉カバーロック部材200と開閉カバー100との構成との相違点についてのみ説明する。
具体的に、バネ440は、図19(a)に示すように、一端がシャフト部材420に係止しており、他端側は、係合部510側に向かって突出する突出部441と、その突出部441よりも端部側に形成された当接部442を有している。
また、ロック部材430R、430Lには、図18と図20(a)に示すように、上側に延出する平面部材である操作部443L、443Rが形成されている点において、第1実施形態の開閉カバーロック部材200と相違している。なお、画像形成装置600には、この操作部443L、443Rを外部から操作するための孔である操作部孔605R(605L)が形成されている。
図20(a)は、開閉カバー610が開放している状態を示す図であるが、操作者が画像形成装置600の内部本体を閉塞させる場合は、まず、操作部443を本体側であるロック方向に引っ張る必要がある。そして、この動作に伴って、開閉カバー610は、本体側に移動するとともに、シャフト部材420は、支持部430を回転軸として、ロック方向に回動する。そして、図20(b)に示すように、フック部431が係合部510に係合して、画像形成装置600の内部本体を閉塞することができる。
そして、図19(b)に示すように、バネ440の突出部441が係合部510に当接しながら、フック部431が係合部510に係合することとなる。この場合、突出部441は、係合部510に当接して開閉カバー610側に押圧されることとなり、バネ440には、画像形成装置600の内部本体側に向かう付勢力(以下、「第2の付勢力」という。)が設定されることとなる。
よって、第2実施形態に係る画像形成装置600によれば、第1実施形態の画像形成装置1に比べ、部品点数が少ない画像形成装置を提供することができる。
なお、上記説明した第2実施形態に係る画像形成装置600の変更点は、第2実施形態に係る画像形成装置600が、第1実施形態の画像形成装置1が発揮する作用効果と同等な作用効果を発揮することを妨げるものではないことはいうまでもない。
100、610 開閉カバー
110 凸部
120 開閉カバーロック部材収納部
130 バネ収納部
140 当接部
200、400 開閉カバーロック部材
210 プッシュボタン
220 シャフト部材
221 板状部材
222 第1嵌合部
223 第2嵌合部
224 ストッパ
230L、230R、430L、430R、 ロック部材
231L、231R、431 フック部
232L、232R 当接部
233L、233R シャフト受け部
234L、234R 軸受部
235 切り欠き部
236L、236R 第1底部
237L、237R 第2底部
238L、238R 内周円筒部
240、440 バネ
250L、250R、430 支持部
251L、251R 突出部
252 面取り部
330L、330R ロック部材
334L 軸受部
351L 突出部
441 突出部
442 当接部
443L、443R 操作部材
500 510 係合部
605R 操作部孔
610 開閉カバー
611 被係止部
Claims (15)
- 装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、
前記開閉カバーに回転自在に設けられ、少なくとも一つ以上の角部を有するシャフト部材と、
前記シャフト部材の両端に設けられ、前記開閉カバーを前記装置本体に固定するロック部材と、を備え、
前記ロック部材は、前記シャフト部材の回転軸と垂直方向の断面形状に対応した形状のシャフト受け部と、前記装置本体と係合するフック部と、前記シャフト受け部と相反する方向の面に形成された軸受部と、前記開閉カバーに当接する当接部とを備え、
前記開閉カバーは、前記軸受部を回転自在に支持する支持部を備え、
前記シャフト部材は、
前記シャフト部材の端部近傍における第1の断面形状と、
前記シャフト部材の前記端部近傍よりも中央部側における、前記第1の断面形状より大きい第2の断面形状とを備え、
前記シャフト受け部は、
前記第1の断面形状に対応する第1の孔形状と、
前記第2の断面形状に対応する第2の孔形状と、が形成されていることを特徴とする開閉カバーロック機構。 - 前記シャフト部材の第1の断面形状と前記ロック部材の前記シャフト受け部の第1の孔形状とが嵌合し、かつ、前記シャフト部材の第2の断面形状と前記ロック部材の前記シャフト受け部の第2の孔形状とが嵌合して、前記シャフト部材と前記ロック部材とが一体に結合していることを特徴とする請求項1に記載の開閉カバーロック機構。
- 装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、
前記開閉カバーに回転自在に設けられ、少なくとも一つ以上の角部を有するシャフト部材と、
前記シャフト部材の両端に設けられ、前記開閉カバーを前記装置本体に固定するロック部材と、
前記シャフト部材に設けられた付勢手段と、を備え、
前記ロック部材は、前記シャフト部材の回転軸と垂直方向の断面形状に対応した形状のシャフト受け部と、前記装置本体と係合するフック部と、前記シャフト受け部と相反する方向の面に形成された軸受部と、前記開閉カバーに当接する当接部とを備え、
前記開閉カバーは、前記軸受部を回転自在に支持する支持部を備え、
前記付勢手段は、バネ部材であり、
前記バネ部材は、一端が前記シャフト部材に係止し、他端が前記開閉カバーに接離可能に設けられていることを特徴とする開閉カバーロック機構。 - 前記付勢手段は、
前記開閉カバーが開放状態にあるときの第1の付勢力と、
前記開閉カバーが閉塞状態にあるときは、前記装置本体とフック部とが係合することで、前記第1の付勢力より圧縮された状態である前記第1の付勢力より強い第2の付勢力と、を有するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の開閉カバーロック機構。 - 前記付勢手段の他端は、端部近傍に開閉カバーより突出して前記開閉カバーを閉じる場合に前記装置本体に当接する突出部と、前記開閉カバーの開放時に前記開閉カバーと当接する当接部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記ロック部材は、前記ロック部材を操作するための操作部を更に備えることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記操作部は、前記操作により回動する方向が前記シャフト部材の回動方向と同じ方向であることを特徴とする請求項6項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記シャフト部材は、前記断面形状が略コの字型に成形されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記シャフト部材は、板状の金属から成形されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記シャフト部材は、前記開閉カバーの背面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記シャフト部材は、開閉カバーの左右側に延出してなることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記ロック部材の前記当接部は、前記シャフト部がロック方向へ所定角度回動すると、前記開閉カバーに当接することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。
- 前記軸受部は、円筒形状である内周円筒部と、所定の幅の切り欠き部と、を備え、
前記支持部は、前記軸受部の前記内周円筒部に対応する円筒状の突出部を備え、
前記切り欠き部を備えた前記シャフト部材の一端に対応する前記支持部の突出部は、前記軸受部の前記切り欠き部に対応した面取り部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構。 - 前記面取り部が設けられている前記支持部の突出部は、上端面と下端面は断面視で水平で、左右端面は断面視で円弧になっており、
前記切り欠き部の所定の幅は、前記突出部の上端面と下端面方向の幅以上であることを特徴とする請求項13に記載の開閉カバーロック機構。 - 前記請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の開閉カバーロック機構を備えた画像形成装置。
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