JP6611504B2 - ケーブル保持構造及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ケーブル保持構造に関し、特に、クランプを利用してケーブルを被取付部材に固定するケーブル保持構造に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等の画像形成装置において、多数のケーブルが使用されており、それらのケーブルは画像形成装置の装置本体に対して一部が固定されている。装置本体に対するケーブルの保持の際には、例えばケーブルクランプが用いられる。この種のケーブルクランプとしては、ケーブルを挟持して保持するクランプと、該クランプと一体化され、パネルや基板等、被取付部材に対して回転可能に挿入されることで係止される係止爪と、を有するものが普及している(特許文献1)。
特開2004−242478号公報
しかしながら、上述した特許文献1のケーブルクランプでは、係止爪は被取付部材に対して回転可能に挿入されるので、ケーブルを保持したケーブルクランプがケーブルの腰によって回転してしまう可能性がある。これに対し、ケーブルの設置部分の近傍には、可動部、板金エッジ、発熱部等、ケーブルの接触が好ましくない部材(以下、接触不可部材という)が配置される場合がある。そして、ケーブルクランプがケーブルの腰によって回転してしまうことにより、保持されたケーブルが接触不可部材に接触してしまう虞があった。
本発明は、ケーブルの腰によってケーブルクランプが回転してしまうことを抑制できるケーブル保持構造及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のケーブル保持構造は、孔部が設けられる被取付部材と、ケーブルを保持する保持部と、前記孔部に挿入される軸部と、前記軸部の軸線方向において前記被取付部材に対して前記保持部と反対側に設けられ、前記被取付部材に当接することで前記軸部が前記孔部から抜去される方向への移動を係止する係止爪部と、前記軸線方向において前記被取付部材に対して前記係止爪部と反対側であって、前記軸線方向において前記保持部前記係止爪部との間に設けられ、弾性変形することで前記係止爪部を前記被取付部材に当接させるための付勢力を前記係止爪部に付与する弾性固定部と、を一体的に有し、前記被取付部材に取り付けられるケーブル保持部材と、前記被取付部材に設けられ、前記ケーブル保持部材が前記軸部の周方向に回転する場合に前記弾性固定部に当接して前記ケーブル保持部材の回転を規制する規制部と、を備え、前記被取付部材は、前記孔部が形成される平面部を有し、前記規制部は、前記保持部における前記ケーブルの挿通方向において前記軸部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記ケーブル保持部材が設けられる側に突出する第1突出部と、前記ケーブルの挿通方向において前記弾性固定部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記第1突出部と同じ方向に突出し、前記第1突出部よりも突出量が多い第2突出部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ケーブルの腰によってケーブルクランプが回転してしまうことを抑制できる。
本実施の形態に係る操作パネルを示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 本実施の形態に係るケーブル保持構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 本実施の形態に係るケーブル保持構造の各部の寸法を示す概略の正面図であり、(a)はケーブルクランプ、(b)は規制リブである。 本実施の形態に係るケーブル保持構造においてケーブルクランプを約45度ずらして係止する場合を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本実施の形態に係るケーブル保持構造においてケーブルクランプを約90度ずらして係止する場合を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本実施の形態に係るケーブル保持構造により操作パネルのケーブルを保持した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施の形態では、本発明のケーブル保持構造を複合機の操作パネルに適用した場合について説明している。但し、ケーブル保持構造の適用対象としては、複合機の操作パネルに限られないのは勿論であり、ケーブルを保持して被取付部材に固定する構成の全般に適用することができる。
図1に示すように、本実施の形態の操作パネル1は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリの複数の機能を有する電子写真方式の不図示の複合機に設けられている。操作パネル1は、表示部2と、入力部3と、入力基板4と、制御基板5と、ケーブル6と、左右のヒンジ部7,8と、を有している。入力部3はテンキーであり、入力部3から入力された入力信号は入力基板4により検知される。入力基板4と制御基板5とはケーブル6により接続され、入力基板4で得られた入力信号はケーブル6を介して制御基板5に入力される。制御基板5は、得られた入力信号を複合機の装置本体の制御部に送信する。
右側のヒンジ部7は、操作パネル1に固定されたヒンジ(以下、操作パネルヒンジと呼ぶ)70と、不図示の装置本体に固定されたヒンジ(以下、本体ヒンジと呼ぶ)71と、ヒンジ支軸72とを有している。同様に、左側のヒンジ部8は、操作パネルヒンジ80と、本体ヒンジ81と、ヒンジ支軸82とを有している。これら左右のヒンジ部7,8により、操作パネル1は装置本体に対してチルト動作を行うことができる。即ち、ユーザが操作パネル1をT方向に操作すると、操作パネル1を介して、操作パネルヒンジ70,80が傾斜する。
次に、操作パネル1において、ケーブル6を固定するケーブル保持構造100について、詳細に説明する。図2に示すように、ケーブル保持構造100は、ケーブルクランプ10と、操作パネル1の板状の取付部(被取付部材)9に設けられた規制リブ(規制手段)50と、を備えている。尚、図2〜図6において、ケーブルクランプ10を取付部9に挿入する方向を下方向、その反対方向を上方向としている。
ケーブルクランプ10は、クランプ部20と、係止爪部30と、弾性固定部40とを有する。クランプ部20は、ヒンジ21と、カバー22と、フック23と、ロック爪24とを有する。ヒンジ21を中心として、カバー22が揺動してケーブル6を保持してから、カバー22に設けられたフック23がロック爪24と引掛けることでケーブル6を拘束する。また、クランプ部20のうち、ケーブル6を挟持により保持する位置を保持位置25としている。即ち、クランプ部20は、ケーブル6を挟持により保持位置25に保持する。また、保持位置25の底面をクランプ底面25aとする。
係止爪部30は、クランプ部20と一体化され、取付部9に形成された透孔9aに対して回転可能に挿入されることで係止される。即ち、取付部9の透孔9aに係止爪部30を挿し込むことで、係止爪部30が弾性的に内側に撓ませてから、更に挿し込むと、係止爪部30が広がって透孔9aの裏側の縁に引っ掛かる。これにより、係止爪部30が透孔9aからの抜け止めになるとともに、ケーブルクランプ10を上方向に抜けないように規制する。
弾性固定部40は、クランプ部20及び係止爪部30の一体化した部位に一体化され、クランプ部20の長手方向の両側に略水平に突出し、その先端部41が下方に向けて突出して形成されている。弾性固定部40は、係止爪部30が取付部9に係止された際に係止爪部30を係止方向に弾性的に付勢するように、本実施の形態では一対設けられている。但し、弾性固定部40は一対に限られず、複数であればよい。即ち、弾性固定部40が取付部9との間で弾性的に突っ張ることで、ケーブルクランプ部20の下方向へのガタつきを弾性的に固定する。
尚、弾性固定部40は、上方に向けた外力が作用することで、根元部42から弾性変形する(図3(a)参照)。この場合、弾性固定部40は弾性変形して持ち上がるが、弾性固定部40がクランプ部20に突き当たった時点で、それ以上の変形が規制される。即ち、弾性固定部40の先端部41が、根元部42の高さ(図3(a)中のH2)を超えたあたりから、弾性固定部40がクランプ部20に当接して、それ以上は上がりにくくなる関係になっている。
規制リブ50は、ケーブルクランプ10に沿って取付部9に設けられ、低部51と高部52とを有し、ケーブルクランプ10に当接してケーブルクランプ10の回転を規制する。低部51は、保持位置25に隣接して配置されている。高部52は、各弾性固定部40に隣接して配置され、低部51より高く形成されている。また、規制リブ50は、低部51を中心として、その両側に高部52を有している。
規制リブ50は、取付部9に対して、例えば、ビス止めや接着等によって取り付けられている。本実施の形態では、ケーブルクランプ10と規制リブ50との側面同士の間隔は、部品公差等を鑑みてケーブルクランプ10及び規制リブ50が干渉しない最小距離として、0.3mmに設定している。これにより、ケーブルクランプ10が取付部9に対して回転しても、弾性固定部40の先端部41が規制リブ50の高部52の側面に当接するため、回転が所定の角度以内に規制される。
ここで、図3(a)に示すように、ケーブルクランプ10において、係止爪部30が取付部9の裏面に接触している状態で、各部の寸法を以下のように設定する。弾性固定部40の下面40aと、取付部9の上面9bと、の間の高さをH1とする。また、弾性固定部40の根元部42と、取付部9の上面9bと、の間の高さをH2とする。更に、クランプ底面25aと、取付部9の上面9bと、の間の高さをH3とする。また、図3(b)に示すように、規制リブ50において、各部の寸法を以下のように設定する。低部51の高さを、R1とする。各高部52の高さを、R2とする。
また、本実施の形態のケーブルクランプ10及び規制リブ50の各部の寸法の関係は、以下のように設定している。規制リブ50においては、低部51の高さR1は、各高部52の高さR2よりも低く、R1<R2の関係を満たすように設定されている。低部51の高さR1は、保持位置25のクランプ底面25aの高さH3より低く、R1<H3の関係を満たすように設定されている。低部51の高さR1は、係止爪部30が取付部9に係止された際の弾性固定部40の下面40aの高さH1より高く、H1<R1の関係を満たすように設定されている。高部52の高さR2は、弾性固定部40の根元部42の高さH2より高く、H2<R2の関係を満たすように設定されている。
次に、上述したケーブル保持構造100によりケーブル6を保持した際の作用について、詳細に説明する。
図2(b)に示すように、ケーブルクランプ10にケーブル6を保持して取付部9に設置した場合、ケーブルクランプ10が回転しても、ケーブルクランプ10の弾性固定部40の一方の先端部41が隣接する規制リブ50の高部52当接する。ここで、高部52の高さR2は弾性固定部40の根元部42の高さH2より高いので、高部52は先端部41よりも高く、先端部41が高部52に当接しても乗り越えるのは困難である。このため、規制リブ50によってケーブルクランプ10の回転を所定角度以内に規制することができ、ケーブル6をクランプした状態でケーブル6の揺動が所定の範囲に規制される(図6参照)。
また、ケーブル6を保持しているケーブルクランプ10の保持位置25では、規制リブ50の低い部分である低部51がケーブル6に近接している。ここで、低部51の高さR1は、保持位置25のクランプ底面25aの高さH3より低いので、低部51がケーブル6と接触することがなく、ケーブル6に負荷が加わるような不具合の発生は抑制される。
次に、上述したケーブルクランプ10を取付部9に組み付ける際の誤組について、図4及び図5を用いて詳細に説明する。ここで、ケーブルクランプ10の誤った組み付けとは、図4(a)及び図5(a)に示すように、ケーブルクランプ10を正規の位置から角度θだけ傾けた状態で係止爪部30を透孔9aに挿入することを意味する。この場合、弾性固定部40が規制リブ50に乗り上げつつ、係止爪部30が透孔9aに係止して、ケーブルクランプ10が保持されてしまう組み付け状態となり、このような状態の発生を防止する構成について以下に説明する。
図4に示すように、角度θが約45度の角度をもった位置で組み付けた場合、一方の弾性固定部40が規制リブ50の高部52に乗り上げる。この場合、高部52の高さR2が弾性固定部40の根元部42の高さH2より高いので、弾性固定部40がクランプ部20に当接し、弾性固定部40を強く撓ませないと係止爪部30が透孔9aの縁に引っ掛かることがないため、誤組を防止できる。
また、図5に示すように、角度θが約90度の角度をもった位置で組み付けた場合、弾性固定部40の下面40aが規制リブ50の低部51に乗り上げる。この場合、低部51の高さR1が弾性固定部40の下面40aの高さH1より高いので、係止爪部30が透孔9aの縁に引っ掛かることがないため、誤組を防止できる。
次に、上述したケーブル保持構造100を操作パネル1に適用した場合について、図6に沿って説明する。ヒンジ部7は可動部であり、ケーブル6の接触不可部材である。ヒンジ部7に近接したケーブル6を保持する場合、ケーブルクランプ10に沿って規制リブ50を設置する。これにより、ケーブルクランプ10の回転を規制リブ50で規制することで、ケーブル6がヒンジ部7に近接する方向に移動しないように規制する。尚、ヒンジ部7に近接していないケーブル6を保持する場合は、規制リブ50を設けなくてもよい。
上述したように本実施の形態のケーブル保持構造100によれば、規制リブ50が、ケーブルクランプ10に当接してケーブルクランプ10の回転を規制する。このため、コストアップや装置全体の大型化を招くことなく、ケーブル6の接触の好ましくない部材への接触を防止できる。また、ケーブル6の保持位置25に隣接する低部51が高部52よりも低く形成されているので、ケーブル6は規制リブ50に接触することなく、かつケーブルクランプ10の誤組付けを防止することができる。これにより、簡単、低コストで、かつ誤組等が発生しないケーブルクランプ10の規制リブ50を実現できる。また、可動部等からケーブル6を保護する際にケーブル6にチューブ等の保護部材を設けたり、ガイド部材を設けたり、干渉部材からケーブル6の配線経路の距離を離す等がないため、操作パネル等、より小型化及び薄型化が必要な用途に有効である。
6…ケーブル、9…取付部(被取付部材)、10…ケーブルクランプ、20…クランプ部、25…保持位置、25a…クランプ底面、30…係止爪部、40…弾性固定部、40a…弾性固定部の下面、42…根元部、50…規制リブ(規制手段)、51…低部、52…高部、100…ケーブル保持構造。

Claims (9)

  1. 孔部が設けられる被取付部材と、
    ケーブルを保持する保持部と、前記孔部に挿入される軸部と、前記軸部の軸線方向において前記被取付部材に対して前記保持部と反対側に設けられ、前記被取付部材に当接することで前記軸部が前記孔部から抜去される方向への移動を係止する係止爪部と、前記軸線方向において前記被取付部材に対して前記係止爪部と反対側であって、前記軸線方向において前記保持部前記係止爪部との間に設けられ、弾性変形することで前記係止爪部を前記被取付部材に当接させるための付勢力を前記係止爪部に付与する弾性固定部と、を一体的に有し、前記被取付部材に取り付けられるケーブル保持部材と、
    前記被取付部材に設けられ、前記ケーブル保持部材が前記軸部の周方向に回転する場合に前記弾性固定部に当接して前記ケーブル保持部材の回転を規制する規制部と、を備え、
    前記被取付部材は、前記孔部が形成される平面部を有し、
    前記規制部は、前記保持部における前記ケーブルの挿通方向において前記軸部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記ケーブル保持部材が設けられる側に突出する第1突出部と、前記ケーブルの挿通方向において前記弾性固定部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記第1突出部と同じ方向に突出し、前記第1突出部よりも突出量が多い第2突出部と、を有する、
    ことを特徴とするケーブル保持構造。
  2. 孔部が設けられる被取付部材と、
    ケーブルを保持する保持部と、前記孔部に挿入される軸部と、前記軸部の軸線方向において前記被取付部材に対して前記保持部と反対側に設けられ、前記被取付部材に当接することで前記軸部が前記孔部から抜去される方向への移動を係止する係止爪部と、前記軸線方向において前記被取付部材に対して前記係止爪部と反対側であって、前記軸線方向において前記保持部と前記係止爪部との間に設けられ、弾性変形することで前記係止爪部を前記被取付部材に当接させるための付勢力を前記係止爪部に付与する弾性固定部と、を一体的に有し、前記被取付部材に取り付けられるケーブル保持部材と、
    前記被取付部材に設けられ、前記ケーブル保持部材が前記軸部の周方向に回転する場合に前記弾性固定部に当接して前記ケーブル保持部材の回転を規制する規制部と、を備え、
    前記保持部は、底部と、前記底部に連続して設けられるヒンジと、前記ヒンジを中心として前記底部に対して揺動可能なカバー部と、前記カバー部に設けられるフック部と、前記底部に対して前記被取付部材に沿った方向に関して前記ヒンジと反対側において前記底部に連続して設けられ、前記フック部を前記底部に対して固定するロック爪とを有し、
    前記ケーブルは、前記底部と前記ヒンジと前記カバー部と前記フック部と前記ロック爪とによって形成される開口に挿通された状態で、前記フック部が前記ロック爪によって固定されることで、前記保持部に保持され、
    前記被取付部材は、前記孔部が形成される平面部を有し、
    前記規制部は、前記保持部における前記ケーブルの挿通方向において前記軸部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記ケーブル保持部材が設けられる側に突出する第1突出部と、前記ケーブルの挿通方向において前記弾性固定部に隣接して配置され、前記平面部に対して前記第1突出部と同じ方向に突出し、前記第1突出部よりも突出量が多い第2突出部と、を有し、
    前記第1突出部の突出量は、前記平面部と前記底部との間の距離より少ない、
    ことを特徴とするケーブル保持構造。
  3. 前記弾性固定部は、前記軸部の径方向に延び、前記平面部に当接しない非当接部と、前記弾性固定部が延びる方向において前記非当接部よりも前記軸部から離れた位置において前記平面部に当接する当接部と、を有し、
    前記第1突出部の突出量は、前記平面部と前記非当接部との間の距離より多い、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保持構造。
  4. 前記弾性固定部は、前記軸部の径方向において前記非当接部と反対側に延びる他の非当接部と、前記他の非当接部が延びる方向において前記他の非当接部よりも前記軸部から離れた位置において前記平面部に当接する他の当接部と、を有し、
    前記規制部は、前記第1突出部の両側に前記第2突出部を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のケーブル保持構造。
  5. 前記第2突出部の突出量は、前記非当接部の前記平面部に対して反対側の側面部と前記平面部との間の距離より多い、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のケーブル保持構造。
  6. 前記規制部は、接着剤によって前記被取付部材に固定される、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のケーブル保持構造。
  7. 前記規制部は、ビスによって前記被取付部材に固定される、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のケーブル保持構造。
  8. 前記被取付部材には、発熱部と板金部と可動部との少なくとも1つの部材が設けられ、
    前記ケーブル保持部材は、前記部材に沿って前記ケーブルを配設するように、前記被取付部材に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のケーブル保持構造。
  9. 装置本体と、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の前記ケーブル保持構造を有する操作部と、前記操作部を前記装置本体に対して回動可能に支持する支持部と、を備え、
    前記ケーブル保持部材は、前記支持部に沿って前記ケーブルを配設するように前記被取付部材に取り付けられる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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