JP5349882B2 - 電子写真感光体用分散液及び電子写真感光体の製造方法 - Google Patents
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Description
該ゲル化ポリアミド樹脂が、ゲル化させたN−メトキシメチル化6ナイロン又はゲル化させたナイロン6−66−610−12の4元ナイロン共重合体であり、該溶剤が、炭素数1乃至6の直鎖または分枝鎖をもつアルコールとエーテル基を有する第2級アルコールとを含むことを特徴とする電子写真感光体用分散液が提供される。
該下引き層を上記電子写真感光体用分散液を用いて形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提供される。
装置:
測定装置:FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μS
データポイント:32768
周波数範囲:10500Hz
積算回数:32回
測定温度:25℃
試料:
N−メトキシメチル化ナイロン 25mg
メタノール−D4(99.8atom%D)アルドリッチ製 0.75ml
テトラメチルシラン(内部標準物質) メタノール−D4に対し0.05質量%
計算方法:
A:N−メトキシメチル化されているアミド基のカルボニル部分隣のメチレンプロトン(ca.2.4ppm)の積分値
B:N−メトキシメチル化されていないアミド基のカルボニル部分隣のメチレンプロトン(ca.2.2ppm)の積分値
N−メトキシメチル化率(%)=A/(A+B)×100
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)22.5部を、エタノール(キシダ化学製、特級)127.5部に60℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−1を得た。
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)15.0部を、n−ブタノール(キシダ化学製、特級)135.0部に70℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−2を得た。
ナイロン6−66−610−12四元ナイロン共重合体樹脂(商品名:CM8000、東レ社製)22.5部を、イソブタノール(キシダ化学製、特級)127.5部に70℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−3を得た。
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)15.0部を、2−プロパノール(キシダ化学製、特級)135.0部に70℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−4を得た。
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)15.0部を、2−ブタノール(キシダ化学製、特級)135.0部に70℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−5を得た。
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)15.0部を、n−プロパノール(キシダ化学製、特級)135.0部に70℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。次いでその溶液を温度23℃、相対湿度50%の環境に12時間静置し、ゲル化ポリアミド樹脂GA−6を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−3の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、
イソブタノール(キシダ化学製、特級) 50.0部
下記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料 0.098部
(CuKα特性X線回折におけるフラッグ角2θ=7.4°±0.3°及び2θ=28.2°±0.3°の位置に強いピークを有する結晶型のガリウムフタロシアニン(特許第3639691号公報に記載のもの))
(粒径算出条件)
演算方法:体積基準
沈降距離:ΔX=10mm
吸光係数補正:補正なし
(測定条件)
溶媒 エタノール
DISP.VISC. 1.20mPa・s
DISP.DENS. 0.79g/cc
SAMP.DENS. 1.20g/cc
D(MAX) 1.00μm
D(MIN) 0.10μm
D(DIV) 0.05μm
SPEED 7000rpm
前記ゲル化ポリアミド樹脂としてGA−4、イソブタノールの代わりに2−プロパノ−ル(キシダ化学製、特級)、プロピレングリコールモノプロピルエーテルの代わりにプロピレングリコールモノエチルエーテル(東邦化学工業製)を用いた。それ以外は、実施例1と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液2−Aを得た。分散液2−Aに対して、上述の粒径測定を行なった。結果を表1に示す。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を16.2部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液3−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−5の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、2−ブタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液4−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−5の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、2−ブタノール(キシダ化学製、特級)を9.7部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.065部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液5−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液6−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−5の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、2−ブタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.065部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液7−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液8−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液9−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液10−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−6の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、n−プロパノール(キシダ化学製、特級)を50.0部、上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を0.098部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液11−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂としてGA−2、n−プロパノールの代わりにn−ブタノール(キシダ化学製、特級)、を用いた以外は、実施例11と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液12−Aを得た。分散液12−Aに対して、上述の粒径測定を行なった。結果を表1に示す。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の130.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、
エタノール(キシダ化学製、特級) 50.0部
下記式(3)で示されるジアゾ化合物 0.130部
上記式(3)で示されるジアゾ化合物を0.195部、分散後の希釈溶剤として、エタノール(キシダ化学製、特級)221.6部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(キシダ化学製、1級)254.7部を用いた。それ以外は、実施例13と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液14−Aを得た。結果を表1に示す。
上記式(3)で示されるジアゾ化合物を6.50部、分散後の希釈溶剤として、エタノール(キシダ化学製、特級)343.9部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(キシダ化学製、1級)336.3部を用いた。それ以外は、実施例13と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液15−Aを得た。結果を表1に示す。
上記式(3)で示されるジアゾ化合物を6.50部、分散後の希釈溶剤として、エタノール(キシダ化学製、特級)91.7部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(キシダ化学製、1級)588.5部を用いた。それ以外は、実施例13と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液16−Aを得た。結果を表1に示す。
上記式(3)で示されるジアゾ化合物を6.50部、分散後の希釈溶剤として、エタノール(キシダ化学製、特級)596.1部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(キシダ化学製、1級)84.1部を用いた。それ以外は、実施例13と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液17−Aを得た。結果を表1に示す。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の80.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を100.0部、上記式(3)で示されるジアゾ化合物を12.0部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液18−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の60.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を150.0部、上記式(3)で示されるジアゾ化合物を18.0部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液19−1を得た。
前記ゲル化ポリアミド樹脂GA−1の40.0部を篩(篩目開き0.5mm)にて押しつぶしながら濾すことで1mm以下の大きさに破砕した。これに、エタノール(キシダ化学製、特級)を150.0部、上記式(3)で示されるジアゾ化合物を18.0部加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液20−1を得た。
上記式(3)で示されるジアゾ化合物の代わりに、下記式(4)で示されるジアゾ化合物を用いた以外は、実施例13と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液21−Aを得た。分散液21−Aに対して、上述の粒径測定を行なった。結果を表1に示す。
プロピレングリコールモノメチルエーテルの代わりに、プロピレングリコールジメチルエーテルを用いた以外は、実施例8と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液1−Xを得た。結果を表1に示す。
プロピレングリコールモノメチルエーテルの代わりに、エチレングリコールモノメチルエーテルを用いた以外は、実施例8と同様にして分散及び希釈を実施し、分散液2−Xを得た。分散液2−Xに対して、上述の粒径測定を行なった。結果を表1に示す。
N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス社製、重合度420、メトキシメチル化率36.8%)19.5部を、エタノール(キシダ化学製、特級)370.5部に60℃の湯浴で加熱しながら攪拌溶解させた。その後、放冷し、ポリアミド樹脂エタノール溶液を得た。これに、上記式(3)で示されるジアゾ化合物6.5部を加え、分散前の混合液を得た。この混合液を、縦型サンドミルを用いて、分散媒体として平均粒径φ1.0mmのガラスビーズを500部使用し、回転数1500rpm(周速5.5m/s)で4時間分散して、分散液3−11を得た。分散液3−11に、エタノール(キシダ化学製、特級)301.9部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(キシダ化学製、1級)168.1部を加えて希釈し、分散液3−Xを得た。分散液3−Xに対して、上述の粒径測定を行なった。結果を表1に示す。
酸化スズで被覆した酸化チタン粉体 50部
(商品名クロノスECT−62、チタン工業社製)
レゾール型フェノール樹脂 25部
メチルセロソルブ 20部
球状シリコーン樹脂粉末 3.8部
(商品名トスパール120、東芝シリコーン社製)
メタノール 5部
シリコーンオイル 0.002部
(ポリジメチルシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量3000)
上記構成で、直径0.8mmのガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して、干渉縞防止層用塗布液を調製した。導電性支持体としてのアルミニウムシリンダー(直径30mm、引き抜き管)上に、この塗布液を浸漬塗布し、140℃で30分間乾燥させ、膜厚が15μmの干渉縞防止層を形成した。
上記式(2)で示されるヒドロキシガリウムフタロシアニン 10部
下記式(5)で示される化合物 0.1部
得られた干渉縞防止層上に塗布する分散液を、1−Aから2−A乃至21−Aに変えた以外は電子写真感光体の作製例1と同様にして、下引き層塗布シリンダC−2乃至C−21、電子写真感光体D−2乃至D−21を作製した。
得られた干渉縞防止層上に塗布する分散液を、1−Aから1−X、2−X、3−Xに変えた以外は電子写真感光体の作製実施例1と同様にして下引き層塗布シリンダ1−Y、2−Y、3−Y、電子写真感光体1−Z、2−Z、3−Zを作製した。
<実施例22乃至42>
上記で作製した下引き層塗布シリンダC−1乃至C−21に対して、下引き層塗布面を目視することにより、下引き層膜ムラ有無を評価した。目視評価結果は、下記判断基準のもと行なった。結果を表2に示す。
(下引き層膜ムラ判断基準)
1・・・ムラなし
2・・・約2mm幅未満の長軸方向の薄いムラが1箇所
3・・・約2mm幅の長軸方向の薄いムラが1箇所以上
4・・・3mm以上幅の長軸方向のムラ
上記で作製した下引き層塗布シリンダ1−Y、2−Y、3−Yに対して、下引き層塗布面を目視することにより、下引き層膜ムラ有無を評価した。評価結果の判定は、上述の実施例22乃至42と同等とした。結果を表2に示す。
<実施例22乃至42>
次に、キヤノン(株)製デジタル複写機IR−400に作製した電子写真感光体D−1乃至D−21を装着して画像評価を行なった。
実施例22と同様に、キヤノン(株)製デジタル複写機IR−400に作製した電子写真感光体1−Z、2−Z、3−Zを装着して画像評価を行なった。評価結果の判定は、実施例22乃至42と同等とした。結果を表2に示す。
102 下引き層
103 感光層
104 電荷発生層
105 電荷輸送層
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 定着手段
9 クリーニング手段
10 前露光光
11 プロセスカートリッジ
12 案内手段
Claims (8)
- 有機顔料とゲル化ポリアミド樹脂とを溶剤中に分散させて得られる電子写真感光体用分散液であって、
該ゲル化ポリアミド樹脂が、ゲル化させたN−メトキシメチル化6ナイロン又はゲル化させたナイロン6−66−610−12の4元ナイロン共重合体であり、
該溶剤が、炭素数1乃至6の直鎖または分枝鎖をもつアルコールとエーテル基を有する第2級アルコールとを含む
ことを特徴とする電子写真感光体用分散液。 - 前記エーテル基を有する第2級アルコールの含有量が、前記電子写真感光体用分散液の全質量に対して10質量%以上70質量%以下である請求項1に記載の電子写真感光体用分散液。
- 前記エーテル基を有する第2級アルコールが、プロピレングリコールモノメチルエーテルである請求項1又は2に記載の電子写真感光体用分散液。
- 前記炭素数1乃至6の直鎖アルコールの少なくとも一種が、エタノール、n−プロパノール又はn−ブタノールである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子写真感光体用分散液。
- 前記有機顔料が、アゾ顔料、およびフタロシアニン系顔料からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子写真感光体用分散液。
- 前記アゾ顔料が、下記一般式(1)で示されるアゾ顔料である請求項5に記載の電子写真感光体用分散液。
(一般式(1)中、Ar1及びAr2はそれぞれ独立に置換もしくは無置換のアリール基を示す。X1はビニレン基又はp−フェニレン基を示す。nは0又は1を示す。) - 前記電子写真感光体用分散液中の前記有機顔料の質量(P)と前記ゲル化ポリアミド樹脂の質量(B)との質量比(P/B)が、1/100以上2/1以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子写真感光体用分散液。
- 支持体上に下引き層及び感光層をこの順に形成して電子写真感光体を製造する方法において、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子写真感光体用分散液を用いて該下引き層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
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