JP5348397B2 - 回転電機用ステータ及びその製造方法 - Google Patents
回転電機用ステータ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5348397B2 JP5348397B2 JP2009079711A JP2009079711A JP5348397B2 JP 5348397 B2 JP5348397 B2 JP 5348397B2 JP 2009079711 A JP2009079711 A JP 2009079711A JP 2009079711 A JP2009079711 A JP 2009079711A JP 5348397 B2 JP5348397 B2 JP 5348397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- yoke
- core
- peripheral side
- circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1等の分布巻きタイプのステータにおいては、ステータコアにおけるスロットを、周方向の一対の側面の全体が平行なオープンタイプのスロットに形成する必要がある。そのため、コイルに角線導体を用いた場合、セミオープンタイプのスロットを形成すると、コイルをスロット内周側の開口部から挿入することができない。
また、特許文献2、3に開示された技術は、いずれもティースの回りにコイルを巻回する集中巻きタイプのステータに関する技術であり、分布巻きタイプのステータを形成する際には採用することができない。
上記ステータコアは、上記スロットに対して外周側に位置するヨークコア部と、上記スロット同士の周方向間に位置し、上記ヨークコア部同士を連結するティースコア部とを組み合わせて形成してあり、
上記ティースコア部は、その一対の周方向端面における内周側端部から周方向へ鍔部を突出させてなり、
互いに隣接する上記ヨークコア部と上記ティースコア部とが対面する周方向接触面は、上記ステータコアの円中心から上記ヨークコア部の周方向中心を通るように描いたヨーク仮想中心線の方向に平行に形成してあるか、又は該ヨーク仮想中心線の方向と、上記ステータコアの円中心から上記ティースコア部の周方向中心を通るように描いたティース仮想中心線の方向との間の方向に向けて形成してあり、かつ、上記ヨークコア部及び上記ティースコア部の径方向に対して形成した複数段の周方向接触面部分と、該周方向接触面部分に隣接して形成された径方向接触面部分とによる段差面形状を有しており、
さらに、上記周方向接触面は、上記コイルへ配置した一対の上記ティースコア部の間へ外周側から上記ヨークコア部を配置することができる一方、上記コイルへ配置した一対の上記ヨークコア部の間から内周側へ上記ティースコア部を抜き出すことができない面形状に形成してあることを特徴とする回転電機用ステータにある(請求項1)。
本発明においては、ヨークコア部とティースコア部とが対面する周方向接触面の法線方向(ステータコアの径方向)に対する形成方向に工夫を行っており、この周方向接触面は、コイルへ配置した一対のティースコア部の間へ外周側からヨークコア部を配置することができる一方、コイルへ配置した一対のヨークコア部の間から内周側へティースコア部を抜き出すことができない面形状に形成してある。
そして、形成したステータにおいては、隣り合う一対のヨークコア部の間からティースコア部を内周側へ抜き出そうとしても、ティースコア部の周方向接触面が、ヨークコア部の周方向接触面によって受け止められる。これにより、ティースコア部は、コイルへ配置した一対のヨークコア部の間から内周側へ抜き出すことができない。そのため、ティースコア部の内周側に何ら他の部材を配置しなくても、ティースコア部の抜け出しを防止することができる。
上記コイルを、円筒状の分布巻き状態に組み合わせたコイル組合せ体を形成するコイル組合せ工程と、
上記コイル組合せ体における軸方向に平行な導体部分同士の間へ、内周側から上記ティースコア部を配置するティースコア部配置工程と、
上記コイル組合せ体に配置した上記ティースコア部同士の間へ、外周側から上記ヨークコア部を配置するヨークコア部配置工程とを含むことを特徴とする回転電機用ステータの製造方法にある(請求項5)。
本発明においては、まず、コイル組合せ工程として、コイルを円筒状の分布巻き状態に組み合わせて、コイル組合せ体を形成する。このコイル組合せ体は、コイルの全体をステータコアにおける複数のスロット内に分布巻き状態で配置したときの形状にすることができる。
次いで、ヨークコア部配置工程として、コイル組合せ体に配置したティースコア部同士の間へ、外周側からヨークコア部を配置する。このとき、ヨークコア部は、ティースコア部同士の間へ順次配置することができ、全部を同時にティースコア部同士の間へ配置することもできる。
第1、第2の発明において、軸方向、周方向、径方向とは、円筒形状を有するステータコアに対する方向を示す。
また、上記コイルは、角線導体を用い、スロット内に配置される導体部分と、スロット外(コイルエンド部)に配置される導体部分とが、周方向に向けて波形状に繋がる波巻コイルとすることができる。この波巻コイルは、ステータコアの周方向を一巡する形状に形成したターン構成部を、径方向に複数段に重ねて配置して構成することができる。
また、上記ティースコア部において上記コイルと対面する一対の周方向の側面は、互いに平行な面に形成することができる。また、この一対の周方向の側面は、コイルに対して内周側から配置できるように、外周側に向かうに連れて幅が小さくなるテーパ面に形成することもできる。
これにより、上記ティースコア部とヨークコア部との配置及び抜け防止の工夫を行った上記周方向接触面の面形状を容易に実現することができる。
これにより、ステータにおいて、複数段の周方向接触面部分によって、一対のヨークコア部の間から内周側へティースコア部を抜き出すことができないようにすることができる。そのため、ティースコア部の抜け出し防止をより確実に行うことができる。
この場合には、ヨークコア部及びティースコア部を嵌合リング部によって一体化し、嵌合リング部によって、ヨークコア部を外周側へ抜き出すことができないようにすることができる。
この場合には、外側周方向接触面における段差接触面部分と、内側周方向接触面における複数段の周方向接触面部分とによって、一対のヨークコア部の間から内周側へティースコア部を抜き出すことができないようにすることができる。そのため、ティースコア部の抜け出し防止をより確実に行うことができる。
また、上記連結部は、上記ティースコア部の外周側端部の外周側に隣接する部分にヒンジピンを設けて形成し、上記ヨークコア部は、上記ヒンジピンを中心に回動可能にすることもできる。この場合には、ヒンジピンによって、組付の際に連結部を円滑に回動させることができる。また、ヒンジピンによって複数のヨークコア部を連結させておくことができる。
この場合には、簡単な構造によって、ヨークコア部の外れ防止を行うことができる。
この場合には、上記T状コア部とI状コア部との配置及び抜け防止の工夫を行った上記周方向接触面の面形状を容易に実現することができる。
この場合には、T状コア部及びI状コア部を嵌合リング部によって一体化し、嵌合リング部によって、T状コア部を外周側へ抜き出すことができないようにすることができる。
(実施例1)
本例の回転電機用ステータ1は、図5、図9に示すごとく、ステータコア2における複数のスロット21内に分布巻き状態でコイル6を配置してなる。
ステータコア2は、図1、図5に示すごとく、スロット21に対して外周側に位置するヨークコア部3と、スロット21同士の周方向Cの間に位置し、ヨークコア部3同士を連結するティースコア部4と、ティースコア部4及びヨークコア部3の外周側に嵌合する嵌合リング部5とに分割してある。そして、ステータコア2は、ヨークコア部3及びティースコア部4を嵌合リング部5内に嵌入して一体化してある。
本例の回転電機用ステータ1は、ハイブリッド自動車において、モータ、ジェネレータ、又はモータジェネレータとして用いられる。また、本例の回転電機は、3相回転電機であり、ステータコア2に対して、U相、V相、W相の3相のコイル6を分布巻き状態で配置して構成されている。
また、ヨークコア部3とティースコア部4との間の接触部分は、鉄損の発生を防止するため、隙間ができないよう全体が接触している。
波巻コイル6を構成する角線導体は、導体部の表面に絶縁被膜を形成してなる。波巻コイル6は、角線導体をステータコア2の寸法に応じた適宜箇所で折り曲げて形成されている。
図5に示すごとく、本例のステータコア2は、24個のスロット21を有しており、ヨークコア部3及びティースコア部4は、24個に分割して形成されている。
また、ヨークコア部3は、ヨーク仮想中心線A1に対して対称形状に形成してあり、ティースコア部4は、ティース仮想中心線A2に対して対称形状に形成してある。
図1に示すごとく、本例のヨークコア部3及びティースコア部4における周方向接触面31、41(周方向接触面部分311、411)は、ステータコア2の円中心Oからヨークコア部3の周方向Cの中心を通るように描いたヨーク仮想中心線A1の方向に平行に形成してある(図中、A1’で示す。)。
なお、ヨークコア部3及びティースコア部4における周方向接触面31、41(周方向接触面部分311、411)は、同図に示すごとく、ヨーク仮想中心線A1の方向A1’と、ステータコア2の円中心Oからティースコア部4の周方向Cの中心を通るように描いたティース仮想中心線A2の方向A2’との間の方向A3’に向けて形成することもできる。
なお、図10に示すごとく、各スロット21内には、周方向Cに1列に並べてコイル6を配置することもできる。この場合、スロット21の数は、48個となり、ヨークコア部3及びティースコア部4はそれぞれ48個に分割して形成される。この場合においても、互いに隣接するヨークコア部3とティースコア部4とが対面する周方向接触面31、41は、上記スロット21内に周方向Cに2列にコイル6を並べた場合と同様に形成することができる。
この係合部52における連結は、図5〜図7に示すごとく、一対に形成した係合部52同士の間に嵌入部材53を嵌入して行うことができる。また、係合部52における連結は、図8に示すごとく、一対に形成した係合部52同士を係止部材54によって係止して行うこともできる。
まず、コイル組合せ工程として、図2に示すごとく、コイル6を、円筒状の分布巻き状態に組み合わせたコイル組合せ体60を形成する。このコイル組合せ体60は、コイル6の全体をステータコア2における複数のスロット21内に分布巻き状態で配置したときの形状にする。本例のコイル6は、3相の波巻コイル6であり、ステータコア2に分布巻き状態で配置される。すなわち、各相のコイル6は、同相のスロット21内に配置された後、コイルエンド部63において他の2相分のスロット21を飛ばし、同相の他のスロット21内に配置されて、分布(分散)配置される(図9参照)。
本例においては、ヨークコア部3とティースコア部4とが対面する周方向接触面31、41の法線方向(ステータコア2の径方向R)に対する形成方向に工夫を行っており、この周方向接触面31、41は、上記のごとく、コイル6へ配置した一対のティースコア部4の間へ外周側からヨークコア部3を配置することができる一方、コイル6へ配置した一対のヨークコア部3の間から内周側へティースコア部4を抜き出すことができない面形状に形成してある。
本例は、上記実施例1と比べて上記ヨークコア部3及びティースコア部4の形状が異なり、ヨークコア部3の全体を連結した場合の回転電機用ステータ1を示す例である。
本例においては、図11に示すごとく、互いに隣接するヨークコア部3を、ティースコア部4の外周側端部の外周側に隣接する部分である連結部32において互いに連結していることにより、上記嵌合リング部5を用いないようにしている。
また、本例のヨークコア部3においてティースコア部4と対面する周方向接触面31であって連結部32から近い側の内側周方向接触面31B、及び内側周方向接触面31Bに対面するティースコア部4の周方向接触面41Bは、コイル6へ配置した一対のヨークコア部3の間から内周側へティースコア部4を抜き出すことができない面形状に形成してある。
図11に示すごとく、本例の回転電機用ステータ1は、複数のヨークコア部3を、連結部32において回動させることにより、一対のティースコア部4の間に順次配置することができる構造にしている。また、ヨークコア部3とティースコア部4とが対面する周方向接触面31、41において、連結部32から遠い側の周方向接触面31A、41Aは、円弧面形状に形成すると共に、連結部32から近い側の周方向接触面31B、41Bは、面形状に形成している。
本例の外側周方向接触面31A及びこれに対面する周方向接触面41Aは、ヒンジピン32(連結部32)における回動中心の回りに描いた仮想円に沿った円弧接触面部分312A、412Aと、円弧接触面部分312A、412Aに対する径方向Rの外周側位置において、円弧接触面部分312A、412Aよりも大きな半径でヒンジピン32における回動中心の回りに描いた仮想円に沿った段差接触面部分311A、411Aとを有している。
また、本例のステータコア2における取付部35(21)は、いずれかのヨークコア部3に対して設けてある。
次いで、ヨークコア部配置工程として、図11、図13に示すごとく、コイル組合せ体60に配置したティースコア部4同士の間へ、外周側からヨークコア部3を連結部32(ヒンジピン32)を中心に回動させて、順次配置する。このとき、一対のティースコア部4の間に先に配置したヨークコア部3と繋がるヒンジピン32を中心にして、これから配置するヨークコア部3を回動させることにより、このヨークコア部3を一対のティースコア部4の間へ外周側から配置することができる。また、本例のヨークコア部3は、ヒンジピン32を中心にして、円滑に回動させることができる。
また、コイル6のスロット21外において周方向Cに配置した導体部分(コイルエンド部)63の外周側端面631(図9参照)は、連結部32よりも内周側に位置する。これにより、コイルエンド部63が組付の障害になることを防止することができる。
その後、図12に示すごとく、ヒンジピン32によって連結された複数のヨークコア部3のうち、最も端に位置する一対の最端ヨークコア部3X同士を対面させ、一対の最端ヨークコア部3Xの突起部33に対して止め金具34を嵌合して、一対の最端ヨークコア部3Xがティースコア部4から外周側へ外れることを防止して、ステータ1の形成状態を維持することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例は、上記実施例1と比べて上記ヨークコア部3及びティースコア部4の形状が異なり、ヨークコア部3の全体を連結した場合の回転電機用ステータ1を示す例である。
本例は、ステータコア2におけるティース部分とヨーク部分との分割の仕方が上記実施例1とは異なる例である。
本例のステータコア2は、48個のスロット21を有しており、T状コア部3X及びI状コア部4Xは、それぞれ24個に分割して形成されている。
図16に示すごとく、本例の周方向接触面31、41は、ステータコア2の中心からT状コア部3Xにおけるティース部分35の周方向Cの中心を通るように描いたT状コア仮想中心線A1の方向A1’と、ステータコア2の中心からI状コア部4Xの周方向Cの中心を通るように描いたI状コア仮想中心線A2の方向A2’との間の方向A3’に向けて形成してある。この周方向接触面31、41は、T状コア仮想中心線A1に平行に形成することもできる。
本例のT状コア部3Xは、T状コア仮想中心線A1に対して対称形状に形成してあり、本例のI状コア部4Xは、I状コア仮想中心線A2に対して対称形状に形成してある。
その後、リング部嵌合工程として、図19に示すごとく、コイル組合せ体60に対してすべてのI状コア部4X及びすべてのT状コア部3Xを配置したステータ中間体10を嵌合リング部5内へ嵌入する。このとき、嵌合リング部5は、上記実施例1と同様に、平板状態のものをステータ中間体10に巻き付けて、ステータ中間体10を嵌入させることができる。こうして、コイル6、T状コア部3X及びI状コア部4Xが一体化したステータ1を形成することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
10 ステータ中間体
2 ステータコア
21 スロット
3 ヨークコア部
31 周方向接触面
32 連結部
3X T状コア部
4 ティースコア部
41 周方向接触面
42 周方向端面
43 鍔部
4X I状コア部
5 嵌合リング部
6 コイル
60 コイル組合せ体
A1 ヨーク仮想中心線(T状コア仮想中芯線)
A2 ティース仮想中心線(I状コア仮想中芯線)
O 円中心
L 軸方向
C 周方向
R 径方向
Claims (5)
- ステータコアにおける複数のスロット内に分布巻き状態でコイルを配置してなる回転電機用ステータにおいて、
上記ステータコアは、上記スロットに対して外周側に位置するヨークコア部と、上記スロット同士の周方向間に位置し、上記ヨークコア部同士を連結するティースコア部とを組み合わせて形成してあり、
上記ティースコア部は、その一対の周方向端面における内周側端部から周方向へ鍔部を突出させてなり、
互いに隣接する上記ヨークコア部と上記ティースコア部とが対面する周方向接触面は、上記ステータコアの円中心から上記ヨークコア部の周方向中心を通るように描いたヨーク仮想中心線の方向に平行に形成してあるか、又は該ヨーク仮想中心線の方向と、上記ステータコアの円中心から上記ティースコア部の周方向中心を通るように描いたティース仮想中心線の方向との間の方向に向けて形成してあり、かつ、上記ヨークコア部及び上記ティースコア部の径方向に対して形成した複数段の周方向接触面部分と、該周方向接触面部分に隣接して形成された径方向接触面部分とによる段差面形状を有しており、
さらに、上記周方向接触面は、上記コイルへ配置した一対の上記ティースコア部の間へ外周側から上記ヨークコア部を配置することができる一方、上記コイルへ配置した一対の上記ヨークコア部の間から内周側へ上記ティースコア部を抜き出すことができない面形状に形成してあることを特徴とする回転電機用ステータ。 - 請求項1において、上記ヨークコア部及び上記ティースコア部は、これらの外周側に嵌合する嵌合リング部内に嵌入して一体化してあることを特徴とする回転電機用ステータ。
- 請求項1において、上記ヨークコア部は、一対の上記スロットの間のティース部分、該ティース部分の外周側に位置するヨーク部分及び当該一対のスロットに対して外周側に位置するヨーク部分を一体化したT状コア部からなり、上記ティースコア部は、上記T状コア部同士を連結するI状コア部からなり、
上記I状コア部におけるティース部分にのみ、その一対の周方向端面における内周側端部から周方向へ突出する鍔部を形成してなり、
互いに隣接する上記T状コア部と上記I状コア部とが対面する周方向接触面は、上記コイルへ配置した一対の上記I状コア部の間へ外周側から上記T状コア部を配置することができる一方、上記コイルへ配置した一対の上記T状コア部の間から内周側へ上記I状コア部を抜き出すことができない面形状に形成してあることを特徴とする回転電機用ステータ。 - 請求項3において、上記T状コア部及び上記I状コア部は、これらの外周側に嵌合する嵌合リング部内に嵌入して一体化してあることを特徴とする回転電機用ステータ。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機用ステータを製造する方法において、
上記コイルを、円筒状の分布巻き状態に組み合わせたコイル組合せ体を形成するコイル組合せ工程と、
上記コイル組合せ体における軸方向に平行な導体部分同士の間へ、内周側から上記ティースコア部を配置するティースコア部配置工程と、
上記コイル組合せ体に配置した上記ティースコア部同士の間へ、外周側から上記ヨークコア部を配置するヨークコア部配置工程とを含むことを特徴とする回転電機用ステータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009079711A JP5348397B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 回転電機用ステータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009079711A JP5348397B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 回転電機用ステータ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010233387A JP2010233387A (ja) | 2010-10-14 |
JP5348397B2 true JP5348397B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=43048680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009079711A Expired - Fee Related JP5348397B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 回転電機用ステータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5348397B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103051073B (zh) * | 2013-01-06 | 2016-06-08 | 宁波韵升股份有限公司 | 电机定子及其制造方法 |
JP2014150666A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Meidensha Corp | 回転電機の固定子構造 |
JP2019088033A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 三菱電機株式会社 | 電機子 |
CN113273055B (zh) * | 2019-01-07 | 2024-06-25 | 特斯拉公司 | 针对电动机的定子 |
TWI849824B (zh) * | 2022-03-29 | 2024-07-21 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 定子鐵芯、定子之製造方法及旋轉電機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0946940A (ja) * | 1995-08-02 | 1997-02-14 | Hitachi Ltd | 回転電機の固定子 |
JP3665000B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2005-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 固定子および固定子の製造方法 |
JP4346914B2 (ja) * | 2003-01-27 | 2009-10-21 | 本田技研工業株式会社 | 固定子 |
JP4278997B2 (ja) * | 2003-01-30 | 2009-06-17 | 本田技研工業株式会社 | ステータの製造方法 |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009079711A patent/JP5348397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010233387A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10644556B2 (en) | Method of manufacturing armature coil | |
US10439462B2 (en) | Rotary electric machine | |
EP3211772B1 (en) | Stator production method and coil | |
JP4771107B1 (ja) | 回転電機、回転電機の製造方法、および風力発電システム | |
US10833542B2 (en) | Hinged stator core | |
JP2016036255A (ja) | 電気モータの固定子 | |
JP5348397B2 (ja) | 回転電機用ステータ及びその製造方法 | |
JP2011097723A (ja) | ステータの製造方法 | |
JP5924714B2 (ja) | 回転電機の固定子、及び回転電機 | |
KR20140115266A (ko) | 코일, 회전 전기 기계 및 회전 전기 기계의 제조 방법 | |
JP2010098938A (ja) | 回転電機のステータおよびその巻線方法 | |
JP2016127692A (ja) | ステータ組立装置及びステータ組立方法 | |
JP2011188724A (ja) | 回転電機のステータ及び回転電機のステータにおけるコイル製造方法 | |
JP4834753B2 (ja) | ステータの製造方法およびモータ | |
WO2014136145A1 (ja) | 回転電機のステータ鉄心及び回転電機並びにその製造方法 | |
JP5376262B2 (ja) | 回転電機の固定子及びその製造方法 | |
JP2009131014A (ja) | 固定子の製造方法 | |
JP2012075232A (ja) | 回転電機用ステータ及びその製造方法 | |
WO2018147112A1 (ja) | 環状鉄心片及び環状鉄心 | |
JPWO2017014217A1 (ja) | ステータおよびステータの製造方法 | |
JP2013258822A (ja) | ステータの製造方法およびステータ | |
JP2011004456A (ja) | モータ | |
JP6712089B2 (ja) | 回転電機のステータ | |
JP2004261000A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP6712095B2 (ja) | ステータおよびステータの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5348397 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |