JP4278997B2 - ステータの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電電動機のステータに関し、特にステータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電電動機等に用いられる従来のステータは、例えば、円周方向に一体的に形成され内径側にスロットが形成された円環状のステータ本体に、スロットを通るように導電線を巻回することで製造されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−14152号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構造のステータは、例えば内径側にスロットが形成されたステータ本体に導電線を巻回するものであるため、内径側に巻線装置を配置しなければならず、巻線装置による導電線の巻回が困難であった。このため、ステータ本体を所定の基準円周上に所定の間隔をあけて配設されるティース鉄心と隣り合うティース鉄心間に設けられて隣り合うティース鉄心同士を連結させるコアバック鉄心とで構成し、ティース鉄心を所定の基準円周上に所定の間隔をあけて配設した状態で、外径側から巻回装置による導電線の巻回を行い、その後、隣り合うティース鉄心間にコアバック鉄心をステータ本体の径方向に挿入することを考えた。また、円周方向に隣り合う鉄心同士を、径方向に位置決めしつつ連結させるために、ステータ本体の円周方向に凹凸をなして嵌合する嵌合凹部および嵌合凸部を設けることを考えた。
【0005】
しかしながら、この場合、隣り合うティース鉄心間にコアバック鉄心を径方向から挿入する際に、円周方向に出っ張る嵌合凸部が干渉して挿入が困難になってしまうという問題の発生が予想され、この点でさらなる改善の余地があった。
【0006】
したがって、本発明は、ステータ本体をティース鉄心とコアバック鉄心とで構成した上で、これらを容易に連結させることができるステータの製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、所定の基準円周(例えば実施の形態における基準円周D0)上に所定の間隔をあけて配設されるティース鉄心(例えば実施の形態におけるティース鉄心16)と隣り合う前記ティース鉄心間に設けられて隣り合う前記ティース鉄心同士を連結させるコアバック鉄心(例えば実施の形態におけるコアバック鉄心17)とを有するステータ本体(例えば実施の形態におけるステータ本体12)と、隣り合う前記ティース鉄心間に形成されたスロット(例えば実施の形態におけるスロット35)を通るように配設される巻線(例えば実施の形態における巻線38)とを具備するステータの製造方法において、前記ティース鉄心を前記基準円周よりも大径の所定の大径円周(例えば実施の形態における大径円周D1)上に配設する拡張配設工程と、該拡張配設工程の後に実行され、前記巻線を構成する導電線を前記ティース鉄心に巻回する巻回工程と、該巻回工程の後に実行され、前記コアバック鉄心を前記ティース鉄心の間に前記ステータ本体における径方向外側から挿入し配設するコアバック鉄心配設工程と、該コアバック鉄心配設工程の後に実行され、前記ティース鉄心が前記基準円周上に配設されるように前記ティース鉄心および前記コアバック鉄心を前記ステータ本体における内径側に移動させる縮小配設工程とを有することを特徴としている。
【0008】
これにより、拡張配設工程においてティース鉄心を基準円周よりも大径の大径円周上に配設して、巻回工程において巻線を構成する導電線をティース鉄心に巻回し、コアバック鉄心配設工程においてコアバック鉄心をティース鉄心の間にステータ本体における径方向外側から挿入して、縮小配設工程でティース鉄心が基準円周上に配設されるようにティース鉄心およびコアバック鉄心をステータ本体における内径側に移動させる。このように、ティース鉄心を基準円周よりも大径の大径円周上に配設しティース鉄心の間隔をあけた状態でコアバック鉄心をティース鉄心の間にステータ本体における径方向から挿入するため、円周方向に隣り合う鉄心同士に円周方向に凹凸をなして嵌合する嵌合凹部および嵌合凸部が設けられていても、円周方向に出っ張る嵌合凸部が干渉してコアバック鉄心のティース鉄心の間への挿入が困難になってしまうことがなくなる。また、嵌合凹部および嵌合凸部は、ティース鉄心およびコアバック鉄心のステータ本体における内径側への移動で、径方向の位置が合った状態のまま近接して嵌合することになる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記縮小配設工程の後に実行され、前記巻線の前記ステータ本体の端面から突出するコイルエンド(例えば実施の形態におけるコイルエンド44)にレーシング部材(例えば実施の形態におけるレーシングテープ61)を巻回させるコイルエンドレーシング工程と、該コイルエンドレーシング工程の後に実行され、前記コイルエンドを前記ステータ本体における外径側に倒すコイルエンドプレス工程とを有することを特徴としている。
【0010】
これにより、コイルエンドレーシング工程においてステータ本体の端面から突出する巻線のコイルエンドにレーシング部材を巻回させた状態で、コイルエンドプレス工程においてコイルエンドをステータ本体における外径側に倒すため、プレス後にコイルエンドにレーシング部材を巻回させる場合に比して、レーシング作業時におけるコイルエンドとステータ本体との隙間を比較的大きくできてレーシング作業が容易となる。また、プレス後にコイルエンドにレーシング部材を巻回させる場合のようにプレス成形時にレーシング作業のための隙間をコイルエンドとステータ本体との間に残す必要がなく、その結果、コイルエンドの高さを低くすることができる。さらに、コイルエンドは断面周長が倒す前に比して増加することになるため、レーシング部材によるレーシング力を向上させることができ、その結果、コイルエンドプレス工程におけるプレス成形の圧力を高くできるため、コイルエンド占積率を高くできる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記縮小配設工程の後に実行され、前記ステータ本体の端面から突出する前記巻線のコイルエンドを押圧して、前記ステータ本体における軸線方向外側に位置するほど該ステータ本体における外径側に位置するように傾斜させる傾斜押圧工程と、該傾斜押圧工程の後に実行され、前記コイルエンドを前記ステータ本体における軸線方向外側から前記ステータ本体側に押圧するステータ本体側押圧工程と、を有することを特徴としている。
【0012】
これにより、傾斜押圧工程において巻線のステータ本体の端面から突出するコイルエンドを押圧して、ステータ本体における軸線方向外側に位置するほど該ステータ本体における外径側に位置するように傾斜させてから、ステータ本体側押圧工程においてコイルエンドをステータ本体における軸線方向外側からステータ本体側に押圧するため、座屈等生じることなくコイルエンドを良好にステータ本体における外径側に倒すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態によるステータの製造方法を図面を参照して以下に説明する。なお、本実施形態により製造されるステータは電力により回転するとともに回転力により発電する発電電動機に用いられるものである。
【0014】
ステータ11は、図1に示すように、円環状をなすステータ本体12を有している。このステータ本体12は、円環状をなすヨーク13の内径側に、円周方向に間隔をあけて複数のティース14が配列された形状をなしている。ここで、これらティース14は等ピッチでそれぞれステータ本体12の中心方向に突出している。
【0015】
ステータ本体12は、図2にも示すように、ティース14をそれぞれが有するとともに所定の基準円周D0上に所定の間隔をあけて配設される複数の同一形状のティース鉄心16と、互いに連結されて円環状をなすとともにそれぞれが隣り合うティース鉄心16間に一部挿入されることで隣り合うティース鉄心16同士を連結させる複数の同一形状のコアバック鉄心17とで形成されている。
【0016】
ティース鉄心16は、略長方形状をなすとともに、長手方向の一端側に幅方向両側つまりステータ本体12における円周方向両側に突出する一対の係止突起20が形成され、長手方向の他端側に長手方向つまりステータ本体12における径方向に突出する嵌合凸部21が形成され、さらに幅方向の一側の嵌合凸部21側に幅方向つまりステータ本体12における円周方向に凹む嵌合凹部22が形成された形状の薄板を厚さ方向に複数枚積層させて一体化することにより形成されている。
【0017】
係止突起20は、嵌合凸部21側の面が、外側ほどステータ本体12の半径方向において嵌合凸部21から離れるように傾斜しており、その結果、全体として先細形状をなしている。
【0018】
嵌合凸部21は、先端側が半円形状をなして突出しており、中間部が長方形状をなしている。また、嵌合凸部21は、ステータ本体12の円周方向において嵌合凹部22とは反対側に若干ずれている。
嵌合凹部22は、半円状をなして凹んでいる。
【0019】
なお、ティース鉄心16を構成する薄板は珪素鋼板等の方向性を有する電磁鋼板からなっており、磁化容易方向がステータ本体12の径方向になるように設定されている。
【0020】
コアバック鉄心17は、円周方向の長さが短い円弧状をなすもので円周方向一側の内径側に外径側に凹む嵌合凹部24を有する切欠部26が形成されることで、円周方向逆側の内径側に内径側に突出する突出部29が形成されるとともに、円周方向一側の外径側に円周方向に凹む嵌合凹部25が形成され、さらに円周方向逆側の内径側および外径側に円周方向に突出する嵌合凸部27,28がそれぞれ形成された形状の薄板を厚さ方向に複数枚積層させて一体化することにより形成されている。このコアバック鉄心17は、ステータ本体12の軸線方向における厚さがティース鉄心16と同等に設定されている。
【0021】
嵌合凹部24は、底側が半円形状をなして凹んでおり、中間部が長方形状をなして凹んでいる。また、嵌合凹部24は、切欠部26において、ステータ本体12の円周方向における嵌合凹部25とは反対側に若干ずれている。
嵌合凹部25は、半円状をなして凹んでおり、嵌合凸部27,28は半円状をなして突出している。
【0022】
なお、コアバック鉄心17を構成する薄板は珪素鋼板等の方向性を有する電磁鋼板からなっており、磁化容易方向がステータ本体12の円周方向になるように設定されている。
【0023】
そして、上記したティース鉄心16は、図3に示すように、それぞれの係止突起20側が円筒形状のティース保持装置30の外径側に当接させられた状態でそれぞれの係止突起20において係止される。ここで、ティース保持装置30は、ティース鉄心16をステータ本体12の完成品の配設円周である基準円周D0に対し所定量大径の大径円周D1上に配設する状態で保持するようになっている。
【0024】
つまり、ティース保持装置30は、ティース鉄心16の係止突起20側つまりステータ本体12における内径側を当接させる円筒面を有する保持ベース33と、相反する方向に突出する係止突起31が形成され径方向に進退可能な保持体32とを有しており、保持体32は、ティース鉄心16と同じ数のものが、円周方向に等ピッチで設けられている。
【0025】
そして、ティース保持装置30は、保持ベース33にティース鉄心16をその係止突起20側において当接させた状態で、保持体32の両係止突起31で隣り合うティース鉄心16の近接側の係止突起20を外径側から係止することになり、その結果、隣り合う保持体32同士で間のティース鉄心16を保持する。
【0026】
すべてのティース鉄心16をティース保持装置30の保持ベース33に当接させた状態で、保持体32によりすべてのティース鉄心16を保持させる。つまり、すべてのティース鉄心16を上記した所定の大径円周D1上に配設した状態にする(拡張配設工程)。このとき、すべてのティース鉄心16は、大径円周D1上にこの大径円周D1を円周方向に等間隔で分割する位置に配置されることになり、その結果、すべてのティース鉄心16は、ステータ本体12の完成品の配設円周である基準円周D0上に配設された場合に比して隣り合うもの同士が間隔を大きくしている。なお、すべてのティース鉄心16は、大径円周D1の半径方向に沿う姿勢とされ、全体として大径円周D1の中心点を中心に放射状に広がるように保持される。
【0027】
このように拡張配設工程でティース保持装置30にティース鉄心16を放射状に保持させた状態で、図4に示すように、隣り合うティース鉄心16の間に形成されたスロット35のすべてに各スロット35を覆うように絶縁紙36を挿入する(絶縁紙挿入工程)。この絶縁紙36は、中間部で屈曲された形状をなしており、中間部をティース保持装置30側に配置した状態でスロット35に挿入されることになり、挿入された状態でステータ本体12の軸線方向両側に突出する。
【0028】
次に、上記のように絶縁紙挿入工程で絶縁紙36が配置された状態で、ティース鉄心16の間のスロット35を通すように巻線38を構成する導電線を所定の軌跡でティース鉄心16に巻回し、その結果、図5に示すように、スロット35を通すように巻線38を配設する(巻回工程)。このとき、巻線38とティース鉄心16との間には絶縁紙36が介在してこれらを絶縁する。
【0029】
なお、ティース保持装置30の外径側にティース鉄心16を放射状に保持しており、各スロット35は外径側に抜ける形状をなしているため、巻回工程において導電線を巻回する巻回装置は、図示は略すが、円環状に並べられて保持されたティース鉄心16の半径方向外側に配置されて、この方向から導電線を巻回することができる。
【0030】
そして、巻線38によって全体として円環状をなすように保持されたすべてのティース鉄心16をティース保持装置30から取り外し、図6に示すように、各コアバック鉄心17を、隣り合うティース鉄心16の間にステータ本体12における径方向外側から挿入しつつ、それぞれティース鉄心16の外径側に一対一で嵌合させる(コアバック鉄心配設工程)。つまり、コアバック鉄心17の内径側の突出部29を隣り合うティース鉄心16同士の間に挿入させ、コアバック鉄心17の切欠部26の嵌合凹部24にティース鉄心16の径方向外側に突出する嵌合凸部21を嵌合させながらコアバック鉄心17の切欠部26にティース鉄心16の嵌合凸部21側の一部を嵌合させる。これにより、ステータ本体12における径方向においては、嵌合するコアバック鉄心17とティース鉄心16とが互いに完成時の位置関係となる。
【0031】
このとき、各コアバック鉄心17は、円周方向外側に突出する嵌合凸部27,28を、この嵌合凸部27,28の突出側に配置されたコアバック鉄心17に干渉させることなく、ティース鉄心16に嵌合可能となっている。つまり、ティース鉄心16を上記した所定の大径円周D1上に配設した状態においては、隣り合うティース鉄心16同士が、ステータ本体12の完成品の配設円周である基準円周D0上に配設した場合に比して間隔が大きく配設されており、この間隔によって、コアバック鉄心17は、嵌合凸部27,28をすでにティース鉄心16に取り付けられた隣り合うコアバック鉄心17に干渉させることなく、隣り合うティース鉄心16間に入り込むことができるようになっている。
【0032】
そして、コアバック鉄心配設工程において、すべてのコアバック鉄心17を一対一で対応するティース鉄心16の外径側に嵌合させた状態では、すべてのコアバック鉄心17が、嵌合凸部28および嵌合凹部25を大径円周D1の中心点を中心とする同一円周上に配置することになり、すべてのコアバック鉄心17およびティース鉄心16は、この円周と同心の同一円周上に嵌合凸部27および嵌合凹部22を配置することになる。
【0033】
なお、ティース鉄心16の外径側に嵌合する際にステータ本体12における外径側から内径側に移動するコアバック鉄心17は、その突出部29で絶縁紙36の巻線38よりも外側部分を巻線38側に折り畳むことになり、これにより絶縁紙36はコアバック鉄心17と巻線38との間をも絶縁する。
【0034】
次に、上記のようにして大径円周D1上にティース鉄心16が配置され、すべてのティース鉄心16にコアバック鉄心17が嵌合された状態のステータ本体12を、図7に示す押圧装置50に配置する。この押圧装置50は、ステータ本体12を外径側から全周にわたり囲む図示せぬ押圧ベースと、この押圧ベースの内側からステータ本体12の径方向に沿って進退する複数の押圧部52とを有しており、押圧部52はすべてのコアバック鉄心17に一対一で設けられて対応するコアバック鉄心17を径方向内側に押圧する。ここで、押圧装置50はすべての押圧部52を同時に同速度で中心側に所定距離前進させることになり、これにより、すべてのティース鉄心16およびコアバック鉄心17が径方向内側に同時に同速度で移動する(縮小配設工程)。なお、押圧装置50はすべてのティース鉄心16をステータ本体12の完成品における配設円周である基準円周D0上に配設するように前進する。このとき、同一円周上に配置されていた嵌合凸部28および嵌合凹部25は、同一円周上に配置された状態が維持されながら徐々に近接し、その結果、嵌合凸部28が嵌合凹部25に円滑に嵌合する。また、同一円周上に配置されていた嵌合凸部27および嵌合凹部22も、同一円周上に配置された状態が維持されながら徐々に近接し、その結果、嵌合凸部27が円滑に嵌合凹部22に嵌合する。
【0035】
以上の結果、各コアバック鉄心17には、嵌合凹部24に嵌合凸部21を嵌合させた状態でティース鉄心16が取り付けられることになり、また、コアバック鉄心17は、その外径側の嵌合凸部28を隣り合うコアバック鉄心17の外径側の嵌合凹部25に嵌合させるとともに、その外径側の嵌合凹部25に逆側に隣り合うコアバック鉄心17の外径側の嵌合凸部28を嵌合させる。さらに、コアバック鉄心17は、その内径側の嵌合凸部27を、隣り合うコアバック鉄心17に取り付けられたティース鉄心16の嵌合凹部22に嵌合させる。
【0036】
このようにして、コアバック鉄心17は、図1に示すように、隣り合うティース鉄心16同士を連結させるとともに、円周方向に多数が連結されることで円環状をなすことになる。これにより、ステータ本体12は、全体として円環状をなすとともに内径側に円周方向に間隔をあけて複数のティース14が配列された形状をなすことになり、また、隣り合うティース14間に形成されたスロット35を通るように巻線38が配設されることになる。
【0037】
次に、上記のようにして円環状とされたステータ本体12の外径側に、図1に示すようにその形状を保持するための保持リング40を圧入する(保持リング圧入工程)。
【0038】
次に、図8に示すように、巻線38のステータ本体12の端面42から突出するコイルエンド44に絶縁材料からなるレーシングテープ(レーシング部材)61を巻回してコイルエンド44を束ねる(コイルエンドレーシング工程)。例えば、ステータ本体12の径方向における外側からコイルエンド44のステータ本体12に対し反対側を通り、ステータ本体12の径方向におけるコイルエンド44の内側でステータ本体12側に至り、ステータ本体12の径方向における内側からコイルエンド44のステータ本体12側をくぐり、ステータ本体12の径方向におけるコイルエンド44の外側でステータ本体12に対し反対側に至り、再びステータ本体12の径方向における外側からコイルエンド44のステータ本体12に対し反対側を通るという軌跡でレーシングテープ61をコイルエンド44に巻回する。ここで、上記した巻回工程において、巻線38は、図9に示すように、そのコイルエンド44がステータ本体12との間にレーシングテープ61(図9では図示略)を挿通させるためのレーシング針部材64を通すのに十分な隙間を形成するように余裕をもって巻回されている。このレーシング針部材64は、ステータ本体12の径方向における内側からレーシングテープ61をコイルエンド44のステータ本体12側にくぐらせる場合に、コイルエンド44とステータ本体12との隙間を通ってステータ本体12の径方向における内側に至り、レーシングテープ61を係止して外側に引っ張り出す。なお、レーシングは、スパイラルレーシングおよび亀甲縛りのいずれでも良い。
【0039】
次いで、図10に示すように、このレーシングテープ61の余長部分または別途のレーシングテープ61をステータ本体12の端面42に全周にわたって周回するように敷設して絶縁部62とする(端面絶縁工程)。つまり、端面42の巻線38よりも外径側で円環状をなす部分にレーシングテープ61を敷設する。ここで、レーシングテープ61に接着樹脂を含浸させておいても良い。なお、レーシングテープ61ではなく、絶縁材料からなる円環部材を端面42に配設しても良い。
【0040】
なお、上記した保持リング圧入工程を、コイルエンドレーシング工程および端面絶縁工程の前に行わずにコイルエンドレーシング工程の後あるいは端面絶縁工程の後に行っても構わない。
【0041】
次に、巻線38の端面42から突出するコイルエンド44をプレス成形でステータ本体12における外径側に倒す(コイルエンドプレス工程)。ここでは、コイルエンド44を押圧して、ステータ本体12における軸線方向外側に位置するほどステータ本体12における外径側に位置するように傾斜させてから(傾斜押圧工程)、コイルエンド44をステータ本体12における軸線方向外側からステータ本体12の端面42側に押圧する(ステータ本体側押圧工程)。
【0042】
つまり、図11に示すように、ステータ本体12の内側に挿入されてコイルエンド44をステータ本体12における内径側から押圧する傾斜押圧部70と、ステータ本体12の軸方向両側からコイルエンド44を押圧する軸方向押圧部71とを有するプレス装置72を用いる。
【0043】
傾斜押圧部70は、所定円周上に等間隔で配置される複数の拡張治具74と、これら拡張治具74のステータ本体12の軸線方向における両端側かつステータ本体12の径方向における内側にそれぞれ形成されたテーパ面75にテーパ面77において当接し、互いに近接することでこれら拡張治具74をステータ本体12の径方向外側に移動させる一対の駆動治具76とを有している。
【0044】
各拡張治具74は、ステータ本体12の軸線方向における中間部分に軸線側に凹む凹部78が形成されており、各凹部78は、ステータ本体12の軸線方向における両側が、ステータ本体12の軸線方向における外側ほどステータ本体12の径方向における外側に位置するように傾斜する一対の押圧テーパ面79とされている。
【0045】
傾斜押圧部70は、図11に示すようにステータ本体12の内側に挿入された状態で、図12に示すように一対の駆動治具76を互いに近接する方向に移動させると、各拡張治具74はステータ本体12の中心軸線を中心にステータ本体12の径方向における外径側に移動し、ステータ本体12の軸方向における両側から突出するコイルエンド44をそれぞれの一対の押圧テーパ面79でステータ本体12の内径側から半径方向外側に押圧する(傾斜押圧工程)。その結果、両側のコイルエンド44は、押圧テーパ面79に沿って、ステータ本体12における軸線方向外側に位置するほどステータ本体12における外径側に位置するように傾斜することになる。
【0046】
軸方向押圧部71は、一対の円環状の押圧治具81を有しており、これら押圧治具81は、図13に示すように、コイルエンド44を押圧した状態の傾斜押圧部70を内側に挿通させるようにして、互いに近接する方向に軸線方向に沿って移動し、その結果、これら押圧治具81が、ステータ本体12の軸方向両側から両側のコイルエンド44をステータ本体12に向け押圧する(ステータ本体側押圧工程)。すると、ステータ本体12における軸線方向外側に位置するほどステータ本体12における外径側に位置するように傾斜する両側のコイルエンド44は、それぞれ、ステータ本体12側に良好に倒れることになり、ステータ本体12の端面42とで上記した絶縁部62を挟持する。このように軸線方向両側のコイルエンド44を倒すことで、ステータ11を軸方向方向に小型化している。
【0047】
そして、プレス装置72から取り出された図14に示すステータ12に、最後にワニス処理または自己融着処理を行う。なお、ワニス処理や自己融着処理はステータ12をプレス装置72に装着したまま処理しても良い。
【0048】
以上に述べたステータの製造方法によれば、拡張配設工程においてティース鉄心16を基準円周D0よりも大径の大径円周D1上に配設して、巻回工程において巻線38を構成する導電線をティース鉄心16に巻回し、コアバック鉄心配設工程においてコアバック鉄心17をティース鉄心16の間にステータ本体12における径方向外側から挿入して、縮小配設工程でティース鉄心16が基準円周D0上に配設されるようにティース鉄心16およびコアバック鉄心17をステータ本体12における内径側に移動させる。このように、ティース鉄心16を基準円周D0よりも大径の大径円周D1上に配設しティース鉄心16の間隔をあけた状態でコアバック鉄心17をティース鉄心16の間にステータ本体12における径方向から挿入するため、円周方向に隣り合う鉄心同士に円周方向に凹凸をなして嵌合する嵌合凹部22,25および嵌合凸部27,28が設けられていても、円周方向に出っ張る嵌合凸部27,28が干渉してコアバック鉄心17のティース鉄心16の間への挿入が困難になってしまうことがなくなる。また、嵌合凹部22,25および嵌合凸部27,28は、ティース鉄心16およびコアバック鉄心17のステータ本体12における内径側への移動で、径方向の位置が合った状態のまま近接して嵌合することになる。したがって、ステータ本体12をティース鉄心16とコアバック鉄心17とで構成した上で、これらを容易に連結させることができる。
【0049】
また、コイルエンドレーシング工程において巻線38のステータ本体12の端面42から突出するコイルエンド44にレーシングテープ61を巻回させた状態で、コイルエンドプレス工程においてコイルエンド44をステータ本体12における外径側に倒すため、プレス後にコイルエンド44にレーシングテープ61を巻回させる場合に比して、レーシング作業時におけるコイルエンド44とステータ本体12との間の隙間を比較的大きくできてレーシング作業が容易となる。また、プレス後にコイルエンド44にレーシングテープ61を巻回させる場合のようにプレス成形後にレーシング作業のための隙間をコイルエンド44とステータ本体12との間に残す必要がないため、コイルエンド44の高さを低くすることができる。さらに、コイルエンド44は断面周長が倒す前に比して増加することになるため、レーシングテープ61によるレーシング力を向上させることができ、その結果、コイルエンドプレス工程におけるプレス成形の圧力を高くできるため、コイルエンド占積率を高くできる。
【0050】
しかも、傾斜押圧工程において巻線38のステータ本体12の端面42から突出するコイルエンド44を押圧して、ステータ本体12における軸線方向外側に位置するほどステータ本体12における外径側に位置するように傾斜させてから、ステータ本体側押圧工程においてコイルエンド44をステータ本体12における軸線方向外側からステータ本体12側に押圧するため、座屈等生じることなくコイルエンド44を良好にステータ本体12における外径側に倒すことができる。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、拡張配設工程においてティース鉄心を基準円周よりも大径の大径円周上に配設して、巻回工程において巻線を構成する導電線をティース鉄心に巻回し、コアバック鉄心配設工程においてコアバック鉄心をティース鉄心の間にステータ本体における径方向外側から挿入して、縮小配設工程でティース鉄心が基準円周上に配設されるようにティース鉄心およびコアバック鉄心をステータ本体における内径側に移動させる。このように、ティース鉄心を基準円周よりも大径の大径円周上に配設しティース鉄心の間隔をあけた状態でコアバック鉄心をティース鉄心の間にステータ本体における径方向から挿入するため、円周方向に隣り合う鉄心同士に円周方向に凹凸をなして嵌合する嵌合凹部および嵌合凸部が設けられていても、円周方向に出っ張る嵌合凸部が干渉してコアバック鉄心のティース鉄心の間への挿入が困難になってしまうことがなくなる。また、嵌合凹部および嵌合凸部は、ティース鉄心およびコアバック鉄心のステータ本体における内径側への移動で、径方向の位置が合った状態のまま近接して嵌合することになる。したがって、ステータ本体をティース鉄心とコアバック鉄心とで構成した上で、これらを容易に連結させることができる。
【0052】
請求項2に係る発明によれば、コイルエンドレーシング工程において巻線のステータ本体の端面から突出するコイルエンドにレーシング部材を巻回させた状態で、コイルエンドプレス工程においてコイルエンドをステータ本体における外径側に倒すため、プレス後にコイルエンドにレーシング部材を巻回させる場合に比して、レーシング作業時におけるコイルエンドとステータ本体との隙間を比較的大きくできてレーシング作業が容易となる。また、プレス後にコイルエンドにレーシング部材を巻回させる場合のようにプレス成形時にレーシング作業のための隙間をコイルエンドとステータ本体との間に残す必要がなく、その結果、コイルエンドの高さを低くすることができる。さらに、コイルエンドは断面周長が倒す前に比して増加することになるため、レーシング部材によるレーシング力を向上させることができ、その結果、コイルエンドプレス工程におけるプレス成形の圧力を高くできるため、コイルエンド占積率を高くできる。
【0053】
請求項3に係る発明によれば、傾斜押圧工程において巻線のステータ本体の端面から突出するコイルエンドを押圧して、ステータ本体における軸線方向外側に位置するほど該ステータ本体における外径側に位置するように傾斜させてから、ステータ本体側押圧工程においてコイルエンドをステータ本体における軸線方向外側からステータ本体側に押圧するため、座屈等生じることなくコイルエンドを良好にステータ本体における外径側に倒すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法で製造されるステータを示す平面図であって、保持リング圧入工程後の状態を示すものである。
【図2】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法で製造されるステータを示す部分拡大平面図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大平面図であって、拡張配設工程後の状態を示すものである。
【図4】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大平面図であって、絶縁紙挿入工程後の状態を示すものである。
【図5】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大平面図であって、巻回工程後の状態を示すものである。
【図6】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大平面図であって、コアバック鉄心配設工程後の状態を示すものである。
【図7】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大平面図であって、縮小配設工程後の状態を示すものである。
【図8】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す斜視図であって、コイルエンドレーシング工程後の状態を示すものである。
【図9】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す部分拡大斜視図であって、コイルエンドレーシング工程時の状態を示すものである。
【図10】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す斜視図であって、端面絶縁工程後の状態を示すものである。
【図11】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す軸方向断面図であって、傾斜押圧工程前の状態を示すものである。
【図12】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す軸方向断面図であって、傾斜押圧工程後の状態を示すものである。
【図13】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法を示す軸方向断面図であって、ステータ本体側押圧工程後の状態を示すものである。
【図14】 本発明の一実施形態によるステータの製造方法で製造されたステータを示す軸方向断面図である。
【符号の説明】
12 ステータ本体
16 ティース鉄心
17 コアバック鉄心
35 スロット
38 巻線
44 コイルエンド
61 レーシングテープ(レーシング部材)
D0 基準円周
D1 大径円周

Claims (3)

  1. 所定の基準円周上に所定の間隔をあけて配設されるティース鉄心と隣り合う前記ティース鉄心間に設けられて隣り合う前記ティース鉄心同士を連結させるコアバック鉄心とを有するステータ本体と、隣り合う前記ティース鉄心間に形成されたスロットを通るように配設される巻線とを具備するステータの製造方法において、
    前記ティース鉄心を前記基準円周よりも大径の所定の大径円周上に配設する拡張配設工程と、
    該拡張配設工程の後に実行され、前記巻線を構成する導電線を前記ティース鉄心に巻回する巻回工程と、
    該巻回工程の後に実行され、前記コアバック鉄心を前記ティース鉄心の間に前記ステータ本体における径方向外側から挿入し配設するコアバック鉄心配設工程と、
    該コアバック鉄心配設工程の後に実行され、前記ティース鉄心が前記基準円周上に配設されるように前記ティース鉄心および前記コアバック鉄心を前記ステータ本体における内径側に移動させる縮小配設工程と、
    を有することを特徴とするステータの製造方法。
  2. 前記縮小配設工程の後に実行され、前記ステータ本体の端面から突出する前記巻線のコイルエンドにレーシング部材を巻回させるコイルエンドレーシング工程と、
    該コイルエンドレーシング工程の後に実行され、前記コイルエンドを前記ステータ本体における外径側に倒すコイルエンドプレス工程と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のステータの製造方法。
  3. 前記縮小配設工程の後に実行され、前記ステータ本体の端面から突出する前記巻線のコイルエンドを押圧して、前記ステータ本体における軸線方向外側に位置するほど該ステータ本体における外径側に位置するように傾斜させる傾斜押圧工程と、
    該傾斜押圧工程の後に実行され、前記コイルエンドを前記ステータ本体における軸線方向外側から前記ステータ本体側に押圧するステータ本体側押圧工程と、を有することを特徴とする請求項1または2記載のステータの製造方法。
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