JP2014150666A - 回転電機の固定子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】分布巻きにおける占積率向上を可能とする回転電機の固定子構造を提供する。
【解決手段】回転電機の固定子構造において、スロット開口部はスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状を有し、ヨーク10に一体として形成された固定ティース20と、ヨーク10に別体として結合される分割ティース30とを交互に配置し、固定ティース20と分割ティース30との間隙であるスロットに配置される巻線40は、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットへ、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットへと渡るコイルピッチとしたので、分布巻きにおける占積率向上が可能となり、更には、作業性の向上が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】回転電機の固定子構造において、スロット開口部はスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状を有し、ヨーク10に一体として形成された固定ティース20と、ヨーク10に別体として結合される分割ティース30とを交互に配置し、固定ティース20と分割ティース30との間隙であるスロットに配置される巻線40は、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットへ、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットへと渡るコイルピッチとしたので、分布巻きにおける占積率向上が可能となり、更には、作業性の向上が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転電機の固定子構造に関する。詳しくは、回転機の巻き線(分布巻き)ならびに分割鉄心に関し、分布巻きにおける占積率向上を可能とするものである。
モータの固定子に巻かれる巻線はスロットに配置され、分布巻きでは、あるスロットから数溝渡ったスロットに巻かれる。その際、なるべく大きな電流を流せるようスロット内の占積率を向上させ、電流密度の低下すなわち発熱密度の低減を図ってモータ性能の向上あるいはモータの小型化を図る必要がある。そのような要求の中、角線を用いた占積率向上が種々提案されている。
角線をステータ内径側からスロットに納める構造の場合、巻線の巻き嵌めを行うために巻線を変形させたり、あるいは巻線を嵌め込むための寸法の余裕が必要となり、コイルエンドの寸法が増大したり占積率が低下したりする。
また、スロット開口部は電線幅すなわちスロット幅と同じ寸法で開口させたオープンスロットとなり、トルクリプルの増加などに課題が残る。
更には、巻線が内径側に出てこないよう固定する楔などが必要となり、楔を固定するためにティース基端に溝を設けるとティース先端の磁路を狭くして電気性能を低下させる要因となる。
更には、巻線が内径側に出てこないよう固定する楔などが必要となり、楔を固定するためにティース基端に溝を設けるとティース先端の磁路を狭くして電気性能を低下させる要因となる。
特許文献1は、前記の構造よりも組立性は向上するが、トルクリプルや楔による電気性能低下の課題に加えてステータの真円度の低下といった課題も生じる。
非特許文献1と特許文献2は、電線を軸方向から挿入する方法であるので、セミオープンスロットや閉スロットでも設計可能であるが、1ターン毎に電線を分断する必要があるので、結線部の溶接ならびに絶縁皮膜生成といった課題や、ターン数を増やした巻線設計が困難になるといった課題が生じる。
非特許文献1と特許文献2は、電線を軸方向から挿入する方法であるので、セミオープンスロットや閉スロットでも設計可能であるが、1ターン毎に電線を分断する必要があるので、結線部の溶接ならびに絶縁皮膜生成といった課題や、ターン数を増やした巻線設計が困難になるといった課題が生じる。
特許文献3は、固定ティースと分割ティースを交互に配置するセミオープンスロット形状の固定子に関し、「分布巻、且つ、同心巻」のため、コイルピッチが1から4番目、3から6番目となり、奇数番目のスロットから偶数番目のスロットに渡る構造となっており、コイル挿入時に固定ティースの右側又は左側のどちらか一方に押し付けて分割ティースを挿入することができず、分割ティース挿入時の作業性が悪いという問題を有している。
また、分割ティースとヨーク部の組み合せ部が、くさび形状となっており、回転機の軸方向から分割ティースを挿入するために、既に嵌め込まれているコイルに対してクリアランスが必要となるため、占積率を極限までに大きくすることが出来ない問題がある。
デンソーテクニカルレビュー Vol.7 No.1 2002 p.56−62
本発明は、上記課題に対応して巻線の占積率を向上させ、かつ巻き嵌めの作業性の良い鉄心構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1に係る回転電機の固定子構造は、積層体である鉄心と巻線からなり、回転子に対向する側にスロット開口部を有する回転電機の固定子構造において、前記スロット開口部はスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状を有し、ヨークに一体として形成された固定ティースと、前記ヨークに別体として分割ティースの基端部が結合される分割ティースとを交互に配置したことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項2に係る回転電機の固定子構造は、請求項1に記載の回転電機の固定子構造において、前記固定ティースと前記分割ティースとの間隙であるスロットに配置される前記巻線は、奇数番目の前記スロットから奇数番目の前記スロットへ、偶数番目の前記スロットから偶数番目の前記スロットへと渡るコイルピッチとなることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項3に係る回転電機の固定子構造は、請求項1に記載の回転電機の固定子構造において、前記分割ティースは、前記ヨークに結合され、この分割ティースの基端部の幅は平行もしくはヨーク側に向かうに従って狭くなっていることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項4に係る回転電機の固定子構造は、請求項1,2又は3に記載の回転電機の固定子構造において、前記巻線として角線が配置される前記スロットは矩形とし、前記固定ティースと前記分割ティースとはティース形状が異なる事を特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項5に係る回転電機の固定子構造は、請求項1,2又は3に記載の回転電機の固定子構造において、前記巻線として丸線が配置される前記スロットは、回転子側とヨーク側でその幅が異なり、前記固定ティースと前記分割ティースはほぼ同じ寸法である事を特徴とする。
本発明は、分布巻きにおける占積率向上を可能とするものであり、更には、固定子組立て時の作業性の向上を可能とするものである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1の実施例に係る回転電機の固定子構造を図1に示す。
本実施例は、積層体である鉄心(コア)と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する内径側にスロット開口部を有するインナーロータ型回転電機の固定子構造である。
本実施例は、積層体である鉄心(コア)と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する内径側にスロット開口部を有するインナーロータ型回転電機の固定子構造である。
即ち、積層体である鉄心は、ヨーク10と、固定ティース20と、分割ティース30とからなり、ヨーク10の内周側には、ヨーク10に一体として形成された固定ティース20と、ヨーク10に別体として結合される分割ティース30とが交互に配置されている。従って、固定ティース20及び分割ティース30の総数は偶数である。
固定ティース20と固定ティース20の中間におけるヨーク10の内周面には、分割ティース30の基端部30bを内径側から挿入するための凹部10aが形成されており、分割ティース30の基端部30bを内径側からこの凹部10aに挿入して、かしめ、接着、含浸等によりヨーク10に結合する。つまり、分割ティース30の基端部30bないし凹部10aには楔や楔を固定する溝がなく、軸方向から挿入するものではない。
固定ティース20と分割ティース30との間隙であるスロットは、巻線として角線が配置されることに対応した矩形とする。そのため、分割ティース30は内径側から挿入するためほぼ矩形の形状であり、ティース幅が平行となっている。
一方、固定ティース20はヨーク側に向かうに従って広くなった扇形である。つまり、分割ティース30と固定ティース20とは、形状が異なる。
一方、固定ティース20はヨーク側に向かうに従って広くなった扇形である。つまり、分割ティース30と固定ティース20とは、形状が異なる。
また、固定ティース20、分割ティース30の何れにも、ヨーク側である基端側とは反対側の先端部に、周方向に張り出した突起部20a、30aが設けられている。そのため、スロット開口部が電線幅すなわちスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状となっている。
固定ティース20と分割ティース30との間隙であるスロットに配置される分布巻コイルは、図1中では、省略されているが、図2に巻線40として示されている。即ち、巻線40は、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットヘと渡り(1⇒2n+1)、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットヘと渡るような(2⇒2n+2)コイルピッチを有する。
ここで、巻線40はステータ(固定子)ヘの巻き嵌め前に事前に成型された物であり、図3に示すように、ヨーク10に分割ティース30が嵌っていない状態、従って、固定ティース20のみが一体として形成されたヨーク10のスロットヘ固定ティース20の右側又は左側の何れか一方に押し付けて嵌め込むものである。
また、図4に示すように、巻線40とコアの間には対地間の絶縁を行う絶縁紙50を挿入する。絶縁紙50は、分割ティース30上でヨーク10の方向に向かって巻き終わりが来るように配置をする。
これにより、絶縁紙50のあそびを少なく、コアと密着させて固定させることができ、またコア挿入時の巻線40の被覆(エナメル)の損傷からも保護することができる。
なお、絶縁紙50を巻き付けたコイル40を固定ティース20に密着するように配置した後に、分割ティース30をヨーク10に挿入して、かしめやネジ止めにて固定する。
これにより、絶縁紙50のあそびを少なく、コアと密着させて固定させることができ、またコア挿入時の巻線40の被覆(エナメル)の損傷からも保護することができる。
なお、絶縁紙50を巻き付けたコイル40を固定ティース20に密着するように配置した後に、分割ティース30をヨーク10に挿入して、かしめやネジ止めにて固定する。
本実施例は、巻線40として角線に対応した矩形状のスロットを持つものであり、事前に巻線40を成型しておいてそのスロットに嵌め込む。そのため、余裕を持ってスロットに嵌め込めるのでコイルエンドの電線長を無駄に長くとる必要が無い。
しかも、全ての巻線40を嵌め込み終わった後のコイルエンドの成型が不要となるだけでなく、電線長の低減すなわち巻線抵抗の低減に繋がる。即ち、分割鉄心ではない分布巻きコイルは、嵌め込み作業を容易にするためコイルエンドの電線長に余裕が必要であり、これに比べて本実施例では巻線抵抗の低減効果を有する。
しかも、全ての巻線40を嵌め込み終わった後のコイルエンドの成型が不要となるだけでなく、電線長の低減すなわち巻線抵抗の低減に繋がる。即ち、分割鉄心ではない分布巻きコイルは、嵌め込み作業を容易にするためコイルエンドの電線長に余裕が必要であり、これに比べて本実施例では巻線抵抗の低減効果を有する。
また、本実施例では、図3に示すように、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットに、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットへ巻線40が渡っているため、固定ティース20に巻線40を押し付けて分割ティース30を挿入することができ、既に巻線40が嵌め込まれた後から分割ティース30を挿入するために作業性が向上する利点がある。
更に、本実施例では、分割ティース30を内径側から挿入する構造となっているため、図4に示すように、分割ティース30の突起部30aで巻線40を押し付けながら分割ティース30を押し込むことが可能となり、スロット内の占積率を極限まで大きくできる。
なお、本実施例では、絶縁紙50は、分割ティース30をスロット内に押し込むときにめくれない様に、図5に示す巻き方が良い。
なお、本実施例では、絶縁紙50は、分割ティース30をスロット内に押し込むときにめくれない様に、図5に示す巻き方が良い。
本発明の第2の実施例に係る回転電機の固定子構造を図5に示す。
本実施例は、積層体である鉄心と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する内径側にスロット開口部を有するインナーロータ型回転電機の固定子構造である。
本実施例は、積層体である鉄心と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する内径側にスロット開口部を有するインナーロータ型回転電機の固定子構造である。
即ち、ヨーク11の内周側には、ヨーク11に一体として形成された固定ティース21と、ヨーク11に別体として結合される分割ティース31とを交互に配置したものである。従って、固定ティース21及び分割ティース31の総数は偶数である。
固定ティース21と固定ティース21の中間におけるヨーク11の内周面には、分割ティース31の基端部を内径側から挿入するための凹部が形成されており、分割ティース31の基端部31bを内径側からこの凹部に挿入して、かしめ、接着、含浸等によりヨーク11に結合する。つまり、分割ティース31の基端部ないし凹部には楔や楔を固定するための溝がなく、軸方向から挿入するものではない。
固定ティース21と分割ティース31との間隙であるスロットは、巻線として丸線が配置されることに対応して、回転子側に比較してヨーク側が広くなった形状である。そのため、固定ティース212、分割ティース31はほぼ矩形の形状若しくはヨーク側がやや狭くなるようにテーパが付いた形状である。つまり、分割ティース31と固定ティース21とは、寸法がほぼ同じである。
また、固定ティース21、分割ティース31の何れにも、ヨーク側である基端側とは反対側の先端部に、周方向に張り出した突起部21a、31aが設けられている。そのため、スロット開口部が電線幅すなわちスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状となっている。
なお、図5においては、固定ティース21と分割ティース31との間隙であるスロットに配置される巻線(分布巻コイル)については省略しているが、巻線は、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットヘと渡り(1⇒2n+1)、また、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットヘと渡る(2⇒2n+2)ようなコイルピッチである(図2参照)。
ここで、巻線はステータ(固定子)ヘの巻き嵌め前に事前に成型された物であり、分割ティース31がヨーク11に嵌っていない状態、従って、固定ティース21のみが一体に形成されたヨーク11のスロットヘ嵌め込むものである(図3参照)。
本実施例は、巻線として、角線に代えて丸線を使用する以外は、前述した実施例1と同様な効果を奏するものであり、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットに、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットへ巻線が渡っているため、固定ティース21に巻線を押し付けて分割ティース31を挿入することができる。そのため、既に巻線が嵌め込まれた後から分割ティース31を挿入するために作業性が向上する利点がある。
また、本実施例では、分割ティース31を内径側から挿入する構造となっているため、分割ティース31の突起部31aで巻線を押し付けながら分割ティース31を押し込むことが可能となり、スロット内の占積率を極限まで大きくできる点でも実施例1と同様な効果を奏するものである。
本発明の第3の実施例に係る回転電機の固定子構造を図6に示す。
本実施例は、積層体である鉄心と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する外径側にスロット開口部を有するアウターロータ型回転電機の固定子構造である。
本実施例は、積層体である鉄心と巻線からなり、回転子(図中省略)に対向する外径側にスロット開口部を有するアウターロータ型回転電機の固定子構造である。
即ち、積層体である鉄心は、ヨーク12と、固定ティース22と、分割ティース32とからなり、ヨーク12の外周側には、ヨーク12に一体として形成された固定ティース22と、ヨーク12に別体として結合される分割ティース32とが交互に配置されている。従って、固定ティース22及び分割ティース32の総数は偶数である。
固定ティース22と固定ティース22の中間におけるヨーク12の外周面には、分割ティース32の基端部を内径側から挿入するための凹部が形成されており、分割ティース32の基端部32bを内径側からこの凹部に挿入して、かしめ、接着、含浸等によりヨーク12に結合する。つまり、分割ティース32の基端部ないし凹部には楔やこれを固定するための溝がなく、軸方向から挿入するものではない。
また、固定ティース22、分割ティース32の何れにも、ヨーク側である基端側とは反対側の先端部に、周方向に張り出した突起部22a、32aが設けられている。そのため、スロット開口部が電線幅すなわちスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状となっている。
図6においては、固定ティース22と分割ティース32との間隙であるスロットに配置される巻線(分布巻コイル)については省略しているが、巻線は、実施例1,2と同様に、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットヘと渡り(1⇒2n+1)、また、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットヘと渡る(2⇒2n+2)ようなコイルピッチである(図2参照)。
ここで、巻線はステータ(固定子)ヘの巻き嵌め前に事前に成型された物であり、分割ティース32がヨーク12に嵌っていない状態、従って、固定ティース22のみが配置されたヨーク12のスロットヘ嵌め込むものである(図3参照)。
本実施例は、実施例1,2がインナーロータ型回転電機であるのに比較してアウターロータ型回転電機に適用した点に特徴があり、それ以外については、実施例1,2と同様な構成を有するものである。
従って、本実施例でも、奇数番目のスロットから奇数番目のスロットに、偶数番目のスロットから偶数番目のスロットへ巻線が渡っているため、固定ティース22に巻線を押し付けて分割ティース32を挿入することができる。そのため、既に巻線が嵌め込まれた後から分割ティース32を挿入するために作業性が向上する利点がある。
また、本実施例では、分割ティース32を外径側から挿入する構造となっているため、分割ティース32の突起部32aで巻線を押し付けながら分割ティース32を押し込むことが可能となり、スロット内の占積率を極限まで大きくできる点でも実施例1と同様な効果を奏するものである。
本発明の回転電機の固定子構造は、分布巻きにおける占積率向上を可能とするものとして広く産業上利用可能なものである。
10,11,12 ヨーク
20,21,22 固定ティース
30,31,32 分割ティース
20a,21a,22a 突起部
30a,31a,32a 突起部
30b,31b,32b 基端部
40 巻線
50 絶縁紙
20,21,22 固定ティース
30,31,32 分割ティース
20a,21a,22a 突起部
30a,31a,32a 突起部
30b,31b,32b 基端部
40 巻線
50 絶縁紙
Claims (5)
- 積層体である鉄心と巻線からなり、回転子に対向する側にスロット開口部を有する回転電機の固定子構造において、前記スロット開口部はスロット幅よりも狭いセミオープンスロット形状を有し、ヨークに一体として形成された固定ティースと、前記ヨークに別体として分割ティースの基端部が結合される分割ティースとを交互に配置したことを特徴とする回転電機の固定子構造。
- 前記固定ティースと前記分割ティースとの間隙であるスロットに配置される前記巻線は、奇数番目の前記スロットから奇数番目の前記スロットへ、偶数番目の前記スロットから偶数番目の前記スロットへと渡るコイルピッチとなることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記分割ティースは、前記ヨークに結合され、この分割ティースの基端部の幅は平行もしくはヨーク側に向かうに従って狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記巻線として角線が配置される前記スロットは矩形とし、前記固定ティースと前記分割ティースとはティース形状が異なる事を特徴とする請求項1,2又は3に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記巻線として丸線が配置される前記スロットは、回転子側とヨーク側でその幅が異なり、前記固定ティースと前記分割ティースはほぼ同じ寸法である事を特徴とする請求項1,2又は3に記載の回転電機の固定子構造。
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- 2013-02-01 JP JP2013018159A patent/JP2014150666A/ja active Pending
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