JP5345216B2 - 硬化中のトレッド収縮量の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、概略的には、タイヤカーカス上における更生トレッドの硬化に関し、詳細には、タイヤ硬化プロセス中における更生トレッドの収縮量の制御に関する。
〔関連出願の説明〕
本願は、2008年8月27日に出願された係属中の米国特許出願第12/199,299号の優先権主張出願であり、この米国特許出願特許を参照により引用し、その開示内容を本明細書の援用とする。
あらかじめ硬化させたトレッドをタイヤカーカスに取り付けることによって更生タイヤ(リトレッドタイヤ)を形成することが一般的に知られている。トレッドは、典型的には、トレッドパターンを備えたストリップの状態に予備成形され、このトレッドは、後で、前処理されたタイヤカーカスの周囲に沿って張り付けられる。タイヤカーカスは、典型的には、バフ磨きされて実質的に古いトレッドが除去され、クッションガム又はリエゾンゴムの層をバフ磨きされたトレッド領域に被着させ、その後、新たなトレッドを受け入れるようにする。
更生タイヤをいったん組み立てると、柔軟性硬化メンブレンをタイヤ周りに配置してトレッドをタイヤカーカスに対して適正な位置に保持する。メンブレンを備えた状態の更生タイヤを次に硬化容器、例えばオートクレーブ内の圧力チャンバ内に配置してトレッドを硬化させてこれをタイヤカーカスに取り付ける。硬化サイクルが始まると、タイヤとメンブレンとの間に形成されたコンパートメント内に入っている空気の実質的に全ては、真空源によって除去されている。したがって、柔軟性メンブレンは、トレッド及びタイヤカーカスに押し付けられる。このコンパートメントは、相当に長い時間、例えば15〜20分間、実質的に圧力のない状態に保たれ、その間、容器チャンバを加熱すると共に加圧する。15〜20分の経過後、チャンバ圧力の影響を打ち消すようコンパートメントを所望の圧力まで加圧する。その後、容器内で硬化を完了させる。更生タイヤをいったん硬化させると、トレッド幅は、場合によっては元の幅(原幅)の3〜4%だけ実質的に減少する。幅の狭い車両用タイヤ、例えば公称幅が225〜260ミリメートル(mm)のタイヤでは、収縮量は、少なくとも3〜4mmである場合があり、これよりも幅の広いタイヤ、例えば公称幅が390mmのタイヤでは、収縮量は、14mmを超える場合がある。
トレッド幅の収縮は、多くの理由で望ましくない。例えば、収縮は、でこぼこのトレッド要素、例えばトレッドブロックを形成し、これは、トレッド摩耗及びタイヤユニフォーミティに悪影響を及ぼす。また、幅の狭いトレッドは、タイヤの接触パッチを減少させ、したがってグリップを減少させると共に摩耗を増大させる。さらに、トレッドボイド、例えばトレッド溝は、濡れたタイヤの性能に悪影響を及ぼすよう減少する。したがって、更生タイヤを硬化させる一方で、硬化済みの更生タイヤのトレッド幅収縮量を著しく減少させる方法を提供することが望まれている。
本発明の特定の実施形態は、更生タイヤを形成する方法を含む。このような方法の特定の実施形態は、実質的に予備硬化ゴムトレッドをタイヤカーカスのトレッド係合部分に張り付けるステップを有し、トレッドは、初期幅を備えると共にトレッドとタイヤカーカスとの間に介在して設けられたクッションガム層を備えている。追加のステップは、少なくともトレッドを柔軟性硬化メンブレンで覆って少なくともメンブレンとトレッドとの間に介在して位置する加圧コンパートメントを備えたタイヤ硬化組立体を形成するステップ及びタイヤ硬化組立体を硬化容器のチャンバ内に配置するステップを含む。他のステップは、チャンバを所定のチャンバ圧力まで加圧するステップ及びチャンバを所定の温度まで加熱するステップを含む。他のステップは、コンパートメントを14.7psiaよりも高く且つチャンバ圧力よりも低い所定のコンパートメント圧力まで加圧してチャンバとコンパートメントとの間に圧力差を生じさせるステップを含み、チャンバを加圧するステップを開始した後にステップが始まり、初期トレッド幅が約290〜500mmであるときに初期トレッド幅の98.0%以上である最終トレッド幅が提供される。
本発明の特定の実施形態は、更生タイヤを形成する方法を含み、このような方法は、初期幅を有するトレッドを、サイドウォールを有するタイヤカーカス上に配置するステップを有し、クッションガムがトレッドとカーカスとの間に介在して位置する。このような方法は、少なくともトレッドを硬化メンブレンで覆って少なくともトレッドとメンブレンとの間に加圧コンパートメントを備えたタイヤ硬化組立体を形成するステップ及びタイヤ硬化組立体を硬化容器のチャンバ内に配置するステップを有する。さらに別のステップは、チャンバを所定のチャンバ圧力まで加圧するステップ及びチャンバを所定の温度まで加熱するステップを含む。特定の実施形態は、コンパートメントをチャンバ圧力よりも低い所定のコンパートメント圧力まで加圧するステップを更に有し、チャンバの加圧ステップを開始した後にコンパートメント加圧ステップを開始してコンパートメント加圧ステップを、コンパートメントの加圧するステップの開始後かチャンバの加圧ステップの開始後かのいずれかの開始後、約7分以内にチャンバとコンパートメントとの間に圧力差を生じさせて最終トレッド幅を提供する。
本発明の上述の目的、特徴及び利点並びに他の目的、特徴及び利点は、添付の図面に示されている本発明の特定の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになろう。なお、図中、同一の参照符号は、本発明の同一の部分を示している。
本発明の実施形態に従って硬化メンブレン内に包み込まれた更生タイヤの部分断面図である。 本発明の実施形態に従って更生タイヤの硬化の際に用いられる更生システムの略図である。 本発明の実施形態に従って更生タイヤのための硬化法則(即ち、サイクル)に関する硬化パラメータを示す図である。
本発明の特定の実施形態は、トレッドを硬化させてこれをタイヤカーカスに取り付けて更生タイヤを形成する方法を提供する。以下に更に説明するように、本発明者は、特定の硬化法則に従って、硬化プロセス中の十分に早い時期で硬化エンベロープに加わる真空を解除することによって、タイヤカーカスに結合されたトレッドが硬化前の幅よりも著しく小さい幅を有することがないようになることを発見した。真空を十分早期に解除しなかった場合、タイヤカーカスに結合されているトレッドは、硬化前の幅よりも著しく小さい幅を有する。
このような方法の特定の実施形態は、実質的に予備硬化ゴムトレッドをタイヤカーカスのトレッド係合部分に張り付けるステップを有するのが良く、トレッドは、初期幅を備えると共にトレッドとタイヤカーカスとの間に介在して設けられたクッションガム層を備える。更生又は山掛け作業は、一般に、新品の実質的にあらかじめ硬化させたトレッドを使用済みのタイヤカーカス上に配置するステップを含む。したがって、使用済みのタイヤは、少なくとも使用済みタイヤからトレッドの一部分をバフ磨きにより除去してタイヤカーカスをもたらすようにすることによって更生のための前処理が行なわれる。次に、クッションガムとも呼ばれているリエゾンゴムをカーカスのトレッド領域上に配置する。クッションゴムは、新品のトレッドをタイヤカーカスに取り付けるために用いられ、このようなクッションゴムは、トレッドをタイヤカーカスに適正に固定するために硬化されなければならない。
図1を参照すると、例示の更生タイヤ組立体50が例示の硬化メンブレン60内に包み込まれた状態で示されている。タイヤ組立体50は、トレッド領域54a及び一対のサイドウォール54bを有するタイヤカーカス52を含む。新品のトレッド58が、タイヤカーカス52のトレッド領域54aに沿って位置決めされたクッションガム56上に配置されている。トレッド58は、硬化プロセスの開始及びクッションガム56の硬化に先立って初期幅Wを有している。トレッド幅Wは、タイヤ組立体50の硬化の前に測定されるにせよ後に測定されるにせよいずれにせよ、トレッドが図1に示されているようにタイヤカーカス52に取り付けられたときに弧状のトレッド接触面に沿って側方に(即ち、側から側に且つトレッド中心線に垂直に)測定される。本明細書において説明する方法を任意の幅のトレッドに用いることができるが、特定の実施形態では、このような方法は、600ミリメートル(mm)以下の初期幅Wを有する車両用タイヤを硬化させて形成するために用いられる。特定の実施形態では、初期幅Wは、約500mm以下であり、他の実施形態では、290〜500mmであり、更に別の実施形態では、290mm未満である。さらに別の実施形態では、このような方法は、重車両/大型機械用タイヤ、例えばアースムーバ、ダンプトラック(ダンプ車)及び航空機に利用されるのが良く、これらのタイヤの各々は、1400mm以上又はこれをはるかに上回る初期トレッド幅を有する場合がある。種々のクッションガム組成物を用いることができる。というのは、所望の組成物は、トレッド組成物及びクッションガムが張り付けられる隣接のタイヤカーカス表面(即ち、トレッド領域)の組成物で決まる場合があるからである。適正な取り付けを達成するため、更生タイヤ硬化プロセスは、タイヤ組立体が硬化容器又はオートクレーブ内に位置決めされている間にクッションガムを硬化させる。特定の実施形態では、クッションガムは、厚さが約1〜2.5mmである。これよりも厚い又は薄いクッションガムを使用できることが想定される。
このような方法は、少なくともトレッドを柔軟性硬化メンブレンで覆って少なくともメンブレンとトレッドとの間に介在して位置する加圧コンパートメントを備えたタイヤ硬化組立体を形成するステップ及びタイヤ硬化組立体を硬化容器のチャンバ内に配置するステップを更に有する。容器内で本発明の硬化プロセスを開始する前に、タイヤを硬化メンブレン内に封入して少なくともタイヤのトレッド周りに加圧コンパートメントを形成する。このメンブレンは、タイヤカーカスに対する新品のトレッドの適正な位置合わせ状態を維持する。メンブレンは又、メンブレンコンパートメント(及び封止状態のタイヤ組立体)と容器チャンバとの圧力差の達成を容易にする。種々の別の硬化メンブレンが当該技術分野において用いられており、どの硬化メンブレンであっても、これを用いて本明細書において説明する本発明の方法を実施することができる。というのは、本発明の方法は、硬化サイクルの加圧及び/又は温度を制御することによって硬化サイクルパラメータの改善を提供するからである。
図1に示された実施形態では、例示のメンブレン60は、タイヤ硬化組立体70を形成するようタイヤ組立体50を包囲し、このメンブレンは、第1のエンベロープ62及び第2のエンベロープ64を有し、これらエンベロープの各々は、容器チャンバ12とコンパートメント66との間に圧力差が存在する場合にシールを形成するよう所々の場所65で他のエンベロープとオーバーラップする。メンブレンは、全体として柔軟性であり、それにより、メンブレンは、メンブレンを真空源に連結し、相当の量の空気をメンブレンコンパートメントから除去して少なくとも部分真空下にあるコンパートメント及び特定の実施形態では実質的にゼロpsiaに等しい圧力を持つコンパートメントを提供したときに、トレッド及び/又はタイヤ周りに潰れることができる。部分真空は、特定の実施形態では、14.7psia未満、10psia未満、8psia未満、5psia未満又は3psia未満のコンパートメント圧力をもたらす。例えば、空気のポケット67がトレッド溝59の底部のところに残ったままであるのが良い。特定の実施形態では、実質的にゼロpsiaに等しいコンパートメント圧力により、3.5〜4.0psia以上の圧力が得られる。潰れることによって、メンブレンは、トレッドをタイヤカーカスに対して適正な位置に保持する。さらに、メンブレン及び/又はコンパートメントが真空下にある間にチャンバを加圧すると、チャンバからの圧力は、メンブレンの幾つかの部分を通ってメンブレンに接触しているトレッド及びタイヤカーカスの幾つかの部分に伝えられる。当該技術分野において知られているメンブレン60の他の実施形態としては、例えば、タイヤカーカスが取り付けられるリムが挙げられる。第1のエンベロープ62に類似したエンベロープが圧力コンパートメントをトレッド及びサイドウォールに沿って形成する目的で、タイヤカーカスサイドウォールに沿って下方に延びてリムに係合している。次に、タイヤカーカスの内側とリムとの間に配置された第2のエンベロープによって第2のコンパートメントを形成し、この第2のエンベロープは、リムとタイヤカーカスの内面との間のボイドを実質的に占める第2の圧力コンパートメントを形成する。この第2のコンパートメントは、所望に応じて真空下及び/又は圧力下で働く。
再生タイヤ硬化プロセスは、一般に、硬化容器、例えばオートクレーブ内で実施される。硬化容器は、一般に、メンブレンを備えたタイヤ組立体が硬化のために収納されるチャンバを提供する。一般に、硬化プロセス中、チャンバは、所望の圧力に加圧されると共に所望の温度に加熱される。1つ又は2つ以上のタイヤ硬化組立体が硬化のために硬化容器内に配置されるのが良い。また、メンブレン及びタイヤ組立体によって形成されたチャンバ及び/又はコンパートメント内の圧力及び温度を制御するための手段が設けられる。当該技術分野において知られている硬化容器であればどれを用いても本発明を実施することができるが、本発明と関連して例示の硬化容器を以下に詳細に説明する。
このような方法の特定の実施形態は、チャンバを所定のチャンバ圧力まで加圧するステップを含むのが良い。特定の実施形態では、チャンバを加圧するステップは、コンパートメントが少なくとも部分真空下にある間、例えば、14.7psia未満、10psia未満8psia未満、5psia未満又は3psia未満の圧力状態にある間に始まる。特定の実施形態では、タイヤ硬化組立体を硬化容器内に配置した後、メンブレンにより形成されたコンパートメントを真空源と連通状態に配置するのが良く、それにより、少なくともコンパートメントを部分真空下に置き、特定の実施形態では、コンパートメントを実質的にゼロpsiaに等しい圧力状態に置く。少なくとも部分真空下にあるとき、メンブレンは、トレッドをタイヤカーカスに対して適正な位置合わせ状態に維持し、チャンバからタイヤ組立体への熱伝達を促進する。トレッド及びタイヤカーカスの幾つかの部分と接触状態にあるメンブレンの部分に沿うチャンバからトレッド及びタイヤカーカスへの圧力の伝達を容易にする。特定の実施形態では、コンパートメントは、容器内に配置される前に真空下に維持される。
特定の実施形態では、チャンバは、約85〜105psiaの所定の圧力まで加圧される。他の実施形態では、所定の圧力は、約90〜100psiaである。所定の圧力へのチャンバの加圧は、短い、又はほぼ瞬時の期間で又は長時間にわたって起こる場合がある。したがって、チャンバ及び/又はコンパートメント内への流体の流量及びしたがってチャンバ及び/又はコンパートメント内の加圧速度を制御するための1つ又は2つ以上のフローレストリクタ(制流子)又は当該技術分野において知られている任意他の流量制御手段が用いられる。特定の実施形態では、チャンバ加熱期間は、所望の圧力に達するまで約15〜25分間続く。より特定の実施形態では、加熱期間は、約18〜22分間続く。加圧は、15分よりも短い又は25分を超える期間にわたって起こっても良いことが想定される。例えば、加圧は、他の実施形態では10〜60分間にわたって起こっても良い。
図3を参照すると、このグラフ図は、本発明の一実施形態に従って種々の硬化パラメータ、例えば圧力及び温度を提供する例示の硬化法則(即ち、硬化サイクル)を記載している。具体的に説明すると、このグラフ図は、時間に対するチャンバ圧力及び温度並びにコンパートメント圧力を示している。したがって、図3は、特定の実施形態では、圧力チャンバが約20〜22分で所定の圧力Poまで加圧される状態を示している。所定の圧力Poに達した後、この圧力は、許容誤差の範囲内で維持されても良く、或いは、意図的に硬化プロセスの種々のステージで変動しても良い。特定の実施形態では、加圧は、メンブレン及び/又はコンパートメントが真空下にあるときに開始される。
このような方法の特定の実施形態は、チャンバを所定の温度まで加熱するステップを含むのが良い。一般的に言えば、クッションガムを硬化させ、それによりトレッドをタイヤカーカスに取り付けるため、クッションガムは、所与の期間にわたり、所定の硬化温度Toにさらされる。特定の実施形態では、所定の硬化温度Toは、約95〜137℃である。これは、15〜25分で達成可能である。他の実施形態では、所定の硬化温度Toは、約120〜135℃である。特定の硬化温度及び硬化圧力を提供する特定の硬化法則を示している図3に記載された実施形態では、硬化温度は、約127℃であるが、他の実施形態では、117〜137℃の温度で働いても良い。クッションガムの厚さも又、硬化期間に影響を及ぼす場合があり、それによりクッションガムが厚い場合には、より長い硬化時間が必要になる場合がある。
例えば図3の実施形態に示されている特定の実施形態では、チャンバ温度は、15〜25分で所定の硬化温度Toまで増大する。特定の実施形態では、温度Toは、約20〜22分で達成される。特定の実施形態では、約95〜100℃の所定の硬化温度Toを提供する長期間にわたる硬化が行なわれる場合があり、このような温度には約15分で達する。しかしながら、チャンバを所定の温度まで加熱する期間は、これよりも短い又は長い期間にわたる場合があり、このような期間は、15分よりも短い場合があり、25分よりも長い場合がある。
硬化温度Toでのタイヤの硬化期間は、タイヤ組立体(即ち、トレッド、クッションガム及びタイヤカーカス)を硬化させる目的で所望の期間にわたるのが良い。例えば、図3に示されている一実施形態では、タイヤは、硬化温度Toに約76〜77分間さらされる。所望の温度Toの達成後、温度を許容誤差の範囲内で維持しても良く、或いは、硬化プロセス中、所望の時点又は間隔で意図的に変動しても良い。硬化パラメータは、用いられるクッションガムの関数なので、他の硬化パラメータ、例えば硬化温度To及び硬化期間は、互いに異なるクッションガム組成の使用により様々であって良いことが想定される。
このような方法の特定の実施形態は、コンパートメントを所定のコンパートメント圧力まで加圧するステップを含むのが良い。特定の実施形態では、コンパートメントを加圧するステップは、14.7psiaよりも高く且つチャンバ圧力よりも低い圧力まで加圧し、それにより圧力差を生じさせる。特定の実施形態では、コンパートメントを加圧するステップは、チャンバを加圧するステップを開始させた後に始まってチャンバとコンパートメントの間に圧力差を生じさせる。圧力差を生じさせることにより、トレッド及び/又はタイヤカーカスの少なくとも一部分を高いチャンバ圧力から隔離する。特定の実施形態では、所定のコンパートメント圧力Piは、Poよりも低い。特定の実施形態では、特定のコンパートメント圧力Piは、75psia以下である。他の実施形態では、コンパートメント圧力Piは、60〜75psiaである。メンブレンとの接触によるチャンバ圧力へのトレッド及び/又はタイヤカーカスの暴露を最小限に抑えようとして、特定の実施形態では、コンパートメントの加圧は、チャンバの加圧を開始した後、約7分以内に開始される。他の実施形態では、コンパートメントの加圧は、チャンバの加圧を開始した後、6分以内に開始される。さらに別の実施形態では、コンパートメントの加圧は、チャンバの加圧を開始した後、5分以内に開始される。他の実施形態では、コンパートメントの加圧ステップは、チャンバ温度が約120℃以下である場合に始まる。図3では、この温度は、Txとして示されており、このTxは、図示の実施形態では、Toよりも低い。他の実施形態では、Txは、Toに実質的に等しくても良いことが想定される。他の実施形態では、コンパートメントを加圧するステップは、チャンバを所定の温度Toまで加圧する前に始まる。これにより、トレッドが特定の圧力下で特定の期間にわたってさらされる熱の量を減少させることができ、このことは、トレッド収縮量を減少させるのを助けることができる。
このような方法の特定の実施形態は、チャンバ圧力とコンパートメントとの間の圧力差を生じさせるステップを含み、チャンバ圧力は、コンパートメント圧力よりも高い。一実施形態では、圧力差(Po−Pi)は、約10〜40psiである。さらに別の実施形態では、圧力差は、11.7〜37psiである。さらに別の実施形態では、圧力差は、約26〜29psiである。圧力差を特定の期間内に達成するのが良いことが想定される。したがって、特定の実施形態では、圧力差は、コンパートメントを加圧するステップの開始後、約7分以内に達成され、他の実施形態では、圧力差には6分以内に達する。特定の実施形態では、コンパートメントを加圧するステップは、チャンバ温度が約120℃以下である場合、チャンバを加圧するステップかチャンバを加熱するステップかのいずれかが始まった後、約7分以内に始まる。
例示の実施形態において上述した方法は、図2に示されている硬化容器10内で実施されるのが良い。硬化容器10は、オートクレーブとも呼ばれている。容器10は、複数本のタイヤを受け入れることができるが、容器10又は任意他の公知の硬化装置を用いて本明細書において開示する方法を実施しても良いことが想定される。
図2に示されているように、容器10は、硬化のためにメンブレンを備えた更生タイヤ組立体50が収納される内部チャンバ12を有している。図示の実施形態では、チャンバ流体圧力源14が容器10と関連して設けられている。源14は、流体圧力をチャンバ12に提供する。作動において、流体圧力を源14からライン16を介して伝達してチャンバ12を圧力Poまで加圧する。チャンバ12内に所望の圧力Poを達成するために源14から供給される圧力を調整する調整弁18がライン16に沿って配置されるのが良い。加圧流体は、任意所望の流体、例えば空気、蒸気若しくは水又はこれら任意の組み合わせであるのが良い。容器10は、チャンバ12を所望の温度Toまで加熱する熱源20を更に有する。
コンパートメント66内の圧力は、任意公知の手段によって制御可能である。例えば、図2に示されている実施形態では、コンパートメント66は、チャンバ12に連結され、チャンバ12が加圧状態になると、チャンバ圧力が容器チャンバ12とタイヤ圧力マニホルド30との間に延びるライン22によってコンパートメント66に供給されるようになっている。これが可能である理由は、チャンバ圧力がコンパートメント圧力よりも高いことによる。他の実施形態では、例えば、コンパートメント66の圧力源は、チャンバ12とは独立した源であっても良く、このような圧力源は、これとは異なり、チャンバ圧力源14又は別の独立した源であっても良い。
ライン22は、チャンバ12へのその連結部の後に、圧力差逆止弁24を有している。さらにマニホルド30に向かって続いて、ライン22に沿って減圧弁26が配置されている。最後に、減圧弁26とマニホルド30との間には真空源28が設けられている。また、圧力逃がし弁32がマニホルド30に連結されている。最後に、ライン34がタイヤ硬化組立体70との圧力連絡関係をなすようマニホルド30から延びており、このタイヤ硬化組立体70は、メンブレンノズル68によりタイヤ組立体50を包囲した硬化メンブレン60を有している。コンパートメント66の加圧状態を制御するための弁36がライン22又はライン34に沿って配置されるのが良い。弁36は、3つの位置相互間で動作することができ、即ち、この弁は、メンブレン60をマニホルド30に連結することができ、メンブレン60を大気に連結することができ、メンブレン60との任意の連絡状態をターンオフすることができる。
作動において、タイヤ組立体50をメンブレン60で包囲する。次に、メンブレン60及び/又はコンパートメント66から真空により空気及び/又は圧力を実質的に除去してメンブレンを実質的に組み立て状態のタイヤ50に接触させる。この真空プロセスは、硬化容器10に入る前に、或いは、真空ポンプ28の作動によっていったん容器10内に位置決めされてライン34に連結されると、起こるのが良い。メンブレン50が実質的に真空下にあると(上述したように)、チャンバ圧力及びチャンバ温度を増大させる。この実施形態では、加熱は、所望の温度Toに達するまで要素20によって起こる。容器10を予熱して容器10がより早い速度で所望の温度Toに達するようにすることができるということに注目されたい。例えば、一実施形態では、ライン34に加圧空気を供給したときに約7分以内でメンブレン60及び/又はコンパートメント66内の真空を停止させる。他の実施形態では、メンブレン60及び/又はコンパートメント66の加圧は、減圧弁26を開いたときに始まり、この減圧弁の開放は、チャンバ12がチャンバ12及びメンブレン60及び/又はコンパートメント66の間に所望の圧力差を提供する圧力に達したときに起こるのが良い。コンパートメントの加圧は、一実施形態によれば、所望の圧力、例えば60〜75psiaに達するまで続く。したがって、逃がし弁32は、75psiaで作動停止するよう設定される。他の実施形態では、コンパートメントの加圧は、チャンバとコンパートメントの間の圧力差を10〜40psiに維持することが必要な程度まで続く。他の実施形態では、維持される圧力は、11.7〜37psiである。さらに別の実施形態では、維持される圧力差は、26〜29psiである。上述した方法の他の実施形態を本明細書において説明した容器10又は当業者に知られている任意他の硬化容器に採用することができる。
本明細書において説明すると共に図3に示した方法を用いて種々のタイヤを硬化させ、コントロール(対照)方法に従って硬化されたタイヤと比較した。コントロール方法と本明細書において開示した方法との主要な違いは、コントロール方法のコンパートメントをチャンバの加圧の開始後、約20分で開始させたということにある。したがって、20分後における圧力差は、コントロール方法では約80psiであった。各方法に従ってタイヤを硬化させる前後において、トレッドを各トレッド表面又は踏み面に沿って側方に測定した。公称トレッド幅が390mmの特定形式のタイヤの場合、平均未硬化トレッド幅は、387.6mmであった。コントロール方法に従って硬化されたタイヤの平均硬化幅は、373.1mmであり、本発明に従って硬化されたタイヤの平均硬化幅は、380.8mmであり、これは、コントロール方法を比較して約50%の改善結果であった。240mmの公称トレッド幅を持つ特定形式のタイヤに関し、平均未硬化トレッド幅は、235.9mmであった。このようなタイヤの場合、コントロール方法による平均硬化幅は、227.0mmであり、本発明の方法に関する平均硬化幅は、232.3mmであり、これは、コントロール方法と比較して約60%の改善結果であった。
本発明をその特定の実施形態により説明したが、このような説明は、例示であって、本発明を限定するものではないことは理解されるべきである。したがって、本発明の範囲及び内容は、特許請求の範囲の記載にのみ基づいて定められる。

Claims (15)

  1. 再生タイヤを形成する際のトレッドの収縮を制御する方法であって、実質的に予備硬化ゴムトレッドをタイヤカーカスのトレッド係合部分に張り付けるステップを有し、前記トレッドは、初期幅を備えると共に前記トレッドと前記タイヤカーカスとの間に介在して設けられたクッションガム層を備えており、少なくとも前記トレッドを柔軟性硬化メンブレンで覆って少なくとも前記メンブレンと前記トレッドとの間に介在して位置する加圧コンパートメントを備えたタイヤ硬化組立体を形成するステップと、前記タイヤ硬化組立体を硬化容器のチャンバ内に配置し、前記トレッドを前記タイヤカーカスへ硬化させるステップとを更に有する方法において、
    前記チャンバを所定のチャンバ圧力まで加圧するステップと、
    前記チャンバを所定の温度まで加熱するステップと、
    前記コンパートメントを14.7psiaよりも高く且つ前記チャンバ圧力よりも低い所定のコンパートメント圧力まで加圧して前記チャンバと前記コンパートメントとの間に圧力差を生じさせるステップとを有し、
    前記コンパートメントの加圧ステップは、前記チャンバの加圧ステップ又は前記チャンバの加熱ステップいずれかの開始後、約7分以内に始ま
    さらに、前記トレッドを前記タイヤカーカスへ硬化させて前記再生タイヤを形成するステップを有し、前記トレッドは、最終トレッド幅を有する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記圧力差は、約10〜40psiである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャンバを加圧する前記ステップは、前記コンパートメントを約ゼロpsia以下、または、少なくとも部分真空圧力以下まで加圧している間、に始まり、前記コンパートメントを加圧するステップが開始されるまで、前記コンパートメントは真空圧力又は部分真空圧力に維持される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記圧力差は、前記コンパートメントの加圧ステップの開始後、約7分以内に達成される、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記所定のチャンバ圧力は、約15〜25分で達成される、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記所定の温度は、前記チャンバの加圧ステップの開始後、約15〜25分で達成される、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記コンパートメントの加圧ステップは、前記チャンバ温度が約120℃以下であるときに始まる、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記最終トレッド幅は、前記初期トレッド幅が約290〜500mmであるときに前記初期トレッド幅の98.0%以上である、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記最終トレッド幅は、前記初期トレッド幅が約290mm以下であるときに前記初期トレッド幅の99.5%以上である、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記コンパートメントの加圧ステップは、前記チャンバを前記所定の温度まで加熱する前に始まる、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記チャンバの加圧ステップは、前記コンパートメントの加圧ステップの実施前であって且つ前記コンパートメントが14.7psi以下の圧力状態に維持されている間に始まる、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記所定のチャンバ温度は、約95〜137℃である、
    請求項6に記載の方法。
  13. 前記チャンバの加圧ステップは、前記コンパートメントの加圧ステップの実施前であって且つ前記コンパートメントが14.7psi以下の圧力状態に維持されている間に始まり、前記圧力差は、前記コンパートメントの加圧ステップの開始後、約7分以内に達成され、前記所定のチャンバ圧力は、約15〜25分で達成され、前記所定の温度は、前記チャンバの加圧ステップの開始後、約15〜25分で達成され、前記コンパートメントの加圧ステップは、前記チャンバを前記所定の温度まで加熱する前に始まる、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記コンパートメントの加圧ステップは、前記チャンバ温度が約120℃以下であるときに始まり、前記所定のチャンバ圧力は、約85〜105psiaであり、前記圧力差は、約10〜40psiである、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記所定のチャンバ圧力は、約85〜105psiaである、
    請求項5に記載の方法。
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