JP5342995B2 - 高周波モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、主としてマイクロ波帯およびミリ波帯で用いる高周波素子を実装するための高周波モジュールに関する。
近年、携帯電話や無線LANに代表される無線通信技術の研究開発が盛んに行われている。現在市販されている無線通信機器は、マイクロ波が搬送波として利用されているが、マイクロ波ではデータ伝送速度が遅く、例えば、ハイビジョン映像の画質劣化を抑えた、大容量非圧縮映像データの転送には向いていない。
そこで、マイクロ波よりも高い周波数の電磁波、例えば20GHz以上の準ミリ波およびミリ波を利用する無線通信が大容量のデータを伝送するための手段として注目され、研究開発が進められている。特に60GHz帯では、世界共通で、広い帯域が通信向けに割り当てられており、このような60GHz帯の電磁波を利用する無線通信技術の開発が望まれる。
これらの通信システムで使用される高周波基板には、より広帯域化、小型、多機能、耐不要ノイズ、かつ安価であることの要求が高く、これらの要求に応えるべく、基板の多層化で対応してきた。特に小型化が可能な高誘電率材料であるセラミックスを誘電体層とする多層配線基板は、配線金属との同時焼成技術を用いることで基板の多層化を実現してきた。このような高周波基板には、複数の高周波デバイスが実装され、それらが高周波デバイスと変換部を介して伝送線路と接続されることにより高周波回路として動作する。
ここで、高周波基板に要求される性能の一つに使用環境下での安定した送信性能が挙げられる。高周波デバイスには温度特性があるため、TCXO(温度補償コンデンサ)等を用いて高周波デバイスの周波数を安定化させていた。
特開2001−351928号公報
しかしながら、従来の技術では、充分な低コスト化が図れておらず、安価で実現可能な周波数安定化技術が求められていた。
そこで、本発明は、高周波素子の温度による周波数変動を抑制した高周波モジュールを提供することを目的とする。
本発明の高周波モジュールは、基板と、前記基板上に配置される高周波素子と、前記基板の前記高周波素子が実装される領域の直下に形成され、前記高周波素子をグランド電位に接続する接地用ビアホール導体群と、前記基板の内部に配置され、誘電体層と、前記誘電体層を挟む一対の主導体層と、前記第1の誘電体層を貫通し前記一対の主導体層の間を電気的に接続する複数のビアホール導体が伝送する高周波信号の波長の1/2未満の間隔で配置された側壁導体群と、を備える積層型導波管と、前記積層型導波管を前記基板上に前記高周波信号を導出するための変換部と、前記前記高周波素子と前記積層型導波管とを前記変換部を介して接続する接続体と、前記高周波素子と前記接続体と前記変換部とを内部に収容する収容空間を形成する保護部材と、感温型抵抗器から得る温度に応じた抵抗値により前記高周波素子の温度による周波数変動を補正する温度補償回路と、を有し、前記感温型抵抗器は、前記基板上に配置され、前記基板の内部において前記接地用ビアホール導体群に接続されるものである。
本発明の高周波モジュールによれば、簡易な構成の温度補償回路により高周波素子の周波数変動を補償することができる。また、高周波素子の直下に形成された接地用ビアホール導体群により、高周波素子で発生する熱を放熱するとともに、感温型抵抗器を接地電位に接続することができるので、高周波素子自体の放熱性を高め周波数を安定化させる構成と、温度補償回路の一部の構成を共有させることができ、簡易な構成で高周波素子の周波数変動を補償することができる。
本発明の高周波モジュールの実施の形態の一例を示す断面図である。 温度補償回路を示す回路図である。 本発明の高周波モジュールの温度特性を示す線図である。 (a),(b)はそれぞれ変換部および積層型導波管の構成を示す平面図および断面図である。 (a)〜(e)は、それぞれ変換部および積層型導波管の構成を示す誘電体層毎の平面図である。
以下、本発明の高周波モジュールについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面において同様の箇所には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の高周波モジュールの実施の形態の一例を示す断面図である。
1は基板、2は高周波素子、3は接地用ビアホール導体群、4は積層型導波管、13は変換部、6は接続体、7は保護部材、8は感温型抵抗器、9は接地用ビアホール導体群3と感温型抵抗器8とを基板1の内部で接続する伝送線路である。
基板1は、複数の誘電体層が積層され、これらの誘電体層間に導体層が設けられ内層配線が形成されて構成される。そして、この基板1の第1主面1a上には、高周波素子2が配置されている。高周波素子2は、例えばSiGeなどの化合物半導体で構成されるMMIC等を用いることができる。このような高周波素子2は送受信機能一体型、送信機能型、受信機能型等を適宜選択すればよい。
そして、この第1主面1aの高周波素子2が実装された領域の直下には、基板1の第2主面1bまで貫通する接地用ビアホール導体群3が形成されている。この接地用ビアホール導体群3は、グランド電位に接続され高周波素子2を接地するとともに、高周波素子2からの熱を効果的に放熱するものである。
そして、高周波素子2の1つのポートは、接続体6,変換部13を介して積層型導波管4に接続される。この例では、接続体6は、ボンディングワイヤ11とこれに接続されるマイクロストリップ線路12とで構成される。
変換部13は、ボンディングワイヤ11,マイクロストリップ線路12を伝送するTEMモードと、積層型導波管4を伝送するTEモードまたはTMモードとの伝送モードの変換を行なう部分であり、その構成については後述する。積層型導波管4と高周波素子2とを接続するにあたって、ボンディングワイヤ11と変換部5とは直接接続してもよいし、本実施例のようにマイクロストリップ線路12を介して接続してもよい。また、マイクロストリップ線路12にはインピーダンス整合用のスタブを設けてもよい。
積層型導波管4は、基板1の第1主面1aから第2主面1b側に離間した、基板1内部に配置されている。その構成については後述するが、誘電体層とこの誘電体層を厚み方向に挟む1対の主導体層と、誘電体層を貫通し一対の主導体層の間を電気的に接続する複数のビアホール導体が伝送する高周波信号の遮断波長の1/2未満の間隔で配置された側壁導体群とで構成される。この積層型導波管4の第2主面1b側の管壁には入出力部10が形成されている。この入出力部10はスロットアンテナ、パッチアンテナ等で構成される。
このように構成することで、高周波素子2と入出力部10との間に高周波信号を伝送することができる。
そして、第1主面1aには保護部材7が配置されている。保護部材7は、内部に高周波素子2を収容するキャビティを有しており、第1主面1aに接合されることにより、高周波素子2を気密封止することができる。保護部材7はアルミニウムなどの金属からなる金属筐体によって形成することが好ましい。金属筐体とすることで、電磁波の遮蔽性が高く、放熱性がよくなる。また、金属筐体に限らず、樹脂製やセラミック製等の絶縁材料からなる筐体を用いてもよい。このような保護部材7は、高周波素子2と、接続体6と、基板1の第1主面1aに露出する変換部5の一部のみを収容空間内に収めるように配置されている。これにより、収容空間のサイズを小さくすることができるので、収容空間内部での共振周波数を高周波素子2の動作周波数範囲外の高い領域に設定することができる。
高周波素子2には温度補償回路が接続されている。温度補償回路は、例えば、図2の回路図に示すように、外部バイアス端子Vccから、接地電位までに抵抗器R,感温型抵抗器Rthを直列に接続し、抵抗器Rと感温型抵抗器Rthとの間に中間電圧を出力するための出力部Vtが接続されている。
外部バイアス端子Vccは、例えば、基板1の第1主面1aのうち、保護部材7が配置された領域外に形成される導電層(不図示)で構成される。抵抗器Rは、例えば、基板1の第1主面1aのうち、保護部材7が配置された領域外に配置されるチップ抵抗器(不図示)により構成される。
感温型抵抗器Rthは、基板1の第1主面1aのうち、保護部材7が配置された領域外に配置される感温型抵抗器8により構成される。そして、これらは基板1の第1主面1a上に形成された導電層により接続され、チップ抵抗器と感温型抵抗器8とを接続する導電層に、これと高周波素子2とを接続する出力部が接続されている。感温型抵抗器8は温度によって抵抗値が変化するものであり、例えばリニア正温度抵抗器を用いればよい。そして、この感温型抵抗器8は、基板1の内部に形成される伝送線路9により、接地用ビアホール導体群3に接続され、高周波素子2とともに接地電位に接続される。
このような温度によって抵抗値が変化する感温型抵抗器8と抵抗器Rからなる直列回路の中間電圧を高周波素子2の周波数制御用電圧端子に接続させる温度補償回路により、温度変化に追随して変化する中間電圧によって高周波素子2の動作周波数を制御する。これにより、温度による周波数変動を抑えた温度特性のよい高周波モジュールを提供することができる。また、このような簡易な構成の温度補償回路であり、かつ、その一部の構成を接地用ビアホール導体群3と共有させていることから、低コスト化することができる。
さらに、感温型抵抗器8の接地を基板1の内部に形成される伝送線路9および同じく基板1内部に形成される接地用ビアホール導体群3により実現する構成となっている。このような構成により、感温型抵抗器8を接地するための経路が全て基板1の内部に収容されていることとなり、接地するための経路が基板1の表面(1a)に露出している場合に比べて、外部環境に接することがないので外部環境の温度による影響を抑制し、安定して感温型抵抗器8を動作させることができる。すなわち、感温型抵抗器8は、高周波素子2と同様の環境下での温度補正を実現させるために、高周波素子2と同様に基板1の第1主面1aに露出させて配置させる一方で、接地するための経路を構成する線路部分を基板1内部に形成することで、温度補正をすることのできない伝送線路の外部環境温度による影響を抑制し、より精密に温度補償を行なうことができるものとなる。
上述のようにして、高周波モジュールが構成される。この高周波モジュールの環境温度に対する動作周波数変動量を測定した結果を図3に示す。図3において、横軸は環境温度(単位:℃)、縦軸は周波数変動量(単位:GHz)であり、本発明の高周波モジュールによる値を菱形の符号で、温度補償回路を有さない構成の高周波モジュールによる値を正方形の符号でプロットしている。図3からも明らかなように、本発明の高周波モジュールにより、大幅に温度による周波数変動量を抑制することができることを確認した。
次に、本発明の高周波モジュールを構成する積層型導波管4および変換部13の構成について詳述する。
図4(a),(b)は、それぞれ変換部および積層型導波管の構成を示す平面図および断面図である。
高周波用の基板1は複数の誘電体層が積層されて構成されるが、例えば、第1主面1a側から順に、誘電体層31,32,33,34が積層され、誘電体層のうち、第1主面1aを含む誘電体層31上にマイクロストリップ線路12が形成される。
マイクロストリップ線路12は、誘電体層31を挟んで対向するストリップ導体12bとグランド導体12cとで構成されている。
変換部13は、マイクロストリップ線路12と積層型導波管4との間のインピーダンスを漸次あるいは段階的に変化するものであることが、伝送損失を少なくする観点から好ましい。このような変換部としては、図3に示すような、積層型導波管の断面積を段階的に変えた構成がある。
変換部13は、第1の積層型導波管線路部210,第2の積層型導波管線路部220,積層型導波管線路部230を有する。第1の積層型導波管線路部210,第2の積層型導波管線路部220,積層型導波管線路部230のそれぞれの一対の導体層のうち、基板1の第1主面1aに設けられる上側導体層211,221,231は平面状に構成され、これら上側導体層211,221,231は一体的に形成されている。第1の積層型導波管線路部210,第2の積層型導波管線路部220,積層型導波管線路部230のそれぞれの一対の導体層のうち、基板1の第1主面1aに設けられる上側導体層211,221,231に対向する下側導体層212,222,232は、互いに一部が平面視で重畳するように異なる平面上に配置されている。そして、これらの下側導体層同士は、上記重畳領域においてビアホール導体群41で互いに接続されている。
変換部13の信号伝送方向に対する幅方向寸法Wは積層型導波管4の幅方向寸法と同じであり、伝送信号の周波数などによって適宜設定すればよい。例えば、伝送信号の周波数が76.5GHzの場合にはW=1.15mmであり、遮断周波数は約43GHzで設定される。
また、下側導体層212,222,232の信号伝送方向端部は、伝送信号の波長λの1/4ずつ信号伝送方向にずれて設けられる。変換部13の信号伝送方向に平行な長さ寸法Lは、平面視したときに下側導体層212,222,232を覆うように3λ/4に設定される。例えば、伝送信号の周波数が70〜85GHzのときにはL=0.9mmである。
変換部13を構成する積層型導波管線路は、上述の通り一対の導体層とともにビアホール導体群41,42を含んで構成される。
ビアホール導体群41,42は、伝送信号の遮断周波数の1/2未満の間隔で信号伝送方向に沿って配列し、積層型導波管線路の電気的な側壁を形成し、この側壁と一対の導体層とによって導波管が構成せれる。
図5(a)〜(e)を参照して、誘電体層毎に具体的に説明する。
図5(a)〜(d)は誘電体層31,32,33,34を層毎に展開し、第1主面1a側からみた平面図である。図5(e)は、誘電体層34を第2主面1b側からみた平面図である。
図5(a)に示すように、誘電体層31の表面にはストリップ導体12bと、これに接続される変換部13の上側導体層211,221,231が形成される。上側導体層51は、一端が上側導体層231の端部に接続して形成される。また、誘電体層31の内部には、2列の側壁用ビアホール導体群41,42が形成される。
さらに、上側導体層51と積層型導波管4の端部とは、上から見て重なっていて、この上側導体層51と積層型導波管4を形成する一対の主導体層の上側に位置する上側導体層61の端部を電気的に接続する境界壁形成用のビアホール導体群43が信号伝送方向とは直交する方向に伝送信号の遮断波長の半分未満の間隔で誘電体層31の内部に配置される。
図5(b)に示すように、誘電体層32の表面には、マイクロストリップ線路12を構成する、グランド導体12c、副導体層53が一体的に形成さえる。また、誘電体層32の内部には、2列の側壁用ビアホール導体群41,42およびグランド導体12cと下側導体層212とを接続する境界壁形成用ビアホール導体群43が形成される。
図5(c)に示すように、誘電体層33の表面には、下側導体層212,副導体層54,積層型導波管4を構成する一対の主導体層の一方である上側導体層61が電気的に接続されて一体的に形成されている。また、誘電体層33の内部には、2列の側壁用ビアホール導体群41,42および下側導体層212,222を電気的に接続する境界壁形成用のビアホール導体群43が形成される。
図5(d)に示すように、誘電体層34の表面には、下側導体層222,副導体層54、積層型導波管4を構成する副導体層53が一体的に形成される。また、誘電体層34の内部には、2列の側壁用ビアホール導体群41,42および下側導体層222,232を電気的に接続する境界壁形成用のビアホール導体群43が形成される。
図5(e)に示すように、誘電体層34の下側の面には、下側導体層232と積層型導波管4の主導体層のうち下側に位置する下側導体層62が一体的に形成される。
ここで、側壁用ビアホール導体群41,42を、積層型導波管4の上側導体層61と下側導体層62との間にも配列することで、積層型導波管4の側壁を形成する側壁導体群としても機能するものとなる。
そして、積層型導波管4および積層型導波管線路を複数層の誘電体層により構成する場合には、誘電体層間に主導体層と平行に副導体層を設けることが好ましい。副導体層は、同じ誘電体層内に存在する各ビアホール導体群を列ごとにそれぞれ電気的に接続するように、ビアホール導体群の配列方向に沿って延びる帯状の導体層である。
このような副導体層により、伝送信号の漏れを抑制するとともに、複数の誘電体層の間で積層ズレが生じた場合でも貫通導体の層間の接続不良を抑制することができる。
以上のような、積層型導波管4,変換部13により、伝送損失が少ない高周波モジュールを提供することができる。
本発明の高周波モジュールは以上の実施の形態に限定されることなく、要旨を変更しない範囲で種々の改良・変形が可能である。
例えば、本発明の高周波モジュールは、保護部材7が変換部13上に接触するように配置することが好ましい。これにより、収容空間のサイズをさらに小さくすることができるとともに、変換部13と保護部材7との間で熱交換を容易にして、さらに高周波素子2の冷却効果が向上する。高周波素子2の熱が、これに電気的に接続された変換部13を介して金属筐体からなる保護部材7に伝わり、空気中に放熱させることができるからである。
1 基板
1a 第1主面
1b 第2主面
2 高周波素子
3 接地用ビアホール導体群
4 積層型導波管
6 接続体
7 保護部材
8 感温型抵抗器
9 伝送線路
10 入出力部
11 ボンディングワイヤ
12 マイクロストリップ線路
12b ストリップ導体
12c グランド導体
13 変換部

Claims (2)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置される高周波素子と、
    前記基板の前記高周波素子が実装される領域の直下に形成され、前記高周波素子をグランド電位に接続する接地用ビアホール導体群と、前記基板の内部に配置され、誘電体層と、前記誘電体層を挟む一対の主導体層と、前記誘電体層を貫通し前記一対の主導体層の間を電気的に接続する複数のビアホール導体が伝送する高周波信号の遮断波長の1/2未満の間隔で配置された側壁導体群と、を備える積層型導波管と、
    前記積層型導波管から前記基板上に前記高周波信号を導出するための変換部と、
    記高周波素子と前記積層型導波管とを前記変換部を介して接続する接続体と、
    前記高周波素子と前記接続体と前記変換部とを内部に収容する収容空間を形成する保護部材と、
    感温型抵抗器を有し、この感温型抵抗器から得る温度に応じた抵抗値により前記高周波素子の温度に対する周波数変動を補正する温度補償回路と、を有し、
    前記感温型抵抗器は、前記基板上に配置され、前記基板の内部において前記接地用ビアホール導体群に接続される高周波モジュール。
  2. 前記温度補償回路は、
    抵抗器と、
    前記抵抗器に直列に接続された前記感温型抵抗器と、
    前記抵抗器と前記感温型抵抗器との間に接続された中間電圧を出力する出力部と、を含む請求項1記載の高周波モジュール。
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