JP5216848B2 - 高周波モジュールおよびその製造方法ならびに該高周波モジュールを備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置 - Google Patents

高周波モジュールおよびその製造方法ならびに該高周波モジュールを備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置に使用される高周波モジュールおよびその製造方法ならびに該高周波モジュールを備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置に関する。
大容量のデータを高速で伝送するために、1〜30GHzのマイクロ波領域、30〜300GHzのミリ波領域などの高周波領域を利用した情報通信装置を応用したシステムが提案されている。また、車間距離を計測するレーダ装置のようなミリ波を利用したシステムなども提案されている。
このようなマイクロ波、ミリ波などの高周波を利用した装置における高周波回路基板の構成としては、MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuits)や受動電子部品をマイクロストリップ線路などの平面回路に実装する構成が知られている。平面回路では、電力分配回路や分岐回路、整合回路、ハイブリット回路、フィルタ回路などの各要素回路を使い分けて、システム要求を満たすように、所望の特性が得られる回路構成を備える。
また、高周波回路基板において無線で電波を送受信するためには、アンテナが設けられるアンテナ基板が必要となる。回路基板とアンテナ基板とを接続するときには、互いの高周波信号の影響を避けるため、回路基板とアンテナ基板とがそれぞれ独立に構成され、たとえば回路基板の裏面にアンテナ基板を接続する場合が多い。そして、回路基板およびアンテナ基板のそれぞれに設けられた入出力ポート間を導波管によって接続するのが一般的である。
たとえば、特開2002−84208号公報には、回路基板とアンテナ基板とを上下に配置し、これら回路基板とアンテナ基板との間に、導波管アダプタを介在させ、この導波管アダプタに形成された導波路によって、回路基板側の入出力ポートとアンテナ基板側の入出力ポートとを接続した高周波モジュールが開示されている。
また、入出力ポートが導波管の開口部である場合には、開口部と導波管との接続は、たとえば、特開2002−185203号公報に開示されているように、開口部同士を半田バンプで接続するといった方法が用いられる。
また、特開2004−254068号公報には、導波管アダプタのようなものは用いずに、回路基板側の入出力ポートとアンテナ基板側の入出力ポートとを直接半田バンプを介して接続した高周波モジュールが開示されている。
しかしながら、特開2002−84208号公報および特開2004−254068号公報に開示される高周波モジュールにおいては、回路基板側の入出力ポートとアンテナ基板側の入出力ポートとが、それぞれの基板同士が対向する面に設けられるため、入出力ポートと導波路とを位置決めするかまたは入出力ポート同士を位置決めするときにおける、入出力ポートの視認性がよくない。そのため、位置決め精度が安定せず大きな位置ずれが発生する可能性がある。このような位置ずれが発生すると、回路基板とアンテナ基板との間において高周波信号が伝送される伝送路が狭くなるなど、接続部分で局所的に伝送路が変化する場合がある。このように伝送路が局所的に変化した部分では、高周波信号の反射などが発生して伝送損失が大きくなるという問題が発生することがある。また、接続には半田バンプを用いるため、入出力ポートの数が多くなるほど使用する半田バンプの数が増え、実装工程が複雑化するという問題もある。
本発明の目的は、回路基板と高周波信号の入出力が行われる入出力部が形成される基板との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる高周波モジュールおよびその製造方法を提供することである。また、この高周波モジュールを備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置を提供することである。
本発明の一実施形態にかかる高周波モジュールは、基板と、回路基板と、導波管とを含む。前記基板は、一表面に高周波信号の入出力部を有する。前記回路基板は、前記基板の一表面上に配置されており、かつ、外表面に端面が露出している誘電体導波管線路を有する。前記誘電体導波管線路の前記端面を延長した仮想面は、前記基板の前記一表面交差している。前記導波管は、両端に開口部を有し、一方の開口部が前記誘電体導波管線路の端面に接続され、他方の開口部が前記基板の前記入出力部に接続される。
また本発明の一実施形態にかかる高周波モジュールの製造方法は、準備工程と、回路基板の配置工程と、導波管の実装工程とを備える。前記準備工程は、基板と、導波管と、回路基板とを準備する工程である。前記基板は、一表面に高周波信号の入出力部を有する。前記導波管は、両端に開口部を有し、一方の開口部を延長した仮想開口面が他方の開口部を延長した仮想開口面と交差する関係を有する。前記回路基板は、誘電体導波管線路端面が外表面に露出している。前記回路基板の配置工程は、前記回路基板を前記基板の一表面側に配置する工程である。前記導波管の実装工程は、前記導波管の一方の開口部を前記誘電体導波管線路の前記端面に接続され、前記導波管の他方の開口部が前記基板の前記入出力部に接続されるように前記導波管を前記基板上に実装する工程である。
また本発明の他の実施形態にかかる高周波モジュールの製造方法は、準備工程と、導波管の実装工程と、回路基板の実装とを備える。前記準備工程は、基板と、導波管と、回路基板とを準備する工程である。前記基板は、一表面に高周波信号の入出力部を有する。前記導波管は、両端に開口部を有し、一方の開口部を延長した仮想開口面が他方の開口部を延長した仮想開口面と交差する関係を有する。前記回路基板は、誘電体導波管線路端面が外表面に露出している。前記導波管の実装工程は、前記他方の開口部を前記入出力部に接続するように前記導波管を前記基板上に実装する工程である。前記回路基板の実装工程は、前記導波管の一方の開口部に対して前記誘電体導波管線路の前記端面が接続されるように前記回路基板を前記基板上に実装する工程である。
また本発明の一実施形態にかかる送信器は、前記高周波モジュールと、発振器と、アンテナとを含む。発振器は、前記高周波回路基板に実装され、前記平面線路に接続された、高周波信号を発生する。アンテナは、前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、前記発振器が発生させた高周波信号を放射する。
また本発明の一実施形態にかかる受信器は、前記高周波モジュールと、アンテナと、検波器とを含む。アンテナは、前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、高周波信号を捕捉する。検波器は、前記回路基板に実装され、前記誘電体導波管線路に接続された、前記アンテナが捕捉した高周波信号を検波する。
また本発明の一実施形態にかかる送受信器は、前記高周波モジュールと、発振器と、分岐器と、送信アンテナと、受信アンテナと、ミキサとを含む。発振器は、前記回路基板に実装され、前記平面線路に接続され、高周波信号を発生する。分岐器は、前記平面線路に設けられ、前記発振器で発生させた高周波信号を分岐する。送信アンテナは、前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続され、前記分岐器で分岐された一方の前記高周波信号を放射する。受信アンテナは、前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続され、高周波信号を捕捉する。ミキサは、前記分岐器で分岐された他方の前記高周波信号と前記受信アンテナで捕捉された高周波信号とを混合して中間周波信号を出力する。
また本発明の一実施形態にかかるレーダ装置は、前記送受信器と、検出器とを含む。検出器は、前記ミキサからの中間周波信号に基づいて、探知対象物との距離または相対速度を検出する。
本発明の回路基板によれば、誘電体導波管線路の伝送方向端面と基板の入出力部との位置決めがしやすく、大きな位置ずれがなく接続できる。その結果、回路基板と入出力部が形成される基板との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる。
本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
本発明の第1の実施形態である高周波モジュールの構成を示す図である。 回路基板の構成を示す図である。 回路基板の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態である高周波モジュールの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態である高周波モジュールの構成を示す断面図である。 高周波モジュールの構成を示す正面図である。 本発明の第4の実施形態である送信器の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態である受信器の構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態である送受信器およびレーダ装置の構成を示す図である。
1 誘電体層
2 導体層
3 貫通導体
3a 貫通導体群
4 誘電体導波管線路
4a 伝送方向端面
5 回路基板
6 導波管
7 基板導波管
7a 第1入出力ポート
7b 第2入出力ポート
8 アンテナ基板
9 MMIC
10 平面線路
11 ボンディングワイヤ
12 調整要素
13 高周波反射防止部
20 高周波モジュール
21 高周波モジュール
30 送信器
40 受信器
50 送受信器
60 レーダ装置
100 高周波モジュール
101a 第1キャビティ
101b 第2キャビティ
102 積層型導波管線路
102a 変換部
105 メタルキャリア層
106 導電性接着層
108 封止構造体
109 制御基板
111 制御信号用パッド
112 高周波反射防止部
120 回路基板
以下図面を参考にして本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である高周波モジュール20の構成を示す図である。また、図2Aおよび図2Bは、回路基板5の構成を示す図である。図2Aは、回路基板5の上面図であり、図2Bは、回路基板5における高周波信号の伝送方向から見た側面図である。高周波モジュール20は、回路基板5と、導波管6と、一表面に高周波信号の第1入出力部(第1入出力ポート7a)を有する基板8とを含む。
回路基板5は、誘電体層1と、誘電体層1を挟んで対向する一対の導体層2と、一対の導体層2を電気的に接続する貫通導体群3aと、を備える。貫通導体群3aは、誘電体層1を貫通し、一対の導体層2同士を電気的に接続する複数の貫通導体3を有する。貫通導体群3aは、高周波信号の伝送方向に沿って間隔gを空けて配列された一対の貫通導体列を有する。一対の貫通導体列は、高周波信号の伝送方向に直交する方向に間隔wを空けて配置されている。
このように配置された貫通導体群3aは、電気的な側壁を形成し、この側壁と一対の導体層2によって導波管である誘電体導波管線路4が形成される。
また、誘電体導波管線路4を複数層重ねて積層型導波管線路を構成してもよい。この場合には、その層数が回路基板5内で異なっていてもよい。
なお、間隔gは、高周波信号の波長の2分の1未満である。この場合、給電された電磁波が貫通導体同士の隙間から漏れることなく反射しながら誘電体導波管線路4の高周波信号伝送方向に伝播される。また、間隔gが、一定間隔に設けられることが好ましいが、少なくとも伝送する高周波信号の波長の2分の1未満の間隔であれば良く、その範囲内で適宜設定することができる。
図1に示す回路基板5上には、平面線路10や平面線路10に電気的に接続される高周波回路素子であるMMIC9が配置されており、平面線路10とMMIC9とがボンディングワイヤ11を介して電気的に接続されている。
平面線路10やボンディングワイヤ11などは、誘電体銅波管線路4に電気的に接続される高周波伝送線路導体を構成しており、この高周波伝送線路導体と誘電体導波管線路4とで、マイクロ波帯またはミリ波帯の高周波信号を伝送させるための高周波伝送線路を構成する。
このため、MMIC9から出力される高周波信号は、ボンディングワイヤ11を介して平面線路10とボンディングワイヤ11との接続部分から導体層2を表面に沿って伝送し、さらに誘電体導波管線路4を伝送する。なお、MMIC9と平面線路10との接続構造は、ボンディングワイヤ11を介した接続構造である必要はなく、フリップチップによる接続構造であってもよい。
上記のような接続構造を有する回路基板5は、高周波信号の伝送を妨げることがない特性を有する材質であれば限定されるものではないが、誘電体層1は、伝送線路を形成する際の精度および製造の容易性の点からセラミックスからなることが望ましい。
誘電体層1は、たとえば、ガラスセラミックス、アルミナ質セラミックスや窒化アルミニウム質セラミックス等のセラミック原料粉末に適当な有機溶媒を添加混合して泥漿状になすとともにこれを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等を採用してシート状となすことによって得ることができる。そして、シート状の誘電体層1に適当な打ち抜き加工を施すとともに、導体ペーストをビアホールへ充填して、貫通導体3を形成する。そして、ガラスセラミックスの場合は850〜1000℃、アルミナ質セラミックスの場合は1500〜1700℃、窒化アルミニウム質セラミックスの場合は1600〜1900℃の温度で焼成することによって製作される。
なお、誘電体層1としては、伝送信号の周波数や製造コストの観点から、樹脂材料を用いることもできる。誘電体層1として使用可能な樹脂材料としては、たとえば、フッ素樹脂、ガラス基材入りフッ素樹脂、無機粒子と樹脂を混合した混合材料などが挙げられる。
また、導体層2としては、たとえば誘電体層1がアルミナ質セラミックスからなる場合には、タングステン、モリブデンなどの金属粉末に適当なアルミナ、シリカ、マグネシア等の酸化物や有機溶媒等を添加混合した導体ペーストを厚膜印刷法により誘電体層1上に印刷し、しかる後、約1600℃の高温で同時焼成し、厚み5〜50μm程度となるようにして形成する。なお、金属粉末としては、ガラスセラミックスの場合は銅、金、銀が、アルミナ質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスの場合はタングステン、モリブデンが好適である。
本実施形態の高周波モジュール20における回路基板5は、誘電体導波管線路4の端面4aを延長した仮想面が、基板8の第1入出力ポート7aが露出する基板8の一表面に対して交差、好ましくは略直交するように、基板8の一表面側に配置される。
基板8は、厚み方向に貫通する基板導波管7を有する。基板導波管7は、基板7の一表面側(回路基板5が配置される側)に第1入出力部である第1入出力ポート7aと、他表面側に第2入出力部である第2入出力ポート7bと、を有する。ここで、基板8としては、たとえば、アンテナ基板が挙げられる。なお、基板導波管7は、空間であっても良いし、内部に誘電体が充填されていても良い。
基板8がアンテナ基板の場合は、MMIC9から出力されて誘電体導波管線路4を伝送した高周波信号は、後述する導波管6を介して第1入出力ポート7aから基板導波管7を伝送し、第2入出力ポート7bから放射される。また、第2入出力ポート7bで捕捉した高周波信号は、基板導波管7を伝送して第1入出力ポート7aから導波管6を介して誘電体導波管線路4を伝送する。
本実施形態では、基板8はアンテナ基板である。本実施形態の高周波モジュール20においては、誘電体導波管線路4の端面4aの前記仮想面と基板8の一表面とが交差する位置関係が存在しているので、誘電体導波管線路4の端面4aと導波管6との接続、および導波管6と第1入出力ポート7aとの接続を視認可能な状態で位置精度よく行なうことができる。その結果、誘電体導波管線路4と第1入出力ポート7aとの位置ずれが少なくなる。
また、回路基板5と基板8との間には、回路基板5との信号の授受を行うための周辺回路を配した樹脂基板などが介在してもよいが、本実施形態では、回路基板5は、基板8の一表面に固着実装される。
導波管6は、内部が空洞で、かつ両端に開口部を有し、一方の開口部が誘電体導波管線路4の端面4aに接続され、他方の開口部が基板8の第1入出力ポート7aに接続されている。また、誘電体導波管線路4の端面4aの前記仮想面は、基板8の前記一表面に対して交差するように配置されているため、導波管6は、誘電体導波管線路4の端面4aと基板8の第1入出力ポート7aとを接続するために、屈曲された形状を成している。高周波信号の伝送方向が互いに異なる入出力部に対し、このような屈曲された導波管6で接続することにより、伝送する高周波信号の帯域を広く利用することができ、また、導波管6内において高周波信号のモード変換がない状態で伝送することができる。
また、誘電体導波管線路4の端面4aと基板8の第1入出力ポート7aとの間の領域は導波管6によって良好に覆われるため、端面4aと第1入出力ポート7aの間で高周波信号の漏洩を抑制することができる。
また、導波管6は、開口部の周囲に実質的に高周波信号の波長の4分の1の間隔で、その間隔と実質的に同じ長さの幅の溝を有してもよい。このような溝は、チョークの働きをするため、開口部の接続箇所の隙間からの高周波信号の漏洩を抑制することができる。
なお、導波管6は、アルミニウムなどの金属からなる金属管によって形成するのが好ましい。導波管6を金属管とすることによって、放熱性がよくなり、回路基板5と基板8との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる。また、導波管6は、樹脂管の内周面に金属めっきを施して形成してもよい。樹脂管の内周面に金属めっきを施して導波管6を形成する場合には、金属めっきの厚みは、表皮効果を考慮した厚みとする。
また、導波管6の屈曲部における上方角部に、高周波反射防止部13が設けられるのが好ましい。高周波反射防止部13は、導波管6と同様の材料で形成された三角柱状の部材を導波管6の角部に接合するか、あるいは、導波管6の内壁における角部を傾斜面とすることにより、設けられる。これは、導波管6の空洞部に直角の角部が存在すると、その角部に電界が集中して高周波信号の反射が起こるため、この直角の角部をなくすためである。これによって、電界の集中を防止することができ、高周波信号の反射を防止することができる。したがって、回路基板5と基板8との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる。
図3は、本発明の第2の実施形態である高周波モジュール21の構成を示す図である。高周波モジュール21は、前述した高周波モジュール20に類似しており、同一の部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。高周波モジュール21においては、導波管6には、導波管6の空洞部内をX,Y,Z軸方向のそれぞれに変位可能なピン状の調整要素12が配設されている。この調整要素12を、該要素の長手方向に沿って変位させることによって、導波管6に伝送する高周波信号の周波数を調整することができる。なお、調整要素12は、X,Y,Z軸方向のうち、少なくとも1方向に配設されていればよい。
次に、高周波モジュール20,21の製造方法について説明する。まず、誘電体導波管線路4における高周波信号の端面4aを延長した仮想面と第1入出力ポート7aが露出する基板8の一表面とが交差、好ましくは略直交するように、回路基板5を基板8の一表面側の上方に配置して実装する。これによって、高周波信号が伝送されるときの入出力部となる誘電体導波管線路4の端面4aと基板8の第1入出力ポート7aとが、同時に視認可能な状態となる。
そして、導波管6の一端側を誘電体導波管線路4の端面4aに位置決めして接続し、他端側を基板8の第1入出力ポート7aに位置決めして接続して、導波管6を実装する。このとき、誘電体導波管線路4の端面4aと基板8の第1入出力ポート7aとを同時に視認可能であるため、導波管6の位置決めがしやすく、位置合わせの精度を高めることができる。そのため、この製造方法により作製した高周波モジュール20,21は、導波管6と誘電体導波管線路4との接続部、ならびに、導波管6と基板導波管7との接続部における、高周波信号の局所的変化を抑え、回路基板5と基板8との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる。
また、回路基板5を基板8に実装した後に導波管6が基板8に実装されるので、導波管6の構造をより自由に設定することができる。具体的には、導波管6の一部を回路基板5の上方に配置させ、導波管6によって誘電体導波管線路4の端面4aを上方から覆う構造を容易に実現できる。そのため、この製造方法により作製した高周波モジュール20,21は、誘電体導波管線路4の端面4aにおける高周波信号の漏洩を有効に抑止することが可能となる。
高周波モジュール20,21の他の製造方法について、以下に説明する。まず、導波管6の他方の開口部を基板8の第1入出力ポート7aの開口面に位置決めして接続する。このとき、第1入出力ポート7aは容易に視認可能であるため、位置決めがしやすく、大きな位置ずれがなく開口部と第1入出力ポート7aとを接続することができる。
そして、誘電体導波管線路4の端面4aを導波管6の一方の開口面に位置決めして接続して、回路基板5を基板8の一表面側の上方に配置して実装する。このとき、誘電体導波管線路4の端面4aが容易に視認可能であるため、位置決めがしやすく、位置ずれを小さく抑えた状態で、開口部と第1入出力ポート7aとを接続することができる。
そのため、この製造方法により作製した高周波モジュール20,21は、入出力部における、高周波信号が伝送される伝送路の局所的変化を抑え、回路基板5と基板8との間の高周波接続を低損失かつ安定に行うことができる。
また、基板8の一表面側に導波管6を実装した後に回路基板5を実装するので、回路基板5を実装した直後には、導波管6と回路基板5との間にクリアランスがある状態であり、この状態で特性評価を行ってからリワークするか、または導波管6と回路基板5との間の隙間を導体で覆い組立完成品を得るといった良品選別を行うことができる。
図4は、本発明の第3の実施形態である高周波モジュール100の構成を示す断面図である。また、図5は、高周波モジュール100の構成を示す正面図である。本実施形態において、上述の実施形態の構成と同一の部分には同一の参照符を付し、その説明を省略する。高周波モジュール100は、回路基板120と、一表面に第1入出力ポート7aが形成される基板8(アンテナ基板)と、導波管として機能する封止構造体108とを含む。
回路基板120は、平面線路10と誘電体層1の内部に形成される誘電体導波管線路である積層型導波管線路102とが電気的に接続されて高周波回路を形成する基板である。平面線路10は、マイクロ波帯またはミリ波帯の高周波信号を伝送させるための線路のうち、配線導体に高周波信号を伝送させるものであり、マイクロストリップ線路やコプレーナー線路などが挙げられるが、好ましくはマイクロストリップ線路である。
積層型導波管線路102は、図2Aおよび図2Bに示される誘電体導波管線路4と基本的には同様の構成を有し、その外側端面が、高周波信号が入出力する入出力部となっており、露出している。
本実施形態における回路基板120においては、誘電体層1は、第1キャビティ101aと、該第1キャビティ101a内に設けられ、該第1キャビティ101aよりも小さい第2キャビティ101bと、を有する。第1キャビティ101aの底面、すなわち、第2キャビティ101bの周囲の領域には、変換部102aが設けられている。第2キャビティ101の底面には、半導体素子であるMMIC9などが実装される。
MMIC9から出力される高周波信号は、ボンディングワイヤ11を伝送し、平面線路10から変換部102aを介して積層型導波管線路102を伝送する。
一方、本実施形態における基板8は、アンテナ基板であり、複数の基板導波管7を有する。また、基板8上には、基板8による高周波信号の送受信を制御する制御基板109が備えられており、制御基板109と回路基板120とは制御信号用パッド111を介して電気的に接続されている。
封止構造体108は、MMIC9などの半導体素子を、温度、湿度、機械的損失から保護するためのものであり、回路基板120全体を覆うように形成されており、かつ回路基板120の表面と封止構造体108の内面が密着し、回路基板120の側面と封止構造体108の内側面との間には空間が形成され、該空間によって導波管6を構成している。そして、導波管6を介して基板導波管7の第1入出力ポート7aが積層型導波管線路102の端面に接続されている。
このため、MMIC9から出力されて積層型導波管線路102を伝送した高周波信号は、封止構造体108の導波管6を介して第1入出力ポート7aから基板導波管7を伝送し、第2入出力ポート7bから放射される。また、第2入出力ポート7bで捕捉した高周波信号は、基板導波管7を伝送して第1入出力ポート7aから導波管6を介して積層型導波管線路102を伝送する。
導波管6の上方角部に高周波反射防止部112を設けることが好ましいことは、上述の実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、封止構造体108は、アルミニウムなどの金属材料から形成される。このように、回路基板120を覆う封止構造体108を金属材料で形成することによって、MMIC9などの半導体素子から発生する熱を外部に向けて放熱する役割を果たし、半導体素子の特性劣化を抑制することができる。
以上のように、本実施形態にかかる高周波モジュール100では、回路基板120において高周波信号が入出力される入出力部が、積層型導波管線路102の外側端面となるように構成され、積層型導波管線路102の端面と基板8の第1入出力ポート7aとは、封止構造体108の導波管6によって接続されているので、回路基板の側面を有効に利用でき、回路基板の入出力部と基板の入出力部とが対向するように回路基板と基板が配置される場合に比べて、回路基板120が大きくなってしまうのを防止して小型化が達成可能である。
また、小型化された回路基板120によって、その回路基板120を覆う封止構造体108の大きさも小さくすることができる。よって、MMIC9などの半導体素子を収容する封止構造体108の内部空間を小さくして、この内部空間で不要な共振現象が誘発されるのを防止することができ、MMIC9などの半導体素子の特性劣化を抑制することができる。
また、積層型導波管線路102の入出力部と基板8の第1入出力ポート7aとは、導波管6によって接続されているので、伝送する高周波信号の帯域を広く利用することができる。さらに、積層型導波管線路102の入出力部と基板8の第1入出力ポート7aとを接続する接続部に導波管6が設けられているので、導波管6内において高周波信号のモード変換がない状態で伝送することができる。
また、本実施形態の高周波モジュール100では、回路基板120は、積層型導波管線路102の入出力部である端面と第1入出力ポート7aが露出する基板8の一表面とが交差、好ましくは略直交するように、基板8の一表面に導電性接着層106を介して固着実装されている。このとき、回路基板120と基板8との間には、各基板間のシールドを保持するためのメタルキャリア層105が形成されている。そして、封止構造体108は、回路基板120の最上層である誘電体層1に導電性接着層106を介して固着実装されて、回路基板120および基板8の第1入出力ポート7aを覆うように構成されている。これによって、封止構造体108と、回路基板120の側面と、基板8とによって囲まれた空間が形成され、この空間が導波管6となっている。このようにして、高周波モジュール100の構成を簡略化することができる。
また、回路基板120に形成される第1および第2キャビティと封止構造体108とで囲まれる空間と、前記導波管6に対応する空間とが隔離されるので、導波管6の空間内で伝送される高周波がキャビティ側の空間に進入したり、逆に、キャビティ側の空間においてボンディングワイヤ11やMMIC9から放射された放射波が導波管6の空間内に進入するのを防止することができる。
次に、高周波モジュール100を備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置について説明する。図6は、本発明の第4の実施形態である送信器30の構成を示す図である。本実施形態の送信器30は、高周波モジュール100を備えている。送信器30は、回路基板120の一表面に実装された高周波信号を発生する発振器31を含む。発振器31は平面線路10を介して積層型導波管線路102に接続されている。そして、送信器30は、前記発振器31が発生させた高周波信号を、基板8(アンテナ基板)の他表面側においてアンテナ(第2入出力ポート7b)から放射するように構成されている。
また図7は、本発明の第5の実施形態である受信器40の構成を示す図である。本実施形態の受信器40は、高周波モジュール100を備えている。受信器40は、回路基板120の一表面に実装された検波器41を有する。検波器41は平面線路10を介して積層型導波管線路102に接続されている。そして、受信器40は、基板8(アンテナ基板)のアンテナ(第2入出力ポート7b)で捕捉した高周波信号を検波器41で検波する。
また図8は、本発明の第6の実施形態である送受信器50およびレーダ装置60の構成を示す図である。本実施形態のレーダ装置60は、高周波モジュール100を備える送受信器50と、送受信器50が備えるミキサ53からの中間周波信号に基づいて探知対象物との距離または相対速度を少なくとも検出する検出器61とを含む。
送受信器50は、高周波モジュール100を備えている。送受信器50は、発振器31と、分岐器51と、ミキサ53とを含む。発振器31は、回路基板120の一表面に実装され、平面線路10に接続される。また、分岐器51は、平面線路10に設けられ、発振器31で発生させた高周波信号を分岐する。そして、前記分岐器51で分岐された一方の高周波信号は、分波器52を介してアンテナ(第2入出力ポート7b)から放射される。この第2入出力ポート7bは、高周波信号の捕捉もする。そして、ミキサ53は、分岐器51で分岐された他方の高周波信号と、第2入出力ポート7bで捕捉されて分波器52を介して伝送された高周波信号とを混合して中間周波信号を出力する。
前述した送信器30、受信器40、送受信器50およびレーダ装置60によれば、高周波モジュール100を備えて、回路基板120に対して一表面に発振器31、検波器41などを実装し、回路基板120の他表面に送受信用の基板8などを設けることで、一表面側の高周波回路形成部で処理された高周波信号を、他表面側に設けられた基板8に伝送し、基板8の他表面における第2入出力ポート7bから放射させたり、逆に他表面側に設けられた基板8の第2入出力ポート7bで捕捉した高周波信号を、回路基板120の一表面側の高周波回路形成部に伝送したりすることが効果的に行えるので、小型でありかつ良好な送受信性能を実現できる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。

Claims (13)

  1. 一表面に高周波信号の入出力部を有する基板と、
    前記基板の一表面上に配置されており、かつ、外表面に端面が露出している誘電体導波管線路を有する、回路基板と、
    両端に開口部を有し、一方の開口部が前記誘電体導波管線路の端面に接続され、他方の開口部が前記基板の前記入出力部に接続される導波管と、を含み、
    前記誘電体導波管線路の端面を延長した仮想面は前記基板の前記一表面と交差している、高周波モジュール。
  2. 前記基板の一表面と前記仮想面とが略直交する請求項1記載の高周波モジュール。
  3. 前記導波管は、前記開口部の周囲に実質的に高周波信号の波長の4分の1の間隔で、その間隔と実質的に同じ長さの幅の溝を有している請求項1または2に記載の高周波モジュール。
  4. 前記回路基板は、半導体素子が実装される実装部と、前記半導体素子が電気的に接続される平面線路と、高周波信号を前記平面線路から前記誘電体導波管線路に変換する変換部と、をさらに含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の高周波モジュール。
  5. 前記実装部および前記変換部は、前記回路基板に設けられたキャビティ内に設けられている請求項4に記載の高周波モジュール。
  6. 前記回路基板の前記誘電体導波管線路の端面を、該端面との間に空間を形成するように覆う封止構造体をさらに含み、該封止構造体の前記誘電体導波管線路の端面を被覆する部分が前記導波管となっている請求項1〜5のいずれか1つに記載の高周波モジュール。
  7. 前記封止構造体は前記基板の入出力部を覆うように構成され、前記封止構造体の内面と、前記回路基板の側面と、前記基板の一表面とによって囲まれて形成される空間が、前記導波管の内部空間となるように構成される請求項6記載の高周波モジュール。
  8. 一表面に高周波信号の入出力部を有する基板と、両端に開口部を有し、一方の開口部を延長した仮想開口面が他方の開口部を延長した仮想開口面と交差する関係を有する導波管と、誘電体導波管線路端面が外表面に露出している回路基板と、を準備する工程と、
    前記回路基板を前記基板の一表面側に配置する工程と、
    前記導波管の一方の開口部を前記誘電体導波管線路の前記端面に接続され、前記導波管の他方の開口部が前記基板の前記入出力部に接続されるように前記導波管を前記基板上に実装する工程と、を備えた高周波モジュールの製造方法。
  9. 一表面に高周波信号の入出力部を有する基板と、両端に開口部を有し、一方の開口部を延長した仮想開口面が他方の開口部を延長した仮想開口面と交差する関係を有する導波管と、誘電体導波管線路端面が外表面に露出している回路基板と、を準備する工程と、
    前記他方の開口部を前記入出力部に接続するように前記導波管を前記基板上に実装する工程と、
    前記導波管の一方の開口部に対して前記誘電体導波管線路の前記端面が接続されるように前記回路基板を前記基板上に実装する工程と、を備えた高周波モジュールの製造方法。
  10. 請求項4〜7のいずれか1つに記載の高周波モジュールを備え、
    前記回路基板に実装され、前記平面線路に接続された、高周波信号を発生する発振器と、
    前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、前記発振器が発生させた高周波信号を放射するアンテナとを含む送信器。
  11. 請求項4〜7のいずれか1つに記載の高周波モジュールを備え、
    前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、高周波信号を捕捉するアンテナと、
    前記回路基板に実装され、前記誘電体導波管線路に接続された、前記アンテナが捕捉した高周波信号を検波する検波器とを含む受信器。
  12. 請求項4〜7のいずれか1つに記載の高周波モジュールを備え、
    前記回路基板に実装され、前記平面線路に接続された、高周波信号を発生する発振器と、
    前記平面線路に設けられ、前記発振器で発生させた高周波信号を分岐する分岐器と、
    前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、前記分岐器で分岐された一方の前記高周波信号を放射する送信アンテナと、
    前記基板の他表面側に設けられ、前記誘電体導波管線路に接続された、高周波信号を捕捉する受信アンテナと、
    前記分岐器で分岐された他方の前記高周波信号と前記受信アンテナで捕捉された高周波信号とを混合して中間周波信号を出力するミキサとを含む送受信器。
  13. 請求項12記載の送受信器と、
    前記ミキサからの中間周波信号に基づいて、探知対象物との距離または相対速度を検出する検出器とを含むレーダ装置。
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