JP3428575B2 - 高周波モジュールおよび高周波無線装置 - Google Patents

高周波モジュールおよび高周波無線装置

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JP3428575B2
JP3428575B2 JP2000271807A JP2000271807A JP3428575B2 JP 3428575 B2 JP3428575 B2 JP 3428575B2 JP 2000271807 A JP2000271807 A JP 2000271807A JP 2000271807 A JP2000271807 A JP 2000271807A JP 3428575 B2 JP3428575 B2 JP 3428575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯お
よびミリ波帯等の高周波の回路が実装される高周波モジ
ュール、およびその高周波モジュールを備えた高周波無
線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波モジュールとし
て、気密パッケージ化されたミリ波及びマイクロ波集積
回路(以下MIC)やミリ波及びマイクロ波モノリシッ
ク集積回路(以下MMIC)等の高周波チップを、高周
波を伝送する複数のRF線路の設けられた誘電体基板上
に複数個実装してモジュール化されたものが知られてお
り、ミリ波レーダやミリ波帯の通信装置等の高周波無線
装置へ搭載され、装置の小型・低価格化に貢献してい
る。
【0003】図6は従来の高周波モジュールの構成を示
す斜視図である。図において、1は送信端子、2は受信
端子、3は、裏面に上記送信端子1、受信端子2が形成
され、レドームで覆われた表面の内部には図示しない複
数素子のパッチアンテナがアレイ状に配列されて、送信
端子1、受信端子2とパッチアンテナとの間で給電が行
われるように構成されたアンテナ、4は受信端子2に対
応したスイッチデバイス、5は受信系デバイス、6は送
信系デバイス、7は上記各デバイス4,5,6間を接続
する誘電体基板、8はアンテナ3の送信端子1と接続さ
れる送信アンテナ端子、9はアンテナ3の受信端子2と
接続される受信アンテナ端子、10は、凹状に刳り貫か
れた複数の空洞室を幅の狭い溝で接続して成る異形状の
キャビティが設けられ、このキャビティ内に上記各デバ
イス4,5,6と誘電体基板7が実装され、また送信ア
ンテナ端子8と受信アンテナ端子9を有して成る金属導
体製のシャシ、11は上記デバイス4,5,6をシャシ
10に固定するねじ、12は、送信アンテナ端子8およ
び受信アンテナ端子9と送信端子1および受信端子2を
接続するように板厚方向に貫通した穴が設けられ、かつ
シャシ10に実装された上記デバイス4,5,6とアン
テナ3との電気的干渉を防ぐ金属導体製のカバーであ
る。
【0004】ここで、上記アンテナ3の送信端子1と接
続される送信系デバイス6と、受信端子2と接続される
スイッチデバイス4は、シャシ10の異なる空洞室内に
各々設けられ、同一のキャビティ底面に配置されて、こ
の個々に配置された各デバイス4,5,6間は、高周波
信号を伝送するための誘電体基板7によって接続され
る。このとき、送信端子1と送信系デバイス6、および
受信端子2とスイッチデバイス4は、お互いの接続の関
係上、各々上下に対応する位置の近傍に配置されるよう
な制約を受ける。例えば、アンテナ3の構成上、送信端
子1と受信端子2を所定長離して各端部に配置している
が、この配置に合わせて送信アンテナ端子8と受信アン
テナ端子9を上記所定長分だけ離して配置する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の高
周波モジュールの構造においては、次のような問題点が
あった。
【0006】アンテナ3の送信端子1と受信端子2に対
応する各デバイス4,5,6が各機能別に必要であるこ
とから、これらを実装するシャシ10とカバー12が必
要となる。上記シャシ10は各デバイス4,5,6個々
の電気的干渉を防ぐために、異形状のキャビティを必要
とするが、各デバイスのサイズが大きいため、キャビテ
ィの加工に要する費用が高く付き、かつ高周波モジュー
ルの小型化についても問題があった。特に、この種の高
周波モジュールを用いて、例えば複数チャンネルの高周
波無線装置を構成する場合、アンテナ3の受信端子2の
必要数量に応じて、スイッチデバイス4が複数個必要と
なり、各スイッチデバイス4が気密パッケージ化されて
いることから個々の大きさが大きく、その個数の増大に
よって高周波モジュール全体の大きさが大きくなって、
小型化、低コスト化が阻害されてしまう。
【0007】また、アンテナ3の送信端子1と受信端子
2の配置に応じてスイッチデバイス4と送信系デバイス
6の配置が決定されるため、その配置上の自由度が低
く、さらに、その構成上必要な各デバイス4,5,6間
を誘電体基板7で接続する必要性があり、誘電体基板7
の必要数量が多く、かつその配置に合わせて線路長が長
くなることにより、電気的性能の低損失化が阻害される
という問題もあった。
【0008】一方、特開平11−103176号に開示
された、セラミックのグリーンシートに導体パターンの
パターンニングを施して積層した後に同時焼成する多層
セラミック基板製造技術のように、MICやMMIC等
を高密度に実装する技術を用いて製造された高周波デバ
イスは、内蔵される集積回路の小型化による実装効率の
向上がめざましく、また常に小型化が要求されこともあ
って、その概略寸法は大きくても30mm×30mm程
度のものが主流となってきている。これに対し、高周波
モジュールに接続されて高周波信号を入出力するアンテ
ナは、必要とするビーム幅によってアンテナの寸法が決
定されるが、例えば、国内や欧米で開発が報告されてい
る60GHz〜76GHz帯のミリ波レーダでは、その
アンテナの概略寸法が、100mm×100mm程度と
なっている。すなわち、アンテナと高周波デバイスの大
きさが数倍も異なり、それぞれの高周波信号の伝送路を
接続する際、両者の間に大きなギャップが生じるため、
アンテナと高周波デバイスを直接接続することが、実装
上困難となってきている。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、高周波モジュールの低コスト
化、小型化に関する改善を図った高周波モジュールを得
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】の発明による高周波モ
ジュールは、受信モジュール端子及び送信モジュール端
子を有する高周波デバイスと、前記高周波デバイスの受
信モジュール端子及び送信モジュール端子とにそれぞれ
接続されるモジュール側受信端子及びモジュール側送信
端子と、アンテナの受信端子及び送信端子とにそれぞれ
接続されるアンテナ側受信端子及びアンテナ側送信端子
と、前記モジュール側受信端子と前記アンテナ側受信端
子とを接続する導波路と、前記モジュール側送信端子と
前記アンテナ側送信端子とを接続する導波路とを有する
導波管アダプタと、を備え、前記導波管アダプタの前記
アンテナ側受信端子と前記アンテナ側送信端子との距離
よりも、前記モジュール側受信端子と前記モジュール側
送信端子との距離の方が短いことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記導波管アダプタに、上記高周波
デバイスを位置決めする溝が設けられたものである。
【0012】また、上記高周波デバイスにおける受信モ
ジュール側の高周波接続端子に、複数の高周波接続端子
が放射状に配置されて成るものである。
【0013】また、上記高周波デバイスが、高周波用の
スイッチを有し、上記高周波デバイスにおける複数の高
周波接続端子が当該スイッチを中心として放射状に配置
されたものである。
【0014】また、上記導波路が、導波管モードで高周
波信号を伝送するものである。
【0015】また、上記高周波デバイスの高周波接続端
子が、導波管モードで高周波信号を入力もしくは出力す
るものである。
【0016】また、上記導波管アダプタが、導波路を成
す溝の形成された第1の金属導体と、導波路を成す穴の
形成された第2の金属導体を結合して成るものである。
【0017】
【0018】また、導波管アダプタのアンテナ側受信端
子及びアンテナ側送信端子にそれぞれ接続される受信端
子及び送信端子を有するアンテナを備えたものである。
【0019】この発明による高周波無線装置は、上記こ
の発明による高周波デバイスを備えて、無線信号を送信
もしくは受信するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1を示す高周波モジュール
の外観を示す斜視図である。以後に図において、1〜
3、11は従来の高周波モジュールと同一のものであっ
て説明を省略する。図において、13は、アンテナ3の
送信端子1(アンテナ側入力用の高周波接続端子)、受
信端子2(アンテナ側出力用の高周波接続端子)と接続
される送信モジュール端子14(出力用の高周波接続端
子)、および受信モジュール端子15(入力用の高周波
接続端子)の一端をなす開口穴が形成されるとともに、
設置固定用の穴を有し、金属導体材料(例えばコバール
材)から成るキャリア、16は、積層された誘電体基板
に設けられたキャビティ内にMICやMMIC等の複数
の高周波チップが実装され、各チップを接続するマイク
ロストリップ線路、トリプレート線路やコプレーナ線路
等の高周波伝送線路が設けられて気密化されたパッケー
ジを有し、かつ気密パッケージ内の高周波伝送線路との
間で気密性を保持して信号を入出力する変換回路に接続
され、導波管モードで高周波信号を伝送する送信モジュ
ール端子14、および受信モジュール端子15の設けら
れた高周波デバイスである。21は一方をアンテナ3の
送信端子1、受信端子2と接続される送信アンテナ側端
子17、受信アンテナ側端子18を有し、かつ、もう片
方を高周波デバイス16の送信モジュール端子14
信モジュール端子15と接続される送信モジュール側端
子19、受信モジュール側端子20を有した導波路を備
えた導波管アダプタであって、アルミや鉄等の金属導体
を素材とする。なお、送信アンテナ側端子17と受信ア
ンテナ側端子18との距離Lよりも、送信モジュール端
子14と受信モジュール端子15との距離の方が短く、
また高周波デバイスの長さmは距離Lよりも1/2以上
短くなっている。
【0021】図2は図1の導波管アダプタのAA断面を
示した図である。21aは送信アンテナ側端子17、も
しくは受信アンテナ側端子18のいずれか1つの端子へ
つながり板厚方向に貫通する導波路穴22aが複数個形
成された第1のプレートである。21bは送信モジュー
ル側端子19、もしくは受信モジュール側端子20のい
ずれか1つの端子へつながる導波路穴22bを有し、一
方を上記導波路穴22bと直交させ、かつ、もう片方を
第1のプレート21aの導波路穴22aとつなげるため
の導波路溝23が複数形成された第2のプレートであ
る。この導波路溝23は、無垢のアルミプレート、また
は鋳物成形によって導波路の元になる溝が予め設けられ
たアルミダイキャストプレート等を素材とする第2のプ
レート21bに対し、切削加工で溝を掘り込むことによ
って、同一プレートへの複数溝の成形が比較的容易にな
される。このため、第1のプレート21aと第2のプレ
ート21bとを、導波路穴22aと導波路溝23とを接
続させるように重ね合わせ、ねじ等の締結部材または溶
接等で接合することによって、所望の位置に入出力用の
高周波接続端子(導波路穴22a、22b)を有するマ
ルチポートの導波管を簡単に得ることができる。また、
各導波路溝23は、各受信アンテナ側端子18と受信モ
ジュール側端子20との間、および送信アンテナ側端子
17と送信モジュール側端子19との間を、図1の一点
鎖線に示されるように接続する。以後、断面図BB,C
Cにおいては、本導波管アダプタと同一構造なので説明
を省略する。
【0022】このように構成された高周波モジュールで
は、アンテナ3と高周波デバイス16の間に両者と接続
される一方に送信アンテナ側端子17、受信アンテナ側
端子18を有し、片方に送信モジュール側端子19、受
信モジュール側端子20を有した導波管を備えた導波管
アダプタ21を配置し、キャリア13に設けられた設置
固定用の穴にねじを挿入して、高周波デバイス16と導
波管アダプタ21が結合される。また、アンテナ3に設
けられたねじによって導波管アダプタ21をアンテナ3
に結合することにより、結果としてアンテナ3が高周波
デバイスに接続できる。なお、この結合には、ねじ以外
の他の締結部品を用いても良い。
【0023】高周波デバイス16はアンテナ3と接続さ
れて以下のように動作する。高周波デバイス16は、例
えばミリ波帯で作動する発振器、増幅器、電力分配器、
逓倍器、ミクサ、およびスイッチ等の機能を各々有した
複数の高周波チップを備え、各チップが所望の機能を実
現するように高周波伝送線路で接続されて、ミリ波レー
ダや、ミリ波帯の通信装置等を構成するための送受信モ
ジュールとして動作する。この高周波デバイス16の送
信モジュール端子14から出力される高周波信号は、送
信モジュール側端子19、送信アンテナ側端子17を経
てアンテナ3の送信端子1に導波管モードで伝送され、
図示しないアンテナ3における送信系のパッチアンテナ
から送信波が放射される。また、図示しないアンテナ3
における受信系のパッチアンテナで受信した受信信号
は、受信端子2から出力され、受信アンテナ側端子18
から受信モジュール側端子20に導波管モードで伝送さ
れ、受信モジュール側端子20から高周波デバイス16
の受信モジュール端子15に入力される。
【0024】以上のように、導波管アダプタ21を高周
波デバイス16に結合することにより、高周波デバイス
側の導波管の端子(送信モジュール端子14および受信
モジュール端子15)と、アンテナ側の導波管の端子
(送信端子1および受信端子2)とを、従来と比べてよ
り自由に配置でき、かつそのアンテナにおける導波管端
子の位置と、高周波デバイス16内の高周波チップとの
配置の依存度がより低くなって、高周波デバイス16内
の配置上の制約が緩和されるため、従来の機能別デバイ
ス4,5,6の機能を一体化した高周波デバイス16を
アンテナ3に接続することが可能となり、高周波モジュ
ールの低コスト化、小型化を実現することが出来る。
【0025】また、送信アンテナ側端子17と受信アン
テナ側端子18が所定長離れて配置されていても、導波
管アダプタ21を接続することによって、高周波デバイ
ス16の送信モジュール端子14および受信モジュール
端子15との間で導波管の端子を接続することが可能と
なり、この所定長より短い寸法の高周波モジュールとの
セ接続が可能となることから、更なる高周波モジュール
の低コスト化、小型化を実現可能にすることが出来る。
【0026】さらに、この実施の形態のように導波管ア
ダプタ21を用いて高周波デバイス16をアンテナ3に
着脱可能な構成とすることにより、次のような利点があ
る。ビーム形状や利得の異なるアンテナ3を共通仕様の
高周波デバイス16に装着する、あるいは損失やゲイン
の異なる高周波チップ16に共通仕様のアンテナ3を装
着する場合等、アンテナ3と高周波デバイス16を自由
に組み合わせて接続する際、その接続に伴う電気特性の
劣化が、要求される性能上特に問題とならない場合に限
り、導波管アダプタ21を変更するだけでその組み合わ
せを任意に変えることができ、アンテナ製品群と高周波
デバイス製品群の組み合わせによって、さらに多種類の
製品を構成することが可能となり、また一方で安価に多
種類の製品を構成することも可能となる。例えば、車両
や馬等の移動体、或いは道路上の門柱や競技場の屋根等
の固定構造物に設置して、周囲の物体との距離や速度を
計測する高周波無線装置に適用する場合、移動体の移動
方向とその直交方向とで測定対象の距離・速度が異な
る、或いは壁のような周囲境界物の存在により測定方向
毎に測定範囲が異なるため、異なるビーム幅や測定レン
ジを有した複数の装置が必要となることがある。このよ
うな場合であっても、共通仕様の高周波デバイス16
と、異なるアンテナパターンを有する複数のアンテナ3
とを組み合わせることにより、複数の特性の異なる装置
を安価に提供することが可能となる。
【0027】実施の形態2. 図3はこの発明の実施の形態2を示す高周波モジュール
の外観を示す斜視図である。以後、図において1〜3は
従来の高周波モジュールと同一のものであって説明を省
略する。図において、24は積層された誘電体基板に設
けられたキャビティ内にMICやMMIC等の複数の高
周波チップが実装され、各チップを接続するマイクロス
トリップ線路、トリプレート線路やコプレーナ線路等の
高周波伝送線路が設けられて気密パッケージ化され、か
つ入出力用の各高周波伝送線路と変換回路で接続されて
導波管モードにて高周波信号を伝送する送信モジュール
端子14および受信モジュール端子15を備えた高周波
デバイスである。26は一方をアンテナ3の送信端子
1、受信端子2と接続される送信アンテナ側端子17、
受信アンテナ側端子18を有し、かつ、もう片方を高周
波デバイス24の送信モジュール端子14受信モジュ
ール端子15と接続される送信モジュール側端子19、
受信モジュール側端子20とを備える導波路とともに、
高周波デバイス24を位置決めする溝25を有する導波
管アダプタである。
【0028】以上のように構成された高周波モジュール
では、アンテナ3と高周波デバイス24の間に両者と接
続される一方に送信アンテナ側端子17、受信アンテナ
側端子18と、片方に送信モジュール側端子19、受信
モジュール側端子20とを備える導波路とともに高周波
デバイス24を位置決めする溝25を有する導波管アダ
プタ26を配置することにより、従来の機能別デバイス
4,5,6の機能を一体化した高周波デバイス24にす
ることが可能となり、高周波モジュールの低コスト化、
小型化を実現可能にすることが出来る。
【0029】さらに、導波管アダプタ26は高周波デバ
イス24を位置決めする溝25を有する構造になってい
ることから、例えば、ロウ付け、溶接、及び接着等によ
って高周波デバイス24を直接導波管アダプタ26に固
定できるため、従来の高周波デバイスからキャリアレス
した高周波デバイスが可能となり、高周波モジュールの
さらなる低コスト化、小型化にも大きく寄与することが
出来る。
【0030】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す高周波モジュールの外観を示す斜視図であ
る。以後、図において1〜3は従来の高周波モジュール
と同一のもので説明を省略する。28は、積層された誘
電体基板に設けられたキャビティ内にMICやMMIC
等の複数の高周波チップが実装され、各チップを接続す
るマイクロストリップ線路、トリプレート線路やコプレ
ーナ線路等の高周波伝送線路が設けられて気密パッケー
ジ化され、かつ入出力用の各高周波伝送線路と変換回路
で接続されてアンテナ3の送信端子1、受信端子2へ導
波管モードで高周波信号を伝送する送信モジュール端子
14、および放射状に配置された受信モジュール端子2
7a、27b、27cを備えた高周波デバイスである。3
0は、一方がアンテナ3の送信端子1および受信端子2
と接続される、送信アンテナ側端子17および受信アン
テナ側端子18有し、かつ、もう片方が高周波デバイス
28の送信モジュール側端子14および放射状受信モジ
ュール側端子27と接続される、送信モジュール側端子
19および放射状に配置された受信モジュール側端子2
9a、29b、29cを有した導波路とともに、高周波デ
バイス28を位置決めする溝25を備えた導波管アダプ
タである。
【0031】図5は、この発明の実施の形態3による高
周波モジュールの構成を示すもので、この高周波モジュ
ールに内蔵され、ミリ波やマイクロ波帯等の高周波領域
で動作する高周波チップの配置の一例を示したブロック
図である。図において、31は発振器、32a〜32cは
第1〜第3の増幅器、33は電力分配器、34は逓倍
器、35aは第1のスイッチ、35bは第2のスイッチ、
36は偶高調波ミクサである。これらの高周波チップの
実装される誘電体基板内において、各高周波チップの周
囲に図示しない複数の空洞室が設けられ、この各空洞室
が接続されて1つのキャビティが形成される。各高周波
チップは、互いに要求性能を十分に満足するアイソレー
ションをとることができるように、このキャビティ内に
適宜配置される。また、各高周波チップは、同一の空洞
室内に配置されたものについては金属ワイヤや金属リボ
ン等で接続され、アイソレーションの必要上異なる空洞
室内に配置されたものについては、隣接する空洞室にそ
れぞれ配置された高周波チップ間を高周波伝送線路で接
続する。例えばこの一例として、受信系の回路を構成す
る第1、第2のスイッチ35a、35bおよび第3の増
幅器32c、偶高調波ミクサ36を、或る同一の空洞室
内に配置し、発振器31、第1、第2の増幅器32a、
32b、および電力分配器33、逓倍器34を、他の同
一の空洞室内に配置する。そして、この2つの空洞室間
を高周波伝送線路37で接続するような配置が行われ
る。また、図に示したように各放射状受信モジュール端
子27a、27b、27cは、第1のスイッチ35aを中
心として放射状に配置されている。
【0032】次に動作について説明する。発振器31は
高周波変調信号を出力し、第1の増幅器32aはこの出
力を電力増幅する。電力分配器33は第1の増幅器32
aの出力を2方向に電力分配する。逓倍器34は電力分
配器33の一方の出力を受け、周波数を2逓倍し出力す
る。第2の増幅器32bは逓倍器34の出力を電力増幅
し、送信モジュール端子14に向けて送信信号を出力す
る。送信モジュール端子14は送信信号を受けて、導波
管モードで出力する。第1のスイッチ35aは接続され
る放射状受信モジュール端子27a、27b、27cの
数だけチャンネルを有し、放射状受信モジュール端子2
7a〜27cが接続される受信端子2(図中では省略)
から得られる受信信号のうち、選択された所望のチャン
ネルのみの信号を通過させ、第2のスイッチ35bを経
て第3の増幅器32cに出力する。第1のスイッチ35
aと第2のスイッチ35bは外部から入力される制御信号
によって接続する放射状受信モジュール端子27a〜2
7cを適宜選択する。第3の増幅器32cは第2のスイ
ッチ35bの出力を低雑音増幅する。偶高調波ミクサ3
6は電力分配器33の出力周波数と第2の増幅器32b
の出力周波数の和及び差の周波数を有するビデオ信号を
出力する。
【0033】以上のように構成された高周波モジュール
では、アンテナ3と高周波デバイス28の間に、両者と
接続される一方に送信アンテナ側端子17、受信アンテ
ナ側端子18と、片方に送信モジュール側端子19、放
射状に配置された受信モジュール側端子29とを備える
導波路とともに、高周波デバイス28を位置決めする溝
25を有する導波管アダプタ30を配置することによ
り、従来の機能別デバイス4,5,6の機能を一体化し
た高周波デバイス28にすることが可能となり、高周波
モジュールの低コスト化、小型化を実現可能にすること
が出来る。また、このように構成された高周波モジュー
ルを、ミリ波レーダやミリ波通信装置等の高周波無線装
置に利用することにより、装置をより小型化することが
可能となる。
【0034】さらに、上記のように従来の機能別デバイ
ス4,5,6を同一のパッケージ内に一体化して配置
し、気密封士した高周波デバイス26とすることによ
り、従来のように、シャーシ10上で複数の高周波デバ
イス間を接続するための誘電体基板7が不要になり、高
周波モジュールの電気的性能の低損失化を図ることがで
きる。
【0035】さらにまた、高周波デバイス28の受信モ
ジュール側端子27a、27b、27cを、第1のスイッ
チ35aを中心に放射状に配置することで、個々の放射
状受信モジュール側端子27a、27b、27cと第1の
スイッチ35aとの間の電気長を等長化し、結果として
各放射状受信モジュール側端子27から第3の増幅器3
2cまでの電気長を等長化することが可能であり、複数
の受信モジュール側端子27a、27b、27cの電気的
性能(例えば通過損失、反射損失等)の特性均一化が図
られる。
【0036】なお、さらに電気的性能を向上させるため
には、各受信端子2と各放射状受信モジュール端子27
a、27b、27cとの間の電気性能を均一化するため
に各導波路溝23の長さを極力等しくすることが望まし
いが、この導波路溝23の長さを等長化するよりも、上
記のように放射状受信モジュール側端子27a、27b、
27cと第1のスイッチ35aとの間の電気長を等長化
することの方が、電気的性能の特性を均一化する上でよ
り効果が大きい。したがって、所要の電気性能を満足す
る限りでは、高周波モジュールの低価格化を実現するた
めに、導波管アダプタ26における各導波路溝23の長
さが異なっていても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、導波
管アダプタを設けることで、従来の高周波モジュールを
構成していた各機能別デバイスを、アンテナの送信系、
受信系の高周波接続端子の位置に依存して同一配置構成
にする必要がない。また、各機能別デバイスを統合する
ことで、一体化の高周波デバイスが可能になり、誘電体
基板が不要になることで、高周波モジュールの低コスト
化、小型化及び、電気的性能の低損失化を実現可能にす
る効果がある。
【0038】また、この発明によれば、高周波デバイス
を直接、導波管アダプタに固定(例えば、ロウ付け及
び、接着)できるため、従来の高周波デバイスからキャ
リアレスした高周波デバイスが可能となり、高周波モジ
ュールの低コスト化、小型化を図る効果がある。
【0039】さらにまた、この発明によれば、高周波デ
バイスの受信モジュール側端子を放射状に配置すること
で、個々の受信モジュール側端子間の電気長を等長化す
ることが可能であり、高周波モジュールの複数受信モジ
ュール側端子の電気的性能の特性均一化が図られる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す高周波モジュ
ールの構成を表わす斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1〜3を示す導波管ア
ダプタの断面を表わす図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す高周波モジュ
ールの構成を表わす斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す高周波モジュ
ールの構成を表わす斜視図である
【図5】 この発明の実施の形態3を示す高周波デバイ
スの回路構成の一例を表わすブロック図である。
【図6】 従来の高周波モジュールの構成を表わす斜視
図である。
【符号の説明】
1 送信端子、2 受信端子、3 アンテナ、4 スイッチ
デバイス、5 受信系デバイス、6 送信系デバイス、7
誘電体基板、8 送信アンテナ端子、9 受信アンテナ
端子、10 シャシ、11 ねじ、12 カバー、13 キ
ャリア、14送信モジュール端子、15 受信モジュー
ル端子、16 高周波デバイス、17送信アンテナ側端
子、18 受信アンテナ側端子、19 送信モジュール側
端子、20 受信モジュール側端子、21 導波管アダプ
タ、21a 第1のプレート、21b第2のプレート、2
2 導波路穴、23 導波路溝、24 高周波デバイス、
25 溝、26 導波管アダプタ、27a、b、c 放射状受
信モジュール端子、28高周波デバイス、29a、b、c
放射状受信モジュール側、30 導波管アダプタ、31
発振器、32a 第1の増幅器、32b 第2の増幅器、3
2c 第3の増幅器、33 電力分配器、34 逓倍器、3
5a 第1のスイッチ、35b 第2のスイッチ、36 偶
高調波ミクサ。
フロントページの続き (72)発明者 松尾 浩一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−177603(JP,A) 特開2002−9506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 1/02 - 1/04 H04B 1/08 H01P 5/00 - 5/22 H01Q 1/00 - 1/52

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信モジュール端子及び送信モジュール
    端子を有する高周波デバイスと、 前記高周波デバイスの受信モジュール端子及び送信モジ
    ュール端子とにそれぞれ接続されるモジュール側受信端
    子及びモジュール側送信端子と、アンテナの受信端子及
    び送信端子とにそれぞれ接続されるアンテナ側受信端子
    及びアンテナ側送信端子と、前記モジュール側受信端子
    と前記アンテナ側受信端子とを接続する導波路と、前記
    モジュール側送信端子と前記アンテナ側送信端子とを接
    続する導波路とを有する導波管アダプタと、を備え、 前記導波管アダプタの前記アンテナ側受信端子と前記ア
    ンテナ側送信端子との距離よりも、前記モジュール側受
    信端子と前記モジュール側送信端子との距離の方が短い
    ことを特徴とする高周波モジュール
  2. 【請求項2】 複数の受信モジュール端子及び送信モジ
    ュール端子を有する高周波デバイスと、 前記高周波デバイスの複数の受信モジュール端子及び送
    信モジュール端子とにそれぞれ接続される複数のモジュ
    ール側受信端子及びモジュール側送信端子と、アンテナ
    の複数の受信端子及び送信端子とにそれぞれ接続される
    複数のアンテナ側受信端子及びアンテナ側送信端子と、
    前記複数のモジュール側受信端子と前記複数のアンテナ
    側受信端子とをそれぞれ接続する複数の導波路と、前記
    モジュール側送信端子と前記アンテナ側送信端子とを接
    続する導波路とを有する導波管アダプタと、を備え、 前記導波管アダプタのいずれかのアンテナ側受信端子と
    アンテナ側送信端子との距離よりも、いずれかのモジュ
    ール側受信端子とモジュール側送信端子との距離の方が
    短いことを特徴とする高周波モジュール
  3. 【請求項3】 上記導波管アダプタは、上記高周波デバ
    イスを位置決めする溝が設けられたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の高周波モジュール。
  4. 【請求項4】 記高周波デバイスの複数の受信モジュ
    ール端子は、放射状に配置されて成ることを特徴とする
    請求項2に記載の高周波モジュール。
  5. 【請求項5】 上記高周波デバイスは、高周波用のスイ
    ッチを有し、上記高周波デバイスにおける複数の受信モ
    ジュール端子が、当該スイッチを中心として放射状に配
    置されたことを特徴とする請求項4に記載の高周波モジ
    ュール。
  6. 【請求項6】 上記導波路は、導波管モードで高周波信
    号を伝送することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の高周波モジュール。
  7. 【請求項7】 上記導波管アダプタは、導波路を成す溝
    の形成された第1の金属導体と、導波路を成す穴の形成
    された第2の金属導体を結合して成ることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の高周波モジュール。
  8. 【請求項8】 前記導波管アダプタのアンテナ側受信端
    子及びアンテナ側送信端子にそれぞれ接続される受信端
    子及び送信端子を有するアンテナを備えることを特徴と
    する請求項1から請求項7のいずれかに記載の高周波モ
    ジュール。
  9. 【請求項9】 上記請求項1から請求項7記載の高周波
    デバイスを備え、無線信号を送信もしくは受信すること
    を特徴とする高周波無線装置。
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