JP5342799B2 - 防草材および防草固化材およびその施工方法 - Google Patents

防草材および防草固化材およびその施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、防草材および防草固化材およびその施工方法に関するものであり、さらに詳しくは、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用な防草材および防草固化材およびその施工方法に関するものである。
墓地や公園や中央分離帯などにおける雑草の繁殖は除去に人手を要し、作業は多労働で経費がかかる問題がある。そこで除草剤が使用されるが、除草剤は特に環境に対して種々の薬害の原因となるので安心して使用できない問題がある。
酸化マグネシウムと増量材を含み酸化マグネシウムが水と反応して硬化するようにして地面に硬化層を形成して雑草の繁殖を防止する雑草繁殖防止材(特許文献1参照)が提案されているが、酸化マグネシウムは水溶性であり雨水によって溶解して散逸してしまい、効果の持続性に問題があるとともに、酸化マグネシウムおよびその水溶液はアルカリ性が高く人や環境に対して悪影響を及ぼす恐れがある他に、硬化層が冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題がある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
真砂土、砂、セメントや石灰などの粉体固化材を含む舗装材を敷設してローラなどで転圧し、転圧した舗装面に散水しローラなどで転圧して固化して舗装道とする自然舗装道用舗装材(特許文献2参照)が提案されているが、苔やかびの発生を防止できず、苔やかびが発生すれば外観が悪くなる他に、冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題もある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
表面で光を反射させて視認性を高めるための貝殻粉粒体と硬化させるためのセメントを含む硬化材を地面に敷き散水してセメントを硬化させて通水性除草舗装で被覆して道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法(特許文献3参照)が提案されているが、苔やかびの発生を防止できず、苔やかびが発生すれば外観が悪くなる他に、冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題もある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
特開2003−47388 特開2005−256387 特開2001−204272
本発明の第1の目的は、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用な防草材であって、粉粒体の状態で地面に容易に施工して雑草の生育を防止するとともに苔やかびの発生を防止でき、風が吹いても粉塵が発生せず、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、安価で環境に対して優しく、しかも効果の持続性に優れる防草材を提供することである。
本発明の第2の目的は、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯(植栽回り)やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用な、地面に適用後に硬化させて使用する防草固化材であって、雑草の生育を防止するとともに苔やかびの発生を防止でき、安価で環境に対して優しく、しかも効果の持続性に優れる防草固化材を提供することである。
本発明の第3の目的は、本発明の防草材あるいは防草固化材を用いて、墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工する方法を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の発明は、コレマナイト、ウレキサイト、プライス石、方硼石、水硼石、インヨウ石、サイベリ石、ダトライト、ハウ石、硼美石などの天然鉱物からなる粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体、および硼酸、硼砂を含む珪酸ガラスを200〜1000℃で焼成し、硼素の溶出量を制御した粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体とをそれぞれ有効量含む混合物を有効成分として含むことを特徴とする防草材である。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の防草材において、前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の防草材において、防草材中に粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合したことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の水硬性セメントを配合したことを特徴とする防草固化材である。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項4記載の防草固化材において、前記水硬性セメントがポルトランドセメントもしくはスラグセメントであることを特徴とする。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の塩化マグネシウムを配合したことを特徴とする。
本発明の請求項7記載の発明は、請求項4から請求項6のいずれかに記載の防草固化材において、粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合した防草材に対して、水硬性セメントを10〜20質量%配合するかあるいは塩化マグネシウムを1〜10質量%配合したことを特徴とする。
本発明の請求項8記載の発明は、除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材を敷き詰めて均すことを特徴とする防草材の施工方法である。
本発明の請求項9記載の発明は、除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項4から請求項7のいずれかに記載の防草固化材を敷き詰めて均し、転圧後散水し、再度転圧して養生することを特徴とする防草固化材の施工方法である。
本発明の請求項1記載の発明は、コレマナイト、ウレキサイト、プライス石、方硼石、水硼石、インヨウ石、サイベリ石、ダトライト、ハウ石、硼美石などの天然鉱物からなる粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体、および硼酸、硼砂を含む珪酸ガラスを200〜1000℃で焼成し、硼素の溶出量を制御した粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体とをそれぞれ有効量含む混合物を有効成分として含むことを特徴とする防草材であり、
粉粒体の状態で地面に容易に施工することができ、風が吹いても粉塵が発生し難く、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、しかも難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体とは難溶性であるのでいずれも防草有効成分を徐放することができ、例えばアルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができ、また硼素が徐放されると防草効果が大きいので、雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れるので、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有効に使用できる上、安価で環境に対して優しいという顕著な効果を奏する。
200〜1000℃で焼成することにより、硼素の溶出量を制御できるというさらなる顕著な効果を奏する。
粒径が大きすぎると施工しにくくなり、小さすぎると飛散して地域環境を汚染するおそれが出るが、前記範囲内であると粉粒体の状態での取り扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、風が吹いても粉塵が発生しないというさらなる顕著な効果を奏する。
難溶性硼素化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の防草材において、前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とするものであり、
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体として蝋石を使用するとローラなどを使用して転圧するとよくしまってしっかりし、風が吹いても粉塵がより発生し難くなる効果があり、また、蝋石は安価で入手も容易であり、難溶性硼素化合物粉粒体と使用することによって防草効果がより高くなるというさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の防草材において、防草材中に粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合したことを特徴とするものであり、
粒径が大きすぎると施工しにくくなり、小さすぎると飛散して地域環境を汚染するおそれが出るが、前記範囲内であると粉粒体の状態での取り扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、風が吹いても粉塵が発生しないというさらなる顕著な効果を奏する。
難溶性硼素化合物粉粒体の配合量が0.5質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、5質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の配合量が95質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、99.5質量%を超えると難溶性硼素化合物配合量が足りなくなるため、防草効果が劣る恐れがある。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の水硬性セメントを配合したことを特徴とする防草固化材であり、
地面へ容易に固化した防草材層を形成でき、しかも防草有効成分を徐放することができるので、雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れるので、墓地や霊園、公園や中央分離帯(植栽回り)やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有効に使用でき、環境に対して優しいなどの顕著な効果を奏する。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項4記載の防草固化材において、前記水硬性セメントがポルトランドセメントもしくはスラグセメントであることを特徴とするものであり、安価で入手も容易であり、地面へより容易に固化した防草材層を形成できるというさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の塩化マグネシウムを配合したことを特徴とする防草固化材であり、地面へ容易に固化した防草材層を形成でき、塩化マグネシウムは中性であるので難溶性アルミニウム化合物粉粒体の作用が損なわれず、しかも、難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体との作用によって防草有効成分の溶解量を適切に制御して徐放することが出来るので、雑草の生育を防止すると共に、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れるので、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯(植栽周り)やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有効に使用することができ、安価で環境に対して優しいという顕著な効果を奏する。
本発明の請求項7記載の発明は、請求項4から請求項6記載のいずれかに記載の防草固化材において、
粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合した防草材に対して、水硬性セメントを10〜20質量%配合するかあるいは塩化マグネシウムを1〜10質量%配合したことを特徴とするものであり、粉粒体の状態での取扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、容易に固化した防草材層を形成できるというさらなる顕著な効果を奏する。
水硬性セメントの配合量は、防草材に対して10〜20質量%であるが、10質量%未満では固化した防草材層を形成できない恐れがあり、20質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
塩化マグネシウムの配合量は、防草材に対して1〜10質量%であるが、1質量%未満では固化した防草材層を形成できない恐れがあり、10質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
本発明の請求項8記載の発明は、除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材を敷き詰めて均すことを特徴とする防草材の施工方法であり、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有効に使用することができ、雑草の生育を防止すると共に、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れ、風が吹いても粉塵が発生し難く、冬場に凍ってヒビ割れが発生せず、環境に対して優しいなどの顕著な効果を奏する。
本発明の請求項9記載の発明は、除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項4から請求項7のいずれかに記載の防草材固化材を敷き詰めて均し、転圧後、散水し再度転圧して養生することを特徴とする防草固化材の施工方法であり、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯(植栽周り)やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面へ容易に固化した防草材層を形成でき、効果の持続性に優れ、環境に対して優しいなどの顕著な効果を奏する。
次に本発明の内容を図を用いて詳細に説明する。
図1(イ)〜(ハ)は本発明の防草材の施工方法の例を説明する説明図である。
図2(イ)〜(ホ)は本発明の防草固化材の施工方法の例を説明する説明図である。
図1(イ)に示したように、まず地面1の雑草2などを除き、根3なども抜根する。そして(ロ)に示したように、均し、さらに図示しないコンパクタープレート、コテなどを使用して転圧する。次いで(ハ)に示したように、転圧した面上に本発明の防草材4を敷き詰めて、均すことにより施工を完成する。
本発明の防草材4の適用量は34〜51kg/m程度で、厚さは約2〜3cmである。
墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工することができ、風が吹いても粉塵が発生し難く、冬場に凍ってヒビ割れが発生せず、そして雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れる上、安価で環境に対して優しいなどという優れた効果を上げることができる。
図2(イ)で示したように、本発明の防草固化剤を施工するには、まず地面1の雑草2などを除き、根3なども抜根する。そして(ロ)に示したように、均し、さらに図示しないコンパクタープレート、コテなどを使用して転圧する。次いで(ハ)に示したように、均しあるいはさらに転圧した面上に本発明の防草固化材5を敷き詰め、(ニ)に示したように、ローラー、コテなどで転圧した面上に適量の水を散水する。そして再度ローラー、コテなどで転圧する。そして(ホ)に示したように、養生して防草固化層6を形成し施工を完成する。
墓地や霊園、公園や中央分離帯(植栽周り)やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工することができ、難溶性アルミ化合物粉粒体と難溶性硼素化合物粉粒体から防草有効成分が適切に徐放されるので、雑草の生育を防止できるとともに、苔やかびの発生をも防止でき、効果の持続性に優れしかも環境に対して優しいなどという優れた効果を上げることができる。
本発明で使用する難溶性硼素化合物粉粒体は、pH4以上あるいはpH12未満の水中で難溶性を示し防草有効成分の溶解量が微量であるが、pH4未満あるいはpH12以上の水に対してはやや溶解性がでて防草有効成分の溶解量が増大するような硼素化合物の粉粒体である。
前記硼素化合物としては、具体的には、例えば、コレマナイト、ウレキサイト、プライス石、方硼石、水硼石、インヨウ石、サイベリ石、ダトライト、ハウ石、硼美石などの天然鉱物、あるいは硼砂を200〜1000℃、好ましくは700〜900℃で焼成し、硼素の溶出量を制御したガラスなどおよびこれらの2種以上の混合物を挙げることができる。
本発明で使用する難溶性アルミニウム化合物粉粒体は、アルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができるようなアルミニウム化合物粉粒体であり、pH4以上pH5〜8程度の水中で難溶性を示し溶解量が微量であるが、pH4未満のpH5未満あるいはpH8を超える水に対してはやや溶解性がでて有効成分の溶解量が増大するようなアルミニウム化合物粉粒体である。
前記難溶性アルミニウム化合物としては、具体的には、例えば、カオリン粘土鉱物(カオリナイト、ハロイサイト、セリサイト、蝋石等)を挙げることができる。前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体として蝋石を使用するとローラーなどを使用して転圧するとよくしまってしっかりし、風が吹いても粉塵がより発生し難くなる効果があり、また、蝋石は安価で入手も容易であり、防草効果がより高くなる。
本発明の防草材中に粒径7mm〜0.04mm、好ましくは5mm〜2mmの難溶性硼素化合物粉粒体を0.5〜5質量%、好ましくは1〜3質量%、粒径10mm〜0.04mm、好ましくは8mm〜2mmの前記難溶性アルミニウム化合物を99.5〜95質量%、好ましくは97〜99質量%配合すると、粉粒体の状態での取り扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、防草効果に優れ、風が吹いても粉塵が発生し難いので好ましい。
難溶性硼素化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。難溶性硼素化合物粉粒体の配合量が0.5質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、5質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の配合量が95質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、99.5質量%を超えると難溶性硼素化合物配合量が足りなくなるため、防草効果が劣る恐れがある。
本発明で使用する水硬性セメントとしては、具体的には、例えばポルトランドセメント類、シリカセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント、石灰スラグセメントなどを挙げることができる。中でもポルトランドセメントもしくはスラグセメントは安価で入手も容易であり、地面へ容易に固化した防草材層を形成できる。
本発明の防草材の固化に十分な量の水硬性セメントを配合することが好ましい。配合量は具体的には、本発明の防草材に対して10〜20質量%である。10質量%未満では固化した防草材層を形成できない恐れがあり、20質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
本発明で使用する塩化マグネシウムとしては地面へ容易に固化した防草材層を形成できるものであればよく、市販のものを使用することができる。本発明の防草材の固化に十分な量の塩化マグネシウムを配合することが好ましい。配合量は具体的には、本発明の防草材に対して1〜10質量%である。1質量%未満では固化した防草材層を形成できない恐れがあり、10質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
塩化マグネシウムは中性であるので難溶性アルミニウム化合物粉粒体の作用が損なわれず、しかも、難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体との作用によって防草有効成分の溶解量を適切に制御して徐放することが出来るので、雑草の生育を防止すると共に、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れる。
本発明の防草材および防草固化材中にフィラーなどの増量剤、着色剤、猫忌避材などの第3成分を使用目的に応じて防草材および防草固化材の性能を損なわない範囲で配合することができる。
増量剤としては、製鉄所から産するスラグや火力発電所から産するフライアッシュ、建築廃材等を挙げることができる。
着色剤としては、天然顔料や人工着色顔料であり、例えば白さを有する寒水石の様な天然色骨材や砂を挙げることができる。
猫忌避材としては、木酢液、竹酢液、メントールなどを挙げることができる。
本発明の防草材および防草固化材の包装は公知の防水性の高い包装体を使用できる。具体的には、例えば、PE袋、紙プラスチック積層袋などが挙げることができる。
以下、参考例により本発明を説明する。
以下の参考例は、松井文ショウ堂松井専務自宅庭にて行った。まず施工面の雑草を除去し、施工面の不陸整正後、プレート転圧を実施し、下地を造った。その後、参考例1〜5の防草材あるいは防草固化材および比較例1〜6の比較のための防草材あるいは防草固化材を敷きならしたのち放置し、6ヶ月後および2年後の土壌を観察し防草効果を確認した。
参考例1)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、ハンマーミルで粉砕し粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ98質量%及び2質量%の比率で配合しリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
(防草効果)
松井文ショウ堂松井専務自宅庭の施工面の雑草を除去し、施工面の不陸整正後、プレート転圧を実施し、下地を造った。その後、防草材あるいは防草固化材を敷きならしたのち放置し、6ヶ月後および2年後の土壌を観察し、草の生え具合を評価し、防草効果を確認した。
6ヶ月後および2年後の土壌を観察し、草の生え具合を評価した。
防草効果の評価:
○:雑草が生えていない。
△:雑草が数本程度生えている。
×:防草材を施用しない時のように雑草が生えている。
(防苔、防かび効果)
松井文ショウ堂松井専務自宅庭の施工面の雑草を除去し、施工面の不陸整正後、プレート転圧を実施し、下地を造った。その後、防草材あるいは防草固化材を敷きならしたのち放置し、6ヶ月後および2年後の土壌を観察し、苔、かびの生え具合を評価し、防苔、防かび効果を確認した。
6ヶ月後および2年後の土壌を観察し、苔、かびの生え具合を評価した。
防苔、防かび効果の評価:
○:苔、かびが生えていない。
△:苔、かびの発生が見られる。
×:防草材を施用しない時のように苔、かびが生えている。
(溶出試験後の硼素濃度)
硼素は環境基準にて溶出量上限が規制されている。そこで、汚染土壌対策法に従い、下記の方法にて溶出試験を実施し、溶液中の硼素濃度測定した。
(1)表層から5cmの土壌及び5〜50cmの土壌を等量採取し混合した。
(2)採取した土壌はポリエチレン製容器に収めた。
(3)採取した土壌を風乾し、中小礫、木片等を除き、土塊、団粒を粗砕した後、非金属製の2mmの目のふるいを通過させて得た土壌を十分混合した。
(4)(3)試料50gと溶媒(純水に塩酸を加え、水素イオン濃度指数が5.8以上6.3以下となるようにしたもの)500mlを混合した。
(5)溶出調製した試料液を常温常圧で振とう機を用いて、振とう回数毎分約200回、振とう幅を4cm以上5cm以下で6時間連続して振とうした。振とう容器は、ポリエチレン製容器を用いた。
(6)得られた試料液を10分から30分程度静置後、毎分約3,000回転で20分間遠心分離した後の上澄み液を孔径0.45μmのメンブランフィルターでろ過してろ液を取り、定量に必要な量を正確に計り取って、これを検液とした。
(7)検液の硼素濃度をICPを用いて測定した。
溶出試験後の硼素濃度の評価:
○:ICPにて測定した硼素濃度が1mg/l未満である。
△:ICPにて測定した硼素濃度が約1mg/lである。
×:ICPにて測定した硼素濃度が1mg/lを超えている。
(施工性)
施工時の取り扱い性を評価するとともに、2年後の土壌を観察し、風による飛散や雨による流出がないかどうかを観察した。
施工性の評価:
○:施工時の取り扱い性がよく、2年後、風による飛散や雨による流出がない。
△:施工時の取り扱い性がよく、2年後、風による飛散や雨による流出がややある。
×:施工時の取り扱い性が悪く、2年後、風による飛散や雨による流出がある。
表1に、6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価をまとめて示した。
参考例2)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石及び寒水石と、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ70質量%及び28質量%、2質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
参考例3)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ98質量%及び2質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に0.5cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
参考例4)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ90質量%及び10質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
参考例5)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、粒径1〜3mmにふるい分けした砂、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトそれぞれ51質量%及び48質量%、1質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。
この防草材に対して、ポルトランド12質量%、スラグセメント5質量%を配合した防草固化剤を、下地の上に3cmの厚さで敷きならし、ローラーで転圧した。その後、噴霧器で散水し再度ローラーで転圧した後、1日放置した。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例1)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例2)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした珪砂と、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ98質量%及び2質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例3)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、ハンマーミルで粉砕し、粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けした硼砂をそれぞれ98質量%及び2質量%の比率でリボンミキサーにて混合した。この防草材を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例4)
消石灰を下地の上に3cmの厚さで敷きならした。
参考1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例5)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石に対して、ポルトランド12質量%、スラグセメント5質量%を配合した防草固化剤を、下地の上に3cmの厚さで敷きならし、ローラーで転圧した。その後、噴霧器で散水し再度ローラーで転圧した後、1日放置した。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、施工性の評価を行い、表1にそれらをまとめて示した。
(比較例6)
草刈りを行った。
参考例1と同様にして6ケ月および2年後の防草効果、防苔、防かび効果、溶出試験後の硼素濃度の評価、を行い、表1にそれらをまとめて示した。
Figure 0005342799
表1から参考例の防草材および防草固化材は施工性および防草、防苔、防かび効果に優れていることが判る。それに対して、コレマナイトを配合していない比較例1は防草効果に劣り、コレマナイトを配合しているが難溶性アルミニウム化合物粉粒体(蝋石)を用いず珪砂を用いた比較例2は施工性および防草効果に劣り、難水溶性アルミニウム化合物粉粒体(蝋石)を配合しているが難水溶性硼素化合物粉粒体(コレマナイト)を用いず水溶性の硼砂を用いた比較例3は硼素の溶出がおおきく溶出試験後の硼素濃度が高く×と評価され、消石灰を用いた比較例4は6ケ月後の防草効果に劣り、コレマナイトを配合していない固化タイプの比較例5は防草、防苔、防かび効果に劣り、草刈りを行っただけの比較例6は防草効果に劣ることが判る。
本発明の防草材や防草固化材は、粉粒体の状態で地面に容易に施工することができ、風が吹いても粉塵が発生し難く、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、しかも難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体とは難溶性であるので防草有効成分を徐放することができ、例えばアルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができ、また硼素が徐放されると防草効果がおおきいので、雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止でき、効果の持続性に優れるので、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有効に使用することができる上、安価で環境に対して優しいという顕著な効果を奏し、
本発明の防草材の施工方法により、墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工することができるなどの顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
(イ)〜(ハ)は、本発明の防草材の施工方法の例を説明する説明図である。 (イ)〜(ホ)は、本発明の防草固化材の施工方法の例を説明する説明図である。
1 地面
2 雑草
3 根
4 防草材
5 防草固化材
6 防草固化層

Claims (9)

  1. コレマナイト、ウレキサイト、プライス石、方硼石、水硼石、インヨウ石、サイベリ石、ダトライト、ハウ石、硼美石などの天然鉱物からなる粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体、および硼酸、硼砂を含む珪酸ガラスを200〜1000℃で焼成し、硼素の溶出量を制御した粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体とをそれぞれ有効量含む混合物を有効成分として含むことを特徴とする防草材。
  2. 前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とする請求項1記載の防草材。
  3. 防草材中に粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の防草材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の水硬性セメントを配合したことを特徴とする防草固化材。
  5. 前記水硬性セメントがポルトランドセメントもしくはスラグセメントであることを特徴とする請求項4記載の防草固化材。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材の固化に十分な量の塩化マグネシウムを配合したことを特徴とする防草固化材。
  7. 粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合した防草材に対して、水硬性セメントを10〜20質量%配合するかあるいは塩化マグネシウムを1〜10質量%配合したことを特徴とする請求項4から請求項6記載のいずれかに記載の防草固化材。
  8. 除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項1から請求項3のいずれかに記載の防草材を敷き詰めて均すことを特徴とする防草材の施工方法。
  9. 除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧した土壌面上に請求項4から請求項7のいずれかに記載の防草固化材を敷き詰めて均し、転圧後散水し、再度転圧して養生することを特徴とする防草固化材の施工方法。
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