JP6117507B2 - 透水性3次元構造物およびその施工方法 - Google Patents

透水性3次元構造物およびその施工方法 Download PDF

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本発明は、透水性3次元構造物およびその施工方法に関するものであり、さらに詳しくは、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用な防草材を含む透水性3次元構造物およびその施工方法に関するものである。
墓地や公園や中央分離帯などにおける雑草の繁殖は除去に人手を要し、作業は多労働で経費がかかる問題がある。そこで除草剤が使用されるが、除草剤は特に環境に対して種々の薬害の原因となるので安心して使用できない問題がある。
酸化マグネシウムと増量材を含み酸化マグネシウムが水と反応して硬化するようにして地面に硬化層を形成して雑草の繁殖を防止する雑草繁殖防止材(特許文献1参照)が提案されているが、酸化マグネシウムは水溶性であり雨水によって溶解して散逸してしまい、効果の持続性に問題があるとともに、酸化マグネシウムおよびその水溶液はアルカリ性が高く人や環境に対して悪影響を及ぼす恐れがある他に、硬化層が冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題がある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
真砂土、砂、セメントや石灰などの粉体固化材を含む舗装材を敷設してローラなどで転圧し、転圧した舗装面に散水しローラなどで転圧して固化して舗装道とする自然舗装道用舗装材(特許文献2参照)が提案されているが、苔やかびの発生を防止できず、苔やかびが発生すれば外観が悪くなる他に、冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題もある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
表面で光を反射させて視認性を高めるための貝殻粉粒体と硬化させるためのセメントを含む硬化材を地面に敷き散水してセメントを硬化させて通水性除草舗装で被覆して道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法(特許文献3参照)が提案されているが、苔やかびの発生を防止できず、苔やかびが発生すれば外観が悪くなる他に、冬場に凍ってヒビ割れが発生し雑草が繁茂する問題もある。又、緑石、巻き石など時間経過と共に、膨張収縮率の違いにより、隙間が出来てそこに雑草が繁茂する問題がある。
一方、砂利状骨材の施工現場で、砂利状骨材の上方から、少なくとも一種類の有機ポリマーと、前記有機ポリマーと混合される鹸化度が95%以上のポリビニルアルコール成分と、水からなる一液乾燥硬化型の水性エマルジョンを振掛けられ浸透することで砂利状骨材と混合される一液乾燥硬化型の水性エマルジョンと前記砂利状骨材を有する舗装材組成物を、所定の厚さに塗工し、乾燥硬化することによって形成される舗装材が提案されている(特許文献4参照)。
特開2003−47388号公報 特開2005−256387号公報 特開2001−204272号公報 特開2011−80230号公報
本発明の第1の目的は、粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されているので美観および強度に優れるとともに、接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているので、雨水などが空隙を通過して地面に吸収される際に、硼素などの溶出量を制御して有効成分を地面に供給できる透水性3次元構造物であって、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用であり、粉粒体の状態で地面に敷き詰め、例えばその上から透明樹脂水性エマルジョンを供給して浸透させ、乾燥し、養生することによって容易に施工して雑草の生育を防止するとともに苔やかびの発生を防止でき、風が吹いても粉塵が発生せず、雨水などによって粉粒体が散逸してしまうことがなく、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、耐水性、耐候性、耐久性、効果の持続性にも優れ、安価で環境に対して優しい透水性3次元構造物を提供することである。
本発明の第2の目的は、本発明の透水性3次元構造物を墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工する方法を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の発明は、粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体0.5〜5質量%と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体99.5〜95質量%とをそれぞれ含む混合物を有効成分として含む防草材の前記粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているとともに、前記接合部以外の表面は透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われて、除草有効成分を制御して徐放して、雑草の生育や苔やかびの発生を防止できるように構成されていることを特徴とする透水性3次元構造物。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の透水性3次元構造物において、前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、下記工程(1)〜(5)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法である。
(1)土壌面から除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧する。
(2)転圧した土壌面上に前記防草材を敷き詰めて均す。
(3)均した後、透明樹脂水性エマルジョンを敷き詰めて均した防草材表面に供給して浸透させる。
(4)工程(3)で浸透させた前記透明樹脂水性エマルジョンの内、前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍に残留するもの以外は、系外に排出する。
(5)工程(4)の後、乾燥し、養生する。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、下記工程(1)〜(4)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法である。
(1)土壌面から除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧する。
(2)工程(1)で処理した土壌面に、予め前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体に透明樹脂水性エマルジョンを均一に混合して調製した混合物を、敷き詰めて均す。
(3)工程(2)で敷き詰めて均した前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体中の前記透明樹脂水性エマルジョンの内、前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍に残留するもの以外は、系外に排出する。
(4)工程(3)の後、乾燥し、養生する。
本発明の請求項1記載の発明は、粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体0.5〜5質量%と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体99.5〜95質量%とをそれぞれ含む混合物を有効成分として含む防草材の前記粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているとともに、前記接合部以外の表面は透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われて、除草有効成分を制御して徐放して、雑草の生育や苔やかびの発生を防止できるように構成されていることを特徴とする透水性3次元構造物であり、
粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されているので美観および強度に優れるとともに、接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているので、雨水などが空隙を通過して地面に吸収される際に、硼素などの溶出量を制御して有効成分を地面に供給できる透水性3次元構造物であって、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用であり、粉粒体の状態で地面に敷き詰め、例えばその上から透明樹脂水性エマルジョンを供給して浸透させ、乾燥し、養生することによって容易に施工して雑草の生育を防止するとともに苔やかびの発生を防止でき、風が吹いても粉塵が発生せず、雨水などによって粉粒体が散逸してしまうことがなく、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、耐水性、耐候性、耐久性、効果の持続性に優れ、安価で環境に対して優しいという顕著な効果を奏する。
しかも有効成分の難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体とは難溶性であり、かつ粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍以外の表面は、透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われているので、防草有効成分を徐放することができ、例えばアルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができ、また硼素が徐放されると防草効果が大きいので、雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止できる、という顕著な効果を奏する。
粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体が0.5〜5質量%、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体が99.5〜95質量%配合されているが、粒径が大きすぎると施工しにくくなり、小さすぎると飛散して地域環境を汚染するおそれが出るが、前記範囲内であると粉粒体の状態での取り扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、工事中に風が吹いても粉塵が発生しない。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の透水性3次元構造物において、前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とするものであり、
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体として蝋石を使用するとローラなどを使用して転圧するとよくしまってしっかりし、風が吹いても粉塵がより発生し難くなる効果があり、また、蝋石は安価で入手も容易であり、難溶性硼素化合物粉粒体と使用することによって防草効果がより高くなるというさらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、前記工程(1)〜(5)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法であり、
本発明の透水性3次元構造物を墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工できるという顕著な効果を奏する。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、前記工程(1)〜(4)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法であり、
施工現場や工場などで、予め前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体に透明樹脂水性エマルジョンを均一に混合して調製した混合物を使用するので、本発明の透水性3次元構造物を墓地や霊園、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面にさらに容易に施工できるという顕著な効果を奏する。
図1(イ)〜(ホ)は本発明の透水性3次元構造物の施工方法の1例を説明する説明図である。 図2(イ)〜(ニ)は本発明の透水性3次元構造物の施工方法の他の例を説明する説明図である。
次に本発明の内容を図を用いて詳細に説明する。
図1(イ)〜(ホ)は本発明の透水性3次元構造物の施工方法の1例を説明する説明図である。
図1(イ)に示したように、まず地面1の雑草2などを除き、根3なども抜根する。
そして(ロ)に示したように、鋤4で均し、さらに図示しないコンパクタープレート、コテなどを使用して転圧する。
次いで(ハ)に示したように、均しあるいはさらに転圧した面上に防草材5を敷き詰める。
(ニ)に示したように、ローラー、コテなどで転圧した面上に適量の透明樹脂水性エマルジョン7を均一に供給して浸透させる。
5−1は難溶性アルミニウム化合物粉粒体、5−2は難溶性硼素化合物粉粒体を示す。
浸透させた透明樹脂水性エマルジョン7の内、難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1が接する箇所8ないし接する箇所8の近傍に残留する透明樹脂水性エマルジョン7以外は、地面1に吸収され流出して系外に排出される。その後、必用に応じて再度ローラー、コテなどで転圧することもできる。
そして(ホ)に示したように、乾燥し、養生して、粉粒体同士が接する箇所8ないし前記接する箇所8の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙9を形成している本発明の透水性3次元構造物6を形成し施工を完成する。
図2(イ)〜(ニ)は本発明の透水性3次元構造物の施工方法の他の例を説明する説明図である。
図2(イ)に示したように、まず地面1の雑草2などを除き、根3なども抜根する。
そして(ロ)に示したように、鋤4で均し、さらに図示しないコンパクタープレート、コテなどを使用して転圧する。
次いで(ハ)に示したように、処理した地面1に、予め所定の量の難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1に透明樹脂水性エマルジョン7を均一に混合して調製した混合物5’を、敷き詰めて均す。
敷き詰めて均した難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1中の透明樹脂水性エマルジョン7の内、難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1が接する箇所8ないし接する箇所8の近傍に残留するもの以外は、系外に排出する。
その後、必用に応じて再度ローラー、コテなどで転圧することもできる。
そして(ニ)に示したように、乾燥し、養生して、粉粒体同士が接する箇所8ないし前記接する箇所8の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙9を形成している本発明の透水性3次元構造物6を形成し施工を完成する。
本発明の透水性3次元構造物6は、粉粒体同士が接する箇所8ないし接する箇所8の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、接合部以外は互いに連続する空隙9を形成している。
本発明の透水性3次元構造物6は、粉粒体同士が接する箇所8ないし接する箇所8の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されているので、外観は使用した難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1の色、形などが損なわれておらず、美観に優れ、また強度に優れるとともに、接合部以外は互いに連続する空隙9を形成しているので、雨水などが空隙9を通過して地面1に吸収されるが、通過する際に、硼素などの溶出量を制御して有効成分を地面1に供給できる。
本発明の透水性3次元構造物6は、墓地や霊園、公園や中央分離帯(植栽周り)やガーデンアプローチや犬走り、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯などの地面に容易に施工することができ、難溶性アルミ化合物粉粒体と難溶性硼素化合物粉粒体から防草有効成分が適切に徐放されるので、雑草の生育を防止できるとともに、苔やかびの発生をも防止でき、効果の持続性に優れしかも環境に対して優しいなどという優れた効果を上げることができる。
本発明の透水性3次元構造物6の形状、寸法などは特に限定されるものではない。
前記説明では、本発明の透水性3次元構造物6の形状は平らなフィルムあるいはシート状のものを示したが、形状は3次元構造物であればよく、丸形、楕円形、三角や四角など多角形のもの、あるいはこれらの2つ以上を組み合わせたものなどでもよい。
有効成分の難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体とは難溶性であり、かつ粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍以外の表面は、透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われているので、防草有効成分を徐放することができ、例えばアルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができ、また硼素が徐放されると防草効果が大きいので、雑草の生育を防止するとともに、苔やかびの発生を防止できる。
本発明で使用する難溶性硼素化合物粉粒体は、pH4以上あるいはpH12未満の水中で難溶性を示し防草有効成分の溶解量が微量であるが、pH4未満あるいはpH12以上の水に対してはやや溶解性がでて防草有効成分の溶解量が増大するような硼素化合物の粉粒体である。
前記硼素化合物としては、具体的には、例えば、コレマナイト、ウレキサイト、プライス石、方硼石、水硼石、インヨウ石、サイベリ石、ダトライト、ハウ石、硼美石などの天然鉱物、および硼酸、硼砂を含む硅酸ガラスを200〜1000℃、好ましくは700〜900℃で焼成し、硼素の溶出量を制御したガラスなどおよびこれらの2種以上の混合物を挙げることができる。
本発明で使用する難溶性アルミニウム化合物粉粒体は、アルミニウムが徐放されると土壌中のリン酸を不溶化するので植物に重要な養分を欠乏させることができるようなアルミニウム化合物粉粒体であり、pH4以上pH5〜8程度の水中で難溶性を示し溶解量が微量であるが、pH4未満のpH5未満あるいはpH8を超える水に対してはやや溶解性がでて有効成分の溶解量が増大するようなアルミニウム化合物粉粒体である。
前記難溶性アルミニウム化合物としては、具体的には、例えば、カオリン粘土鉱物(カオリナイト、ハロイサイト、セリサイト、蝋石等)を挙げることができる。前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体として蝋石を使用するとローラなどを使用して転圧するとよくしまってしっかりし、風が吹いても粉塵がより発生し難くなる効果があり、また、蝋石は安価で入手も容易であり、防草効果がより高くなる。
本発明の防草材中に粒径7mm〜0.04mm、好ましくは5mm〜2mmの難溶性硼素化合物粉粒体を0.5〜5質量%、好ましくは1〜3質量%、粒径10mm〜0.04mm、好ましくは8mm〜2mmの前記難溶性アルミニウム化合物を99.5〜95質量%、好ましくは97〜99質量%配合すると、粉粒体の状態での取り扱い性に優れ、地面への施工性に優れ、防草効果に優れ、風が吹いても粉塵が発生し難いので好ましい。
難溶性硼素化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。難溶性硼素化合物粉粒体の配合量が0.5質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、5質量%を超えると防草効果に優れるが環境汚染などの恐れがある。
前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の粒径が7mmを超えると有効成分の溶出の制御が困難になる恐れがあり、0.04mm未満では粉塵が発生する恐れがある。前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体の配合量が95質量%未満では防草効果が劣る恐れがあり、99.5質量%を超えると難溶性硼素化合物配合量が足りなくなるため、防草効果が劣る恐れがある。
本発明で使用する透明樹脂水性エマルジョンは、透明樹脂を、分散剤を利用して水中に分散させ、乳化状態としたものである。
本発明で使用する透明樹脂としては、透明性を有していれば、熱可塑性樹脂および/または熱硬化性樹脂であってよく、例えばポリエステル、ポリスチレンやスチレン共重合体(例えば、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂など)、アクリレートおよびメタクリレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸共重合樹脂、ビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル樹脂、エポキシ系樹脂あるいはこれらの2種以上の混合物などいずれであっても使用できる。
本発明で使用する透明樹脂水性エマルジョンは、自社で調製することもできるが、市販品(例えば、商品名:ナルスワロ(登録商標)、成瀬化学株式会社製)を使用することもできる。
本発明で使用する透明樹脂の柔軟性、耐衝撃性、硬さなどの特性を改良するために、スチレン−ジエンブロック共重合体、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル−エーテル共重合体、ポリオレフィン系エラストマーなどのエラストマーあるいは他の有機ポリマーを透明樹脂の透明性を損なわない範囲で添加配合することができる。
本発明で使用する透明樹脂水性エマルジョンは、大気中に放置することにより、含有する水分が徐々に蒸散し、乾燥することにより粘着性を有するようになり、接着機能を奏する性質を有しており、そして、最終的に乾燥が完了すると固化(硬化)し、有効成分の難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体同士が接する箇所ないし接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されるので強度に優れた本発明の透水性3次元構造物6を得ることができる。
そして、接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているので、雨水などが空隙を通過して地面に吸収される際に、硼素などの溶出量を制御して有効成分を地面に供給することができる。
すなわち、粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍以外の表面は、透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われており、粉粒体の表面が、透明樹脂により覆われていない場合は、雨水などが空隙を通過する際に、接触した雨水などに直接有効成分が溶出されるが、透明樹脂の薄い膜によって覆われている場合は、膜の厚さ、膜の物理的、化学的性質などにより雨水などに溶出される有効成分の溶出量が異なる。
予め試験するなどにより膜の厚さ、膜の物理的、化学的性質、透明樹脂の分子量などと有効成分の溶出量との関係を測定しておけば、防草有効成分の徐放性を制御することができる。
透明樹脂の薄い膜の厚さは、透明樹脂水性エマルジョン中の透明樹脂含有量によっても変化するので、透明樹脂水性エマルジョンを前記のように原液のまま使用することもできるが、水で1.5倍、2倍、3倍・・・などの倍率で稀釈し、水で稀釈した透明樹脂水性エマルジョンを使用して、より薄い膜厚で覆われた粉粒体を得ることもできる。
水で稀釈した透明樹脂水性エマルジョンを使用すると粉粒体同士が接する箇所における透明樹脂量が少なくなって、強度などが低下する恐れがあるので、強度などを損なわない範囲で、透明樹脂の薄い膜の厚さを薄くして有効成分の溶出量を増加させるなど制御することが好ましい。
図2に示したように、本発明で使用する透明樹脂水性エマルジョンに予め所定の量の難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体を混合しておき、施工現場でその混合物を、雑草などを除き、根なども抜根して均し、転圧した地面に適用して、難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体が接する箇所ないし接する箇所の近傍に残留するもの以外は、系外に排出した後、乾燥し、養生して本発明の透水性3次元構造物を得ることもできる。
本発明で使用する透明樹脂の1つに鹸化度が95%以上のポリビニルアルコールがある。鹸化度の値が小さい場合には、水に対する溶解性が高く、一方、95%以上の鹸化度であれば、水に対する不溶性が高い。そのため、鹸化度の高いポリビニルアルコール成分の水性エマルジョンを使用することができ、乾燥硬化後は雨水などにより溶解することのない強い耐水性を発揮することが可能となる。
本発明で使用する防草材中にフィラーなどの増量剤、猫忌避材などの第3成分を使用目的に応じて防草材の性能を損なわない範囲で配合することができる。
猫忌避材としては、木酢液、竹酢液、メントールなどを挙げることができる。
本発明で用いる防草材の包装は公知の防水性の高い包装体を使用できる。具体的には、例えば、PE袋、紙プラスチック積層袋などが挙げることができる。
上記実施の形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明は実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1(イ)〜(ホ)に示した本発明の透水性3次元構造物の施工方法に従って本発明の透水性3次元構造物6を形成し施工した。
図1(イ)に示したように、まず地面1の雑草2などを除き、根3なども抜根した。
そして(ロ)に示したように、鋤4で均し、さらに図示しないコンパクタープレート、コテなどを使用して転圧した。
次いで(ハ)に示したように、均しあるいはさらに転圧した面上に防草材5を敷き詰めた。
(ニ)に示したように、ローラー、コテなどで転圧した面上に適量の透明樹脂水性エマルジョン7を供給して浸透させた。
5−1は難溶性アルミニウム化合物粉粒体、5−2は難溶性硼素化合物粉粒体を示す。
浸透させた透明樹脂水性エマルジョン7の内、難溶性硼素化合物粉粒体5−2と難溶性アルミニウム化合物粉粒体5−1が接する箇所8ないし接する箇所8の近傍に残留する透明樹脂水性エマルジョン7以外は、地面1に流出して、吸収され、系外に排出される。その後、再度ローラーで転圧した。
そして(ホ)に示したように、乾燥し、養生して、粉粒体同士が接する箇所8ないし前記接する箇所8の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙9を形成している本発明の透水性3次元構造物6を形成し施工を完成した。
本発明の透水性3次元構造物6を放置し、6ヶ月後および2年後の土壌を観察し防草効果を確認した。
(実施例2)
粒径1〜7mmの粒度範囲にふるい分けした蝋石と、ハンマーミルで粉砕し粒径1〜3mmの粒度範囲にふるい分けしたコレマナイトをそれぞれ98質量%及び2質量%の比率で配合しリボンミキサーにて混合した。この防草材(防草マサスペシャル:株式会社松井文ショウ堂製)を木製容器(縦300mm×横300mm×深さ30mm)の中に入れて、敷きならし転圧した。
次いで、ポリエチレン(40質量%)・アクリル系透明樹脂(10質量%)水性(水45質量%)エマルジョン(登録商標:ナルスワロ:成瀬化学株式会社製)原液を水で2、3、4、6倍稀釈にそれぞれ稀釈したエマルジョンを調製し、前記木製容器に収容した防草材の表面にそれぞれ同量のエマルジョンを散布した。前記木製容器の底部からわずかのエマルジョンが流出した。
次いで、常温常圧下で3日養生し固化させた。
前記木製容器に収容した固化させた防草材の上面に硬度計の先端部を押し当てて山中硬度試験方法(土壌調査ハンドブック;編:日本ペドロジー学界、出版社:博友社、発行年月:1997年08月)に従って硬度を測定した。測定結果を次に示す。
硬度測定結果:
2倍稀釈の場合:30〜32mm
3倍稀釈の場合:26〜29mm
4倍稀釈の場合:20〜24mm
6倍稀釈の場合:15〜18mm
前記、硬度測定結果から、稀釈倍率が高くなると、硬度が低下するが、6倍稀釈の場合でも実用的には十分の硬度を有することが判った。
本発明の透水性3次元構造物は、粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されているので美観および強度に優れるとともに、接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているので、雨水などが空隙を通過して地面に吸収される際に、硼素などの溶出量を制御して有効成分を地面に供給できる透水性3次元構造物であって、墓地や霊園の防草、公園や中央分離帯やガーデンアプローチや犬走りの防草、鉄塔下、高架下、交差点、路側帯の防草などに有用であり、粉粒体の状態で地面に敷き詰め、例えばその上から透明樹脂水性エマルジョンを供給して浸透させ、乾燥し、養生することによって容易に施工して雑草の生育を防止するとともに苔やかびの発生を防止でき、風が吹いても粉塵が発生せず、雨水などによって粉粒体が散逸してしまうことがなく、冬場に凍ってヒビ割れが発生することがなく、耐水性、耐候性、耐久性、効果の持続性に優れ、安価で環境に対して優しいという顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
1 地面
2 雑草
3 根
4 鍬
5 防草材
5’ 混合物
5−1 難溶性アルミニウム化合物粉粒体
5−2 難溶性硼素化合物粉粒体
6 透水性3次元構造物
7 透明樹脂水性エマルジョン
8 接する箇所
9 空隙

Claims (4)

  1. 粒径7mm〜0.04mmの難溶性硼素化合物粉粒体0.5〜5質量%と、粒径10mm〜0.04mmの難溶性アルミニウム化合物粉粒体99.5〜95質量%とをそれぞれ含む混合物を有効成分として含む防草材の前記粉粒体同士が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍が接合部となって、透明樹脂により接合されており、前記接合部以外は互いに連続する空隙を形成しているとともに、前記接合部以外の表面は透明樹脂により覆われていないか、あるいは透明樹脂の薄い膜によって覆われて、除草有効成分を制御して徐放して、雑草の生育や苔やかびの発生を防止できるように構成されていることを特徴とする透水性3次元構造物。
  2. 前記難溶性アルミニウム化合物粉粒体が蝋石であることを特徴とする請求項1記載の透水性3次元構造物。
  3. 請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、下記工程(1)〜(5)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法。
    (1)土壌面から除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧する。
    (2)転圧した土壌面上に前記防草材を敷き詰めて均す。
    (3)均した後、透明樹脂水性エマルジョンを敷き詰めて均した防草材表面に供給して浸透させる。
    (4)工程(3)で浸透させた前記透明樹脂水性エマルジョンの内、前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍に残留するもの以外は、系外に排出する。
    (5)工程(4)の後、乾燥し、養生する。
  4. 請求項1あるいは請求項2記載の透水性3次元構造物の施工方法であって、下記工程(1)〜(4)を含むことを特徴とする透水性3次元構造物の施工方法。
    (1)土壌面から除草、抜根して均し、あるいはさらに転圧する。
    (2)工程(1)で処理した土壌面に、予め前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体に透明樹脂水性エマルジョンを均一に混合して調製した混合物を、敷き詰めて均す。
    (3)工程(2)で敷き詰めて均した前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体中の前記透明樹脂水性エマルジョンの内、前記難溶性硼素化合物粉粒体と難溶性アルミニウム化合物粉粒体が接する箇所ないし前記接する箇所の近傍に残留するもの以外は、系外に排出する。
    (4)工程(3)の後、乾燥し、養生する。
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