JP5342756B2 - 移動体通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機等の移動体通信端末に関するものである。
従来、この種の移動体通信端末としては、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向のプログラミング言語で記述されたアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機が知られている。例えば、JAVA(登録商標。以下同様。)仮想マシン機能を実装し、JAVAで記述されたアプリケーションプログラムを実行できるようにした携帯電話機が知られている(特許文献1参照)。このような携帯電話機では、所定のサーバからダウンロードするなどして取得した様々なアプリケーションプログラムを利用することが可能である。また、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどについても、同様である。
特開2000−347867号公報
近年、電子マネーサービス機能を携帯電話機に持たせるために、電子マネー処理用のICチップが携帯電話機に組み込まれ、上記アプリケーションプログラムとして、電子マネー用のアプリケーションプログラムが提供されるようになってきている。この電子マネー処理用のICチップが組み込まれて電子マネー用のアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機では、現金を持たずに買い物などができる。かかる携帯電話機では、電子マネー用のアプリケーションプログラムで使用するアプリケーション関連データが記憶されるアプリケーション用データ記憶領域が、例えば上記ICチップ内のメモリに設定される。そして、アプリケーションプログラムの実行中に、上記アプリケーション用データ記憶領域内のアプリケーション関連データを利用することにより電子マネー処理を行うことができる。このアプリケーション用データ記憶領域には、アプリケーション関連データとして電子マネーの残高データが書き込まれるため、この残高データを読み出すことにより、電子マネーの残高をディスプレイに表示することができる。
ところが、従来の携帯電話機では、上記電子マネーの残高データ等のアプリケーション関連データを利用するためには、そのアプリケーション関連データに対応するアプリケーションプログラムを起動する必要があり、不便であった。例えば、電子マネー用のアプリケーションプログラムを起動しないと、現在の電子マネーの残高を確認することができなかった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、アプリケーションプログラムを起動しなくても、そのアプリケーションプログラムの実行で保存されたアプリケーション関連データを確認することができる移動体通信端末を提供することである。
本発明に係る移動体通信端末は、移動体通信端末本体のプラットフォーム上に構築されたアプリケーション実行環境上でアプリケーションプログラムを実行可能な移動体通信端末であって、前記アプリケーション実行環境上で実行されるアプリケーションプログラムによって使用されるアプリケーション関連データを記憶するアプリケーション関連データ記憶手段が、前記移動体通信端末本体内のアプリケーションプログラム専用の集積回路装置に設けられ、前記移動体通信端末本体のプラットフォーム側から前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段にアクセスして前記アプリケーション関連データを読み出すためのデータアクセス情報を利用者情報と関連付けて記憶する本体プラットフォーム用記憶手段が、前記移動体通信端末本体のプラットフォームに設けられ、利用者ごとに固有の利用者情報が記憶された利用者情報保存用の記憶媒体を前記移動体通信端末本体に着脱自在に備え、前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに、前記本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に基づいて前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段にアクセスし、該実行されていないアプリケーションプログラムに対応するアプリケーション関連データを読み出し、該アプリケーション関連データを出力するように制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記移動体通信端末本体に装着されている利用者情報保存用の記憶媒体から利用者情報を読み出し、その利用者情報保存用の記憶媒体から読み出した利用者情報と、前記本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に関連付けて記憶されている利用者情報とが一致しない場合には、前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段に記憶されているアプリケーション関連データの出力を行わないように制御する。
この移動体通信端末では、アプリケーション実行環境上でアプリケーションプログラムが実行されていないときに、移動体通信端末本体のプラットフォーム側の制御手段が、本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に基づいて、プリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段にアクセスする。そして、上記実行されていないアプリケーションプログラムに対応するアプリケーション関連データが読み出され、その読み出されたアプリケーション関連データが出力される。この出力されたアプリケーション関連データにより、利用者は、アプリケーションプログラムが実行されていなくても、そのアプリケーション関連データを確認することができる。
また、この移動体通信端末では、利用者を切り換える場合には、アプリケーション関連データの保存を伴うアプリケーションプログラムを利用した利用者の利用者情報保存用の記憶媒体が取り外され、他の利用者の利用者情報保存用の記憶媒体が装着される。そして、その装着された利用者情報保存用の記憶媒体から読み出した利用者情報と、前記本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に関連付けて記憶されている利用者情報とが一致するか否かが判断される。ここで、両方の利用者情報が一致しない場合には、上記プリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段に記憶されているアプリケーション関連データの出力を行わないように制御することにより、上記切り換え前の利用者のときに保存されたアプリケーション関連データが、上記切り換え後の利用者に確認されてしまうのを防止することができる。
また、前記移動体通信端末において、前記制御手段は、前記本体プラットフォーム用記憶手段において前記データアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶領域の設定と、及び、そのアクセス情報記憶領域へのデータアクセス情報の書き込みを行うか否かの判断の少なくとも一方を、前記アプリケーションプログラムのプロパティ情報に基づいて行ってもよい。
前記移動体通信端末において、前記制御手段は、前記アプリケーション実行環境上で実行可能なアプリケーションプログラムを、通信ネットワークを介してサーバからダウンロードして登録するときに、その登録対象のアプリケーションプログラムに対応する前記データアクセス情報を前記サーバからダウンロードして前記本体プラットフォーム用記憶手段に保存するものであってもよい。
この移動体通信端末では、アプリケーションプログラムをダウンロードして登録するときに、その登録対象のアプリケーションプログラムに対応するデータアクセス情報がサーバから自動的にダウンロードされて本体プラットフォーム用記憶手段に保存されるため、利用者が当該データアクセス情報を個別にダウンロードして保存する移動体通信端末の操作が不要になる。
また、前記移動体通信端末において、前記データアクセス情報は、前記アプリケーション関連データ記憶手段において前記アプリケーション関連データが記憶される記憶領域を指定する記憶領域指定情報と、前記アプリケーションプログラムに対応するサービス名称と、該アプリケーション関連データの出力内容を補助する補助情報とを含むものであってもよい。
この移動体通信端末では、データアクセス情報に含まれる記憶領域指定情報で指定されたアプリケーション関連データ記憶手段内の所定の記憶領域にアクセスすることができる。また、アプリケーションプログラムに対応するサービス名称を、上記所定の記憶領域から読み出したアプリケーション関連データと一緒に出力することにより、出力しているアプリケーション関連データがどのアプリケーションプログラムに対応するデータであるかを利用者に示すことができる。また、上記所定の記憶領域から読み出したアプリケーション関連データと一緒に、そのアプリケーション関連データの出力内容を補助する補助情報を出力することにより、アプリケーション関連データの内容をより正確に利用者に示すことができる。
また、前記移動体通信端末において、前記制御手段は、前記アプリケーション関連データ及び前記データアクセス情報が記憶された前記アプリケーションプログラムが複数登録されている場合、該複数のアプリケーションプログラムそれぞれに対応する複数のアプリケーション関連データを、所定のキー操作に応じて順次出力するように制御するものであってもよい。
この移動体通信端末では、複数のアプリケーションプログラムそれぞれに対応する複数のアプリケーション関連データを、利用者の所定のキー操作に応じて順次出力することにより、複数のアプリケーション関連データを容易に確認できる。
また、前記移動体通信端末において、主表示手段の画面が視認可能に露出するように筐体が開かれた開状態と、該主表示手段の画面が視認不可能に覆われ且つ該主表示手段とは別に設けられた副表示手段の画面が視認可能に露出するように該筐体が閉じられた閉状態とを取り得るように、該筐体が構成され、前記制御手段は、前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに該アプリケーションプログラムに対応するアプリケーション関連データを前記副表示手段に表示するように制御するものであってもよい。
この移動体通信端末では、主表示手段の画面が視認不可能に覆われ且つ主表示手段とは別に設けられた副表示手段の画面が視認可能に露出するように筐体が閉じられた閉状態にあっても、副表示手段の画面上でアプリケーション関連データを見て確認できる。
また、前記移動体通信端末において、前記制御手段は、前記閉状態にあるときに外部に露出するように設けられたキー操作部が長押しされたときにのみ、前記アプリケーション関連データ記憶手段へのアクセス並びに前記アプリケーション関連データの読み出し及び出力を行うように制御するものであってもよい。
この移動体通信端末では、前記閉状態にあるときに外部に露出するキー操作部が長押しされたときにのみアプリケーション関連データが出力されるため、そのキー操作部に対して、アプリケーション関連データの出力を含む複数の動作それぞれを実行させるための複数のキー操作を割り当てることができる。
また、前記移動体通信端末において、前記アプリケーションプログラムは、電子マネー関連のアプリケーションプログラムであり、前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに表示する前記アプリケーション関連データは、前記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行で保存された電子マネーの残高データであってもよい。
この移動体通信端末では、利用者は、電子マネーの残高データを確認したい電子マネー関連のアプリケーションプログラムが実行されていなくても、その電子マネーの残高データを確認することができる。
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などが挙げられる。
また、上記移動体通信端末における処理及び制御は、これらに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
本発明によれば、アプリケーションプログラムを起動しなくても、そのアプリケーションプログラムの実行で保存されたアプリケーション関連データを表示して確認することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る移動体通信端末としての携帯電話機を用いることができる電子財布サービスシステムの一例を示す概略構成図である。この電子財布サービスシステムは、携帯電話機10を一種の財布のように使用できるサービスを提供するシステムであり、通信ネットワーク上に設けられた管理サーバ20や、各種施設や店舗等に設置された電子財布サービスの決済用端末装置であるリーダ/ライタ装置(以下、「R/W装置」という。)30等で構成されている。
上記管理サーバ20は、例えばWEB機能を具備したサーバで構成され、移動体通信ネットワークとしての携帯電話網40を介して携帯電話機10との間で通信可能に構成されている。この管理サーバ20と携帯電話機10との間の通信プロトコルとしては、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol )が用いられる。管理サーバ20は、電子財布サービスのアプリケーションプログラムの各機能について利用者の権限管理を実行する。また、管理サーバ20には、上記権限管理に必要な暗号処理やその暗号処理に用いる認証キー(暗号鍵)の管理を行う専用モジュールが設けられている。
上記R/W装置30は、各種施設や店舗等に設置された決済用端末装置であり、携帯電話機10と通信するための通信モジュール31を備えている。このR/W装置30としては、駅の改札ゲート装置のほか、バスなどの中にある運賃収受機や乗車口カード読み取り装置、駅やイベント会場等の発券装置、金融機関等の自動現金支払装置、店舗などのレジ装置、高速道路のETCの基地局などがある。携帯電話機10との間で所定の通信方式で無線通信する。この通信方式としては各種の方式を採用することができる。例えば、非接触ICカードを用いた非接触通信方式や、ブルートゥース(登録商標)・ETC等の電波を用いた近距離無線通信方式、赤外線を用いた通信方式、可視光を用いた通信方式等を採用することができる。データの転送には所定の通信プロコルが用いられ、その転送方式としては、シリアルデータ転送方式の他、多重転送方式、時分割転送方式等を採用することができる。また、R/W装置30は、例えば固定回線のネットワーク50を介して管理サーバ20と通信可能なパーソナルコンピュータ35が接続されている。管理サーバ20とパーソナルコンピュータ35との間の通信プロトコルとしては、例えばHTTPの他、FTPやTELNET、又は独自の通信プロトコルが用いられ、これらプロトコルを使用して各種データが送受される。このパーソナルコンピュータ35を介して、R/W装置30は、電子財布サービス関連のデータを管理サーバ20との間でやり取りすることができる。
なお、上記ネットワーク50には、適宜、携帯電話通信網40を利用するようにしてもよいし、他の通信回線ネットワークを利用するようにしてもよい。
上記携帯電話機10は、携帯電話通信網40の基地局41を介して、管理サーバ20と通信することができる。この携帯電話機10には、利用者が決済で使用可能なクレジットカード情報や実際の銀行口座から予め引き落とした貨幣情報が保管され、これらの電子財布関連の情報を管理するソフトウェアであるアプリケーションプログラムが組み込まれている。以下、アプリケーションプログラムは適宜「アプリケーション」と略し、上記電子財布関連の情報を管理するソフトウェアであるアプリケーションプログラムは、「電子財布アプリケーション」という。本実施形態では、この電子財布アプリケーションとして、JAVA(登録商標。以下同様。)やC++等のオブジェクト指向プログラミングで開発された、プラットフォームに依存しないアプリケーションプログラムを用いている。これらのアプリケーションプログラムは、ネットワーク上のサーバから適宜ダウンロードして携帯電話機10内に登録することができ、それらの中から利用者が選択して実行することができる。利用者が選択したアプリケーションプログラムは、携帯電話機10に構築されたJAVA実行環境やBREW(登録商標。以下同様。)実行環境上で実行される。
図2(a)及び(b)は携帯電話機10の一構成例を示す外観図であり、図3は、携帯電話機10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。この携帯電話機10は、ヒンジ部10cを中心にして互いに揺動可能な筺体の本体部10aと蓋部10bとから成るクラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機である。蓋部10bは、図2(a)に示すような本体部10aに設けられた第1のキー操作部の通常操作用のキー11〜17が操作可能な開状態と、図2(b)に示すような通常操作用のキー21〜27を覆った閉状態とをとり得るようになっている。
携帯電話機10は、図3に示すように主制御部110と無線通信部111とベースバンド処理部112と音入出力部113と表示部114と操作部115とを備える。また、携帯電話機10は、筺体の開状態と閉状態との変化を検知する状態変化検知手段としての開閉センサを備えている。
主制御部110は、MPU(Micro Processing Unit)、RAM、ROM等を備え、所定の基本OSやミドルウェア等のプログラムが実行されることにより、ベースバンド処理部112等の各部を制御したり、ソフトウェア構成上のネイティブプラットフォーム環境やアプリケーション実行環境を構築したりする。
無線通信部111は、例えばシンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網40の基地局41との間で無線通信するための高周波信号処理を実行する。
ベースバンド処理部112は、外部の移動体通信端末やサーバとの間で電話やデータ送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行する。このベースバンド処理部112と上記無線通信部111との間はD/A変換器やA/D変換器を介して接続されている。
音入出力部113は、マイク18、スピーカ20、音信号処理部等で構成されている。マイクから出力されるアナログの音声信号は、音信号処理部でデジタル信号に変換され、主制御部110やベースバンド処理部112等に送られる。スピーカは、音信号処理部でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。なお、スピーカは、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
表示部114は、LCD(液晶ディスプレイ)等からなる主表示手段としてのメインディスプレイ19及び副表示手段としてのサブディスプレイ22で構成され、主制御部110からの指令に基づいて各種画像を表示する。メインディスプレイ19は、蓋部10bの内面側に設けられ、サブディスプレイ22は、蓋部10bの背面側に設けられている。
操作部115は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)11、通話開始キー12、終話キー13、スクロールキー14、多機能キー15、ソフトキー16,17、サイドキー23等の複数のキーで構成されている。ソフトキー16,17は、携帯電話機で実行されるプログラムによって操作時の機能が定義されるキーである。これらの複数のキーのうち、本体部10a側の第1のキー操作部にあるキー11〜17が通常操作用のキーであり、蓋部10b側の第2のキー操作部としてのサイドキー23が閉時操作用のキーである。この操作部115は、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられる。
上記開閉センサは、蓋部10bの内面側のヒンジ部10cの近くに設けられた突起21aと、本体部10aの内面側のヒンジ部10cの近くに設けられた凹部21bと、その凹部21bの内部に設けられた突起感知スイッチによって構成されている。突起感知スイッチは、蓋部10bが開いているときオン状態又はオフ状態にあり、蓋部10bが閉じられて突起21aの先端で押圧されるとオン状態からオフ状態に又はオフ状態からオン状態に切り換る。クラムシェルが閉じて蓋部10bが閉状態になると、本体部10a側の通常操作用のキー11〜17が蓋部10bで覆われて操作できない状態になる。このときメインディスプレイ17は本体部10aで覆われて外部から視認できない閉状態になる。そして、この閉状態になると、突起21aが凹部21b内に入り込み、これが上記突起感知スイッチによって検知されることでクラムシェルが閉じたこと、すなわち蓋部10bが閉状態になったことが認識される。
なお、上記蓋部の開閉を検知する状態変化検知手段としては、上記構成の開閉センサに限定されるものではなく、他の構成の状態変化検知手段を用いてもよい。例えば、光の反射や透過を用いたセンサ等も用いることができる。
また、携帯電話機10は、電子財布サービスで用いられる電子マネー処理用の集積回路装置としての専用ICチップやICカードで構成された電子財布チップ部116を備えている。電子財布チップ部116は、前述のR/W装置30との間で、所定通信プロトコルによる通信を行うためのアンテナや無線通信回路を有している。
また、携帯電話機10は、GPS(Global Positioning System)部117、カメラ部118、センサー部119、電源供給部120、図示しない時計部等も備えている。
GPS部117は、GPS受信モジュールやGPSアンテナ等で構成され、地球の周りに配置されている複数のGPS衛星から電波を受信し、その受信結果に基づいて携帯電話機10が位置する緯度、経度及び高度のデータを算出する。
カメラ部118は、レンズや撮像デバイス等で構成され、人物や風景等を撮影する時に用いられる。撮像デバイスとしては、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOSカメラを用いることができる。
センサー部119は、加速度センサー及び/又は地磁気センサー等で構成されている。上記加速度センサーは、1軸の加速度センサーであっていいし、2軸や3軸等の複数軸の加速度センサーであってもよい。また、上記地磁気センサーも、1軸の地磁気センサーであっていいし、2軸や3軸等の複数軸の地磁気センサーであってもよい。このセンサー部119の出力に基づいて、携帯電話機10の位置、向き、姿勢及び動きを示すデータを算出することができる。また、センサー部119の出力に基づいて、所定高度における基準位置から利用者の携帯電話機10が移動したときの加速度データや地磁気データの時間変化の情報である履歴情報から、携帯電話機10が位置している高度、角度等を示すデータを算出することができる。
電源供給部120は、充電可能なバッテリー、バッテリーから各部に所定電圧の電力を供給する電力供給回路、バッテリーを充電する充電回路などを備えている。
時計部はクロック回路等で構成され、正確な日時を計数し、更新処理等のための時刻情報を生成する。
図4は、携帯電話機10のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯電話通信網40を介した電話やデータ通信等の携帯電話機10の基本的な動作は、ネイティブ130と呼ばれる電話機プラットフォーム(移動体通信端末本体のプラットフォーム)の実行環境上で実行される。このネイティブ130は、基本OSや、各種ミドルウェア、各種ドライバーソフト等で構成される。ミドルウェアとしては、電話処理ソフト、メールクライアント、メールブラウザ、HTTPクライアント、WWWブラウザ、アプリケーションマネージャ等のソフトが起動される。このネイティブ130内のドライバーソフトを介して、GPS部117におけるGPS制御ソフト131や、センサー部119におけるセンサー制御ソフト132等が実行される。
上記ネイティブ130上には、利用者からの起動指示があった場合など、必要に応じてJAVA等のアプリケーション実行環境(仮想マシン)140が構築される。このアプリケーション実行環境140上で、利用者によって登録され選択された、ゲーム151、位置情報サービス(LBS)152、電子財布153等の各種アプリケーションが実行される。
また、上記ネイティブ130上において、電子財布サービスを受けるためのセキュリティコントローラ135のソフトが実行される。このセキュリティコントローラ135は、電子財布アプリケーション153が実行されているアプリケーション実行環境140との間で、各種指令やデータを送受信する。また、セキュリティコントローラ135は、ネイティブ130内のHTTPクライアント130aや電子財布チップドライバ130bを介して、電子財布チップ部116との間で各種指令やデータを送受信する。これにより、電子財布チップ部116における電子財布チップ制御ソフト133が実行され、当該電子財布チップ制御ソフト133の実行により、電子財布チップ部116とR/W装置30との商品・サービスの取引や決済のための通信が制御される。また、電子財布チップ部116内のデータ記憶領域の管理や、それらのデータ記憶領域に対するデータの書き込みや読み出しなどが制御される。
更に、セキュリティコントローラ135は、アプリケーション実行環境140で実行される電子財布アプリケーション153の要求にしたがって、ネットワーク上の管理サーバ20との通信を制御し、電子財布サービスにおける決済などの処理に必要なデータの読み書きを実行する。
ここで、電子財布サービス用のプラットフォームは主に、ネイティブ130の一部(HTTPクライアント130a、電子財布チップドライバ130b)と、セキュリティコントローラ135と、アプリケーション実行環境140で実行される電子財布アプリケーション153と、電子財布チップ部116における電子財布チップ制御ソフト133とにより形成される。
図5は、アプリケーション実行環境(仮想マシン)140の構成の一例を示すブロック図である。このアプリケーション実行環境(仮想マシン)140は、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーション151,152,153,・・・に利用される、仮想マシン、クラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションの実行環境を管理する。
ここで、JAVA用の実行環境は、例えば、携帯電話機などの組み込み機器向けの機能セットであるJ2ME(JAVA 2 Micro Edition)の一つとして定義される想定実行環境CLDC(Connected Limited Device Configuration)と、仮想マシンとしてのKVM(K Virtual Machine)とを基本構成として構築することができる。
上記クラスライブラリは、所定の用途ごとにプロファイルと呼ばれる複数種類のクラスライブラリ群を構成している。この複数種類のプロファイルとしては、標準のクラスライブラリ群で構成されるMIDP(Mobile Information Device Profile)等の標準プロファイルと、電子財布アプリケーションやゲームアプリケーションなどの特定の用途に用いるクラスライブラリ群で構成される拡張プロファイルとがある。
上記アプリケーション実行環境140上で実行されるアプリケーションは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して、アプリケーション実行環境140内にある標準プロファイル及び拡張プロファイルの関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記アプリケーション実行環境140の実行環境管理ライブラリが持つ機能としては、携帯電話(移動局)管理機能、ユーザインターフェース機能、メディア管理機能、時間管理機能、タイマー機能、イベント制御機能、通信管理機能、描画管理機能、ストレージ管理機能、メモリ管理機能、サウンド機能等がある。これらの実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して、ネイティブ130内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用することができる。また、上記実行環境管理ライブラリは、セキュリティコントローラAPIを介して、セキュリティコントローラ135内のライブラリを呼び出して使用することができる。
また、ネイティブ130やセキュリティコントローラ135は、各種イベントが発生したとき、アプリケーション実行環境140を介してアプリケーション151,152,153,・・・に、その発生したイベントを通知することができる。
上記アプリケーション実行環境140上で実行可能なJAVAアプリケーションのうち、電子財布アプリケーション153は、プログラム関連情報としてのプロパティ情報であるJAD(Joint Application Design)ファイル内の記述で認識される。具体的には、JADファイルに電子財布アプリケーションであることを示す属性(例えば、「MIDxlet-Wallet Partition Number」)が記述されることで認識される。また、JADファイルに電子財布アプリケーションの属性を示すアプリケーションの存在がある場合には、MIDxlet-Resident(Default: N)属性を無視し、デフォルト扱いとされる。これにより、電子財布アプリケーションを常駐型アプリケーション、常駐継続型アプリケーションに設定できないようにしている。更に、携帯電話機10の常駐アプリケーション設定画面において、電子財布アプリケーションは設定対象として表示されない。
図6は、携帯電話機10における電子財布アプリケーションが保存されるアプリケーションプログラム記憶部136と、その電子財布アプリケーションで用いるアプリケーション関連データが保存されるアプリケーション関連データ記憶手段としてのアプリケーション関連データ記憶部137との関係の一例を示すブロック図である。
上記アプリケーションプログラム記憶部136は、ネイティブ130で制御管理される携帯電話機本体の内部メモリ(RAM、ROM等)に設定され、電子財布アプリケーションのプログラム本体のファイルやプロパティ情報のファイルが記憶される。例えば、電子財布アプリケーションがJAVAアプリケーションの場合には、プログラム本体のJAR(Java ARchive)ファイル及びプロパティ情報のJADファイルが記憶される。JADファイルには、必須の属性情報として、その電子財布アプリケーションがデータ記憶領域「エリア」を発行する「パーティション」の識別番号としてのシステムコードが記述される。また、JADファイルには、オプションの属性情報として、電子財布アプリケーションが発行するデータ記憶領域「エリア」の識別番号としてのサービスコード(エリアコード)及びエリアサイズや、電子財布アプリケーションが実行されていないときにアプリケーション関連データとしての残高データを表示するための後述の残高表示用情報も記述される。この残高表示用情報としては、例えば残高表示対象の電子財布アプリケーションに対応する記憶領域指定情報としてのサービスコード及びブロックNo、電子財布アプリケーションに対応する表示対象サービス名称、並びに残高データの補助情報としての残高の単位(「円」、「ドル」等)が記述される。この残高表示用情報(サービスコード、ブロックNo、表示対象サービス名称、単位)は、アプリケーションファイルのダウンロードして登録するときに、JADファイルから読み出され、後述の本体プラットフォーム用記憶手段としてのデータアクセス情報記憶部138に書き込まれる。
また、上記プロパティ情報のオプションの属性情報としては、パーティションの記録容量のサイズ(パーティションサイズ)やアプリケーションIDを記述してもよい。パーティションサイズは、生成したパーティションのサイズ(ブロック数)である。また、アプリケーションIDは、R/W装置30からのアプリケーション起動に使用されるアプリケーションの識別コードであり、アプリケーション提供者ごとに付与される。
一方、上記アプリケーション関連データ記憶部137は、電子財布チップ部(ICチップ)116の内部メモリ領域に設定される。このアプリケーション関連データ記憶部137は、セキュリティコントローラ135により、ネイティブ130の電子財布チップドライバ130bを介して制御管理される。このアプリケーション関連データ記憶部137は、システム用記憶領域137Sとユーザ登録用記憶領域137Uとを有する。システム用記憶領域137Sは、携帯電話機10に予め登録されているアプリケーションで用いるデータが記憶されるシステム登録アプリケーション用データ記憶領域(以下、「システム登録データ領域」という。)が設定されている。ユーザ登録用記憶領域137Uは、ユーザが登録するアプリケーションで用いるデータが記憶されるユーザ登録アプリケーション用データ記憶領域(以下、「ユーザ登録データ領域」という。)が設定される。
図6の例において、アプリケーションプログラム記憶部136には、複数の電子財布アプリケーションA,B,M,・・・が保存されている。これらのアプリケーションは、使用者の本人性が確認されたときのみ実行される認証型のアプリケーションであり、実体的な課金処理を行うアプリケーションである。図中の「X」や「Y」はそれぞれ、互いに異なる二つの電子マネー環境(電子マネー取扱事業者)を示している。「X 電子財布アプリケーションA(実行アプリケーション)」と、「Y 電子財布アプリケーションB(実行アプリケーション)」及び「Y 電子財布アプリケーションM(実行アプリケーション)」とは、電子マネー環境(電子マネー取扱事業者)が互いに異なる。
上記複数の電子財布アプリケーションのうち、電子財布アプリケーションA,Bは、携帯電話機10に予め組み込まれているシステム登録のアプリケーションである。また、電子財布アプリケーションMは、例えば、ユーザがネットワーク上の所定のサーバからダウンロードして登録したユーザ登録のアプリケーションである。
一方、アプリケーション関連データ記憶部137には、各電子財布アプリケーションに対応するアプリケーション関連データが記憶されるアプリケーションデータ記憶領域137A,137B,・・・,137M,・・・が、電子財布アプリケーションごとに設定されている。
ここで、上記システム登録の電子財布アプリケーションA,B,・・・に対応するシステム登録データ記憶領域137A,137B,・・・は、アプリケーション関連データ記憶部137のシステム用記憶領域137S内に設定される。一方、上記ユーザ登録の電子財布アプリケーションM,・・・に対応するユーザ登録データ記憶領域137M,・・・は、アプリケーション関連データ記憶部137のユーザ登録用記憶領域137U内に設定される。
上記システム登録データ記憶領域137A,137B,・・・及びユーザ登録データ記憶領域137M,・・・には、「領域A」、「領域B」、「その他」のように領域表示名が付けられている。ここで、ユーザ登録データ記憶領域137M,・・・については、システム登録データ記憶領域と容易に識別できるように、「その他」という領域表示名が設定されている。
また、各データ記憶領域の配下には、「ブロック」と呼ばれる実データの記憶領域が設けられている。この「ブロック」は、電子財布アプリケーションの操作により媒介される現金データの属性ごとに、その現金データの属性情報と、それに関連する情報とが保存されるファイルディレクトリである。
上記データ記憶領域の「ブロック」の一つ(例えば図中「ブロック1」)は、アプリケーション関連データ記憶手段として機能し、電子財布アプリケーションで使用されるアプリケーション関連データとしての残高データが書き込まれるファイルディレクトリである。また、この「ブロック」には、上記残高データのほか、電子財布アプリケーションのアプリケーション識別情報としてのサービスコードも書き込まれている。
本人認証に用いられる鍵情報は、管理サーバに保存してもよいし、アプリケーションデータ記憶領域(ブロック)やアプリケーションプログラム記憶領域に保存してもよい。
図7はデータアクセス情報記憶部138に記憶される各種データの一例を示す説明図である。このデータアクセス情報記憶部138は、ネイティブ130で制御管理される携帯電話機本体の本体プラットフォーム用記憶手段としての内部メモリ(RAM、ROM等)に設定され、電子財布アプリケーションが起動されていないときにアプリケーション関連データ記憶部137にアクセスし電子マネーの残高等のアプリケーション関連データを読み出すためのデータアクセス情報が保存される。このデータアクセス情報記憶部138に保存されたデータアクセス情報は、電子財布アプリケーションが起動されていないアプリケーション非実行時に読み出され、そのデータアクセス情報に基づいてアプリケーション関連データ記憶部137にアクセスし電子マネーの残高等のアプリケーション関連データが読み出される。読み出した電子マネーの残高等のアプリケーション関連データは、例えば表示部114のサブディスプレイ22に自動表示される。
上記データアクセス情報記憶部138には、携帯電話機10に登録されている複数の電子財布アプリケーションごとに、上記データアクセス情報が記憶される複数のアクセス情報記憶領域138A,138B,138Mが設定されている。各アクセス情報記憶領域138A,138B,138Mには、例えば電子財布アプリケーションがプリインストールされて登録されるときや、電子財布アプリケーションがダウンロードされて登録されるときにデータアクセス情報が書き込まれる。なお、アクセス情報記憶領域の設定やデータアクセス情報の書き込みは、携帯電話機10に登録されている複数の電子財布アプリケーションのすべてについて行ってもよいし、それら複数の電子財布アプリケーションの一部について行ってもよい。例えば、電子財布アプリケーションプログラムを供給するコンテンツ供給者側が指定した電子財布アプリケーションついてのみ、上記アクセス情報記憶領域の設定やデータアクセス情報の書き込みを行ってもよい。また、電子財布アプリケーションを使用する携帯電話機10の利用者が指定した電子財布アプリケーションついてのみ、上記アクセス情報記憶領域の設定やデータアクセス情報の書き込みを行ってもよい。
上記データアクセス情報としては、例えば電子財布アプリケーションが利用する電子財布システムを識別するためのシステムコード、電子財布アプリケーションを識別するためのサービスコード(エリアコード)、残高等のアプリケーション関連データが記憶されているブロックを識別するためのブロックNo、表示対象サービス名称、残高の単位(例えば「円」、「US$」)等が書き込まれる。これらのデータアクセス情報のうちシステムコード、サービスコード(エリアコード)及びブロックNoは、アプリケーション関連データとしての残高データが記憶されている電子財布チップ部(ICチップ)116内の記憶領域を指定する記憶領域指定情報として用いられる。
ここで、携帯電話機10の筺体が閉られた待受け状態にあるときに所定のキー操作(例えばサイドキー23の長押し操作)が行われると、主制御部110は、データアクセス情報記憶部138の最初のアクセス情報記憶領域138Aにある電子財布アプリケーションAのデータアクセス情報が読み出される。そして、主制御部110は、読み出されたデータアクセス情報に基づいて、アプリケーション関連データ記憶部137の電子財布アプリケーションAに対応するアプリケーションデータ記憶領域137Aにアクセスし、電子財布アプリケーションAの残高データを読み出す。読み出された残高データは、アクセス情報記憶領域138Aから読み出されたサービス名称及び単位とともに、表示部114のサブディスプレイ22に表示される。さらに、所定のキー操作(例えばサイドキー23の長押し操作)が行われると、電子財布アプリケーションB及び電子財布アプリケーションMについて、上記残高データの読み出し及び表示が行われる。
図8は、上記構成の携帯電話機において電子財布アプリケーションを登録するときの制御の一例を示すフローチャートである。まず、主制御部110は、コンテンツ供給者のサーバからのダウンロード等で取得された電子財布アプリケーションを登録する操作を受け付けると(S101)、その電子財布アプリケーションのプログラム本体及びプロパティ情報のファイルをアプリケーションプログラム記憶部136に保存する(S102)。
次に、主制御部110は、電子財布アプリケーションのプロパティ情報に基づいて、当該電子財布アプリケーションの非実行時における残高データの表示を許容するか否かを判断する(S103)。この残高データの表示を許容するか否かは、例えばJAVAアプリケーションの場合、プロパティ情報が書き込まれるJADファイルに所定の属性「MIDlet-Wallet View」が存在するか否かによって判断される。「MIDlet-Wallet View」が存在する場合は、上記残高データの表示を許容すると判断する。
次に、主制御部110は、上記残高データの表示を許容すると判断した場合は、電子財布アプリケーションのプロパティ情報から、当該電子財布アプリケーションが起動されていないときにアプリケーション関連データ記憶部137にアクセスし電子マネーの残高等のアプリケーション関連データを読み出すためのデータアクセス情報が読み出される(S104)。例えば、JAVAアプリケーションの場合、上記JADファイルの所定の属性「MIDlet-Wallet View」に書き込まれているシステムコード、サービスコード(エリアコード)、ブロックNo、表示対象サービス名称、および残高の単位が読み出される。これらの読み出されたデータアクセス情報は、上記データアクセス情報記憶部138の空いているアクセス情報記憶領域に保存される(S105)。
なお、登録対象の電子財布アプリケーションが複数存在する場合(S106でYes)は、上記ステップS102〜S105が繰り返される。
図9は、上記構成の携帯電話機において登録済みの電子財布アプリケーションに対する残高を表示するときの制御の一例を示すフローチャートである。
まず、主制御部110は、電子財布アプリケーションが実行されていない前述の図2(b)示すように筺体が閉じられた状態で、所定のキー操作として例えばサイドキー23の長押しを検知して受け付けると(S201)、データアクセス情報記憶部138の先頭のアクセス情報記憶領域にアクセスし、そのアクセス情報記憶領域からデータアクセス情報を読み出す(S202)。例えば、前述のシステムコード、サービスコード(エリアコード)、ブロックNo、表示対象サービス名称、および残高の単位を読み出す。
次に、主制御部110は、データアクセス情報記憶部138から読み出したデータアクセス情報に基づき、電子財布チップ部(ICチップ)116にアクセスし(S203)、データアクセス情報で指定されたアプリケーション関連データ記憶部137の所定のデータ領域から、当該電子財布アプリケーションのアプリケーション関連データである現在の残高データを読み出す(S204)。例えば、データアクセス情報内のサービスコード(エリアコード)と、電子財布チップ部(ICチップ)116内のアプリケーション関連データ記憶部137に書き込まれているサービスコード(エリアコード)とを照合し、両者が一致する残高データを読み出す。

次に、主制御部110は、データアクセス情報記憶部138から読み出した残高データを、上記データアクセス情報記憶部138から読み出した表示対象サービス名称、および残高の単位のデータとともにサブディスプレイ22に表示するように、表示部114を制御する(S205)。例えば、図10(a)に示すように、表示対象サービス名称「AAA」と、残高データ「7,777」と、その単位「円」とを、サブディスプレイ22の画面に表示するように制御する。
次に、主制御部110は、所定のキー操作として例えばサイドキー23の長押しをさらに検知して受け付けると(S206)、次の残高表示対象の電子財布アプリケーションがあるか否かを判断する(S207)。ここで、次の残高表示対象の電子財布アプリケーションがある場合には、上記ステップS202〜S205が繰り返されて残高が表示される。例えば、図10(b)に示すように、次の残高表示対象の電子財布アプリケーションについて、表示対象サービス名称「BBB」と、残高データ「540」と、その単位「Pt」とを表示するように制御する。
なお、上記図9の残高表示の制御例では、残高表示対象の電子財布アプリケーションが複数ある場合に所定のキー操作に基づいて次の電子財布アプリケーションの残高を順次表示するように制御しているが、キー操作によらずにタイマーを用いて所定の時間が経過するたびに複数の電子財布アプリケーションの残高を順次表示するように制御してもよい。
以上、本実施形態によれば、電子財布アプリケーションを起動しなくても、所定のキー操作(例えばサイドキー23を長押し)により、その電子財布アプリケーションの実行で保存された残高データをサブディスプレイ22に表示して確認することができる。
また、本実施形態によれば、アプリケーションプログラムをダウンロードして登録するときに、その登録対象のアプリケーションプログラムに対応するデータアクセス情報をサーバから自動的にダウンロードされてデータアクセス情報記憶部138に保存されるため、利用者が当該データアクセス情報を個別にダウンロードして保存する操作が不要になる。
また、本実施形態によれば、上記システムコード、サービスコード(エリアコード)及びブロックNo等のデータアクセス情報(記憶領域指定情報)を参照することにより、そのデータアクセス情報(記憶領域指定情報)で指定される電子財布チップ部(ICチップ)116内の所定の記憶領域から、所望の電子財布アプリケーションの残高データを読み出し表示することができる。
また、本実施形態によれば、残高表示対象の電子財布アプリケーションが複数登録されている場合に、各電子財布アプリケーションに対応する複数の残高データを、利用者の所定のキー操作(例えばサイドキー23の長押し)に応じて順次出力することにより、各残高データを容易に確認できる。
また、本実施形態によれば、メインディスプレイ19の画面が視認不可能に覆われ且つメインディスプレイ19とは別に設けられたサブディスプレイ22の画面が視認可能に露出するように筐体が閉じられた閉状態にあっても、サブディスプレイ22の画面上で残高データを表示して確認できる。
なお、上記実施形態の携帯電話機は、利用者ごとに固有の利用者情報を記憶した利用者情報保存用の記憶媒体として例えばUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カードを着脱自在に備えるものであってもよい。この携帯電話機の場合、主制御部110は、装着されたUSIMカードから読み出した利用者情報と、アプリケーション関連データ記憶部137内の残高データ又はデータアクセス情報記憶部138内のデータアクセス情報に関連付けて記憶されている利用者情報とが一致するか否かを判断する。そして、両利用者情報が一致しない場合には、前述のサイドキー23の長押し等の所定のキー操作があっても残高データを表示しないように制御する。
この携帯電話機において利用者を切り換える場合には、残高データの保存を伴う電子財布アプリケーションを起動して利用した利用者のUSIMカードが取り外され、他の利用者のUSIMカードが装着される。そして、その装着されたUSIMカードから読み出した利用者情報と、アプリケーション関連データ記憶部137内の残高データ又はデータアクセス情報記憶部138内のデータアクセス情報に関連付けて記憶されている利用者情報とが一致するか否かが判断される。ここで、両方の利用者情報が一致しない場合には、上記切り換え後の利用者によって残高データの表示指示があったとしても残高データを出力しないように制御することにより、上記切り換え前の利用者のときに保存された残高データが、上記切り換え後の利用者に確認されてしまうのを防止することができる。
また、上記実施形態においては、携帯電話機10を例に挙げて説明したが、本発明は、他の移動体通信端末についても同様に適用できるものである。
また、本発明は、残高データ以外のアプリケーション関連データを表示する場合にも同様に適用できるものである。例えば、本発明は、ゲームアプリケーションを起動しない状態で、そのゲームの最新スコアを表示する場合にも同様に適用できる。
また、上記アプリケーション非実行時におけるアプリケーション関連データの出力は、ディスプレイへの表示でなくもよい。例えば、アプリケーション関連データを音声で出力してもよい。
本発明の実施形態に係る携帯電話機を用いることができる電子財布サービスシステムの概略構成図。 (a)及び(b)は携帯電話機の一構成例を示す外観図。 携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 携帯電話機のソフトウェア構成の一例を示すブロック図。 アプリケーション実行環境の構成の一例を示すブロック図。 アプリケーションプログラム記憶部とアプリケーション関連データ記憶部との関係の一例を示すブロック図。 データアクセス情報記憶部に記憶される各種データの一例を示す説明図。 電子財布アプリケーションを登録するときの制御の一例を示すフローチャート。 登録済みの電子財布アプリケーションに対する残高を表示するときの制御の一例を示すフローチャート。 (a)及び(b)はサブディスプレイの画面に表示した残高の表示例を示す説明図。
符号の説明
10 携帯電話機
19 メインディスプレイ
22 サブディスプレイ
23 サイドキー
110 主制御部
114 表示部
116 電子財布チップ部
136 アプリケーションプログラム記憶部
137 アプリケーション関連データ記憶部
138 データアクセス情報記憶部

Claims (8)

  1. 移動体通信端末本体のプラットフォーム上に構築されたアプリケーション実行環境上でアプリケーションプログラムを実行可能な移動体通信端末であって、
    前記アプリケーション実行環境上で実行されるアプリケーションプログラムによって使用されるアプリケーション関連データを記憶するアプリケーション関連データ記憶手段が、前記移動体通信端末本体内のアプリケーションプログラム専用の集積回路装置に設けられ、
    前記移動体通信端末本体のプラットフォーム側から前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段にアクセスして前記アプリケーション関連データを読み出すためのデータアクセス情報を利用者情報と関連付けて記憶する本体プラットフォーム用記憶手段が、前記移動体通信端末本体のプラットフォームに設けられ、
    利用者ごとに固有の利用者情報が記憶された利用者情報保存用の記憶媒体を前記移動体通信端末本体に着脱自在に備え、
    前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに、前記本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に基づいて前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段にアクセスし、該実行されていないアプリケーションプログラムに対応するアプリケーション関連データを読み出し、該アプリケーション関連データを出力するように制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記移動体通信端末本体に装着されている利用者情報保存用の記憶媒体から利用者情報を読み出し、その利用者情報保存用の記憶媒体から読み出した利用者情報と、前記本体プラットフォーム用記憶手段から読み出されたデータアクセス情報に関連付けて記憶されている利用者情報とが一致しない場合には、前記アプリケーションプログラム専用の集積回路装置内のアプリケーション関連データ記憶手段に記憶されているアプリケーション関連データの出力を行わないように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    前記制御手段は、前記本体プラットフォーム用記憶手段において前記データアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶領域の設定、及び、そのアクセス情報記憶領域へのデータアクセス情報の書き込みを行うか否かの判断の少なくとも一方を、前記アプリケーションプログラムのプロパティ情報に基づいて行うことを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項1又は2の移動体通信端末において、
    前記制御手段は、前記アプリケーション実行環境上で実行可能なアプリケーションプログラムを、通信ネットワークを介してサーバからダウンロードして登録するときに、その登録対象のアプリケーションプログラムに対応する前記データアクセス情報を前記サーバからダウンロードして前記本体プラットフォーム用記憶手段に保存することを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    前記データアクセス情報は、前記アプリケーション関連データ記憶手段において前記アプリケーション関連データが記憶される記憶領域を指定する記憶領域指定情報と、前記アプリケーションプログラムに対応するサービス名称と、該アプリケーション関連データの出力内容を補助する補助情報とを含むことを特徴とする移動体通信端末。
  5. 請求項1、2、3又は4の移動体通信端末において、
    前記制御手段は、前記アプリケーション関連データ及び前記データアクセス情報が記憶された前記アプリケーションプログラムが複数登録されている場合、該複数のアプリケーションプログラムそれぞれに対応する複数のアプリケーション関連データを、所定のキー操作に応じて順次出力するように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  6. 請求項1、2、3、4又は5の移動体通信端末において、
    主表示手段の画面が視認可能に露出するように筐体が開かれた開状態と、該主表示手段の画面が視認不可能に覆われ且つ該主表示手段とは別に設けられた副表示手段の画面が視認可能に露出するように該筐体が閉じられた閉状態とを取り得るように、該筐体が構成され、
    前記制御手段は、前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに該アプリケーションプログラムに対応するアプリケーション関連データを前記副表示手段に表示するように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6の移動体通信端末において、
    前記制御手段は、前記閉状態にあるときに外部に露出するように設けられたキー操作部が長押しされたときにのみ、前記アプリケーション関連データ記憶手段へのアクセス並びに前記アプリケーション関連データの読み出し及び出力を行うように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7の移動体通信端末において、
    前記アプリケーションプログラムは、電子マネー関連のアプリケーションプログラムであり、
    前記アプリケーションプログラムが実行されていないときに出力する前記アプリケーション関連データは、前記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行で保存された電子マネーの残高データであることを特徴とする移動体通信端末。
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