JP4425851B2 - 移動体通信端末 - Google Patents
移動体通信端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4425851B2 JP4425851B2 JP2005326004A JP2005326004A JP4425851B2 JP 4425851 B2 JP4425851 B2 JP 4425851B2 JP 2005326004 A JP2005326004 A JP 2005326004A JP 2005326004 A JP2005326004 A JP 2005326004A JP 4425851 B2 JP4425851 B2 JP 4425851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- application program
- electronic money
- incoming call
- application
- related application
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
ところが、上記ロックのための電話等の着信を受けているときに上記電子マネー用のアプリケーションプログラムが実行されていると、そのアプリケーションプログラムの実行が優先されて電子マネーサービス機能をロックできないおそれがある。
この移動体通信端末では、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中に着信を受けたときには、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行を強制的に一時停止する。このように電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行を一時停止することにより、電子マネーサービス機能を停止させることができるので、その移動体通信端末上での電子マネーサービス機能を強制的に使用不能にする電子マネーサービス機能のロックを確実に行うことができる。従って、電子マネー用のアプリケーションプログラムの実行中であっても、外部からの着信による電子マネーサービス機能のロックを確実に行うことができる。
また、この移動体通信端末では、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを一時停止したときに、上記電子マネー処理用の集積回路装置への電源供給を維持しておくことにより、電子マネー処理用の集積回路装置のパワーエージングが維持される。このようにパワーエージングが維持されることにより、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを一時停止した待機状態に電子マネー処理用の集積回路装置を動作させる外部からの無線呼出しがあったときに、その外部からの無線呼出しに即答することができ、電子マネー処理用の集積回路装置を用いた電子マネーサービス機能を即座に再開することができる。
この移動体通信端末では、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するという操作を行うだけで、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について着信優先動作モードに自動設定される。従って、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について着信動作モード設定のためのユーザの操作が不要になる。
この移動体通信端末では、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行が終了したときに、上記事前の着信動作モードの設定に戻るので、電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムについては、上記事前の着信動作モードの設定が維持される。従って、電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムでは上記事前の着信動作モードの再設定が不要になる。
この移動体通信端末では、電子マネー関連のアプリケーションプログラムを強制的に一時停止したときに、電子マネー関連のアプリケーションプログラムから電子マネー処理用の集積回路装置への論理的な接続が開いている場合には、その論理的な接続を閉じる。これにより、電子マネー処理用の集積回路装置に対する論理的な接続が開いている状態で電子マネー関連のアプリケーションプログラムが停止するという不安定な動作状態に陥らないようになる。
この移動体通信端末では、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動が指示されたときに、電子マネー関連のアプリケーションプログラムに基づく動作が可能な電子マネーサービス機能のロックが有効になっているか否かを確認する。この電子マネーサービス機能のロックが有効になっている場合には、ロックを解除するか否かを問い合せるメッセージを出力することにより、電子マネーサービス機能のロックの有無の確認とそのロックの解除指示とを利用者が容易に行うことができるようになる。
なお、上記電子マネーサービス機能の「ロック」は、例えば移動体通信端末の本体側から電子マネー処理用の集積回路装置への電源の供給を絶つことにより実現することができる。また、上記「ロック」は、移動体通信端末の制御により電子マネー処理用の集積回路装置の動作設定を変更することで実現することもできる。
この移動体通信端末では、上記出力されたメッセージを確認した利用者により電子マネーサービス機能のロックの解除が指示されたとき、利用者の認証処理を実行する。ここで、利用者の認証結果に基づいて電子マネーサービス機能のロック解除不可と判定された場合には、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動を中止することにより、電子マネーサービス機能の不正利用を防止することができる。
この移動体通信端末では、待受け状態以外で上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を受信したとき出力されるメッセージにより、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信したことを利用者に知らせることができる。また、上記メッセージにより、外部装置からの起動要求に応じて電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するか否かの指示を利用者に促すことができる。
この移動体通信端末では、上記起動要求に対応する電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動が指示されたときのみ、その電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動することにより、不用意に外部装置と通信を行って電子マネー関連のアプリケーションプログラムが起動するのを防止できる。
この移動体通信端末では、待受け状態で上記電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムの一時停止中に、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を受信したとき出力されるメッセージにより、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信したことを利用者に知らせることができる。また、上記メッセージにより、外部装置からの電子マネー関連のアプリケーションプログラム起動要求に応じて一時停止中のアプリケーションプログラムを終了するか否かの指示を、利用者に促すことができる。
この移動体通信端末では、待受け状態で上記電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外の常駐型の他のアプリケーションプログラムの実行中に、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を受信したとき出力されるメッセージにより、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信したことを利用者に知らせることができる。また、上記メッセージにより、外部装置からの電子マネー関連のアプリケーションプログラム起動要求に応じて実行中の常駐型アプリケーションプログラムを終了するか否かの指示を、利用者に促すことができる。
この移動体通信端末では、上記他のアプリケーションプログラムの終了が指示されたときのみ、他のアプリケーションプログラムを終了した後、上記起動要求に対応する電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動することにより、不用意に外部装置と通信を行って電子マネー関連のアプリケーションプログラムが起動するのを防止できる。また、利用者が認知しない状況で実行中のアプリケーションプログラムが突然終了して上記起動要求に対応する電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するということがなく、利用者に不快感を与えることがない。
また、上記移動体通信端末における処理及び制御は、これらに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
特に、請求項1の発明によれば、電子マネー関連のアプリケーションプログラムを一時停止した待機状態に電子マネー処理用の集積回路装置を動作させる外部からの無線呼出しがあったときに、その外部からの無線呼出しに即答することができ、電子マネー処理用の集積回路装置を用いた電子マネーサービス機能を即座に再開することができるという効果がある。
特に、請求項2の発明によれば、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について着信動作モード設定のためのユーザの操作が不要になるという効果がある。
特に、請求項3の発明によれば、電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムに適用される上記事前の着信動作モードの再設定が不要になるという効果がある。
特に、請求項4の発明によれば、電子マネー処理用の集積回路装置に対する論理的な接続が開いている状態で電子マネー関連のアプリケーションプログラムが停止するという不安定な動作状態に陥るのを防止できるという効果がある。
特に、請求項5の発明によれば、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信したことを利用者に知らせることができるとともに、外部装置からの電子マネー関連のアプリケーションプログラム起動要求に応じて一時停止中のアプリケーションプログラムを終了するか否かの指示を、利用者に促すことができるという効果がある。
特に、請求項6の発明によれば、電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信したことを利用者に知らせることができるとともに、外部装置からの電子マネー関連のアプリケーションプログラム起動要求に応じて実行中の常駐型アプリケーションプログラムを終了するか否かの指示を、利用者に促すことができるという効果がある。
特に、請求項7の発明によれば、不用意に外部装置と通信を行って電子マネー関連のアプリケーションプログラムが起動するのを防止できる。しかも、利用者が認知しない状況で実行中のアプリケーションプログラムが突然終了して上記起動要求に対応する電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するということがなく、利用者に不快感を与えることがないという効果がある。
図1は本実施形態に係る移動体通信端末としての携帯電話機を用いることができる電子財布サービスシステムの一例を示す概略構成図である。この電子財布サービスシステムは、携帯電話機10を一種の財布のように使用できるサービスを提供するシステムであり、通信ネットワーク上に設けられた管理サーバ20や、各種施設や店舗等に設置された電子財布サービスの決済用端末装置であるリーダ/ライタ装置(以下、「R/W装置」という。)30等で構成されている。
なお、上記ネットワーク50には、適宜、携帯電話通信網40を利用するようにしてもよいし、他の通信回線ネットワークを利用するようにしてもよい。
主制御部110は、MPU(Micro Processing Unit)、RAM、ROM等を備え、所定の基本OSやミドルウェア等のプログラムが実行されることにより、ベースバンド処理部112等の各部を制御したり、ソフトウェア構成上のネイティブプラットフォーム環境やアプリケーション実行環境を構築したりする。
無線通信部111は、例えばシンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網40の基地局41との間で無線通信するための高周波信号処理を実行する。
ベースバンド処理部112は、外部の移動体通信端末やサーバとの間で電話やデータ送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行する。このベースバンド処理部112と上記無線通信部111との間はD/A変換器やA/D変換器を介して接続されている。
音入出力部113は、マイク、スピーカ、音信号処理部等で構成されている。マイクから出力されるアナログの音声信号は、音信号処理部でデジタル信号に変換され、主制御部110やベースバンド処理部112等に送られる。スピーカは、音信号処理部でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。なお、スピーカは、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
表示部114は、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成され、主制御部110からの指令に基づいて各種画像を表示する。
操作部115は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)、通話開始キー、終話キー、スクロールキー、多機能キー等の複数のキーで構成されている。この操作部115は、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられる。
GPS部117は、GPS受信モジュールやGPSアンテナ等で構成され、地球の周りに配置されている複数のGPS衛星から電波を受信し、その受信結果に基づいて携帯電話機10が位置する緯度、経度及び高度のデータを算出する。
カメラ部118は、レンズや撮像デバイス等で構成され、人物や風景等を撮影する時に用いられる。撮像デバイスとしては、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOSカメラを用いることができる。
センサー部119は、加速度センサー及び/又は地磁気センサー等で構成されている。上記加速度センサーは、1軸の加速度センサーであっていいし、2軸や3軸等の複数軸の加速度センサーであってもよい。また、上記地磁気センサーも、1軸の地磁気センサーであっていいし、2軸や3軸等の複数軸の地磁気センサーであってもよい。このセンサー部119の出力に基づいて、携帯電話機10の位置、向き、姿勢及び動きを示すデータを算出することができる。また、センサー部119の出力に基づいて、所定高度における基準位置から利用者の携帯電話機10が移動したときの加速度データや地磁気データの時間変化の情報である履歴情報から、携帯電話機10が位置している高度、角度等を示すデータを算出することができる。
電源供給部120は、充電可能なバッテリー、バッテリーから各部に所定電圧の電力を供給する電力供給回路、バッテリーを充電する充電回路などを備えている。
時計部はクロック回路等で構成され、正確な日時を計数し、更新処理等のための時刻情報を生成する。
更に、セキュリティコントローラ135は、アプリケーション実行環境140で実行される電子財布アプリケーション153の要求にしたがって、ネットワーク上の管理サーバ20との通信を制御し、電子財布サービスにおける決済などの処理に必要なデータの読み書きを実行する。
上記クラスライブラリは、所定の用途ごとにプロファイルと呼ばれる複数種類のクラスライブラリ群を構成している。この複数種類のプロファイルとしては、標準のクラスライブラリ群で構成されるMIDP(Mobile Information Device Profile)等の標準プロファイルと、電子財布アプリケーションやゲームアプリケーションなどの特定の用途に用いるクラスライブラリ群で構成される拡張プロファイルとがある。
上記アプリケーション実行環境140上で実行されるアプリケーションは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して、アプリケーション実行環境140内にある標準プロファイル及び拡張プロファイルの関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
一方、上記データ記憶部137は、電子財布チップ部(ICチップ)116の内部メモリ領域に設定される。このデータ記憶部137は、セキュリティコントローラ135により、ネイティブ130の電子財布チップドライバ130bを介して制御管理される。このデータ記憶部137は、システム用記憶領域137Sとユーザ登録用記憶領域137Uとを有する。システム用記憶領域137Sは、携帯電話機10に予め登録されているアプリケーションで用いるデータが記憶されるシステム登録アプリケーション用データ記憶領域(以下、「システム登録データ領域」という。)が設定されている。ユーザ登録用記憶領域137Uは、ユーザが登録するアプリケーションで用いるデータが記憶されるユーザ登録アプリケーション用データ記憶領域(以下、「ユーザ登録データ領域」という。)が設定される。
上記複数の電子財布アプリケーションのうち、電子財布アプリケーションA,Bは、携帯電話機10に予め組み込まれているシステム登録のアプリケーションである。また、電子財布アプリケーションMは、例えば、ユーザがネットワーク上の所定のサーバからダウンロードして登録したユーザ登録のアプリケーションである。
また、各データ記憶領域の配下には、「ブロック」と呼ばれる実データの記憶領域が設けられている。この「ブロック」は、電子財布アプリケーションの操作により媒介される現金データの属性ごとに、その現金データの属性情報と、それに関連する情報とが保存されるファイルディレクトリである。
本人認証に用いられる鍵情報は、管理サーバに保存してもいいし、データ記憶領域(ブロック)に保存してもいいし、また、アプリケーションプログラム記憶領域に保存してもよい。
また、オプションの属性情報としては、パーティションの記録容量のサイズ(パーティションサイズ)やアプリケーションIDも記述される。パーティションサイズは、生成したパーティションのサイズ(ブロック数)である。また、アプリケーションIDは、R/W装置30からのアプリケーション起動に使用されるアプリケーションの識別コードであり、アプリケーション提供者ごとに付与される。
また、ユーザ登録の電子財布アプリケーションMは、ユーザ登録用記憶領域137Uにある「パーティション10」内の「その他」に対して、データの読み出し及び書き込みができる。
携帯電話機10のメインメニュー画面でデータフォルダーを選択すると、アプリケーションライブラリや、電子財布機能を利用するためのM−コマースライブラリ等が表示される。電子財布アプリケーションは、アプリケーションライブラリのほかM−コマースライブラリにも表示される。電子財布アプリケーションの表示及びリストを操作した場合の振る舞いは、ゲーム等の他のアプリケーションの場合と同様である。
また、上記メニュー画面171上で、「他のM−コマース」を選択し、「オプション」の「選択」を選択したり、多機能キーを示す「◎」を選択したりすると、WEBブラウザが起動し、M−コマースのポータルサイトにアクセスする。
また、上記メニュー画面171上で、特定の電子財布アプリケーション(図の例では「電子財布アプリ1」)を選択し、「オプション」の「削除」を選択すると、その選択した電子財布アプリケーションの削除実行をユーザに問い合せる画面が表示される。そして、この問い合せ画面で、ユーザが「Yes」を選択すると、上記選択した電子財布アプリケーションの削除処理が実行される。一方、ユーザが「No」を選択すると、M−コマースのメニュー画面171に戻る。このM−コマースのメニュー画面171に戻る際に、「削除を中止しますか?」といったポップアップを表示してもよい。
利用者が携帯電話機10のメインメニュー画面で「設定」を選択すると、電子財布機能の設定を行うためのM−コマース設定画面173が表示される。このM−コマース設定画面173で、「ICカードステータス」以外を選択すると、ユーザ認証画面174が表示される。このユーザ認証画面174で所定の暗証番号を入力して「OK」を選択すると、M−コマース設定画面173で設定された機能が実行される。なお、ユーザ認証の方法としては、暗証番号の入力のほか、指紋や静脈パターン、顔認証等身体的特徴を判定する手段等を用いた生体認証を用いてもよい。
次に、電子財布アプリケーションのプロパティ情報に基づいて、登録対象の電子財布アプリケーションに対応するユーザ登録データ記憶領域を設定するか否かを判定する(S3)。
ここで、上記ユーザ登録データ記憶領域を設定すると判定された場合には、図5のデータ記憶部137におけるユーザ登録用記憶領域137Uに、ユーザ登録データ記憶領域「その他」を設定する(S4)。
まず、ユーザの操作により、指定の電子財布アプリケーションの起動指示を受け付けると(S101)、電子財布サービス機能のロックが有効か否かチェックされる(S102)。ここで、電子財布サービス機能のロックが有効でない場合、すなわち電子財布サービス機能がロックされていない場合は、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、上記指定の電子財布アプリケーションの実行中について上記着信優先動作モードが設定され、その電子財布アプリケーションが起動される(S106、S107)。
(1)待受け画面以外の場合
(2)待受け画面で且つ電子財布アプリケーション以外のアプリケーションが一時停止中の場合
(3)常駐設定された電子財布アプリケーション以外のアプリケーションが実行中の場合
なお、上記待受け画面で電子財布アプリケーション以外のアプリケーションが一時停止中でもなく(S305判定でのNo)、常駐型のアプリケーションの実行中でもない場合(S310判定でのNo)は、上記指定の電子財布アプリケーションを起動する(S308)。
一方、アプリケーション自動起動の設定がONになっている場合(Yes)は、上記アプリケーション識別IDに基づいて、上記指定のアプリケーションがインストールされているか否かが確認される。上記指定のアプリケーションがインストールされていない場合(No)は、所定のメッセージ(例えば「電子財布アプリケーションが存在しません。」というメッセージ)を表示し、電子財布アプリケーションを起動しないで終了する。上記指定のアプリケーションがインストールされている場合(Yes)は、指定の電子財布アプリケーションを起動し、所定の電子財布サービス機能が利用できるようにする(S406)。この場合、アプリケーション実行環境140のアプリケーションマネージャは、起動した電子財布アプリケーションが終了するまで、アプリケーション起動パラメータを保持し続け、電子財布アプリケーションから規定のAPIで呼び出された際はアプリケーション起動パラメータの情報を通知する。
また、本実施形態によれば、電子財布アプリケーションを起動するという操作を行うだけで、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、電子財布アプリケーションの実行中について着信優先動作モードに自動設定される。従って、電子財布アプリケーションの実行中について着信動作モード設定のためのユーザの操作が不要になる。
また、本実施形態によれば、電子財布アプリケーションの実行が終了したときに、上記事前の着信動作モードの設定に戻るので、電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムについては、上記事前の着信動作モードの設定が維持される。従って、電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムに適用される上記事前の着信動作モードの再設定が不要になる。
特に、本実施形態によれば、電子財布アプリケーションを強制的に一時停止したときに、電子財布アプリケーションから電子財布チップ部116への論理的な接続が開いている場合には、その論理的な接続を閉じている。これにより、電子財布チップ部116に対する論理的な接続が開いている状態で電子マネー関連のアプリケーションプログラムが停止するという不安定な動作状態に陥るのを防止できる。
また、本実施形態によれば、上記出力されたメッセージを確認した利用者により電子財布サービス機能のロックの解除が指示されたとき、利用者の認証処理を実行している。そして、利用者の認証結果に基づいて電子財布サービス機能のロック解除不可と判定された場合には、電子財布アプリケーションの起動を中止しているので、電子マネーサービス機能の不正利用を防止することができる。
また、本実施形態によれば、上記起動要求に対応する電子財布アプリケーションの起動が指示されたときのみ、その電子財布アプリケーションを起動することにより、不用意にR/W装置30と通信を行って電子財布アプリケーションが起動するのを防止できる。
20 管理サーバ
30 R/W装置
31 通信モジュール
35 パーソナルコンピュータ
40 携帯電話通信網
50 固定回線のネットワーク
110 主制御部
116 電子財布チップ部
137 データ記憶部
Claims (7)
- アプリケーションプログラムの実行中に着信を受けたときの着信動作モードとして、該アプリケーションプログラムの実行を継続した状態で該着信を通知する着信通知動作モード及び該アプリケーションプログラムの実行を一時停止する着信優先動作モードのいずれかを、該アプリケーションプログラムの起動に先だって事前に設定可能な移動体通信端末であって、
電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中に外部からの着信を受けたときには、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行を強制的に一時停止するように制御する制御手段と、
上記実行中の電子マネー関連のアプリケーションプログラムに基づいて動作する電子マネー処理用の集積回路装置と、を備え、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを一時停止したときに、上記電子マネー処理用の集積回路装置への電源の供給を維持するように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1の移動体通信端末において、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するときに、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について上記着信優先動作モードを設定するように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1又は2の移動体通信端末において、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行が終了したときに、上記事前の着信動作モードの設定に戻すように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを強制的に一時停止したときに、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムから上記電子マネー処理用の集積回路装置への論理的な接続が開いている場合には該論理的な接続を閉じるように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - アプリケーションプログラムの実行中に着信を受けたときの着信動作モードとして、該アプリケーションプログラムの実行を継続した状態で該着信を通知する着信通知動作モード及び該アプリケーションプログラムの実行を一時停止する着信優先動作モードのいずれかを、該アプリケーションプログラムの起動に先だって事前に設定可能な移動体通信端末であって、
電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中に外部からの着信を受けたときには、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行を強制的に一時停止するように制御する制御手段と、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムに基づいて動作し、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信可能な電子マネー処理用の集積回路装置と、を備え、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するときに、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について上記着信優先動作モードを設定するように制御し、
待受け状態で上記電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムの一時停止中に、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を受信したとき、該一時停止中のアプリケーションプログラムを終了するか否かを利用者に問い合せるメッセージを出力するように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - アプリケーションプログラムの実行中に着信を受けたときの着信動作モードとして、該アプリケーションプログラムの実行を継続した状態で該着信を通知する着信通知動作モード及び該アプリケーションプログラムの実行を一時停止する着信優先動作モードのいずれかを、該アプリケーションプログラムの起動に先だって事前に設定可能な移動体通信端末であって、
電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中に外部からの着信を受けたときには、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行を強制的に一時停止するように制御する制御手段と、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムに基づいて動作し、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を外部装置から受信可能な電子マネー処理用の集積回路装置と、を備え、
上記制御手段は、
上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するときに、上記事前の着信動作モード設定にかかわらず、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムの実行中について上記着信優先動作モードを設定するように制御し、
待受け状態で上記電子マネー関連のアプリケーションプログラム以外の常駐型の他のアプリケーションプログラムの実行中に、上記電子マネー関連のアプリケーションプログラムの起動要求を受信したとき、該実行中のアプリケーションプログラムを終了するか否かを利用者に問い合せるメッセージを出力するように制御することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項5又は6の移動体通信端末において、
上記他のアプリケーションプログラムの終了を指示するためのアプリケーション終了指示手段を備え、
上記制御手段は、
該他のアプリケーションプログラムの終了が指示されたとき、該他のアプリケーションプログラムを終了した後、該電子マネー関連のアプリケーションプログラムを起動するように制御することを特徴とする移動体通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326004A JP4425851B2 (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | 移動体通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326004A JP4425851B2 (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | 移動体通信端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007134952A JP2007134952A (ja) | 2007-05-31 |
JP4425851B2 true JP4425851B2 (ja) | 2010-03-03 |
Family
ID=38156255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005326004A Expired - Fee Related JP4425851B2 (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | 移動体通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4425851B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5023389B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2012-09-12 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末装置及びプログラム |
US8335921B2 (en) * | 2010-12-17 | 2012-12-18 | Google, Inc. | Writing application data to a secure element |
WO2012096075A1 (ja) * | 2011-01-11 | 2012-07-19 | シャープ株式会社 | 携帯情報端末 |
JP6718175B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2020-07-08 | ヘルスメディア株式会社 | 秘密情報復元可能値分散システムおよび方法 |
WO2019151943A1 (en) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | Ncode Consultant Pte Ltd | Electronic card |
-
2005
- 2005-11-10 JP JP2005326004A patent/JP4425851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007134952A (ja) | 2007-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5201591B2 (ja) | 携帯端末装置及びプログラム | |
JP4165452B2 (ja) | 携帯通信端末及びその情報管理方法 | |
JP4244130B2 (ja) | 携帯端末システム及び携帯端末装置 | |
CN112600977A (zh) | 快速打开应用或应用功能的方法及终端 | |
JP4232985B2 (ja) | 携帯端末装置およびプログラム | |
JP2009015543A (ja) | 携帯端末装置及びプログラム | |
EP1630679B1 (en) | Linkage operation method, mobile communication terminal device, mail transmission/reception method, and communication system | |
JP4284309B2 (ja) | 緊急動作実行方法及び電子機器 | |
JP2002344623A (ja) | アクセス方法、通信端末、ユーザ識別モジュール、プログラムの提供方法および送信装置 | |
EP1919247A2 (en) | System and method of communication control management | |
JP4425851B2 (ja) | 移動体通信端末 | |
JP6029613B2 (ja) | 通信端末装置及び決済システム | |
JP4332525B2 (ja) | 移動体通信端末 | |
JP2008204215A (ja) | 駐車場利用管理方法及びそのシステム | |
JP6076939B2 (ja) | 通信端末装置及びサービス提供装置 | |
JP5189250B2 (ja) | 認証方法、情報読取装置及び認証システム | |
JP2004348475A (ja) | 携帯電話端末及びicカード及び管理装置及び決済端末及びicカード管理方法及びプログラム | |
JP2002077438A (ja) | 携帯通信端末装置 | |
JP4381446B2 (ja) | 電子マネーシステム、情報記憶媒体、及び携帯端末装置 | |
US8977299B2 (en) | Mobile terminal device having settable and releasable function restriction and method thereof | |
JP4303697B2 (ja) | 情報処理装置及び内部情報の保護方法 | |
JP5178267B2 (ja) | Icカードおよびicカードに用いられるアプリケーションプログラムの制御方法 | |
JP4695039B2 (ja) | リモートロックシステムおよび移動通信端末 | |
JP2006113719A (ja) | 携帯型電子機器およびその認証方法、該機器用収容器、通信システム、制御プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 | |
JP5342756B2 (ja) | 移動体通信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091204 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4425851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151218 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |