JP5342340B2 - プリント配線基板 - Google Patents

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本発明はプリント配線基板に関し、特に接続部品であるコネクタへの接続に好適な接続端子部の構造を有するプリント配線基板に関する。
近時、電子機器の小型化、軽量化及び薄形化の要求に伴って電子機器に装着されるプリント配線基板にも同様な要求が高まっている。一般に、前記プリント配線基板は、搭載される種々の電子部品を相互接続する回路配線層が設けられた本体部及び外部のコネクタに嵌合接続される接続端子部を備えている。
また、前記プリント配線基板には、RPC(リジッドプリント配線基板)、FPC(フレキシブルプリント配線基板)、これらを組み合わせたRPC/FPC基板、或いは、FFC(フレキシブルフラットケーブル)など様々なタイプのものがある。なお、前記FFCは、前述のような回路配線層を持たない接続専用のケーブルであるが、テープ状或いはリボン状のフレキシブル絶縁基板に複数のリード配線層を平行にプリント配線したものであり、プリント配線基板の一タイプとみることができる。
一方、前記コネクタは、前記プリント配線基板の接続端子部を電子機器或いは中継接続コードなどに接続するための個別の接続部品であり、前記電子機器やプリント配線基板の小型化、軽量化に伴って外形寸法の低背化(薄形化)が進展してきている。
そして、前記プリント配線基板は、折り畳み式携帯電話機などのようにヒンジなどの可動部分を有する機器内に収納される場合、少なくともその可動部分に対応する部分がFPC或いはFFCによって構成され、前記FPC或いはFFCの一外形線に沿って、コネクタに対する接続端子部が設けられることも多くなっている。
ところで、前記プリント配線基板の接続端子部は、前記コネクタの低背化に伴って益々薄形化される傾向にあるが、コネクタに対する挿入及び引抜きの繰り返しが多数回に及んでも機械的強度及び形状が維持され、コネクタ端子の接点部と確実に嵌合して良好な電気的接続が保たれることが必要とされる。
そこで、従来技術におけるプリント配線基板に設けられた接続端子部の構造の一般的な例について図8を参照して説明する。図8では、コネクタ及び前記コネクタに接続されるプリント配線基板のうちの主として接続端子部が概略的な断面図で示されている。
まず、コネクタC0は、例えばプラスチック製のコネクタケースCa(破線で示す)内に、それぞれ二股に成形された導電性の弾性金属板からなる複数のコネクタ端子C1を並列関係に配置したものである。前記各コネクタ端子C1は、前記二股の内壁の少なくとも一方に凸状に突出する接点部C2を有する。
プリント配線基板PCの本体部に連結された矩形平板状の接続端子部Tは、前記本体部に連なる矩形板状のフレキシブル絶縁基板51の上面に、接着層52によって接着された銅箔をパターニングして形成された平行パターンからなる複数条のリード配線層53を有する。
前記各リード配線層53は、その本体部側が接着層54により接着されたカバーレイ55によって被覆されていて、コネクタC0側の先端部分にカバーレイ55から露出するリード端子層53aを有する。また、接続端子部Tには、前記絶縁基板51の下面に接着層56により補強板57が接着されている。そして、前記絶縁基板51、リード端子層53a及び補強板57の各先端面は、プリント配線基板PCの一外形線に沿う共通先端面Teに揃えられている。
このような従来技術においては、前記接続端子部TをコネクタC0に挿入し嵌合する際に、接続端子部Tの前記共通先端面Teの位置においてリード端子層53aの先端面が、挿入方向に対して直角に切り立っているために、コネクタ端子C1の先端内壁のエッジ部や前記接点部C2の凸状先端部に引っ掛かり、リード端子層53aが前記絶縁基板51から剥がれる現象が発生し易い。
そのために、前記コネクタ端子C1の接点部C2がリード端子層53aの上表面に嵌合できず所望の電気的接続ができなかったり、剥がれたリード端子層53aが押し曲げられて隣りのリード端子層に接触してリード端子層相互間の電気的短絡を生じるという問題がある。また、前記接続端子部TのコネクタC0への挿入及び引抜き繰り返し操作は多数回に亘って行われることがあり、嵌合状態は長期間に及んで良好に継続されることが望まれるが、著しく早期に前記接続端子部Tが剥がれコネクタとの嵌合及び接続が不能となってしまうという問題がある。
ところで、接続端子部の剥がれに係わる従来技術として特許文献1があるので、この従来技術について本願の図8を引用して説明する。特許文献1の発明は、接続端子部TをコネクタC0へ挿入する際に、コネクタ端子C1に達する前に、リード端子層53aの先端がコネクタケースCaのテーパ状内壁面Catに擦られながら挿入されてリード端子層53aや絶縁基板51が剥がれるという問題を解決しようとするものである。
その解決手段として、特許文献1は、補強板57や絶縁基板51の先端部に、リード端子層53aの先端面よりも突出する突部PX(二点鎖線で示す)を設けることを特徴とするものである。しかしながら、特許文献1の発明では、前記リード端子層53aがコネクタ端子C1の先端内壁のエッジ部や凸状接点部C2との引っ掛かりによって剥がれる現象に起因する前述のような従来技術の問題を解決することはできない。
なお、前記プリント配線基板PCの外形線に沿った先端面Teの形成には、例えば特許文献2に開示されているように、複数の同一回路パターンが形成されたプリント配線基板材を回路パターン毎に打抜加工することによって、設計上の最終外形を形作る外形線を有した個々のプリント配線基板を切り出す技術が従来から採用されている。
特許第3248266号公報 特許第2923012号公報
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであり、特に接続端子部のリード端子層の剥がれを防止するのに好適なプリント配線基板を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明のプリント配線基板は、二股に分岐したコ字状に成形された導電性の弾性金属板からなる複数のコネクタ端子を、コネクタケース内に並列関係に配置したものであり、二股先端側の内壁の少なくとも一方に凸状に突出する接点部を有する外部コネクタの前記接点部に摺動移動させて挿入嵌合して電気的に接続するための接続端子部を有し、前記接続端子部は、前記外部コネクタへの挿入方向に直交する一外形線に沿う先端面を有するフレキシブル絶縁フィルムからなる絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に形成された複数のリード配線層と、前記複数のリード配線層の各先端部を構成して互いに平行に配置され前記一外形線に沿う先端面をそれぞれ有する複数のリード端子層と、前記リード端子層に前記リード配線層を介して電気的に接続され前記絶縁基板の一方の面に設けられた第1回路配線層と、前記リード端子層の背面位置を避けて前記絶縁基板の他方の面に設けられた第2回路配線層と、前記リード端子層の背面位置において前記絶縁基板の他方の面に設けられ、前記一外形線に沿う先端面を有する補強体と、を備え、前記各リード端子層は、上表面が露出された平坦面を有し、前記リード端子層の剥がれを防止するために、前記平坦面と前記先端面とが交叉する先端縁部に前記絶縁基板側に傾斜する傾斜面が、前記リード端子層及び前記絶縁基板の各先端部の圧縮塑性変形で形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1に記載のプリント配線基板において、前記接続端子部の先端部における前記絶縁基板及び前記リード端子層の各先端面は、重なり合う前記絶縁基板、リード端子層及び補強体の各基材を、前記一外形線に合わせて厚さ方向に一括して打抜金型で打抜加工することによって形成された切断面であり、前記打抜金型は、下金型及び上金型の対からなり、前記上金型の内側部分には、前記接続端子部のリード端子層の傾斜面と合同の形状を有する成形用の傾斜面が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1または請求項に記載のプリント配線基板において、前記リード端子層は、前記絶縁基板に熱硬化性樹脂接着剤からなる接着層によって接着されていることを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1〜請求項のうちいずれか1つに記載のプリント配線基板において、前記傾斜面は、前記リード端子層の先端面に対する交叉位置と、前記リード端子層の上表面の平坦面との垂直距離が2μm〜28μmの範囲となるように形成されていることを特徴とする。
本発明のプリント配線基板によれば、前記リード端子層の先端縁部に絶縁基板側に傾斜する傾斜面が形成されているので、接続端子部のコネクタへの挿入初期には、コネクタ端子の先端内壁のエッジ部や接点部先端がリード端子層の先端面もしくは先端縁に接触することが避けられる。前記挿入が更に進行するときには、接点部先端が前記傾斜面に沿ってリード端子層を押し付ける状態で接触し円滑に摺動移動することよって、リード端子層の平坦面に移動して正規の位置にて嵌合並びに接触することができる。
そのために、前記リード端子層の剥がれが防止される。従って、リード端子層の形状が、コネクタへの挿入及び引抜き繰り返し操作が多数回に亘って繰り返されても、長期間に亘って、その形状が維持され、リード端子層相互間の電気的短絡が防止され、接続端子部とコネクタとの良好な嵌合並びに接続状態が確実かつ安定して確保されるという効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部を示す一部切欠平面図である。 図1のA−A線に沿って矢印方向に見た断面図であり、(a)にはコネクタ端子の概略断面図が合わせて示され、(b)には接続端子部の先端部が部分拡大断面図で示されている。 本発明の第1実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部とコネクタ端子との嵌合状態を説明するための要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部の先端部の打抜加工の一具体例を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部の先端部における傾斜面の形態に応じたリード端子層の剥がれ試験結果を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るプリント配線基板の接続端子部を示す断面図である。 従来技術のプリント配線基板の接続端子部の一例を示す断面図である。
以下、本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係わるプリント配線基板について、図1〜図7を参照して順次説明する。ここで、図1〜図7を通して付された同一引用符号は、同一部分を示しており、後続の図面においては、同一部分の詳細説明を省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るプリント配線基板のうち主として接続端子部が図1〜図4に図示されている。前記接続端子部の構造について、まず、図1(一部切欠平面図)及び図2(図1のA−A線断面図)を参照して説明する。なお、図2(a)は接続端子部の全体構造の断面図であり、図2(b)は前記接続端子部の先端部の部分拡大断面図である。
プリント配線基板PCは、搭載される種々の電子部品を相互接続する回路配線層(図示せず)が形成された本体部及び外部のコネクタC0に挿入嵌合して電気的に接続される接続端子部T1を有している。
前記コネクタC0は、例えば二股に分岐したコ字状に成形された導電性の弾性金属板からなる複数のコネクタ端子C1を、例えばプラスチック製のコネクタケース(参考:図8のCa)内に、並列関係に配置したものであり、二股先端側の内壁の少なくとも一方に凸状に突出する接点部C2を有する。そして、前記接続端子部T1は、前記コネクタ端子C1のコ字の奥行き長に見合った端子長を有して前記コネクタ端子C1内壁及び接点部C2に嵌合並びに接続される。
前記接続端子部T1は、コネクタC0への挿入方向(矢印X)に直交する一外形線Y(図1参照)に沿う先端面1aを有する絶縁基板1及び前記絶縁基板1の一方の面(図中上面)に、互いに平行する配置にて形成された複数のリード端子層2を有する。前記各リード端子層2は、前記一外形線Yに沿う先端面2aを有し、前記回路配線層(図示せず)に電気的に接続された複数のリード配線層4の各先端部を構成する延長パターンとされている。そして、これらの端子層及び配線層は、いずれも、前記絶縁基板1の上面に接着層3によって接着されている。
前記回路配線層及びリード配線層4の表面には、絶縁保護膜6が接着層5によって接着されており、前記絶縁保護膜6は前記コネクタ端子C1のコ字の奥行き長に見合った端子長をもって各リード端子層2の上表面を露出させるように形成されている。前記絶縁保護膜6の端縁6aは前記一外形線Yに沿って平行してリード端子層2の先端面2aから前記端子長だけ離間しており、前記端縁6aの位置がリード端子層2の根元とリード配線層4との境界位置となる。
そして、前記各リード端子層2は、前記コネクタ端子C1の接点部C2との嵌合領域の上表面が平坦面を有する長矩形平板状の細条とされ、その長さ方向が前記一外形線Yに直交するように所定間隔(ピッチ)で平行に配置されている。また、前記各リード端子層2の露出された上表面には、図示していないが、その腐食を防止したりコネクタ端子C1との接触抵抗を小さくするなどのために、全体的に例えばニッケル或いは金などの高導電性金属からなるめっき層が形成されている。
図2(b)を参照すると分かり易いように、前記各リード端子層2の前記平坦面と先端面2aとが交叉する先端縁部(コーナー)には、前記平坦面及び前記先端面2aを斜めに横切って前記絶縁基板1側に傾斜する傾斜面2bが形成されている。
即ち、前記傾斜面2bは、その一端が前記平坦面の延長面と前記先端面2aの延長面との交叉位置Oから水平方向に距離Qだけ離れた位置で前記平坦面と交わり、他端が前記交叉位置Oから垂直方向に距離Pだけ離れた位置で前記平坦面と交わる例えば直線的な傾斜とされている。
前記距離Qと前記距離Pとの関係は、図では、Q>Pとなるように表されているが、Q=PまたはQ<Pのいずれであってもよい。特に、Q>Pとする方が、傾斜角が緩やかになり、前記リード端子層2の傾斜面2b上表面での前記コネクタ接点部C2の摺動が円滑となり剥がれをより良く防止することができる。
ところで、前記絶縁基板1の他方の面(図中下面)には、前記各リード端子層2の配列全体に亘ってその背面側から機械的強度を補強するために、補強体7が前記背面位置に接着層8によって接着されている。前記補強体7は、前記絶縁基板の先端面1a及び前記各リード端子層の先端面2aと同様に、前記一外形線Yに沿う先端面7aを有し、その反対端面7bは、補強体7の一部が前記リード端子層2の根元を超えて前記絶縁保護膜6に重なる程度の位置にて終端している。前記反対端面7bの終端位置は、前記補強の要求度合いに応じて設定される。また、前記補強体7は例えばポリイミド樹脂やガラスエポキシ樹脂などの絶縁材料からなる補強フィルム或いは補強板などを用いて形成できる。
次に前記接続端子部T1を構成する各部材の材料や形状寸法などの具体的一例について説明する。例えば厚さ25μmのポリイミド樹脂フィルム製のフレキシブルな絶縁基板1材の片面に厚さ35μmの銅箔を接着した片面銅張基板材(片面CCL)を用いて、前記銅箔に回路パターニングを施して回路配線層、リード配線層4及びリード端子層2が形成されている。このときの接着層3には厚さ10μmのエポキシ系の熱硬化性樹脂接着剤が用いられている。なお、フレキシブルな絶縁基板1の基材として他にも液晶ポリマーなどを用いることもできる。
前記絶縁保護膜6は例えば厚さ25μmのポリイミド樹脂フィルム製のカバーレイからなり、前記補強体7は例えば厚さ125μmのフィルム状または平板状のポリイミド樹脂からなっており、それぞれに関連する接着層5は厚さ35μm、接着層8は厚さ50μmで、いずれもエポキシ系の熱硬化性樹脂接着剤が用いられている。従って、この場合の前記接続端子部T1の厚さは、前記リード端子部4の平坦上面と補強体7の下面との間の各層の合計の厚さ245μm程度となっている。
なお、前記複数のリード端子層2は、その本数(端子数)については、例えば4〜50本に亘る様々なコネクタピン数の規格に応じて設定されるが、端子長、端子幅及び端子ピッチについては、ここでは、それぞれ1.7mm、0.3mm及び0.5mmとなる配列パターンで形成されている。また、前記各リード配線層4のリード幅及びリードピッチは、前記端子幅及び端子ピッチとそれぞれ同一寸法とされている。前記複数のリード端子層2のパターン形状は平行パターンや千鳥パターンなど様々な形態をとることができる。
次に、図3を参照して、前記接続端子部T1のコネクタ端子C1への挿入操作における嵌合状態ついて説明する。図3(a)は接続端子部T1の先端面をコネクタ端子C1の接点部C2の先端を僅かに超えてコネクタ端子C1内に挿入した挿入初期状態を示し、図3(b)は接続端子部T1の先端面の挿入を進めてコネクタの接点部C2先端がリード端子層2の傾斜面2bに接触し摺動移動する段階を示す。
コネクタの種類としては、前記コネクタ端子C1の二股の間隔が一定とされた固定形やその二股の間隔を手動調整可能な開閉形などがある。ここでは、一例として前記固定形のコネクタを用いた実施形態について説明すると、嵌合前における前記コネクタ端子C1の二股の一方(図中下側)の内壁と他方(図中上側)の前記接点部C2の先端との間隔D1は、適度の圧力で弾性嵌合を得るために、リード端子層2の平坦上面と補強体7の下面との間の厚さH1(前記の厚さ245μmに相当する)よりも小さい寸法とされている。
そして、前記リード端子層2の先端部は、その先端面2aの上端縁と前記補強体7の下面との間の厚さH2が、前記間隔D1及び厚さH1よりも小さくなるように形成されている。また、前記厚さH2と前記間隔D1との差(ギャップ)が大きくなるように、前記垂直方向の距離Pができるだけ大きくされている。
そこで、図3(a)に示すように、前記接続端子部T1の補強体7の下面を前記コネクタ端子C1の下側の内壁に沿わせて、接続端子部T1をコネクタ端子C1へ挿入開始すると、図3(a)に示すリード端子層2の挿入初期段階では、前記コネクタ端子C1の先端内壁のエッジ部や接点部C2先端が前記リード端子層2の先端面2aを通過し傾斜面2bに接することなく進行するので、リード端子層2に対する剥がれ応力が発生しない。
図3(b)に示す段階では、前記接点部C2先端が前記リード端子層2の傾斜面2bに接触し始めるが、傾斜面2bがコネクタ端子C1の水平移動及び弾性力による合力を矢印PW方向に受けながら、接続端子部T1の先端部が摺動移動し、コネクタ端子C1への挿入及び嵌合が進行する。
従って、コネクタ接点部C2が前記傾斜面2bを絶縁基板1に押し付ける状態で、嵌合を進行させるので、リード端子層2の先端部の絶縁基板1からの剥がれが防止される。その後、前記接点部C2先端は、リード端子層2の傾斜面2bを超えて、その平坦上面に嵌合しつつ進行し、コネクタ規格における正規の位置にて嵌合及び電気的接続を完遂する。
ところで、図3(b)に示すように、コネクタ接点部C2が前記傾斜面2b表面を摺動して嵌合を進行する段階では、前記距離Qと前記距離Pとの関係について、Q>Pとしておく方が、前記リード端子層2の傾斜面2b上表面での前記コネクタ接点部C2の摺動が滑らかになるので、端子層2の剥がれ防止の観点からより好ましい。
次に、前記接続端子部T1の形成方法について図4を参照して説明する。個々の前記プリント配線基板PCは、一枚の片面銅張積層板(片面CCL)からなる配線基材PC1に複数の同一回路パターンを形成し、打抜金型を用いて各回路パターン毎に打抜(切断)加工することによって、所定の外形線を有する形状に切り出される。また、前記配線基材PC1は、ここでは、銅箔/接着剤/べースフィルムからなる3層材CCLが用いられている。
前記打抜金型は下金型10及び上金型11の対からなり、前記下金型10は下側凸状部10aを有し、前記下側凸状部10aは平坦な上面10b及びこれに直角に交わる平坦な側面10cを有する。また、前記上面10bと側面10cとが交わる稜線によって、図1に示す一外形線Yに対応する下側切断刃10dが形成されている。
上金型11は平坦面11aから図中下方に直角に切り立つ上側凸状部11bを有し、前記上側凸状部11bは、前記平坦面11aとは直角に交わり、前記下金型10の下側凸状部10aの側面10cとは平行となる側面11cを有する。そして、前記側面11cの延長上にある前記上側凸状部11bの先端(図中下端)には、前記一外形線Yに対応する鋭利(鋭角)な稜線を有する上側切断刃11dが形成されている。
前記上側凸状部11bの根元部の内側部分、即ち前記平坦面11aと側面11cとが交叉する部分には、成形用の傾斜面11eが設けられている。前記成形用傾斜面11eは、図2に示された接続端子部T1のリード端子層2の傾斜面2bと合同の形状を有するものであり、リード端子層2の傾斜面2bを直線状、凸状または凹状の円曲面、Q>Pの関係をもつ凸状または凹状の緩やかな楕円曲面などのいずれの形状にするかに応じた形状とすることができる。
また、前記成形用傾斜面11eの傾斜の度合いは、図2に示されたリード端子層2の傾斜面2bに関する前記距離Qと前記距離Pとの関係Q>P、Q=PまたはQ<Pに対応するように設計され、特に、Q>Pとなるように設定した方が好ましい。
そこで、予定する一外形線Yを前記下金型の下側切断刃10dの稜線に合わせて、前記配線基材PC1を下側凸状部の上面10b上に重ね、前記上金型11の上側凸状部11bの上側切断刃11dを押し下げて打抜加工することによって切断する。前記上金型11は、前記切断の際に、前記成型用傾斜面11eが配線基材PC1の表面に厚さ方向に食い込み、平坦面11aが配線基材PC1表面を押圧するように押し下げられる。
その結果、配線基材PC1の前記リード端子層2の先端部に相当する部分が前記成型用傾斜面11eにより押圧成形され、図2に示すようにリード端子層2の先端部に傾斜面2bが形成される。前記傾斜面2bは、本実施形態においては、押圧成形の際に前記リード端子層2、接着層3及び絶縁基板1の各先端部を塑性変形し圧縮成形した形態で示されている。
ところで、前記配線基材PC1は、3層材CCLに限らず、例えばポリイミド樹脂フィルムからなる絶縁基板材表面に例えばスパッタ・メッキ法などにより銅層を形成した銅/ベースフィルムからなる2層材CCLを用いることもできる。しかしながら、3層材CCLを用いると、前記接着層3が材質的に前記リード端子層2よりも塑性変形し易く圧縮量が大きくなるので、その上に接着されたリード端子層2の先端部が比較的容易に屈曲成形されて、2層材CCLの場合よりも前記傾斜面2bの傾斜付けが容易である。
また、リード端子層2の表面に、前述のようにニッケルや金などのめっきを施す場合、前記配線基材PC1の前記一外形線Yの外側位置にめっき用の給電電極(図示せず)を設け、前記給電電極と前記各リード端子層2の先端部とを連結するために、一般的に、端子層2よりも幅狭いメッキリード部を予めパターニングすることがある。そこで、前記打抜加工に際しては、前記メッキリード部の中間部を前記一外形線Yに合わせて切断することがあり、その場合は、図1に一点鎖線円形枠で引き出して表されているように、先端面2a1及び傾斜面2b1を有する幅狭のメッキリード部2Aが前記各リード端子層2の先端部として残留した形態をとることがある。
前記幅狭のメッキリード部2Aが残留する場合には、メッキリード部2Aの機械的強度が比較的に低下するので、前記従来技術ではリード端子剥がれの問題が著しく大きくなるのに対して、本発明においては、前記傾斜面2b1の存在により、前記剥がれの問題を軽減できる。
ところで、メッキリード部を設ける場合には、本実施形態においては、メッキリード部を前述のように幅狭にするのではなく、リード端子層2の幅と同一幅で形成している。従って、図1を参照してもリード端子層2にメッキリード部が包含され、両者の形状の違いは表現されていない。この場合、メッキリード部の幅が比較的大きくなされているために、その機械的強度を維持できると共に所望の形状に打抜加工し易くなるという利点がある。
次に前記第1実施形態のプリント配線基板PCの接続端子部T1の先端部における傾斜面2bの形態に応じたリード端子層2の剥がれ試験について、図5を参照して説明する。
[サンプル]:この試験においては、プリント配線基板PCの接続端子部T1が傾斜面2bを有しない従来タイプのものをサンプル1とし、前記第1実施形態のプリント配線基板PCの構成のうち傾斜面2bを図2にて説明した距離Qと距離Pが等しい凸状曲面で形成し、前記距離Q=Pが2μm、5μm、28μm及び35μmのものを各サンプル2〜5として用意した。
[試験1]:前記サンプル1〜5について、コネクタ端子C0との嵌合試験をする前に、打抜(切断)加工された後の接続端子部T1の先端部におけるリード端子層2の絶縁基板1との接着状態を顕微鏡観察してリード端子層2の剥がれの有(×)無(〇)を調べた。
[試験2]:各サンプル1〜5について、接続端子部T1のコネクタ端子C0との嵌合を100回繰り返した嵌合試験後に、リード端子層2の絶縁基板1との接着状態を顕微鏡観察してリード端子層2の剥がれ発生の有(×)無(〇)を調べた。
その結果、[試験1]においては、サンプル1(従来タイプ)〜サンプル4では、リード端子部2の剥がれがみられなかった。しかし、サンプル5ではリード端子層2の剥がれが発生しており実用に供することができなくなっていた。サンプル5の剥がれの原因は、前記距離Pが35μmを超えると、傾斜面2b形成時に接着層3の先端部が過度に圧潰されて接着能力を失うためと考えられる。
[試験2]においては、サンプル1(従来タイプ)では、既に従来技術について説明したようにリード端子層2の剥がれが発生し、サンプル5ではリード端子層2の剥がれが発生しており実用に供することができなくなっていた。サンプル2〜4では、リード端子層2の剥がれが発生しなかった。
以上、[試験1]及び[試験2]の結果によれば、前記距離Pが2μm以上であれば、コネクタ嵌合時のリード端子層2の剥がれが生じないこと分かる。一方、前記距離Pが35μm未満であれば、打抜加工時の過度の歪み応力を受けることなくリード端子層2の絶縁基板1への接着状態が良好に維持され、この段階での剥がれが生じないことが分かる。また、前記距離P=28μm(リード端子層2の厚さの80%に相当)以下にすると、打抜加工時のリード端子層2の剥がれを最も確実に防止することができることを確認した。
このように、前記距離P=2μm〜28μmの範囲にすれば、打抜加工や長期間に亘たるコネクタ嵌合の繰返しに耐えて接続端子部T1のリード端子層は、機械的強度及び形状並びにコネクタとの良好な電気的接続状態を維持できるという効果をより確実に得ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係わるプリント配線基板について、図6を参照して説明する。本実施形態におけるプリント配線基板PCaは、その本体部の両面に回路配線層を設けた例を示すものであり、両面銅張積層基板(両面CCL)を用いて形成されている。絶縁基板1の一方の面に設けられた第1回路配線層(図示せず)、リード端子層2、接着層3及び5、リード配線層4並びに第1の絶縁保護膜6は、前記第1実施形態に示された同一引用符号の部分と同一または同様な部分として構成されている。
前記絶縁基板1の他方の面には、第2回路配線層21が接着層22によって接着されていて、前記第2回路配線層21は、ここでは、例えば接地電位(GND)に接続されるシールド層であり、少なくとも部分的に、接続端子部T2のリード端子層2の背面位置を避けた回路パターンとなるように形成されている。
なお、前記第2回路配線層21の側面が、第1の絶縁保護膜6の側面位置よりも前記一外形線Y(図1参照)から遠い位置となるように図示されているが、前記第2回路配線層21がリード端子層2と部分的にでも重なる位置関係にあってはならないということを意図するものではない。
前記第2回路配線層21は接着層24によって接着されたポリイミド樹脂フィルム製のカバーレイからなる第2の絶縁保護膜23によって被覆されている。前記第2の絶縁保護膜23は、更に、前記リード端子層2の背面位置において前記絶縁基板1の他方の面に接着された部分を有し、その外側先端面は前記一外形線Y(図1参照)に沿っている。また、前記第2の絶縁保護膜23の表面には、第1実施形態の場合と同様な補強体7が接着層8によって接着されている。
第2実施形態のプリント配線基板PCaによれば、第1実施形態よりも回路機能を多機能化すると共に、第1実施形態と同様にリード端子層の剥がれの問題を解決することができる。なお、本実施形態においては板状の補強体7を設けることによって接続端子部T2の機械的強度を格別に補強しているが、コネクタの低背化に対応するために前記補強体7の設置を止め、前記第2の絶縁保護膜23の厚さを調整することによって、前記第2の絶縁保護膜23自身を補強体として機能させることもできる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係わるプリント配線基板について、図7を参照して説明する。本実施形態におけるプリント配線基板PCbは両面CCLを用いた両面配線タイプであり、一外形線に沿う接続端子部T3は両面リード端子構造とされている。絶縁基板1の一方の面に設けられた第1回路配線層(図示せず)、第1リード端子層2、接着層3及び5、第1リード配線層4並びに第1の絶縁保護膜6は、前記第1実施形態に示された同一引用符号の部分と同一または同様な部分として構成されている。
前記絶縁基板1の他方の面には、第2回路配線層(図示せず)、第2リード端子層25、前記第2回路配線層と第2リード端子層25とを連結する第2リード配線層27が、接着層26によって接着されている。また、第1絶縁保護膜6の場合と同様に、第2リード端子層25の上表面を露出させた状態で、第2回路配線層及び第2リード配線層27を覆う第2の絶縁保護膜28が接着層29によって接着されている。このようにして、前記接続端子部T3は、両面に第1、第2リード端子層2、25を有する両面リード端子構造に形成されている。
第2リード端子層25は、第1リード端子層2と同一または同様な構造を有し、第1リード端子層2の先端面2a及び傾斜面2bにそれぞれ対応する先端面25a及び傾斜面25bを有し、前記傾斜面2b及び傾斜面25bは、各先端面2a、25a側において前記接続端子部T3の厚さが最小となるように傾斜付けされている。
そこで、前記両面リード端子構造の接続端子部T3を形成する方法について、図4を参照して説明する。打抜金型の上金型11はそのまま利用し、下金型10は、その上面10bの側面10c側に、接続端子部T3の前記傾斜面25bに対応する傾斜面を持つような切断刃10dを上方に突き出させた形状に形成しておく。そして、絶縁基板1の両面に重ね合わされた第1リード端子層2、接着層3、第1リード配線層4、第2リード端子層25、接着層26、第2リード配線層27を有するプリント配線基板用の基材を、前記一外形線Yに合わせて一括して打抜加工することによって切断する。その結果、絶縁基板1の先端面1a、第1リード端子層2の先端面2a及び第2リード端子層25の先端面25aは、共に一外形線に沿った切断面として形成され、前記傾斜面2b及び25bが形成される。
このような第3実施形態のプリント配線基板PCbによれば、接続端子部T3におけるリード端子層の本数を多くしたり、同一本数の場合の接続端子部T3の幅を小さくすることが可能であり、しかも、第1及び第2実施形態と同様にコネクタとの嵌合接続に際してのリード端子層の剥がれの問題を解決することができる。
なお、第3実施形態においては、第1及び第2実施形態におけるような補強体7を用いていないが、第1、第2リード端子層2、25が前記絶縁基板1を挟んで相互の背面位置に存在していることによって、互いに補強体として作用し合うことができる。また、絶縁基板1として剛性の高い材料を用いることによって、接続端子部T3の補強度を高めることもできる。
ところで、本発明は、前記第1〜第3実施形態のプリント配線基板PC、PCa及びPCbの形態に限らず、プリント配線基板の本体部が複数の配線基材を積層して形成する多層プリント配線基板、搭載される電子部品を相互接続する回路配線層を有しないプリント配線基板であるFFCにも適用することができる。また、本発明はFPC、RPC、或いはFPC/RPCの組み合わせ体のいずれのタイプのプリント配線基板であっても、コネクタ嵌合接続用の接続端子部を有するものに広く適用可能である。
1 絶縁基板
1a 絶縁基板の先端面
2、25 リード端子層
2a、25a リード端子層の先端面
2b、25b リード端子層の傾斜面
3、5、8、22、24、26、29 接着層
4、27 リード配線層
6、23、28 絶縁保護膜
7 補強体
7a 補強体の先端面
10、11 下金型、上金型
10d、11d 下側切断刃、上側切断刃
11e 上金型の成形用傾斜面
C0、C1、C2 コネクタ、コネクタ端子、接点部
O リード端子層の上表面の平坦面と先端面との交叉位置
P 交叉位置からの垂直距離
PC、PCa、PCb プリント配線基板
PC1 プリント配線基板用の配線基材
Q 交叉位置からの水平距離
T1、T2、T3 接続端子部
X 挿入方向
Y プリント配線基板の一外形線

Claims (4)

  1. 二股に分岐したコ字状に成形された導電性の弾性金属板からなる複数のコネクタ端子を、コネクタケース内に並列関係に配置したものであり、二股先端側の内壁の少なくとも一方に凸状に突出する接点部を有する外部コネクタの前記接点部に摺動移動させて挿入嵌合して電気的に接続するための接続端子部を有し、
    前記接続端子部は、前記外部コネクタへの挿入方向に直交する一外形線に沿う先端面を有するフレキシブル絶縁フィルムからなる絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に形成された複数のリード配線層と、前記複数のリード配線層の各先端部を構成して互いに平行に配置され前記一外形線に沿う先端面をそれぞれ有する複数のリード端子層と、前記リード端子層に前記リード配線層を介して電気的に接続され前記絶縁基板の一方の面に設けられた第1回路配線層と、前記リード端子層の背面位置を避けて前記絶縁基板の他方の面に設けられた第2回路配線層と、前記リード端子層の背面位置において前記絶縁基板の他方の面に設けられ、前記一外形線に沿う先端面を有する補強体と、を備え、
    前記各リード端子層は、上表面が露出された平坦面を有し、
    前記リード端子層の剥がれを防止するために、前記平坦面と前記先端面とが交叉する先端縁部に前記絶縁基板側に傾斜する傾斜面が、前記リード端子層及び前記絶縁基板の各先端部の圧縮塑性変形で形成されていることを特徴とするプリント配線基板。
  2. 前記接続端子部の先端部における前記絶縁基板及び前記リード端子層の各先端面は、重なり合う前記絶縁基板、リード端子層及び補強体の各基材を、前記一外形線に合わせて厚さ方向に一括して打抜金型で打抜加工することによって形成された切断面であり、
    前記打抜金型は、下金型及び上金型の対からなり、前記上金型の内側部分には、前記接続端子部のリード端子層の傾斜面と合同の形状を有する成形用の傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 前記リード端子層は、前記絶縁基板に熱硬化性樹脂接着剤からなる接着層によって接着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリント配線基板。
  4. 前記傾斜面は、前記リード端子層の先端面に対する交叉位置と、前記リード端子層の上表面の平坦面との垂直距離が2μm〜28μmの範囲となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項のうちいずれか1つに記載のプリント配線基板。
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