JP5342270B2 - Led調光点灯装置及びそれを用いたled照明器具 - Google Patents

Led調光点灯装置及びそれを用いたled照明器具 Download PDF

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Description

本発明はLEDを調光点灯するLED調光点灯装置及びそれを用いたLED照明器具に関するものである。
従来、ビル・オフィス等の事務所環境下の照明器具として、直管ランプを用いたインバータ式蛍光灯器具が広く用いられている。近年では、環境問題から省エネルギーの目的で、外光に合わせた光出力の制御を行うライトコントローラを搭載した照明システムも提案されている。この照明システムは、光センサーとの連動で、インバータ式蛍光灯器具の光出力を調光制御する方式である。このような照明システムに用いられているライトコントロールの信号は、DC10V、周波数1kHzのPWM信号が一般的に用いられている。そのPWM信号のON−OFF比であるDutyを変化させてライトコントロールの信号をインバータ式蛍光灯器具に送って、そのDutyに応じた光出力制御を行っている。
LED照明装置においても、このDC10V、周波数1kHzのPWM信号を使って、調光制御を行う方式が提案されている。例えば、特許文献1(特開2003−157986号公報)には、PWM信号のDutyに応じてLEDを定格点灯から低光束レベルまで調光可能としたLED調光点灯装置が開示されている。
特開2003−157986号公報
上述のように、DC10V、周波数1kHzのPWM信号を出力する調光器は、インバータ式蛍光灯器具の調光用途に広く利用されており、安価に提供できる。この種の調光器は、インバータ式蛍光灯器具の特性に適合するように設計されている。光源が蛍光灯である場合には、LEDに比べると応答が比較的に緩慢であるために、低光束調光時においてもPWM信号のDutyが切り替わる際の光出力の変化は目立たなかった。
ところが、光源が蛍光灯からLEDに置き換えられると、同じ調光器を用いても、LEDの応答速度が蛍光灯に比べると速いために、低光束調光時においてPWM信号のDutyが切り替わる際の光出力の変化が目視できるようになり、調光の品質が低下するという問題が起きるようになった。調光器の処理ビット数を増やせば、PWM信号のパルス幅は滑らかに変化することになるが、それでは調光器が高価になる。また、同じ調光信号線を従来のインバータ式蛍光灯器具とLED調光点灯装置に共通して配線するような用途を想定すると、従来の処理ビット数の少ない安価な調光器をそのまま用いながら、低光束調光時に滑らかな照度変化を実現できるLED調光点灯装置を提供することが望まれる。
本発明はこのような技術的背景に鑑みてなされたものであり、低ビット数のPWM調光器を用いながら、あたかも高ビット数のPWM調光器を用いているかのような滑らかな照度変化を低光束調光時においても実現することができるLED調光点灯装置を提供することを課題とするものである。
請求項1のLED調光点灯装置は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、パルス幅を複数段階に可変とした第1のPWM信号(a)を調光信号として出力する調光器1と、第1のPWM信号(a)を受けて第1のPWM信号(a)よりも多段階にパルス幅を可変とした第2のPWM信号(c)を出力する調光信号変換回路2と、第2のPWM信号(c)のパルス幅に同期して高周波信号(d)を間欠発振する電源制御回路3と、前記高周波信号(d)によりオン・オフ駆動されるスイッチング素子を備えるスイッチング電源回路4と、スイッチング電源回路4の出力により駆動される1つ又は複数のLEDを含むLED発光部5とを有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記スイッチング電源回路4は図3に示すように商用交流電源VsをLED点灯用の直流電圧(e)に変換する回路であり、第2のPWM信号(c)の周波数は商用交流周波数(50/60Hz)よりも高く、第1のPWM信号(a)の周波数(1kHz)よりも低いことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記高周波信号(d)の周波数は、第2のPWM信号(c)の周波数の100倍以上または第1のPWM信号(a)の周波数の50倍以上であることを特徴とする(図2)。
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、前記高周波信号は前記スイッチング素子に流れる電流のピーク値が一定となるようにパルス幅を制御される第3のPWM信号であることを特徴とする(図9)。
請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、前記スイッチング電源回路4は前記LED発光部5への出力電流を平滑化するコンデンサC6を出力端に並列接続されていることを特徴とする(図8)。
請求項6の発明は、請求項1〜5の発明において、前記調光信号変換回路2は、図4に示すように、第1のPWM信号(a)を平滑化するCRフィルタ回路(抵抗R8〜R10、コンデンサC8)と、前記CRフィルタ回路により平滑化された直流電圧(b)のレベルを周期的にA/D変換して検出する手段26と、A/D変換された複数の検出値を平均化して第2のPWM信号(c)のパルス幅を決定する演算手段27とを有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記演算手段27は前記調光器1による調光レベルが低いときは、調光レベルが高いときに比べて、より多数の検出値を平均化して第2のPWM信号のパルス幅を決定することを特徴とする(図6)。
請求項8の発明は、請求項1記載の調光信号変換回路2と、電源制御回路3と、スイッチング電源回路4を実装された電源ユニットAを備え、外部から第1のPWM信号を調光信号として入力する調光端子CON3を有することを特徴とするLED照明器具である(図3、図12、図13)。
本発明によれば、処理ビット数が少ない安価な調光器を用いながら、低光束調光時においても滑らかな照度変化を実現できるから、調光品質の高いLED調光点灯装置を提供できる。
本発明の基本構成を示すブロック図である。 本発明の動作説明図である。 本発明の実施形態1のLED調光点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態1の調光信号変換回路の要部回路図である。 本発明の実施形態1の調光信号変換回路の動作説明のためのフローチャートである。 本発明の実施形態1の調光信号変換回路の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態1の調光信号制御回路の出力部の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1のスイッチング電源部の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1のスイッチング電源部の動作説明のための波形図である。 本発明の実施形態1の調光器の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態1の調光器の動作説明のためのフローチャートである。 本発明のLED調光点灯装置を用いた電源別置型のLED照明器具の概略構成を示す断面図である。 本発明のLED調光点灯装置を用いた電源一体型のLED照明器具の概略構成を示す断面図である。
図1は本発明のLED調光点灯装置の概略構成を示すブロック図である。1は調光器、2は調光信号変換回路、3はLED電源制御回路、4はスイッチング電源回路、5はLED発光部である。
図2は各部の信号波形を示す波形図である。調光器1は第1のPWM信号(a)を出力する。調光信号変換回路2は第1のPWM信号(a)をそのパルス幅に応じて振幅が増減する直流電圧(b)に変換し、これを第2のPWM信号(c)に変換して出力する。第1のPWM信号(a)の周波数は例えば1kHz、第2のPWM信号(c)の周波数は例えば122Hzとする。また、直流電圧(b)の振幅は例えば2〜4Vとする。
第2のPWM信号(c)を商用交流周波数(50/60Hz)よりも高く設定することにより、LED発光部5から出力される光のちらつきを防止できる。また、第2のPWM信号(c)の周波数を第1のPWM信号(a)の周波数よりも低く設定することにより、パルス幅の分解能を高めることが容易となる。例えば、第2のPWM信号(c)の周波数が第1のPWM信号(a)の約1/8倍であれば、パルス幅の変化刻みが第1のPWM信号(a)と同一の時間幅であったとしても光出力の変化に8倍の分解能を持たせることができる。
LED電源制御回路3は第2のPWM信号(c)のパルス幅に同期して高周波信号(d)を間欠発振する。この高周波信号(d)の周波数は例えば50〜100kHzとする。スイッチング電源回路4は商用交流電源をLED点灯用の直流電圧(e)に変換する電力変換回路であり、間欠発振する高周波信号(d)によりオン・オフ駆動されるスイッチング素子Q1を備えている(図8参照)。スイッチング電源回路4から出力される直流電圧(e)はLED発光部5に供給される。
このように、高周波信号(d)の発振周波数は、第2のPWM信号(c)の周波数の100倍以上または第1のPWM信号(a)の周波数の50倍以上とすることにより、低光束調光時においても光出力を細かく制御することができ、光出力の急激な変化を防止して滑らかな調光が可能となる。
本実施形態のLED調光点灯装置の詳細な構成を図3に示す。電源ユニットAは商用交流電源Vsに接続される電源端子CON1と、LED発光部5に給電するためのリード線6を接続される出力端子CON2と、調光器1から第1のPWM信号(a)を入力される調光端子CON3を備えている。電源端子CON1には、電源整流部41を介してスイッチング電源部42が接続されている。電源整流部41とスイッチング電源部42とで図1のスイッチング電源回路4が構成されている。出力端子CON2には、スイッチング電源部42の出力が接続されている。調光端子CON3から入力されたPWM信号は整流回路21により無極性化され、絶縁回路22によりアイソレーションされて、信号変換回路23に入力される。整流回路21と絶縁回路22と信号変換回路23とで図1の調光信号変換回路2が構成されている。
整流回路21は、調光端子CON3に交流入力端子を接続された無極性化のための全波整流器DB1と、全波整流器DB1の直流出力端子に接続された限流用のインピーダンス素子Z1と、過電圧保護用のツェナーダイオードZD1を有している。
絶縁回路22は、アイソレーションのためのフォトカプラPC1を備えている。調光端子CON3から入力されたPWM信号は、整流回路21の全波整流器DB1により適正な極性に変換されて、フォトカプラPC1の発光素子に通電される。フォトカプラPC1の発光素子は調光端子CON3から入力されたPWM信号により赤外線信号を点滅する。この赤外線信号はフォトカプラPC1の受光素子により受光される。これにより、フォトカプラPC1の受光素子は調光端子CON3から入力されたPWM信号に応じて導通/非導通が交番する。
信号変換回路23は、フォトカプラPC1の受光素子の導通/非導通の交番を受けて、図4に示すように、波形整形回路24とCRフィルタ回路を介してPWM信号(a)のパルス幅に応じた直流電圧(b)に変換し、これをA/D変換したデジタル信号を演算処理して高ビット数のPWM信号(c)に変換して出力する。
図4は図3の信号変換回路23の詳細な構成を示している。フォトカプラPC1の受光素子は抵抗R6,R7と直列に接続されて制御電源電圧Vccを分圧する抵抗分圧回路を構成している。抵抗R6とフォトカプラPC1の受光素子の直列回路と並列に接続されたコンデンサC7は雑音防止用の小容量のコンデンサであり、平滑作用は有していない。コンデンサC7の電圧は波形整形回路24の入力端子INに印加されている。
フォトカプラPC1の発光素子に電流が流れている期間では、フォトカプラPC1の受光素子は低インピーダンスであり、コンデンサC7の電圧は波形整形回路24の入力端子INの閾値電圧よりも低い電圧となる。このとき、波形整形回路24の出力端子OUTの電圧はLowレベルとなる。フォトカプラPC1の発光素子に電流が流れていない期間では、フォトカプラPC1の受光素子は高インピーダンスであり、コンデンサC7の電圧は波形整形回路24の入力端子INの閾値電圧よりも高い電圧となる。このとき、波形整形回路24の出力端子OUTの電圧はHighレベルとなる。
波形整形回路24の出力端子OUTには抵抗R8〜R10とコンデンサC8よりなるCRフィルタ回路が接続されている。コンデンサC8の容量は上述のコンデンサC7の容量に比べると十分に大きな容量に設定されており、コンデンサC8の電圧は平滑化された直流電圧(b)となる。コンデンサC8には制御電源電圧Vccを抵抗R9,R10により分圧した直流電圧が充電されるが、波形整形回路24の出力端子OUTがHighレベルのときには抵抗R8を介して充電電流が流れる。また、波形整形回路24の出力端子OUTがLowレベルのときには抵抗R8を介して放電電流が流れる。したがって、波形整形回路24の出力端子OUTがHighレベルになる期間が長くなるほど、コンデンサC8の直流電圧(b)は高くなる。これにより、第1のPWM信号(a)は、そのパルス幅に応じて振幅が増減する直流電圧(b)に変換される。
コンデンサC8の直流電圧(b)はマイコン25のA/D変換入力部26によりA/D変換されて、デジタル信号としてマイコン25の演算部27に入力される。演算部27は例えば図5のような演算処理を実行することにより、複数回のデジタル信号を演算処理して第2のPWM信号(c)のパルス幅に相当するデジタル信号を出力する。ここでは、マイコン25として、A/D変換入力機能とPWM信号出力機能を有する16ビットマイコンを用いている。
図5は演算部27による演算処理の一例を示すフローチャートである。演算部27は約1msec(1024μsec)毎にタイマー割り込みにより図5の処理を実行する。#1ではA/D変換入力部26によりコンデンサC8の直流電圧(b)をA/D変換してデジタル値として配列変数V(0)に取り込む。このA/D変換の精度は調光器1の処理ビット数(例えば8ビット)よりも高精度(例えば10ビット)とする。
A/D変換されたデジタル値は、配列変数V(0)〜V(n+1)に蓄積しておく。#2では、#4〜#7の繰り返しループのカウンタである変数iを平均化処理の個数に応じた定数nに設定する。#3では平均化のための累算データを格納するための変数Sumを0にリセットする。#4では累算データを格納するための変数Sumに配列変数V(i)の値を加算する。#5では配列変数V(i)の値を配列変数V(i+1)に保存する。#6では繰り返しループのカウンタである変数iが0となったか否かを判定する。i≠0であれば、#7で変数iを1つデクリメントして#4に戻る。以下、#6でi=0となるまで同じ処理を繰り返すことにより、累算データを格納するための変数Sumには、配列変数V(n),V(n−1),…,V(0)を順次加算したデータが得られる。また、配列変数V(n),V(n−1),…,V(0)は配列変数V(n+1),V(n),…,V(1)に保存される。
#6でi=0と判定されると、繰り返しループを抜けて、#8に移行する。#8では配列変数V(n),V(n−1),…,V(0)を加算したデータが格納されている変数Sumを、サンプル数(n+1)で除算して平均値Vaを算出する。この平均値Vaに基づいて、#9では関数f(Va)の値として第2のPWM信号(c)のパルス幅を表すデジタル信号Dutyを求める。また、#10では関数g(Va)の値として平均化処理のサンプル数を規定する定数nを決定する。
図6は調光レベルに応じて平均化処理のサンプル数を変化させる動作を示す説明図である。調光レベルが低いとき、つまり、低光束調光時においては、平均化のサンプル数を規定する定数nは多くなるように設定する。例えば、定格点灯時の光出力を100%としたとき、数%という低い調光レベルでは、平均化のサンプル数は128個程度に設定すると良い。この場合、1個のサンプル(測定値)が約1msec毎に得られるので、約128msecにわたる測定値の平均を求めていることになる。平均化処理のサンプル数は調光レベルが高くなるにつれて破線で示すように単調に減少させても良いが、実線で示すように、所定の調光レベルよりも高いときは平均化処理のサンプル数を所定の下限値(例えば64個)で固定しても構わない。
このように、演算部27は調光器1による調光レベルが低いときは、調光レベルが高いときに比べて、より多数の検出値を平均化して第2のPWM信号(c)のパルス幅を決定するものであるから、光出力の変化が目立ちやすい低光束調光時には、より長い期間の平均値に応じて光出力が緩慢に変化して行くことになり、したがって、調光品質を高く維持することができる。
図4の信号変換回路23によれば、第1のPWM信号(a)を平滑化するCRフィルタ回路(抵抗R8〜R10、コンデンサC8)と、前記CRフィルタ回路により平滑化された直流電圧(b)のレベルを周期的にA/D変換して検出するA/D変換入力部26と、A/D変換された複数の検出値を平均化して第2のPWM信号(c)のパルス幅を決定する演算部27とを有するものであるから、CRフィルタ回路によるアナログ的な平滑化処理と、演算部27によるデジタル的な平均化処理を併用することにより、滑らかな光出力の変化を実現できる。
すなわち、調光器1の処理ビット数が少なく、第1のPWM信号(a)のパルス幅の変化が粗くても、直流電圧(b)の変化はCRフィルタ回路の時定数により滑らかになっており、この直流電圧(b)を第1のPWM信号(a)の分解能よりも高いビット数でA/D変換することにより、A/D変換された測定値の変化は第1のPWM信号の変化よりも緩慢となる。また、複数回の測定値の平均値を求めることにより、求められた平均値の変化は、個々の測定値の変化よりもさらに緩慢となる。
なお、CRフィルタ回路によるアナログ的な平滑化処理のみでは時定数の設定が難しくなる。調光レベルが高いときには、光出力の変化は目立たないから、調光操作に対する応答性を高めるために、平滑化処理の時定数は小さくしたい。一方、調光レベルが低いときには、光出力の変化が目立ちやすいから、調光操作に対する応答性を犠牲にしてでも、平滑化処理の時定数は大きくしたい。このような処理をアナログ回路のみで実現しようとすると、回路構成が複雑となり、コストアップを招くことになるが、演算部27によるデジタル的な平均化処理を併用することにより、全体の時定数を柔軟に制御することが可能となる。
一方、CRフィルタ回路によるアナログ的な平滑化処理を省略し、演算部27によるデジタル的な平均化処理のみにより必要な時定数を実現しようとすると、演算処理が膨大なものとなり、高価なマイコンが必要となる。したがって、調光レベルが高い時にも必要となる最低限の時定数についてはCRフィルタ回路によるアナログ的な平滑化処理により実現し、調光レベルが低い時に追加的に必要となる時定数についてはデジタル的な演算処理により実現すれば、全体のコストを低く抑えながら、必要な機能を実現することができる。
このようにして得られた平均値Vaから関数f(Va)の値として求められるデジタル信号(Duty)は、第1のPWM信号(a)よりも高ビット数(例えば10ビット)のデジタル信号となる。また、その値の変化は、第1のPWM信号(a)のパルス幅の粗い変化を細かく補間したような滑らかな変化となる。このデジタル信号(Duty)は図4の演算部27からPWM信号出力部28に入力される。
図7はPWM信号出力部28の構成例を示している。レジスタ281は演算部27から出力されるデジタル信号(Duty)をラッチする。一致検出回路282はデジタルカウンタ283のカウント値をレジスタ281にラッチされたデジタル信号と比較し、一致していれば一致検出信号を出力する。分周回路284はマイコン25の基本クロックを分周して、デジタルカウンタ283のカウントパルスを出力する。デジタルカウンタ283は、分周回路284から出力されるカウントパルスをカウントする。RSフリップフロップ285はデジタルカウンタ283のキャリー(桁上がり)信号によりセットされ、一致検出回路282の一致検出信号によりリセットされる。なお、RSフリッププロップ285がセットされるタイミングを用いてレジスタ281が演算部27から出力されるデジタル信号(Duty)をラッチすると良い。
デジタルカウンタ283として、例えば10ビットのカウンタを用いる場合について説明する。分周回路284はマイコン25の基本クロックを分周して例えば8μsec毎に1回のカウントパルスを出力するものとする。この場合、210=1024回のカウントパルスをカウントするのに要する時間は8.192msecとなるから、デジタルカウンタ283のキャリー信号は約122Hzとなる。このキャリー信号によりRSフリップフロップ285のQ出力がHighレベルとなる。その後、デジタルカウンタ283が8μsec毎に1つずつカウントアップされて行き、そのカウント値がレジスタ281にラッチされたデジタル信号(Duty)と全ビット一致すると、一致検出回路282から一致検出信号が出力されて、RSフリップフロップ285のQ出力がLowレベルとなる。
したがって、RSフリップフロップ285のQ出力は、繰り返しの周波数が約122Hz(1周期が8.192msec)でパルス幅が10ビット(210=1024段階)で制御可能なPWM信号となる。これを第2のPWM信号(c)とする。なお、本実施形態では、マイコン25の出力部にPWM信号出力部28をハードウェア回路により構成した例を示したが、処理速度の高速なマイコンを使用するのであれば、図7のPWM信号出力部28の機能をソフトウェアにより実現しても良いことは言うまでもない。
次に、図1のスイッチング電源回路4について説明する。図3の実施形態では、電源整流部41とスイッチング電源部42とで図1のスイッチング電源回路4を構成している。電源整流部41の入力部には、電流ヒューズFUSEを介してサージアブソーバZNRと雑音防止用のコンデンサC1、ラインフィルタLF、コンデンサC2が接続されており、これらの素子を介して全波整流器DB2の交流入力端子が接続されている。電源整流部41の出力部には全波整流器DB2の直流出力端子が接続されており、回路グランド(負極側)は雑音バイパス用コンデンサC3,C4を介して電源ユニットAの金属ケースに接続されている。
スイッチング電源部42の構成例を図8に示す。ここでは、スイッチング電源部42として、スイッチング素子Q1とダイオードD1、インダクタL1、平滑コンデンサC6及び電流検出抵抗R1を備える降圧チョッパ回路を用いている。
全波整流器DB2の直流出力端子には平滑コンデンサC5が接続されている。平滑コンデンサC5の正極には、平滑コンデンサC6の正極が接続されている。平滑コンデンサC6の両端には出力端子CON2が接続されている。出力端子CON2にはリード線6を介してLED発光部5が接続されている。平滑コンデンサC6の負極にはインダクタL1の一端が接続されている。インダクタL1の他端は、MOSFETよりなるスイッチング素子Q1のドレイン電極に接続されると共に、回生電流通電用のダイオードD1のアノードに接続されている。ダイオードD1のカソードは平滑コンデンサC6の正極に接続されている。
スイッチング素子Q1のゲート電極には、LED電源制御回路3から出力される高周波信号(d)が印加されている。高周波信号(d)はPWM信号(c)のパルス幅に同期して間欠的に発振される高周波電圧であり、この高周波電圧がHighレベルのときにスイッチング素子Q1はオンとなり、Lowレベルのときにスイッチング素子Q1はオフとなる。スイッチング素子Q1のソース電極は、電流検出抵抗R1を介して接地されており、平滑コンデンサC5の負極に接続されている。電流検出抵抗R1の両端電圧はLED電源制御回路3の電流検出端子により監視されている。
LED電源制御回路3は、スイッチング電源用の制御用ICよりなり、スイッチング素子Q1を一定周期でオンさせる。スイッチング素子Q1がオンしている期間に、電流検出抵抗R1に流れる電流のピーク値が所定の閾値に達すると、スイッチング素子Q1をオフさせる。スイッチング素子Q1のオフ状態からオン状態への移行は内蔵のタイマーにより強制的に移行させる。したがって、LED電源制御回路3からスイッチング素子Q1に与えられる高周波信号(d)は、周波数が一定でパルス幅が可変となる第3のPWM信号となる。
このように、高周波信号(d)はスイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値が一定となるようにパルス幅を可変制御される第3のPWM信号とすることにより、主として第2のPWM信号(c)のパルス幅により光出力を規定することが可能となる。仮に、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値が決まらないと、第2のPWM信号(c)のパルス幅だけでは光出力を規定できなくなるが、本実施形態のように、高周波信号(d)のパルス幅を可変制御することで、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を一定値となるように制御すれば、光出力を決める主な要素は第2のPWM信号(c)のパルス幅となり、精度の高い調光制御が可能となる。
図9はスイッチング電源部42の動作波形であり、スイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電流、ダイオードD1に流れる電流、及びスイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電圧の波形を示している。スイッチング素子Q1がオンのとき、平滑コンデンサC5→平滑コンデンサC6→インダクタL1→スイッチング素子Q1→電流検出抵抗R1の経路で電流が流れる。このとき、インダクタL1に流れる電流(スイッチング素子Q1のドレイン−ソース電流)は漸増して行き、インダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。
LED電源制御回路3の内部には所定の閾値Vthが設定されており、電流検出抵抗R1で検出される電圧が閾値Vthに達すると、スイッチング素子Q1をオフさせる。したがって、インダクタL1に流れる電流(スイッチング素子Q1のドレイン−ソース電流)のピーク値は閾値Vthで決まる一定値となる。
スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーが、インダクタL1→ダイオードD1→平滑コンデンサC6→インダクタL1の経路で放出される。このとき、ダイオードD1に流れる電流は図9に示すように漸減する電流となる。スイッチング素子Q1のON区間とOFF区間を合算した周期τ、つまりその逆数のスイッチング周波数は一定の周波数に設定されている。
以上の動作を高周波(50kHz〜100kHz)で繰り返すことにより、平滑コンデンサC6には直流電圧(e)が得られる。この直流電圧(e)は出力端子CON2に接続されたリード線6を介してLED発光部5に供給される。
本実施形態では、スイッチング電源回路4はLED発光部5への出力電流を平滑化するコンデンサC6を出力端に並列接続されているので、光出力のちらつきを抑制できる。
LED発光部5は、図3の例では4個のLED5a〜5dよりなり、LED5aからLED5dまでがアノードからカソードに直列につながれる構成となっている。LED5aのアノード側にはプラス、LED5dのカソード側にはマイナスの電圧が印加されることにより、各LED5a〜5dが発光する。LED5a〜5dの順方向電圧Vfの合計以上の電圧が印加されると、流れる電流の値に応じてLEDから光束を得ることが出来る。順方向電圧Vfは通常略3.5Vのため、4個直列に接続するのであれば、4×3.5V以上の直流電圧において点灯させることが出来る。
LED発光部5の構成は、ここに例示したLED直列回路に限定されるものではなく、並列回路であっても良いし、直並列回路であっても良い。また、その直列個数や並列個数も限定されるものではない。
LED電源制御回路3は、高周波の発振動作を外部信号により停止させる動作禁止端子を備えており、上述のPWM信号(c)に同期してスイッチング電源部42の発振動作を間欠的に停止させることにより、LED発光部5の光出力を可変とすることができる。ここでは、PWM信号(c)がHighレベルのときに高周波の発振動作を行い、Lowレベルのときに高周波の発振動作を停止するものとするが、PWM信号(c)のHigh/Lowと高周波信号(d)の発振/停止の関係は逆であっても構わない。
本実施形態の説明では、スイッチング電源部42として降圧チョッパ回路を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば昇圧チョッパ回路や昇降圧チョッパ回路、フライバックDC−DCコンバータなどを用いても良い。
次に、図1の調光器1について説明する。この調光器1は、例えば壁面の操作パネルに設置された調光つまみの操作量に応じてパルス幅が変化するPWM信号を出力する。
図10は調光器1の構成例を示す回路図である。マイコン11は安価な8ビットマイコンであり、A/D変換入力ポートP1と2値出力ポートP2を有している。A/D変換入力ポートP1には、制御電源電圧Vccを固定抵抗R2と可変抵抗VRで分圧した直流電圧が入力されている。マイコン11はA/D変換入力ポートP1により検出された直流電圧のレベルに応じてパルス幅が可変となるPWM信号を2値出力ポートP2から出力する。2値出力ポートP2には抵抗R3を介してPNPトランジスタTrのベース電極が接続されている。トランジスタTrのエミッタ電極は制御電源電圧Vccのラインに接続されている。トランジスタTrのコレクタ電極は抵抗R4を介してグランドラインに接続されると共に、抵抗R5を介して出力端子CON4の一端に接続されている。出力端子CON4の他端はグランドラインに接続されている。
2値出力ポートP2がLowレベルになると、トランジスタTrが導通し、制御電源電圧Vccのラインから抵抗R5を介してPWM信号線12に電流が流れる。この電流により上述のフォトカプラPC1が駆動される。2値出力ポートP2がHighレベルになると、トランジスタTrは非導通となり、PWM信号線12の電流は遮断される。
マイコン11は制御電源電圧Vccを受けて動作し、図11の制御フローを繰り返し実行する。#11では変数tを0にリセットする。#12ではA/D変換入力ポートP1から可変抵抗VRで設定された直流電圧をデジタル信号の変数dutyとして入力する。ここで、変数dutyは8ビットの整数であり、0〜255のいずれかの値を取る。
#13では2値出力ポートP2をLowレベルとする。これによりトランジスタTrが導通状態となり、制御電源電圧Vccのラインから抵抗R5を介してPWM信号線12に電流が流れる。
#14では変数tと変数dutyを比較し、一致していれば、#15に分岐する。一致していなければ、#15の処理をスキップし、#16に移行する。したがって、t=dutyとなるまでは2値出力ポートP2はLowレベルであり、トランジスタTrは導通状態であるから、PWM信号線12には電流が流れた状態が維持される。
#16ではタイマーにより(1/256)msec待機し、#17で変数tを1つインクリメントする。
#18では8ビット変数tが0に戻ったか否かを判定する。#18でt=0となっていれば、#17のカウントアップを256回繰り返した(1桁繰り上がった)ことになるから、一周期(1msec)の時間が経過したことになる。
#18でt≠0であれば、#14に戻ってt=dutyか否かを判定する。#14でt=dutyであると判定されると、#15で2値出力ポートP2をHighレベルに切り替える。これにより、トランジスタTrは非導通となり、PWM信号線12の電流は遮断される。
#18でt=0となっていれば、#12に戻って新たに変数dutyを入力し、以下、同じ処理を繰り返す。
これにより、2値出力ポートP2は一周期(1msec)の時間のうち、(duty/256)の時間だけLowレベルとなり、残りの時間はHighレベルとなる。したがって、PWM信号線12には周波数が1kHzでオンパルス幅が256段階に可変設定されるPWM信号が出力されることになる。
図10の可変抵抗VRは調光器1の操作部に設けられた調光つまみの操作により連続的に抵抗値が変化するものであるが、マイコン11の処理ビット数が少ないために、PWM信号(a)は連続的にパルス幅が変化せず、段階的にパルス幅が変化することになる。
ここで説明した調光器1の構成は例示であり、要するに、複数段階にパルス幅が可変とされるPWM信号を出力可能な構成であれば具体的構成は何でも良い。可変抵抗VRは調光つまみに連動して調光レベルを手動制御する構成のほか、光センサーや人体センサとの連動で調光レベルを自動制御する構成としても良いし、タイマーとの連動で調光レベルをタイムスケジュール制御する構成としても良い。
図12は本発明のLED調光点灯装置を用いた電源別置型LED照明器具の構成を示している。この電源別置型LED照明器具ではLED発光部5とは別のケースに電源ユニットAを内蔵している。こうすることによってLED発光部5は薄型化することが可能になり、別置型の電源ユニットAは場所によらず設置可能となる。
器具筐体7は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板8で覆われている。この光拡散板8に対向するように、LED発光部5が配置されている。51はLED実装基板であり、LED発光部5のLED5a〜5dを実装している。器具筐体7は天井9に埋め込まれており、天井裏に配置された電源ユニットAからリード線6とコネクタ60を介して配線されている。
図12に示す電源別置型のLED照明器具では、LED発光部5を収めた器具筐体7と、LED5a〜5dを発光するために出力を与える電源ユニットAとは別に配置されているので、施工に際しては、現場において電源ユニットAを取り付けてから器具筐体7を取り付けて、両者をリード線6とコネクタ60で接続するという作業が必要となる。
図13は本発明のLED調光点灯装置を用いた電源一体型のLED照明器具の断面図である。LED照明器具の器具筐体7は天井9に埋め込まれている。器具筐体7内に、LED発光部5と電源ユニットAが内蔵されている。器具筐体7は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板8で覆われている。この光拡散板8に対向するように、LED発光部5が配置されている。51はLED実装基板であり、LED発光部5のLED5a〜5dを実装している。
40は電源回路基板であり、電源ユニットAの電子部品(図3、図4、図8参照)を実装している。LED発光部5は、器具筐体7内において放熱板71に接触するように設置されており、LED5a〜5dの発生する熱を器具筐体7に逃がすようになっている。また、LED発光部5と電源ユニットAは、この放熱板71に設けられた穴を介して、リード線6で接続されている。放熱板71はアルミ板や銅板のような金属板であり、放熱効果と遮蔽効果を兼ねている。放熱板71は器具筐体7に電気的に接続されてアースされるが、リード線6のプラス側ならびにマイナス側とは電気的に分離された非充電部となっている。
本発明のLED調光点灯装置は図12または図13に示すようなLED照明器具として単独で実施する以外に、インバータ式蛍光灯器具に内蔵したり、インバータ式蛍光灯器具と混在・併用しても構わない。
1 調光器
2 調光信号変換回路
3 LED電源制御回路
4 スイッチング電源回路
5 LED発光部

Claims (8)

  1. パルス幅を複数段階に可変とした第1のPWM信号を調光信号として出力する調光器と、
    第1のPWM信号を受けて第1のPWM信号よりも多段階にパルス幅を可変とした第2のPWM信号を出力する調光信号変換回路と、
    第2のPWM信号のパルス幅に同期して高周波信号を間欠発振する電源制御回路と、
    前記高周波信号によりオン・オフ駆動されるスイッチング素子を備えるスイッチング電源回路と、
    スイッチング電源回路の出力により駆動される1つ又は複数のLEDを含むLED発光部とを有することを特徴とするLED調光点灯装置。
  2. 前記スイッチング電源回路は商用交流電源をLED点灯用の直流電圧に変換する回路であり、第2のPWM信号の周波数は商用交流周波数よりも高く、第1のPWM信号の周波数よりも低いことを特徴とする請求項1記載のLED調光点灯装置。
  3. 前記高周波信号の周波数は、第2のPWM信号の周波数の100倍以上または第1のPWM信号の周波数の50倍以上であることを特徴とする請求項1または2記載のLED調光点灯装置。
  4. 前記高周波信号は前記スイッチング素子に流れる電流のピーク値が一定となるようにパルス幅を制御される第3のPWM信号であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のLED調光点灯装置。
  5. 前記スイッチング電源回路は前記LED発光部への出力電流を平滑化するコンデンサを出力端に並列接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のLED調光点灯装置。
  6. 前記調光信号変換回路は、第1のPWM信号を平滑化するCRフィルタ回路と、前記CRフィルタ回路により平滑化された直流電圧のレベルを周期的にA/D変換して検出する手段と、A/D変換された複数の検出値を平均化して第2のPWM信号のパルス幅を決定する演算手段とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のLED調光点灯装置。
  7. 前記演算手段は前記調光器による調光レベルが低いときは、調光レベルが高いときに比べて、より多数の検出値を平均化して第2のPWM信号のパルス幅を決定することを特徴とする請求項6記載のLED調光点灯装置。
  8. 請求項1記載の調光信号変換回路と、電源制御回路と、スイッチング電源回路を実装された電源ユニットを備え、外部から第1のPWM信号を調光信号として入力する調光端子を有することを特徴とするLED照明器具。
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