JP5341402B2 - 車載表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の前方視野内に配置される複数の表示領域のそれぞれに共通の情報を表示させる車載表示システムに関し、特に、その共通の情報に重畳表示させる重畳画像を各表示領域で異ならせる車載表示システムに関する。
従来、道路地図情報のように情報量が多く緊急性が低い(運転者に伝える必要性が比較的低い)情報を表示するエンターテイメントディスプレイと、経路誘導情報、緊急の道路交通情報及び障害物接触警報のように情報量が少なく緊急性が高い(運転者に伝える必要性が比較的高い)情報を表示するドライビングディスプレイとを備える車載表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この車載表示装置は、エンターテイメントディスプレイに比べ、運転中の運転者の中心視(視野の中心における視力)が捉える位置により近い位置にドライビングディスプレイを配置し、運転者が経路誘導情報、緊急の道路交通情報及び障害物接触警報を迅速且つ確実に視認できるようにする。
また、HUD(Head Up Display)を利用しウインドシールドガラスの所定位置に★印の注意喚起表示を表示させて運転者の注意を惹き付け、且つ、その注意喚起表示を障害物が存在する方向に移動させて視認すべき障害物に運転者の視線を誘導する運転支援装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、ウインドシールドガラス全体を表示領域とし複数の画面を表示できるようにしながら、各画面の表示サイズ、各画面の表示位置、同時に表示させる画面の数を調整する車両用ヘッドアップディスプレイシステムが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
また、車両の走行速度に応じて、表示させる情報量を制御する車両用表示制御装置も知られている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2000−168400号公報 特開2003−291688号公報 特開2000−203309号公報 特開2007−210462号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車載表示装置は、ドライビングディスプレイに情報を表示させることで運転者に大きな視線移動を強いることなくその情報を迅速且つ確実に運転者に伝えられるようにするが、緊急性の高い情報を複数表示させた場合にはドライビングディスプレイに運転者が認識できる情報量を超えた情報を表示することとなり運転者を混乱させてしまうおそれがある。
また、特許文献2の運転支援装置、及び、特許文献3の車両用ヘッドアップディスプレイシステムは、共に、ウインドシールドガラスに情報を表示させることで運転者に大きな視線移動を強いることなくその情報を運転者に伝えられるようにするが、上述同様、ウインドシールドガラスに運転者が認識できる情報量を超えた情報を表示させた場合には運転者によるその情報の認識を却って困難にしてしまう場合がある。
一方で、特許文献4の車両用表示制御装置のように、車両の走行速度が増大した場合に、表示領域に表示させる情報量を一律に低減させると、認識できる情報量に余裕がある運転者に対しては行き過ぎた制限となってしまい利便性を損ねる結果となる。
上述の点に鑑み、本発明は、運転者が認識できる情報量に合った情報の表示を行う車載表示システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る車載表示システムは、運転者の前方視野内に配置される複数の表示領域のそれぞれに共通の画像を表示させる車載表示システムであって、前記共通の画像に重畳表示させる重畳画像を表示領域毎に制御する重畳画像制御手段を備えることを特徴とする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る車載表示システムであって、前記複数の表示領域は、複数の表示装置で構成されることを特徴とする。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明に係る車載表示システムであって、表示領域の配置位置が運転者の中心視位置から離れる程、該表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を増大させることを特徴とする。
また、第四の発明は、第一乃至第三の何れかの発明に係る車載表示システムであって、前記重畳画像制御手段は、自車両の走行速度、運転者の覚醒度、又は、自車両が走行する道路の種別に基づいて各表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を制御することを特徴とする。
また、第五の発明は、第一乃至第四の何れかの発明に係る車載表示システムであって、表示領域を視認するための視線傾斜角を検出する視線傾斜角検出手段を備え、前記重畳画像制御手段は、表示領域を視認するための視線傾斜角が大きい程、該表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を増大させることを特徴とする。
また、第六の発明は、第一乃至第五の何れかの発明に係る車載表示システムであって、複数の重畳画像の表示順を決定するための優先度を設定する優先度設定手段を備え、前記重畳画像制御手段は、前記優先度設定手段が設定する優先度に基づいて各表示領域に重畳表示させる重畳画像を制御することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、運転者が認識できる情報量に合った情報の表示を行う車載表示システムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る車載表示システムの構成例を示すブロック図であり、車載表示システム100は、例えば、夜間の前方視界を撮影しながらロービームの照射範囲より遠方に存在する歩行者、他車両、障害物、道路標識又は道路表示等(以下、「歩行者等」とする。)を映像化して運転を補助する車載システムであって、制御装置1、照度センサ2、ヘッドランプ3、画像センサ4、車速センサ5、距離センサ6、運転者監視カメラ7、表示装置8a〜8d及び音声出力装置9を含む。
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータであって、例えば、画像認識手段10、重畳画像生成手段11、優先度設定手段12、重畳画像制御手段13、視線傾斜角検出手段14及び覚醒度判定手段15のそれぞれに対応するプログラムをROMに記憶しながら、各手段に対応する処理をCPUに実行させる。
照度センサ2は、車載表示システム100が搭載された車両(以下、「自車両」とする。)の周囲の明るさ(照度)を検出するためのセンサであり、例えば、ボンネット上に設置され、検出した照度を制御装置1に出力する。
ヘッドランプ3は、自車両前方を照射するランプであり、例えば、ロービームヘッドランプとハイビームヘッドランプとを備え、ロービームヘッドランプから可視光を照射すると同時にハイビームヘッドランプから近赤外線光のみを照射する。
ハイビームヘッドランプから可視光を照射して対向車に眩しさを感じさせてしまうことがないようにしながらも、ロービーム照射範囲を超えた領域にいる歩行者等に近赤外線光を照射し、近赤外線カメラを介してその反射光を検知することで、その歩行者等を運転者が早期に視認できるようにするためである。
画像センサ4は、自車両周辺の画像データを取得するためのセンサであり、例えば、ルームミラー付近に取り付けられて自車両前方を撮像する近赤外線カメラであって、照度センサ2によって検出された照度が所定値未満である(周囲が暗い)と制御装置1が判断したときに制御装置1が出力する制御信号に応じて起動し、取得した画像データを制御装置1に出力する。
なお、画像センサ4は、物体の熱(遠赤外線)を検知し温度差を映像化する遠赤外線カメラであってもよく、近赤外線カメラ及び遠赤外線カメラの双方を備えていてもよい。
図2は、ロービームで車両前方に可視光を照射させながら運転者がウインドシールドガラスを通して肉眼で視認する夜間の景色の一例を示し、図3は、ハイビームで車両前方に近赤外線光を照射させながら近赤外線光を感知する画像センサ4が図2に示す景色を撮像して取得した画像を示す。
図3に示すように、画像センサ4は、運転者がウインドシールドガラスを通して肉眼で視認できない、或いは、肉眼で視認し難い歩行者等を運転者が視認できるような画像を取得することができる。
車速センサ5は、自車両の速度を測定するセンサであり、例えば、各車輪に取り付けられ各車輪とともに回転する磁石による磁界の変化をMR(Magnetic Resistance)素子が磁気抵抗として読み取り、これを回転速度に比例したパルス信号として取り出すことで車輪の回転速度及び自車両の走行速度を検出し、検出した値を制御装置1に出力する。
距離センサ6は、自車両と歩行者等との間の距離を測定するためのセンサであり、例えば、自車両のフロントバンパー下部に取り付けられたレーザレーダ、ミリ波レーダ又は超音波センサ等であって、測定したデータを制御装置1に出力する。
運転者監視カメラ7は、運転者を監視するためのカメラであり、例えば、運転席の天井に取り付けられながら運転者の顔面を撮像し、撮像した画像データに基づいて制御装置1が運転者の視線方向、覚醒度、居眠りの有無等を判定できるようにする。
表示装置8a〜8dは、制御装置1の出力に応じて各種情報を表示するために運転者の前方視野内に配置される装置であり、第一表示装置8aは、例えば、ウインドシールドガラスに設置された透明のコンバイナに映像を投影させるHUDである。
また、第二表示装置8b及び第三表示装置8cは、インストルメントパネル内に設置される液晶ディスプレイであり、第四表示装置8dは、運転席の天井に取り付けられる液晶ディスプレイである。
図4は、表示装置8a〜8dの配置例を示す図であり、図5は、図4のV−V線断面図である。なお、図5の破線で示される直線群は、表示装置8a〜8dのそれぞれの中心位置と運転者Pの目の位置とを結ぶ補助線である。
図4及び図5に示すように、第一表示装置8aは、運手者Pの中心視の位置として予め設定される中心視位置CVを含む領域に配置され、第二表示装置8bは、中心視位置CVを見る視線から角度(以下、「視線傾斜角」とする。)θ1だけ下方(俯角方向又はマイナス方向)に視線を下ろすことで視認できる領域に配置される。なお、第一表示装置8aは、視線傾斜角がゼロとなる位置に配置されているものとする。
また、第三表示装置8cは、中心視位置CVを見る視線から視線傾斜角θ2(|θ2|>|θ1|)だけ下方(俯角方向又はマイナス方向)に視線を下ろすことでハンドルHの内側に形成される隙間を通して視認できる領域に配置され、第四表示装置8dは、中心視位置CVを見る視線から視線傾斜角θ3(|θ3|>|θ2|)だけ上方(仰角方向又はプラス方向)に視線を上げることで視認できる領域に配置される。
上述のような表示装置8a〜8dの配置により、運転者Pは、第一表示装置8aに表示される画像を中心視で捉えながら、第二表示装置8b、第三表示装置8c又は第四表示装置8dに表示される画像を周辺視(中心視位置CVを中心視で捉えたときの視野の周辺部における視力である。)で捉えることができ、例えば、認識できる情報量に余裕がある場合に、視線を第一表示装置8aから上下に移動させ、第二表示装置8b、第三表示装置8c又は第四表示装置8dに表示される画像を中心視で視認するようにしてもよい。
次に、制御装置1が有する各種手段について説明する。
画像認識手段10は、画像センサ4が取得した画像データに含まれる歩行者等の画像を認識するための手段であり、例えば、二値化処理、エッジ検出処理、パターンマッチング処理等の公知の画像処理技術を用いて歩行者等の画像を認識する。
重畳画像生成手段11は、画像認識手段10が認識した歩行者等の画像に基づいて重畳画像を生成するための手段であり、例えば、歩行者の画像を囲む矩形枠の画像をその歩行者の画像に関する重畳画像として生成する。
また、重畳画像生成手段11は、画像認識手段10が認識した歩行者等の画像に特定の色(例えば、赤色である。)を重畳表示させた画像をその歩行者等の画像に関する重畳画像として生成するようにしてもよく、画像認識手段10が認識した道路標識の内容を表す文字情報をその道路標識の画像に関する重畳画像として生成するようにしてもよい。
優先度設定手段12は、重畳画像の表示順を決定するための優先度を重畳画像毎に設定するための手段であり、例えば、距離センサ6が取得する自車両と歩行者等との間の距離が小さいほど(緊急性が高いほど)その歩行者等に関する重畳画像の優先度を上げ、距離が大きいほど(緊急性が低いほど)その優先度を下げるようにする。
また、優先度設定手段12は、所定の基準(例えば、自車両の走行に対する影響度である。)に基づいて、歩行者の画像に関する重畳画像の優先度を最大とし、他車両、他の障害物、道路標識、道路表示の順にその優先度を下げていくようにしてもよい。
重畳画像制御手段13は、表示装置に表示させる重畳画像を制御するための手段であり、例えば、表示装置8a〜8dのそれぞれで表示させる重畳画像の情報量を制御する。
ここで、「重畳画像の情報量」とは、運転者が視覚信号としての重畳画像を介して認識する情報の内容量(例えば、歩行者の画像を囲む矩形枠の画像は、歩行者がその枠内に存在するという情報を含む。)であり、重畳画像の情報量の増大(例えば、矩形枠数の増大)は、その重畳画像が包含する情報を運転者が理解するための時間の増大を意味し、反対に、重畳画像の情報量の減少は、その重畳画像が包含する情報を運転者が理解するための時間の減少を意味する。
例えば、重畳画像制御手段13は、重畳画像が包含する情報を運転者が認識するための時間を減少させるために、表示装置毎に重畳画像の数(例えば、歩行者等の画像を囲む矩形枠の数である。)を制限するようにしてもよく、重畳画像を表現するために使用される画素の総数(例えば、重畳表示のために色が変えられる画素の総数である。)を制限するようにしてもよい。
また、重畳画像制御手段13は、表示装置の配置位置が中心視位置CVから遠ざかるにつれて(第一表示装置8a、第二表示装置8b、第三表示装置8c、第四表示装置8dの順である。)、重畳表示させる重畳画像の情報量の制限を緩和し、中心視位置CVから最も離れた位置にある表示装置(第四表示装置8d)で表示させる重畳画像の情報量が最大となるようにする。
中心視位置CVをその表示領域に含む第一表示装置8aで表示させる重畳画像の情報量を厳格に制限するのは、運転者Pの前方視野を遮ったり、過剰な重畳画像により運転者Pを混乱させたり、或いは、運転者Pの注意を惹きすぎたりする(ドライバディストラクションを誘発したりする)のを防止するためであり、また、重要な情報だけを迅速かつ確実に運転者Pに伝えることができるようにするためである。
また、表示させる重畳画像の情報量の制限を徐々に緩和するのは、運転者毎に、或いは、その瞬間毎に、その運転者が認識できる情報量(以下、「許容情報量」とする。)が異なるからであり、その運転者が、複数の表示装置から自身の許容情報量に合う情報量(重畳画像)を表示する表示装置を選択した上で視認できるようにするためである。
また、重畳画像制御手段13は、優先度設定手段12が設定した優先度の高い順に重畳画像を表示させていき、例えば、中心視位置CVをその表示領域に含む第一表示装置8aにおいて優先度の高い重畳画像のみを表示させ、中心視位置CVから最も離れた位置にある第四表示装置8dにおいて優先度の低い重畳画像を含む全ての重畳画像を表示させるようにする。
これにより、許容情報量に余裕がある運転者は、必要に応じて中心視位置CVから視線を上下に移動させることでより多くの重畳画像を視認することができ(より多くの情報を認識することができ)、一方で、許容情報量に余裕が無い運転者は、中心視位置CV付近のみを継続的に見ることで(中心視位置CV付近しか見られないので)、優先度の高い重畳画像のみを迅速且つ確実に視認することができ、許容情報量を超えない必要最小限の情報を迅速且つ確実に認識することができる。
図6A〜図6Dは、表示装置8a〜8dに表示される画像の一例であり、図6Aが第一表示装置8aに表示される画像、図6Bが第二表示装置8bに表示される画像、図6Cが第三表示装置8cに表示される画像、図6Dが第四表示装置8dに表示される画像に対応する。
重畳画像制御手段13は、図6Aに示すように、画像センサ4が取得した画像であって、重畳画像が重畳表示されていない画像(以下、「基本画像」とする。図3参照。)上に、最も優先度の高い歩行者の画像に関する重畳画像(矩形枠)のみを重畳させて第一表示装置8aに表示させ、同時に、図6Bに示すように、最も優先度の高い歩行者の画像に関する重畳画像(矩形枠)とその次に優先度の高い道路標示に関する重畳画像(区分線強調表示)とを基本画像に重畳させて第二表示装置8bに表示させる。
また、重畳画像制御手段13は、図6Cに示すように、その次に優先度の高い他車両に関する重畳画像(丸枠)をも基本画像に重畳させて第三表示装置8cに表示させ、更には、図6Dに示すように、その次に優先度の高い道路標識に関する重畳画像(文字情報)をも基本画像に重畳させて第四表示装置8dに表示させる。
これにより、運転者Pは、許容情報量に余裕が無い場合であっても、第一表示装置8aに表示される画像(図6A)を見ることで、少なくとも自車両の前方の左右両側に歩行者が存在することを認識することができ、また、許容情報量に余裕がある場合には、第二表示装置8bに表示される画像(図6B)を見ることでそれら歩行者が車道外(例えば、歩道である。)に存在することを認識でき、第三表示装置8cに表示される画像(図6C)を見ることで自車両の前方に二台の駐車車両が存在することを認識でき、更に、第四表示装置8dに表示される画像(図6D)を見ることで自車両前方に横断歩道が存在することを認識できる。
このように、運転者Pは、許容情報量に余裕が無い場合に第四表示装置8dの画像(図6D)を見せられたときには重畳画像の数が多すぎて歩行者の存在すら認識できないが、第一表示装置8aの画像(図6A)を見せられたときには歩行者の存在を確実に認識することができる。
図7は、表示装置8a〜8dのそれぞれの視線傾斜角と表示装置8a〜8dのそれぞれにおける重畳画像の最大情報量との関係を示す制御マップの一例であり、各プロット(丸印)が表示装置8a〜8dのそれぞれの特性を示し、また、視線傾斜角がゼロである第一表示装置8aにおける重畳画像の最大情報量が最も小さく情報量の制限が厳格であり、視線傾斜角がマイナス方向(俯角方向)に大きくなるにつれて第二表示装置8b、第四表示装置8cの順に重畳画像の最大情報量が大きくなる(情報量の制限が緩和される)ことを示す。
また、図7は、第一表示装置8aに比べて視線傾斜角がプラス方向(仰角方向)に大きい第三表示装置8cの重畳画像の最大情報量が第一表示装置8aにおける重畳画像の最大情報量より大きくなる(情報量の制限が緩和される)ことを示す。
また、図7は、プラス方向(仰角方向)における最大情報量の視線傾斜角に対する増加率(一定)とマイナス方向(俯角方向)における最大情報量の視線傾斜角に対する増加率(漸増)とを異なるものとし、また、マイナス方向(俯角方向)における最大情報量の増加を視線傾斜角に比例させていない(二次曲線に沿うようにしている)。
仰角方向に視線を移動させながら異なる画像を見比べる場合と俯角方向に視線を移動させながら異なる画像を見比べる場合とでは、運転者の認識能力(画像の違いを見分ける能力である。)に差が生じると考えられるからである。
なお、車載表示システム100は、プラス方向(仰角方向)の増加率とマイナス方向(俯角方向)の増加率とを同じにしてもよく、最大情報量の増加を視線傾斜角に比例させるようにしてもよい(一次直線に沿うようにしてもよい)。
視線傾斜角検出手段14は、複数の表示装置のそれぞれの視線傾斜角を検出するための手段であり、例えば、運転者監視カメラ7の出力に基づいて運転者Pの目の位置を検出して表示装置8a〜8dのそれぞれの視線傾斜角を検出する。
また、視線傾斜角検出手段14は、新たに検出した表示装置8a〜8dのそれぞれの視線傾斜角と図7に示すような制御マップとに基づいて、表示装置8a〜8dのそれぞれにおける重畳画像の最大情報量を決定する。
覚醒度判定手段15は、運転者の覚醒度を判定するための手段であり、例えば、運転者監視カメラ7の出力に基づいて運転者Pが目を閉じている時間や運転者Pの視線方向を検出し、その時間や方向に応じて運転者Pの覚醒度を判定する。
また、覚醒度判定手段15は、心拍数や脳波を検出する装置(図示せず。)の出力に基づいて運転者の覚醒度を判定するようにしてもよい。
次に、図8を参照しながら、車載表示システム100が共通の基本画像を表示する複数の表示領域に情報量の異なる重畳画像を重畳表示させる処理(以下、「重畳画像表示処理」とする。)について説明する。なお、図8は、重畳画像表示処理の流れを示すフローチャートであり、車載表示システム100は、所定間隔(例えば、1秒毎である。)で繰り返しこの重畳画像表示処理を実行するものとする。
最初に、制御装置1は、照度センサ2の出力に基づいて周囲が暗いと判定した場合、或いは、運転者Pがヘッドランプ3を点灯させた場合に、画像センサ4を起動して自車両前方の画像の撮影を開始させる(ステップS1)。
その後、制御装置1は、画像認識手段10により、画像センサ4が取得した画像データに各種画像処理を施して歩行者等を認識し、重畳画像生成手段11により、認識結果に応じた重畳画像を生成する(ステップS2)。
その後、制御装置1は、優先度設定手段12により、優先度の設定基準を記憶する所定のルックアップテーブルを参照しながら、重畳画像生成手段11が生成した重畳画像のそれぞれに優先度を設定する(ステップS3)。
その後、制御装置1は、重畳画像制御手段13により、所定の制御マップ(図7参照。)を参照して、表示装置8a〜8dのそれぞれに表示させる重畳画像の最大情報量を取得し(ステップS4)、優先度設定手段12が設定した優先度に基づいて表示装置8a〜8dのそれぞれに表示させる重畳画像を選択する(ステップS5)。
なお、表示装置8a〜8dのそれぞれの視線傾斜角は、予め登録されていてもよく、視線傾斜角検出手段14が検出した現在の運転者に対応する値を用いてもよい。
その後、制御装置1は、基本画像と重畳画像制御手段13が表示装置毎に選択した重畳画像とを表示装置8a〜8dのそれぞれに表示させる(ステップS6)。
次に、図9を参照しながら、車載表示システム100が自車両の走行速度や運転者Pの覚醒度に応じて各表示領域における重畳画像の最大情報量を調節する処理(以下、「最大情報量調節処理」とする。)について説明する。なお、図9は、最大情報量調節処理の流れを示すフローチャートであり、車載表示システム100は、所定間隔(例えば、1秒毎である。)で繰り返しこの最大情報量調節処理を実行するものとする。
最初に、制御装置1は、車速センサ5の出力に基づいて自車両の走行速度が所定速度T1以上となったか否かを判定する(ステップS11)。
自車両の走行速度が所定速度T1以上となった場合(ステップS11のYES)、制御装置1は、重畳画像制御手段13により、高速走行時の制御マップ(後述の図10参照。)を参照して、通常時の制御マップ(図7参照。)を用いて既に設定されていた各表示装置における重畳画像の最大情報量を低減させ、表示装置8a〜8dのそれぞれに表示させる重畳画像を更に限定するようにする(ステップS12)。自車両の走行速度の増大につれて運転者Pの許容情報量が減少するからである。
図10は、図7と同様、表示装置8a〜8dのそれぞれの視線傾斜角と表示装置8a〜8dのそれぞれにおける重畳画像の最大情報量との関係を示す高速走行時の制御マップの一例であり、破線で示されたプロット(丸印)は、図7における各表示装置の通常時の特性を示し、実線で示されたプロット(丸印)は、各表示装置の高速走行時の特性を示す。
また、図10は、第一表示装置8a、第二表示装置8b及び第三表示装置8cにおける重畳画像の最大情報量を通常時よりも低減させ、その低減幅をそれぞれ異なる大きさとしていることを示し、第四表示装置8dにおける重畳画像の最大情報量を通常時のまま維持させていることを示す。
なお、その低減幅の大きさは、全ての表示装置で共通の大きさであってもよく、第一表示装置8a、第二表示装置8b又は第三表示装置8cにおける重畳画像の最大情報量は、通常時のまま維持されていてもよい。
一方、自車両の走行速度が所定速度T1未満である場合(ステップS11のNO)、制御装置1は、各表示装置の重畳画像の最大情報量を低減させることなくステップS13に至る。
その後、制御装置1は、覚醒度判定手段15により運転者Pの覚醒度が所定レベルT2以下となったか否かを判定する(ステップS13)。
運転者Pの覚醒度が所定レベルT2以下となった場合(ステップS13のYES)、制御装置1は、走行速度が所定速度T1以上となった場合と同様に、通常時の制御マップ(図7参照。)を用いて既に設定されていた各表示装置における重畳画像の最大情報量を低減させ、表示装置8a〜8dのそれぞれに表示させる重畳画像を更に限定するようにする(ステップS14)。覚醒度が低下するにつれて運転者Pの許容情報量が減少するからである。
一方、運転者Pの覚醒度が所定レベルT2を上回る場合(ステップS13のNO)、制御装置1は、各表示装置における重畳画像の最大情報量を低減させることなく処理を終了させる。
以上の構成により、車載表示システム100は、運転者が認識できる情報量に合わせて情報の表示を行うことができる。
また、車載表示システム100は、運転者Pの中心視に近い領域に表示させる重畳画像の情報量を制限するので、運転者Pの許容情報量に見合う情報のみを運転者Pが見易い位置に表示させドライバディストラクションを低減させながらも、運転者Pに伝えたい情報を優先度が高い順に迅速且つ確実に運転者Pに伝えることができる。
また、車載表示システム100は、運転者Pの中心視から遠い領域(周辺視領域)に表示させる重畳画像の情報量の制限を中心視から遠ざかるにつれて徐々に緩和するので、運転者Pが認識できる最大限の情報を優先度が高い順に運転者Pに伝えることができる。
運転者Pは、自身の許容情報量に見合う情報を表示する表示領域を選択的に視認することができ、運転者毎に、或いは、その瞬間毎に異なる許容情報量に見合う情報を能動的に得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、車載表示システム100は、HUDと液晶ディスプレイを併用しながら複数の表示領域を鉛直方向に並べて運転者の前方視野内に配置させるが、図11に示すように、HUDのみを利用しながら複数の表示領域を運転者の前方視野内にあるウインドシールドガラス上に水平方向に並べて配置させてもよく、図12に示すように、HUDと液晶ディスプレイを併用して複数の表示領域を運転者の前方視野内で斜めに並べた上でその液晶ディスプレイによる表示領域を運転者の前方視野内にあるインストルメントパネル内に配置させてもよく、或いは、液晶ディスプレイのみを利用しながら複数の表示領域をインストルメントパネル内に水平方向に並べて配置させてもよい。
また、車載表示システム100は、自車両の走行速度や運転者Pの覚醒度に応じて各表示装置における重畳画像の最大情報量を調節するが、自車両が走行する道路の種別に応じて各表示装置における重畳画像の最大情報量を調整するようにしてもよい。
走行する道路の種別に応じて生成される重畳画像の数が異なるからであり、例えば、繁華街を走行する場合、高速道路を走行する場合に比べて、歩行者や道路標識に関する重畳画像の数が大幅に増加するからである。
また、車載表示システム100は、自車両が走行する道路の種別に応じて、高速走行の当否の判定に用いる閾値T1の値を変化させるようにしてもよい。走行する道路の種別によって走行速度に対する運転者Pの余裕度、ひいては、許容情報量が異なるからである。
本発明に係る車載表示システムの構成例を示すブロック図である。 ロービームで車両前方に可視光を照射させながら運転者がウインドシールドガラスを通して視認する夜間の景色の一例を示す図である。 ハイビームで車両前方に近赤外線光を照射させながら近赤外線光を感知する画像センサが図2に示す景色を撮像して取得した画像を示す。 表示装置の配置例を示す図(その1)である。 図4のV−V断面図である。 第一表示装置に表示させる画像の例である。 第二表示装置に表示させる画像の例である。 第三表示装置に表示させる画像の例である。 第四表示装置に表示させる画像の例である。 各表示装置の視線傾斜角と各表示装置における重畳画像の最大情報量との関係を示す図(その1)である。 重畳画像表示処理の流れを示すフローチャートである。 最大情報量調節処理の流れを示すフローチャートである。 各表示装置の視線傾斜角と各表示装置における重畳画像の最大情報量との関係を示す図(その2)である。 表示装置の配置例を示す図(その2)である。 表示装置の配置例を示す図(その3)である。
符号の説明
1 制御装置
2 照度センサ
3 ヘッドランプ
4 画像センサ
5 車速センサ
6 距離センサ
7 運転者監視カメラ
8、8a〜8d 表示装置
10 画像認識手段
11 重畳画像生成手段
12 優先度設定手段
13 重畳画像制御手段
14 視線傾斜角検出手段
15 覚醒度判定手段
100 車載表示システム
CV 中心視位置
H ハンドル
P 運転者
θ1〜θ3 視線傾斜角

Claims (6)

  1. 運転者の前方視野内に配置される複数の表示領域のそれぞれに共通の画像を表示させる車載表示システムであって、
    前記共通の画像に重畳表示させる重畳画像を表示領域毎に制御する重畳画像制御手段を備え、
    前記共通の画像は、画像センサが取得する自車両前方の画像であり、
    前記重畳画像は、前記共通の画像内における所定の画像の位置を表す、
    ことを特徴とする車載表示システム。
  2. 前記複数の表示領域は、複数の表示装置で構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載表示システム。
  3. 前記重畳画像制御手段は、表示領域の配置位置が運転者の中心視位置から離れる程、該表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を増大させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載表示システム。
  4. 前記重畳画像制御手段は、自車両の走行速度、運転者の覚醒度、又は、自車両が走行する道路の種別に基づいて各表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車載表示システム。
  5. 表示領域を視認するための視線傾斜角を検出する視線傾斜角検出手段を備え、
    前記重畳画像制御手段は、表示領域を視認するための視線傾斜角が大きい程、該表示領域に重畳表示させる重畳画像の情報量を増大させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の車載表示システム。
  6. 複数の重畳画像の表示順を決定するための優先度を設定する優先度設定手段を備え、
    前記重畳画像制御手段は、前記優先度設定手段が設定する優先度に基づいて各表示領域に重畳表示させる重畳画像を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の車載表示システム。
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