JP5341087B2 - 半導体デバイスの応力緩和 - Google Patents

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Description

本開示は概して半導体デバイスに関し、特に半導体デバイスの応力緩和に関する。
製造過程において、かつ適用形態環境においては、応力が半導体デバイスに発生する。応力は、例えばモールド封止材が、半導体デバイスの他の層の材料特性と異なる材料特性を持つので発生し得る。クラックが半導体デバイス内で始まり、そして進行して応力が緩和される。クラックは剥離または割れとしても認識される。剥離によって電気故障または機能喪失が起こり得る。
半導体デバイスの性能を向上させるために、低誘電率材料が層間誘電体(ILD)層に使用される。しかしながら、低誘電率材料は剥離する傾向が強い。従って、剥離は、特に低誘電率材料がILD層に使用される場合に最小にする、または防止する必要がある。
クラック阻止構造を使用してチップ角部近傍の剥離を防止するか、または剥離が能動回路領域に入り込むのを防止することができる。1つの実施形態では、クラック阻止構造は、曲線−直線状の、または(複数の角部を有する)多角形状のクラック阻止パターンを含む。1つの実施形態では、クラック阻止パターンは複数の金属構造を含み、これらの金属構造はビアを含み、そしてチップの高応力問題領域の半導体デバイスの全ての金属層(すなわち、最上金属層から下方の第1金属層までの金属層)に形成される。1つの実施形態では、これらの金属構造を段パターンまたは階段パターンに積層して、クラックが能動回路領域を迂回して進行するようにする。1つの実施形態では、クラック阻止構造を設けることにより、応力集中を低減し、そしてx−y平面における剥離を阻止する。これらの金属構造が階段状に形成される場合、これらの構造は望ましくは、剥離がz平面で進行するように進行を誘導することができ、この場合、z平面は半導体デバイスの基板に直交する。
1つの実施形態による被加工部材を示す上面図。 別の実施形態による被加工部材を示す上面図。 別の実施形態による被加工部材を示す上面図。 図3の一部分を示す断面図。
本発明は例を通して示され、そして添付の図によって制限されることがなく、これらの図では、同様の参照記号は同様の構成要素を指す。これらの図における構成要素は、図が簡略になり、かつ分かり易くなるように示され、そして必ずしも寸法通りには描かれていない。
クラックは通常、チップの角部またはコーナーの近傍から始まり、能動回路領域に入り込むように進行し、そして素子の機能を破壊する。歩留まりを上げるためには、応力を緩和するこれらのクラックの開始、及び進行を防止することが望ましい。クラック阻止構造を使用してチップ角部近傍の剥離を防止するか、または剥離が能動回路領域に入り込むのを防止することができる。1つの実施形態では、クラック阻止構造は、曲線−直線状の、または(複数の角部を有する)多角形状のクラック阻止パターンを含む。1つの実施形態では、クラック阻止パターンは複数の金属構造を含み、これらの金属構造はビアを含み、そしてチップの高応力問題領域の半導体デバイスの全ての金属層(すなわち、最上金属層から下方の第1金属層までの金属層)に形成される。1つの実施形態では、これらの金属構造を段パターンまたは階段パターンに積層して、クラックが能動回路領域を迂回して進行するようにする。1つの実施形態では、クラック阻止構造を設けることにより、応力集中を低減し、そしてx−y平面における剥離を阻止する。これらの金属構造が階段状に形成される場合、これらの構造は望ましくは、剥離がz平面で進行するように進行を誘導することができ、この場合、z平面は半導体デバイスの基板に直交する。
図1は、1つの実施形態による被加工部材または(半導体)ウェハ10の上面図を示している。4つのチップ、すなわち、第1チップ12、第2チップ13、第3チップ14、及び第4チップ15がウェハ10上に示され、そして各チップは周辺部を含む。当業者であれば、いずれの数のチップもウェハ10上に設けることができることが理解できる。チップ12〜15は互いからスクライブ領域24及び切削領域40により分離される。切削領域40は、ダイシングソーまたは他のデバイスを使用してチップ12〜15を互いから後続の処理において切り離して個片化する際に利用される領域である。
スクライブ領域は切削領域を含むことができる。従って、スクライブ領域は図示のようなスクライブ領域24として定義することができ、そして切削領域40は、スクライブ領域24内のいずれの場所とすることもできる。しかしながら、理解を容易にするために、スクライブ領域24をここでは、切削領域40から明確に区分しているので、スクライブ領域24は切削領域40を含まない。
第1チップ12は活性領域16及びスクライブ領域24を含む。活性領域16は、当業者に公知の能動回路(図示せず)を含む。これとは異なり、スクライブ領域24は能動回路を含まない。従って、スクライブ領域内のいずれの回路またはパターンもチップの電気的機能に直接利用されるということはなく、かつ電気テストに利用されない、または他の使用に供されない。例えば、第1チップ12がマイクロプロセッサである場合、マイクロプロセッサ機能に使用される回路のいずれの部分もスクライブ領域24には設けられない。1つの実施形態では、クラックストップ22は活性領域16をスクライブ領域24から区分する。1つの実施形態では、活性領域16はエッジシール20を含む。別の実施形態では、エッジシール20は活性領域の一部であり、かつ活性領域16を少なくとも部分的に取り囲む。1つの実施形態では、クラックストップ22は活性領域16を少なくとも部分的に取り囲む。1つの実施形態では、エッジシール20は湿気/クラックバリアであり、そしてクラックストップ22はクラックバリアである。しかしながら、エッジシール20及びクラックストップ22はクラックを、特に低誘電率材料がILD層に使用される場合のクラックを十分に停止させることができない。
第1チップ12はコーナー領域3及び非コーナー領域を含む。コーナー領域は、スクライブ領域24のうち、第1チップ12のコーナーの近傍の部分である。図1に示す実施形態では、コーナー領域3の一部分は、クラックストップ22により画成される。別の実施形態では、クラックストップ22はコーナー領域3の境界を画成しない。1つの実施形態では、第1チップ12は正方形または矩形であるので、本実施形態の第1チップ12は4つのコーナー領域3を有するが、コーナー領域3が1つだけ図示されている。ほとんどのチップが正方形または矩形であるので、4つのコーナー領域を有することになるが、1つのチップはいずれの数のコーナー領域も有することができる。チップのうち、コーナー領域(群)ではない部分が非コーナー領域(群)である。
第2チップ13は活性領域32及びスクライブ領域24を含む。活性領域32は、当業者に公知の能動回路(図示せず)を含む。これとは異なり、スクライブ領域24は能動回路を含まない。1つの実施形態では、クラックストップ36は活性領域32をスクライブ領域24から区分する。1つの実施形態では、活性領域32はエッジシール34を含む。別の実施形態では、エッジシール34は活性領域の一部であり、かつ活性領域32を少なくとも部分的に取り囲む。1つの実施形態では、クラックストップ36は活性領域32を少なくとも部分的に取り囲む。
第2チップはコーナー領域5及び非コーナー領域を含む。コーナー領域5はコーナー領域3と同等である。従って、コーナー領域5はスクライブ領域24の一部分である。同様に、クラックストップ36はコーナー領域5の境界を画成することができる。第2チップ13のうち、コーナー領域5ではない部分が非コーナー領域(群)である。
第3チップ14は活性領域42及びスクライブ領域24を含む。活性領域42は、当業者に公知の能動回路(図示せず)を含む。これとは異なり、スクライブ領域24は能動回路を含まない。1つの実施形態では、クラックストップ48は活性領域42をスクライブ領域24から区分する。1つの実施形態では、活性領域42はエッジシール46を含む。別の実施形態では、エッジシール46は活性領域の一部ではなく、かつ活性領域42を少なくとも部分的に取り囲む。1つの実施形態では、クラックストップ48は活性領域42を少なくとも部分的に取り囲む。第3チップ14はコーナー領域(群)9及び非コーナー領域(群)を含む。コーナー領域9はコーナー領域3及び5と同等である。
第4チップ15は活性領域50及びスクライブ領域24を含む。活性領域50は、当業者に公知の能動回路(図示せず)を含む。これとは異なり、スクライブ領域24は能動回路を含まない。1つの実施形態では、クラックストップ56は活性領域50をスクライブ領域24から区分する。1つの実施形態では、活性領域50はエッジシール54を含む。別の実施形態では、エッジシール54は活性領域の一部ではなく、かつ活性領域50を少なくとも部分的に取り囲む。1つの実施形態では、クラックストップ56は活性領域50を少なくとも部分的に取り囲む。第4チップ15はコーナー領域(群)7及び非コーナー領域(群)を含む。コーナー領域7はコーナー領域3,5,及び9と同等である。
図1に示す実施形態では、クラックストップ22,36,48,及び56、及びエッジシール20,34,46,及び54は、チップ12〜15のコーナーを、チップ12〜15の辺に対して約45度の角度で横切る。しかしながら、クラックストップ22,36,48,及び56、及びエッジシール20,34,46,及び54は、チップ12〜15の辺に平行とすることができ、かつ約90度の角度を持つことができる。クラックストップ22,36,48,及び56、及びエッジシール20,34,46,及び54の他のいずれの形状も可能である。更に、クラックストップ22,36,48,及び56、またはエッジシール20,34,46,及び54は設けなくてもよい。
図1に示す実施形態では、クラック阻止構造またはクラック緩和構造26は、スクライブ領域群24及び切削領域40をブリッジする。従って、4つのチップ12〜15はクラック阻止構造26の少なくとも一部を含む。図1に示すクラック阻止構造26の一部分は切削領域40内に設けられるので、クラック阻止構造26の一部分は、切削領域40に沿ってチップ12〜15に個片化すると破壊される。
図1に示すように、クラック阻止構造26は、チップ12〜15のコーナー領域3,5,7,及び9に設けられる。図示しないが、クラック阻止構造26は、チップ12〜15のコーナー領域群のうちの1つよりも多いコーナー領域(例えば、これらのコーナー領域の全て)に設けることができる。図示の実施形態では、非コーナー領域にはクラック阻止構造26を設けない。別の表現をすると、各チップ12〜15の少なくとも1つのコーナー領域3,5,7,及び9のみが、当該コーナー領域の一部分とすることができるクラック阻止構造26を含む。上に説明したように、クラック阻止構造26は複数の部分に、チップ12〜15に個片化した後に分割される。これらの部分は、単なるクラック阻止構造の一部分ではなく、クラック阻止構造と表記することができる。
クラック阻止構造26はクラック阻止パターン28,29,及び30を含む。1つの実施形態では、クラック阻止パターン28,29,及び30は金属パターンまたは金属構造である。1つの実施形態では、クラック阻止パターン28,29,及び30は、上から眺めたときに同心円状である。1つの実施形態では、各クラック阻止パターンは、(複数の角部を有する)多角形である。図示の実施形態では、各クラック阻止パターンは、8個の角部を有する多角形である;しかしながら、多角形はいずれの数の角部も有することができる。クラック阻止構造26を形成するクラック阻止パターン28〜30の各クラック阻止パターンは、互いに同じ数の角部を持たなくてもよい、または互いに同じ形状を持たなくてもよい。例えば、1つのクラック阻止パターンは8個の角部を有することができ、そして別のクラック阻止パターンは12個の角部を有することができる。3つのクラック阻止パターン28〜30が示されるが、クラック阻止構造26はいずれの数のクラック阻止パターンも含むことができる。
図2は、ウェハ10上のクラック阻止パターンの別の実施形態を示している。当業者であれば、異なる図において同じ要素番号が付された構成要素は同等であることが理解できる。第1チップ12は、クラック阻止パターン60,62,及び64を有するクラック阻止構造100を含む。第2チップ13は、クラック阻止パターン70,72,及び74を有するクラック阻止構造102を含む。第3チップ14は、クラック阻止パターン80,82,及び84を有するクラック阻止構造106を含む。第4チップ15は、クラック阻止パターン90,92,及び94を有するクラック阻止構造104を含む。図1のクラック阻止構造26と同様に、クラック阻止構造100,102,104,及び106は多角形である。図1のクラック阻止構造26とは異なり、クラック阻止構造100,102,104,及び106のいずれの部分も切削領域40内には設けられない。従って、本実施形態では、例えばダイシングソーを使用してチップ12〜15に個片化する場合、ダイシングソーによってクラック阻止構造の一部分が破壊されることがない、または貫通切断されることがない。クラック阻止構造を切削領域40に設けないことにより、チップの切断がより容易になり、そして個片化中に起こり得るILD層の剥離の危険が低くなる。
図3は、ウェハ10上のクラック阻止パターンの更に別の実施形態を示している。第1チップ12は、クラック阻止パターン118,120,及び122を有するクラック阻止構造110を含む。第2チップ13は、クラック阻止パターン124,126,及び128を有するクラック阻止構造112を含む。第3チップ14は、クラック阻止パターン130,132,及び134を有するクラック阻止構造116を含む。第4チップ15は、クラック阻止パターン136,138,及び140を有するクラック阻止構造114を含む。図2のクラック阻止構造100,102,104,及び106と同様に、クラック阻止構造110,112,114,及び116は切削領域40内には設けられない。しかしながら、1つの実施形態では、クラック阻止構造110,112,114,及び116が切削領域40内に延在し、そして連続クラック阻止パターンを形成する。クラック阻止構造110,112,114,及び116は、図1及び2のクラック阻止構造26,100,102,104,及び106とは、クラック阻止構造110,112,114,及び116が同心円であるので異なる。1つの実施形態では、クラック阻止パターン28,29,及び30は、円形、長円形、楕円形、半月形などのような曲線−直線形状であるか、またはこれらの形状の一部分である。別の実施形態では、1つのクラック阻止パターンを多角形とし、そして別のクラック阻止パターンを曲線−直線形状とすることができる。
クラック阻止構造は、クラックの開始または進行をほぼ、または完全に停止させるので、剥離は活性領域の種々の層の間では(特に、低誘電率材料と金属層との間では)起こらない。チップに応力が発生する場合、1つの実施形態では、剥離はチップのコーナーで発生し、そしてチップの中心に向かって放射状に進行する(従って、本実施形態では、いずれのクラックもチップのコーナーで始まり、そしてチップの中心に向かって進行する)。従って、剥離を走査型音響顕微鏡を使用して観測する場合、当該剥離は、円の一部分として現われ、この場合、円の中心はチップのコーナーに、またはコーナーの近傍に位置する。クラック阻止パターンは応力伝播分布と同様の形状を有することが望ましい。従って、1つの実施形態では、クラック阻止パターンは同心円である。クラック阻止パターンが曲線−直線形状である場合、クラック阻止パターンの形状は、応力伝播分布に最もよく一致する。従って、曲線−直線形状は、応力を他の形状よりも更に均一に分布させるので、剥離を減らすことができる。更に、クラック阻止パターンの表面積は、これらのクラック阻止パターンが曲線−直線形状である場合に、これらのクラック阻止パターンが多角形に形成される場合よりも大きくなる。表面積のこの増加によって、クラック阻止構造を通り過ぎてチップの活性領域内に達するどのようなクラックまたは剥離の進行も阻止する確率が高くなる。しかしながら、処理に限界があり、かつ処理が困難であることに起因して、同じ形状にすることが望ましい場合でも、クラック阻止パターンを応力伝播分布と同じ形状にすることができない可能性がある。例えば、クラック阻止パターンは、曲線形状を形成する処理に限界があるので、円ではなく多角形としてもよい。
上に説明したように、クラック阻止構造は、曲線−直線形状または多角形に形成される同心円状クラック阻止パターンを含むことができる。図1〜3に示す実施形態では、クラック阻止パターンは、切削領域に位置する、更に詳細には、切削領域を形成する複数の直線の交点の中心に位置する共通中心の周りを同心円状に延在する。別の実施形態では、クラック阻止パターンは、切削領域内の異なる位置に在る共通中心の周りを同心円状に延在させることができるか、またはチップのコーナーに在る共通中心の周りを同心円状に延在させることができる。更に、クラック阻止パターンは、チップのコーナー領域に位置する共通中心の周りを同心円状に延在させることができる。例えば、共通中心は、スクライブ領域に位置させることができる。別の表現をすると、クラック阻止パターンは、チップのコーナーに位置するか、またはコーナーの近傍に(例えば、切削領域またはスクライブ領域に)位置する共通中心の周りを同心円状に延在させることができる。
図4は、チップ12の活性領域16内の1つの位置から、本実施形態では第1チップ12のコーナーである1つの角部までの切断線に沿って切断したときの断面を示している。図4に示すように、ウェハ10は、第1チップ12のうち、基板144を含む部分を含む。図が分かり難くなることがないようにするために、トランジスタのような当業者には公知の回路及び構成要素は図4には示していない。金属パターンまたは金属構造が基板144の上に形成される。金属パターン148,150,152,154,及び156は第1層間誘電体層146内に形成され、第1層間誘電体層146は、低誘電率材料のようないずれかの適切な誘電体材料とすることができる。金属パターン160,162,164,166,及び168は第2層間誘電体層158内に形成され、第2層間誘電体層158は、低誘電率材料のようないずれかの適切な誘電体材料とすることができる。金属パターン172,174,176,178,180,及び182は第3層間誘電体層170内に形成され、第3層間誘電体層170は、低誘電率材料のようないずれかの適切な誘電体材料とすることができる。金属パターン186,188,190,192,194,及び196は第4層間誘電体層184内に形成され、第4層間誘電体層184は、低誘電率材料のようないずれかの適切な誘電体材料とすることができる。図示の実施形態における各金属構造は、ビアを導電配線の下に含む。1つの実施形態では、金属構造は、等しい寸法を持つ2つの層とすることができる(例えば、金属配線がビアの代わりに、各金属構造の下部層として形成される)。
第1チップ12内には、活性領域16と、そしてクラック阻止構造110を含むスクライブ領域24と、が設けられる。活性領域16は、能動回路142と、エッジシール20と、そしてクラックストップ22と、を含む。能動回路142は、基板144の上に位置する第1金属パターン148と;第1金属パターン148の上に位置する第2金属パターン160と;第2金属パターン160の上に位置する第3金属パターン172と;そして第3金属パターン172の上に位置する第4金属パターン186と、を含む。エッジシール20は、基板144の上に位置する第1金属パターン150と;第1金属パターン150の上に位置する第2金属パターン162と;第2金属パターン162の上に位置する第3金属パターン174と;そして第3金属パターン174の上に位置する第4金属パターン188と、を含む。クラックストップ22は、基板144の上に位置する第1金属パターン152と;第1金属パターン152の上に位置する第2金属パターン164と;第2金属パターン164の上に位置する第3金属パターン176と;そして第3金属パターン176の上に位置する第4金属パターン190と、を含む。
クラック阻止構造110は、第1クラック阻止パターン118と、第2クラック阻止パターン120と、そして第3クラック阻止パターン122と、を含む。第1クラック阻止パターン118は、基板144の上に位置する第1金属パターン154と;第1金属パターン154の上に位置する第2金属パターン166と;第2金属パターン166の上に位置する第3金属パターン178と;そして第3金属パターン178の上に位置する第4金属パターン192と、を含む。第1クラック阻止パターン118を階段状に形成する(すなわち、金属パターンが階段状になる)ことにより、各金属構造が角部に、または図示の実施形態におけるチップ12のコーナーに、いずれの被覆構造よりも近くなる。第1クラック阻止パターンを階段状に形成する場合、当該第1クラック阻止パターンによってクラック200を、各層を這い上がるように進行させることができ、そして図4に示すように、クラック200がチップ12の活性領域16に入り込むのを防止することができる。クラック200が図4に示すように進行する場合、チップ12のうち、チップ12の右側に位置する部分が割れてチップ12から離れる。この割れによって、応力が緩和されるので、クラックの形成を防止することができる。
第1金属パターン154は、コーナーとすることができるチップ12の角部から第1距離202に位置する。金属パターンと、ここで使用される別の位置との間の距離は、金属パターンのうち、当該位置に最も近い角部(すなわち、外側角部)からの距離である。第2金属パターン166は、角部から第2距離204に位置する。第2距離204は第1距離202よりも長い。第3金属パターン178は、角部から第3距離206に位置する。第3距離206は第2距離204よりも長い。第4金属パターン192は、角部から第4距離208に位置する。第4距離208は第3距離206よりも長い。図示のように、第1クラック阻止パターン118は4つの金属パターンを有する;しかしながら、第1クラック阻止パターン118は、1つ以上のように、いずれの数の金属パターンも有することができる。更に、図示の実施形態では、各金属パターンは、下地金属パターンよりも少ないビアを有する。例えば、第1金属パターン154は5つのビアを図示のように有し、第2金属パターン166は4つのビアを有し、第3金属パターン178は3つのビアを有し、そして第4金属パターン192は2つのビアを有する。各層のビアの数は変えることができ;図4のビアの数は例示のための数である。しかしながら、ビアの数が少なくなると、半導体デバイスがこの領域において剥離を起こし易くなる。
第2クラック阻止パターン120は、第2誘電体158の上に位置する第1金属パターン180と、そして第1金属パターン180の上に位置する第2金属パターン194と、を含む。第1金属パターン180は、角部から第5距離210に位置する。第5距離210は、距離202,204,206,及び208よりも短い。第2金属パターン194は、角部から第6距離212に位置する。第6距離212は、距離202,204,206,及び208よりも短い。図示の実施形態では、第6距離212は第5距離210にほぼ等しい。しかしながら、第6距離212は第5距離210よりも長くするか、または短くすることができる。1つの実施形態では、第2クラック阻止パターン120を階段状に形成して、第6距離212が第5距離210よりも長くなるようにする。図示のように、第2クラック阻止パターン120は2つの金属パターンを有する;しかしながら、第2クラック阻止パターン120は、1つ以上のように、いずれの数の金属パターンも有することができる。
第3クラック阻止パターン122は、基板144の上に位置する第1金属パターン156と;第1金属パターン156の上に形成される第2金属パターン168と;第2金属パターン168の上に位置する第3金属パターン182と;そして第3金属パターン182の上に位置する第4金属パターン196と、を含む。第1金属パターン156は、角部から第7距離214に位置する。第2金属パターン168は、角部から第8距離216に位置する。第3金属パターン182は、角部から第9距離218に位置する。第4金属パターン196は、角部から第10距離220に位置する。距離214,216,218,及び220は、距離202,204,206,208,210,及び212よりも短い。図示の実施形態では、距離214,216,218,及び220はほぼ等しい。しかしながら、距離214,216,218,及び220は異ならせてもよい。例えば、第3クラック阻止パターン122は階段状に形成することができる。図示のように、第3クラック阻止パターン122は4つの金属パターンを有する;しかしながら、第3クラック阻止パターン122は、1つ以上のように、いずれの数の金属パターンも有することができる。
幾つかの実施形態では、第2クラック阻止パターン120、第3クラック阻止パターン122、または両方のクラック阻止パターンを設けない。他の実施形態では、更に別のクラック阻止パターンを設ける。1つの実施形態では、クラック阻止構造はチップの辺に沿って延在し、かつチップのコーナーに、またはコーナーの近傍に設けることもできる。更に、階段パターンではなく、異なるクラック阻止金属パターンを曲線形状に、クラック阻止パターンを断面として見た場合に形成することができる。曲線形状によって、クラックが能動回路領域に入り込むことがないようにクラックを誘導する。
これまでの説明から、特に低誘電率材料をILD層に使用する場合に剥離を最小にするか、または剥離を防止するために使用される構造、及びこのような構造を形成する方法が提供されてきたことを理解されたい。1つの実施形態では、クラック阻止構造は、曲線−直線形状または多角形状を含み、これらの形状は、チップの少なくとも1つのコーナーに位置するか、またはコーナーの近傍に位置する共通中心の周りに同心円状に縁取り形成される。1つの実施形態では、クラック阻止パターンは、チップの少なくとも1つのコーナーに位置するか、またはコーナーの近傍に位置する共通中心の周りに同心円状に配置される。1つの実施形態では、チップはコーナー領域、及び非コーナー領域を含み、非コーナー領域には、クラック阻止構造を設けず、そしてこれらのコーナー領域のうちの少なくとも1つのコーナー領域がクラック阻止構造を含む。1つの実施形態では、クラック阻止構造は、階段パターンを形成して、クラックまたは剥離をチップの下側部分からチップの上側部分に誘導する金属パターンを含む。
本発明について特定の実施形態を参照しながら本明細書において記載してきたが、種々の変形及び変更を、以下の請求項に示される本発明の範囲から逸脱しない限り加え得る。例えば、図4の金属パターンは金属以外の材料により作製することができる。また、切削領域40は設けなくてもよい。説明したクラック阻止構造は、個片化がダイシングソーを用いて行なわれることがない場合でもチップ上で使用することができる。従って、明細書及び図は、制限的な意味ではなく例示として捉えられるべきであり、そして全てのこのような変形は、本発明の範囲に包含されるべきであると考えられる。特定の実施形態に関して本明細書に記載されるいかなる効果、利点、または技術的問題に対する解決法も、いずれかの請求項、または請求項の全ての、必須の、必要な、または基本的な特徴または要素であると解釈されるべきではない。
特に断らない限り、「first」及び「second」のような用語は、このような用語によって記述される構成要素群を任意に区別するために使用される。従って、これらの用語は、必ずしもこのような構成要素群の時間的な優先度、または他の優先度を指すために使用されるのではない。更に、本明細書において使用する「a」または「an」という用語は、「one」、または「more than one」として定義される。また、請求項群における「at least one」及び「one or more」のような前置き語句の使用は、別の請求要素の前に不定冠詞「a」または「an」を配置することによって、このような不定冠詞の付いた請求要素を含む特定の請求項が必ず、同じ請求項が前置き語句「one or more」または「at least one」、及び「a」または「an」のような不定冠詞を含む場合においても、このような要素を一つのみ含む発明に制限されてしまうことを意味するものとして解釈されてはならない。同じ解釈が定冠詞の使用に関しても当てはまる。更に、記述及び請求項において用いられているとすると、「front」、「back」、「top」、「bottom」、「over」、「under」などの用語は、表現上の目的で使用し、必ずしも恒久的な相対位置を表わすために使用するのではない。このように使用するこれらの用語は適切な状況の下では入れ替え可能であるので、本明細書に記載される本発明の実施形態が、例えば例示の配置以外の他の配置で、または本明細書に記載される配置以外の配置で動作することができることを理解されたい。

Claims (5)

  1. 活性領域およびチップ角部を有するチップと、
    前記チップは、スクライブ領域をクラックストップの外側にさらに備え、前記クラックストップは前記活性領域を少なくとも部分的に取り囲むことと、
    前記チップは、クラック阻止構造をさらに備え、前記クラック阻止構造の少なくとも一部分が前記チップの前記スクライブ領域に形成されることとを備えた半導体デバイスにおいて、前記チップは、
    基板と、
    前記基板を被覆し、かつ金属を含有する第1層と、
    前記第1層を被覆し、かつ金属を含有する第2層と、
    前記第2層を被覆し、かつ金属を含有する第3層とを備え、
    前記クラック阻止構造は、
    前記第1層に形成され、かつ前記チップ角部から第1距離に位置する第1外側角部を有する第1部分と、
    前記第2層に形成され、かつ前記チップ角部から、前記第1距離よりも長い第2距離に位置する第2外側角部を有する第2部分と、
    前記第3層に形成され、かつ前記チップ角部から、前記第2距離よりも長い第3距離に位置する第3外側角部を有する第3部分とを備え、
    前記クラック阻止構造は前記スクライブ領域の第1の端縁から第2の端縁に延びるとともに、前記スクライブ領域の前記第1の端縁と第2の端縁の交点から離隔していることを特徴とする、半導体デバイス。
  2. エッジシールをさらに備え、前記エッジシールは前記活性領域を少なくとも部分的に取り囲む、請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 前記チップは、コーナー領域群と非コーナー領域とをさらに備え、前記非コーナー領域には、前記クラック阻止構造が配設されず、これらのコーナー領域のうちの少なくとも1つのコーナー領域は前記クラック阻止構造を備える、請求項1に記載の半導体デバイス。
  4. 前記クラック阻止構造は、前記第1層に形成される第4部分をさらに備え、前記第4部分は、前記チップ角部から第4距離に位置する第4外側角部を有し、前記第1距離は前記第4距離よりも長い、請求項1に記載の半導体デバイス。
  5. 前記クラック阻止構造は、
    前記第2層に形成され、かつ前記チップ角部から第5距離に位置する第5外側角部を有する第5部分であって、前記第2距離が前記第5距離よりも長い、前記第5部分と、
    前記第3層に形成され、かつ前記チップ角部から第6距離に位置する第6外側角部を有する第6部分であって、前記第3距離が前記第6距離よりも長い、前記第6部分とをさらに備える、請求項1に記載の半導体デバイス。
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