JP5338211B2 - 振動ジャイロ - Google Patents

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Description

この発明は、コリオリ力を利用して角速度を検出する振動ジャイロに関するものである。
例えばディジタルビデオカメラやディジタルスチルカメラにおいては、手ぶれ補正のために振動ジャイロを用いて、角速度を検出することがある(例えば、特許文献1参照。)。
図1は、従来の振動ジャイロの構成例を示す図である。
振動ジャイロ101は、圧電振動子122、加算回路134、発振回路136、検出回路142、および位相反転回路138を備える。
圧電振動子122は柱形状振動子であり、図1では柱形の断面を示している。この圧電振動子122は、駆動用電極126、検出用電極128A,128B、中間電極130、および圧電体124A,124Bを備える。圧電体124A,124Bは中間電極130を挟んで設けられ、それぞれ図中の矢印P方向に分極されている。この圧電振動子122は、発振回路136から駆動用電極126に印加される正弦波のドライブ電圧により、圧電体124A,124Bがそれぞれ紙面に垂直な方向に伸長または収縮する。この伸縮方向が圧電体124A,124Bで互いに逆方向となることで圧電振動子122全体としては上下に屈曲振動する。圧電振動子122に手ぶれ等により角速度が加わると、振動の方向(上下)に対して垂直な方向(左右)の変形がコリオリ力に起因して加わる。圧電振動子122には、この変形に応じた電位差が検出用電極128A,128Bとの間に生じる。
加算回路134は検出用電極128Aの検出電圧と検出用電極128Bの検出電圧とを加算平均した電圧を出力する。発振回路136はドライブ電圧を出力する。検出回路142は、検出用電極128Aの検出電圧と検出用電極128Bの検出電圧との電位差から圧電効果による起電圧を検出する。位相反転回路138は、加算回路134の出力する電圧の位相を反転させ、検出抵抗を介して検出用電極128A,128Bに出力する。
特開2000−205861号公報
上記振動ジャイロの構成では、検出用電極128A,128Bに現れる検出電圧は、圧電振動子122の駆動共振抵抗と検出抵抗140A,140Bとからなる分圧回路でドライブ電圧を分圧したものになり、次式で表されるようにドライブ電圧と検出電圧とは比例する。ただし、検出電圧の振幅V[Vpp]、ドライブ電圧の振幅Vdrv[Vpp]、検出抵抗(2本並列分)Rk[Ω]、圧電振動部の駆動共振抵抗Z[Ω]である。
Figure 0005338211
この比例係数は1よりも小さい正の値であるため、振動ジャイロ101では、ドライブ電圧Vdrvや検出電圧Vが高いほど圧電振動子の両端電圧(Vdrv−V)が増大し、ドライブ電圧Vdrvや検出電圧Vが低いほど圧電振動子の両端電圧(Vdrv−V)が低減する。したがって、この振動ジャイロ101では、機械駆動振幅や感度を増大させるためには、ドライブ電圧Vdrvと検出電圧Vとをともに高める必要がある。
ところで、一般に振動ジャイロでは、発振回路により圧電振動子を他励振させると、発振周波数が圧電振動子の共振点からずれる虞がある。そこで、自動利得制御(AGC)回路と移相回路とを設けて圧電振動子を自励振させることで、発振周波数を圧電振動子の共振点にすることが考えられる。この場合、AGC回路は加算回路の出力電圧が一定振幅になるように、自動利得制御したドライブ電圧を出力し、移相回路はドライブ電圧の位相を制御して自励振が生じるようにする。
AGC回路を設けた構成では、ドライブ電圧の振幅が大きすぎるとドライブ電圧がAGC回路のダイナミックレンジを逸脱してクリップされ、発振停止などの問題が発生する。そのため、ドライブ電圧はAGC回路のダイナミックレンジを逸脱しない範囲に収まるように設定する必要がある。また、近年は振動ジャイロにセット側から供給する入力電源電圧は低減する要請が強く、AGC回路のダイナミックレンジにドライブ電圧を収めるには、ドライブ電圧をさらに低くしなければいけないことがある。
例えば、入力電源電圧をVcc=2.6[V]に抑制する場合、AGC回路のドライブアンプのトランジスタ飽和電圧を考慮するとドライブ電圧の振幅は2.0Vpp以下に収まるように抑制する必要がある。このようにドライブ電圧の振幅を抑制すると、圧電振動子の両端電圧や機械駆動振幅も抑制されてしまい、高感度なジャイロ特性を実現することは難しい。
本発明の目的は、抑制した入力電源電圧であっても高感度なジャイロ特性を実現できる振動ジャイロを提供することにある。
本発明の振動ジャイロは、圧電振動部と加算回路と自動利得制御回路とBTL回路と検出回路とを備える。圧電振動部は、駆動用電極に入力されるドライブ電圧に基づいて振動が生じ、コリオリ力によって生じる変形により、第1・第2の検出用電極それぞれに変形に応じた電位差で検出電圧が生じる。加算回路は、第1・第2の検出用電極それぞれの検出電圧を加算する。自動利得制御回路は、加算回路の出力電圧が一定振幅となるように、自動利得制御してドライブ電圧を出力する。BTL回路は、加算回路の出力電圧から反転させた位相で、検出電圧よりも大きい振幅の電圧を、検出抵抗を介して第1・第2の検出用電極に出力する。検出回路は、第1・第2の検出用電極それぞれの検出電圧から電位差を検出する。ここで、自動利得制御回路は、検出電圧の振幅Vagcが、
Figure 0005338211
となるようにその回路定数が設定されている。
この構成では、検出電圧よりも振幅が大きく位相が反転した電圧(以下、BTL電圧と称する。)を検出抵抗の一端に出力し、ドライブ電圧を圧電振動部の一端に出力する。したがって、圧電振動部と検出抵抗との接続点の検出電圧は、圧電振動部の駆動共振抵抗と検出抵抗との抵抗比に応じたドライブ電圧とBTL電圧との分圧になり、自動利得制御回路(AGC回路)により一定振幅に自動利得制御される。
上記式の右辺は、検出電圧に対するBTL電圧の増幅率であるBTLゲインが1倍である場合に、ドライブ電圧が設計上限値V'drvとなる検出電圧の振幅を表す。本構成では、BTL電圧の振幅を検出電圧よりも大きくするのでBTLゲインは1倍よりも大きく、したがって、上記式は、BTLゲインが1倍である場合にドライブ電圧が設計上限値となる検出電圧の振幅よりも、実際の検出電圧の振幅が小さくなるように自動利得制御して、低電源電圧化の要請を実現することを表す。
このように実際の検出電圧の振幅を抑制しても、本構成でのBTL電圧は検出電圧よりも大きな振幅で位相が反転されたものなので、検出抵抗の両端電圧はBTLゲイン1倍の場合よりも増加する。すると、圧電振動部の駆動共振抵抗と検出抵抗との抵抗比は一定なので、圧電振動部の両端電圧もBTLゲイン1倍の場合よりも増加する。そのため、低電源電圧化の要請に従うドライブ電圧に設定しても圧電振動部の両端電圧を高めることができ、圧電振動部の機械振動振幅を増大させられる。
ここで、ドライブ電圧の設計上限値V'drvは、
Figure 0005338211
であると好適である。この構成では、圧電振動部の温度特性によりドライブ電圧が温度変動しても、自動利得制御回路のドライブアンプ飽和電圧を考慮した電源電圧よりも低い電圧範囲に、温度変動の範囲内でドライブ電圧を収めることができ、発振停止やドライブ波形のクランプを防げる。
BTL回路は、検出電圧に対する出力電圧のゲインGbが、
Figure 0005338211
となるように電圧振幅を増幅すると好適である。これにより、AGC回路によって自動利得制御される検出電圧Vagcの振幅がどのようなものであっても、ドライブ電圧Vdrvが設計上限値を上回ることはなくなる。また、BTLゲインが1倍よりも大きいので、圧電振動部の両端電圧を大きくでき、圧電振動部の機械振動振幅を増大させられる。
ゲインGbは、
Figure 0005338211
を満たすと好適である。これにより、AGC回路によって自動利得制御される検出電圧Vagcの振幅値がどのようなものであっても、ドライブ電圧Vdrvを設計上限値と略等しくしながら、圧電振動部の両端電圧を最大化でき、圧電振動部の機械振動振幅を最大化できる。
自動利得制御回路は、加算回路の出力電圧を平滑化する時定数回路を備え、加算回路の出力電圧の振幅が、時定数回路に平滑誤差が生じる振幅よりも大きくなるように、自動利得制御回路の回路定数が設定されていると好適である。自動利得制御回路には加算回路の出力電圧を平滑化するコンデンサ等からなる時定数回路が用いられるが、時定数回路での平滑誤差が生じないように検出電圧の振幅は設定したほうがよい。
この発明によれば、低電源電圧化の要請に従うようにドライブ電圧の振幅を抑制したままBTLゲインを増大させることで、従来よりも圧電振動部の機械振動振幅を増大させることができ、振動ジャイロの感度が高まる。
次に、本発明の実施形態に係る振動ジャイロ1を説明する。
図2は、振動ジャイロ1に設ける圧電振動子11の斜視図である。この圧電振動子11は、分極処理が施された2枚の圧電体基板を、その分極方向が対向するように貼り合わせた後、音叉型に形成した圧電振動子である。圧電振動子11の対をなす脚部には、図に示す底面部分に駆動用電極Eaと検出用電極Ed1,Ed2とを形成している。また貼り合わせた面には、中間金属膜Edsが介在する。駆動用電極Eaと検出用電極Ed1,Ed2との間にドライブ電圧を印加することによって、圧電振動子11の対をなす脚部は左右開閉方向に基本振動する。
この圧電振動子11に図に示すR方向に角速度が加わると、圧電振動子11の対をなす脚部はコリオリ力によって、図における上下方向に互いに逆向きに変形することになる。なお、圧電振動子11の電極Ed1,Ed2,Eaを形成した面に対向する面には金属膜を形成してもよいし、形成しなくてもよい。
図3は振動ジャイロ1のブロック図である。
振動ジャイロ1は、圧電振動子11、検出抵抗11A,11B、加算回路22、位相反転回路20、BTL増幅回路21、自動利得制御回路(AGC回路)23、移相回路24、差動増幅回路25、検波タイミング生成回路26、位相シフト回路27、同期検波回路28、直流増幅フィルタ29、特性補正回路30、および基準電圧回路31を備える。
基準電圧回路31は回路各部に必要な入力電源電圧を生成し、回路各部に与える。
圧電振動子11は駆動用電極Ea、検出用電極Ed1,Ed2、および中間金属膜Esを備える。中間金属膜Esは圧電振動子11の厚み方向の内部に、回路に接続せずに形成している。コリオリ力に応じた変形により、中間金属膜Esと検出用電極Ed1との間、および中間金属膜Esと検出用電極Ed2との間、それぞれに逆極性の起電圧が発生する。
加算回路22は圧電振動子11の検出用電極Ed1,Ed2それぞれに現れる検出電圧を加算平均する。ここでは、圧電振動子に角速度が加わっていなければ各検出電圧と加算平均した電圧とが同一の振幅Vagcとなるようにする。
AGC回路23は、加算平均電圧を所定の振幅と比較して、検出電圧Vagcが一定振幅になるように、ループゲインを制御したドライブ電圧Vdrvを出力する。検出電圧Vagcは、AGC回路23の回路定数の設定により、所定の振幅として任意に設定することができる。
移相回路24は、加算回路22、AGC回路23、移相回路24、及び圧電振動子11からなるループで発振動作するようにドライブ電圧Vdrv[Vpp]の位相を制御し、圧電振動子11へ出力する。したがって、圧電振動子11、加算回路22、AGC回路23、及び、移相回路24が構成する発振ループでは、圧電振動子11の固有共振周波数を発振周波数とした自励発振が生じる。
位相反転回路20は、加算回路22の出力電圧Vagcの位相を180deg反転させる。BTL増幅回路21は、位相反転回路20の出力電圧をBTLゲインGb倍で増幅し、BTL電圧Vbtl[Vpp]として検出抵抗11A,11Bそれぞれの一端に出力する。これらの位相反転回路20とBTL増幅回路21とが、本発明のBTL回路を構成する。BTL電圧Vbtlは、検出電圧VagcをゲインGb倍で反転増幅したものであり、次式で表される。
Figure 0005338211
このBTL電圧Vbtlは、BTLゲインGb倍の設定により、所定の振幅として任意に設定することができる。
圧電振動子11の駆動用電極Eaにドライブ電圧Vdrvが印加されることで、圧電振動子11は、前述のとおり開閉振動する。そして、圧電振動子11の検知軸の軸回りに角速度が生じると、圧電振動子11はコリオリ力により変形し、検出用電極Ed1,Ed2それぞれの検出電圧Vagcは互いに逆方向に変化し、2つの検出用電極Ed1,Ed2間に電位差が生じる。
差動増幅回路25は、検出用電極Ed1,Ed2間の電位差を差動増幅して、起電圧信号を得る。同期検波回路28は差動増幅された起電圧信号を前記発振周波数の発振周期に同期して同期検波する。検波タイミング生成回路26はAGC回路23の入力側または出力側から取り出した発振信号を入力し、同期検波のための基準位相信号を生成する。位相シフト回路27はこの基準位相信号を同期検波に必要な位相分だけシフトさせて、これを最終的な同期検波の基準位相信号として同期検波回路28に対して与える。直流増幅フィルタ29は同期検波回路28からの出力電圧を直流増幅して電圧信号を出力する。この電圧は圧電振動子11の検知軸回りの角速度に比例した電圧信号となる。特性補正回路30は、直流増幅フィルタ29のゲイン及びオフセットを補正することによって、角速度に対する出力電圧のゲイン、オフセット、温度特性等の特性(特性カーブ)を補正する。差動増幅回路25、同期検波回路28、検波タイミング生成回路26、位相シフト回路27、直流増幅フィルタ29、および特性補正回路30は、本発明の検出回路を構成する。
ここで、検出電圧Vagcとドライブ電圧VdrvとBTL電圧Vbtlとの関係について説明すると、検出電圧Vagcは、圧電振動子11の駆動共振抵抗Z[Ω]と検出抵抗11A,11Bの検出抵抗(2本並列分)Rk[Ω]との抵抗比に応じた、ドライブ電圧VdrvとBTL電圧Vbtlとの分圧である。図4(A)に、圧電振動子11と検出抵抗11A,11Bとによる分圧回路の回路図を示す。
検出抵抗の両端電圧Vr[Vpp]は、BTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの差電圧であり、次式で表される。
Figure 0005338211
したがって、BTLゲインGbが大きくBTL電圧Vbtlの振幅が大きいほど、検出抵抗11A,11Bの両端電圧Vrは検出電圧Vagcに比較して大きな電圧振幅となる。
検出抵抗11A,11Bの両端にはAGC電圧の(1+Gb)倍の振幅の電圧がかかるので、この分圧回路は、BTL回路を設けることにより低下した等価検出抵抗値で検出電圧Vagcの位相反転電圧を分圧する等価分圧回路とみなすことができる。図4(B)に、この等価分圧回路の回路図を示す。ここで等価抵抗値R'kは次式で表される。
Figure 0005338211
ところで、ドライブ電圧Vdrvは、圧電振動子11の駆動共振抵抗Zと等価検出抵抗値R'kとに基づいて次式で表される。
Figure 0005338211
圧電振動子11の両端電圧Vs[Vpp]は、ドライブ電圧Vdrvと検出電圧Vagcとの差電圧であり、次式で表される。
Figure 0005338211
したがって、検出電圧Vagc一定の条件のもとでは、ゲインGbが大きいほど等価検出抵抗R'kは小さくなり、ドライブ電圧Vdrvおよび圧電振動子11の両端電圧Vsは、検出電圧Vagcに比較して大きい電圧振幅となる。
このように、ドライブ電圧Vdrvは、BTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの組み合わせにより定まり、圧電振動子11の両端電圧Vsや検出抵抗11A,11Bの等価検出抵抗値R'kは、ドライブ電圧VdrvとBTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの組み合わせにより定まる。
次に、本発明の効果を、分圧回路の抵抗比を所定のものとした構成例を基に説明する。ここでは、BTL電圧を増幅しないBTLゲインGb=1.0[倍]の場合と、BTLゲインGb=2.5[倍]としてBTL電圧を増幅する場合とを比較する。
ただし、いずれの場合も、圧電振動子11と検出抵抗11A,11Bは同一のものであり、BTLゲインGb=2.5[倍]の場合とBTLゲインGb=1[倍]の場合とで略同じドライブ電圧Vdrvが実現できるように、検出電圧振幅VagcおよびBTLゲインGbを異ならせている。
図5(A)はBTLゲインGb=1[倍]の場合での検出電圧Vagcとドライブ電圧VdrvとBTL電圧Vbtlとの関係を例示する図である。図5(B)はBTLゲインGb=2.5[倍]の場合での検出電圧Vagcとドライブ電圧VdrvとBTL電圧Vbtlとの関係を例示する図である。図5(C)は、BTLゲインGb=1[倍]の場合とBTLゲインGb=2.5[倍]の場合との圧電振動子両端電圧Vsの関係を例示する図である。
BTLゲインGb=1.0[倍]の例では、検出電圧Vagc=0.7Vppとしている。この場合、BTL電圧Vbtl=0.7Vpp、圧電振動子11の両端電圧Vs=0.87Vppであった。
一方、BTLゲインGb=2.5[倍]の例では、BTLゲインGb=1.0[倍]の場合と同等のドライブ電圧Vdrvとするために、検出電圧Vagc=0.5Vppとしている。この場合、BTL電圧Vbtl=1.25Vpp、圧電振動子11の両端電圧Vs=1.02Vppとなり、圧電振動子11の両端電圧Vsが比較例の約1.2倍に上昇した。
このように、BTLゲインを1倍よりも大きくすることにより、ドライブ電圧Vdrvを変えずに検出電圧Vagcを低下させても、圧電振動子11の両端電圧Vsを上昇させることが可能になる。したがって、ドライブ電圧Vdrvを低電源電圧化の要請に従うように抑制したまま、圧電振動子11の機械振動振幅を大きくして振動ジャイロの高感度化を図ることが可能になる。
次に、ドライブ電圧Vdrvの具体的な制約について説明する。
振動ジャイロ1の電源電圧は限られていて、その上、AGC回路23ではドライブアンプでのトランジスタ飽和電圧Vsatによって入力電源電圧Vccからの電圧ドロップが生じる。例えばAGC回路23を含む発振回路の入力電源電圧Vcc=2.6Vで、トランジスタ飽和電圧の上下の合計Vsat =0.6Vであれば、ドライブ電圧Vdrvの振幅がVcc−Vsat=2.0Vppよりも大きくなると、ドライブ電圧がクリップして歪み、発振停止などの問題が発生してジャイロとして動作しなくなる。したがって、ドライブ電圧Vdrvは、AGC回路23を含む発振回路のダイナミックレンジの範囲となるように抑制する必要がある。
その上、圧電振動子の駆動共振抵抗Zには温度特性があり、ドライブ電圧Vdrvはその影響を受け変化する。図6(A)は、圧電振動子のドライブ電圧Vdrvの振幅温度特性を例示する図であり、図6(B)は、ドライブ電圧Vdrvの振幅変動割合(25℃基準)を例示する図である。例示する圧電振動子では、ドライブ電圧Vdrvは+75℃では+25℃に比べて振幅が約30%増加する。したがって、この圧電振動子の使用温度の上限が75℃であれば、常温25℃でのドライブ電圧Vdrvは、2.0Vppよりも30%程度抑えた1.4Vpp程度のものにすれば、上限温度75℃になっても、ドライブ電圧Vdrvは2.0Vppを下回り、AGC回路23のダイナミックレンジを逸脱することがなくなる。
このように室温でのドライブ電圧Vdrvを抑制することにより、高温時にもドライブ電圧VdrvがAGC回路23のダイナミックレンジを逸脱することがなくなる。そのため、室温でのドライブ電圧Vdrvは以下の式を満足させる必要がある。ここで、ドライブ電圧の設計上限値V'drv[Vpp]、使用温度範囲における最大ドライブ電圧に対する室温ドライブ電圧の割合である振幅変動割合Adrv[倍]である。
Figure 0005338211
以上のようにドライブ電圧Vdrvには制約があるので、上式を満足するドライブ電圧Vdrvを実現するように、AGC回路23の回路定数やBTLゲインGbは設定する必要がある。
ここで、検出電圧Vagcとドライブ電圧Vdrvとの関係は次式で表される。
Figure 0005338211
前述のようにドライブ電圧Vdrvは設計上限値V'drvよりも小さくする必要があるので、AGC電圧Vagcは次式を満足するように設定する必要がある。
Figure 0005338211
この場合、BTLゲインGbは1倍よりも大きいため、AGC電圧Vagcは次式を満足するものとなる。
Figure 0005338211
検出電圧Vagcが上式を満足するように、AGC回路23の回路定数を設定して自動利得制御を行うことにより、適切なBTLゲインGbにすることで、ドライブ電圧VdrvがAGC回路23を含む発振回路のダイナミックレンジを逸脱することをなくしながら、圧電振動子11の両端電圧VsをBTLゲインGb =1[倍]の場合よりも増大させることが可能になる。例えば、BTLゲインGb=1[倍]の時に検出電圧Vagc=0.7Vppでドライブ電圧Vdrv =1.4Vppとなるような分圧回路の構成例であれば、検出電圧Vagcが0.7Vppよりも小さくなるようにAGC回路23の回路定数を設定することによって、ドライブ電圧Vdrvに1.4Vppを下回らせながら、圧電振動子11の両端電圧VsをBTLゲインGb =1[倍]の場合よりも増大させることが可能になる。
なお、AGC回路23は、回路内に検出電圧Vagcを平滑化するコンデンサを含む時定数回路を備え、その時定数回路で平滑誤差が生じないように検出電圧Vagcは設定したほうがよい。検出電圧Vagcが小さすぎると振幅レベルとして検知しにくいので、検出電圧はVagc>0.3Vppとすることが望ましい。
次に、検出電圧Vagcとドライブ電圧Vdrvとが規定された場合に、圧電振動子11の両端電圧Vsを最大化するゲインGbの値について説明する。
図7(A)は、上述の分圧回路の構成例でドライブ電圧Vdrvの設定値ごとに、BTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの振幅の組み合わせをプロットした図である。図中の各実線は、それぞれドライブ電圧Vdrv1.2Vpp,1.4Vpp,1.7Vppを実現するBTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの振幅の組み合わせを示している。
ここで、ドライブ電圧Vdrvの設定値が1.4Vppとなるような、BTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの振幅の組み合わせについて、以下に検討する。
図7(B)は、ドライブ電圧Vdrvの設定値が1.4Vppである場合での、BTL電圧Vbtlと検出電圧Vagcとの設定値の組み合わせ、および、BTL電圧Vbtlと圧電振動子11の両端電圧Vsとの組み合わせをプロットした図である。
圧電振動子11の両端電圧Vsは、ドライブ電圧Vdrvと検出電圧Vagcの差として求められるため、ドライブ電圧Vdrvが1.4Vppであれば、検出電圧Vagcが小さい方がドライブ電圧Vdrvとの差が大きくとれ、圧電振動子11の両端電圧Vsを稼ぐことができる。したがって、BTL電圧Vbtlの増加すなわち検出電圧Vagcの縮小に伴って、圧電振動子11の両端電圧Vsは上昇する。これにより、BTL電圧Vbtlが最大で、かつ、検出電圧Vagcが最小となる組み合わせで圧電振動子11の両端電圧振幅Vsは最大となる。
図7(C)は、ドライブ電圧Vdrv=1.4Vppとした場合での、BTL電圧Vbtlと振動ジャイロ1の角速度感度との関係をプロットした図である。
振動ジャイロ1の角速度感度は、圧電振動子11の機械振動振幅が大きければ高まる。また、圧電振動子11の機械振動振幅は、圧電振動子11の両端電圧Vsが高まれば大きくなる。上述のように、所定のドライブ電圧Vdrvを実現する組み合わせのうち、BTL電圧Vbtlが最大で、かつ、検出電圧Vagcが最小となる組み合わせで、圧電振動子11の両端電圧Vsは最大となるため、振動ジャイロ1の角速度感度もこの組み合わせで最大となる。
ここで、前述のように検出電圧Vagcは次式を満足する。
Figure 0005338211
この式を変形すると、次式が導出される。
Figure 0005338211
BTLゲインGbが最も大きい場合に、BTL電圧Vbtlが最大となる。すなわちBTLゲインGbが次式を満足するとき、BTL電圧Vbtlが最大となり、検出電圧Vagc最小、圧電振動子11の両端電圧Vs最大、および、振動ジャイロ1の角速度感度最大となる。
Figure 0005338211
上式のようにBTLゲインGbを設定することにより、任意の検出電圧Vagcに対して、ドライブ電圧Vdrvが設計上限値V'drv以下に収まるようにしながら、圧電振動子11の両端電圧Vsや機械振動振幅を最大化し、振動ジャイロ1の感度を最大化できる。
例えばZ=35[kΩ],Rk=65[kΩ],Adrv=0.7[倍],Vsat=0.6[V],Vcc=2.6[V]の場合に、Vagc=0.5[Vpp]と設定するのであればGb = 2.34[倍]のとき、ドライブ電圧Vdrvを設計上限値V'drv=1.4[Vpp]以下に収めながら、圧電振動子11の両端電圧Vsや機械振動振幅を最大化し、振動ジャイロ1の感度を最大化できる。
従来の振動ジャイロの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る振動ジャイロの圧電振動子の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る振動ジャイロの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る振動ジャイロの圧電振動子周辺の等価回路図である。 BTLゲインGb=1.0[倍]の場合と、BTLゲインGb=2.5[倍]の場合とを比較する図である。 圧電振動子の温度特性による影響を説明する図である。 所定のドライブ電圧を実現する検出電圧とBTL電圧との組み合わせを説明する図である。
符号の説明
1…振動ジャイロ
11…圧電振動子
11A,11B…検出抵抗
20…位相反転回路
21…BTL増幅回路
22…加算回路
23…AGC回路
24…移相回路
25…差動増幅回路
26…検波タイミング生成回路
27…位相シフト回路
28…同期検波回路
29…直流増幅フィルタ
30…特性補正回路
31…基準電圧回路

Claims (5)

  1. 駆動用電極に入力されるドライブ電圧に基づいて振動が生じ、コリオリ力によって生じる変形により、第1・第2の検出用電極それぞれに前記変形に応じた電位差で検出電圧が生じる圧電振動部と、
    前記第1・第2の検出用電極それぞれの前記検出電圧を加算する加算回路と、
    前記加算回路の出力電圧が一定振幅となるように、自動利得制御して前記ドライブ電圧を出力する自動利得制御回路と、
    前記加算回路の出力電圧から反転させた位相で、前記検出電圧よりも大きい振幅の電圧を、検出抵抗を介して前記第1・第2の検出用電極に出力するBTL回路と、
    前記第1・第2の検出用電極の前記検出電圧から前記電位差を検出する検出回路と、を備え、
    前記自動利得制御回路は、前記検出電圧の振幅Vagcが、
    Figure 0005338211
    となるようにその回路定数が設定されている、振動ジャイロ。
    ただし、前記検出電圧の振幅Vagc[Vpp]、前記ドライブ電圧の設計上限値V'drv[Vpp]、前記検出抵抗(2本並列分)Rk[Ω]、前記圧電振動部の駆動共振抵抗Z[Ω]である。
  2. 前記ドライブ電圧の設計上限値V'drvは、
    Figure 0005338211
    である、請求項1に記載の振動ジャイロ。
    ただし、使用温度範囲における前記ドライブ電圧の最大値に対する室温における前記ドライブ電圧の電圧値の割合である振幅変動割合Adrv[倍]、前記自動利得制御回路の入力電源電圧Vcc[V]、前記自動利得制御回路のドライブアンプ飽和電圧(上下)Vsat[V]である。
  3. 前記BTL回路は、前記検出電圧に対する出力電圧のゲインGb[倍]が
    Figure 0005338211
    である、請求項1または2に記載の振動ジャイロ。
  4. 前記ゲインGbは、
    Figure 0005338211
    を満たす、請求項3に記載の振動ジャイロ。
  5. 前記自動利得制御回路は、前記加算回路の出力電圧を平滑化する時定数回路を備え、前記加算回路の出力電圧の振幅が、前記時定数回路に平滑誤差が生じる振幅よりも大きくなるように、前記自動利得制御回路の回路定数が設定されている、請求項1〜4のいずれかに記載の振動ジャイロ。
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