JP5337762B2 - コイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

コイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物 Download PDF

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Description

本発明は、接着性に優れた不飽和ポリエステル樹脂組成物に係り、特に、モータ等の電気機器の電気絶縁,固着に好適な不飽和ポリエステル樹脂組成物に関する。
モータなどの電気機器用コイルは、電気絶縁,動作時の放熱,電気振動によって発生する唸り音の吸収,構成材料の固着等を目的として、熱硬化性樹脂組成物で処理されている。このような機能を発揮することができる熱硬化性樹脂材料として、不飽和ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂などが主に用いられている。なかでも不飽和ポリエステル樹脂は、硬化性,空乾性,固着性,電気絶縁性,経済性などのバランスに優れ、広く用いられている。
近年の電気機器の小型化,高性能化によるコイル占積率の向上や巻線作業の高速化に対応するため、電気機器のコイルには表面に滑材を含んだ自己潤滑エナメル線が用いられてきている。しかしながら、自己潤滑エナメル線に対して、従来の不飽和ポリエステル樹脂では接着力が十分ではない場合が生じている。
樹脂の接着力を高めるために特許文献1では、不飽和ポリエステル樹脂を含むライニング材にイソシアネート基を有する化合物を添加しているが、多価イソシアネートを用いているため、混合後の可使時間が短くなる可能性がある。
また、特許文献2では、ポリアルキレンオキシドのジアクリレート誘導体を用いているが、本樹脂組成物は、熱重量減少を起こしやすく、高温で使用する際の枯れの発生が予想され望ましくない。
特開2005−187780号公報 特開2005−285791号公報
本発明の目的は、接着力に優れたコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供することにある。
本発明のコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物は、(A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂と、(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマと、(C)イソシアネートと、(D)重合開始剤を含むことを特徴とする。
本発明によれば、良好な接着力をそなえたコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供することができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物を用いて絶縁処理された電気機器用コイルを模式的に示す図。 電気機器の一例を模式的に示す図。
本発明者らは、後述する組成の樹脂組成物を用いることによって、優れた接着力を発揮することを見出した。
すなわち、本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物は、(A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂、(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマ、(C)イソシアネート、(D)重合開始剤を含んでいる。
以下、各構成成分を詳細に説明する。
[(A)成分]
本発明に用いる(A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂は、分子量が450以上の化合物であり、好ましくは分子量が450〜5000である。
不飽和ポリエステル樹脂は、特に限定されるものではなく、例えば、二塩基酸と多価アルコール類とを縮合反応させることによって得ることができる。
不飽和ポリエステル樹脂の原料として用いられる二塩基酸としては、例えば、マレイン酸,無水マレイン酸,フマル酸,イタコン酸,無水イタコン酸等のα,β−不飽和二塩基酸;フタル酸,無水フタル酸,ハロゲン化無水フタル酸,イソフタル酸,テレフタル酸,テトラヒドロフタル酸,テトラヒドロ無水フタル酸,ヘキサヒドロフタル酸,ヘキサヒドロイソフタル酸,ヘキサヒドロテレフタル酸,シクロペンタジエン−無水マレイン酸付加物,コハク酸,マロン酸,グルタル酸,アジピン酸,セバシン酸,1,10−デカンジカルボン酸,2,6−ナフタレンジカルボン酸,2,7−ナフタレンジカルボン酸,2,3−ナフタレンジカルボン酸,2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物,4,4′−ビフェニルジカルボン酸、および、これらのジアルキルエステル等の飽和二塩基酸等が挙げられるが、特に限定されるものではない。これら二塩基酸は、一種類のみを用いてもよいし、適宜、二種類以上を混合して用いてもよい。
不飽和ポリエステル樹脂の原料として用いられる多価アルコール類としては、例えばエチレングリコール,ジエチレングリコール,ポリエチレングリコール等のエチレングリコール類,プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,ポリプロピレングリコール等のプロピレングリコール類,2−メチル−1,3−プロパンジオール,1,3−ブタンジオール,ビスフェノールAとプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドとの付加物,グリセリン,トリメチロールプロパン,1,3−プロパンジオール,1,2−シクロヘキサングリコール,1,3−シクロヘキサングリコール,1,4−シクロヘキサングリコール,パラキシレングリコール,ビシクロヘキシル−4,4′−ジオール,2,6−デカリングリコール,トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられるが、特に限定されるものではない。また、エタノールアミン等のアミノアルコール類を用いてもよい。これら多価アルコール類は、一種類のみを用いてもよいし、適宜、二種類以上を混合してもよい。また、必要によりエポキシ樹脂,ジイソシアナート,ジシクロペンタジエン等による変性を行ってもよい。
また、ビニルエステル樹脂については特に限定されるものではなく、例えば、エポキシ化合物と不飽和一塩基酸とをエステル化触媒を用いて反応させることによって得ることができるものであればよい。
ビニルエステルの原料として用いられるエポキシ化合物としては、分子中に、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物で、特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、ビスフェノールA等のビスフェノール類とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるエピビスタイプグリシジルエーテル型エポキシ樹脂,4,4′−ビフェノール,水添ビスフェノールやグリコール類とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂が挙げられる。これらエポキシ化合物は、1種のみを用いてもよく、適宜2種以上を混合して用いてもよい。
ビニルエステルの原料として用いられる不飽和一塩基酸としては、特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、アクリル酸,メタアクリル酸,クロトン酸等が挙げられる。これら不飽和一塩基酸は、1種のみを用いてもよく、適宜2種以上を混合して用いてもよい。
[(B)成分]
(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマとしては、具体的には、スチレン,ビニルトルエン,α−メチルスチレン,(メタ)アクリル酸エステル,酢酸ビニル,ジアリルフタレート,トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等がある。また、これらは用途や必要に応じてエチレンオキシドまたは、プロピレンオキシド等で変性しても良い。好ましくはスチレン,ビニルトルエン,(メタ)アクリル酸エステル(例えば、メタクリレート,アクリレート)を用いる。これらは、一種類のみを用いてもよいし、適宜、二種類以上を混合して用いてもよい。(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,プロピル(メタ)アクリレート,ブチル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート,イソオクチル(メタ)アクリレート,イソデシル(メタ)アクリレート,フェニル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)アクリレート,ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート,ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート,イソボルニル(メタ)アクリレート,メトキシ化シクロトリエン(メタ)アクリレート,ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート,2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート,3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート,4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート,ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート,アルキルオキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート,テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート,2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)アクリレート,カプロラクトン変成テトラフルフリル(メタ)アクリレート,エトキシカルボニルメチル(メタ)アクリレート,フェノールエチレンオキシド変成アクリレート,パラクミルフェノールエチレンオキシ変成アクリレート,ノニルフェノールエチレンオキシド変成アクリレート,ノニルフェノールポリプロピレンオキシド変成アクリレート,2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート,1,4−ブタンジオール(メタ)アクリレート,アクリルニトリルブタジエンメタクリレート,ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート等が挙げられる。
(A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂と、(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマの重量比率(A)/(B)は、80/20〜10/90であることが好ましく、より好ましくは、10/90〜60/40である。(A)成分の重量比率が、80より大きいと、粘度が高くなり、コイルなどに塗布し難くなり、取扱いが困難となる。一方、10より小さいと、樹脂硬化物の硬化性が悪化し、耐熱性に劣る。
[(C)成分]
(C)イソシアネートについては特に限定されるものではないが、分子内に重合性炭素―炭素二重結合を有する化合物が望ましく、末端にビニル基を有する化合物がさらに望ましい。
具体的には、オクタデシルイソシアネート,2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート,2−メタクリロイルオキシエトキシエチルイソシアネート,2−アクリロイルオキシエチルイソシアネート,1,1ビス(アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート,ジフェニルメタンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット体,ヘキサメチレンジイソシアネートの環化三量体,トリメチロールプロパン,グリセリンなどの多価アルコール(n価)1モルにジイソシアレートnモルを反応させて得られる化合物,2−(0−[1′メチルプロピリデンアミノ]カルボキシアミノ)エチルメタクリレート,2−(1′[2,4ジメチルピラゾニル]カルボキシアミノ)エチルメタクリレートなどのイソシアネート基をブロックした熱潜在性を有するイソシアネート誘導体などがある。ここで言う熱潜在性とは、50℃以上の加熱によりブロック材が外れ、イソシアネート基が生成することを意味する。さらに、アリルアルコールや、アリルアミン,2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の、水酸基やアミノ基を有するビニル化合物と、ジフェニルメタンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット体,ヘキサメチレンジイソシアネートの環化三量体等の多価イソシアネート等からなる、末端にビニル基を有するイソシアネートを用いてもよい。
これらの中でも、可使時間の短縮が見られず、接着力も向上することから、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートなどの末端にビニル基と、イソシアネート基を1個有するイソシアネートおよびイソシアネート基に熱潜在性を付与した2−(1′[2,4ジメチルピラゾニル]カルボキシアミノ)エチルメタクリレートが好ましい。多価イソシアネートを用いた場合、接着力は向上するが可使時間が短くなる。
これらビニル基を有するイソシアネートおよびビニル基を有する熱潜在性イソシアネートは市場より容易に入手することが可能であり、例えば、昭和電工(株)製、カレンズMOI、カレンズMOI−BPなどである。
(A+B)成分100重量部に対して、(C)成分であるイソシアネート化合物は、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部の範囲で用いることができる。0.1重量部未満では、接着性に対する効果がほとんど見られず、20重量部を超えると発砲が生じ、接着性が損なわれる。
[(D)成分]
(D)重合開始剤としては、有機過酸化物,アルキルボランからなる群より選ばれる少なくとも一種であればよい。
有機過酸化物としては、過酸化ベンゾイル,過酸化ラウロイル,過酸化安息香酸ターシャリーブチル,過酸化安息香酸ターシャリーアミル,ターシャリーアミルパーオキシネオデカノエート,ターシャリーブチルパーオキシネオデカノエート,ターシャリーアミルパーオキシイソブチレート,ジターシャリーブチルパーオキシド,ジクミルパーオキシド,クメンヒドロパーオキシド,1,1−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)シクロヘキサン,2,2−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ブタン,ターシャリーブチルハイドロパーオキシドなどが挙げられるが、特に制限されるものではなく、これらを1種単独もしくは2種以上を混合してもよい。
アルキルボランとしては、式(1)で示されるホウ素化合物が挙げられる。
Figure 0005337762
式(1)中、Z1,Z2,Z3は、互いに独立にR1またはOR1(但し、Z1,Z2,Z3のうち少なくとも1つはR1)であり、R1は、水素,アルキル基,シクロアルキル基,アラルキル基またはアリール基である。これら重合開始剤は1種のみを用いてもよいし、適宜、2種以上を混合して用いてもよい。
(D)重合開始剤の配合量は、(A)から(C)の各成分の全重量に対し、0.2wt%以上5.0wt%以下であることが望ましい。0.2wt%より少ない場合、硬化が完結せず、望ましい特性が得られない。一方、5.0wt%より多い場合、保存安定性が悪化し好ましくない。
[その他任意成分]
本発明の熱硬化性樹脂組成物には、必要に応じて、その他任意成分として、硬化を促進させるため、硬化促進剤を添加してもよい。硬化促進剤としては、ナフテン酸又はオクチル酸の金属塩(コバルト,亜鉛,ジルコニウム,マンガン,カルシウム等の金属塩)が挙げられ、これらは1種のみを用いてもよく、適宜2種以上を混合してもよい。
また、接着性向上助剤として、カップリング剤を添加してもよい。カップリング剤としては、ビニルトリメトキシシラン,スチリルトエイエトキシシラン等があげられ、これらは1種のみを用いてもよく、適宜2種以上を混合してもよい。
さらに、必要に応じて、重合禁止剤を配合することができる。重合禁止剤としては、ハイドロキノン,パラターシャリーブチルカテコール,ピロガロール等のキノン類が挙げられ、これらは1種のみを用いてもよく、適宜2種以上を混合してもよい。
[本組成物の製造方法]
本発明の熱硬化性樹脂組成物の製造方法としては、まず、(A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマ(C)イソシアネート、その他任意成分とを、室温(25℃)または加温して、均一に攪拌,混合する。加温する場合には、温度範囲としては、40〜80℃が好ましく、(A),(B)および(C)の粘度や融点に依存する。また、攪拌,混合する際には、必要に応じて、攪拌機を使用してもよい。
このようにして、(A)成分,(B)成分および(C)成分の混合物を作製した後、室温(25℃)で(D)成分を添加し、均一に混合する。
本組成物の硬化方法としては、本組成物を100〜140℃で、0.5〜3時間硬化させることが好ましい。硬化温度は、用途に応じて、適宜調整する。
本組成物を例えばモータコイル等に用いる場合には、この組成物を浸漬法,滴下含浸法等を用いて、モータコイル等の電気機器に含浸させる。含浸方法については常法によるもので、特に制限は無い。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、例えば、モータ等の電気機器用コイルの電気絶縁および固着に用いることができる。
以下に、本発明の熱硬化性樹脂組成物を用いて絶縁処理された電気機器用コイルについて、図面を用いて説明する。図1は、本発明の熱硬化性樹脂組成物を用いて絶縁処理された電気機器用コイルを模式的に示す図である。図2は、電気機器の一例として回転電機の構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、鉄などの金属からなる磁心1にエナメル線2を巻回しコイルを作製する。巻回しコイルに、浸漬法,滴下含浸法等を用いて本組成物を塗布する。その後、所定の温度,時間で本組成物を加熱硬化して硬化物3を形成し、本組成物を用いて絶縁処理された電気機器用コイル4を得る。
図2に示すように、回転電機6は、円筒形状の固定子磁心7と、この固定子磁心7の内部で同軸に回転する回転子磁心8と、固定子磁心7あるいは回転子磁心8の何れか一方又は双方に軸方向に形成された複数のスロット9を用いて被覆導線が巻回された複数のコイルからなっている。固定子コイル10に、浸漬法,滴下含浸法等を用いて本組成物を塗布する。その後、所定の温度,時間で加熱硬化し本組成物で絶縁処理された固定子を得る。
この固定子と回転子とを定法によって組み立て、本組成物を用いて絶縁処理された固定子コイル10を用いた回転電機6が得られる。
次に、本発明を実施例によって説明する。
イソフタル酸を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂55重量部と、スチレン45重量部、ヘキサメチレンジイソシアネートの環化三量体5.3重量部(旭化成ケミカルズ(株)製デュラネートTPA−100)からなる不飽和ポリエステルワニスa100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液1.5重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線を用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを実施例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で1時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で2時間硬化した。
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部,2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工(株)製カレンズMOI)1重量部からなる不飽和ポリエステルワニスb100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液2.4重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線EIW−Aを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを実施例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化した。
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部,2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工(株)製カレンズMOI)10重量部からなる不飽和ポリエステルワニスc100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液0.45重量部,ジエチルメトキシボラン0.35重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線AIWを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを実施例3に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化した。
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部,2−(1′[2,4ジメチルピラゾニル]カルボキシアミノ)エチルメタクリレート(昭和電工(株)製カレンズMOI−BP)5重量部からなる不飽和ポリエステルワニスd100重量部に対し、ジエチルメトキシボラン0.35重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線EIW−Aを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。作製したコイルを実施例4に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で1時間硬化した。
〔比較例1〕
イソフタル酸を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂55重量部と、スチレン45重量部からなる不飽和ポリエステルワニスe100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液1.5重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線を用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを比較例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で1時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、比較例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で2時間硬化した。
〔比較例2〕
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部からなる不飽和ポリエステルワニスf100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液2.4重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線EIW−Aを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを比較例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、比較例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化した。
〔比較例3〕
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部からなる不飽和ポリエステルワニスf100重量部に対し、1,1−(ジターシャリーブチルペルオキシ)シクロヘキサンの50wt%溶液0.45重量部,ジエチルメトキシボラン0.35重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線AIWを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。
作製したコイルを比較例3に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例2に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化した。
〔比較例4〕
ジシクロ骨格を含み数平均分子量が3000である不飽和ポリエステル樹脂10重量部と、ビニルエステル(Aldrich社製)30重量部,ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート30重量部,トリメチロールプロパントリアクリレート30重量部からなる不飽和ポリエステルワニスf100重量部に対し、ジエチルメトキシボラン0.35重量部を加え、コイル含浸用ワニスとした。
エナメル線コイルは、直径1mmの日立マグネットワイヤ製エナメル線EIW−Aを用い、内径5mm、長さ7.5cmのヘリカル状コイルとしたものを用いた。作製したコイルを比較例4に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で0.5時間硬化、その後、先とは上下を逆とし、実施例1に示したワニスに5分間含浸したのち、120℃で1時間硬化した。
巻芯に直径1mmのエナメル線を巻くことによりコイルを作製した。このコイルを、実施例2に示す熱硬化性樹脂組成物に含浸した後、120℃で0.5時間硬化を行い絶縁処理されたコイルを得た。得られたコイルは、比較例2に示す熱硬化性樹脂組成物に含浸した後、120℃で0.5時間硬化を行い絶縁処理されたコイルに比べ、曲げによる固着力が20N大きかった。
得られたコイルの曲げに対する固着力試験を行った結果を表1,表2に示す。貯蔵弾性率は、動的粘弾性測定装置を用い30℃から250℃の温度範囲にて測定した。ワニス粘度はブルックフィールズ型粘度測定機を用い測定した。不揮発分は、JIS C2103をもとに105℃、3時間で評価した。ヘリカルコイル接着力はJIS C2103をもとにスパン間距離44mmで評価した。
Figure 0005337762
Figure 0005337762
巻芯に直径1mmのエナメル線を巻くことにより作製されたコイルを含む固定子を、実施例2に示す熱硬化性樹脂組成物に含浸した後、120℃で0.5時間硬化を行うことによりコイルが固着処理された固定子を得た。この固定子と比較例2に示す熱硬化性樹脂組成物に含浸した後、120℃で0.5時間硬化を行い、絶縁処理された固定子を切断し、コアからコイルを取り出し、曲げによる接着力を評価した。
その結果、実施例はすべてのコイルにおいて、対応する比較例のコイルより5〜15N高い接着力を示した。
1 磁心
2 エナメル線
3 硬化物
4 電気機器用コイル
6 回転電機
7 固定子磁心
9 スロット
10 固定子コイル

Claims (3)

  1. (A)不飽和ポリエステル樹脂および/またはビニルエステル樹脂と、(B)末端に重合性置換基としてビニル基を有するモノマと、(C)末端にビニル基を有し、熱潜在性を有するイソシアネート誘導体と、(D)重合開始剤を含むことを特徴とするコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  2. 前記(D)成分が有機過酸化物および/またはアルキルボランであることを特徴とする請求項1に記載のコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  3. 不揮発分が90%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル固着用不飽和ポリエステル樹脂組成物。
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