JP2016036192A - 回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機 - Google Patents

回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁性の優れた回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機を提供する。【解決手段】固定子コイル60が固定子鉄心21のスロット15に配置された回転電機の固定子20において、固定子コイルは、複数のセグメント導体から構成され、セグメント導体は、絶縁被覆で覆われた絶縁被覆部と、導体が露出した導体露出部とを有し、かつ、他のセグメント導体と導体露出部を介して接合されており、固定子コイルが、沸点が200℃未満の重合性単量体と、重合性単量体に可溶な熱可塑性樹脂と、を含む熱硬化性樹脂組成物で覆われている回転電機の固定子。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機に関する。
近年、回転電機は小型高出力が求められている。このような回転電機として、例えば断面角型の多数の導体セグメントをスロットに挿通してから、各導体セグメントの端部を一対ずつ接合して固定子巻線を形成することで、占積率を向上させて冷却性能を向上させることにより高出力化を図ったものが知られている。
そして、絶縁性能向上のため、ターン部が形成された第1コイルエンド群と先端部を接合してなる複数の接合部が配置された第2のコイルエンド群に、薄く第1樹脂部材を付着させ、第2コイルエンド群の接合部近傍のみに厚く第2樹脂部材が付着された車輌用交流発電機の固定子がある(例えば、特許文献1参照)。
また、接合部に用いる第2樹脂部材の材料を規定した電気機器もある(例えば、特許文献2参照)。
特許第3770263号公報 特開2012−90433号公報
特許文献1の技術では、2種類の樹脂部材を用いる必要があり、また、第2コイルエンド群の接合部近傍のみに厚く第2樹脂部材を付着させている。絶縁設計上は、コイルエンドの樹脂部材の厚さはほぼ均一で良く、接合部近傍のみ厚くする必然性は無い。2種類の樹脂部材を用いることで、樹脂部材の付着、硬化のため2重の生産設備が必要となり、また、接合部のみ厚くする事により絶縁耐圧上必要な樹脂部材以上に材料が必要となるといった課題があった。
特許文献2の技術は、特許文献1などで用いられている第2の樹脂部材(粉体エポキシ系ワニス)の代替となるもので、接合部に液状樹脂を用いることで粉塵を防止している。しかし、接合部のみを対象としており、また、2種類の樹脂部材を用いることが前提となっていることから、上記の課題は残されている。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、固定子コイルが固定子鉄心のスロットに配置された回転電機の固定子において、前記固定子コイルは、複数のセグメント導体から構成され、前記セグメント導体は、絶縁被覆で覆われた絶縁被覆部と、導体が露出した導体露出部とを有し、かつ、他のセグメント導体と前記導体露出部を介して接合されており、前記固定子コイルが、沸点が200℃未満の重合性単量体と、前記重合性単量体に可溶な熱可塑性樹脂と、を含む熱硬化性樹脂組成物で覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁性の優れた回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例による固定子を含む回転電機装置の全体構成を示す断面図。 本発明が適用される固定子の構成を示す斜視図。 ワニス塗布前の回転電機における固定子コイルの溶接側コイルエンド部を示す断面斜視図。 ワニス塗布前の回転電機における固定子コイルの反溶接側コイルエンド部を示す断面斜視図。 固定子コイルの溶接側コイルエンド部の平面図。 固定子コイルの反溶接側コイルエンド部の平面図。
本発明者らは、前述の課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、熱硬化性樹脂は、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物が好ましいことを見出した。
以下、本発明に係る熱硬化性樹脂組成物を詳細に説明する。
[(A)成分]沸点が200℃未満の重合性単量体
上記重合性単量体は、その沸点が200℃未満であれば、特に限定されるものではなく、例えば、スチレン、ビニルトルエン、1−ヘキセン、1−オクテン、ビニルシクロヘキサン等のアルケン類、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル等のビニルエーテル類、1−ヘキセン−3オール、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、エチレングルコグリコールビニルエーテル等の、水酸基含有アルケンや(メタ)アクリル酸類、ジビニルベンゼン等の、二官能重合性単量体などがある。これら化合物は、一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合して用いてもよい。これら化合物の中でも、熱可塑性樹脂やその他成分の溶解性、硬化樹脂の耐熱性、絶縁性の観点から、スチレンやビニルトルエン類が好ましい。
[(B)成分](A)成分に可溶な熱可塑性樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物
上記(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂は、特に限定されるものではなく、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、ポリビニルナフタレン、ポリヘキセン等のポリアルケン類、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、等のポリ(メタ)アクリル酸エステル類、ポリ酢酸ビニル、ポリプロピオン酸ビニル等のポリビニルエステル類、ポリビニルエチルエーテル、ポリビニルプロピルエーテル等のポリビニルエーテル類、ポリエチレングリコールや、ポリエチレングリコールジメチルエーテル、ポリエチレンオキシド等のポリエチレングリコール類等がある。これら化合物は、一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合して用いてもよい。これら化合物の中でも(A)成分への溶解性や耐熱性、絶縁性の観点から、ポリスチレン、ポリビニルトルエン類やポリ(メタ)アクリル酸メチルなどのポリ(メタ)アクリル酸エステル類が好ましい。また、これら熱可塑性樹脂の分子量は、特に制限されるものではないが、被覆性および溶解性の観点から、数平均分子量5,000から1,000,000の範囲が好ましい。更に、数平均分子量10,000から500,000の範囲がより好ましい。数平均分子量が、5,000より小さいと被覆性が低下し、数平均分子量が1,000,000より大きいと、熱硬化性樹脂組成物への溶解性が低下する。
また、熱硬化性樹脂の構成成分は、特に限定されるものではないが、(C)ビニルエステル樹脂、(D)ラジカル重合開始剤を含むことが好ましい。
[(C)成分](C)ビニルエステル樹脂
ビニルエステル樹脂については、特に限定されるものではなく、例えば、エポキシ化合物と不飽和一塩基酸とをエステル化触媒を用いて反応させることによって得ることができるものであればよい。
上記ビニルエステル樹脂の原料として用いられるエポキシ化合物としては、分子中に、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物で、特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール類とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるエピビスタイプグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;フェノール、クレゾール、ビスフェノール等のフェノール類とホルマリンとの縮合物であるノボラックとエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるノボラックタイプグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるグリシジルエステル型エポキシ樹脂、4,4´−ビフェノール、2,6−ナフタレンジオール、水添ビスフェノールやグリコール類とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;ヒダントインやシアヌール酸とエピハロヒドリンとの縮合反応により得られる含アミングリシジルエーテル型エポキシ樹脂等が挙げられる。これらエポキシ化合物は、一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合して用いてもよい。
上記ビニルエステル樹脂の原料として用いられる不飽和一塩基酸としては、特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸等が挙げられる。また、マレイン酸、イタコン酸等のハーフエステル等を用いてもよい。これら不飽和一塩基酸は、一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合して用いてもよい。これら化合物の中でも、耐熱性や硬化性の観点から、エピビスタイプグリシジルエーテル型エポキシ樹脂とメタクリル酸を反応させて得られるビニルエステル樹脂が好ましい。
[(D)成分]ラジカル重合開始剤
ラジカル重合開始剤については、特に限定されるものではなく、例えば、有機過酸化物や、有機アゾ化合物、アルキルボラン等があげられる。
有機過酸化物としては、過酸化ベンゾイル,過酸化ラウロイル,過酸化安息香酸 t−ブチル、過酸化安息香酸 t−アミル,t−アミル パーオキシネオデカノエート,t−ブチル パーオキシネオデカノエート,t−アミル パーオキシイソブチレート,ジt−ブチルパーオキシド,ジクミルパーオキシド,クメンヒドロパーオキシド,1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン,2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン,t−ブチルハイドロパーオキシド、ジ(s−ブチル)パーオキシカーボネート、メチルエチルケトンパーオキシドなどが挙げられるが、特に制限されるものではなく、これらを1種単独もしくは2種以上を混合してもよい。
また、有機アゾ化合物としては、2,2´−アゾビス(イソブチロニトリル)、1,1´−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、4,4´−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,2´アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩等があげられる。これらを1種単独もしくは2種以上を混合してもよい。
アルキルボランとしては、トリエチルボラン、トリプロピルボラン,トリイソプロピルボラン、トリ−n−ブチルボラン、トリ−n−アミルボラン、トリ−n−ヘキシルボラン、トリシクロヘキシルボラン、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン,イソピノカンフェニルボラン、ジエチルメチルボラン、ジエチルプロピルボラン、ジエチルブチルボラン、エチルプロピルブチルボラン等がある。またはこれらの一部が酸化されたホウ素化合物酸化物として、ジエチルエトキシボラン、ジブチルブトキシボラン、ジエチルメトキシボラン、エチルジメトキシボラン、エチルジエトキシボラン、エチルエトキシメトキシボラン等が挙げられる。これらを1種単独もしくは2種以上を混合してもよい。
また、有機過酸化物、有機アゾ化合物、アルキルボランは、1種単独もしくは2種以上を併用してもよい。
[その他任意成分]
本発明の熱硬化性樹脂組成物には、必要に応じて、その他任意成分を添加してもよい。任意成分としては、不飽和ポリエステル樹脂や硬化促進剤、重合禁止剤、接着力向上剤等があげられる。
不飽和ポリエステル樹脂は、特に限定されるものではなく、例えば、二塩基酸と多価アルコール類とを縮合反応させることによって得ることができる。
上記不飽和ポリエステル樹脂の原料として用いられる二塩基酸としては、具体的には、例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸等のα,β−不飽和二塩基酸;フタル酸、無水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,10−デカンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、4,4´−ビフェニルジカルボン酸、および、これらのジアルキルエステル等の飽和二塩基酸等が挙げられるが、特に限定されるものではない。これら二塩基酸は、一種類のみを用いてもよいし、適宜、二種類以上を混合して用いてもよい。
上記不飽和ポリエステル樹脂の原料として用いられる多価アルコール類としては、具体的には、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ビスフェノールAとプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドとの付加物、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,3−プロパンジオール、1,2−シクロヘキサングリコール、1,3−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサングリコール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキシル−4,4´−ジオール、2,6−デカリングリコール、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられるが、特に限定されるものではない。また、エタノールアミン等のアミノアルコール類を用いてもよい。これら多価アルコール類は、一種類のみを用いてもよいし、適宜、二種類以上を混合してもよい。また必要によりジシクロペンタジエン系化合物を樹脂骨格中に組み入れてもよい。
硬化促進剤としては、ナフテン酸又はオクチル酸の金属塩(コバルト,亜鉛,ジルコニウム,マンガン,カルシウム等の金属塩)があげられ、これらは一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合してもよい。
重合禁止剤としては、ハイドロキノン,パラターシャリーブチルカテコール,ピロガロール等のキノン類があげられ、これらは一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合してもよい。
接着力向上剤としては、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン等があげられ、これらは一種類のみを用いてもよく、適宜二種類以上を混合してもよい。
[本組成物の製造方法]
本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法としては、まず、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂、(C)ビニルエステル樹脂、(D)ラジカル重合開始剤と、その他任意成分とを、空気中にて均一に攪拌、混合し、樹脂組成物とする。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、回転電機の固定子巻線の絶縁および固着用途に用いることができる。
[実施例]
次に、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
なお、以下の説明では、回転電機の一例として、ハイブリット自動車に用いられる電動機を用いる。また、以下の説明において、「軸方向」は回転電機の回転軸に沿った方向を指す。周方向は回転電機の回転方向に沿った方向を指す。「径方向」は回転電機の回転軸を中心としたときの動径方向(半径方向)を指す。「内周側」は径方向内側(内径側)を指し、「外周側」はその逆方向、すなわち径方向外側(外径側)を指す。
図1は本発明による固定子を備える回転電機を示す断面図である。回転電機10は、ハウジング50、固定子20、固定子鉄心21と、固定子コイル60と、回転子11とから構成される。
ハウジング50の内周側には、固定子20が固定されている。固定子20の内周側には、回転子11が回転可能に支持されている。ハウジング50は、炭素鋼など鉄系材料の切削により、または、鋳鋼やアルミニウム合金の鋳造により、または、プレス加工によって円筒状に成形した、電動機の外被を構成している。ハウジング50は、枠体或いはフレームとも称されている。
ハウジング50の外周側には、液冷ジャケット130が固定されている。液冷ジャケット130の内周壁とハウジング50の外周壁とで、油などの液状の冷媒RFの冷媒通路153が構成され、この冷媒通路153は液漏れしないように形成されている。液冷ジャケット130は、軸受144,145を収納しており、軸受ブラケットとも称されている。
直接液体冷却の場合、冷媒RFは、冷媒通路153を通り、冷媒出口154,155から固定子20へ向けて流出し、固定子20を冷却する。
固定子20は、固定子鉄心21と、固定子コイル60とによって構成されている。固定子鉄心21は、珪素鋼板の薄板が積層されて作られている。固定子コイル60は、固定子鉄心21の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回されている。固定子コイル60からの発熱は、固定子鉄心21を介して、液冷ジャケット130に伝熱され、液冷ジャケット130内を流通する冷媒RFにより、放熱される。
回転子11は、回転子鉄心12と、回転軸13とから構成されている。回転子鉄心12は、珪素鋼板の薄板が積層されて作られている。回転軸13は、回転子鉄心12の中心に固定されている。回転軸13は、液冷ジャケット130に取り付けられた軸受144,145により回転自在に保持されており、固定子20内の所定の位置で、固定子20に対向した位置で回転する。また、回転子11には、永久磁石18と、エンドリング(図示せず)が設けられている。
回転電機の組立は、予め、固定子20をハウジング50の内側に挿入してハウジング50の内周壁に取付けておき、その後、固定子20内に回転子11を挿入する。次に、回転軸13に軸受144,145が嵌合するようにして液冷ジャケット130に組み付ける。
図2を用いて、本実施例による回転電機10に用いる固定子20の要部の詳細構成について説明する。固定子20は、固定子鉄心21と、前記固定子鉄心の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回された固定子コイル60とから構成されている。固定子コイル60は、断面が略矩形形状の導体(本実施例では銅線)を使用しスロット内の占積率を向上させ、回転電機の効率が向上する。
また、スロットライナー302が各スロット15に配設され、固定子鉄心21と固定子コイル60との電気的絶縁を確実にしている。
前記スロットライナー302は、銅線を包装するようにB字形状や、S字形状に成形されている。
図3を用いて、回転電機10に用いる固定子20の溶接部(溶接側コイルエンド62)の詳細構成について説明する。固定子20は、固定子鉄心21と、前記固定子鉄心の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回された固定子コイル60とから構成されている。固定子コイル60は、断面が略矩形形状のコイルを使用しスロット内の占積率を向上させ、回転電機の効率が向上する。コイル間の絶縁のため、絶縁紙300が環状に配置される。溶接部間の絶縁のため、絶縁紙301が環状に配置される。
絶縁紙が配置された後、前記固定子コイルの全体を、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物601の硬化物のみでほぼ均一に覆う。
図4を用いて、固定子20の反溶接部(反溶接側コイルエンド61)の詳細構成について説明する。固定子20は、固定子鉄心21と、前記固定子鉄心の内周部に多数個設けられているスロット15に巻回された固定子コイル60とから構成されている。固定子コイル60は、断面が略矩形形状のコイルを使用することでスロット内の占積率を向上させ、回転電機の効率が向上させている。コイル間の絶縁のため、絶縁紙301が環状に配置される。
溶接側コイルエンド62と同様に、反溶接側コイルエンド61においても、絶縁紙が配置された後、前記固定子コイルの全体を樹脂組成物601の硬化物のみでほぼ均一に覆う。ここで、樹脂組成物601は溶接側コイルエンド62を覆うものと同じ材質((A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物)である。
図5は溶接側コイルエンド62の、導体端部28E付近を拡大した図である。セグメント導体28は、エナメル被膜などの絶縁被膜で覆われた絶縁被覆部29A(図7中で網掛けで示した部分)と、絶縁被膜が剥離され、導体部分(銅線)が露出した導体露出部29Bとを有する。導体露出部29Bは導体端部28Eに設けられる。この導体部分の露出は溶接のために行われる。さらに、絶縁被覆部29Aと導体露出部29Bとを含むセグメント導体28の全体が、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物601の硬化物のみでほぼ均一に覆われている。従来技術で用いられている第2の樹脂部材を用いておらず、また厚さも均一なので、樹脂部材の付着、乾燥のため2重の生産設備が不要となり、また、絶縁耐圧上必要な樹脂部材以上の材料が不要となる効果がある。
図6は反溶接側コイルエンド61の、反溶接側コイルエンド頂点28C付近を拡大した図である。反溶接側コイルエンド61では、セグメント導体28の全周に渡って絶縁被覆部29Aが形成されている。さらに、絶縁被覆部29Aを覆うように、セグメント導体28は、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる樹脂601の硬化物のみでほぼ均一に覆われている。従来技術で用いられている第2の樹脂部材を用いておらず、また厚さも均一なので、樹脂部材の付着、乾燥のため2重の生産設備が不要となり、また、絶縁耐圧上必要な樹脂部材以上の材料が不要となる効果がある。
本構成により、前記固定子コイルの全体を、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる樹脂601のみでほぼ均一に覆い、かつ、絶縁強化のための環状絶縁樹脂300、301を配置する事により、電気自動車やハイブリッド電気自動車に求められる絶縁性を満足した回転電機を得られるものとなる。
上記において、絶縁被膜を形成するために用いる樹脂は、コストおよび絶縁性、浸透性、硬化性の観点から、不飽和ポリエステル樹脂とした。不飽和ポリエステル樹脂は、樹脂を溶剤に希釈した溶剤型、及び溶剤による希釈を行っていない無溶剤型のいずれも使用可能であるが、硬化時に、溶剤の揮発による膨れが生じない無溶剤型不飽和ポリエステル樹脂がより好ましく、硬化時の成分揮発による特性の低下を防ぐために、非スチレン系不飽和ポリエステル樹脂が更に好ましい。
なお、樹脂組成物601はほぼ均一に覆われることが望ましいが、絶縁紙300、301との境界面やコイルの複雑な形状部位は不均一に付着する場合もある。ここで言うほぼ均一とは、従来技術(例えば特許文献1など)の様に意図的に厚くするものでは無いとの意味で用いている。
また、樹脂組成物601のみでほぼ均一に覆われているとの説明における「のみ」は、エナメル被膜などの予め導体に形成されている絶縁被膜の存在を除外するものではない。ここで言う「のみ」とは、セグメント導体28の成形後の絶縁強化のために付与される絶縁樹脂が樹脂組成物601だけであり、従来技術における第2の樹脂部材を用いないという意味で用いている。
以上においては、永久磁石式の回転電機において説明を行ったが、本発明の特徴は固定子のコイル絶縁に関するものであるため、回転子は永久磁石式でなく、インダクション式や、シンクロナスリラクタンス、爪磁極式等にも適用可能である。また、巻線方式においては波巻方式であるが、同様の特徴を持つ巻線方式であれば、適用可能である。次に、内転型で説明を行っているが、外転型でも同様に適用可能である。
次に、(A)沸点が200℃未満の重合性単量体と、(B)(A)成分に可溶な熱可塑性樹脂からなる熱硬化性樹脂の組成例について記すが、本発明は、これらの組成例によって限定されるものではない。
[組成例1]
スチレン50重量部(和光純薬製)、数平均分子量14,000のポリスチレン10重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン1.5重量部(日油製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
[組成例2]
スチレン50重量部(和光純薬製)、数平均分子量48,000のポリスチレン5重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン1.5重量部(日油製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
[組成例3]
スチレン50重量部(和光純薬製)、数平均分子量58,000のポリメタクリル酸メチル5重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン1.5重量部(日油製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
[組成例4]
メタクリル酸メチル50重量部(和光純薬製)、数平均分子量48,000のポリスチレン5重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン1.5重量部(日油製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
[組成例5]
スチレン50重量部(和光純薬製)、数平均分子量48,000のポリスチレン5重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、ジエチルメトキシボラン1.0重量部(アルドリッチ製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
[組成例6]
スチレン50重量部(和光純薬製)、数平均分子量48,000のポリスチレン5重量部、ビスフェノールAグリセロレートジメタクリレート50重量部(アルドリッチ製)、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン1.5重量部(日油製)、ナフテン酸マンガン0.05重量部(東京化成製)、イソフタル酸、マレイン酸、エチレングリコールからなる不飽和ポリエステル樹脂5重量部、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.1重量部(信越シリコーン製)を加え、熱硬化性樹脂組成物とする。
続いて、上記組成の樹脂による、固定子20のコイル部分の被覆法について述べる。上記樹脂組成物601を、この組成物を浸漬法,滴下含浸法等を用いて、モーターコイル等の電気機器に含浸させる。含浸方法については常法によるもので、特に制限は無い。固定子20に塗布した樹脂組成物601は、樹脂の流動性が見られなくなるまで室温乾燥した後、加熱により完全に硬化する。室温乾燥は、静置や通風下など、常法によるもので、特に制限はない。本加熱は、温風式加熱炉やIH加熱炉など常法によるもので、特に制限はない。
以上で説明したように、本発明によれば、絶縁性に優れ、かつ、小型高出力であるにも関わらず、冷却性が優れた回転電機の固定子を提供することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10 回転電機
11 回転子
12 回転子鉄心
13 回転軸
15 スロット
18 永久磁石
20 固定子
21 固定子鉄心
28C 反溶接側コイルエンド頂点
28D 導体斜行部
28E 導体端部
28F 導体斜行部
50 ハウジング
60 固定子コイル
61 反溶接側コイルエンド
62 溶接側コイルエンド
130 液冷ジャケット
144 軸受
145 軸受
150 冷媒(油)貯蔵空間
153 冷媒通路
154 冷媒出口
155 冷媒出口
300 環状絶縁紙
301 環状絶縁紙
302 スロットライナー
601 樹脂部材
RF 冷媒

Claims (4)

  1. 固定子コイルが固定子鉄心のスロットに配置された回転電機の固定子において、
    前記固定子コイルは、複数のセグメント導体から構成され、
    前記セグメント導体は、絶縁被覆で覆われた絶縁被覆部と、導体が露出した導体露出部とを有し、かつ、他のセグメント導体と前記導体露出部を介して接合されており、
    前記固定子コイルが、
    沸点が200℃未満の重合性単量体と、
    前記重合性単量体に可溶な熱可塑性樹脂と、
    を含む熱硬化性樹脂組成物で覆われている回転電機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、
    ビニルエステル樹脂と、
    ラジカル重合開始剤と、
    を含む回転電機の固定子。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機の固定子であって、
    前記重合性単量体が、スチレン又はスチレンの誘導体である回転電機の固定子。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の回転電機の固定子と、
    回転子と、を備えた回転電機。
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