JP5337591B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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この発明は、車両のサイドドア等に設置されるエアバッグ装置に関する。
従来、上記エアバッグ装置において、金属板からなるリテーナに折り畳み状態のエアバッグ及びインフレータ等を支持してエアバッグモジュールとしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−213621号公報
ところで、上記において、エアバッグモジュールのリテーナやインフレータブラケットは、強度が必要な部分と不必要な部分とで板厚が同じ場合が多い。すなわち、リベット結合部やボルト締結部等の機械的固定部分とそれ以外の一般部分とで板厚が同一とされ、強度的な無駄が生じることがあった。他方、リテーナやインフレータブラケットを単に薄肉化すると、軽量化が可能な反面、前記機械的固定部分の強度が不足することがあった。
そこでこの発明は、折り畳み状態のエアバッグやインフレータを金属板からなるリテーナやブラケットに支持したエアバッグ装置において、リテーナ及びブラケットの必要強度を確保した上でその軽量化を図ることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、折り畳まれた状態でリテーナ(例えば実施例のリテーナ20)に収容保持されるエアバッグ(例えば実施例のエアバッグ19)を備えたエアバッグ装置であって、金属製の薄板により形成されるエアバッグ保持部材(例えば実施例のリテーナ本体24、ブラケット30)の一つであるインフレータ(例えば実施例のインフレータ18)支持用の金属板部品(例えば実施例のブラケット30)を、車体側金属板部品(例えば実施例の取付ブラケット10)に締結してなり、該各金属板部品の少なくとも一つに、端部(例えば実施例の上延出片32)を折り返して多重とした重合部(例えば実施例の重合部32a)を形成すると共に、該重合部を他の金属板部品(例えば実施例の取付ブラケット10)に締結部材(例えば実施例のボルトB3)により締結することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、折り畳まれた状態でリテーナ(例えば実施例のリテーナ20)に収容保持されるエアバッグ(例えば実施例のエアバッグ19)を備えたエアバッグ装置であって、前記リテーナが複数のリテーナ金属板部品(例えば実施例のリテーナプレート23、リテーナ本体24)を互いに結合してなり、該各リテーナ金属板部品の少なくとも一つ(例えば実施例のリテーナ本体24)に、端部を折り返して多重とした第一の重合部(例えば実施例の重合部24b)を形成し、該重合部を他のリテーナ金属板部品(例えば実施例のリテーナプレート23)に締結すると共に、金属製の薄板により形成されるエアバッグ保持部材(例えば実施例のリテーナ本体24、ブラケット30)の一つであるインフレータ(例えば実施例のインフレータ18)支持用の金属板部品(例えば実施例のブラケット30)を、車体側金属板部品(例えば実施例の取付ブラケット10)に締結してなり、該各金属板部品の少なくとも一つに、端部(例えば実施例の上延出片32)を折り返して多重とした第二の重合部(例えば実施例の重合部32a)を形成し、該重合部を他の金属板部品(例えば実施例の取付ブラケット10)に締結することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記車体側金属板部品は車両のドアパネルであることを特徴とする。

この発明によれば、エアバッグを収容保持するリテーナやインフレータ支持用のブラケットにおいて、強度が必要な部分と不必要な部分とを区分けし、衝撃荷重等の過大な荷重(エアバッグの展開反力等)が印加される機械的固定部分をヘミング加工(安全確保や補強を目的として金属板の縁部を折り返す加工)にて補強することで、強度が必要な部分は金属板の重合化により比較的強度を高める一方、過大な強度が不要な部分は金属板の単板化により比較的薄肉かつ軽量にすることができる。すなわち、リテーナ及びブラケットの必要強度を確保した上でその軽量化を図ることができる。
この発明の実施例における右サイドドアを車内側から見た側面図である。 上記右サイドドアの内装を取り外した状態の側面図である。 (a)は図1のA−A断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。 上記右サイドドアのエアバッグモジュールの分解斜視図である。 上記エアバッグモジュールを車外側から見た側面図である。 上記エアバッグモジュールのバッグカバーの斜視図である。 (a)は図5のB−B断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1,2は窓枠部を持たない所謂サッシュレスタイプの車両の右フロントサイドドア(以下、単にドアという)1を車内側から見た図である。ドア1の下半部を構成するドア本体3内には、ドアガラス4が昇降自在に保持される。ドア本体3は、ドア骨格部5と、該ドア骨格部5の車外側に取り付けられるドアスキン6(図3参照)等によって構成される。
ドア本体3の前端部の上縁側には、ドアミラー取付用のミラーベース8が一体に設けられ、ドア本体3の上縁部の車内側には、モジュール化されたドアマウント型エアバッグ装置(以下、エアバッグモジュール9という)取付用の取付ブラケット10が車内側から取り付けられる。
図2を参照し、取付ブラケット10は、ドア本体3の上縁部に沿うように前後に延在する平板状のベースプレート部11を備える。ベースプレート部11の上縁部には、その前側に単一のエアバッグ締結片12Aが上方に向かって突設されると共に、上縁部の後側には、前後に並ぶ三つのエアバッグ係止爪13A,13B,13Cが上方に向かって突設される。また、ベースプレート部11の下縁部前側には、前後に並ぶ二つのエアバッグ締結片12B,12Cが下方に向かって突設される。
図3を併せて参照し、取付ブラケット10は、ドア骨格部5の上部に車内側から接した状態でドア本体3に固定されており、この状態において、各エアバッグ係止片13A,13B,13Cは、ドア骨格部5から離間して上方に突出する。また、ドア骨格部5の上縁に形成されたフランジ部15aには、ドアガラス4の車内側の側面に摺動可能に密接する車内側ウェザーストリップ16が取り付けられる。なお、図中符号17は、ドアスキン6の上縁部に取り付けられてドアガラス4の車外側の側面に摺動可能に密接する車外側ウェザーストリップを示す。
取付ブラケット10の各エアバッグ係止爪13A,13B,13Cには、エアバッグモジュール9車外側の鞘状の爪受部27A,27B,27Cがそれぞれ上方から嵌合される。
ベースプレート部11の下縁部には、ドア本体3と反対側(車内側)に屈曲してからさらに下方に延出する前記エアバッグ締結片12B,12Cが設けられる(図7参照)。
図2,3,4を参照し、エアバッグモジュール9は、車両衝突時等にドア本体3の上部内側に折り畳み収納されたエアバッグ19をドアガラス4の内面に沿って展開させて乗員を保護するもので、不図示のセンサによって衝撃が検知されたときに高圧ガスを発生する筒状のインフレータ18と、該インフレータ18で発生したガス圧によって展開する前記折り畳まれたエアバッグ19と、該エアバッグ19及びインフレータ18を保持する金属製のリテーナ20と、エアバッグ19の展開時に一部が破断してエアバッグ19の展開を許容するバッグカバー21とを備えてなる。
図3(a)を参照し、エアバッグ19は、インフレータ18の後方に連なるガス供給パイプ22の上方に順次積み重なるように折り畳まれることで前後に長い棒状をなし、この状態で不織布等からなる保持部材62内に収納される。以下、エアバッグ19、保持部材、ガス供給パイプ22及びインフレータ18からなる組立体をエアバッグアッセンブリということがある。
インフレータ18は、前記折り畳み状態にあるエアバッグ19の前方に連なるように配置され、車両衝突時等に例えば所定以上の加速度が検出される等の展開条件が整った際に高圧ガスを発生して、前記折り畳み状態にあるエアバッグ19を上方へ膨張展開させる。
リテーナ20は、上方に開放する断面コ字状をなして前後に延在し、その内部に前記折り畳み状態にあるエアバッグ19を収納保持する。リテーナ20は、その車外側壁を構成する平板状のリテーナプレート23と、車内側壁及び下壁を構成する断面L字状のリテーナ本体24とに分割構成される。
リテーナプレート23及びリテーナ本体24は、それぞれ鋼板にプレス成形等を施してなる。リテーナプレート23の下縁部には外結合フランジ23aが下方に向けて延設されると共に、リテーナ本体24の下壁の車外側縁部には内結合フランジ24aが下方に向けて延設され、該各結合フランジ23a,24aをリベットR1等により結合することで、一体のリテーナ20が構成される(図3(b)参照)。
リテーナプレート23の車内側には前記エアバッグアッセンブリが支持される。以下、リテーナプレート23にエアバッグアッセンブリを組み付けた組立体をエアバッグ組立体ということがある。
一方、リテーナ本体24は、リテーナプレート23と結合する前にバッグカバー21の内側に一体的に取り付けられる(図4参照)。リテーナプレート23及びリテーナ本体24は、前記エアバッグ組立体とバッグカバー21とを組み付ける際に前記リベットR1等により一体に結合される。
図1,3,6を参照し、バッグカバー21は、ドアライニング2と共にドア1の車内側意匠面を形成するカバーアウタ35と、該カバーアウタ35の裏面側(内側)に溶着固定されてカバーアウタ35各部の剛性調整や他部品との連結機能を担うカバーインナ36とを有してなる。
図3(a)を参照し、カバーアウタ35は、比較的硬質の樹脂材料からなる基材35aの外側に比較的軟質の樹脂材料からなる表皮材35bを一体に接合した二層構造とされる。カバーアウタ35は、リテーナ20の上部を覆う上壁37とリテーナ20の車内側を覆う側壁38とを滑らかに連続させるように設けられる。
図2を参照し、前記エアバッグ組立体にバッグカバー21を組み付けた状態では、リテーナプレート23の前端部及びインフレータ18はバッグカバー21の前端よりも前方に突出する。
ここで、図4,5,7を参照し、インフレータ18は、リテーナプレート23の前端部にブラケット30を介して支持される。ブラケット30はインフレータ18の外周を巻回するバンド状の金属板からなり、該ブラケット30の両端部31がインフレータ18の下方で重なってリテーナプレート23の前端部にボルトB1等により締結固定される(図7参照)。
リテーナプレート23の前部下側に突設されるエアバッグ締結部33B,33Cは、前記取付ブラケット10のエアバッグ締結片12B,12CにそれぞれボルトB2等により結合固定される(図7参照)。また、ブラケット30の車外側には上方に延出する上延出片32が溶接等により結合され、該上延出片32の上部が取付ブラケット10上部のエアバッグ締結片12AにボルトB3等により結合固定される(図7参照)。なお、上延出片32はブラケット30に一体形成されていてもよい。
図3,4を参照し、リテーナプレート23の上縁部車外側には、波形の板部材26が複数箇所で固定される。板部材26の固定部間には鞘状の爪受部27A,27B,27Cがそれぞれ形成され、該各爪受部27A,27B,27Cに取付ブラケット10上部の各エアバッグ係止爪13A,13B,13Cがそれぞれ下方から挿通される。これにより、リテーナプレート23ひいてはエアバッグ組立体が取付ブラケット10ひいてはドア本体3に位置決め支持される。
図4,5,6を参照し、カバーアウタ35の上壁37には、例えば前記基材35aの裏面にV字溝を形成する等によりエアバッグ19展開時に破断可能とした破断誘導部41が設けられる。この破断誘導部41に囲まれた前後に長い略長方形状の領域(以下、リッド領域42という)は、エアバッグ19の膨張展開時に破断誘導部41が破断することで開口し、エアバッグ19の上方への膨張展開を許容する。なお、破断誘導部41が破断してバッグカバー21の上部がその車内側縁部を中心に上方へ回動した状態を図3(a)に鎖線で示す。
図6を参照し、カバーインナ36は前記基材35aと同様の比較的硬質の樹脂材料からなり、カバーアウタ35の上壁37及び側壁38の裏面にそれぞれ溶着固定されるインナ上壁45及びインナ側壁46を有する。インナ上壁45には前後に長い略長方形状の切り欠き部47が設けられ、この切り欠き部47内にはバッグカバー21上部のリッド領域42に対応する略長方形状のリッド壁48が配置される。
図3を併せて参照し、リッド壁48は、その上面がバッグカバー21のリッド領域42の下面(裏面)に溶着固定されると共に、その車内側縁部が複数の帯状片53を介してインナ側壁46の上縁部に連結される。各帯状片53は下方に膨出するように円弧状に湾曲し、カバーアウタ35に対して溶着されることなく離間する。これら各帯状片53は、エアバッグ19展開時にリッド壁48及びリッド領域42が跳ね上がる際のヒンジ部44として機能する。
インナ側壁46には車外側に隆起する複数の隆起部49が形成される。各隆起部49にはそれぞれ係止孔50が形成され、これら各係止孔50にリテーナ20の車外側上縁部に延設された複数の係止フック51がそれぞれ挿入、係合される(図3(a)参照)。これにより、リテーナ20の車外側上縁部にカバーインナ36ひいてはバッグカバー21が支持される。なお、カバーアウタ35の側壁38の裏面にはカバーインナ36とは別の樹脂製の締結部材52が溶着固定され(図3(a)参照)、この締結部材52を介してリテーナ20の車外側下部にカバーアウタ35がビス等により締結固定される。
図4,6を参照し、カバーインナ36の切り欠き部47の前方及び後方には、インナ上壁45及びインナ側壁46に跨る前後フランジ壁54がそれぞれ設けられる。各フランジ壁54には、リテーナ本体24の車内側壁の前後端から車外側に起立する前後端部壁25がそれぞれボルト等により固定される。前後端部壁25の先端部にはそれぞれフランジ25aが設けられ、該各フランジ25aがリテーナプレート23の前後にそれぞれボルト等により固定される。
図4,5,6を参照し、リッド壁48の自由端側(車外側)の下方には、破断が容易な薄肉部を介して固定壁56が連設される。固定壁56の下縁には複数の連結片57が突設され、該各連結片57がリテーナ20のリテーナプレート23にリベット等により固定される。
そして、エアバッグ19の膨張展開時には、該エアバッグ19がバッグカバー21の上壁を下方から押し上げ、前記薄肉部を破断させると共に破断誘導部41を破断させて、前記ヒンジ部44を中心にリッド領域42を上方に跳ね上げるように回動させる。これにより、バッグカバー21の上部にエアバッグ19の上方への膨張展開を許容する開口が形成される。
ここで、エアバッグ19の膨張展開時には、その反力がリテーナ20を介してドア本体3等に受け止められる。このとき、リテーナ20の下部を結合する前記各結合フランジ23a,24a及びインフレータ18を支持する前記上延出片32等にも前記反力が作用することとなるが、図3(b)に示すように、リテーナ20の例えば内結合フランジ24aは、例えば車内側かつ上方に折り返すことで二重構造の重合部24bを形成し、前記反力を受けた際にリベットR1等の結合部材の挿通孔から亀裂が生じる等の破損が抑制される。同様に、図7(b)に示すように、前記上延出片32の上部も例えば車内側かつ下方に折り返すことで二重構造の重合部32aを形成し、前記反力を受けた際にボルトB3等の結合部材の挿通孔から亀裂が生じる等の破損が抑制される。
以上説明したように、上記実施例におけるエアバッグ装置は、折り畳まれた状態でリテーナ20に収容保持されるエアバッグ19を備えたものであって、金属製の薄板により形成されるエアバッグ保持部材(リテーナ本体24、ブラケット30)の端部(内結合フランジ24a、上延出片32)を折り返して多重とした重合部24b,32aを形成すると共に、該重合部24b,32aを他の金属部材(リテーナプレート23、取付ブラケット10)に締結部材(リベットR1、ボルトB3)により締結するものである。
なお、上記エアバッグ装置は、前記リテーナ20が複数の金属板部品(リテーナプレート23、リテーナ本体24)を互いに結合してなり、該各金属板部品の少なくとも一つ(リテーナ本体24)に前記重合部24bを形成し、該重合部24bを他の金属板部品(リテーナプレート23)に締結するものである。
また、上記エアバッグ装置は、前記エアバッグ保持部材の一つであるインフレータ18支持用の金属板部品(ブラケット30)を車体側金属板部品(取付ブラケット10)に締結してなり、該各金属板部品の少なくとも一つ(ブラケット30)に前記重合部32aを形成し、該重合部32aを他の金属板部品(取付ブラケット10)に締結するものである。
この構成によれば、エアバッグ19を収容保持するリテーナ20やインフレータ18支持用のブラケット30において、強度が必要な部分と不必要な部分とを区分けし、衝撃荷重等の過大な荷重(エアバッグ19の展開反力等)が印加される機械的固定部分(締結部分)をヘミング加工(安全確保や補強を目的として金属板の縁部を折り返す加工)にて補強することで、強度が必要な部分は金属板の重合化により比較的強度(せん断荷重耐性)を高める一方、過大な強度が不要な部分は金属板の単板化により比較的薄肉かつ軽量にすることができる。すなわち、前記リテーナ20やブラケット30等のエアバッグ保持部材の必要強度を確保した上でその軽量化を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、前記リテーナ20やブラケット30の重合部24b,32aを車両のドアパネル(ドア骨格部5等)に直接締結する等、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
5 ドア骨格部(ドアパネル)
10 取付ブラケット(他の金属部材、金属板部品)
18 インフレータ
19 エアバッグ
20 リテーナ
23 リテーナプレート(他の金属部材、金属板部品)
24 リテーナ本体(エアバッグ保持部材、金属板部品)
24a 内結合フランジ(端部)
24b 重合部
30 ブラケット(エアバッグ保持部材、金属板部材)
32 上延出片(端部)
32a 重合部
R1 リベット(締結部材)
B3 ボルト(締結部材)

Claims (3)

  1. 折り畳まれた状態でリテーナに収容保持されるエアバッグを備えたエアバッグ装置であって、
    金属製の薄板により形成されるエアバッグ保持部材の一つであるインフレータ支持用の金属板部品を、車体側金属板部品に締結してなり、該各金属板部品の少なくとも一つに、端部を折り返して多重とした重合部を形成すると共に、該重合部を他の金属板部品に締結部材により締結することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 折り畳まれた状態でリテーナに収容保持されるエアバッグを備えたエアバッグ装置であって、
    前記リテーナが複数のリテーナ金属板部品を互いに結合してなり、該各リテーナ金属板部品の少なくとも一つに、端部を折り返して多重とした第一の重合部を形成し、該重合部を他のリテーナ金属板部品に締結すると共に、
    金属製の薄板により形成されるエアバッグ保持部材の一つであるインフレータ支持用の金属板部品を、車体側金属板部品に締結してなり、該各金属板部品の少なくとも一つに、端部を折り返して多重とした第二の重合部を形成し、該重合部を他の金属板部品に締結することを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 前記車体側金属板部品は車両のドアパネルであることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
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