JP5335518B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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該役物装置2は、全体が外枠部3に囲まれており、その内部中央に液晶表示装置4、下部に遊技球を一時的に転動させるステージ部5が設けられ、該外枠部3の左右には、遊技球を役物内部に案内する流入口6が設けられている。
このような遊技機は、遊技者が球発射ハンドル7を操作することにより、遊技球がレール8a、8bで囲まれた発射通路を通り、遊技領域9内に発射される。
発射された遊技球の一部は、流入口6から役物内部に進入し、一旦、ステージ部5上を転動した後、その中央部5a前方から下方に落下する。
該役物装置2の下方には入賞口10a、10bが設けられており、ここに遊技球が入賞すると遊技者に対し賞球が支払われることとなるが、この内、ステージ部5の中央の直下に位置する入賞口10aは、遊技者にとって有利な特別遊技状態となる抽せんが行われる始動入賞口10aともなっている。
該始動入賞口10aに遊技球が入賞すると、その入賞に伴って抽せんが行われ、その抽せんに当せんすると、遊技盤の下方に設けられている大入賞口(いわゆるアタッカー)11が大きく開口する。開口した該大入賞口11には、容易に遊技球を多数入賞させることができるので、遊技者は大量の賞球を得ることができる。
したがって、該役物装置2に一旦進入した遊技球が該役物装置2内でどのように挙動して下方に落下するか、つまり始動入賞口10aに向けて落下するか否かは、遊技者に対して大いに興趣を喚起させる事柄となる。
該回転ドラム14は、その円周面の一部の軸線方向に、遊技球を吸着することができる磁石体16が形成され、かつ該回転ドラム14の右側方から見て右回転するように連続回転される。
また、前記球受け棚17は、正面からみてその両側端部より中央部が若干低く弓状に形成されると共に、該中央部では前方(遊技者にとって手前側)が若干下方に傾斜するように構成されている。
したがって、該球受け棚17の面上に進入した遊技球は、進入した際の運動量により該面上において左右に揺動し、その揺動が弱まったところで該球受け棚17の中央部近傍で落下することとなるが、揺動途中で回転ドラム14の磁石体16にタイミング良く吸着された場合は、該回転ドラム14の回転に伴い、吸着された軸線方向での位置が保持されたまま該球受け棚17から分離壁18の方向へ持ち上げられる。
このように持ち上げられた遊技球は、分離壁18の上部の軸線方向での中央に設けられた流入口14に流入するか、あるいは、分離壁18の上部に突き当たることとなる。
分離壁18の上部に突き当たるように持ち上げられた遊技球は、回転ドラム14の回転に伴い該磁石体16から該分離壁18によって剥がされることとなるので、再び球受け棚17に落下する。一方、分離壁18の中央に設けられた流入口14に流入するように持ち上げられた遊技球は、前記した高確率ルートに運ばれる。
また、回転ドラムに磁石体が設けられているので、磁石を使用した不正に対する対策を講じている遊技台においては、この磁石は、不正検出の際のノイズの原因となり、好ましくない。
また、上述した目的を達成する第2の解決手段として、遊技領域内を流下する遊技球を受け入れて、その面上で転動させた後に、下方に落下させる第1ステージと、前記第1ステージの下方に設けられ、前記第1ステージから落下した遊技球を受け入れて、その面上で転動させた後に、下方に落下させる第2ステージと、前記第2ステージの中央部の下方に設けられる入賞口と、前記第1ステージの上方に設けられ、遊技球を前記第1ステージに戻すための傾斜路を有するリプレイステージと、遊技球を前記第2ステージの中央部に案内する案内路を有する高確率入賞通路と、遊技球を前記第2ステージの中央部より端部側に案内する案内路を有する低確率入賞通路と、前記第1ステージ上に転動している遊技球を前記リプレイステージと前記高確率入賞通路と前記低確率入賞通路とのいずれかに振り分ける略円柱形状の回転体と、を備えた弾球遊技機であって、前記回転体は、その水平に設けた中心軸の回りに前記回転体の右側方から見て右回転するように軸支され、その外周面の一部が前記第1ステージ及び前記リプレイステージの上方に露出するように配置されており、前記回転体の前記外周面には、前記回転体の一方の側端面から他方の側端面へ回転方向に向かって傾斜して設けられる案内溝と、遊技球を一時的に保持することが可能な第1保持溝と、前記第1保持溝とは前記回転体の軸方向及び円周方向の位置を異ならせる第2保持溝とが形成されており、前記案内溝に陥入した遊技球は、前記回転体の回転に伴って前記案内溝を転動しながら前記側端面側に移動して前記リプレイステージ上に排出され、前記第1保持溝に陥入した遊技球は、前記第1保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記高確率入賞通路へ投入されて前記第2ステージの中央部から排出され、前記第2保持溝に陥入した遊技球は、前記第2保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記低確率入賞通路へ投入されて前記第2ステージの中央部より端部側から排出されることを特徴とする構成とした。
したがって、前記案内溝によって第1ステージから持ち上げられた遊技球は、第1保持溝または第2保持溝に保持されなかったことから遊技者の興味を一旦失うこととなるが、すぐさま回転体の側端面側へ移動した後、第1ステージに早期に戻されるので、そのように興味を失わせる時間を極力減少させることができる。
また、磁石を用いていないので、磁石を用いた不正を検知するのにノイズの原因となることのない役物装置を提供することができる。
更に、前記案内溝とは別途、高確率経路または低確率経路へと遊技球を持ち上げる第1保持溝及び第2保持溝をそれぞれ設けたので、遊技球が運ばれる経路の選択が早期に行われることとなり、スピード感のある遊技機を構成することができる。
該役物装置50は、上部に液晶表示装置からなる演出表示部51、下部に遊技球の流下に変化を与えるステージ部52、右側部に該演出表示部51における表示に連動して動作する演出役物53、左側部に遊技球を役物装置内部に進入させて該ステージ部52に導く流入口を有している。
また、該始動入賞口21への遊技球の入賞に伴う抽せん結果を表示する特別図柄表示装置25が遊技盤の右下方に配置されている。
また、遊技領域40の左下方には複数の一般入賞口24、中央下方には大入賞口(アタッカ)27が配置されている。
さらに、最下方には、上記したどの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収するアウト口30が配置されている。
また、遊技球が通過することによって普通図柄抽せんが行われる、いわゆるスルーチャッカー23,その抽せん結果を表示する普通図柄表示装置26、該普通図柄抽せんに当せんすることで開放される第2始動入賞口(いわゆる電動チューリップ)22が配置されている。
その他、風車31や障害釘32等も、適宜配置されている。
始動入賞口21(あるい第2始動入賞口22)に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置25の図柄変動表示が開始されるとともに、所定個数の賞球が払い出される。この特別図柄表示装置25の変動表示に合わせ、演出表示部51による演出表示も開始される。
そして、該特別図柄表示装置25の変動表示が特定の図柄の組み合わせで停止した場合に、遊技者に利益が生じ得る特別遊技状態となり、大入賞口(アタッカ)27が所定ラウンド数、開放する。
この所定ラウンドの開放中に大入賞口(アタッカ)27に入賞した遊技球数に対して、所定個数の賞球が払い出される。
したがって、遊技者は、まずは遊技球を該始動入賞口21に入賞させることに神経を集中することが必要となるので、該始動入賞口21の上方に配置されている役物装置50内、特にステージ部52上での遊技球の挙動に興趣をそそられることとなる。
該ステージ部52は、第1ステージ521と、該第1ステージ521の下方に設けられ、該第1ステージ521から導出される遊技球が転動する第2ステージ522と、該第1ステージの上方に該第1ステージ521に連続して設けられるリプレイステージ523とからなる、3つのステージ(521、522、523)を有している。その内、リプレイステージ523は、後述する略円柱状の回転体55を挟んで左右に分離して設けられており、端部523a側で第1ステージ521と連続している。
前記始動入賞口21は、この第2ステージ522の中央部522aの中央位置直下に設けられている。
したがって、該リプレイステージ523上に乗った遊技球は、該リプレイステージのそれぞれの端部523a側を通り、該第1ステージ521の左右の端部521b上に誘導される。
該嵌凹部54内には、図4に示す略円柱状の回転体55が、その円柱状の中心線Cを回転軸線とし、その回転軸線Cを水平にして配置されており、しかも該回転体55の外周面の一部が図2に示すように、前記第1ステージ521及び前記リプレイステージ523上に露出する高さに配置されている。
また、該回転体55は、図示しない駆動機構により、その右側方から見て(つまり、図 の矢印A方向から見て)右回転するように比較的低速に連続回転されている。したがって、前方つまり遊技者側からは、該回転体55が第1ステージ521の下方から上方へ向かって回転しているように見える。
該案内溝56の溝幅は、第1ステージ521の中央部521aに移動してきた遊技球が該案内溝56に落下した場合に、該回転体55の回転に伴い、該案内溝56内で転動しつつ移動することが可能な溝幅とされている。さらに、その案内溝56の溝深さは、前記側端面551、552における溝底面の高さが、前記リプレイステージ523の高さよりも低くならない溝深さに設定されている。
該第1保持溝57a及び第2保持溝57bは、そこに陥入した遊技球を、該回転体55の回動に伴って第1ステージの上方に持ち上げることができる溝形状を有している。
該遊技球止め部58は、その前面側(遊技者側)58aが該回転体55の外周面と同一面となるように形成され、その後面側58bには、前記リプレイステージ523上に持ち上げられた遊技球をリプレイステージ端部523a方向へ案内するガイド面が形成されている。さらに、その回転体55の側端面551及び552と対向する側は、嵌凹部54の周縁から立設して、該側端面551及び552に対面する平面を形成しており、該平面が遊技球保持面58cとなっている。
この状態においては、第1ステージ521上にある遊技球は該第1ステージ521上を左右に円滑に揺動することが可能となっており、且つ、そのように揺動したとしても、前記案内溝56あるいは第1保持溝57aないしは第2保持溝57bに陥入することはない。
回転体55の回転軸を軸支する支持部63,64が第2ステージ522上に設けられている。
また、遊技者側から見て該回転体55の背後には、該回転体55と曲率を略同一とした凹曲面61aを有する第1のガイド体61が、該嵌凹部54内部方向に下垂して設けられている。
該第1のガイド体61の凹曲面61aと該回転体55の外周面との間隔は、図8に示すように、該回転体に設けられた第1保持溝57aないしは第2保持溝57bに陥入した遊技球が、該第1保持溝57aないしは第2保持溝57bに陥入したまま該凹曲面との間で保持されて下方に運ばれることとなる距離に設定されている。
該第2のガイド体62上には、遊技球の直径よりわずかに広い間隔をあけて一対の規制片62aが立設されており、該一対の規制片62aは、その一対の中間位置が、第2ステージ522の中央部522aの中央位置と一致するように設けられており、また前記第1保持溝57aの軸線方向の位置とも一致するように設けられている。
さらに、該第2のガイド体62の両規制片62aのそれぞれ上面には、図7に示すように、それぞれ第2ステージ522の幅方向に下り傾斜して、そこに落下する遊技球を第2ステージ端部方向に案内するハズレ通路62bが設けられている。
また、該第1ステージの左右の端部521bに臨んで障害釘により形成される進入口が設けられている(図示せず)。
遊技球は、通常、このワープ通路あるいは進入口から第1ステージ521上に進入することとなる。
しかしながら、上記(ロ)の様に落下する場合は、落下する横方向位置は各遊技球で不規則であるし、また必ずしも垂直に落下するわけでもないので、該始動入賞口21に入賞できる確率は、後述する高確率入賞通路を通って落下する場合よりよほど低い。
該側端面551あるいは552に移動した遊技球は、遊技球止め部58の遊技球保持面58cに当接し、その位置で、遊技者から見た横方向への移動が一旦、停止される。
しかし、該回転体55の回転に伴い、遊技球は、該案内溝56内に保持されたまま該停止されている位置から上方に持ち上げられ、該案内溝56の溝面が前記遊技球止め部58の後面側58bに形成されたガイド面より高くなる位置で、該案内溝56からリプレイステージ523に移動することとなる。このように、遊技球が該遊技球止め部58により一旦停止してから、リプレイステージに放出されるまでの時間は、極めて短い。
そして、リプレイステージ523に移動した遊技球は、該リプレイステージ523上に形成された傾斜路を通って再度、第1ステージ521上に放出されるので、遊技者にとっては、改めて前記第1保持溝57aへ陥入するチャンス、つまり高確率入賞通路へ乗るチャンスを再度うかがうことができる。
該嵌凹部54内に運ばれた遊技球は、該第1保持溝57aと第1のガイド体61との間に保持されながら、回転体55の回転に伴い、更に、下方向に運ばれる。
更に回転体55が回転すると、該第1保持溝57aと第1のガイド体61との間が広くなるので、遊技球aは、第2のガイド体62に向けて落下する。
落下する遊技球aは、第1保持溝57aの中心位置と、第2のガイド体62の規制片62aの中間位置とが幅方向の位置を同一としているので、第2のガイド体62の一対の規制片62aの間に向かって落下する。
落下した遊技球aは、該第2のガイド体62上を、その幅方向の位置を該両規制片62aにより規制されながら転動し、第2ステージ522上の中央位置に放出される。
該第2のステージ522上に放出された遊技球aは、規制片62aによって規制された幅方向の位置を保持したまま第2ステージ522上を転動するので、該第2ステージ中央部522aの中央位置から落下する際には、ほぼ垂直に落下する。
該中央位置の直下には、始動入賞口21が設けられており、このように落下した遊技球aは、容易に該始動入賞口に入賞することができる。
このように第1保持溝57aに陥入した遊技球は、上記したような高確率案内通路(高確率ルート)Rを通るので、該第2ステージの下方に設けられた始動入賞口21に入賞することができる確率は、極めて大きい。
しかし、当該遊技球aは、該第2の保持溝57bの幅方向での位置が該第2のガイド体62の両規制片62aの間にないので、第2のガイド体62の両規制片62aの外側のハズレ通路62bに向けて落下する。
該ハズレ通路62bの斜面上に落下した遊技球は、第2ステージ522上に、軸線方向の運動量を持ったまま放出される。
したがって、当該遊技球は、斜め方向の運動成分を有しているので、該第2ステージ522の前方から、落下方向や落下位置を不規則にして落下し、中央位置から垂直に落下することは殆どない。そのため、下方の始動入賞口21に入賞することは殆どない。
このように第2保持溝57bに陥入した遊技球は、上記したような低確率案内通路(低確率ルート)を通るので、該第2ステージの下方に設けられた始動入賞口21に入賞することができる確率は、高確率ルートRを通る場合に比べ、極めて小さい。
したがって、前記案内溝56に陥入した遊技球は、該案内溝56に陥入した時点で遊技者の興味を一旦失うこととなるが、早期に第1ステージ521に戻されて再チャレンジに供されるので、そのように興味を失わせる時間を極力減少させることができる。
また、磁石を用いていないので、磁石を用いた不正を検知するのにノイズの原因となることのない役物装置50を提供することができる。
これに対し第2の実施例では、図9に示すように、該案内溝56を直線状として、左側端面側を手前に、右側端面側を奥側に傾斜するように形成する。
このようにすると、該案内溝56に陥入した遊技球は、全て、該回転体55の回転に伴って、左側端面551側に移動する。したがって、遊技者側から見て右側のリプレイステージ523は省略することができる。
他方、該案内溝56を、遊技者側から見てその右側端面側を手前に、左側端面側を奥側に傾斜するようにした場合は、該案内溝56に陥入した遊技球は、回転体55の回転に伴い右側端面552側に移動するので、遊技者側から見て左側のリプレイステージ523は省略することができる。
このように案内溝56を直線状に形成すると共に、リプレイステージ523の一方を省略すると、回転体55の軸方向の長さや、リプレイステージ523上での遊技球の転動距離を長くすることができるので、よりダイナミックな遊技球動作が可能となるなど、役物装置内の狭隘なスペースを有効に活用することができる。
この場合も、前記実施例1と同様に、回転体55の回転に伴って遊技球が該リプレイステージ端面523a上に持ち上げられることにより、当該遊技球は、リプレイステージ523上に放出され、その上面に形成されている傾斜路を通り、第1ステージ521に戻されることとなる。
更に、上記実施例では、第1ステージ521あるいは第2ステージ522の中央位置直下に始動入賞口21を設けたが、特に始動入賞口21である必要はなく、これを単なる入賞口としたとしても、同様の作用効果を奏することが出来る。
21 始動入賞口
40 遊技領域
50 中央役物装置
52 ステージ構造
521 第1ステージ
522 第2ステージ
523 リプレイステージ
54 嵌凹部
55 回転体
551、552 回転体の側端面
56 案内溝
57a 第1保持溝
57d 第2保持溝
58 遊技球止め部
61 第1のガイド体
62 第2のガイド体
62a 規制片
62b ハズレ通路
70a 第1出口(高確率ルート出口)
70b 第2出口(低確率ルート出口)
a 遊技球
R 高確率ルート
Claims (2)
- 遊技領域内を流下する遊技球を受け入れて、その面上で転動させた後に、下方に落下させる第1ステージと、前記第1ステージの下方に設けられる入賞口と、前記第1ステージの上方に設けられ、遊技球を前記第1ステージに戻すための傾斜路を有するリプレイステージと、前記第1ステージの下方かつ前記入賞口の直上に開口する第1出口と、遊技球を前記第1出口に案内する案内路を有する高確率入賞通路と、前記第1ステージの下方かつ前記入賞口の斜め上に開口する第2出口と、遊技球を前記第2出口に案内する案内路を有する低確率入賞通路と、前記第1ステージ上に転動している遊技球を前記リプレイステージと前記高確率入賞通路と前記低確率入賞通路とのいずれかに振り分ける略円柱形状の回転体と、を備えた弾球遊技機であって、
前記回転体は、その水平に設けた中心軸の回りに前記回転体の右側方から見て右回転するように軸支され、その外周面の一部が前記第1ステージ及び前記リプレイステージの上方に露出するように配置されており、
前記回転体の前記外周面には、前記回転体の一方の側端面から他方の側端面へ回転方向に向かって傾斜して設けられる案内溝と、遊技球を一時的に保持することが可能な第1保持溝と、前記第1保持溝とは前記回転体の軸方向及び円周方向の位置を異ならせる第2保持溝とが形成されており、
前記案内溝に陥入した遊技球は、前記回転体の回転に伴って前記案内溝を転動しながら前記側端面側に移動して前記リプレイステージ上に排出され、前記第1保持溝に陥入した遊技球は、前記第1保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記高確率入賞通路へ投入されて前記第1出口から排出され、前記第2保持溝に陥入した遊技球は、前記第2保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記低確率入賞通路へ投入されて前記第2出口から排出されることを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技領域内を流下する遊技球を受け入れて、その面上で転動させた後に、下方に落下させる第1ステージと、前記第1ステージの下方に設けられ、前記第1ステージから落下した遊技球を受け入れて、その面上で転動させた後に、下方に落下させる第2ステージと、前記第2ステージの中央部の下方に設けられる入賞口と、前記第1ステージの上方に設けられ、遊技球を前記第1ステージに戻すための傾斜路を有するリプレイステージと、遊技球を前記第2ステージの中央部に案内する案内路を有する高確率入賞通路と、遊技球を前記第2ステージの中央部より端部側に案内する案内路を有する低確率入賞通路と、前記第1ステージ上に転動している遊技球を前記リプレイステージと前記高確率入賞通路と前記低確率入賞通路とのいずれかに振り分ける略円柱形状の回転体と、を備えた弾球遊技機であって、
前記回転体は、その水平に設けた中心軸の回りに前記回転体の右側方から見て右回転するように軸支され、その外周面の一部が前記第1ステージ及び前記リプレイステージの上方に露出するように配置されており、
前記回転体の前記外周面には、前記回転体の一方の側端面から他方の側端面へ回転方向に向かって傾斜して設けられる案内溝と、遊技球を一時的に保持することが可能な第1保持溝と、前記第1保持溝とは前記回転体の軸方向及び円周方向の位置を異ならせる第2保持溝とが形成されており、
前記案内溝に陥入した遊技球は、前記回転体の回転に伴って前記案内溝を転動しながら前記側端面側に移動して前記リプレイステージ上に排出され、前記第1保持溝に陥入した遊技球は、前記第1保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記高確率入賞通路へ投入されて前記第2ステージの中央部から排出され、前記第2保持溝に陥入した遊技球は、前記第2保持溝に一時的に保持されたまま前記回転体の回転に伴って上昇し、前記回転体が所定の回転位置に到達したときに前記低確率入賞通路へ投入されて前記第2ステージの中央部より端部側から排出されることを特徴とする弾球遊技機。
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