JP2012147947A - 遊技機 - Google Patents

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悠 椿谷
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Abstract

【課題】従来よりも趣向性の向上を図ることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の遊技機10では、平面視が円形となった内側周回ステージ70の中心C1からずらした位置に、上面70Jの最下点N1が配置されている。また、上面70Jに開口した複数の球振り分け孔71,72,72は同一の大きさであって、見かけ上、中心C1から等距離の位置に配置されている。これに対し、実際は、第1の球振り分け孔71が第2の球振り分け孔72,72よりも中心C1に近い位置に配置されており、しかも、第1と第2の球振り分け孔71,72,72は、それぞれ最下点N1からの距離が異ならせてある。これにより、各球振り分け孔71,72,72への入球割合を同等と見せかけておきながら、実際には異ならせることができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技機に関する。
この種の従来の遊技機として、所謂「クルーン」と呼ばれる円形周回ステージを備えたものが知られている。円形周回ステージには、遊技球を入賞口に入り易い位置に排出する第1の球振り分け孔と、入り難い位置に排出する第2の球振り分け孔とが備えられており、遊技球は、円形周回ステージで周回しながら徐々にそれら球振り分け孔に近づいて、何れかの球振り分け孔から排出されるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−115898号公報(段落[0049]、第6図)
ところで、上述した従来の遊技機では、第1と第2の球振り分け孔への振り分け割合に差を付けるために、孔の大きさを異ならせる等して差をつけていたため、円形周回ステージから入賞口に入賞し易いか否かを、見かけだけから容易に見抜くことができ、趣向性に欠けるという問題があった。また、孔の大きさを同じにして第1と2の球振り分け孔の一方を他方よりも中心から離して配置して振り分け割合に差を付けた構成でも、同様の問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、従来よりも趣向性の向上を図ることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技球が流下する遊技領域に設けられて平面視が円形をなし、その上面が中央部に向かってすり鉢状に下り傾斜すると共に上面を周回するように遊技球が転動可能な円形周回ステージと、円形周回ステージを貫通して円形周回ステージの上面で転動した遊技球を下方に排出する複数の球振り分け孔と、円形周回ステージの下方に配置されて球振り分け孔から排出された遊技球が入球可能な入賞口とを備えた遊技機において、複数の球振り分け孔には、第1の球振り分け孔と、第1の球振り分け孔よりも遊技球が入賞口に入球し難い第2の球振り分け孔とが含められ、円形周回ステージの上面の最下点を円形周回ステージの上面の中心からずれた位置に配置し、第1と第2の球振り分け孔の何れか一方を他方よりも最下点に近い位置に配置したところに特徴を有する。ここで、本発明における「円形」には、真円のみでなく略円形が含まれる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、第1と第2の球振り分け孔は同一の大きさでかつ、円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に配置されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の遊技機において、第2の球振り分け孔を第1の球振り分け孔よりも最下点に近い位置に配置したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の遊技機において、第1と第2の球振り分け孔を同一の大きさとし、第1の球振り分け孔を第2の球振り分け孔よりも円形周回ステージの上面の中心に近い位置に配置すると共に、第2の球振り分け孔を第1の球振り分け孔よりも最下点に近い位置に配置したところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の遊技機において、円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に同一の大きさの少なくとも2つの球振り分け孔を設けると共に、円形周回ステージの上面のうち少なくとも2つの球振り分け孔より中心側に山形状の上面突出部を設けたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機において、円形周回ステージの上面のうち、最下点から遠い側の外縁部よりも最下点に近い側の外縁部の方が下方に配置されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の遊技機において、円形周回ステージの周囲を囲む外側周回ステージを設け、円形周回ステージと外側周回ステージとは、段差部を挟んで円形周回ステージの上面よりも外側周回ステージの上面の方が上方になるように設けられると共に、外側周回ステージは平面視が円形又は長円形をなしかつその上面が円形周回ステージの上面に向かってすり鉢状に下り傾斜すると共に、外側周回ステージの上面を周回するように遊技球が転動可能とされ、遊技領域を流下する遊技球を取り込んで、その取り込んだ遊技球を外側周回ステージの外縁寄り位置から接線方向に向けて放出する球誘導路を備えたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の遊技機において、球誘導路は遊技球を放出する放出部を備え、放出部には、外側周回ステージの外周に立設された外周壁側に遊技球を寄せる球寄せ部が備えられたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載の遊技機において、球誘導路における放出部は溝形構造をなし、放出部の溝底面を外側周回ステージの外周壁に向かって下るように傾斜させてその傾斜面を球寄せ部としたところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項7乃至9の何れか1の請求項に記載の遊技機において、外側周回ステージは、平面視が長円形をなし、球誘導路は、外側周回ステージの長軸と略平行な方向に遊技球を放出するように構成されたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項7乃至10の何れかに記載の遊技機において、外側周回ステージは、平面視が長円形をなし、外側周回ステージの外周縁のうち長軸方向における両端部の曲率を互いに異ならせたところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項7乃至11の何れか1の請求項に記載の遊技機において、外側周回ステージ上の遊技球を非接触で検出するための遊技球センサを備えたところに特徴を有する。
[請求項1及び2の発明]
請求項1の発明によれば、円形周回ステージの最下点は、円形周回ステージの中心からずれているので、円形周回ステージ上の遊技球は、遊技者が見かけから予想した位置(中心)とは異なる位置(最下点)に向かって転がっていく。
ここで、第1と第2の球振り分け孔のうち、一方を他方より円形周回ステージの上面の中心に近い位置に配置した場合には、円形周回ステージの中心に近い一方の球振り分け孔に遊技球が入り易いと見せかけておきながら、実際にはその逆であったり、第1と第2の球振り分け孔への入り易さを同等にするなどすることが可能となる。
また、請求項2の発明のように、円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に第1と第2の球振り分け孔を配置した場合には、入りやすさを同等のように見せかけておきながら、実際には、何れか一方の球振り分け孔の方が、他方の球振り分け孔よりも遊技球が入り易くすることができる。
つまり、円形周回ステージの見かけから入賞口への入賞し易さを予想した遊技者にとって、実際の入賞し易さが予想外のものとなる。このように、本発明の遊技機によれば、円形周回ステージから入賞口への入賞し易さを、円形周回ステージの見かけだけから見抜くことが困難になるので、従来の遊技機に比べて趣向性の向上を図ることができる。
ここで、請求項2の発明のように、第1と第2の球振り分け孔の大きさを同一としかつ円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に配置しておけば、入賞口への入賞し易さを、より見抜き難くすることができるが、第1と第2の球振り分け孔の大きさは、厳密に同一とする必要はなく、見かけ上、同一と見える範囲で異ならせてもよい。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、第1と第2の球振り分け孔にほぼ同等の割合で遊技球が入るように見せかけながら、実際は、第1の球振り分け孔よりも第2の球振り分け孔の方に入り易くすることができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、第2の球振り分け孔よりも円形周回ステージの上面の中心に近い第1の球振り分け孔の方に遊技球が入り易く見せかけながら、実際には、ほぼ同じ割合か或いは、第2の球振り分け孔の方に入り易くすることができる。即ち、本発明によれば、遊技者に有利に見せかけて期待感を高めることができると共に、見かけ通りには遊技者に有利ではないので、遊技店が多大な不利益を被ることも防止することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、上面突出部が球振り分け孔の近傍での遊技球同士の衝突を防止するので、球振り分け孔への入球がスムーズに行われる。
[請求項7及び11の発明]
請求項7の発明によれば、外側周回ステージの外縁寄り位置に放出された遊技球は、外側周回ステージ上で周回し、やがて、外側周回ステージの上面の傾斜によって円形周回ステージに転入すると共に、円形周回ステージ上でさらに周回する。このように、外側周回ステージにおける遊技球の周回運動の後で、さらに、円形周回ステージにおける遊技球の周回運動で楽しむことができる。また、外側周回ステージの所定位置から遊技球を放出することができるので、外側周回ステージにおける遊技球の周回方向が一定になり、遊技球同士の衝突を防止することができる。また、円形周回ステージと外側周回ステージとの間には段差部があるから、遊技球の衝突等によって円形周回ステージから外側周回ステージに遊技球が飛び出すことを防止することができ、外側周回ステージにて遊技球を安定して周回させることができる。
ここで、本発明における「長円形」には、楕円形、小判形、繭形などの他に、請求項11の発明のように、外周縁のうち長軸方向の両端部の曲率が互いに異なるもの(卵形)が含まれる。請求項11の発明によれば、長軸方向の両端部で遊技球の曲がり方を異ならせることができ、趣向性の向上を図ることができる。
[請求項8及び9の発明]
請求項8の発明によれば、外側周回ステージの外周壁側に遊技球を寄せた状態で遊技球が放出されるから、放出された遊技球を外側周回ステージで確実に周回させることができる。ここで、遊技球を外周壁側に寄せる構成としては、放出部の出口に向かって徐々に一方の溝側壁を他方の溝側壁側に寄せる構成や、請求項9のように、溝形構造をなした放出部の溝底面を外側周回ステージの外周壁に向かって下るように傾斜させてその傾斜面を球寄せ部とした構成が考えられるが、請求項9の構成によれば、遊技球の勢いを比較的落とさずに放出することができる。
[請求項10の発明]
請求項10の発明によれば、外側周回ステージでは、長円形の軌跡を描いて遊技球が周回するのに対し、円形周回ステージでは円形の軌跡を描いて遊技球が周回するので、それら異なる2つの周回軌跡で楽しむことができる。また、本発明のように長円形の長軸と略平行な方向に遊技球を放出するようにした場合に、球寄せ部によって遊技球を外側周回ステージの外周壁側に寄せるようにすると効果的である。
[請求項12の発明]
請求項12の発明によれば、外側周回ステージを遊技球が周回することに連動して遊技の演出内容等に変化を与えることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図 遊技盤の正面図 表示装飾枠の斜視図 表示装飾枠の斜視図 ステージ役物の斜視図 ステージ役物の斜視図 ステージ役物の斜視図 ステージ役物の分解斜視図 ステージ役物の分解斜視図 ステージ役物の分解斜視図 球周回ステージの平面図 (A)図11におけるX−X線断面図、(B)内側周回ステージのX−X線断面図 図11におけるY−Y線断面図 球周回ステージの底面図
以下、本発明を適用した遊技機10(パチンコ遊技機)に係る一実施形態を、図1〜図14に基づいて説明する。遊技機10の遊技盤11(図2参照)のうち、遊技者と対向する前面には、ガイドレール12で囲まれた遊技領域R1が設けられ、その遊技領域R1が、ガラス窓95Wを通して視認可能となっている。
遊技領域R1のほぼ中央部には、メイン表示装置13が設けられ、メイン表示装置13の右下にはサブ表示装置19が設けられている。メイン表示装置13の下方には、第1の始動入賞口14A、第2の始動入賞口14B、大入賞口15及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。遊技領域R1のうち、メイン表示装置13の左右両側方には始動ゲート18,18が対をなして備えられ、左側の始動ゲート18の下方には風車17が備えられている。また、第1及び第2の始動入賞口14A,14Bの左右両側には、複数の一般入賞口20,21がガイドレール12に沿って設けられている。さらに、これら入賞口以外に、遊技領域R1には図示しない複数の釘が起立している。
遊技機10の前面のうち、ガラス窓95Wの上部及び両側部には装飾ランプ97が設けられており、上端両角部にはスピーカ98,98が設けられている。これら装飾ランプ97及び各スピーカ98は、遊技機10の前面側に膨出している。
ガラス窓95Wの下方には、上皿26及び下皿27が上下2段にして設けられている。これら上皿26及び下皿27は、スピーカ98と同様に遊技機10の前方に膨出している。遊技機10の前面における右下角部には、操作ノブ28が備えられている。この操作ノブ28を操作すると、上皿26に貯留された遊技球が、順次、遊技領域R1に向けて弾き出され、それら遊技球が遊技領域R1を流下する。その遊技球が遊技領域R1を流下する途中で上記した各入賞口14A,14B,15,20,21に入球すると、賞球として所定数の遊技球が上皿26に払い出される。
以下、遊技盤11の前面に備えたメイン表示装置13等について詳説する。メイン表示装置13は、液晶モジュール(詳細には、TFT−LCDモジュール)で構成され、遊技盤11の中央部に貫通形成された表示取付孔(図示せず)に対し、遊技盤11の後面側から取り付けられている。また表示取付孔には、遊技盤11の前面側から枠形構造の表示装飾枠23が取り付けられ、その表示装飾枠23によってメイン表示装置13の周囲が囲まれている。また、表示装飾枠23には、始動ゲート18,18と一般入賞口21とが一体形成され、さらに、サブ表示装置19の前面が表示装飾枠23によって覆われている。表示装飾枠23の構成については後に詳説する。
始動ゲート18,18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は、その始動ゲート18に内蔵したゲートスイッチ(図示せず)によって検出される。この検出信号に基づいて当否判定が行われ、普通図柄表示部38(図1参照)にて判定結果が表示される。
図1に示すように、普通図柄表示部38は遊技領域R1の外側に配置されている。普通図柄表示部38は、例えば左右に並んだ2つのLEDランプで構成されており、これらの点灯態様で当否の判定結果を表示する。例えば、当たりの場合には一方のLEDランプのみが点灯し、外れの場合には他方のLEDランプのみが点灯する。
普通図柄表示部38は、始動ゲート18を遊技球が通過すると、例えば、所定期間に亘って左右のLEDランプを交互に点滅させた後、一方のみを点灯させた状態で停止する。このとき、当たりを意味するLEDランプのみが点灯した場合には、第2の始動入賞口14Bが開放状態になって、遊技球が入賞し易い状態になる。また、普通図柄表示部38が点滅表示している間に始動ゲート18を通過した遊技球は、所定数まで累積カウントされる。この累積カウント数(保留数)は、遊技領域R1の外側の保留数用LED39の点灯数によって遊技者に報知される。
第1及び第2の始動入賞口14A,14Bは、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口している。上側に配置された第1の始動入賞口14Aの上面開口は遊技球を1つずつ受け入れ可能な大きさになっている。下側に配置された第2の始動入賞口14Bは、第1の始動入賞口14Aの真下に配置されている。第2の始動入賞口14Bの開口幅も、遊技球を1つずつ受け入れ可能な大きさになっている。第2の始動入賞口14Bの上面開口の左右両側には可動翼14C,14Cが備えられている。これら両可動翼14C,14Cは、常には起立状態になっている。この起立状態では、第2の始動入賞口14Bへの遊技球の入賞が禁止される。
これに対し、始動ゲート18への入賞による当否判定結果が当たりになると(普通図柄表示部38で当たりを意味するLEDランプのみが点灯すると)、第2の始動入賞口14Bが開放状態となる。即ち、第2の始動入賞口14Bに備えた可動翼14C,14Cが所定期間(例えば、0.5秒間)に亘って左右に倒れる。可動翼14C,14Cが左右に倒れると、その倒れた可動翼14C,14Cに案内されて遊技球が第2の始動入賞口14Bに入賞可能となる。
第1と第2の始動入賞口14A,14Bの何れかに遊技球が入賞すると、各始動入賞口14A,14B内に設けたセンサがその遊技球を検出し、その検出信号に基づいて、予め定められた所定数の遊技球(賞球)が上皿26に払い出される。また、各始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞すると、「大当たり遊技」を行うか否かを決定する当否判定の権利が発生し、その当否判定結果がメイン表示装置13にて表示される。
具体的には、メイン表示装置13には、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに表示されている(図1参照)。これら各特別図柄は、例えば、「0」〜「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、両始動入賞口14A,14Bの何れかに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが、変動表示(上下方向にスクロール表示)され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、例えば、全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ゾロ目になった場合(図1に示す状態)に、遊技が通常の状態からから大当たり遊技状態に移行する。
ここで、メイン表示装置13にて特別図柄13A,13B,13Cが変動表示している最中又は「大当たり遊技」の最中に各始動入賞口14A,14Bに入賞した遊技球の数は、所定の限度数まで累積カウント(保留)され、特別図柄13A,13B,13Cが外れの図柄組み合わせで停止表示又は「大当たり遊技」が終了すると、その保留記憶に基づいて再び、特別図柄13A,13B,13Cの変動表示が開始される。なお、累積カウント数(保留数)は、遊技領域R1の外側の保留数用LED37の点灯数によって遊技者に報知される。保留数用LED37等と共に遊技領域R1の外側に配置されている7セグメントLED36は、メイン表示装置13で表示される特別図柄13A,13B,13Cと連動して変動表示及び停止表示される。
大入賞口15は、遊技盤11の前面に開放して横長形状をなしており、常には、可動扉15T(図2参照)にて閉塞されている。そして、上記したように特別図柄13A,13B,13Cがゾロ目で停止表示した場合に、可動扉15Tが前側に倒れて大入賞口15が開放し(図2に示す状態)、可動扉15Tをガイドにして大入賞口15に遊技球が入賞可能になる。大入賞口15に遊技球が入賞すると予め定められた所定数の遊技球(賞球)が上皿26に払い出される。
ここで、可動扉15Tが開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの終了条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり遊技」は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。
次に、表示装飾枠23について説明する。表示装飾枠23は、その全体が遊技盤11の前面から突出している。図2に示すように、表示装飾枠23の右側辺には、右側方に開放した蓋付入賞口22が設けられている。蓋付入賞口22は常には回動蓋22Fにて塞がれており(図4に示す状態)、所定の条件が成立すると、回動蓋22Fが右側方に倒れて蓋付入賞口22が開放する(図1及び図2に示す状態)。すると、表示装飾枠23の右側方を流下する遊技球が回動蓋22Fの案内により蓋付入賞口22に入賞し、入賞した遊技球は、表示装飾枠23の内部に形成された内部通路を通って、遊技盤11の裏側に回収される。
表示装飾枠23の左側辺の内部には、サイドワープルート30が形成されている。サイドワープルート30のワープ入口30Aは、表示装飾枠23の左側辺における上下方向の中間部に形成されて常時開放しており、サイドワープルート30のワープ出口30Bは、表示装飾枠23の下辺の左端位置で側方に常時開放している。サイドワープルート30はパイプ状をなしており、ワープ入口30Aから斜め下方に延びた急傾斜通路31と、急傾斜通路31の下端部からワープ出口30B(右側方)に向かって延びた緩傾斜通路32とから構成されている(図2参照)。そして、このワープ出口30Bが、表示装飾枠23の下辺に設けられたステージ役物に連絡している。
ステージ役物は、球周回ステージ50と、その下方に設けられた球転動ステージ40とから構成される。球転動ステージ40は、表示装飾枠23の奥行き方向で2つの転動ステージ41,42に分けられ、前側の転動ステージ42が、奥側の転動ステージ41より段付状に低くなっている。以下、手前側の転動ステージ42を「下段転動ステージ42」といい、奥側の転動ステージ41を、「上段転動ステージ41」という。
下段転動ステージ42は、遊技球の直径以上かつ直径の2倍未満の幅で左右方向に延びている。下段転動ステージ42の上面は、左右の両端部から中央に向かって下るように傾斜する一方、中央部が緩やかな山なりに盛り上がった凸状面42Aとなっている。その凸状面42Aの左右両側は相対的に凹んだ凹状面42B,42Bとなっており(図6参照)、その凹状面42B,42Bは、下段転動ステージ42の前端縁に向かって緩やかに下り傾斜している。
図8に示すように、上段転動ステージ41の上面は、左右両端部から中央に向かって下るように傾斜すると共に、中央部が緩やかな山なりに盛り上がった凸状面41Aとなっている。凸状面41Aの左右両側に連続した凹状面41B,41Bは、後端部から前端部に向かって緩やかに下り傾斜している。なお、凹状面41B,41Bの前端部で凸状面41A寄り位置には落下規制壁41C,41Cが形成されている(図5参照)。この落下規制壁41C,41Cにより、上段転動ステージ41上の遊技球は、下段転動ステージ42の左右両端位置に落下するようになっている。
表示装飾枠23の下辺の内部には、センターワープルート45が形成されている。図5に示すように、センターワープルート45は、後述する球周回ステージ50の上面に開放した球振り分け孔71をワープ入口として備えている。また、センターワープルート45のワープ出口45Bは、下段転動ステージ42における凸状面42Aの下方で前方に開放している。センターワープルート45は、ワープ入口(球振り分け孔71)から上段転動ステージ41を貫通して鉛直下方に延びた縦孔通路46と、縦孔通路46の下端部からワープ出口45B(前方)に向かって延びた横孔通路47とから構成されている。
下段転動ステージ42と上段転動ステージ41との間の段差壁48のうち、左右方向の中央部、具体的には、下段転動ステージ42の凸状面42Aの真後ろ位置には、ワープ途中入口48Aが形成されており、そのワープ途中入口48Aとセンターワープルート45における横孔通路47とが球転動ステージ40の内部で連通している。また、下段転動ステージ42の凸状面42Aはワープ途中入口48Aに向かって傾斜しており、遊技球をワープ途中入口48Aに案内可能となっている。なお、センターワープルート45における横孔通路47の底面には、ワープ出口45Bに向かって下るように傾斜した突条47A,47Aが設けられており、センターワープルート45内での球詰まりを防止するようになっている。
図2に示すように、センターワープルート45のワープ出口45Bは、第1の始動入賞口14Aの真上に位置している。また、ワープ出口45Bと第1の始動入賞口14Aとの間には障害物が配置されていないので、センターワープルート45を通った遊技球の殆ど全てが第1の始動入賞口14Aに入賞するようになっている。なお、第1の始動入賞口14Aは本発明の「入賞口」に相当する。
次に、本発明に係る球周回ステージ50について説明する。球周回ステージ50は、平面視が前後方向に対して左右方向が長くなった長円形の薄皿構造をなしている。球周回ステージ50の上面の外周縁からは外周壁52が起立している。外周壁52は、少なくとも遊技球の半径以上の高さであり、遊技球の転落を防止している。
図6に示すように、球周回ステージ50は、内側周回ステージ70(本発明の「円形周回ステージ」に相当する)とその外側に連続形成された外側周回ステージ60とから構成されている。内側周回ステージ70は平面視が円形をなしており、外側周回ステージ60は平面視が長円形をなしている。
外側周回ステージ60の上面60Jは、その外周縁(球周回ステージ50の外周壁52)から内側周回ステージ70の外周縁に向かって緩やかに下り傾斜している。また、内側周回ステージ70の上面70Jは、その外周縁から中央部に向かって緩やかに下り傾斜している。なお、内側周回ステージ70の上面70Jは、例えば、球面の一部で構成されている。
内側周回ステージ70の外周縁と外側周回ステージ60との間には境界段差部53が設けられている。そして、境界段差部53を挟んで、内側周回ステージ70の上面70Jよりも外側周回ステージ60の上面60Jの方が上方になるように設けられている(図12(A)参照)。
本実施形態では、図11に示すように、球周回ステージ50の外周縁のうち長軸方向(本実施形態では左右方向)の両端部における曲率が互いに異ならせてある。具体的には、右端のカーブ50A(以下、「右端カーブ50A」という)の方が左端のカーブ50B(以下、「左端カーブ50B」という)よりも曲率が小さくなっている。そして、球周回ステージ50のうち、曲率が小さい方の右端カーブ50A側の下面に、遊技球を非接触で検出する遊技球センサ55が配設されている(図12(A)参照)。なお、遊技球センサ55による遊技球の検出信号に基づいて、遊技の演出等に変化を与えるようにしてもよい。
図4に示すように、球周回ステージ50には、サイドワープルート30のワープ出口30Bと接続した球放出樋部54が一体に設けられている。図6に示すように、球放出樋部54は、球周回ステージ50における左端カーブ50Bと、手前側の直線部分とが交わる位置に設けられており、球周回ステージ50の長軸と略平行な接線方向に延びている。ここで、本発明の「球誘導路」は、サイドワープルート30と球放出樋部54とから構成されており、球放出樋部54は本発明の「放出部」に相当する。
球放出樋部54は、上面が開放した溝形構造をなしており、その溝底面54Uが、サイドワープルート30の緩傾斜通路32の傾斜と略同一角度で下り傾斜している。また、球放出樋部54の両側壁54S1,54S2は、球周回ステージ50の外周壁52と連続している。詳細には、球周回ステージ50の外周壁52における手前側の直線部分をそのまま直線状に延ばして球放出樋部54の一方の側壁54S1が構成されている。球放出樋部54における他方の側壁54S1は一方の側壁54S1と平行であり、球周回ステージ50の外周壁52における左端カーブ50Bと斜めに交差している。そして、サイドワープルート30を通った遊技球は、球放出樋部54、即ち、球周回ステージ50の手前左端位置から、球周回ステージ50の外周縁の接線方向(長軸と略平行な方向)に放出され、球周回ステージ50を平面視で反時計回り方向に周回するようになっている(図7参照)。
球放出樋部54には、球周回ステージ50へと放出される遊技球を、放出方向の前方に向かって延びた外周壁52側へと寄せるための球寄せ部が形成されている。具体的には、図6,図7及び図13に示すように、球放出樋部54の溝底面54Uの一部が、放出方向に延びた外周壁52(詳細には、これと連続した側壁54S1)に向かって下るように傾斜しており、その球寄せ傾斜面54U1を球寄せ部として備えている。なお、溝底面54Uの全体を上記の如く傾斜させて球寄せ傾斜面54U1としてもよい。
次に、球周回ステージ50の外側周回ステージ60について説明する。外側周回ステージ60の上面60Jの外周部分には、球周回領域61が設けられている。球周回領域61は、例えば、外周壁52から内側に遊技球約1個分の幅を有して外周壁52に沿って延びかつ、球放出樋部54の溝底面54Uと面一となって連続している。そして、サイドワープルート30を通って球放出樋部54から放出された遊技球は、球周回領域61を反時計回り方向に少なくとも1周以上(具体的には、平均で2〜3周)、周回するようになっている。なお、図11では、説明の便宜のため、球周回領域61とその内側領域とを一点鎖線で分けて示してあるが、これら球周回領域61とその内側領域とは連続した面一な面である。
ここで、右端カーブ50A及び左端カーブ50Bにおいて、周回する遊技球が進入する側を「入口」、遊技球が脱出する側を「出口」とすると、球周回領域61は、右端カーブ50Aの中間地点と左側カーブ50Bの中間地点とが同じ高さで最高地点となっている。また、左端カーブ50Bの出口と右端カーブ50Aの入口との中間地点から右端カーブ50Aの中間地点までの区間で上り傾斜となっており、右端カーブ50Aの中間地点から右端カーブ50Aの出口と左端カーブ50Bの入口との中間地点までの区間で下り傾斜となっており、右端カーブ50Aの出口と左端カーブ50Bの入口との中間地点から左端カーブ50Bの中間地点までの区間で上り傾斜となっており、左端カーブ50Bの中間地点から左端カーブ50Bの出口と右端カーブ50Aの入口との中間地点まで下り傾斜となっている。以下、図11に示すように、右端カーブ50Aの中間地点へと向かう上り傾斜区間を「第1上り傾斜区間61A」といい、左端カーブ50Bの中間地点へと向かう上り傾斜区間を「第2上り傾斜区間61B」という。
球周回領域61より内側には、外側周回ステージ60の上面60Jを段付き状に凹ませて複数(例えば2つ)の誘導溝62,62が形成されている。誘導溝62,62は、内側周回ステージ70を挟んだ左右両側で、内側周回ステージ70の中心C1に対して点対称な位置に配置されている。
誘導溝62,62は、外側周回ステージ60における遊技球の周回方向(平面視で反時計回り方向)の後方から前方に向かうに従って内側周回ステージ70に接近するように延びており、内側周回ステージ70とは反対側の端部(誘導溝62の入口)が、それぞれ球周回領域61における第1上り傾斜区間61Aと、第2上り傾斜区間61Bとを向いて配置されている。誘導溝62,62の底面は、球周回領域61に連続した第1傾斜面63と、第1傾斜面63の下端部から内側周回ステージ70の外縁部(誘導溝62の出口)まで連続した第2傾斜面64とから構成され、第1傾斜面63は球周回領域61よりも大きく傾斜し、第2傾斜面64は第1傾斜面63よりも小さく傾斜している(図6参照)。
さらに、誘導溝62,62は、内側周回ステージ70から離れるに従って幅広となっている。具体的には、例えば、誘導溝62の入口側(球周回領域61側)で遊技球の直径の約4倍であり、誘導溝62の出口側(内側周回ステージ70側)で遊技球の直径の約2〜3倍となっている。各誘導溝62,62の幅方向の両側縁部を構成する前側誘導段差壁65,後側誘導段差壁66は、内側周回ステージ70の外縁部から湾曲しつつ延びている。これら前側誘導段差壁65,後側誘導段差壁66は、球周回領域61から内側に逸れた遊技球を受け止めて内側周回ステージ70の外周縁の略接線方向に案内する。そして、これら誘導溝62,62に取り込まれた遊技球は、内側周回ステージ70の外周縁寄り位置から内側周回ステージ70の接線方向に向けて送り出されて、内側周回ステージ70上にて平面視で反時計回り方向に周回する。
また、内側周回ステージ70の左側方に設けられた誘導溝62の後側誘導段差壁66に沿って土手部66Tが形成されている。土手部66Tは、外側周回ステージ60の上面60Jのうち球周回領域61より内側部分を後側誘導段差壁66に向かって迫り上がるように隆起させた形状となっている。これにより左側の誘導溝62では、前側誘導段差壁6565よりも後側誘導段差壁66の方が段差が大きくなっている。
次に、内側周回ステージ70について説明する。図6に示すように、内側周回ステージ70の中央には内側周回ステージ70上で周回した遊技球を下方に排出するための複数(例えば3つ)の球振り分け孔71,72,72が貫通形成されている。これら複数の球振り分け孔71,72,72は同一径の円形をなしており、このうちの1つ(球振り分け孔71)は、上記の如くセンターワープルート45のワープ入口となっている。以下、球振り分け孔71,72,72を区別する場合は、センターワープルート45のワープ入口としての球振り分け孔を「第1の球振り分け孔71」といい、他の2つの球振り分け孔を「第2の球振り分け孔72」という。
図8に示すように、球周回ステージ50の下方には、複数の各球振り分け孔71,72,72に入った遊技球を、それぞれ所定の排出位置に案内するための排出中継部材80が備えられている。
排出中継部材80は、第1の球振り分け孔71の真下に配置された円筒体81と、第2の球振り分け孔72,72の真下にそれぞれ配置された1対の樋体82,82と、螺子止め用支柱84とを備え、これらが一体成形されている。
排出中継部材80は、球周回ステージ50(詳細には、内側周回ステージ70)の下面と上段転動ステージ41の上面(詳細には、凸状面41A)とに挟まれた状態で固定されている。
より詳細には、上段転動ステージ41を下面側から貫通した螺子が、排出中継部材80の螺子止め用支柱84に螺合している。また、球周回ステージ50の下面には突起70Tが設けられ(図10参照)、この突起70Tが螺子止め用支柱84を貫通した螺子孔に嵌合している。また、上段転動ステージ41の上面(詳細には、凸状面41A)から突出した支柱嵌合突起41T(図8及び図9参照)に螺子止め用支柱84の下端部が嵌合して位置決めされている。
排出中継部材80のうち円筒体81は、第1の球振り分け孔71の開口縁から下方に延びており、その内側がセンターワープルート45における縦孔通路46の一部を構成している。一方、排出中継部材80のうち1対の樋体82,82は、断面U字形をなしており、第2の球振り分け孔72,72の真下位置から、互いに離れるように斜め後方に向かって延びている。即ち、第2の球振り分け孔72,72に入った遊技球は、樋体82,82によって上段転動ステージ41における凹状面41B,41Bの奥側に向けて排出されるようになっている。
内側周回ステージ70に形成された3つの球振り分け孔71,72,72は、平面視円形の内側周回ステージ70の中心C1寄り位置に設けられている。より詳細には、図11に示すように、内側周回ステージ70の中心C1には、第1の球振り分け孔71が最も近く、第2の球振り分け孔72,72は第1の球振り分け孔71よりも中心C1から離れて配置されている。なお、中心C1からの距離の差は極僅かであって、見かけ上、3つの球振り分け孔71,72,72は内側周回ステージ70の中心C1から等距離の位置に配置されているように見える。なお、見かけだけでなく実際に3つの球振り分け孔71,72,72を内側周回ステージ70の中心C1から等距離の位置に配置してもよい。
各球振り分け孔71,72,72は、それらの各中心を線分で結んだときに、例えば、二等辺三角形となるように配置されている。具体的には、2つの第2の球振り分け孔72,72は左右方向(球周回ステージ50の長軸方向)に並べて配置され、第1の振り分け孔71は、それら第2の球振り分け孔72,72よりも奥側に配置されている。そして、第1の球振り分け孔71と第2の各球振り分け孔72,72との間の距離はそれぞれ等しくかつ、第2の球振り分け孔72,72同士の間の距離よりも僅かに短くなっている。なお、これらの孔間距離の差は極僅かであって、見かけ上、3つの球振り分け孔71,72,72同士の距離は等しく見える。なお、見かけだけでなく実際に3つの球振り分け孔71,72,72同士の孔間距離を全て同一になるように(球振り分け孔71,72,72の各中心を線分で結んだときに正三角形となるように)配置してもよい。
内側周回ステージ70の上面70Jのうち、3つの球振り分け孔71,72,72より内側には、山形の上面突出部73が形成されている。上面突出部73は、頂点から3つの球振り分け孔71,72,72に向かって下った複数の斜面を有しかつ、頂点が内側周回ステージ70の中心C1と第1の球振り分け孔71の中心とを通る直線上に配置されている。
ところで、内側周回ステージ70の上面70Jにおける最下点N1は、内側周回ステージ70の中心C1からずらして配置されている。ここで、最下点N1とは、内側周回ステージ70の上面70Jが含まれる球面と、仮想の水平面との接点のことを意味する。本実施形態では、内側周回ステージ70の上面70Jの最下点N1が、内側周回ステージ70の中心C1からやや左側に偏在して設けられている。また、これに伴い、内側周回ステージ70の上面70Jのうち、最下点N1から近い左端の外縁部が、最下点N1から遠い右端の外縁部よりも下方に配置されている(図12(B)参照)。そのため、境界段差部53のうち、最下点N1から近い左端の外縁部と外側周回ステージ60との間の段差が、最下点N1から遠い右端の外縁部と外側周回ステージ60との間の段差より大きく形成されている。また、この段差は、垂直に形成されていなくてもよく、斜めに段差を形成した構成としてもよく、内側側周回ステージ70の上面70Jと一体的に連続した段差としてもよい。ここで、本実施形態では、中心C1と最下点N1との「ずれ」が、例えば、遊技球の半径未満であり、一見しただけでは中心C1と最下点N1とのずれを見抜くことができないようになっている。
このように構成された内側周回ステージ70に対して、第1の球振り分け孔71は、第2の球振り分け孔72,72よりも内側周回ステージ70の中心C1に近い位置に設けられ、第2の球振り分け孔72,72のうち左側に配設された第2の球振り分け孔72は、第1の球振り分け孔71よりも最下点N1に近い位置に設けられている。3つの球振り分け孔71,72,72は、最下点N1に近い方から順に、左側の第2の球振り分け孔72、第1の球振り分け孔71、右側の第2の球振り分け孔72となる。
本実施形態の構成は以上であって、次に本実施形態の動作を説明する。操作ノブ28の操作によって遊技領域R1の上方位置に打ち出された遊技球は、障害釘等に当たりながら、ランダムな流下経路で流下する。そして、流下途中で何れかの入賞口に入賞すると、入賞口に応じた所定数の賞球が払い出され、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球はアウト口16に回収される。
さて、サイドワープルート30に進入した遊技球は、サイドワープルート30を通過して球放出樋部54から球周回ステージ50へと放出される。球周回ステージ50へと放出された遊技球は、外側周回ステージ60の球周回領域61を平面視で反時計回り方向に周回する。
球周回ステージ50に遊技球が放出される際には、球放出樋部54の球寄せ傾斜面54U1によって、遊技球が放出方向の前方に延びた外周壁52側に寄せられるので、球放出樋部54から放出された遊技球を外側周回ステージ60で確実に周回させることができる。
遊技球は、平均で2〜3周程度、球周回領域61を周回する。その平均周回数を超えると、球周回領域61を周回するだけの勢いを維持することができなくなり、球周回領域61のうち第1上り傾斜区間61A又は第2上り傾斜区間61Bで、多くの遊技球が球周回領域61から内側に逸れて、至近の誘導溝62,62に進入する。
誘導溝62に進入すると、遊技球は第1傾斜面63の傾斜によって加速されると共に、誘導溝62によって内側周回ステージ70の外周縁の接線方向へと案内される。詳細には、球周回領域61から内側に逸れたときに比較的勢いが残っている遊技球は、誘導溝62を斜めに横断するように進み、誘導溝62のうち周回方向の前方に位置する前側誘導段差壁65の案内によって内側周回ステージ70の外周縁の接線方向に向かう(図11参照)。
また球周回領域61から内側に逸れたときに殆ど勢いが残っていない遊技球は、誘導溝62に進入すると、遊技球の周回方向の後方に位置する後側誘導段差壁66に当たって、その後側誘導段差壁66の案内により内側周回ステージ70の外周縁の接線方向に向かう(図11参照)。このように、誘導溝62を越えない位の勢いで前側誘導段差壁65に到達した遊技球でも誘導溝62(前側誘導段差壁65)の手前で失速する位の勢いの遊技球でも、前側誘導段差壁65又は後側誘導段差壁66の案内により内側周回ステージ70の外周縁の接線方向に向かうことが可能となる。
誘導溝62により内側周回ステージ70に案内された遊技球は、内側周回ステージ70上で反時計回り方向に周回する。各誘導溝62,62が、外側周回ステージ60の球周回領域61から内側に逸れた遊技球を一定方向(反時計回り方向)に案内して内側周回ステージ70に放出するので、内側周回ステージ70にて遊技球を安定して周回させることができる。また、誘導溝62を複数設けると共に、各誘導溝62,62の幅を内側周回ステージ70から離れるに従って幅広としたから、外側周回ステージ60におけるより多くの遊技球を誘導溝62,62によって内側周回ステージ70に誘導することができる。
ここで、外側周回ステージ60では、遊技球が長円形の軌道を描いて周回するのに対し、内側周回ステージ70では、円形の軌道を描いて周回するので、これらの異なる遊技球の動きによって遊技を楽しむことができる。
内側周回ステージ70上の遊技球は、周回しながら徐々に球振り分け孔71,72,72のある中央側に接近していく。そして、3つの球振り分け孔71,72,72の何れかに入って球周回ステージ50の下方に排出される。ここで、内側周回ステージ70の上面70Jのうち、球振り分け孔71,72,72で囲まれた部分に上面突出部73を設けたことで、球振り分け孔71,72,72の近傍での遊技球同士の衝突を防止することができる。具体的には、何れかの球振り分け孔に入りかけた遊技球に別の遊技球が当たって入球を遅らせるといった事態を防止することができ、内側周回ステージ70上の遊技球をよりスムーズに排出することができる。
また、仮に、内側周回ステージ70上で同時に複数の遊技球が周回し、それら遊技球同士が衝突したとしても、内側周回ステージ70の上面70Jと外側周回ステージ60の上面60Jとの間には境界段差部53が存在するから、衝突した遊技球が外側周回ステージ60に弾き出されることを防ぐことができる。これにより、外側周回ステージ60で遊技球を安定して周回させることができる。
第1の球振り分け孔71に入った遊技球は、センターワープルート45を通過してそのワープ出口45Bから排出される。そして、ワープ出口45Bから排出された遊技球は殆ど全て第1の始動入賞口14Aに入賞する。従って、第1の球振り分け孔71に遊技球が入球することを期待させながら内側周回ステージ70上の遊技球の行方に注目させることができる。
第2の球振り分け孔72,72に入った遊技球は、上段転動ステージ41の凹状面41B,41Bの奥側に排出され、凹状面41B,41Bで左右に揺動しながら手前に向かい、上段転動ステージ41の前端部から排出される。
上段転動ステージ41から排出された遊技球は、下段転動ステージ42の左右方向の一端部に落下し、下段転動ステージ42の傾斜によって左右に往復動する。下段転動ステージ42で転動した遊技球の多くは、凹状面42B,42Bから排出される。また、一部の遊技球は、下段転動ステージ42の凸状面42Aからワープ途中入口48Aに入って、センターワープルート45のワープ出口45Bから排出される。このように、第1の球振り分け孔71に遊技球が入らなくても、下段転動ステージ42からセンターワープルート45に進入するチャンスが残されているので、下段転動ステージ42での遊技球の行方にも注目させることができる。
ところで、本実施形態では、内側周回ステージ70の上面70Jにおける中心C1と最下点N1との位置関係及び、それら中心C1及び最下点N1と各球振り分け孔71,72,72との位置関係が以下のようになっている。即ち、内側周回ステージ70の上面70Jの最下点N1は中心C1の左側方にずらして配置されている。また、各球振り分け孔71,72,72は同一の大きさであって、見かけ上、内側周回ステージ70の中心C1から等距離の位置に配置されている。そして、第1の球振り分け孔71は、第2の球振り分け孔72,72よりも内側周回ステージ70の中心C1に近い位置に設けられ、第2の球振り分け孔72,72のうち左側に配設された第2の球振り分け孔72は、第1の球振り分け孔71よりも最下点N1に近い位置に設けられている。
このような構成としたことで、以下の作用効果を奏する。即ち、円形の内側周回ステージ70を見た遊技者は、遊技経験や直感から、遊技球が内側周回ステージ70上で周回しながら中心C1に近づいていくものと予想する。
また、見かけ上、内側周回ステージ70の中心C1から等距離の位置に第1の球振り分け孔71と第2の球振り分け孔72,72とが配置され、しかもそれらの孔71,72,72の大きさが同一となっているので、第1の球振り分け孔71と第2の球振り分け孔72,72のそれぞれに同等の割合で遊技球が入るように見せかけることができる。これにより、第1の球振り分け孔を、あからさまに第2の球振り分け孔よりも小さくした遊技機や、第1の球振り分け孔を、第2の球振り分け孔に比べてあからさまに中心C1から遠ざけた遊技機のように、見かけで遊技者の期待感を損なうということを防止することができる。
これに対し、実際の内側周回ステージ70の最下点N1は、内側周回ステージ70の中心C1から左側にずれているので、内側周回ステージ70上の遊技球は、遊技者が見かけから予想した位置(中心C1)よりも左側にずれた位置(最下点N1)に向かって転がっていく。
そして、最下点N1からの距離は、各球振り分け孔71,72,72毎に異なっているので、各球振り分け孔71,72,72に同等の割合で入球するように見せかけておきながら、実際には入球割合を異ならせることができる。具体的には、第1の球振り分け孔71よりも、左側の第2の球振り分け孔72に近い位置に最下点N1があるので、第1の球振り分け孔71に遊技球が入る割合を、見かけよりも低くし、左側の第2の球振り分け孔72に遊技球が入る割合を、見かけよりも高くすることができる(過度に第1の球振り分け孔71に入らないようにすることができる)。即ち、遊技者の入賞に対する期待感を高めることができると共に、見かけ通りには遊技者に有利ではないので、遊技店が多大な不利益を被ることも防止することができる。
このように、本実施形態の遊技機10によれば、内側周回ステージ70から第1の始動入賞口14Aへの入賞し易さ(第1の球振り分け孔71への入球し易さ)を、内側周回ステージ70の見かけだけから見抜くことが困難になるので、従来の遊技機に比べて趣向性の向上を図ることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、外側周回ステージ60を長円形としていたが、例えば、内側周回ステージ70と同心の円形としてもよい。また、外側周回ステージ60を設けなくてもよい。
(2)上記実施形態では、誘導溝62が2つ備えられていたが、1つ或いは3つ以上備えていてもよい。また、誘導溝62を設けなくてもよい。
(3)上記実施形態では、誘導溝62の底面が傾斜角度の異なる第1傾斜面63と第2傾斜面64とで構成されていたが、一定角度の傾斜面で構成してもよい。また、3つ以上の異なる傾斜面で構成してもよい。また、本実施形態では、誘導溝62の第1傾斜面63及び第2傾斜面64よりも、内側周回ステージ70の上面70Jの傾斜角度の方が大きくなっているが、逆に、内側周回ステージ70の上面70Jよりも第1傾斜面63及び第2傾斜面64の傾斜角度の方を大きくしてもよい。
(4)上記実施形態では、外側周回ステージ60の上面60Jを段付き状に凹ませて誘導溝62,62が形成されていたが、内側周回ステージ70の外周縁から湾曲しつつ延びた1対の突条を上面60Jから突出させて、それら1対の突条の間を誘導溝62としてもよい。
(5)上記実施形態において、誘導溝62の底面を後側誘導段差壁66から前側誘導段差壁65に向かって或いはその逆向きに下るように傾斜させて、誘導溝62に進入した遊技球を前側誘導段差壁65又は後側誘導段差壁66の一方側に寄せるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、内側周回ステージ70に3つの球振り分け孔を備えていたが、球振り分け孔の数は複数であれば特に限定するものではない。
(7)上記実施形態では、内側周回ステージ70に備えた球振り分け孔71,72,72の孔径を同一としていたが、厳密に同一にする必要はなく、見かけ上、同一に見える範囲で異ならせてもよい。
(8)上記実施形態では、見かけ上、第1と第2の球振り分け孔71,72,72とが中心C1から等距離となるように配置していたが、第1と第2の球振り分け孔71,72のうち、一方(例えば、第1の球振り分け孔71)を他方(例えば、第2の球振り分け孔72)よりも明らかに内側周回ステージ70の上面70Jの中心C1に近い位置に配置してもよい。このようにすれば、内側周回ステージ70の中心に近い一方の球振り分け孔に遊技球が入り易いと見せかけておきながら、実際にはその逆であったり、第1と第2の球振り分け孔71,72への入り易さを同等にすることができるので、上記実施形態と同等の効果を奏する。
(9)上記実施形態において、内側周回ステージ70の下面は、下方に向かってドーム状に膨出した球面70Bと、最下点N1を中心とした円形の平坦面70Aとの複合面とで構成されている(図10及び図14参照)。そして、球周回ステージ50全体を透明な部材で構成しておき、或る特定の方向から内側周回ステージ70の上面70Jを見ると、下面の平坦面70Aの輪郭(最下点N1を中心とした円)が透けて見えるようにしてもよい。
10 遊技機
14A 第1の始動入賞口(入賞口)
23 表示装飾枠
30 サイドワープルート(球誘導路)
45 センターワープルート
50 球周回ステージ
52 外周壁
53 境界段差部
54 球放出樋部(放出部)
54U 溝底面
54U1 傾斜面(球寄せ部)
55 遊技球センサ
60 外側周回ステージ
60J 上面
61 球周回領域
62 誘導溝
63 第1傾斜面
64 第2傾斜面
65 前側誘導段差壁
66 後側誘導段差壁
70 内側周回ステージ(円形周回ステージ)
70J 上面
71 第1の球振り分け孔
72 第2の球振り分け孔
73 上面突出部
80 排出中継部材
C1 内側周回ステージの中心
N1 内側周回ステージの上面の最下点

Claims (12)

  1. 遊技球が流下する遊技領域に設けられて平面視が円形をなし、その上面が中央部に向かってすり鉢状に下り傾斜すると共に前記上面を周回するように遊技球が転動可能な円形周回ステージと、
    前記円形周回ステージを貫通して前記円形周回ステージの上面で転動した遊技球を下方に排出する複数の球振り分け孔と、
    前記円形周回ステージの下方に配置されて前記球振り分け孔から排出された遊技球が入球可能な入賞口とを備えた遊技機において、
    前記複数の球振り分け孔には、第1の球振り分け孔と、前記第1の球振り分け孔よりも遊技球が前記入賞口に入球し難い第2の球振り分け孔とが含められ、
    前記円形周回ステージの上面の最下点を前記円形周回ステージの上面の中心からずれた位置に配置し、
    前記第1と第2の球振り分け孔の何れか一方を他方よりも前記最下点に近い位置に配置したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1と第2の球振り分け孔は同一の大きさでかつ、前記円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の球振り分け孔を前記第1の球振り分け孔よりも前記最下点に近い位置に配置したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第1と第2の球振り分け孔を同一の大きさとし、
    前記第1の球振り分け孔を前記第2の球振り分け孔よりも前記円形周回ステージの上面の中心に近い位置に配置すると共に、前記第2の球振り分け孔を前記第1の球振り分け孔よりも前記最下点に近い位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記円形周回ステージの上面の中心から等距離の位置に同一の大きさの少なくとも2つの前記球振り分け孔を設けると共に、前記円形周回ステージの上面のうち前記少なくとも2つの球振り分け孔より中心側に山形状の上面突出部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  6. 前記円形周回ステージの上面のうち、前記最下点から遠い側の外縁部よりも前記最下点に近い側の外縁部の方が下方に配置されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  7. 前記円形周回ステージの周囲を囲む外側周回ステージを設け、
    前記円形周回ステージと前記外側周回ステージとは、段差部を挟んで前記円形周回ステージの上面よりも外側周回ステージの上面の方が上方になるように設けられると共に、
    前記外側周回ステージは平面視が円形又は長円形をなしかつその上面が前記円形周回ステージの上面に向かってすり鉢状に下り傾斜すると共に、前記外側周回ステージの上面を周回するように遊技球が転動可能とされ、
    前記遊技領域を流下する遊技球を取り込んで、その取り込んだ遊技球を前記外側周回ステージの外縁寄り位置から接線方向に向けて放出する球誘導路を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  8. 前記球誘導路は遊技球を放出する放出部を備え、
    前記放出部には、前記外側周回ステージの外周に立設された外周壁側に遊技球を寄せる球寄せ部が備えられたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記球誘導路における前記放出部は溝形構造をなし、
    前記放出部の溝底面を前記外側周回ステージの外周壁に向かって下るように傾斜させてその傾斜面を前記球寄せ部としたことを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記外側周回ステージは、平面視が長円形をなし、
    前記球誘導路は、前記外側周回ステージの長軸と略平行な方向に遊技球を放出するように構成されたことを特徴とする請求項7乃至9の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  11. 前記外側周回ステージは、平面視が長円形をなし、
    前記外側周回ステージの外周縁のうち長軸方向における両端部の曲率を互いに異ならせたことを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の遊技機。
  12. 前記外側周回ステージ上の遊技球を非接触で検出するための遊技球センサを備えたことを特徴とする請求項7乃至11の何れか1の請求項に記載の遊技機。
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