JP2001161920A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2001161920A
JP2001161920A JP34636999A JP34636999A JP2001161920A JP 2001161920 A JP2001161920 A JP 2001161920A JP 34636999 A JP34636999 A JP 34636999A JP 34636999 A JP34636999 A JP 34636999A JP 2001161920 A JP2001161920 A JP 2001161920A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来品に比べて可動部材の摺動部分が摩耗し
にくく、しかも、止め打ちや狙い打ちによる被害を招き
にくいパチンコ機の入賞装置を提供すること。 【解決手段】 投光器33および受光器35からなるセ
ンサによって遊技球を検出した場合に可動部材7が駆動
され、可動部材7が遊技球を入球口17へ入りやすい位
置へ押し出す。可動部材7は、遊技球を検出した場合に
のみ動作するので、常時動作するものや遊技球の有無に
かかわらず一定期間にわたって動作するものに比べ、動
作に伴う摺動部分の摩耗が発生しにくい。可動部材7
は、遊技球の通過タイミングに応じて作動し、周期的に
作動することはないので、入球口17へ入球しやすいタ
イミングだけを狙って断続的に遊技球を発射する、止め
打ちや狙い打ちを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の入賞
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パチンコ機の入賞装置の一つ
として、遊技客側から見える内部空間が形成されてい
て、外部から内部空間内へ入り込んだ遊技球が、内部空
間内に設けられた複数の入球口のいずれかへ入るように
構成されたものが知られている。
【0003】この種の入賞装置において、上記複数の入
球口の内の一つは、通常、Vゾーンなどと呼ばれる特定
領域が設定された入球口(以下、特定入球口という)に
なっていて、その特定領域を遊技球が通過するのに伴っ
て遊技機の遊技条件が通常よりも有利になるように構成
されている。
【0004】また、上記内部空間内には、様々な形態の
可動部材を配設してあることが多く、このような可動部
材を遊技球と接触させることにより、上記内部空間内に
おける遊技球の動きをより複雑なものにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の入賞
装置において、上記可動部材としては、常に動作し続け
るものや、特定の動作条件が成立してから特定の停止条
件が成立するまでの期間中に動作し続けるものなどがあ
った。
【0006】しかし、これらの可動部材は、動作し続け
る期間が比較的長いため、動作に伴う摺動部分の摩耗が
発生しやすく、入賞装置の寿命が短くなる要因の一つと
なっていた。また、可動部材が、通常は一定の周期で同
じ動作を繰り返すので、場合によっては、上記特定入球
口へ比較的入球しやすいタイミングと比較的入球しにく
いタイミングが周期的に発生する可能性があった。その
ため、特定入球口へ入球しやすいタイミングだけを狙っ
て断続的に遊技球を発射する、いわゆる止め打ちや狙い
打ちが行われると、想定した以上の確率で賞球が払い出
されてしまい、遊技場の健全な経営が成り立たなくなっ
てしまう恐れがあった。
【0007】本発明は、上記諸問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、従来品に比べて可動部
材の摺動部分が摩耗しにくく、しかも、止め打ちや狙い
打ちによる被害を招きにくいパチンコ機の入賞装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するためになされた上記請求項1に記載の
パチンコ機の入賞装置は、内部空間が形成されていて、
外部から前記内部空間内へ入り込んだ遊技球が、前記内
部空間内に形成された複数の入球口のいずれかへ入るよ
うに構成されたパチンコ機の入賞装置において、遊技球
が前記内部空間内に入ったことを検出可能なセンサと、
前記内部空間内の遊技球に接触し得る位置に動作可能に
配設され、前記センサによって遊技球が前記内部空間内
に入ったことを検出した場合に駆動される可動部材とを
備えたことを特徴とする。
【0009】このパチンコ機の入賞装置において、上記
センサは、遊技球が内部空間内に入ったことを検出でき
るものであれば何でもよく、具体例を挙げれば、遊技球
が接触したことを検出可能な接触型センサ、金属体であ
る遊技球が接近したことを検出可能な近接センサ、遊技
球が光路を遮ったことを検出可能な光センサなど何でも
よい。
【0010】また、センサの配設位置についても、遊技
球が内部空間内に入ったことを検出できればどこでもよ
く、具体的には、実際に内部空間内にある遊技球をリア
ルタイムで検出可能な位置にセンサを配置してもよい
し、内部空間への通路内を通過する遊技球を検出するよ
うに構成してもよい。内部空間への通路内を通過する遊
技球を検出する場合は、遊技球の通過を検出するタイミ
ングと遊技球が内部空間内に入るタイミングとの時差
や、遊技球が内部空間内に留まっている平均的な時間
を、あらかじめ実測などに基づいて特定しておけば、遊
技球が内部空間内にある期間を推定できるので、その推
定時間に基づいて可動部材の駆動期間を設定することが
できる。
【0011】このように構成されたパチンコ機の入賞装
置によれば、センサによって遊技球が内部空間内に入っ
たことを検出した場合に、内部空間内の遊技球に接触し
得る位置に動作可能に配設された可動部材が駆動され、
この可動部材と遊技球が接触することにより、内部空間
内における遊技球の動きが変化に富んだものとなる。
【0012】しかも、この可動部材は、センサによって
遊技球が内部空間内に入ったことを検出した場合にのみ
動作するので、常時動作する可動部材や、遊技球の有無
にかかわらず一定期間にわたって動作する可動部材に比
べ、その動作期間を短くすることができる。したがっ
て、可動部材の動作に伴う摺動部分の摩耗が従来品ほど
発生せず、入賞装置の寿命が従来品以上に長くなる。
【0013】また、可動部材が、従来品のように一定の
周期で同じ動作を繰り返すことはないので、特定入球口
へ入球しやすいタイミングなどは存在せず、そのような
タイミングだけを狙って断続的に遊技球を発射する、い
わゆる止め打ちや狙い打ちを防止することができる。
【0014】次に、請求項2に記載のパチンコ機の入賞
装置は、前記センサが、前記内部空間内で遊技球を検出
し、前記可動部材が、前記センサの検出した遊技球に接
触する方向に向かって動作することを特徴とする。
【0015】このパチンコ機の入賞装置によれば、上記
請求項1に記載のパチンコ機の入賞装置と同様の作用、
効果を奏する他、センサが、内部空間内で遊技球を検出
するので、例えば、内部空間へ入る前に遊技球を検出し
て内部空間内へ遊技球が入るタイミングを予測するもの
に比べ、遊技球が内部空間内に存在している期間をより
正確に検出でき、可動部材の駆動期間を最適化すること
ができる。
【0016】また、可動部材が、センサの検出した遊技
球に接触する方向に向かって動作するので、例えば、無
作為に可動部材を動かしているものに比べ、可動部材が
遊技球に接触する可能性が高くなり、遊技球の動きをよ
り複雑にすることができる。次に、請求項3に記載のパ
チンコ機の入賞装置は、前記複数の入球口の内の少なく
とも一つは、当該入球口に入球した遊技球が、通常より
も遊技条件が有利になる特定領域を通過するように構成
された特定入球口になっていて、前記可動部材が、前記
特定入球口への入球を促す動作を行うことを特徴とす
る。
【0017】このパチンコ機の入賞装置において、特定
入球口への入球を促す動作としては、例えば、請求項4
に記載のような、特定入球口へ入りにくい位置を通る遊
技球を、特定入球口へ入りやすい位置へ押し出す動作
や、あるいは、請求項5に記載のような、挟持部で遊技
球を挟み込んで、続いて、挟み込んだ遊技球を特定入球
口へ入りやすい位置で解放する動作などを挙げることが
できる。この他、特定入球口へ向かって遊技球を押し出
す動作など、可動部材を作動させない場合に比べて特定
入球口への入球確率が高くなるような動作なら、どのよ
うな動作であってもよい。なお、上記可動部材が特定入
球口への入球を促す動作を行った結果、遊技球が実際に
特定入球口へ入るか否かは特に問わない。
【0018】このように構成されたパチンコ機の入賞装
置によれば、上記請求項1または請求項2に記載のパチ
ンコ機の入賞装置と同様の作用、効果を奏する他、可動
部材が、特定入球口への入球を促す動作を行うので、入
賞に対する期待感を遊技客に与えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。図1に示す入賞装置1は、第2
種特別電動役物に分類される入賞装置で、パチンコ機の
遊技盤の略中央に配設されている。
【0020】この入賞装置1は、遊技盤に固定される本
体3、本体3上部に左右対称に配設された一対の羽根部
材5、本体3の内部空間内に左右対称に配設された一対
の可動部材7などを備えてなる。これらの内、本体3
は、内部空間をなしていて、羽根部材5が開いたとき
に、この内部空間内に遊技球が入り込むようになってい
る。
【0021】本体3の内部空間内には、第1ステージ1
1、第2ステージ12、およびゲート13が設けられて
いる。第1ステージ11は、本体3の内部空間を上下2
段に区画する部材で、第1ステージ11の上面側は、背
面側に向かって緩やかに下る傾斜面となっている。第2
ステージ12は、下段側の空間の床面をなし、第2ステ
ージ12の上面側は、正面側に向かって緩やかに下る傾
斜面となっている。ゲート13は、後壁面19との間に
遊技球が通過可能な間隙をなす位置に立設されていて、
その下端側に遊技球の通り抜ける開口13aが形成され
ている。
【0022】本体3の内部空間内で第2ステージ12の
正面側には、3つの入球口16,17,18が形成され
ている。入球口16〜18は、遊技球が転落する穴で、
中央にある入球口17に転落した遊技球がVゾーンと呼
ばれる特定領域を通過する構造になっている。これらの
入球口16〜18は通出路を介して入賞装置の外部に連
通しており、この通出路を遊技球が通り抜ける際に、そ
の遊技球が通過センサ(図示略)によって検出される。
【0023】本体3には、上記の他、入賞装置1の連続
作動回数を表示するための数字表示器21や、入賞装置
1の連続作動時に入球口16〜18に遊技球が入るたび
に1つずつ点灯してゆくテンカウントランプ23なども
配設されている。また、羽根部材5は、下端側を軸に左
右対称に回動可能に配設され、ソレノイド(図示略)に
駆動されて開閉動作するようになっている。この羽根部
材5は、常時は閉じた状態になっていて、遊技盤上の別
の位置に配設された第2種始動口(図示略)に入球した
時に開閉動作する。
【0024】また、可動部材7は、図2に示すように、
第2ステージ12上において左右対称に往復動作可能に
配設され、ソレノイド31に駆動されて往復動作するよ
うになっている。この可動部材7の近傍には、一対の投
光器33および受光器35からなるセンサが配置され、
第2ステージ12上を正面側へと転がる遊技球が投光器
33から受光器35に至る光路を遮ると受光器35の出
力信号が変化し、これにより、遊技球の通過を検出でき
るようになっている。
【0025】以上のように構成された入賞装置1におい
て、羽根部材5の開閉動作時に遊技球が入賞装置1の内
部空間に入り込むと、その遊技球は、まず第1ステージ
11の上に載って背面側へと転がり、第1ステージ11
から転落して第2ステージ12に載り、ゲート13を通
り抜けて第2ステージ12上を正面側へと転がる。
【0026】その際、遊技球は、投光器33から受光器
35に至る光路を遮り、受光器35の出力信号が変化す
る。受光器35からの出力は、パチンコ機に設けられた
制御装置(図示略)によって数ミリ秒単位の周期で監視
されており、受光器35の出力信号に変化があった場
合、上記制御装置はソレノイド31に駆動信号を与え
て、可動部材7を1往復分だけ駆動する。これにより、
可動部材7は、図2において二点鎖線で示した位置まで
往動し、その後、再び実線で示した位置まで復動するこ
とになる。
【0027】この時、遊技球が、図2中に記した領域A
の範囲内で上記光路を横切っている場合は、遊技球は可
動部材7に接触する可能性が低く、可動部材7に接触し
なければ、そのまま第2ステージ12上を正面側へと転
がる。一方、遊技球が、図2中に記した領域Bの範囲内
で上記光路を横切っている場合は、遊技球は可動部材7
に接触する可能性が高く、可動部材7に接触すれば、第
2ステージ12上を正面側へと転がると同時に、可動部
材7に押し出されて第2ステージ12の左右方向中央側
へ寄せられる。つまり、入球口17に向かって転がりそ
うな遊技球は、そのまま第2ステージ12上を転がり、
入球口16または入球口18に向かって転がりそうな遊
技球は、可動部材7に弾かれ、これにより、入球口17
へ入る可能性が高められることになる。
【0028】このように、上記入賞装置1によれば、投
光器33および受光器35からなるセンサによって、遊
技球が入賞装置1の内部空間内に入ったことを検出した
場合に可動部材7が駆動されて、この可動部材7と遊技
球が接触するので、内部空間内における遊技球の動きが
変化に富んだものとなる。特に、可動部材7は、入球口
17へ入りにくい位置を通る遊技球を、入球口17へ入
りやすい位置へ押し出す動作を行って入球口17への入
球を促すので、入賞に対する期待感を遊技客に与えるこ
とができ、集客率を高めることができる。
【0029】また、可動部材7は、センサによって遊技
球が内部空間内に入ったことを検出した場合にのみ動作
するので、従来の入賞装置が備えていた常時動作する可
動部材や、遊技球の有無にかかわらず一定期間にわたっ
て動作する可動部材に比べ、その動作期間を必要最小限
まで短くすることができる。したがって、可動部材7の
動作に伴う摺動部分の摩耗が従来品ほど発生せず、入賞
装置1の寿命が従来品以上に長くなる。
【0030】さらに、可動部材7は、遊技球の通過タイ
ミングに応じて作動するものであって、従来品のように
一定の周期で同じ動作を繰り返すことはないので、入球
口17へ入球しやすいタイミングなどは存在しなくな
り、そのようなタイミングだけを狙って断続的に遊技球
を発射する、いわゆる止め打ちや狙い打ちを防止できる
という効果もある。
【0031】なお、上記入賞装置1は、次のように一部
の構成を変えてもよい。例えば、上記入賞装置1では、
可動部材7を左右対称に往復動作させていたが、いずれ
か一方の可動部材7を他方の可動部材7に対して遅れて
動作させることにより、両可動部材間の距離を一定に保
ったまま往復動作させてもよいし、各可動部材を不規則
に往復動作させてもよい。あるいは、左右方向以外の方
向へ往復移動する可動部材であってもよいし、往復移動
以外の動作をする可動部材であってもよい。
【0032】また、投光器33および受光器35からな
るセンサを1組だけ設けてあったが、第2ステージ12
の左寄りを通過する遊技球を検出可能なセンサと、第2
ステージ12の右寄りを通過する遊技球を検出可能なセ
ンサを、それぞれ個別に設けて、各センサで遊技球を検
出した場合に、左側または右側の可動部材7が独立に動
作するように構成してもよい。このような構成を採用す
ると、左右の可動部材7が必ず同時に動作するものに比
べ、さらに可動部材7の動作量を減らすことができるの
で、摺動部分の摩耗を抑制する効果がより一層高くな
る。
【0033】また、上記入賞装置1は、投光器33およ
び受光器35からなるセンサで遊技球を検出したことを
条件にして、可動部材7を作動させていたが、この他の
条件をも加えて、可動部材7の作動制御を行ってもよ
い。より具体的には、例えば、第2種始動口への入球に
伴う羽根部材5の開閉動作の後には、センサで遊技球を
検出したら可動部材7を作動させる一方、入球口17へ
の入球に伴う羽根部材5の連続開閉動作中は、センサで
遊技球を検出しても可動部材7を作動させないようにす
る、といった制御を行ってもよい。あるいは、この制御
に加えて、入球口17への入球に伴う羽根部材5の連続
開閉動作中、入球口16〜18への入球数が7個に達す
るまでは、センサで遊技球を検出しても可動部材7を作
動させないようにするものの、7個に達した後は、セン
サで遊技球を検出したら可動部材7を作動させる、とい
った制御を行ってもよい。
【0034】さらに、上記入賞装置1では、投光器33
および受光器35からなるセンサを利用していたが、入
賞装置の内部空間内に遊技球が存在することを検知でき
れば、どのような形態のセンサであっても構わない。例
えば、入賞装置の内部空間をなす壁面や床面に金属を検
知可能な近接センサを配設して、遊技球を検知してもよ
い。あるいは、入賞装置の内部空間外で遊技球を検知す
るものでもよく、具体例を挙げれば、入賞装置の内部空
間へ通じる通路に通過センサを配設してもよい。この場
合は、遊技球が通過センサの配設位置から内部空間に到
達するまでにかかる遅れ時間を考慮して遊技球が内部空
間内に存在するタイミングを推定し、そのタイミングに
合わせて可動部材を作動させればよい。
【0035】次に、さらに別の実施形態について説明す
る。なお、以下に説明する実施形態は、上述の入賞装置
1と同様の第2種特別電動役物であり、上記可動部材7
およびセンサ(投光器33および受光器35)の代わり
に、別の可動部材およびセンサを採用した点以外は、上
述の入賞装置1と同様に構成されている。そこで、以下
の説明では、新たに採用した可動部材およびセンサとそ
れらの制御方法についてのみ詳述し、上記入賞装置1と
同等の構成については、上記入賞装置1の各部に付した
符号を用いることにして、それらの詳細な説明は省略す
る。
【0036】この入賞装置は、図3に示すように、可動
部材41、およびセンサ43,44を備えている。可動
部材41は、ヘッド部41aが柔軟に湾曲するフレキシ
ブルシャフト部41bの先端に取り付けられた構造にな
っていて、フレキシブルシャフト部41bがローラ対4
5に挟み込まれて、ローラ対45がモータ(図示略)に
よって正逆双方向に回転駆動されるのに伴い、可動部材
41が第2ステージ12上を前進/後退するように構成
されている。
【0037】可動部材41のヘッド部41aには、図4
に示すように、開閉動作可能な挟持部47が設けられ、
この挟持部47がウォームギヤ49の回転に伴って開閉
動作するようになっている。また、ヘッド部41aに
は、一対の車輪51,52が設けられ、ベベルギヤ5
3,54の回転に伴って車輪51,52が回転するよう
になっている。ウォームギヤ49、およびベベルギヤ5
3,54は、フレキシブルシャフト部41bに通された
ワイヤ56,57,58のそれぞれの一端に連結されて
いて、ワイヤ56,57,58のそれぞれの他端は、図
3に示すように、モータ60,61,62に連結されて
いる。ワイヤ56,57,58は、それぞれフレキシブ
ルシャフト部41bの内部に通された3本のチューブ6
4,65,66に通されて、フレキシブルシャフト部4
1bの内部で互いに接触しない状態になっている。
【0038】センサ43,44は、第2ステージ12の
上面に組み込まれた近接センサで、第2ステージ12上
を正面側へと転がる遊技球がセンサ43,44の上を通
過するとセンサ43,44の出力信号が変化し、これに
より、遊技球の通過を検出できるようになっている。
【0039】以上のように構成された入賞装置におい
て、羽根部材の開閉動作時に遊技球が入賞装置の内部空
間に入り込むと、その遊技球は、様々な経路を経て第2
ステージ12に至り、第2ステージ12上を正面側へと
転がる。その際、第2ステージ12の両脇付近を転がる
遊技球は、センサ43またはセンサ44の上を通過し、
センサ43またはセンサ44の出力信号が変化する。こ
のセンサ43,44からの出力は、パチンコ機に設けら
れた制御装置(図示略)によって数ミリ秒単位の周期で
監視されていて、センサ43,44の出力信号に変化が
あった場合、上記制御装置は可動部材41の作動制御を
実行する。
【0040】ここでは、センサ43の出力信号が変化し
た場合を例に挙げて、以下の説明を続ける。センサ43
の出力信号が変化した場合、上記制御装置は、モータ6
2を制御して車輪52を回転駆動し、また、ローラ対4
5を回転駆動して可動部材41を前進させ、さらに、モ
ータ60を制御して挟持部47を開く。これら一連の制
御により、可動部材41は、正面側へ前進すると同時
に、車輪52の回転に伴ってヘッド部41aがセンサ4
3側へと曲がる。
【0041】そして、可動部材41があらかじめ定めら
れた移動量だけ前進した時点(すなわち、ローラ対45
があらかじめ定められた量だけ回転した時点)で、モー
タ60を制御して挟持部47を閉じる。これにより、セ
ンサ43付近の遊技球の存在する可能性が高い位置にお
いて挟持部47が閉じられることになり、この時、挟持
部47によって遊技球が挟持される可能性がある。
【0042】この後、ローラ対45を回転駆動して可動
部材41を後退させ、ヘッド部41aが初期位置に戻っ
たところで、モータ60を制御して挟持部47を開閉動
作させる。これにより、挟持部47によって遊技球が挟
持されていれば、第2ステージ12の左右方向略中央で
遊技球が解放されることになり、この遊技球がまっすぐ
に正面側へ転がれば、入球口17へ入球する可能性が高
くなる。
【0043】ちなみに、センサ44の出力信号が変化し
た場合は、モータ62を制御して車輪52を回転駆動す
る代わりに、モータ61を制御して車輪51を回転駆動
し、ヘッド部41aがセンサ44側へ曲げられる。な
お、可動部材41が、上記の一連の動作を行っても遊技
球を挟持できない場合は多々あるが、センサ43,44
によって検知された遊技球は、中央の入球口17へ入る
可能性が低い遊技球であり、可動部材41が衝突して遊
技球が弾き飛ばされるだけでも、中央の入球口17への
入球に対する期待感は高まるので特に問題はない。
【0044】このように、この可動部材41を備えた入
賞装置でも、センサ43によって遊技球が入賞装置の内
部空間内に入ったことを検出した場合に可動部材41が
駆動されて、この可動部材41と遊技球が接触するの
で、内部空間内における遊技球の動きが変化に富んだも
のとなる。特に、可動部材41は、入球口17へ入りに
くい位置を通る遊技球を挟持部47で一旦挟持し、入球
口17へ入りやすい位置まで引き戻してから解放する動
作を行って入球口17への入球を促すので、入賞に対す
る期待感を遊技客に与えることができ、集客率を高める
ことができる。
【0045】また、可動部材41は、センサ43によっ
て遊技球が内部空間内に入ったことを検出した場合にの
み動作するので、従来の入賞装置が備えていた常時動作
する可動部材や、遊技球の有無にかかわらず一定期間に
わたって動作する可動部材に比べ、その動作期間を必要
最小限まで短くすることができる。したがって、可動部
材41の動作に伴う摺動部分の摩耗が従来品ほど発生せ
ず、入賞装置の寿命が従来品以上に長くなる。
【0046】さらに、可動部材41は、遊技球の通過タ
イミングに応じて作動するものであって、従来品のよう
に一定の周期で同じ動作を繰り返すことはないので、入
球口17へ入球しやすいタイミングなどは存在しなくな
り、そのようなタイミングだけを狙って断続的に遊技球
を発射する、いわゆる止め打ちや狙い打ちを防止できる
という効果もある。
【0047】なお、上記可動部材41を備えた入賞装置
は、次のように一部の構成を変えてもよい。例えば、セ
ンサ43は、第2ステージ12上に組み込まれていた
が、可動部材41に搭載してもよい。具体的には、可動
部材41の挟持部47の各先端に、遊技球の接近に伴っ
て出力値が増大するセンサを設けてもよい。この場合、
センサの出力値が所定のしきい値以上になったところで
挟持部47を閉じると、遊技球を挟み込むことができる
可能性がある。また、挟持部47の各先端にある一対の
センサの出力値の大小関係を比較し、それに応じて車輪
51,52に与える駆動力を増減制御することにより、
ヘッド部41aが遊技球を追いかける方向へ曲がるよう
に制御することができる。
【0048】また、投光器および受光器からなるセンサ
を、前後方向に等間隔で複数個配列するとともに、左右
方向にも等間隔で複数個配列して、方眼状の光路をなす
ように構成し、遮られた光路の組み合わせから遊技球の
前後位置および左右位置を検出し、当該位置へヘッド部
41aが前進するように車輪51,52に与える駆動力
を増減制御してもよい。
【0049】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、上記以外の形態でも実施可能であり、上
記の具体的形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態として例示した入賞
装置の正面図である。
【図2】 上記第1の実施形態として例示した入賞装置
の内部空間内の平面図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態として例示した入賞
装置の内部空間内の平面図である。
【図4】 上記第2の実施形態として例示した入賞装置
が備える可動部材の一部分の内部構造図である。
【符号の説明】
1・・・入賞装置、3・・・本体、5・・・羽根部材、
7,41・・・可動部材、11・・・第1ステージ、1
2・・・第2ステージ、13・・・ゲート、13a・・
・開口、16,17,18・・・入球口、19・・・後
壁面、21・・・数字表示器、23・・・テンカウント
ランプ、31・・・ソレノイド、33・・・投光器、3
5・・・受光器、41a・・・ヘッド部、41b・・・
フレキシブルシャフト部、43,44・・・センサ、4
5・・・ローラ対、47・・・挟持部、49・・・ウォ
ームギヤ、51,52・・・車輪、53,54・・・ベ
ベルギヤ、56,57,58・・・ワイヤ、60,6
1,62・・・モータ、64,65,66・・・チュー
ブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 BA02 EB24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間が形成されていて、外部から前記
    内部空間内へ入り込んだ遊技球が、前記内部空間内に形
    成された複数の入球口のいずれかへ入るように構成され
    たパチンコ機の入賞装置において、 遊技球が前記内部空間内に入ったことを検出可能なセン
    サと、 前記内部空間内の遊技球に接触し得る位置に動作可能に
    配設され、前記センサによって遊技球が前記内部空間内
    に入ったことを検出した場合に駆動される可動部材とを
    備えたことを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  2. 【請求項2】前記センサが、前記内部空間内で遊技球を
    検出し、 前記可動部材が、前記センサの検出した遊技球に接触す
    る方向に向かって動作することを特徴とする請求項1に
    記載のパチンコ機の入賞装置。
  3. 【請求項3】前記複数の入球口の内の少なくとも一つ
    は、当該入球口に入球した遊技球が、通常よりも遊技条
    件が有利になる特定領域を通過するように構成された特
    定入球口になっていて、 前記可動部材が、前記特定入球口への入球を促す動作を
    行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    パチンコ機の入賞装置。
  4. 【請求項4】前記可動部材が、前記特定入球口へ入りに
    くい位置を通る遊技球を、前記特定入球口へ入りやすい
    位置へ押し出す動作を行うことを特徴とする請求項3に
    記載のパチンコ機の入賞装置。
  5. 【請求項5】前記可動部材が、遊技球を挟み込み可能な
    挟持部をなし、該挟持部で遊技球を挟み込む動作を行
    い、続いて、挟み込んだ遊技球を前記特定入球口へ入り
    やすい位置で解放する動作を行うことを特徴とする請求
    項3に記載のパチンコ機の入賞装置。
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