JP2002355391A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002355391A
JP2002355391A JP2001164652A JP2001164652A JP2002355391A JP 2002355391 A JP2002355391 A JP 2002355391A JP 2001164652 A JP2001164652 A JP 2001164652A JP 2001164652 A JP2001164652 A JP 2001164652A JP 2002355391 A JP2002355391 A JP 2002355391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ機において、遊技球の動きにランダム
な変化をもたらす回転盤を利用する。 【解決手段】入賞装置41には、遊技球40を通路44
に誘導する誘導路振り分け手段42が形成されている。
通路44と螺旋状の誘導路43との間には、遊技球40
が投下される進入口53、54が設けられている。接続
部52が形成されている内壁57の内側には、入球可能
な複数の連通部49、50、51を環状に形成した回転
盤12が傾斜して配置されている。前記回転盤12の接
続部52と前記誘導路43とは、前記回転盤12の最下
部で連通している。回転盤12の下部には、入球振り分
け部47、48が形成されている。遊技球が前記入賞孔
47に入球した場合には、特別装置作動判定図柄作動ゲ
ートに誘導される。はずれ孔48に入球した場合には、
遊技領域外に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転盤を利用して
遊技球の流下方向を変化させるようにしたパチンコ機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変表示装置を使用した役物を備
えたパチンコ機に対し、回転盤を利用して遊技球の流れ
方向を変化させるようにしたパチンコ機では、前者のパ
チンコ機では表現できない遊技球の入賞タイミングによ
る大当りの期待感を起こさせ、遊技者に興趣を持たせて
いる。前記、回転盤を利用したパチンコ機の一例として
は、遊技盤中央部に設けた遊技装置の内部に、入賞口を
含む複数の孔を備えた回転盤をモータにより一定速度で
回転させ、回転盤の外側に、遊技球の円形流路の内側が
中心に向かって傾斜した環状の誘導路を配置したものが
ある(特開平5‐3948号参照)。このパチンコ機で
は、特別入賞装置に遊技球が入ると、誘導路上を遊技球
が転がり、回転している回転盤に形成された複数の孔の
うち、いずれかに入賞することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のパ
チンコ機では、遊技球が回転盤の孔に入賞するまで目視
することができるので、遊技者にとって興趣のあるもの
であるが、回転盤が一定速度で回転しているため、ある
程度早い段階で、遊技者は入賞タイミングの判別がで
き、遊技者にとって止め打ち等の狙い撃ちが可能にな
る。また、回転盤への遊技球入賞ルートが一定なため、
遊技球が誘導路上を移動しているとき、「あるタイミン
グでパチンコ機を叩くことにより遊技球の入賞を可能に
してしまう」という、本来の遊技から外れた行為を誘発
するという問題がある。このようなことから、長期間こ
のパチンコ機を稼動させていると、遊技者の技量によっ
ては遊技性の興趣が薄れ、また、不正行為のおそれも生
じてくる。
【0004】本発明は、係る問題点を解決し、回転盤を
利用したパチンコ機の遊技球の動きにランダムな変化を
もたらし、よって遊技性を向上させ、健全なパチンコ機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載のパチンコ機では、遊技球が入
球可能な連通部を複数有する回転盤と、該回転盤の下に
設けられた前記連通部に入球した遊技球を振り分ける入
球振り分け部と、前記回転盤の周囲に設けられる環状の
螺旋状バンクを形成する誘導路と、前記誘導路に遊技球
を放出する通路が誘導路の周囲に設けられ、前記螺旋状
バンクの下流端の内側には前記回転盤の前記連通部に接
続させる接続部、及び前記螺旋状バンクの外側には前記
誘導路に遊技球を導入する2つの進入口がそれぞれ形成
されていると共に、前記回転盤を回転させて前記入球振
り分け部に遊技球を導入する入賞装置を具備することを
特徴とする。
【0006】請求項2記載のパチンコ機では、前記誘導
路の周囲に設けられた遊技球を放出する通路には、前記
螺旋状バンクの外側に設けられた2つの進入口のうち
の、いずれか一方に遊技球を振り分ける誘導路振り分け
手段が設けられていることを特徴とする。
【0007】請求項3記載のパチンコ機では、前記回転
盤は、前記誘導路に対して傾斜した回転軸を有し、前記
螺旋状バンクの下流端の内側と前記回転盤の連通部と
が、前記回転盤の最下部で連通していることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1に示すパチンコ機の遊技
領域39には、天入賞口1、左肩入賞口2、第3種始動
口3、左袖入賞口4、普通電動役物作動口5、右落し入
賞口6、特定入賞口7、大入賞口8、特別装置作動判定
図柄作動ゲート10、回転体11、回転盤12、振り分
け盤13、特別装置作動判定図柄表示装置14、普通電
動役物開放回数表示灯15、特別装置停止条件判定図柄
表示装置16、始動入賞球数表示器17、入賞装置41
を含む普通電動役物20、風車30、アウト口36、及
び図示していない遊技釘、各種の表示灯などが設けられ
ている。又、前記、特別装置作動判定図柄作動ゲート1
0の下部には、特別装置作動領域9Aと、はずれ孔9B
が各々、設けられている。
【0009】発明の理解を容易ならしめるために、係る
パチンコ機の遊技について以下に説明する。図示してい
ない発射装置により遊技球を遊技領域39に発射する。
遊技球は入賞口または、アウト口36に入る。前記入賞
口は、普通入賞口としての天入賞口1、左肩入賞口2、
左袖入賞口4及び右落し入賞口6、普通電動役物作動口
5、第3種始動口3、特定入賞口7、大入賞口8の8個
である。ゲートは1個設けられていて、特別装置作動判
定図柄作動ゲート10である。
【0010】回転体11は、第3種始動口を有し、回転
盤12とともに電源投入時から一定速度で回転(回転体
11は約10秒、回転盤12は約2秒で1回転する)し
ている。遊技球が普通電動役物作動口5に入賞すると、
特定入賞口7が約0.5秒間(後述する開放時間延長機
能作動中は約5.8秒間)又は、遊技球が4個入賞する
まで開放される。
【0011】特定入賞口7に入賞した遊技球が、後述す
るようにして回転盤12の所定の位置に入球すると、当
該遊技球は、特別装置作動判定図柄作動ゲート10に誘
導される。特定入賞口7に入賞した遊技球が、特別装置
作動判定図柄作動ゲート10を通過すると、特別装置作
動判定図柄表示装置14の図柄の変動が開始される。図
柄の変動開始後、所定の時間(約2.2秒)以上経過す
ると前記図柄の変動が停止される。前記特別装置作動判
定図柄表示装置14の図柄が特定の図柄で停止すると、
特別装置作動判定図柄作動ゲート10を通過した遊技球
は振り分け盤13により前記特別装置作動領域9Aに誘
導される。前記特別装置作動判定図柄表示装置14の図
柄が前記特定の図柄以外で停止すると、特別装置作動判
定図柄作動ゲート10を通過した遊技球は振り分け盤1
3により前記特別装置作動領域9Bに誘導される。
【0012】遊技球が、前記特別装置作動領域9Aを通
過すると、図示していない特別装置が作動し、特別装置
停止条件判定図柄表示装置16の図柄の変動表示が開始
され約4秒以上経過後に停止する。特別装置停止条件判
定図柄表示装置16は、例えば5個の発光ダイオードの
ような表示装置である。係る特別装置停止条件判定図柄
表示装置16の5個の発光ダイオードのうち、いずれか
ひとつが点灯して停止する。例えば、5個の発光ダイオ
ードのうち、一番左の位置で停止した場合、前記特別装
置の作動中において第3種始動口3に1個の遊技球が入
賞するか、又は、前記特別装置の作動中において遊技球
が前記特別装置作動領域9Aを通過した場合、前記特別
装置は作動を停止する。
【0013】特別装置停止条件判定図柄表示装置16の
図柄が前記以外の場所で停止した場合は、前記特別装置
の作動中において第3種始動口3に16個の遊技球が入
賞するか、又は、前記特別装置の作動中において遊技球
が前記特別装置作動領域9Aを通過した場合、前記特別
装置は作動を停止する。
【0014】前記特別装置の作動中において第3種始動
口3に入賞すると、図示していない第3種電動役物の作
動により、大入賞口8が、所定の時間(約9.5秒)又
は、大入賞口8に10個の遊技球が入賞するまで開放さ
れる。
【0015】前記特別装置が作動を停止した時(但し第
3種電動役物が作動であれば、当該第3種電動役物の作
動作動終了時)から開放時間延長機能が作動する。開放
時間延長機能が作動中の場合には、前記したように特定
入賞口7の開放時間が延長される。当該開放時間延長機
能は、その作動中において特定入賞口7が特定回数(例
えば10回)開放するか、又は、前記特別装置が作動を
開始すると開放時間延長の動作を終了する。
【0016】図2は、前記普通電動役物20の正面概観
図である。図3は、図2における普通電動役物20のA
A断面図である。以下図3について本発明の主要部につ
いて説明する。普通電動役物20は、図示していないネ
ジなどにより、図示していない遊技盤の所定の位置に設
置されていて、H方向から遊技者が回転盤12の回転状
況を窓31から視認できるようになっている。普通電動
役物20には、特定入賞口7に入賞した遊技球40を入
賞装置41に誘導する役物通路32が設けられている。
【0017】入賞装置41は、回転盤12とその周囲に
設けられた誘導路43を有し、前記回転盤12は、前記
誘導路43に対して窓31から視認できる方向に傾斜し
ている。前記誘導路には、後述するような通路44が設
けられている。該通路44には、例えば円形の突起で形
成される誘導路振り分け手段42が設けられている。
又、前記回転盤12は、モータ61の軸46(誘導路4
3に対して傾斜している)に連結されていて、電源投入
時からモータ61により一定速度で回転(約2秒で1回
転する)している。
【0018】特定入賞口7に入賞した遊技球40は、役
物通路32を通り本発明の入賞装置41に落下する。該
落下した遊技球40は、前記入賞装置41に設けられ
た、前記誘導路振り分け手段42によって、後述するよ
うにして通路44の左右いずれかの方向に振り分けられ
る。前記通路44の左右いずれかの方向に振り分けられ
た遊技球40は、誘導路43を介して回転盤12に設け
られた後述する連通部に入球する。当該遊技球40は、
前記回転盤12に設けられた前記連通部の図示していな
い入賞孔に入球した場合には経路Fを介して特別装置作
動判定図柄作動ゲート10に誘導される。又、前記入賞
孔以外の、はずれ孔に入球した場合には、図示していな
い所定の経路から遊技盤の裏面側に放出される。前記回
転盤12は、遊技者によって前記回転盤12の回転を視
認できる方向に傾斜して配置されていて、モータ61の
軸46に連結されて一定速度で回転され、誘導路43は
固定されている。
【0019】図4は入賞装置の上面図である。以下、入
賞装置41について図3、図4を用いて説明する。図4
に示すように、入賞装置41には、前記特定入賞口7に
入賞した遊技球40が役物通路32を介して入球する通
路44、該通路44を介して回転盤12に遊技球40を
誘導する誘導路43が設けられている。前記回転盤12
は、遊技球が入球可能な連通部49、50、51を有
し、前記回転盤12の下には前記連通部49、50、5
1に入球した遊技球を振り分ける、入球振り分け部4
7、48が設けられている。
【0020】又、前記回転盤12の周囲には内壁57が
螺旋状の誘導路43と一体に形成されていて、該誘導路
43は、前記内壁57の外側に形成されている。前記螺
旋状誘導路43の上流端と下流端とが一周して当接する
部分55と前記回転盤12の連通部49、50、51に
接続される接続部52とは、前記回転盤12の最下部で
連通している。前記内壁57の下流端には前記回転盤1
2の連通部49、50、51に接続される接続部52が
形成されている。前記誘導路43の外側には壁面59が
前記誘導路43と一体に形成されている。前記通路44
と前記誘導路43との間であって、前記内壁57の上流
端に相当する部分には、壁面58が形成されている。該
壁面58の両端は前記通路44から誘導路43に遊技球
を導入する2つの進入口53、54がそれぞれ形成され
ている。
【0021】前記通路44には、特定入賞口7に入賞し
た遊技球40が役物通路32を介して落下する位置に、
例えば円形の突起物からなる誘導路振り分け手段42が
設けられている。前記円形の突起で形成される誘導路振
り分け手段42は、これ以外の形状でもよく、頂部に落
下した遊技球40をA又はB方向に流下させるようにな
っていて、遊技球40を進入口53、54より勢い良く
前記誘導路43に投下する構造になっていればよい。
【0022】前記通路44は、遊技球40が誘導路43
に流下するように傾斜していて遊技球40の進入口5
3、54と連絡されている。前記回転盤12は、図示し
ていないモータの軸に連結されていて、モータを制御し
て一方向に回転駆動される。係る回転は、ある条件にお
いて回転速度を変更することも可能である。この実施の
形態では、回転盤12は一方向に一定の回転速度で回転
されている。
【0023】前記誘導路43は、螺旋状に形成されてい
て、その内側に環状の内壁57を一体に形成している。
前記螺旋状の誘導路43の上流端と下流端とは一周して
当接し、この個所は段部56が形成され、螺旋状の誘導
路43の下流端に位置する内壁57には接続部52が形
成されている。前記誘導路43の内壁57の内側であっ
て、前記回転盤12の下部は、モータの軸46に向かう
方向に傾斜したすり鉢状に底部が形成されている。該底
部は図3に示すように底部45の中心には孔60が設け
られていて、孔60にはモータ61の軸46が通されて
いる。そして前記底部45には前記連通部49、50、
51に入球した遊技球を振り分ける、入球振り分け部4
7、48が後述するように設けられている。
【0024】図4に戻り、前記回転盤12の連通部49
と連通部50、51とは、孔60から前記した各連通部
の底部Gまでの距離が、連通部49より連通部50、5
1のほうが短くなるように形成されている。
【0025】そして、入球振り分け部47、48は、一
方が入賞孔47、他方がはずれ孔48として用いられ、
前記いずれかの連通部に入球した遊技球が落下して、所
定の経路に誘導される位置に設けられている。即ち、入
球振り分け部47は、前記連通部49に入球した遊技球
が落下する位置にある。即ち、回転盤12が回転して連
通部49と入球振り分け部47とが重なったときに遊技
球40が投下されるようになっている。又、入球振り分
け部48は、前記連通部50、51に入球した遊技球が
落下する位置にある。即ち、回転盤12が回転して連通
部50又は51と入球振り分け部48とが重なったとき
に遊技球40が投下されるようになっている。遊技球が
前記入球振り分け部47(入賞孔47)に入球した場合
には図3に示した経路Fを介して特別装置作動判定図柄
作動ゲート10に誘導される。又、遊技球が前記入賞孔
47以外の、入球振り分け部48(はずれ孔48)に入
球した場合には、図示していない所定の経路から遊技領
域39外に放出される。
【0026】前記回転盤12の下部に形成された底部4
5は、モータの軸46に向かう方向にすり鉢状に傾斜し
て形成されているので、前記連通部49、50、51に
入球した遊技球は、必ず前記各連通部の底部Gまで到達
する。前記連通部49、50、51のいずれかに入球し
た遊技球は、回転盤12の回転につれて移動し、前記連
通部49、50、51と一致する位置にある入賞孔47
又は、はずれ孔48のいずれかに落下する。
【0027】前記連通部49、50、51と入球振り分
け部47、48との関係は、前記したように、孔60か
ら前記した各連通部の底部Gまでの距離を変えるように
する以外であってもよい。例えば、前記連通部49、5
0、51及び入球振り分け部47、48の形状を楕円、
多角形などとする。そして、前記したように回転盤12
が回転したときに、前記連通部49と入球振り分け部4
7とが、又、前記連通部50、51と入球振り分け部4
8とが各々、一致するようにしておいてもよい。
【0028】図5は、このように構成した入賞装置41
における遊技球の動きを説明するための図である。すな
わち、遊技装置41の誘導路振り分け手段42に落下し
た遊技球40は、通路44のA又はBいずれかの方向に
振り分けられる。図5(a)は、遊技球が通路44のA
方向に落下した場合、図5(b)及び図5(c)は、遊
技球が通路44のB方向に落下した場合を説明する図で
ある。
【0029】図5(a)において、通路44のA方向に
落下した遊技球40は、進入口53を通り、螺旋状の誘
導路43をその傾斜に従って前記螺旋状誘導路43の上
流端と下流端とが一周して当接する部分55に向かって
反時計回りに螺旋状誘導路43を周回して停止する。そ
して回転盤12が所定の速度で回転し、連通部49、5
0、51のいずれかが前記当接する部分55に来ると、
遊技球が前記回転盤12の前記連通部に入球される。
【0030】図5(b)において、通路44のB方向に
落下した遊技球40は、進入口54を通り、螺旋状の誘
導路43をその傾斜に逆らって前記螺旋状誘導路43の
上流端と下流端とが一周して当接する部分55に向かっ
て時計回りに螺旋状の斜面を上って進行する。そして、
遊技球40に勢いがある場合、遊技球40は前記螺旋状
誘導路43を上りきり、上流端と下流端とが一周して当
接する部分55で停止する。そして回転盤12が所定の
速度で回転し、連通部49、50、51のいずれかが前
記当接する部分55に来ると、遊技球が前記回転盤12
の前記連通部に入球される。
【0031】図5(c)において、通路44のB方向に
落下した遊技球40は、進入口54を通り、螺旋状の誘
導路43をその傾斜に逆らって前記螺旋状誘導路43の
上流端と下流端とが一周して当接する部分55に向かっ
て時計回りに進行する。しかし、遊技球40の勢いがな
い場合、螺旋状の斜面の抵抗により遊技球40の速度が
なくなると、図5(c)に示すように、遊技球40は螺
旋状誘導路43の斜面に沿い、螺旋状誘導路43の下流
端に向かって進行し(いままでと逆方向の反時計回りの
進行)、遊技球は、最終的に前記螺旋状誘導路43の上
流端と下流端とが一周して当接する部分55に到達して
停止する。そして回転盤12が所定の速度で回転し、連
通部49、50、51のいずれかが前記当接する部分5
5に来ると、遊技球が前記回転盤12の前記連通部に入
球される。
【0032】なお、接続部52の位置では誘導路43の
面が内側に傾斜され、遊技球40が円盤12に向かうよ
うに形成されている。また、特定の条件において、回転
盤12の連通部49、50、51が入賞孔47に一致し
た状態で回転盤12を停止させてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載のパチンコ機によれば、入
賞装置は、遊技球が進入口から回転盤へ向かう時の遊技
球の経路及び所要時間をランダムに変化させる。又、誘
導路を決める遊技球の流入口が変わることにより、球自
体の進行方向に変化を与える。よって、遊技者は入賞タ
イミングの判別ができない。このために、遊技者にとっ
て止め打ち等の狙い撃ちができず、又、遊技性が向上
し、遊技者にとって遊技の変化を楽しむことができるパ
チンコ機を提供できた。
【0034】請求項2記載のパチンコ機によれば、いず
れか一方に遊技球を振り分ける誘導路振り分け手段によ
り、回転盤に向かう流路を偶発的に選択する。このため
に、前記誘導路に遊技球を放出する通路から誘導路へ流
入した遊技球は、それぞれ異なる変化をし、遊技者にと
って遊技の変化を楽しむことができパチンコ機を提供で
きた。
【0035】請求項3記載のパチンコ機によれば、前記
回転盤は、前記誘導路に対して傾斜した軸で回転されて
いて、前記螺旋状バンクの下流端の内側と前記回転盤の
連通部とが、前記回転盤の最下部で連通することによ
り、重力を利用して遊技球を誘導するので、簡単な構造
で入賞装置を実現できる。又、遊技者は、入賞装置の窓
越しに遊技球の行方を視認容易となるので遊技の変化を
楽しむことができるパチンコ機を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるパチンコ機の遊技盤の正面概観
図である。
【図2】普通電動役物の正面概観図である。
【図3】図2における普通電動役物のAA断面図であ
る。
【図4】本発明における入賞装置の上面図である。
【図5】本発明の入賞装置における遊技球の動きを説明
するための図であって、図5(a)は、遊技球が通路の
A方向に落下した場合、図5(b)及び図5(c)は、
遊技球が通路のB方向に落下した場合を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 天入賞口 2 左肩入賞口 3 第3種始動口 5 普通電動役物作動口 7 特定入賞口 8 大入賞口 10 特別装置作動判定図柄作動ゲート 11 回転体 12 回転盤 13 振り分け盤 14 特別装置作動判定図柄表示装置 16 特別装置停止条件判定図柄表示装置 32 役物通路 41 入賞装置 42 誘導路振り分け手段 43 誘導路 44 通路 49、50、51 連通部 52 接続部 53、54 進入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技球が入球可能な連通部を複数有する回
    転盤と、該回転盤の下に設けられた前記連通部に入球し
    た遊技球を振り分ける入球振り分け部と、前記回転盤の
    周囲に設けられる環状の螺旋状バンクを形成する誘導路
    と、前記誘導路に遊技球を放出する通路が誘導路の周囲
    に設けられ、前記螺旋状バンクの下流端の内側には前記
    回転盤の前記連通部に接続させる接続部、及び前記螺旋
    状バンクの外側には前記誘導路に遊技球を導入する2つ
    の進入口がそれぞれ形成されていると共に、前記回転盤
    を回転させて前記入球振り分け部に遊技球を導入する入
    賞装置を具備することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】前記誘導路の周囲に設けられた遊技球を放
    出する通路には、前記螺旋状バンクの外側に設けられた
    2つの進入口のうちの、いずれか一方に遊技球を振り分
    ける誘導路振り分け手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】前記回転盤は、前記誘導路に対して傾斜し
    た回転軸を有し、前記螺旋状バンクの下流端の内側と前
    記回転盤の連通部とが、前記回転盤の最下部で連通して
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ
    機。
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