JP2004267365A - 回転ドラムユニットおよび遊技機 - Google Patents

回転ドラムユニットおよび遊技機 Download PDF

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Koshiro Uehata
高史郎 植畑
Kazuhiro Kawabata
和宏 川畑
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Abstract

【課題】ドラムを大きく、かつ立体的に見せることができ、斬新な印象を与えることのできる回転ドラムユニットおよび遊技機を提供する。
【解決手段】フレーム61の内方上端寄りに、ドラム63を配置する。ドラム63は、フレーム61の内側の側面61A,61Bによって、回転軸が略水平方向に延びるように回転可能に支持され、フレーム61の正面側に露出している。フレーム61には、ドラム63の下方において、奥行き方向に広がりのあるステージ62が取り付けられており、ドラム63の周面631下方とステージ62の上面62Aとの間には遊技空間Yが形成されている。
【効果】ドラム63を非常に大きく見せることができる。また、遊技者に、ドラム63の奥行きを認識させて立体的に見せることができるとともに、ドラム63が遊技空間Y内に浮いているように見せることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機に関し、特に遊技機における回転ドラムユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばパチンコ機には、遊技盤面に回転ドラムが配置されたものがある。通常、上記ドラムは、その周面に複数の図柄が描かれており、略水平方向に延びる軸線を中心に回転するようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
上記ドラムは、たとえば、遊技盤面に配置された始動口に遊技球が入球されたことに応答して回転を開始し、所定時間経過後に回転を停止する。そして、停止時に表示される図柄に基づいて大当たり抽選の結果などを表示する。
【0003】
複数のドラムを有する遊技機においては、遊技の興趣を向上するため、中ドラムが停止した時点でその中央部に特定の図柄「7」が表示された場合に、左ドラムおよび右ドラムを、「7」が右上がりや水平に並んで表示されるように揃えた状態で回転させるものがある(たとえば、特許文献2参照)。
また、遊技者の注意を引き付けるために、複数のドラムのうち、左右方向中央のドラムを、略鉛直方向に延びる軸線を中心に回転(横回転)するようにしたものもある(たとえば、特許文献3参照)。
【0004】
ところで、通常、ドラムは、その正面側がカバーなどで覆われた状態で遊技機に備えられている。これにより、遊技盤面を落下する遊技球がドラムに当たってドラムが損傷することを防止している。さらに、上記カバーは、ドラムが停止したときの図柄を視認できるように、その中央は透明になっているが、カバー周辺部は不透明で種々の図柄が描かれ、ドラムの周囲を隠しながらこのドラムの周囲を装飾している。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−329251号公報。
【特許文献2】
特開平5−146545号公報。
【特許文献3】
特開平6−269545号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成のために、遊技者は、ドラムのうち、その正面中央しか視認できず、ドラムを大きく見せることや、立体的に見せることが困難であった。このため、遊技者に、ドラムはどれも図柄の構成が異なるのみで代わり映えのしないものであるという印象を与えてしまっていた。
同様の課題は、パチンコ機に限らず、パチスロ機など、他のドラムを有する遊技機においても存在する。
【0007】
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、ドラムを大きく、かつ立体的に見せることができ、斬新な印象を与えることのできる回転ドラムユニットおよび遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、正面側が開放されたフレーム(61)と、回転軸が略水平方向に延びるようにフレームによって回転可能に支持されたドラム(63)と、を有し、上記ドラムは、フレームの正面側に露出しており、上記ドラムの少なくとも周面(631)下方とフレームとの間には所定の空間(S)が形成されていて、上記空間の底部には、上記ドラムの下方において、奥行き方向に広がりのある底面(62A)が形成されていることを特徴とする回転ドラムユニット(6)である。
【0009】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、ドラムは、フレームの正面側に露出している。このため、ドラム周面のうち遊技者が視認できる部分を極めて大きくすることができ、ドラムを非常に大きく見せることができる。
また、ドラムの周面下方とフレームとの間には所定の空間が形成され、この空間の底部には、奥行き方向に広がりのある底面が形成されている。このため、遊技者に、ドラムの奥行きを認識させて立体的に見せることができるとともに、ドラムが空間内に浮いているように見せることができる。
【0010】
したがって、ドラムに対して極めて斬新な印象を与えることができ、遊技者を引き付ける効果を格段に増大することができる。
請求項2記載の発明は、上記底面(62A)は、その上に落下した遊技球(2)を視認可能に案内するためのステージ(62)を有していることを特徴とする請求項1記載の回転ドラムユニット(6)である。
通常、遊技球を視認可能に案内するためのステージは、ドラムの手前側に取り付けられている。さらに、回転ドラムユニットは、種々の装置が密集する遊技機内に配置される。このため、ステージに奥行き方向の広がりをもたせ難く、遊技球を案内することができる領域、すなわち、遊技球がステージ上で動くことのできる領域は比較的狭かった。
【0011】
この発明によれば、ドラムの下方の、奥行き方向に広がりのある底面をステージとしている。このため、遊技球を案内することができる領域、すなわち、遊技球がステージ上で動くことのできる領域を非常に広くすることができ、遊技の興趣をより向上することができる。
また、ステージをドラムの下方に配置することで、ステージをドラムの手前側に配置する従来の構成に比べて回転ドラムユニットの奥行き方向の長さを短くでき、装置の省スペース化を達成できる。
【0012】
請求項3記載の発明は、上記底面(62A)の下方には、当該底面を通して上記空間(S)および上記ドラム(63)を照明するための発光手段(182)が配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転ドラムユニット(6)である。
この発明によれば、所定の空間およびドラムを照明することができる。これにより、この空間の奥行きをよりはっきりと認識させることができる。したがって、ドラムをより立体的に見せることができるとともに、より浮いたように見せることができる。
【0013】
なお、発光手段による発光量が多ければ多いほど、空間全体が発光し、より浮いたように見える。
請求項4記載の発明は、上記ステージ(62)は、光透過性を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項2記載の回転ドラムユニット(6)である。
この発明によれば、ステージを照明することで、このステージ自体が光っているように見せることができ、遊技の興趣をより向上することができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、上記ステージ(62)の下面には、ステージを透過した光が広がるように多数の凹凸がつけられていることを特徴とする請求項4記載の回転ドラムユニット(6)である。
この発明によれば、ステージを照明した場合、ステージに当たった光は凹凸で乱反射して、広がるようにしてステージを透過する。したがって、ステージ全体を明るく照らし出すことができる。
【0015】
請求項6記載の発明は、上記ドラム(63)は、その周面(631)に、複数の図柄(631A〜631C)が凹凸をつけて表示されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の回転ドラムユニット(6)である。
この発明によれば、図柄が凹凸をつけて表示されている。ドラム(図柄)を照明することにより、凹凸に形成された図柄の輪郭をドラム周面から浮き立ったように見せることができ、遊技者をより引き付けることができる。
【0016】
請求項7記載の発明は、遊技者が正対する遊技面の略中央部に所定の大きさの開口(3)が形成され、上記開口の底辺(3C)から奥行き方向に広がる、視認可能な底面(62A)が形成されており、上記底面に対して所定の空間(Y)を隔てて、上記底面上方に、その周面(631)下方が位置するように配置された、略水平方向の回転軸を中心に回転するドラム(63)を備え、上記ドラムが奥行き方向に広がる空間内に浮かんでいるように見えることを特徴とする遊技機である。
【0017】
この発明によれば、遊技面に形成された開口から、奥行き方向に広がる視認可能な底面が形成されている。また、この底面に対して所定の空間を隔てて、この底面上方にドラムを配置している。このため、遊技者に、ドラムの奥行きを認識させて立体的に見せることができるとともに、ドラムが奥行き方向に広がる空間内に浮いているように見せることができる。
したがって、ドラムに対して極めて斬新な印象を与えることができ、遊技者を遊技機に引き付ける効果を格段に増大することができる。
【0018】
請求項8記載の発明は、上記底面(62A)の下方には、当該底面を通して上記空間(Y)および上記ドラム(63)を照明するための発光手段(182)が配置されていることを特徴とする請求項7記載の遊技機である。
この発明によれば、所定の空間およびドラムの周面下方を照明することができる。これにより、この空間の奥行きをよりはっきりと認識させることができる。したがって、ドラムをより立体的に見せることができるとともに、より浮いたように見せることができる。
【0019】
なお、発光手段による発光量が多ければ多いほど、空間全体が発光し、より浮いたように見える。
請求項9記載の発明は、上記ドラム(63)は、その周面(631)に、複数の図柄(631A〜631C)が凹凸をつけて表示されていることを特徴とする請求項7または8記載の遊技機である。
この発明によれば、図柄が凹凸をつけて表示されている。ドラム(図柄)を照明することにより、凹凸に形成された図柄の輪郭をドラム周面から浮き立ったように見せることができ、遊技者をより引き付けることができる。
【0020】
請求項10記載の発明は、上記遊技機は、遊技球(2)を遊技面へ発射してその落下の変化を楽しむ遊技機であり、上記底面(62A)は、その上に落下した遊技球を視認可能に案内するためのステージ(62)を有し、遊技面に形成された開口(3)の周囲は、所定の入口(5)を除いて、上記開口内へ遊技球が入らないように障壁(4)で囲まれており、上記所定の入口から入った遊技球は、所定の通路(65)を通って上記ステージ上ヘ導かれることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の遊技機である。
【0021】
この発明によれば、開口内へは、遊技球を所定の通路を介して直接ステージへと導く所定の入口を除いて、遊技球が入らないようになっている。このため、遊技球との接触を防止するためにカバーでドラムを覆う必要がない。したがって、通常設けられているカバーを省略して、このカバーを通すことなくドラムを見せることができ、空間およびドラムの奥行きをよりはっきりと認識させることができる。
【0022】
また、底面はステージを有しており、所定の入口から入った遊技球は、このステージ上に導かれるようになっている。ステージは、奥行き方向に広がりを有しており、遊技球を案内することができる領域、すなわち、遊技球がステージ上で動くことのできる領域が非常に広くなっている。したがって、遊技の興趣をより向上することができる。
さらに、ステージをドラムの下方に配置することで、ステージをドラムの手前側に配置する従来の構成に比べて遊技機の奥行き方向の長さを短くでき、装置の省スペース化を達成できる。
【0023】
請求項11記載の発明は、上記ステージ(62)には、落下した遊技球(2)を所定時間かけて不規則に導く案内リブ(112,121,132,141)が形成されており、上記ステージ上へ導かれた遊技球は、最終的に複数の落下孔(9L,9C,9R)の何れかに案内されるようになっており、予め定める落下孔(9C)に遊技球が落下したときにのみ、所定の遊技利益が付与されることを特徴とする請求項10記載の遊技機である。
【0024】
この発明によれば、ステージに落下した遊技球は、案内リブによって不規則に、すなわち、遊技者が予想できない方向に導かれ、所定時間経過後に複数の落下孔の何れかに案内される。これら複数の落下孔のうち、予め定める落下孔に遊技球が落下したときにのみ所定の遊技利益が付与される。このため、ステージ上の遊技球の動きに注意を引き付けることができるとともに、予め定める落下孔に遊技球が入る期待感を与えることができる。したがって、遊技の興趣をより一層向上することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る遊技機の一部拡大正面図である。この遊技機はパチンコ機であって、遊技球を遊技盤面(遊技面)へ発射してその落下の変化を楽しむ遊技機である。
図1を参照して、このパチンコ機には、遊技盤1がその遊技盤面を正面に向けて配置されている。この遊技盤面は、たとえばガラス板などの透明板で覆われており、この遊技盤面に正対した遊技者は、透明板を通してこの遊技盤面を視認することができる。また、このパチンコ機にはハンドル(図示せず)が取り付けられており、遊技者により操作されると、遊技球2を遊技盤面へ向けて発射するようになっている。発射された遊技球2は、遊技盤面の上部へ導かれ、その後遊技盤面を落下していく。
【0026】
遊技盤面の略中央部には、たとえば略矩形の開口3が形成されている。開口3は、所定の大きさ(たとえば、縦16cm、横15cm)を有している。
遊技盤1には、開口3が形成されている部分に背面側から回転ドラムユニット6が取り付けられており、開口3を通してこの回転ドラムユニット6を視認することができる。
図2は、回転ドラムユニット6の正面側の外観構成を示す斜視図であり、図3は、背面側の外観構成を示す斜視図である。また、図4は、回転ドラムユニット6の一部分解斜視図である。図3および図4を参照して、回転ドラムユニット6は、フレーム61と、ステージ62と、1つのドラム63とを備えている。
【0027】
ドラム63は、正面側の一部をフレーム61の前方に突出させた状態で、フレーム61の正面内方に配置されている。
フレーム61の内側の右側面61Aはドラム63の右側方に位置しており、略鉛直方向に延びてドラム63の右側面の大部分を覆っている。フレーム61の内側の左側面61Bは、ドラム63の左側方に位置しており、略鉛直方向に延びてドラム63の左側面の大部分を覆っている。
【0028】
フレーム61の内側の底面61Cは、ドラム63の下方に位置し、後方に向けて略水平に延びている。フレーム61の内側の上面61Dは、ドラム63の周面631上方を囲うように後方に延びつつ下側に湾曲し、さらにドラム63の後方で略鉛直下方に延びてフレーム61の内側の背面を構成し、底面61Cと繋がっている。
また、フレーム61の右側面61Aおよび左側面61Bは、このフレーム61の上面61D(背面)、および底面61Cと繋がっている。上記の構成により、フレーム61は、正面側が開放された箱状になっており、フレーム61の内側の底面61Cとドラム63の少なくとも周面631下方との間には収容空間S(所定の空間)が形成されている。
【0029】
ステージ62は、このステージ62の上面62A(底面)上に落下した遊技球2を視認可能に案内するためのものである。ステージ62の左右両端部には係合爪625(図4において、右側の係合爪625のみを図示)が設けられており、収容空間Sの底部において、このフレーム61の内側の左右両側面61A,61B下端の対応する係合溝616に嵌め合わされている。この実施形態では、フレーム61とステージ62とは別体に形成される構成を説明するが、これらフレーム61とステージ62とを一体に形成する構成であっても良い。
【0030】
図2を参照して、ステージ62の右端部の一部はフレーム61の内側の右側面61Aと当接しており、左端部の一部はフレーム61の内側の左側面61Bと当接している。また、ステージ62は後方に向けて延びており、その上面62Aは、奥行き方向に広がりを有している。
上記の構成により、ステージ62の上面62Aとドラム63の周面631下方との間には遊技空間Y(空間)が形成されている。また、フレーム61は、ドラム63の周面631を上方および後方から覆っており、ステージ62は、ドラム63の周面631を下方から覆っている。
【0031】
この回転ドラムユニット6は、フレーム61の内側の左右両側面61A,61B、およびステージ62の上面62Aを視認できるように遊技盤1に取り付けられる。
図1を参照して、フレーム61の内側の右側面61Aは、開口3の右辺3Aの右側方から後方に向けて延びており、左側面61Bは、開口3の左辺3Bの左側方から後方に向けて延びている。また、ステージ62の上面62Aは、開口3の下辺3Cの下方から後方に向けて延びている。フレーム61の上面61Dは、開口3の上辺3Dの上方から後方に向けて延びている。
【0032】
ドラム63は、フレーム61の内方上端寄りに配置され、フレーム61の正面側に露出している。このため、遊技空間Yは比較的広くなっており、遊技者の目の高さ位置がドラム上端よりも少し高い位置にあるに過ぎないので、ステージ62の上面62Aの略全面を視認することができる。ドラム63は、このフレーム61の側面61A,61Bによって回転軸が略水平方向に延びるように支持されており、この回転軸を中心に回転可能となっている。
【0033】
上記の構成により、ドラム63の奥行きを認識させることから、ドラム63を立体として見せることができる。さらに、ドラム63は奥行き方向に広がる遊技空間Y内に浮かんでいるように見える。したがって、ドラム63に対して極めて斬新な印象を与えることができ、遊技者をこのパチンコ機に引き付ける効果を格段に増大することができる。
ドラム63の周面631には、複数の図柄631A〜631C(図1において図柄「5」、「6」、「7」を図示)が表示されており、ドラム63を回転させてこれら複数の図柄631A〜631Cを回転表示できるようになっている。
【0034】
これら各図柄631A〜631Cは、たとえばエンボス加工により形成された凹凸を有しており、各図柄631A〜631Cのうちの凸部分はドラム63の周面631から浮き立っている。また、ドラム63内には、正面に表れるドラム63の周面631の図柄631A〜631Cを内方から照明するためのバックライトユニットが組み込まれており、光透過性を有するドラム63の周面631を、内方からたとえば7色に照らすことができるようになっている。
【0035】
開口3の周囲は、障壁4により囲まれており、遊技盤面を落下する遊技球2が開口3内へ入らないようになっている。遊技盤面と透明板との間には、遊技球2が落下できるように所定の隙間(たとえば20mm)が設けられているが、障壁4は、遊技盤面から手前側に突出してこの隙間を狭くしており、遊技球2を通過できないようにしている。
障壁4の上辺部4Aは、開口3の上端部から上方にかけて略水平方向に延びており、遊技球2が上方から開口3内に入ることを防止している。また、上辺部4Aの右端部および左端部には、遊技球2を開口3内に導入するための入球口5(入口)が形成されている。入球口5は、障壁4の外方と、たとえば遊技盤1の後方とを連通しており、この入球口5に入った遊技球2のみが開口3内に入ることができるようになっている。
【0036】
上辺部4Aの右端部下側には障壁4の右辺部4Bが繋がっている。右辺部4Bは、開口3の右辺3Aの右側方において略鉛直方向に延びており、遊技球2が右側方から開口3内に入ることを防止している。
また、右辺部4Bは、複数の7セグメント表示器を鉛直方向に連続するように配置した表示器41を含んでおり、表示器41の各セグメント41Aを選択的に点灯させることにより、たとえば図柄「7」をスクロール表示させたり、停止表示させたりすることができる(図1において、各セグメント41Aのうちの点灯しているセグメント41Aを黒塗りで図示)。
【0037】
一方、上辺部4Aの左端部下側には障壁4の左辺部4Cが繋がっている。左辺部4Cは、開口3の左辺3Bの左側方において略鉛直方向に延びており、遊技球2が左側方から開口3内に入ることを防止している。
また、左辺部4Cは、右辺部4Bと同様に表示器41を含んでおり、表示器41の各セグメント41Aを選択的に点灯させることにより、たとえば図柄「7」をスクロール表示させたり、停止表示させたりすることができる。
【0038】
開口3の下端部から下方にかけては、障壁4の下辺部4Dが配置されている。下辺部4Dは、開口3の下辺3Cの下方において略水平方向に延びている。下辺部4Dの右端部は右辺部4Bの下端と繋がっており、下辺部4Dの左端部は左辺部4Cの下端と繋がっている。これにより、障害釘Pなどに当たって跳ね返った遊技球2が下方から開口3内に入ることを防止している。
下辺部4Dの略中央部は窪んでおり、この窪んだ部分にたとえば3つの球排出孔7L、7C、7Rが略水平に並んで形成されている。遊技球2は、入球口5に入った場合、回転ドラムユニット6のステージ62上に導かれた後、これら球排出孔7L、7C、7Rの何れかから遊技盤面上に排出されるようになっている。
【0039】
球排出孔7L、7C、7Rのうち、たとえば球排出孔7Cの下方には、始動口8が配置されており、球排出孔7Cから排出された遊技球2のみが始動口8に入るようになっている。始動口8に遊技球2が入ると、予め定める個数(たとえば、7個)の遊技球2が賞球(遊技利益)として付与されるとともに、障壁4の両表示器41が、たとえば複数種類の数字のスクロール表示を開始して、所定時間経過後にこれらの数字を停止表示する。
【0040】
この際、たとえば両表示器41に表示される数字が図1に示すように揃っていれば、ドラム63が回転を開始し、所定時間経過後に停止する。ドラム表示器3の回転が停止すると、その周面631に表示された複数種類の図柄631A〜631Cのいずれかが正面中央に停止し、その図柄631A〜631C(停止図柄)などによって大当たり抽選の結果が大当たりであるか否かが遊技者に報知される
図1および図2を参照して、フレーム61の内側の右側面61Aとドラム63との間、および左側面61Bとドラム63との間にはそれぞれ、球通路65(通路)が配置されている。球通路65は、遊技盤面を落下する遊技球2をフレーム61の内側に導くためのものである。各球通路65は、フレーム61の手前において、フレーム61の上方からドラム63の周面631の下端側にかけて略鉛直下方に延び、さらにフレーム61の奥側に延びている。
【0041】
各球通路65のうちフレーム61より手前側の部分は、障壁4の対応する入球口5と接続されており、入球口5を介して、障壁4の外方と球通路65とは連通されている。遊技盤面を落下する遊技球2は、入球口5に入った場合、各球通路65の何れかにフレーム61の手前側から入り、この球通路65を通ってフレーム61の内方奥側に導かれてステージ62上に排出される(導かれる)ようになっている。これにより、遊技球2が入球口5からステージ62にワープしたような感覚を遊技者に与えることができるので、遊技の興趣がより向上する。
【0042】
図5は、ステージ62の斜視図であり、図6は、ステージ62の正面図である。ただし、図5に示す矢印は、ステージ62上を転がる遊技球2の流れを示しており、高さの高い位置から低い位置へと延びるように記している。図5および図6を参照して、ステージ62は、落下孔9L,9C,9Rが形成された略円形のクルーン面10と、遊技球2をクルーン面10に導くために多段に配置された複数の誘導路(たとえば、第1誘導路11、第2誘導路12、第3誘導路13、第4誘導路14の4つ)とを有している。
【0043】
第1誘導路11は、たとえば、クルーン面10の後方を左右に延びていて、前後方向に約15mmの幅を有している。通常、遊技球2(パチンコ球)の直径は約11mmであって、第1誘導路11に沿って左右方向に遊技球2が転がることができるようになっている。左側の球通路65からフレーム61内に導かれた遊技球2は、第1誘導路11の左端からステージ62上に案内され、右側の球通路65からからフレーム61内に導かれた遊技球2は、第1誘導路11の右端からステージ62上に案内される。
【0044】
第1誘導路11は、たとえば、左右方向に沿って起伏を有していて、左右方向略中央に最上点11Hが形成されており、最上点11Hと左端および右端との間の略中央にそれぞれ最下点11Lが形成されている。したがって、各球通路65から第1誘導路11上に案内された遊技球2は、その勢いによっては最上点11Hを乗り越えるなどした後、いずれかの最下点11Lを中心にして左右に反復して転がる(揺動する)ことにより、第1誘導路11上に所定時間滞留するようになっている。
【0045】
各最下点11Lの周囲には、たとえば、第2誘導路12側(前方)に向かって傾斜する窪み111が形成されており、これらの窪み111の近傍を除く第1誘導路11の前端には、遊技球2を第1誘導路11上において左右方向に導くための第1リブ112(案内リブ)が立設(形成)されている。したがって、第1誘導路11に案内された遊技球2は、いずれかの最下点11Lを中心にして所定時間だけ不規則な勢いで揺動した後、窪み111から第2誘導路12へと落下する。
【0046】
第2誘導路12は、たとえば、クルーン面10の左右両側にそれぞれ前後に延びていて、最も狭い部分(前端部)で左右方向に約15mmの幅を有している。第1誘導路11の窪み111から前方に案内される遊技球2は、その勢いによっては第3誘導路13に落下する場合もあるが、通常は第2誘導路12へと案内され、この第2誘導路12上を前方に転がるようになっている。第2誘導路12は、たとえば、後方側が低くなるように緩やかに傾斜(たとえば、水平方向に対して3〜5°)しており、クルーン面10側の端部には、前端から後端部にかけて、遊技球2を前後方向に所定時間の間導くための第2リブ121(案内リブ)が立設(形成)されている。
【0047】
したがって、第1誘導路11から第2誘導路12に案内され、この第2誘導路12上を前方側へと不規則な勢いで転がった遊技球2は、通常は第2誘導路12上を後方側へと転がり、後端部の最下点12Lから第3誘導路13に案内される。ただし、第2誘導路12に案内された遊技球2の勢いによっては、第2誘導路12の前端から遊技盤面に落下する場合もある。
第3誘導路13は、たとえば、第1誘導路11および第2誘導路12に隣接してクルーン面10側に形成される略半円環状の誘導路であって、最も狭い部分(前後方向中央部)は、約15mmの幅を有している。第1誘導路11から直接第3誘導路13に落下した遊技球2や、第2誘導路12から第3誘導路13に案内された遊技球2は、その勢いによってはこの第3誘導路13の後端部から第4誘導路14に落下する場合もあるが、通常は第3誘導路13に沿って転がるようになっている。
【0048】
第3誘導路13の左部および右部は、それぞれ前後方向に沿って起伏(たとえば、水平方向に対して3〜5°)を有していて、たとえば、第2誘導路12の最下点12Lからの遊技球2の落下点よりも後側に最上点13Hが形成されており、前後方向の略中央に最下点13Lが形成されている。したがって、第3誘導路13に案内された遊技球2は、この第3誘導路13の手前側へと転がった後、通常は最下点13Lを中心にして前後に揺動することにより、第3誘導路13上に所定時間滞留するようになっている。ただし、第3誘導路13に案内された遊技球2の勢いによっては、第3誘導路13の前端から遊技盤面に落下する場合もある。
【0049】
各最下点13Lの周囲には、たとえば、第4誘導路14側(クルーン面10側)に向かって傾斜する窪み131が形成されており、第3誘導路13の左部および右部の第4誘導路14側には、各窪み131の前方および後方に、遊技球2を第3誘導路13上に導くための第3リブ132(案内リブ)が立設(形成)されている。したがって、第3誘導路13に案内された遊技球2は、第3誘導路13の左部および右部の外周を区画する壁面133(第2誘導路12との段差部分の壁面)と第3リブ132との間で、最下点13Lを中心にして所定時間だけ前後に不規則な勢いで揺動した後、窪み131から第4誘導路14へと落下する。
【0050】
第4誘導路14は、たとえば、クルーン面10の外周(第3誘導路13の内周)に隣接して延びる略円環状の誘導路であって、径方向に約15mmの幅を有している。第3誘導路13の後端部から第4誘導路14に落下した遊技球2は、そのまま第4誘導路14の後端部からクルーン面10に落下するが、第3誘導路13の窪み131から第4誘導路14に案内された遊技球2は、第4誘導路14に沿って転がるようになっている。
【0051】
第4誘導路14の左部および右部のクルーン面10側の端部には、遊技球2を所定時間の間導くための第4リブ141(案内リブ)が立設(形成)されている。したがって、第4誘導路14に案内された遊技球2は、第4誘導路14の外周を区画する壁面142(第3誘導路13との段差部分の壁面)と第4リブ141との間を通って不規則な勢いで転がる。
第4誘導路14は、たとえば周方向に沿って起伏(たとえば、水平方向に対して3〜5°)を有していて、第3誘導路13の窪み131(最下点13L)からの遊技球2の落下点よりも手前側に、最上点14Hが形成されている。したがって、第3誘導路13の窪み131から第4誘導路14に案内された遊技球2は、通常は第4誘導路14に沿って後方側に転がるようになっているが、遊技球2の勢いによっては、最上点14Hを乗り越えて手前側に転がる場合もある。
【0052】
第4誘導路14の外周を区画する壁面142の前端部には落下口143が形成されており、この落下口143により第4誘導路14の前端部が正面に開放されている。落下口143は、遊技盤面に臨んでいて、第4誘導路14の最上点14Hを乗り越えた遊技球は、この落下口143から遊技盤面に落下する場合がある。
第4誘導路14の後端部には、たとえば、クルーン面10に向かって低くなるように傾斜した第1傾斜面15が形成されており、この第1傾斜面15の左右両側には、第4誘導路14から第1傾斜面15に遊技球2が滑らかに転がるようにするための第2傾斜面16が形成されている。さらに、第4誘導路14の外周を区画する壁面142の後端部には、その左右方向中央部が前方に張り出した突起144が形成されている。第4誘導路14上を後方側へと徐々に加速しながら(勢いをつけて)転がる遊技球2は、突起144、第1傾斜面15および第2傾斜面16の働きによって、クルーン面10に対して接線方向に滑らかに導かれるようになっている。
【0053】
クルーン面10は、たとえば中央部が低くなるように緩やかに傾斜(たとえば、水平方向に対して3〜5°)しており、その中央部に3つの落下孔9L,9C,9Rが形成されている。クルーン面10の中央部へ向かう傾斜は緩やかであるので、第4誘導路14からクルーン面10に対して接線方向に導かれた遊技球2は、所定時間だけクルーン面10上を周方向に転がった後、3つの落下孔9L,9C,9Rのいずれかに入る。
【0054】
このようにして、ステージ62上に導かれた遊技球2は、最終的に落下孔9L,9C,9Rの何れかに入る(案内される)。左の落下孔9Lに入った遊技球2は左の放出路17Lに導かれ、右の落下孔9Rに入った遊技球2は右の放出路17Rに導かれ、中央の落下孔9Cに入った遊技球2は中央の放出路17Cに導かれるようになっている。
3つの放出路17L,17C,17Rはそれぞれ、球排出孔7L、7C、7Rと繋がっており(図1参照)、放出路17L,17C,17Rの何れかに導かれた遊技球2は、対応する球排出孔7L、7C、7Rから遊技盤面へ排出される。
【0055】
図5および図6を参照して、ステージ62の下方には発光装置18が配置されており、たとえば、遊技球2が始動口8に入ったことに関連してドラム63が回転しているときに、ステージ62を下方から照明することができる。発光装置18は、基板181と、発光素子182(発光手段)とを有している。
基板181は、その表面がステージ62の下面と対向するようにして、ステージ62の固定部材62Bに取り付けられている。発光素子182は、たとえばLED素子により構成され、基板181の表面に発光可能に複数個(たとえば28個)配置されている。各発光素子182はそれぞれ、略均等な間隔を開けて基板181の表面に分散配置されており、ステージ62の略全面を、下方から照らすことができる。
【0056】
ステージ62は、たとえば、ポリカーボネイトなどの光透過性を有する材料で形成されていて、その下面には、第1〜第4誘導路11〜14が段差をもって区画されていることにより、多数の凹凸がつけられている。したがって、発光素子182を発光させた場合には、ステージ62に当たった光は凹凸で乱反射して、広がるようにしてステージ62を透過する。したがって、ステージ62を照明することで、このステージ62自体が光っているように見せることができ、さらに、ステージ62全体を明るく照らし出すことができる。これにより、遊技の興趣をより向上することができる。
【0057】
図2を参照して、発光素子182から発せられてステージ62を通った照射光は、遊技空間Yの略全域およびドラム63をさらに照明する。
この実施形態によれば、ドラム63は、フレーム61の正面側に露出している。このため、ドラム63の周面631のうち、遊技者が視認できる部分を極めて大きくすることができ、ドラム63を非常に大きく見せることができる。
また、ドラム63の周面631下方とフレーム61の内側の底面61Cとの間には収容空間Sが形成され、この収容空間Sの底部には、奥行き方向に広がりのあるステージ62が配置されている。このため、遊技者に、ドラム63の奥行きを認識させて立体的に見せることができるとともに、ドラム63が奥行き方向に広がる遊技空間Y内に浮いているように見せることができる。
【0058】
したがって、ドラム63に対して極めて斬新な印象を与えることができ、遊技者を引き付ける効果を格段に増大することができる。
さらに、ドラム63の下方において、ステージ62は、奥行き方向に広がりを有している。このため、遊技球2を案内することができる領域、すなわち、遊技球2がステージ62上で動くことのできる領域を非常に広くすることができ、遊技の興趣をより向上することができる。
【0059】
また、ステージ62をドラム63の下方に配置することで、ステージ62をドラム63の手前側に配置する従来の構成に比べて回転ドラムユニット6の奥行き方向の長さを短くして、このパチンコ機の奥行き方向の長さを短くでき、装置の省スペース化を達成できる。
また、発光素子182により、ステージ62を通して遊技空間Yおよびドラム63を照明することができる。これにより、この遊技空間Yの奥行きをよりはっきりと認識させることができる。したがって、ドラム63をより立体的に見せることができるとともに、より浮いたように見せることができる。
【0060】
なお、発光素子182による発光量が多ければ多いほど、遊技空間Y全体が発光し、より浮いたように見える。
また、ドラム63には、図柄631A〜631Cが凹凸をつけて表示されている。ドラム63(図柄631A〜631C)を照明することにより、凹凸に形成された図柄631A〜631Cの輪郭をドラム63の周面631から浮き立ったように見せることができ、遊技者をより引き付けることができる。さらにまた、バックライトユニットおよび発光素子182により、ドラム63の周面631を内方および下方から照明することで、ドラム63をさらに美しく見せることができ、遊技者をより一層引き付けることができる。
【0061】
さらに、開口3内へは、遊技球2を球通路65を介して直接ステージ62へと導く入球口5を除いて、遊技球2が入らないようになっている。このため、遊技球2との接触を防止するためにカバーでドラム63を覆う必要がない。したがって、通常設けられているカバーを省略して、このカバーを通すことなくドラム63を見せることができ、遊技空間Yおよびドラム63の奥行きをよりはっきりと認識させることができる。
【0062】
また、入球口5および球通路65を通ってステージ62に落下した遊技球2は、第1〜第4リブ112,121,132および141によって不規則に、すなわち、遊技者が予想できない方向に導かれ、所定時間経過後に落下孔9L,9C,9Rの何れかに案内される。遊技球2は、これら落下孔9L,9C,9Rのうち、落下孔9Cに落下したときにのみ始動口8へ入り、賞球が付与される。このため、ステージ62上の遊技球2の動きに注意を引き付けることができるとともに、落下孔9Cに遊技球2が入る期待感を与えることができる。したがって、遊技の興趣をより一層向上することができる。
【0063】
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、回転ドラムユニット6に備えられるドラム63の個数は、1個に限らず、2個以上でもよい。
また、開口3の周囲を複数の障害釘で取り囲み、これら複数の障害釘で障壁4を構成しても良い。
【0064】
また、ステージ62を照明することができる構成を説明したが、ステージ62の下方に発光素子182を設けず、ステージ62を照明しない構成であっても良い。さらに、ステージ62を、光透過性を有しない材料で形成しても良い。
この発明の一実施形態として、パチンコ機について説明したが、この発明は、パチスロ機などの他の遊技機にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技機の一部拡大正面図である。
【図2】回転ドラムユニットの正面側の外観構成を示す斜視図である。
【図3】回転ドラムユニットの背面側の外観構成を示す斜視図である。
【図4】回転ドラムユニットの一部分解斜視図である。
【図5】ステージの斜視図である。
【図6】ステージの正面図である。
【符号の説明】
2 遊技球
3 開口
4 障壁
5 入球口(入口)
6 回転ドラムユニット
9L,9C,9R 落下孔
61 フレーム
62 ステージ
62A 上面(底面)
63 ドラム
65 球通路(通路)
112 第1リブ(案内リブ)
121 第2リブ(案内リブ)
132 第3リブ(案内リブ)
141 第4リブ(案内リブ)
182 発光素子(発光手段)
631 周面
631A〜631C 図柄
Y 遊技空間(空間)
S 収容空間(空間)

Claims (11)

  1. 正面側が開放されたフレームと、
    回転軸が略水平方向に延びるようにフレームによって回転可能に支持されたドラムと、を有し、
    上記ドラムは、フレームの正面側に露出しており、
    上記ドラムの少なくとも周面下方とフレームとの間には所定の空間が形成されていて、
    上記空間の底部には、上記ドラムの下方において、奥行き方向に広がりのある底面が形成されていることを特徴とする回転ドラムユニット。
  2. 上記底面は、その上に落下した遊技球を視認可能に案内するためのステージを有していることを特徴とする請求項1記載の回転ドラムユニット。
  3. 上記底面の下方には、当該底面を通して上記空間および上記ドラムを照明するための発光手段が配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転ドラムユニット。
  4. 上記ステージは、光透過性を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項2記載の回転ドラムユニット。
  5. 上記ステージの下面には、ステージを透過した光が広がるように多数の凹凸がつけられていることを特徴とする請求項4記載の回転ドラムユニット。
  6. 上記ドラムは、その周面に、複数の図柄が凹凸をつけて表示されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の回転ドラムユニット。
  7. 遊技者が正対する遊技面の略中央部に所定の大きさの開口が形成され、
    上記開口の底辺から奥行き方向に広がる、視認可能な底面が形成されており、上記底面に対して所定の空間を隔てて、上記底面上方に、その周面下方が位置するように配置された、略水平方向の回転軸を中心に回転するドラムを備え、
    上記ドラムが奥行き方向に広がる空間内に浮かんでいるように見えることを特徴とする遊技機。
  8. 上記底面の下方には、当該底面を通して上記空間および上記ドラムを照明するための発光手段が配置されていることを特徴とする請求項7記載の遊技機。
  9. 上記ドラムは、その周面に、複数の図柄が凹凸をつけて表示されていることを特徴とする請求項7または8記載の遊技機。
  10. 上記遊技機は、遊技球を遊技面へ発射してその落下の変化を楽しむ遊技機であり、
    上記底面は、その上に落下した遊技球を視認可能に案内するためのステージを有し、
    遊技面に形成された開口の周囲は、所定の入口を除いて、上記開口内へ遊技球が入らないように障壁で囲まれており、
    上記所定の入口から入った遊技球は、所定の通路を通って上記ステージ上ヘ導かれることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の遊技機。
  11. 上記ステージには、落下した遊技球を所定時間かけて不規則に導く案内リブが形成されており、
    上記ステージ上へ導かれた遊技球は、最終的に複数の落下孔の何れかに案内されるようになっており、予め定める落下孔に遊技球が落下したときにのみ、所定の遊技利益が付与されることを特徴とする請求項10記載の遊技機。
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