JP4470200B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、更に詳細には、遊技球が始動入賞具に入賞した際に得られる始動情報を記憶手段に記憶すると共に、該記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を始動情報数表示手段により表示するようにした遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材が配設されて、該装飾部材に形成した開口部から各種図柄を可変および停止表示可能な液晶式やドラム式等の図柄表示装置が臨むよう構成される。そして、前記遊技盤の盤面に打ち出されたパチンコ球(遊技球)が、前記装飾部材の下方位置に配設した始動入賞具に入賞したことを契機として、前記図柄表示装置において図柄を可変表示して所要の遊技演出(所謂、図柄組み合わせゲーム)を行なうようになっている。また、この種のパチンコ機は、前記図柄表示装置での遊技演出時にパチンコ球が再び前記始動入賞具に入賞すると、該始動入賞具にパチンコ球が入賞した際に得られる情報(始動情報)を記憶手段(RAM)に一時的に記憶し、該図柄表示装置での遊技演出が終了した後に、該RAMに記憶させた始動情報に基づいて図柄表示装置で次の遊技演出を行なうよう構成されている。
ここで、前記装飾部材には、前記RAMが記憶した始動情報の記憶数を遊技者に報知する始動情報数表示手段としての複数(例えば4つ)のLED(発光体)が横並び状に配設されて、該RAMが記憶している始動情報の記憶数に応じてLEDを点灯または消灯するのが一般的である。しかし、前記RAMが記憶している始動情報の記憶数に応じてLEDを点灯または消灯しただけでは、図柄表示装置で行なわれる遊技演出を盛り上げる効果については殆ど期待できない。そこで、前記始動情報数表示手段に、前記始動情報の記憶数を表示する機能に加え、大当り予告やリーチ予告等の補助的な演出を行なう機能を持たせることにより、演出形態の多様化を図り、遊技の興趣を増大するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
ここで、特許文献1に記載されたパチンコ機の始動情報数表示手段は、起立・傾倒自在に構成すると共に、表面に1〜4の数字を表示した4つの始動記憶表示体を、前記装飾部材の下部位置に横並び状に配置し、該始動記憶表示体を起立または傾倒することで、前記RAMが記憶している始動情報の記憶数を表示し得るようになっている。そして、前記図柄表示装置での遊技演出に合わせて、4つの始動記憶表示体を順に起立・傾倒することにより、大当り予告やリーチ予告等の補助的な演出を行ない得るよう構成されている。このように、前記始動記憶表示体に機械的動作を行なわせることにより、視覚的な演出効果を向上して遊技の興趣をより高め得るようになっている。
また、前記特許文献2に記載されたパチンコ機の始動情報数表示手段は、前述した一般的な始動情報数表示手段と同様に、前記装飾部材に横並び状に8つのLEDを配設し、前記RAMが記憶した始動情報の記憶数に応じてLEDを点灯または消灯して、その始動情報の記憶数を表示し得るよう構成される。そして、大当り予告やリーチ予告等の補助的な演出を行なうに際しては、各LEDを規則的あるいはランダムに点灯・点滅を繰り返すようになっている。なお、例えば、RAMが記憶した始動情報の記憶数を表示する場合と補助的な演出を行なわせる場合とにおいて、前記LEDの発光色を異ならせることで、両者を容易に区別し得る旨が開示されている。
特開2002−336478号公報 特開2002−272938号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の始動情報数表示手段では、RAMが記憶した始動情報の記憶数を表示する場合と補助的な演出を行なわせる場合の何れにおいても、前記始動記憶表示体を起立または傾倒するようになっているため、該始動記憶表示体を起立または傾倒した際に、RAMが記憶している始動情報の記憶数が表示されたのか、補助的な演出が行なわれたのかを遊技者が瞬時に区別するのは困難であった。また、前記RAMの始動情報数が増加して前記始動記憶表示体が起立するタイミングと同時には、該始動記憶表示体を起立・傾倒して補助的な演出を行なうことは困難であり、演出形態が制限される欠点がある。同様に、前記始動記憶表示体により補助的な演出を行なっている際に、前記RAMが記憶している始動情報の記憶数が増加した場合も、該始動記憶表示体を起立させるのは困難であり、仮に始動記憶表示体を起立しても、遊技者は補助的な演出と始動情報の記憶数の増加とを区別し得ない問題がある。
一方、前記特許文献2に記載の始動情報数表示手段では、前述したように、RAMが記憶している始動情報の記憶数を表示する場合と補助的な演出を行なわせる場合とにおいて、LEDの発光色を異ならせることで、遊技者は両者を区別することができ、該始動情報数表示手段による演出形態を多様化することが可能である。しかし、RAMが記憶している始動情報の記憶数を表示する場合と補助的な演出を行なう場合の何れの場合においてもLEDを点灯等するため、両者には大きな差異はなく、遊技者に与えるインパクトに欠ける欠点が指摘される。このように、前記始動情報数表示手段に、前記始動情報の記憶数を表示する機能と補助的な演出を行なう機能を持たせても、遊技の興趣を十分に向上し得ないものとなっていた。
そこで、本発明は、始動情報数の表示と遊技演出とを同時に行ない得ると共に、両者を容易に区別し得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、
遊技盤(J)の盤面に打ち出された遊技球が入賞し得る始動入賞具(11)と、前記始動入賞具(11)への遊技球の入賞を検知する入賞検知手段(12)と、前記入賞検知手段(12)による遊技球の入賞を検知して得られる始動情報を逐次記憶する記憶手段(27)と、前記遊技盤(J)の裏側に配設され、該遊技盤(J)に配設された装飾部材(20)の開口部を介して各種図柄を可変表示可能な表示部(22a)が前面側に臨み、前記入賞検知手段(12)による遊技球の入賞検知により、該表示部(22a)に表示された各種図柄を可変させて遊技演出を行なう図柄表示装置(22)と、前記記憶手段(27)(27)が記憶した始動情報の記憶数を表示する始動情報数表示手段(30)とを備えた遊技機において、
前記始動情報数表示手段(30)は、
前記装飾部材(20)に配設され、回転軸に円板状のカム(39)が偏心して取り付けられた駆動手段(38)としての駆動モータ(38)により駆動されて前記表示部(22a)の前側にて動作して該表示部(22a)の一部または全部を覆う可動部材(31)と、
前記可動部材(31)に配設され、前記記憶手段(27)が記憶した始動情報の記憶数に応じて点灯または消灯される所要数の発光体(37)とから構成され
前記可動部材(31)は、
前記装飾部材(20)における開口部(20a)より上方位置に一方の端部が枢支され、該開口部(20a)の上端縁に沿って延在する原位置および該開口部(20a)に臨んで前記図柄表示装置(22)の表示部(22a)の対角線方向に延在する終位置の間で揺動可能な平板状のベース部(32)と、
前記ベース部(32)の前側に取り付けられ、後方に開口する略箱状に形成された透光性のカバー部(35)と、
前記ベース部(32)およびカバー部(35)の間に画成される空間部に配置され、光の照射方向が前記カバー部(35)を指向するよう前記発光体(37)が配設される配線基板(36)と、
前記ベース部(32)における枢支端部側の上端縁に設けられて後方に向けて延出し、前記駆動モータ(38)に取り付けた前記カム(39)の外周面が当接するアーム(33)と、
前記アーム(33)に一端が係止されると共に、他端が前記装飾部材(20)に形成した係止片(20b)に係止されて、前記ベース部(32)を常には前記原位置に向けて引っ張るバネ部材(40)とを備え、
前記駆動モータ(38)の駆動によりカム(39)が回転することで、前記可動部材(31)が原位置と終位置との間で揺動されることを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の別の発明に係る遊技機は、
遊技盤(J)の盤面に打ち出された遊技球が入賞し得る始動入賞具(11)と、前記始動入賞具(11)への遊技球の入賞を検知する入賞検知手段(12)と、前記入賞検知手段(12)による遊技球の入賞を検知して得られる始動情報を逐次記憶する記憶手段(27)と、前記遊技盤(J)の裏側に配設され、該遊技盤(J)に配設された装飾部材(20)の開口部を介して各種図柄を可変表示可能な表示部(22a)が前面側に臨み、前記入賞検知手段(12)による遊技球の入賞検知により、該表示部(22a)に表示された各種図柄を可変させて遊技演出を行なう図柄表示装置(22)と、前記記憶手段(27)(27)が記憶した始動情報の記憶数を表示する始動情報数表示手段(30)とを備えた遊技機において、
前記始動情報数表示手段(30)は、
前記装飾部材(20)に配設され、駆動手段(38)により駆動されて前記表示部(22a)の前側にて動作して該表示部(22a)の一部または全部を覆う可動部材(31)と、
前記可動部材(31)に配設され、前記記憶手段(27)が記憶した始動情報の記憶数に応じて点灯または消灯される所要数の発光体(37)とから構成されて、
前記可動部材(31)は、前記入賞検知手段(12)による入賞検知時の始動情報が遊技者に有利な大当り遊技状態を発生する特定始動情報と一致する場合に、その時点での前記記憶手段(27)が記憶している始動情報の記憶数を上限として、該記憶手段(27)が記憶する始動情報に基づいて遊技演出が行なわれる毎に連続的に動作されるよう構成されたことを特徴とする。
更に、前記入賞検知手段(12)からの入賞検知信号が入力され、該入賞検知信号が入力されることで始動情報を取得すると共に、取得した始動情報に基づいて前記可動部材(31)を揺動させるか否かを決定する予告可否決定手段を有する主制御装置(25)と、
前記主制御装置(25)からの制御信号に基づいて前記図柄表示装置(22)での遊技演出を制御すると共に前記可動部材(31)を駆動する前記駆動手段(38)を制御する表示制御装置(23)と、
前記主制御装置(25)からの制御信号に基づいて前記発光体(37)の点灯および消灯を制御する発光制御装置(29)とを備え、
前記主制御装置(25)は、前記図柄表示装置(22)において遊技演出が行なわれているときに前記入賞検知手段(12)からの入賞検知信号が入力された際は、取得した始動情報を前記記憶手段(27)に一時的に記憶させて、該図柄表示装置(22)での遊技演出が終了した後に、該記憶手段(27)が最先に記憶した始動情報に基づいて前記表示制御装置(23)に対して図柄表示装置(22)で新たに遊技演出を行なわせるための制御信号を送信し、前記予告可否決定手段が可動部材(31)を揺動させるよう決定した場合は該表示制御装置(23)に対して可動部材(31)を揺動させるための制御信号を送信すると共に、前記発光制御装置(29)に対して前記記憶手段(27)が記憶する始動情報の記憶数に関する信号を送信するよう設定され、
前記発光制御装置(29)は、前記記憶手段(27)が記憶する始動情報の記憶数が1つ増加するのに伴い自由端側に位置する発光体(37)から順に点灯させ、該記憶手段(27)が記憶する始動情報に基づいて遊技演出が行なわれて始動情報の記憶数が1つ減少するに伴い枢支端側に位置する発光体(37)から順に消灯させるよう設定されるようにしてもよい。
また、遊技者に有利な大当り遊技状態を発生する特定始動情報を設定し、前記始動情報が該特定始動情報と一致する場合に、前記始動情報数表示手段(30)の可動部材(31)が駆動されるよう構成してもよい。
更に、前記遊技状態として、通常展開される第1の遊技状態と、前記図柄表示装置(22)における遊技演出の結果に応じて発生する大当り遊技状態と、大当り遊技状態を発生させた遊技演出の結果に応じて該大当り遊技状態の終了後に発生し、前記第1の遊技状態に比して遊技者に有利な第2の遊技状態とが設定されて、大当り遊技状態および第2の遊技状態の少なくとも一方の遊技状態にある場合に、前記始動情報数表示手段(30)の可動部材(31)が動作されるよう構成することも可能である。
本発明の請求項1に係る遊技機によれば、駆動手段により作動されて補助的な演出を行ない得る可動部材に、記憶手段が記憶する始動情報の記憶数に応じて点灯または消灯される発光体を設けて、始動情報数表示手段を構成したから、可動部材の動作時に記憶手段が記憶する始動情報の記憶数が増加した場合でも、確実に発光体を点灯して始動情報の記憶数を表示することが可能である。また、記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を発光により表示すると共に、可動部材を動作して補助的な演出を行なうことで、遊技者が始動情報の記憶数の増減と補助的な演出とを誤認することはない。更に、可動部材が動作した際に、遊技者の関心が大きい記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を表示した発光体が移動することで、可動部材の動作を遊技者に確実に認識させ得ると共に、遊技者に与えるインパクトが増大し、遊技の興趣を向上することができる。更にまた、遊技者の関心が最も高い図柄表示装置の表示部の前側にて可動部材(始動情報数表示手段)が動作するようにしたから、遊技者に強いインパクトを与えることができ、遊技の興趣をより一層増大し得る。
そして、請求項に係る遊技機によれば、遊技者の関心が大きい記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を表示する発光体を設けた可動部材を、遊技者に有利な遊技状態が発生する、所謂大当り予告に際し動作するようにしたことで、遊技演出に対する期待感を高め、遊技の興趣を増大させることが可能である。また、記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を表示する手段と、大当り予告を行なう手段とを夫々異なる手段で行なうようにしたから、同一の手段で行なう場合に較べて、遊技者に両者を容易に区別させることができる。更に、請求項に係る遊技機によれば、通常の遊技状態である第1の遊技状態と異なる大当り遊技状態または第2の遊技状態の場合に、前記可動部材が動作するようにしたから、遊技者に現在の遊技状態を確実に報知することが可能である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、遊技機としては、一般的なパチンコ機を例にして説明する。なお、以下の説明において、前・後、左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機Pを前側から見た状態において指称するものとする。
(パチンコ機について)
実施例に係るパチンコ機の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機Pは、外枠Aの開口前面側に対して中枠Bが、連結支持手段Nおよび施錠手段Sを利用して着脱および開放可能に組み付けられている。そして、前記中枠Bには、所要の遊技領域Iを構成した遊技盤J(図2参照)が着脱交換可能に取り付けられると共に、該中枠Bの前面側に、遊技盤Jを透視保護するガラス板Dを組み付けた前枠Cと、パチンコ球(遊技球)を貯留する上球皿Eとが横開き形態で開閉可能に組み付け整合される。また、中枠Bにおける上球皿Eの配設位置より下部前面側に下球皿Fおよび打球発射装置Hにおける打球操作部等が配設され、更に中枠Bの裏側に各種の球経路および球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)がセットされる。なお、前記機構セット盤には、パチンコ機Pの全体を制御する主制御装置25が配設されており、該主制御装置25からの制御信号に基づいて、後述する表示制御装置23や発光制御装置29(図9参照)、その他の各制御装置(図示せず)が対応の部材を夫々制御するよう構成されている。
(遊技盤について)
前記遊技盤Jは、図2に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により遊技領域Iが画成されると共に、該遊技領域Iの縦央やや上部に開設した取付孔(図示せず)に大型の装飾部材20が臨んでいる。また、前記遊技領域Iにおける前記装飾部材20の下部には、パチンコ球が通入可能な始動入賞具11が配設され、該始動入賞具11の下部には、大型の入賞装置Mが配設されている。更に、前記遊技領域Iの所要位置には、パチンコ球の流下方向を任意に変更する釘や案内車13,13が設けられると共に、前記発光制御装置29からの制御信号に基づいて、図柄表示装置22での遊技演出に応じて照射パターンを変更して発光演出を行なう電飾装置18,18が配設されている。また、前記遊技盤Jの裏側には、複数の図柄を可変表示して所要の遊技演出を行なう図柄表示装置22が取り付けられており、前記装飾部材20に形成した開口部20aを介して図柄表示装置22の表示部22aが遊技盤Jの前面側に露出するようになっている。なお、前記入賞装置Mは、パチンコ球の通入により多数のパチンコ球が払い出される特別入賞具16と、該特別入賞具16に対設した扉状の開閉板17とから基本的に構成されて、図示しない電磁ソレノイドにより常には特別入賞具16を開閉板17で閉成している。
(図柄表示装置について)
図2〜図4に示すように、実施例のパチンコ機Pに搭載される図柄表示装置22は、前記表示制御装置23からの制御信号に基づいて、前記表示部22aで図柄を停止または可変表示する図柄組み合わせゲームを行なうよう構成される。なお、前記図柄表示装置22には、前記表示部22aに図柄を停止および可変表示し得る3つの表示領域(図示せず)が横並び状に設けられると共に、各表示領域に表示可能な図柄として、「0」〜「9」の10種類の数字を設定してある。そして、左右に位置する表示領域に同一の図柄が停止表示されると共に、真中に位置する表示領域で図柄が可変表示されている場合には、リーチが発生し(例えば、「0,可変表示,0」や「7,可変表示,7」等)、図柄表示装置22での遊技演出の結果として、真中の表示領域に同一の図柄が停止表示されて全ての図柄が揃った場合(例えば、「0,0,0」や「7,7,7」等)に、遊技者に有利な大当り遊技状態が発生するようになっている。すなわち、前記大当り遊技状態が発生すると、前記入賞装置Mの開閉板17が閉成状態から開放状態に変位されて、遊技者は多数のパチンコ球を得られるようになる。
ここで、前記各表示領域に表示し得る図柄の内、「1」,「3」,「5」,「7」,「9」の図柄は、これらの数字が揃って発生した大当り遊技状態の終了後の遊技状態を、次回に大当り遊技状態が発生するまで大当り遊技状態が発生し易く設定された、遊技者に有利な所謂確変状態(第2の遊技状態)に移行する特定図柄(所謂、確変図柄)として設定され、各表示領域に表示し得る図柄の内、「0」,「2」,「4」,「6」,「8」の図柄は、これらの図柄が揃って発生した大当り遊技状態の終了後の遊技状態を、確変状態に較べて大当り遊技状態の発生し難い通常遊技状態(第1の遊技状態)に移行する通常図柄として設定される。また、実施例のパチンコ機Pでは、前記通常図柄が揃って発生した大当り遊技状態が終了した場合に、前記図柄表示装置22の表示部22aで所定回数(例えば100回)だけ図柄を可変表示するまでの間は、後述する開閉部材11a,11aを前記通常遊技状態に比して遊技者に有利に動作させる所謂時間短縮状態(第2の遊技状態)に移行するよう設定されている。すなわち、パチンコ機Pには、主として展開される通常状態、特定図柄または通常図柄が揃って発生する大当り遊技状態、特定図柄が揃って発生した大当り遊技状態の終了後に展開される確変状態、および通常図柄が揃って発生した大当り遊技状態の終了後に展開される時間短縮状態が設定されている。なお、確変状態時に通常図柄が揃って大当り遊技状態が発生した場合にのみ、該大当り遊技状態の終了後に時間短縮状態に移行するよう設定することも可能である。また、特定図柄および通常図柄は、これらの図柄に限らず、任意の数字や文字、その他絵柄等を使用することもでき、またその数も10個に限られるものではない。
(始動入賞具について)
前記始動入賞具11は、パチンコ球が通入(入賞)し得る入賞口(図示せず)と、該入賞口を挟む左右両側に下端部側を回動自在に枢支した一対の開閉部材11a,11aと、両開閉部材11a,11aをその上端部が離間する方向に揺動(開放)させるソレノイド(図示せず)と、入賞口へのパチンコ球の通入を検出し得る入賞スイッチ(入賞検知手段)12とから基本的に構成される。なお、前記開閉部材11a,11aは、その上端部が常には前記入賞口と略同等の間隔だけ離間した状態で保持されて、前記遊技盤Jの盤面に打ち出されたパチンコ球は、基本的に両開閉部材11a,11aの上端部の間隙から入賞口に入賞するようになっている。また、遊技盤Jの盤面に打ち出されたパチンコ球が、遊技盤Jの所要位置に設けたゲート14(図2参照)を通過した際に、所定の設定条件に基づいて前記開閉部材11a,11aを開放するか否かを決定するよう設定されており、該開閉部材11a,11aを開放することで、パチンコ球を入賞口により広い範囲から受け入れ得るようになっている。そして、前記入賞口へのパチンコ球の入賞を前記入賞スイッチ12が検出すると、前記主制御装置25に対し入賞検出信号を送信するよう構成してある(図9参照)。
ここで、前記主制御装置25は、前記入賞スイッチ12から入賞検出信号を受信すると、図9に示すROM26に予め設定した多数の大当り判定用乱数からCPU28により1つの乱数を抽出すると共に、このCPU28が抽出した乱数(始動情報、以下抽出乱数という)に基づいて前記表示制御装置23および発光制御装置29を含む各制御装置に制御信号を送信して、前記図柄表示装置22や電飾装置18,18等において所要の遊技演出を行なわせるよう設定されている。また、前記主制御装置25のROM26には、前記大当り遊技状態を発生させる大当り判定値(特定始動情報)が設定されており、前記図柄表示装置22での図柄組み合わせゲームの開始直前に前記CPU28が前記抽出乱数と大当り判定値とを比較して、両者が一致する場合に、前記図柄表示装置22での遊技演出の結果、前記表示部22aに同一の図柄を3つ停止表示して前記大当り遊技状態が発生するようになっている。なお、前記主制御装置25は、後述する可動部材31を揺動させるか否かを決定する予告可否決定手段(図示せず)を備えており、前記抽出乱数と大当り判定値とを比較した直後に、該予告可否決定手段で決定するよう構成される。そして、前記予告可否決定手段により前記可動部材31を揺動させるよう決定された場合には、前記主制御装置25は、前記表示制御装置23に可動部材31を揺動させるための制御信号を送信するようになっている。
また、前記図柄表示装置22において遊技演出が行なわれているときに、前記始動入賞具11の入賞口にパチンコ球が入賞し、前記入賞スイッチ12からの入賞検出信号を前記主制御装置25が受信した際には、該主制御装置25が抽出した抽出乱数をRAM(記憶手段)27に一時的に記憶(所謂保留)するよう構成されている。そして、前記図柄表示装置22での遊技演出が終了した後に、前記RAM27が最先に記憶した抽出乱数に基づいて主制御装置25が前記表示制御装置23および発光制御装置29を含む各制御装置に制御信号を送信し、前記図柄表示装置22や電飾装置18,18等に新たに遊技演出を行なわせるようになっている。なお、前記RAM27には、前記抽出乱数を4つまで逐次記憶し得るよう構成されると共に、前記主制御装置25は、該RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数に関する信号を前記発光制御装置29に送信するようになっている。ちなみに、前記RAM27が記憶していた抽出乱数に基づいて遊技演出を行なった場合に、該RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数は1つ減少される。
(始動情報数表示手段について)
図2〜図4に示すように、前記装飾部材20における前記可視表示部22aの上方位置には、前記RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数を表示し得る始動情報数表示手段30が配置されている。前記始動情報数表示手段30は、図5に示すように、前記装飾部材20の前面側に揺動自在に枢支された可動部材31と、前記発光制御装置29からの制御信号に基づいて点灯または消灯可能なLED(発光体)37,37,37,37と、装飾部材20の裏側に配設されて、前記表示制御装置23からの制御に基づいて可動部材31を作動する駆動モータ(駆動手段)38と、当該可動部材31の原位置を検出する原位置検出手段41とから基本的に構成されている。なお、図3に示すように、前記可動部材31は、前記装飾部材20の外周壁部20cに囲繞されており、前記遊技盤Jの遊技領域Iに打ち出されたパチンコ球が、該可動部材31の停止時および揺動時(動作時)に接触しないようになっている。また、前記駆動モータ38は、回転角度を制御可能なステッピングモータが採用され、前記表示制御装置23からの制御信号に基づいて所定角度だけ回転し得るよう構成されると共に、該駆動モータ38の回転軸38aに、円板状のカム39を偏心して取り付けてある。
前記可動部材31は、図5に示すように、後面を構成する平板状のベース部32と、該ベース部32の前側に取り付けられて前面を構成し、後方に開口する略箱状に形成された透光性のカバー部35と、ベース部32およびカバー部35の間に画成される空間部に配置されて、光の照射方向がカバー部35を指向するよう前記各LED37を配設した配線基板36とから構成される。ここで、前記可動部材31は、前記ベース部32とカバー部35の右端部に穿設した軸孔32a,35a(図5参照)に、前記装飾部材20に設けた軸部21(図6参照)を挿通することにより該装飾部材20に枢支されて、可動部材31が前記開口部20aの上端縁に沿って延在する原位置(図4または図6に実線で示す)、および可動部材31が前記表示部22aの前側に向けて移動した際の表示部22aの対角線方向に延在する終位置(図4または図6に2点鎖線で示す)の間を揺動し得るようになっている。なお、前記可動部材31の枢支部位は、前記装飾部材20で被覆されて、前側から直接見えないよう構成してある。すなわち、前記可動部材31(始動情報数表示手段30)が前記終位置に揺動した際に、該可動部材31の略全体で前記表示部22aの一部を覆うようになっており、該表示部22aの前側で所要の動作を行ない得るよう構成される。
そして、前記LED37,37,37,37は、前記配線基板36の長手方向に沿って所定間隔毎に4つ配設されており、前記RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数が1つ増加するのに伴い左側に位置するLED37から順に点灯し、該RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数が1つ減少するに伴い右側に位置するLED37から順に消灯するよう設定されている。すなわち、前記RAM27が4つの抽出乱数を記憶した場合には全てのLED37,37,37,37が点灯し、該RAM27が抽出乱数を記憶していない場合には全てのLED37,37,37,37が消灯するようになっている。
また、図5または図6に示すように、前記ベース部32の右側上端縁における前記軸孔32aの穿設位置より左側には、後方に向けて延出すると共に左端部に爪部33aを形成したアーム33が設けられている。ここで、前記爪部33aには、一方の端部を前記装飾部材20に形成した係止片20b(図7または図8参照)に係止したバネ部材40の他方の端部が係止され、該可動部材31を常には上方(前記原位置)に向けて引っ張るようになっている。このとき、前記アーム33の上面に前記駆動モータ38に取り付けた前記カム39の外周面が当接している。なお、前記可動部材31が、前記原位置にある場合には、前記カム39の外周面とアーム33とが当接する当接部位から該モータの回転軸38aまでの距離寸法が最も小さくなるよう設定してある(図6または図7参照)。すなわち、前記可動部材31が原位置にある状態で前記駆動モータ38(カム39)を回転させると、前記アーム33とカム39との当接部位から該モータ38の回転軸38aまでの距離寸法が大きくなり、これに伴い前記バネ部材40の弾性力に抗して可動部材31が下方に押し下げられて前記終位置に変位する(図6または図8参照)。そして、前記アーム33とカム39との当接部位から回転軸38aまでの距離寸法が小さくなるに伴い、バネ部材40の弾性力により上方に引っ張られて可動部材31が原位置に変位するようになっている。
一方、前記ベース部32の裏側における前記軸孔32aの穿設位置より右側には、後方に向けて位置検出片34が突設されており、該位置検出片34の後方に前記原位置検出手段41が配置されている。ここで、前記原位置検出手段41は、図5または図7〜図9に示すように、凹形の本体の対向位置に発光部42と受光部43を備えた光学式センサであって、前記可動部材31が前記原位置にある場合に、前記位置検出片34が発光部42と受光部43との間に位置して検出(ON)状態とされ(図7参照)、この検出信号を前記表示制御装置23に出力するよう構成されている。すなわち、前記表示制御装置23は、前記原位置検出手段41からの検出信号に基づいて前記可動部材31の原位置を認識し、前記駆動モータ38を駆動制御して、該可動部材31に所要の動作を行なわせるようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るパチンコ機Pの作用につき説明する。
前記上球皿Eにパチンコ球を貯留した状態で遊技者が前記打球発射装置Hを操作すると、該上球皿Eに貯留したパチンコ球が1球ずつ遊技盤Jの遊技領域Iに打ち出され、前記案内車13,13等により流下方向を変えられつつ遊技盤Jの盤面上を流下する。このとき、前記始動入賞具11の入賞口にパチンコ球が入賞すると、前記入賞スイッチ12が入賞検出信号を前記主制御装置25へ送信し、該主制御装置25のCPU28は多数の大当り判定用乱数から一つの乱数を抽出する。そして、前記主制御装置25は、この抽出乱数に基づいて前記表示制御装置23や前記発光制御装置29等の各制御装置に制御信号を送信し、該表示制御装置23は受信した制御信号に基づいて前記図柄表示装置22において図柄を可変表示すると共に、前記発光制御装置29は前記電飾装置18,18を発光して、所要の遊技演出が行なわれる。このとき、遊技者は、前記抽出乱数と大当り判定値とが一致するか否か、すなわち大当り遊技状態が発生するか否かを知り得ないから、大当り遊技状態が発生する期待感を持って遊技を楽しむことができる。更に、駆動モータ38により揺動し得る可動部材31を設けたから、前記図柄表示装置22での遊技演出に合わせて該可動部材31を揺動することにより、遊技の面白みをより増大させることができる。
また、前記図柄表示装置22において遊技演出が行なわれているときに前記始動入賞具11に別のパチンコ球が入賞すると、前記主制御装置25は、抽出乱数を一時的にRAM27に記憶すると共に、前記始動情報数表示手段30の配線基板36に設けた左側のLED37が点灯して遊技者に報知するようになっているから、該RAM27が抽出乱数を記憶しているか否かを遊技者に正確に報知することができる。また、前記RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数に応じて、前記各LED37を点灯または消灯するよう構成したから、遊技者はRAM27が記憶する抽出乱数の記憶数を正確に把握し得る。すなわち、遊技者は、その時点で大当り遊技状態が発生するチャンスが何回あるのか知ることができるから、大当り遊技状態が発生する期待感を持って遊技を楽しむことができると共に、前記始動情報数表示手段30(LED37の発光)に対する遊技者の注目度が高められる。
ここで、前記RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数を表示する前記各LED37を、駆動モータ38の駆動により揺動される前記可動部材31に配設したことで、該可動部材31が揺動するに伴い各LED37も移動する。このように、遊技者の注目度が高い前記LED37を移動させることで、可動部材31の動作を遊技者に確実に認識させ得ると共に、遊技者に与えるインパクトが増大でき、遊技の興趣を向上し得る。また、前記RAM27が記憶している抽出乱数の記憶数に応じてLED37,37,37,37を点灯または消灯するようにしたから、前記可動部材31の動作時に前記始動入賞具11にパチンコ球が通入し、RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数が増加した場合でも、該LED37を点灯することで抽出乱数の記憶数を確実に遊技者に報知することが可能である。すなわち、前記可動部材31の動作による演出と、RAM27が記憶する抽出乱数の記憶数とを遊技者に明確に区別させることができるから、抽出乱数の記憶数の増減と補助的な演出とを遊技者が誤認することはない。また、遊技者の関心が最も高い図柄表示装置22の表示部22aの前側に、前記可動部材31(始動情報数表示手段30)が現れるようにしたことで、遊技者に強いインパクトを与えることができ、遊技の興趣をより一層増大することができる。
ここで、前記可動部材31を動作するタイミングとして、前記主制御装置25のCPU28が前記大当り判定値と一致する大当り判定用乱数を抽出した場合、すなわち遊技者に有利な大当り遊技状態を発生させる場合に、該主制御装置25に設けた予告可否決定手段により前記可動部材31を動作させるか否かを決定するよう構成してある。従って、前記図柄表示装置22の可変表示開始から図柄組み合わせゲームの結果が表示されるまでの間の任意のタイミングで、前記可動部材31を動作し、該可動部材31を所謂大当り予告として動作させることが可能である。このように、前記可動部材31を大当り予告として動作させることで、該可動部材31の動作に対する遊技者の期待感を高め、遊技の興趣を増大させることが可能である。この場合にも、前記RAM27が記憶する抽出乱数を表示する手段(LED37)と、大当り予告を行なう手段(可動部材31)とを夫々異なる手段で行なうことで、同一の手段で行なう場合に較べ、遊技者に両者を容易に区別させることができる。
また、前記装飾部材20の内側に前記始動情報数表示手段30を配設し、前記遊技盤Jの盤面に打ち出されたパチンコ球と、該始動情報数表示手段30とが接触しないよう構成したから、前記可動部材31の動作によりパチンコ球の流下経路が変更される等の不都合が生ずることはなく、遊技者は安心して遊技を行なうことができる。更に、遊技者の関心が高い図柄表示装置22に近接して始動情報数表示手段30を配置してあるから、前記可動部材31の動作や、前記LED37の点灯または消灯を遊技者に認識させ易くなる。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく種々の変更が可能である。例えば、実施例では、記憶手段(RAM)が記憶可能な始動情報(抽出乱数)の記憶数を4つに設定したが、1〜3つや5つ以上に設定することができる。この場合には、前記記憶手段が記憶し得る始動情報の記憶数に対応する数だけ、前記始動情報数表示手段に発光体を設け、始動情報の記憶数に応じて発光体を点灯または消灯し得るようにすればよい。また、前記記憶手段が記憶する始動情報の記憶数が1つ増加するのに伴い左側に位置する発光体から順に点灯し、該記憶手段が記憶する始動情報の記憶数が1つ減少するに伴い右側に位置する発光体から順に消灯するよう設定したが、該発光体の前側に数字を表示した透光性部材を配置し、記憶手段が記憶する始動情報の記憶数に対応する数字を照明するようにしてもよい。更に、前記発光体として7セグメントLEDを利用し、前記記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を数字として直接的に表示し得るようにしてもよい。
また、実施例では補助的な演出を行なう可動部材を揺動させるよう構成したが、これに限られるものではなく、スライド移動や回転するよう構成することもできる。なお、前記可動部材を動作した際に、該可動部材の略全体で前記図柄表示装置の表示部の一部を覆うようにしたが、可動部材または表示部の大きさの変更、もしくは可動部材の可動範囲の変更により、該可動部材を該表示部に向けて動作した際に、可動部材の略全体で表示部の全部を覆うよう構成することもでき、また可動部材の一部で表示部の一部または全部を覆うよう構成することも可能である。
更に、前記可動部材を動作させるタイミングは実施例に示した大当り予告に限られず、例えば、入賞検知時の始動情報が特定始動情報と一致する場合に、その時点での前記記憶手段が記憶している始動情報の記憶数を上限として、始動情報を消化する毎に連続的に可動部材を動作させる、所謂連続予告として動作するよう設定したり、リーチ演出を行なわせるに際して可動部材を動作させる、所謂リーチ予告として動作するよう設定することもできる。また、通常の遊技状態である第1の遊技状態とは異なる大当り遊技状態や第2の遊技状態(確変状態あるいは時間短縮状態)の場合に、前記可動部材が動作するよう設定することも可能で、この場合には遊技者に現在の遊技状態を確実に報知することができる。
そして、前記記憶手段が記憶する始動情報の記憶数を表示する発光体を、全て可動部材に配設するようにしたが、該発光体の一部を可動部材に配設し、その他を例えば装飾部材に固定的に配設するようにしてもよい。また、前記始動情報数表示手段を構成する可動部材は、実施例のように一つに限られるものではなく、複数の可動部材で構成することもでき、例えば4つの可動部材を設け、各可動部材に発光体を配設することも可能である。なお、前記可動部材を動作させる機構としては、実施例の構成に限られるものではなく、従来公知の各種機構を採用し得ると共に、可動部材を動作させる駆動手段に関しても、実施例のようにステッピングモータに限られるものではなく、ソレノイドやその他従来公知の各種駆動手段を採用し得る。
また、実施例では前記始動情報数表示手段を前記装飾部材に配設するようにしたが、該装飾部材とは離間して配設するようにしてもよく、遊技者から視認し得る位置であれば遊技盤における任意の位置に配置することが可能である。なお、遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機等であってもよく、記憶手段が記憶した始動情報の記憶数を表示する始動情報数表示手段を備えた遊技機であれば何れのものであっても採用し得る。
〔付記〕
なお、本発明の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(1) 請求項1〜5の何れかに記載の遊技機に関しては、前記始動情報数表示手段を、前記遊技盤の盤面に打ち出された遊技球と接触しない位置に配設して、前記可動部材の停止時および動作時に、該可動部材に遊技球が接触しないようにする。
このように、前記遊技盤の盤面に打ち出された遊技球と、前記始動情報数表示手段とが接触しないようにすることで、前記可動部材の動作により遊技球の流下経路を変更することはないから、遊技に支障を来たすことはなく、遊技者は安心して遊技を行なうことができる。
(2) 請求項1〜5の何れかに記載の遊技機および前記(1)に記載の遊技機に関しては、前記始動情報数表示手段を、前記図柄表示装置に近接して配置する。
この構成によれば、遊技者の関心が高い図柄表示装置に近接して始動情報数表示手段を配置することができ、前記可動部材の動作を遊技者に認識させ易くなる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る装飾部材を示す斜視図である。 実施例に係る装飾部材を示す正面図である。 実施例に係る始動情報数表示手段を分解して示す斜視図である。 実施例に係る始動情報数表示手段を示す正面図であって、実線は可動部材が原位置にある状態を示し、2点鎖線は可動部材が終位置にある状態を示す。 実施例に係る始動情報数表示手段の可動部材が原位置にある状態を示す斜視図である。 実施例に係る始動情報数表示手段の可動部材が終位置にある状態を示す斜視図である。 実施例に係る始動入賞具、主制御装置、表示制御装置および発光制御装置の関係を示すブロック図である。
符号の説明
11 始動入賞具
12 入賞スイッチ(入賞検知手段)
20 装飾部材
20a 開口部
20b 係止片
22 図柄表示装置
22a 表示部
23 表示制御装置
25 主制御装置
27 RAM(記憶手段)
29 発光制御装置
30 始動情報数表示手段
31 可動部材
32 ベース部
33 アーム
35 カバー部
36 配線基板
37 LED(発光体)
38 駆動モータ(駆動手段)
39 カム
40 バネ部材
J 遊技盤

Claims (5)

  1. 遊技盤の盤面に打ち出された遊技球が入賞し得る始動入賞具と、前記始動入賞具への遊技球の入賞を検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段による遊技球の入賞を検知して得られる始動情報を逐次記憶する記憶手段と、前記遊技盤の裏側に配設され、該遊技盤に配設された装飾部材の開口部を介して各種図柄を可変表示可能な表示部が前面側に臨み、前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知により、該表示部に表示された各種図柄を可変させて遊技演出を行なう図柄表示装置と、前記記憶手段が記憶した始動情報の記憶数を表示する始動情報数表示手段とを備えた遊技機において、
    前記始動情報数表示手段は、
    前記装飾部材に配設され、回転軸に円板状のカムが偏心して取り付けられた駆動手段としての駆動モータにより駆動されて前記表示部の前側にて動作して該表示部の一部または全部を覆う可動部材と、
    前記可動部材に配設され、前記記憶手段が記憶した始動情報の記憶数に応じて点灯または消灯される所要数の発光体とから構成され、
    前記可動部材は、
    前記装飾部材における開口部より上方位置に一方の端部が枢支され、該開口部の上端縁に沿って延在する原位置および該開口部に臨んで前記図柄表示装置の表示部の対角線方向に延在する終位置の間で揺動可能な平板状のベース部と、
    前記ベース部の前側に取り付けられ、後方に開口する略箱状に形成された透光性のカバー部と、
    前記ベース部およびカバー部の間に画成される空間部に配置され、光の照射方向が前記カバー部を指向するようベース部の長手方向に沿って前記発光体が配設される配線基板と、
    前記ベース部における枢支端部側の上端縁に設けられて後方に向けて延出し、前記駆動モータに取り付けた前記カムの外周面が当接するアームと、
    前記アームに一端が係止されると共に、他端が前記装飾部材に形成した係止片に係止されて、前記ベース部を常には前記原位置に向けて引っ張るバネ部材とを備え、
    前記駆動モータの駆動によりカムが回転することで、前記可動部材が原位置と終位置との間で揺動される
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技盤の盤面に打ち出された遊技球が入賞し得る始動入賞具と、前記始動入賞具への遊技球の入賞を検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段による遊技球の入賞を検知して得られる始動情報を逐次記憶する記憶手段と、前記遊技盤の裏側に配設され、該遊技盤に配設された装飾部材の開口部を介して各種図柄を可変表示可能な表示部が前面側に臨み、前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知により、該表示部に表示された各種図柄を可変させて遊技演出を行なう図柄表示装置と、前記記憶手段が記憶した始動情報の記憶数を表示する始動情報数表示手段とを備えた遊技機において、
    前記始動情報数表示手段は、
    前記装飾部材に配設され、駆動手段により駆動されて前記表示部の前側にて動作して該表示部の一部または全部を覆う可動部材と、
    前記可動部材に配設され、前記記憶手段が記憶した始動情報の記憶数に応じて点灯または消灯される所要数の発光体とから構成されて、
    前記可動部材は、前記入賞検知手段による入賞検知時の始動情報が遊技者に有利な大当り遊技状態を発生する特定始動情報と一致する場合に、その時点での前記記憶手段が記憶している始動情報の記憶数を上限として、該記憶手段が記憶する始動情報に基づいて遊技演出が行なわれる毎に連続的に動作されるよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記入賞検知手段からの入賞検知信号が入力され、該入賞検知信号が入力されることで始動情報を取得すると共に、取得した始動情報に基づいて前記可動部材を揺動させるか否かを決定する予告可否決定手段を有する主制御装置と、
    前記主制御装置からの制御信号に基づいて前記図柄表示装置での遊技演出を制御すると共に前記可動部材を駆動する前記駆動手段を制御する表示制御装置と、
    前記主制御装置からの制御信号に基づいて前記発光体の点灯および消灯を制御する発光制御装置とを備え、
    前記主制御装置は、前記図柄表示装置において遊技演出が行なわれているときに前記入賞検知手段からの入賞検知信号が入力された際は、取得した始動情報を前記記憶手段に一時的に記憶させて、該図柄表示装置での遊技演出が終了した後に、該記憶手段が最先に記憶した始動情報に基づいて前記表示制御装置に対して図柄表示装置で新たに遊技演出を行なわせるための制御信号を送信し、前記予告可否決定手段が可動部材を揺動させるよう決定した場合は該表示制御装置に対して可動部材を揺動させるための制御信号を送信すると共に、前記発光制御装置に対して前記記憶手段が記憶する始動情報の記憶数に関する信号を送信するよう設定され、
    前記発光制御装置は、前記記憶手段が記憶する始動情報の記憶数が1つ増加するのに伴い自由端側に位置する発光体から順に点灯させ、該記憶手段が記憶する始動情報に基づいて遊技演出が行なわれて始動情報の記憶数が1つ減少するに伴い枢支端側に位置する発光体から順に消灯させるよう設定される請求項1または2記載の遊技機。
  4. 遊技者に有利な大当り遊技状態を発生する特定始動情報を設定し、前記始動情報が該特定始動情報と一致する場合に、前記始動情報数表示手段の可動部材が動作されるよう構成した請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 遊技状態として、通常展開される第1の遊技状態と、前記図柄表示装置における遊技演出の結果に応じて発生する大当り遊技状態と、大当り遊技状態を発生させた遊技演出の結果に応じて該大当り遊技状態の終了後に発生し、前記第1の遊技状態に比して遊技者に有利な第2の遊技状態とが設定されて、大当り遊技状態および第2の遊技状態の少なくとも一方の遊技状態にある場合に、前記始動情報数表示手段の可動部材が動作されるよう構成した請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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