JP5332786B2 - モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置(EPS)等に用いられるモータ制御装置において、そのモータ制御信号に基づきモータに対する駆動電力の供給を実行する駆動回路(PWMインバータ)は、通常、直列接続された一対のスイッチング素子(スイッチングアーム)を各相に対応して並列に接続することにより形成される。そして、このようなモータ制御装置には、その駆動回路を構成する各スイッチングアームの低電位側(接地側)に電流センサが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
即ち、EPSのような円滑なモータ回転と高い静粛性が要求される用途では、正弦波通電によりモータに対する駆動電力の供給を行なうのが一般的であるが、その実行には、各相電流値のフィードバックが不可欠である。このため、その駆動電力の出力部となる駆動回路に、各相の電流検出を行なうための各電流センサを設けているのである。
さて、このようなモータ制御装置において、その駆動回路の低電位側(接地側)に設けられた各電流センサによる各相電流値の検出は、駆動回路を構成する低電位側(下段)のスイッチング素子が全てオンとなるタイミングで行なわれる。
具体的には、図9に示すように、モータ制御信号の生成は、通常、電流フィードバック制御の実行により演算される各相のDUTY指示値(Du,Dv,Dw)と三角波(δ1,δ2)との比較に基づき行なわれる。尚、この例では、駆動回路を構成する各スイッチング素子のオン/オフ時、各スイッチングアームにおける高電位側(上段)のスイッチング素子と低電位側(下段)のスイッチング素子との間の短絡(アーム短絡)を防止するデッドタイムを設定するために、上下方向にシフトされた二つの三角波δ1,δ2(δ1>δ2)が用いられている。
即ち、三角波δ1の値よりも各DUTY指示値Du,Dv,Dwの方が高い場合には、当該相に対応する高電位側(上段)のスイッチング素子をオンとするモータ制御信号が生成され、三角波δ2の値よりもDUTY指示値Du,Dv,Dwの方が低い場合には、当該相に対応する低電位側(下段)のスイッチング素子をオンとするモータ制御信号が生成される。そして、各相電流値の検出は、そのモータ制御信号の生成に用いられる三角波δ1,δ2が「山」となるタイミングで行なわれる。
しかし、上記のように「低電位側のスイッチング素子が全てオンとなるタイミングで電流検出を行なう」とはいえ、実際には、電流検出にもある程度の時間を要する。従って、各DUTY指示値Du,Dv,Dwの増大時には、当該相に対応する低電位側のスイッチング素子のオン時間t0がその相電流値の検出時間tsよりも短くなり、当該相の電流検出ができない場合が生ずる。
そのため、従来は、その相電流値の検出時間tsを考慮して(例えば、当該検出時間tsにマージンとして上記アーム短絡を防止すべく両スイッチング素子をオフとする上記デッドタイムtdを加えた時間)、各相のDUTY指示値Du,Dv,Dwに上限値Dmaxが設定されていた。
特開2009−1055号公報
しかしながら、このようにDUTY指示値Du,Dv,Dwに上限値Dmaxを設定することで、当然ながら、その電圧利用率は低下することになる。例えば、相電流値の検出時間tsを約4μ秒、Duty換算で約8%とし、上記デッドタイムtdを約1μ秒、Duty換算で約2%とすると、上限値Dmaxは約90%(100%−8%−2%=90%)となる。即ち、本来の出力性能を十分に活かしきれないという問題があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、高精度の電流検出を担保しつつ電圧利用率の改善を図ることのできるモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータ制御信号を出力する制御信号出力手段と、前記モータ制御信号に基づいて三相の駆動電力を出力する駆動回路とを備え、前記駆動回路は、前記モータ制御信号に基づきオン/オフする一対のスイッチング素子を直列に接続してなるスイッチングアームを各相に対応して並列に接続することにより形成されるとともに、各スイッチングアームの低電位側には、該各スイッチングアームに対応する各相の相電流値を検出するための電流センサが設けられ、前記制御信号出力手段は、前記各スイッチングアームにおける低電位側のスイッチング素子の全てがオンとなるタイミングで検出される各相の相電流値に基づき前記モータ制御信号を生成するモータ制御装置において、前記制御信号出力手段は、所定の検出周期で更新される前記相電流値に基づいて複数回の前記モータ制御信号の出力を実行するものであって、前記各低電位側のスイッチング素子の何れかのオン時間が前記相電流値の検出時間よりも短くなる場合には、前記相電流値の検出タイミングに対応する前記スイッチング素子のオン時間を延長して該相電流値の検出を可能とするとともに、その延長した分の時間を非電流検出タイミングに対応する前記オン時間に振り分けて該オン時間を短縮するような前記モータ制御信号の出力を実行すること、を要旨とする。
上記構成によれば、その出力電圧の増大により電流検出不能相が生ずる領域においても、全相について、その相電流値の検出が可能になる。また、所定の検出周期(T3)で更新される相電流値に基づき複数回のモータ制御信号出力(出力周期T1)を実行するモータ制御の一周期(T2)の間において、その相に対応する低電位側スイッチング素子の各オン時間の合計値を調整前の値と等しく保つことで、モータの円滑な回転を確保することができる。これにより、全相(U,V,W)において相電流値の検出時間を確保するために設定される出力電圧制限を廃しても高精度の電流検出を担保することができる。その結果、その電圧利用率を向上させることができるようになる。
請求項2に記載の発明は、前記制御信号出力手段は、検出される各相の相電流値に基づく電流フィードバック制御の実行により各相の電圧指令値を演算し、該各電圧指令値に対応するDUTY指示値と三角波との比較に基づいて前記モータ制御信号を生成するとともに、前記DUTY指示値が更新される一周期の間に、該DUTY指示値に基づく複数回の前記モータ制御信号の出力を実行するものであって、前記各低電位側のスイッチング素子の何れかのオン時間が前記相電流値の検出時間よりも短くなる場合には、前記DUTY指示値に基づいて、前記複数回のモータ制御信号出力のそれぞれに対応する複数の新たなDUTY指示値を生成すること、を要旨とする。
即ち、電流検出タイミングに対応する新たなDUTY指示値については、当該相についての電流検出が可能な上記オン時間を確保する値とし、その本来のDUTY指示値との差分を非電流検出タイミングに振り分ける。これにより、DUTY指示値の更新周期におけるPWM出力に用いられる新たなDUTY指示値に示されるDUTY比の平均は、これら新たなDUTY指示値の基礎となった本来のDUTY指示値と等しくなる。従って、上記構成によれば、簡素な構成にて、モータの円滑な回転を担保しつつ、その電圧利用率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を備えた電動パワーステアリング装置であること、を要旨とする。
上記構成によれば、その電圧利用率の向上によるモータ出力の増加を利用して、装置の小型化を図ることができるようになる。
本発明によれば、高精度の電流検出を担保しつつ電圧利用率の改善を図ることが可能なモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供することができる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 EPSの電気的構成を示すブロック図。 モータ制御信号出力部の電気的構成を示すブロック図。 モータ制御信号の出力周期及びDUTY指示値の更新周期、並びに電流検出タイミングの関係を示す説明図。 電流検出補償制御の態様を示す説明図。 電流検出補償制御の処理手順を示すフローチャート。 別例の電流検出補償制御の態様を示す説明図。 別例の電流検出補償制御の処理手順を示すフローチャート。 電流検出の態様を示す説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のEPS1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリングホイール(ステアリング)2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により操舵輪6の舵角が変更されるようになっている。
また、EPS1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ10と、該EPSアクチュエータ10の作動を制御する制御手段としてのECU11とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ10は、その駆動源であるモータ12がラック5と同軸に配置された所謂ラック型のEPSアクチュエータであり、モータ12が発生するアシストトルクは、ボールねじ機構(図示略)を介してラック5に伝達される。尚、本実施形態のモータ12は、ブラシレスモータであり、ECU11から三相(U,V,W)の駆動電力の供給を受けることにより回転する。そして、モータ制御装置としてのECU11は、このモータ12が発生するアシストトルクを制御することにより、操舵系に付与するアシスト力を制御する。
本実施形態では、ECU11には、トルクセンサ14及び車速センサ15が接続されている。そして、ECU11は、これらトルクセンサ14及び車速センサ15によりそれぞれ検出される操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、EPSアクチュエータ10の作動、即ちパワーアシスト制御を実行する。
次に、本実施形態のEPSの電気的構成について説明する。
図2は、本実施形態のEPSの制御ブロック図である。同図に示すように、ECU11は、モータ制御信号を出力するモータ制御信号出力手段としてのマイコン17と、同マイコン17の出力するモータ制御信号に基づいてモータ12に三相の駆動電力を供給する駆動回路18とを備えている。
本実施形態の駆動回路18は、スイッチング素子としての複数のFET18a〜18fを接続してなる。具体的には、駆動回路18は、FET18a,18d、FET18b,18e、及びFET18c,18fの各組の直列回路を並列に接続してなり、FET18a,18d、FET18b,18e、FET18c,18fの各接続点19u,19v,19wはそれぞれモータ12の各相のモータコイル12u,12v,12wに接続されている。
即ち、本実施形態の駆動回路18は、直列に接続された一対のスイッチング素子を基本単位(スイッチングアーム)として、各相に対応する3つのスイッチングアーム18u,18v,18wを並列に接続してなる周知のPWMインバータとして構成されている。そして、マイコン17の出力するモータ制御信号は、駆動回路18を構成する各FET18a〜18fのスイッチング状態を規定するゲートオン/オフ信号となっている。
そして、それぞれのゲート端子に印加されるモータ制御信号に応答して各FET18a〜18fがオン/オフし、各相のモータコイル12u,12v,12wへの通電パターンが切り替わることにより、車載電源(バッテリ)20の直流電圧が三相(U,V,W)の駆動電力に変換され、モータ12へと出力されるようになっている。
また、ECU11には、モータ12に通電される各相電流値Iu,Iv,Iwを検出するための電流センサ21u,21v,21wが設けられている。本実施形態では、各電流センサ21u,21v,21wは、駆動回路18内、詳しくは、並列接続されることによりモータ12の各相に対応する上記3つのスイッチングアーム18u,18v,18w、即ちFET18a,18d、FET18b,18e、及びFET18c,18fの各組の低電位側(接地側、図2中下側)に設けられている。
本実施形態の各電流センサ21u,21v,21wは、回路に対して直列接続された抵抗(シャント抵抗)の端子間電圧に基づき電流検出を行う公知の構成を有している。具体的には、その各抵抗は、上記各相に対応する各スイッチング素子対、即ち各組のFET18a,18d、FET18b,18e、及びFET18c,18fを並列接続する接続点19H,19Lのうちの接地側の接続点19Lと接地側の各FET18d,18e,18fとの間において、回路に対して直列に接続されている。そして、本実施形態のマイコンは、所定のサンプリング周期、詳しくは、上記低電位側の各FET18d,18e,18fの全てがオンとなるタイミング、即ちモータ制御信号の生成に用いられる三角波δ1,δ2が「山」となるタイミングにおいて(図9参照)、これら各電流センサ21u,21v,21wの出力信号に基づき各相電流値Iu,Iv,Iwを検出する。
本実施形態のマイコン17には、これらの各相電流値Iu,Iv,Iwとともに、上記トルクセンサ14及び車速センサ15によりそれぞれ検出される操舵トルクτ及び車速V、並びにモータ12に設けられた回転角センサ22により検出される同モータ12の回転角(電気角)θが入力される。そして、マイコン17は、これら各相電流値Iu,Iv,Iw及び回転角θ、並びに上記操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、上記駆動回路18に対するモータ制御信号の出力を実行する。
詳述すると、本実施形態のマイコン17は、上記操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、操舵系に付与すべきアシスト力(目標アシスト力)を決定し、当該アシスト力をモータ12に発生させるべく、上記検出された各相電流値Iu,Iv,Iw及び回転角θに基づく電流制御の実行により上記モータ制御信号を生成する。
具体的には、本実施形態のマイコン17は、操舵系に付与するアシスト力、即ちモータトルクの制御目標値として電流指令値を演算する電流指令値演算部23と、電流指令値演算部23により算出された電流指令値に基づいて、駆動回路18に対するモータ制御信号の出力を実行する制御信号出力手段としてのモータ制御信号出力部24とを備えている。
電流指令値演算部23は、上記トルクセンサ14及び車速センサ15により検出された操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、EPSアクチュエータ10に発生させるべき目標アシスト力を演算し、それに対応するモータトルクの制御目標値として電流指令値(Iq*)を演算する。具体的には、電流指令値演算部23は、入力される操舵トルクτが大きいほど、また車速Vが小さいほど、より大きな目標アシスト力を演算する。そして、電流指令値演算部23は、その目標アシスト力に対応する電流指令値をモータ制御信号出力部24に出力する。
一方、モータ制御信号出力部24には、電流指令値演算部23の出力する電流指令値とともに、各相電流値Iu,Iv,Iw、及びモータ12の回転角θが入力される。ここで、本実施形態の電流指令値演算部23は、モータ制御信号出力部24に対し、その電流指令値として、q軸電流指令値Iq*を出力する。そして、モータ制御信号出力部24は、これら各相電流値Iu,Iv,Iw、及び回転角θ(電気角)に基づいて、d/q座標系における電流フィードバック制御の実行によりモータ制御信号を出力する。
さらに詳述すると、図3に示すように、モータ制御信号出力部24に入力された各相電流値Iu,Iv,Iwは、3相/2相変換部25に入力され、同3相/2相変換部25によりモータ12の回転角θに基づくd/q座標系のd軸電流値Id及びq軸電流値Iqに変換される。そして、q軸電流値Iqは、電流指令値演算部23から入力されたq軸電流指令値Iq*とともに減算器26qに入力され、d軸電流値Idは、d軸電流指令値Id*(Id*=0)とともに減算器26dに入力される。
各減算器26d,26qにおいて演算されたd軸電流偏差ΔId及びq軸電流偏差ΔIqは、それぞれ対応するF/B制御部27d,27qに入力される。そして、これら各F/B制御部27d,27qにおいて、電流指令値演算部23が出力するd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*に実電流値であるd軸電流値Id及びq軸電流値Iqを追従させるべくフィードバック制御が行われる。
即ち、F/B制御部27d,27qは、入力されたd軸電流偏差ΔId及びq軸電流偏差ΔIqに所定のF/Bゲイン(PIゲイン)を乗ずることにより、d軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*を演算する。そして、その演算されたd軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*が、回転角θとともに2相/3相変換部28に入力されることにより、同2相/3相変換部28において三相の相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*が演算される。
次に、これら各相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*は、PWM変換部29に入力され、同PWM変換部29において当該各相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*に基づく各DUTY指示値Du,Dv,Dwが生成される。そして、モータ制御信号出力部24は、これら各DUTY指示値Du,Dv,Dwと三角波δ1,δ2との比較に基づきPWM出力部30が演算するゲートオン/オフ信号(図9参照)、即ち上記各FET18a〜18fのスイッチング状態(オン/オフ作動)を規定する信号を生成し、モータ制御信号として出力する。
そして、本実施形態のマイコン17は、このモータ制御信号出力部24の出力するモータ制御信号を、駆動回路18を構成する各スイッチング素子(のゲート端子)に出力することにより、モータ12に対する駆動電力の供給を通じて、同モータ12の作動を制御する構成となっている。
ここで、図4に示すように、本実施形態のマイコン17においては、PWM出力部30によるモータ制御信号の出力周期T1の長さは(例えば、T1=50μ秒)、上記PWM変換部29が各DUTY指示値Du,Dv,Dwを生成する周期(更新周期T2)の長さの半分(例えば、T2=100μ秒)となっている。そして、各相電流値Iu,Iv,Iwの検出周期T3の長さは、上記各DUTY指示値Dxの更新周期T2と等しく設定されている。
即ち、本実施形態のマイコン17は、各相電流値Iu,Iv,Iwの検出に基づいて各DUTY指示値Dxを生成する一周期(T2)の間に、二回のモータ制御信号出力を実行可能な性能を有している。そして、上記PWM出力部30は、上記PWM変換部29から入力される一のDUTY指示値Dx(X=U,V,W)が更新されるまでの間、当該DUTY指示値Dxに基づいて二回のモータ制御信号出力を実行する。つまり、所定の検出周期T3で更新される各相電流値Iu,Iv,Iwに基づいて二回のモータ制御信号出力を実行する。
そして、各電流センサ21u,21v,21wの出力信号に基づく各相電流値Iu,Iv,Iwの検出は、その一回目に出力されるモータ制御信号出力に基づいて、駆動回路18において低電位側のスイッチング素子を構成する各FET18d,18e,18fがオンとなるタイミングで行なわれるようになっている。
そして、本実施形態では、このようにモータ制御信号の出力周期T1を各DUTY指示値Dxの更新周期T2及び各相電流値Iu,Iv,Iwの検出周期T3よりも短く設定することにより、駆動回路18を構成する各FET18a〜18fの発するスイッチングノイズが可聴周波数領域(約20〜20kHz)に入ることを回避する構成となっている。
(電流検出補償制御)
次に、本実施形態における電流検出補償制御の態様を説明する。
上述のように、本実施形態のマイコン17は、駆動回路18を構成する各スイッチングアーム18u,18v,18wにおいて、その低電位側の各FET18d,18e,18fの全てがオンとなるタイミングで各相電流値Iu,Iv,Iwを検出する。しかしながら、この場合、各DUTY指示値Du,Dv,Dwに上限値Dmaxを設定しないとすれば、各DUTY指示値Du,Dv,Dwの増大時には、当該相に対応する低電位側のFETのオン時間t0がその相電流値の検出時間tsよりも短くなることで、当該相の電流検出ができない場合が生ずることになる。
そこで、本実施形態のマイコン17は、各相に対応する低電位側の各FET18d,18e,18fの何れかのオン時間t0が電流値の検出時間tsよりも短くなる場合には、その電流検出タイミングにおける当該FETのオン時間、及び非電流検出タイミングにおける当該電流検出不能相に対応するFETのオン時間を調整する。
具合的には、図5に示すように、マイコン17は、各DUTY指示値Dxの更新周期T2内において行なう二回のモータ制御信号出力(PWM出力)のうち、電流検出タイミングに対応する一回目のPWM出力については、その電流検出不能相に対応するFETのオン時間t0_aを延長するものとする。そして、非電流検出タイミングに対応する二回目のPWM出力については、その延長した分の時間(Δt=t0_a−t0)を振り分けて当該二回目のオン時間t0_bを短縮するものとする。
より具体的には、一回目のオン時間t0_aについては、本来のオン時間t0を前後に「Δt/2」延長する一方、二回目のオン時間t0_bについては、本来のオン時間t0を前後に「Δt/2」短縮する。
即ち、一回目のオン時間t0_aを延長することで、本来は電流検出不能相となるはずの相についても、その相電流値の検出が可能になる。そして、その各DUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のオン時間t0_a,t0_bの合計値が調整前の値(T0×2)と等しくなるように二回のオン時間t0_bを短縮することで、モータ12の円滑な回転を確保する構成となっている。
詳述すると、図3に示すように、本実施形態のPWM出力部30には、電流検出補償制御部31が設けられている。そして、同電流検出補償制御部31は、PWM変換部29からPWM出力部30に入力されるDUTY指示値Dxの値が、そのX相(X=U,V,W)に対応する低電位側のFETのオン時間t0よりも相電流値の検出時間tsが短くなることを示すものとなった場合には、当該DUTY指示値Dxに基づいて、新たなDUTY指示値d1,d2を生成する。
具体的には、電流検出補償制御部31は、DUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のPWM出力のそれぞれに対応する二つの新たなDUTY指示値d1,d2を生成する。
即ち、その一回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d1については、当該相についての電流検出が可能な上記オン時間t0_aを確保する値とする。尚、この「当該相の電流検出が可能となる上記オン時間t0_aを確保する値」としては、例えば、上述のように各DUTY指示値Du,Dv,Dwに上限を設定すると仮定した場合におけるその上限値Dmaxを用いるとよい(d1=Dmax)。
つまり、新たなDUTY指示値d1を低い値とすることで、低電位側のFETのオン時間は長くなり、これにより相電流値の検出時間tsを確保することができる(図9参照)。また、二回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d2は、本来のDUTY指示値Dxに、当該DUTY指示値Dxと上記新たなDUTY指示値d1となる上限値Dmaxとの差分を加えた値とする(d2=Dx+(Dx−Dmax))。そして、本実施形態のPWM出力部30は、これら新たなDUTY指示値d1,d2に基づいて、順次、そのDUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のPWM出力を実行する構成になっている。
次に、本実施形態における電流検出不能相発生時のPWM出力の態様について説明する。
図6のフローチャートに示すように、PWM出力部30(電流検出補償制御部31)は、PWM変換部29から入力されるDUTY指示値Dxと当該DUTY指示値Dxに上述のような上限を設定すると仮定した場合におけるその上限値Dmaxに相当する閾値Dthとを比較する(ステップ101)。尚、この場合における上限値Dmaxの値とは、電流値の検出時間tsを考慮して決定される値である(図9参照、例えば、当該検出時間tsにマージンとして上記アーム短絡を防止すべく両スイッチング素子をオフとする上記デッドタイムtdを加えた時間に相当する値)。そして、その入力されるDUTY指示値Dxが上記所定の閾値Dthを超える場合(Dx>Dth、ステップ101:YES)には、その電流検出補償制御部31が、上記のように、当該DUTY指示値Dxに基づいて新たなDUTY指示値d1,d2を演算する(d1=Dmax,d2=Dx+(Dx−Dmax)、ステップ102)。
そして、PWM出力部30は、その電流検出補償制御部31が演算する新たなDUTY指示値d1,d2に基づいて、順次、そのDUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のPWM出力を実行する(ステップ103、図5参照)。
尚、上記ステップ101において、DUTY指示値Dxが上記所定の閾値Dth以下である場合(Dx≦Dth、ステップ101:NO)、PWM出力部30は、その本来のDUTY指示値Dxに基づくPWM出力を実行する(ステップ104、図4参照)。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)マイコン17は、各DUTY指示値Dxの更新周期T2内において行なう二回のモータ制御信号出力(PWM出力)のうち、電流検出タイミングに対応する一回目のPWM出力については、その電流検出不能相に対応するFETのオン時間t0_aを延長するものとする。そして、非電流検出タイミングに対応する二回目のPWM出力については、その延長した分の時間(Δt=t0_a−t0)を振り分けて当該二回目のオン時間t0_bを短縮するものとする。
即ち、一回目のオン時間t0_aを延長することで、本来は電流検出不能相となる相についても、その相電流値の検出が可能になる。そして、その各DUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のオン時間t0_a,t0_bの合計値が調整前の値(T0×2)と等しくなるように二回のオン時間t0_bを短縮することで、モータ12の円滑な回転を確保することができる。従って、上記構成によれば、各相電流値の検出時間tsを確保するための各DUTY指示値Du,Dv,Dwの制限を廃しても、高精度の電流検出を担保することができる。その結果、より高いDUTY指示値Du,Dv,Dwを使用して電圧利用率を向上させることができる。そして、これによるモータ出力の増加を利用して、装置の小型化を図ることができるようになる。
(2)マイコン17(PWM出力部30)は、電流検出補償制御部31を備える。そして、同電流検出補償制御部31は、DUTY指示値Dxが、そのX相(X=U,V,W)に対応する低電位側のFETのオン時間t0よりも電流値の検出時間tsが短くなることを示すものとなった場合には、当該DUTY指示値Dxに基づいて、DUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のPWM出力のそれぞれに対応する二つの新たなDUTY指示値d1,d2を生成する。
即ち、その一回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d1については、当該相についての電流検出が可能な上記オン時間t0_aを確保する値とする一方、二回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d2は、本来のDUTY指示値Dxに、当該DUTY指示値Dxと上記新たなDUTY指示値d1との差分を加えた値とする。これにより、これらDUTY指示値Dxの更新周期T2内における二回のPWM出力に用いられる新たなDUTY指示値d1,d2に示されるDUTY比の平均は、該新たなDUTY指示値d1,d2の基礎となった本来のDUTY指示値Dxと等しくなる。従って、上記構成によれば、簡素な構成にて、モータ12の円滑な回転を担保しつつ、その電圧利用率を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、本発明をEPSアクチュエータ10の駆動源であるモータ12の作動を制御するモータ制御装置としてのECU11に具体化した。しかし、これに限らず、EPS以外の用途に適用してもよい。
・上記実施形態では、本発明をDUTY指示値Dxの更新周期内に二回のモータ制御信号出力(PWM出力)を行なうものに具体化した。しかし、これに限らず、本発明は、DUTY指示値Dxの更新周期内に三回以上のモータ制御信号出力(PWM出力)を行なうものに適用してもよい。
具体的には、例えば、図7に示されるようなDUTY指示値Dxの更新周期内に三回のモータ制御信号出力(PWM出力)を行なうものにおいて、電流検出タイミングに対応する一回目のPWM出力については、その電流検出不能相に対応するFETのオン時間t0_aを延長する。そして、非電流検出タイミングに対応する二回目及び三回目のPWM出力については、その延長した分の時間(Δt=t0_a−t0)を振り分けてそれぞれのオン時間t0_b,t0_cを短縮するものとする。
ここで、このような場合、その非電流検出タイミングに対応するオン時間t0_b,t0_cについての短縮時間の振り分けは、電流検出タイミングに対応するオン時間t0_aの延長時間(Δt)を均等に振り分けるとよい。即ち、一回目のオン時間t0_aについて、本来のオン時間t0を前後に「Δt/2」だけ延長した場合、二回目のオン時間t0_b及び三回目のオン時間t0_cについては、それぞれえ本来のオン時間t0を前後に「Δt/4」短縮する。具体的には、一回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d1の減少分(差分値)を「ΔD」とすると(ΔD=Dx−Dmax)、二回目及び三回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d2,d3に、それぞれ「ΔD/2」だけ加算するとよい。これにより、上記実施形態と同様、簡素な構成にて、容易に、モータ12の円滑な回転を担保しつつ、その電圧利用率を向上させることができるようになる。
次に、こうした均等振り分け法を用いたFETオン時間調整の処理手順を説明する。
図8のフローチャートに示すように、先ず、DUTY指示値Dxが上記所定の閾値Dthを超えるか否かに基づいての電流検出不能相の発生判定を行なう(ステップ201)。尚、この場合における閾値Dthには、上記実施形態と同様、各DUTY指示値Du,Dv,Dwに上限を設定すると仮定した場合の上限値Dmaxを用いるとよい。
次に、このステップ201において、DUTY指示値Dxが上記所定の閾値Dthを超える場合(Dx>Dth、ステップ201:YES)には、本来のDUTY指示値Dxから上記の上限値Dmaxを差し引いた差分値ΔDを演算する(ΔD=Dm−Dmax、ステップ202)。そして、その差分値ΔDに基づいて、DUTY指示値Dxの更新周期におけるPWM出力回数を「n」とした場合における非電流検出タイミングに対応する各DUTY指示値dnを演算するための調整値γを演算する(ステップ203)。
即ち、上記実施形態と同様、一回目のPWM出力に対応するDUTY指示値d1に上限値Dmaxを用いる場合、非電流検出タイミングに対応する各DUTY指示値dnの調整値γは、上記差分値ΔDを「(n−1)」で割ることにより求めることができる。そして、その調整値γ及び上記の上限値Dmaxから、DUTY指示値Dxの更新周期内における複数回のPWM出力に対応した新たなDUTY指示値d1〜dnを演算する((d1=Dmax,dn=Dx+γ)、ステップ204)。
そして、これらの新たなDUTY指示値d1〜dnに基づいて、順次、そのDUTY指示値Dxの更新周期内における複数回のPWM出力を実行する(ステップ205)。尚、上記ステップ201において、DUTY指示値Dxが上記所定の閾値Dth以下である場合(Dx≦Dth、ステップ201:NO)、本来のDUTY指示値Dxに基づくPWM出力を実行する(ステップ206)。
・また、DUTY指示値Dxの更新周期内における複数回の非電流検出タイミングでPWM出力を行なうものであっても、当該非電流検出タイミングに対応するスイッチング素子のオン時間について短縮時間の振り分けは、必ずしも均等でなくともよい。即ち、何れかに集中させてもよく、また不均等に振り分けてもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を記載する。
(付記1)請求項2に記載のモータ制御装置において、前記制御信号出力手段は、前記相電流値の検出タイミングに対応する新たなDUTY指示値を低減するとともに、その低減分を非電流検出タイミングに対応する新たなDUTY指示値の少なくとも何れかに振り分けて加算すること、を特徴とするモータ制御装置。
(付記2)請求項1又は請求項2、若しくは上記付記1に記載のモータ制御装置において、前記相電流値を検出する一周期の間に二回の前記モータ制御信号の出力を実行するものであって、前記相電流値の検出は、一回目のモータ制御信号に基づき前記低電位側のスイッチング素子がオンとなるタイミングで行なわれること、を特徴とするモータ制御装置。
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、10…EPSアクチュエータ、11…ECU、12…モータ、12u,12v,12w…モータコイル、17…マイコン、18…駆動回路、18a〜18f…FET、18u,18v,18w…スイッチングアーム、20…車載電源、21u,21v,21w…電流センサ、23…電流指令値演算部、24…モータ制御信号生成部、29…PWM変換部、30…PWM出力部、31…電流検出補償制御部、Iu,Iv,Iw…相電流値、Vu,Vv,Vw…相電圧指令値、Du,Dv,Dw,Dx,D1,D2,Dn…DUTY指示値、Dmax…上限値、Dth…閾値、ΔD…差分値、γ…調整値…、δ1,δ2…三角波、t0…オン時間、ts…検出時間、td…デッドタイム、T1…出力周期、T2…更新周期、T3…検出周期、Δt…時間。

Claims (3)

  1. モータ制御信号を出力する制御信号出力手段と、前記モータ制御信号に基づいて三相の駆動電力を出力する駆動回路とを備え、前記駆動回路は、前記モータ制御信号に基づきオン/オフする一対のスイッチング素子を直列に接続してなるスイッチングアームを各相に対応して並列に接続することにより形成されるとともに、各スイッチングアームの低電位側には、該各スイッチングアームに対応する各相の相電流値を検出するための電流センサが設けられ、前記制御信号出力手段は、前記各スイッチングアームにおける低電位側のスイッチング素子の全てがオンとなるタイミングで検出される各相の相電流値に基づき前記モータ制御信号を生成するモータ制御装置において、
    前記制御信号出力手段は、所定の検出周期で更新される前記相電流値に基づいて複数回の前記モータ制御信号の出力を実行するものであって、
    前記各低電位側のスイッチング素子の何れかのオン時間が前記相電流値の検出時間よりも短くなる場合には、前記相電流値の検出タイミングに対応する前記スイッチング素子のオン時間を延長して該相電流値の検出を可能とするとともに、その延長した分の時間を非電流検出タイミングに対応する前記オン時間に振り分けて該オン時間を短縮するような前記モータ制御信号の出力を実行すること、を特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記制御信号出力手段は、検出される各相の相電流値に基づく電流フィードバック制御の実行により各相の電圧指令値を演算し、該各電圧指令値に対応するDUTY指示値と三角波との比較に基づいて前記モータ制御信号を生成するとともに、前記DUTY指示値が更新される一周期の間に、該DUTY指示値に基づく複数回の前記モータ制御信号の出力を実行するものであって、
    前記各低電位側のスイッチング素子の何れかのオン時間が前記相電流値の検出時間よりも短くなる場合には、前記DUTY指示値に基づいて、前記複数回のモータ制御信号出力のそれぞれに対応する複数の新たなDUTY指示値を生成すること、
    を特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を備えた電動パワーステアリング装置。
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