JP5332018B2 - 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法 - Google Patents

地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法 Download PDF

Info

Publication number
JP5332018B2
JP5332018B2 JP2009215505A JP2009215505A JP5332018B2 JP 5332018 B2 JP5332018 B2 JP 5332018B2 JP 2009215505 A JP2009215505 A JP 2009215505A JP 2009215505 A JP2009215505 A JP 2009215505A JP 5332018 B2 JP5332018 B2 JP 5332018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ground
seismic isolation
rubber
asphalt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009215505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011063992A (ja
Inventor
博通 和田
Original Assignee
丸勝建築株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸勝建築株式会社 filed Critical 丸勝建築株式会社
Priority to JP2009215505A priority Critical patent/JP5332018B2/ja
Publication of JP2011063992A publication Critical patent/JP2011063992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5332018B2 publication Critical patent/JP5332018B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は、地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法に関し、より詳しくは、地盤と建物底盤基礎間に設けられ、地震に対する建物の揺れを抑えるようにした地盤免震構造、およびこれを用いた地盤免震工法に関する。
従来の免震構造の多くは、免震ダンパや積層ゴム等による免震用の支承体を建物底盤基礎上に設置し、その支承体上に鉄骨や梁を組み、建物のフレームを構成するものである。すなわち、基礎とフレームの間に設置された支承体により地震の振動を吸収する方式である。
特許文献1には、免震ダンパと支承体とを備えた免震支承体1100が開示されている。図4に示す免震支承体1100は、建築物の基礎1111の上の固定板1111aに固定された支承体1110と、4個のU字型の免震ダンパ1116とを備え、支承体1110は、固定板1111aに固定された下側フランジ1114と、梁1115が固定される上側フランジ1113と、下側フランジ1114及び上側フランジ1113の間に挟持されるゴム及び金属板の積層体からなる支承材1112とを有している。この免震支承体1100では、支承体1110は建築物の荷重を支承し、4個の免震ダンパ1116は地震の揺れを減衰させるように機能する。
しかし、上記免震支承体1100は、複数の免震ダンパ1116が支承体1110の外側に突出しているため、設置に大きなスペースが必要となる。また、U字型の免震ダンパ1116を設置する場合、この免震ダンパの設置位置や施工方向などの施工精度が要求され、施工のための作業時間が長くなるという難点がある。
上記のような免震ダンパを特に用いない免震支承体の発明も、数多くなされている。例えば特許文献2には、図5を参照して、上部建物に連結される上板1201と、上板1201の下側に対向して設けられかつ建物底盤基礎に連結される下板1202との間に、ゴム状弾性層1206と剛性板層1207とが上下方向に交互に積層された積層部1205が設けられ、上板1201、下板1202及び積層部1205を上下方向に貫通する貫通孔1209内に、エラストマーを充填することを特徴とする免震支承体1200が開示されている。このような積層ゴムタイプの免震支承体1200は、高面圧下において、地震発生時にゴム弾性層1206に大きなせん断変形が生じたとしても、安定した復元力特性を得ることができる。
上述したような従来の免震支承体は、いずれも建物底盤基礎と建物との間に設けられ、地震に対する建物の揺れを抑えるようにした免震装置であるため、建物底盤基礎を形成し、建物の下部構造に応じて免震支承体を配置し、鉄骨を組む等し、その後建物を構築する工法となる。この工法は、免震支承体を配置しない従来の木造建物の工法に対して、免震支承体を配置するための基礎の設置と免震支承体上のフレームを組む工程とが余分にかかり、その分時間と費用を要することとなる。
また、免震支承体を配置すると材料費や現場施工費が高くなるため、このような免震構造を採用すると全体では建物コストの10%〜15%となって、地震対策の必要性は感じても、コスト面で普及しないのが現状である。
さらに、免震支承体の配置は上部建物の下部構造と密接に関連するため、非常に精密に免震支承体を配置する必要がある。
特開2000−104787号公報 特開2000−283226号公報
一方、従来地盤免震工法は多層階の建物には適用していないが、地盤面と建物底盤基礎下で地震波が伝わらないようにする工法である。
例えば、近年「コロンブス」なる地盤免震工法が開発されている(株式会社ピーエルジー)。この工法は、上記従来の免震工法とは異なり、図6のように地盤を掘削し、全面に発泡樹脂製のジオフォームを敷設し、その上に建物底盤基礎を全面に形成する。地盤を伝わる振動や衝撃をジオフォームが和らげ、さらに基礎コンクリートを通して建物に伝えるため、建物に伝わる振動は非常に弱くなる。
しかし、建物底盤基礎形成の前段階として、地盤上の全面に肉厚な発泡樹脂製のジオフォームを敷設するため、コスト高の問題は十分に解消されたとは言いがたい。
そこで本発明に係る地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法は、改良地盤層上に地盤免震構造を積層するのみの簡単な施工とし、短期間での工程で低価格に施工できる地盤免震工法(地盤の動きを建物の基礎に伝えにくくする工法)を提供することを目的とする。
本発明に係る地盤免震構造は、アスファルト層である最下面層及び最上面層間に少なくとも一層のゴム層を含み、アスファルト層とゴム層が交互に積層された免震層と、前記免震層の周囲を囲繞して形成された周辺吸収ゴム層と、を含む。前記交互に積層された各アスファルト層とゴム層間のそれぞれには、ポリエチレンフィルムを挟んでもよい。
本発明に係る地盤免震構造において、前記免震層は、前記アスファルト層である最下面層上に前記ゴム層を積層し、該ゴム層上に前記アスファルト層である最上面層を積層して構成されてもよい。
本発明に係る地盤免震構造において、前記免震層は、アスファルト層である最下面層及び最上面層間に、下から順にゴム層、アスファルト層、ゴム層を積層して構成され得る。
本発明に係る地盤免震構造において、前記免震層のアスファルト層は、再生アスファルトコンクリートで構成されてもよい。
本発明に係る地盤免震構造において、前記免震層のゴム層は、ゴムチップで構成され得る。また、前記周辺吸収ゴム層も、ゴムチップで構成されてよい。このゴムチップは中古タイヤの廃ゴムを利用することができる。
本発明に係る地盤免震工法は、地盤を準備するステップと、前記地盤上に上記免震層を積層するステップと、前記免震層の周囲を囲繞して前記周辺吸収ゴム層を形成するステップと、前記免震層上に建物底盤基礎を形成するステップと、を含む。
本発明に係る地盤免震工法において、前記地盤層を準備するステップは、改良地盤層を準備するステップを含む。
本発明に係る地盤免震工法において、前記周辺吸収ゴム層を形成するステップは、前記免震層および該周辺吸収ゴム層の高さまで前記地盤上に埋め戻し土を埋め立てるステップを含んでもよい。
本発明に係る地盤免震構造は、アスファルト層とゴム層が交互に積層された免震層を有するので、地震により地盤が横揺れした際に、免震層のゴム層がアスファルト層に対して水平方向に滑ることにより、建物底盤基礎に地盤の振動が伝わりにくくすることができる。また、滑ったゴム層に対して周辺吸収ゴム層がクッションとなり、その衝撃を緩和することができる。また、免震層をアスファルト層とゴム層が交互に積層された構造とすることにより、地震の縦揺れの振動を緩和することができる。
また、アスファルト層とゴム層間にはポリエチレンフィルムを挟んでもよく、この場合各層間の境界を判然とさせて、各境界における各層の材料の混合を防ぐことができる。このため、アスファルト層とゴム層間の摩擦を軽減し、ゴム層のアスファルト層に対する横滑り効果を上げる事ができる。
本発明の地盤免震構造においては、ゴム層および周辺吸収ゴム層は、中古タイヤの廃ゴム等を利用したゴムチップにより形成することができ、また、アスファルト層は再生アスファルトコンクリートで構成することができる。このため、非常に安価に本地盤免震構造を構成することができ、かつ、資源のリサイクルに貢献することができる。
また、本出願に係る地盤免震工法では、地盤免震構造を改良地盤層上に形成する以外、従来の木造住宅での工事工程からほとんど外れないで施工できる。すなわち、地盤免震構造を埋設した後は、ベタ基礎から立上がり基礎のコンクリート工事・土台伏せ・建方と従来の工事を進めることとなるため、従来の免震工法に比べ現場施工費が低減できる。地盤免震構造も単純な機構としてその材料費を低減できるため、従来の免震工法に要する費用の3分の1以下程度の費用で、本発明の地盤免震構造を構成することができる。
本発明に係る地盤免震構造、建物底盤基礎、地盤の断面図。 本発明の他の実施形態に係る地盤免震構造、建物底盤基礎、地盤の断面図。 本発明に係る地盤免震構造、建物底盤基礎、地盤、埋め戻し土、建物の断面図。 従来技術に係る免震支承体の斜視図。 従来技術に係る免震支承体の断面図。 従来技術に係る地盤免震構造の断面図。
以下、図面を参照しながら本発明に係る免震支承体およびこれを用いた地盤免震工法の実施形態について説明する。なお、以下各図面を通して同一の構成要素には同一の符号を使用するものとする。
図1、図2のように、本発明に係る地盤免震構造1は、アスファルト層である最下面層10及び最上面層20間に少なくとも一層のゴム層110を含み、アスファルト層とゴム層が交互に積層された免震層2と、免震層2の周囲を囲繞して形成された周辺吸収ゴム層3と、を含む。
図1において、免震層2は一層のゴム層110を有し、アスファルト層である最下面層10上にゴム層110を積層し、ゴム層110上にアスファルト層である最上面層20を積層して構成されている。
また、図2においては、免震層2は、アスファルト層である最下面層10及び最上面層20間に、下から順にゴム層110、アスファルト層30、ゴム層120を積層して構成される。
ただし、アスファルト層である最下面層10及び最上面層20間に含まれるゴム層は一層以上であれば何層でもよく、アスファルト層と交互に積層されていればその層数は特に制限されない。
図1、図2において、地盤免震構造1は地盤200上に形成され、地盤免震構造1の免震層2上に建物底盤基礎300が形成される。
以下便宜のため、図2を用いて本発明の地盤免震構造1について説明する。
本発明の地盤免震構造1において、免震層2のゴム層110、120は、ゴムチップで構成されるのが好ましい。同様に周辺吸収ゴム層3も、ゴムチップで構成されるのが好適である。このゴムチップは中古タイヤの廃ゴム等を利用することができ、大変安価に入手することができ、資源のリサイクルにも役立てることができる。上記ゴムチップは径が2mm〜3mm程度の粒状が好ましいが、特に限定されるものではない。また、ゴム層110、120の厚さは約3cm〜10cmが好ましく、より好ましくは約4cm〜5cmが好適である。
次に、免震層2のアスファルト層10、20、30は、再生アスファルトコンクリートで構成されるのが好適である。ゴムチップにより構成されるゴム層110、120を挟持するのが主な目的であるので、安価な再生品を再利用するのが環境面においても好ましい。アスファルト層10、20、30の積層は、細粒の再生アスファルトコンクリート原料を、ゴム層110、120上に舗装することにより行われ、その厚さはゴム層110、120等と同様、約3cm〜10cm、より好ましくは約4cm〜5cmが好適である。
なお、図示しないが、交互に積層されたアスファルト層とゴム層間には、ポリエチレンフィルムを挟んでもよい。アスファルト層とゴム層の境界における、細粒の再生アスファルトコンクリート原料とゴムチップの混合を防止し、各層間の境界を判然とさせるためである。
また、上記のように周辺吸収ゴム層3もゴム層110、120と同様に、ゴムチップで構成されるのが好適である。周辺吸収ゴム層3の高さは、地盤200から免震層2のアスファルト層20までの高さであり、幅は免震層2から水平に約20cm〜50cmとするのが好ましく、さらには約25cm〜30cmが好適である。周辺吸収ゴム層3は、例えば適切な大きさの化学繊維等でなる袋にゴムチップを適量詰め、免震層2に当接するように地盤200上に載置してもよい。図3のように、免震層2および周辺吸収ゴム層3の高さまで地盤200上に埋め戻し土250を埋め立てる際に、周辺吸収ゴム層3を免震層2に密接させて固定することができる。
地震により地盤200が揺れた際に、免震層2のゴム層110、120がアスファルト層10、20、30に対して滑ることにより、建物底盤基礎300に地盤200の振動が伝わりにくくなる。また、滑ったゴム層110、120に対して周辺吸収ゴム層3がクッションとなり、その衝撃を緩和することができる。また、免震層2をアスファルト層とゴム層が交互に積層された構造とすることにより、地震の縦揺れの振動を緩和することができる。
次に、本発明に係る地盤免震工法について主として図3を用いて説明する。
本発明に係る地盤免震工法は、
(1)
地盤200を準備するステップ
(2)
地盤200上に上記免震層2を積層するステップ
(3)
免震層2の周囲を囲繞して上記周辺吸収ゴム層3を形成するステップ
(4)
免震層2上に建物底盤基礎300を形成するステップ
を含む。
上記(1)のステップにおいて、地盤200は、改良地盤層とするのが好ましい。従来、住宅の基礎工事に先立っては地盤調査を行い、状況に応じ地盤改良を行うが、今回の地盤免震工法は、全ての施工において免震層2の下部を全面的に改良し固化するのが好適である。
上記(2)の免震層2を積層するステップは、例えば以下のように行う(図2参照)。まず、地盤200(改良地盤層)の上部に厚さ5cmにて再生アスファルトコンクリートを均一に均し転圧し、最下面層のアスファルト層10を形成する。次にアスファルト層10上にゴムチップ(廃ゴム再生品)を5cm厚敷き詰め、転圧してゴム層110を積層後、更にアスファルトコンクリートを5cm厚にて均し転圧し、アスファルト層30を形成する。この上に再度ゴムチップを5cm敷き転圧してゴム層120を積層後、さらに5cmのアスファルトコンクリートを敷き均して転圧し、最上面層のアスファルト層20を形成する。
次に、上記(3)のステップでは、周辺吸収ゴム層3を形成する。上記のように、周辺吸収ゴム層3の高さは、地盤200から免震層2のアスファルト層20までの高さであり、幅は免震層2から水平に約25cm〜30cmが好適である。周辺吸収ゴム層3は、例えば、適切な大きさの腐食しない化学繊維等の袋にゴムチップを適量詰め、免震層2に当接するように地盤200(改良地盤層)上に載置する。図3のように、免震層2および周辺吸収ゴム層3の高さまで地盤200上に埋め戻し土250を埋め立てる際に、周辺吸収ゴム層3を免震層2に密接させて固定することができる。
ステップ(4)では、ステップ(2)で形成した免震層2上に、通常のベタ基礎のコンクリートを打設し建物底盤基礎300を形成する。その後は従来通りの工程で工事を進める。
上記のように、本出願に係る地盤免震工法では、ステップ(2)とステップ(3)で、地盤免震構造1を地盤200(改良地盤層)上に形成する以外、従来の木造住宅での工事工程からほとんど外れないで施工できる。すなわち、地盤免震構造1を埋設した後は、ステップ(4)のベタ基礎の建物底盤基礎300から立上がり基礎のコンクリート工事・土台伏せ・建方と従来の工事を進めることとなるため、従来の免震工法に比べ現場施工費が低減できる。地盤免震構造も単純な機構としてその材料費を低減できるため、従来の免震工法に要する費用の3分の1以下程度の費用で、本発明の地盤免震構造1を構成することができる。
以上、本発明に係る地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば地盤免震構造は、建物底盤基礎に建設する建物の重量や、面積等によって、層の数、各層の厚さ、材料等を適宜変更することができる。また周辺吸収ゴム層についても同様に、状況に応じてその幅、材料等を適宜変更することができる。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明に係る地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法は、特に重量の軽い木造建物用の免震構造及び免震工法に利用することが出来る。
1:地盤免震構造
2:免震層
3:周辺吸収ゴム層
10:最下面層(アスファルト層)
20:最上面層(アスファルト層)
30:アスファルト層
110、120:ゴム層
200:地盤(改良地盤層)
250:埋め戻し土
300:建物底盤基礎
400:建物
1100:免震支承体
1110:支承体
1111:建築物の基礎
1111a:固定板
1112:支承材
1113:上側フランジ
1114:下側フランジ
1115:梁
1116:免震ダンパ
1200:免震支承体
1201:上板
1202:下板
1205:積層部
1206:ゴム状弾性層
1207:剛性板層
1209:貫通孔

Claims (10)

  1. アスファルト層である最下面層及び最上面層間に少なくとも一層のゴム層を含み、アスファルト層とゴム層が交互に積層された免震層と、
    前記免震層の周囲を囲繞して形成された周辺吸収ゴム層と、
    を含む、地盤免震構造。
  2. 前記免震層は、前記アスファルト層である最下面層上に前記ゴム層を積層し、該ゴム層上に前記アスファルト層である最上面層を積層して構成される、請求項1に記載の地盤免震構造。
  3. 前記免震層は、アスファルト層である最下面層及び最上面層間に、下から順にゴム層、アスファルト層、ゴム層を積層して構成される、請求項1に記載の地盤免震構造。
  4. 前記免震層のアスファルト層は、再生アスファルトコンクリートで構成される、請求項1乃至3のいずれかに記載の地盤免震構造。
  5. 前記免震層のゴム層は、ゴムチップで構成される、請求項1乃至3のいずれかに記載の地盤免震構造。
  6. 前記周辺吸収ゴム層は、ゴムチップで構成される、請求項1に記載の地盤免震構造。
  7. 前記交互に積層された各アスファルト層とゴム層間に、ポリエチレンフィルムを挟んだ請求項1に記載の地盤免震構造。
  8. 地盤を準備するステップと、
    前記地盤上に請求項1に記載の免震層を積層するステップと、
    前記免震層の周囲を囲繞して前記周辺吸収ゴム層を形成するステップと、
    前記免震層上に建物底盤基礎を形成するステップと、
    を含む地盤免震工法。
  9. 前記地盤を準備するステップは、改良地盤層を準備するステップを含む、請求項8に記載の地盤免震工法。
  10. 前記周辺吸収ゴム層を形成するステップは、前記免震層および該周辺吸収ゴム層の高さまで前記地盤上に埋め戻し土を埋め立てるステップを含む、請求項8に記載の地盤免震工法。

JP2009215505A 2009-09-17 2009-09-17 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法 Expired - Fee Related JP5332018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215505A JP5332018B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009215505A JP5332018B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011063992A JP2011063992A (ja) 2011-03-31
JP5332018B2 true JP5332018B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=43950505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009215505A Expired - Fee Related JP5332018B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5332018B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115467354B (zh) * 2022-08-15 2024-04-19 中国航空规划设计研究总院有限公司 一种释放水平载荷的桩基础结构及其施工方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09208833A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Japan Synthetic Rubber Co Ltd アスファルト改質材
JPH10227154A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Kumagai Gumi Co Ltd 免震材および免震構造
JP3054167U (ja) * 1998-01-21 1998-11-24 株式会社祝設計 古タイヤ利用免震基礎
JP2000001861A (ja) * 1998-06-17 2000-01-07 Keiji Shimizu 耐震布基礎構造
JP4983326B2 (ja) * 2007-03-23 2012-07-25 武志 菊地 改良地盤およびその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011063992A (ja) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4983326B2 (ja) 改良地盤およびその施工方法
JP5196059B1 (ja) 減震基礎構造体及びそれを用いた減震工法
KR101301143B1 (ko) 필로티 구조물의 내진보강구조
JP5406631B2 (ja) 免震構造、及び免震構造物
JP5332018B2 (ja) 地盤免震構造およびこれを用いた地盤免震工法
Park et al. A seismic mass damper system using scrap tire pads: Loading tests on mechanical properties and numerical assessment of the response control effects
JP2019073885A (ja) 構造物群の振動変位抑制構造
JP6635327B2 (ja) 建物の免震構造、および免震方法
RU2535567C2 (ru) Сейсмостойкое здание
JP2006207288A (ja) 免震基礎構造、木造住宅、および建物の免震支承体
JP2006241729A (ja) 構造物の免震基礎構造及び構築方法
JP4216235B2 (ja) 既存建物の改修構造及び支承
JP2017043988A (ja) 制振建物
JP2016037845A (ja) 補強構造及び建物
JP7087258B2 (ja) 免震構造物
KR101385155B1 (ko) 콘크리트 전단키를 이용한 진동 제어를 위한 콘크리트 구조물 및 그 시공방법
JP2010261249A (ja) 建造物の免震構造
JP6508945B2 (ja) 減震構造体及び建物の支持構造
CN221236228U (en) Building vibration isolation structure capable of reducing vibration response
JPH0988089A (ja) 減震基礎構造
JP3713646B2 (ja) 免震構造
JP2011032832A (ja) 免震支承体およびこれを用いた地盤免震工法
JP6918195B2 (ja) 免震構造
JP7121645B2 (ja) 杭式桟橋の耐震構造および耐震補強方法
JP2009013579A (ja) 建物建て替え工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5332018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees