JP5330864B2 - 水素含有ガス生成装置 - Google Patents
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Description
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置に関する。
尚、水素含有ガス生成装置には、改質処理部にて改質された後の改質ガスに含まれる一酸化炭素を二酸化炭素に変成処理する変成処理部、及び、その変成処理部で処理されたガスに残っている一酸化炭素を選択的に酸化処理する選択酸化部等も備えられることになる。
その結果、水素含有ガス生成装置の使用期間が長くなると、燃焼室形成部材が膨張収縮を繰り返すことに起因して、燃焼室形成部材の壁面と燃焼検出センサとの溶接箇所が疲労破壊するおそれがあり、耐久性が低いものとなるおそれがある。
従って、運転制御手段が、燃焼部が不燃焼状態又は不完全燃焼状態であると判別すると、燃焼処理を停止させるように構成した場合においては、温度が確実に下降していることを判別して燃焼処理を停止するまでの間は、燃焼部が不燃焼状態又は不完全燃焼状態であるにもかかわらず燃焼部に継続して加熱用燃料ガスが供給される状態が続くことになり、その結果、燃焼部に供給された加熱用燃料ガスが高濃度のままで外部に排出される虞や、不完全燃焼に起因して発生する一酸化炭素ガスが高濃度のまま外部に排出される虞があり、このような事態は回避する必要がある。
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成されたものであって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理及び前記改質処理を実行しないように構成されている点にある。
尚、初期時燃焼確認条件としては、上記した条件以外にも、燃焼処理を開始したのちに改質温度検出手段の検出値が燃焼開始判定用温度にまで上昇するか否かという条件等、種々の条件を用いることができる。
尚、改質時燃焼確認条件としては、上記したような条件以外にも、例えば、改質温度検出手段の検出値の温度下降率が設定下降率より小であるか否かという条件等、種々の条件を用いることができる。
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記運転開始指令が指令されてから前記燃焼処理を開始するまでの間において、前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を開始しないように構成されている点にある。
又、常時作動している排気ファンであれば、運転制御手段は、運転開始指令が指令されてから燃焼処理を開始するまでの間に、排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、燃焼処理を開始しないのである。つまり、この場合は、運転開始指令が指令された後が前記稼動状態であると予定されているときに対応することになる。
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成されている点にある。
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記運転開始指令が指令されてから前記燃焼処理を開始するまでの間において、前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を開始しないように構成され、且つ、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成されている点にある。
又、常時作動している排気ファンであれば、運転制御手段は、運転開始指令が指令されてから燃焼処理を開始するまでの間に、排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、燃焼処理を開始しないのである。つまり、この場合は、運転開始指令が指令された後が前記稼動状態であると予定されているときに対応することになる。
前記強制操作回路が、前記比較部から非稼動状態信号が出力されると、前記原燃料ガス供給断続手段及び前記加熱用燃料ガス供給断続手段を遮断状態に強制操作するように構成されている点にある。
そして、強制操作回路が、排気ファン作動状態検出手段における比較部から非稼動状態信号が出力されると、原燃料ガス供給断続手段及び加熱用燃料ガス供給断続手段を遮断状態に強制操作することになる。
前記原燃料ガス供給断続手段が、元燃料ガスの供給を断続する元燃料弁と、その元燃料弁を通して供給される元燃料ガスが原燃料ガスとして前記改質処理部に供給されるのを断続する原燃料弁とから構成され、
前記加熱用燃料ガス供給断続手段が、前記元燃料弁と、その元燃料弁を通して供給される元燃料ガスが加熱用燃料ガスとして前記燃焼部に供給されるのを断続する燃焼燃料弁とから構成され、
前記強制操作回路が、前記元燃料弁を遮断状態に強制操作するように構成されている点にある。
前記運転制御手段が、
前記換気ファン作動状態検出手段にて前記換気ファンが前記稼動状態でないことが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている点にある。
前記燃焼部における燃焼用空間を形成する燃焼室が、前記燃焼部の熱を前記改質処理部に伝える伝熱板の一側面側に、その伝熱板の厚さ方向に薄い偏平の直方体状に形成される状態で備えられ、
前記改質処理部における改質処理用の空間を形成する改質室が、前記伝熱板の他側面側に、その伝熱板の厚さ方向に薄い偏平の直方体状に形成される状態で備えられている点にある。
以下、図面に基づいて、本発明に係る水素含有ガス生成装置の第1実施形態を水素含有ガスとして燃料電池に供給するための燃料ガスを生成する水素含有ガス生成装置に適用した場合について説明する。
すなわち、前記燃料ガス生成手段Pは、図1及び図2に示すように、供給される天然ガスベースの都市ガスなどの炭化水素系の原燃料ガスを脱硫処理する脱硫処理部1、原燃料ガスを改質処理する改質処理部3、原燃料ガス及び燃料電池Gから排出された排燃料ガスを燃焼させて改質処理部3を加熱する燃焼部4、改質処理用の水蒸気を生成する水蒸気生成手段としての水蒸気生成部S、改質処理部3にて改質処理された改質ガスに含まれる一酸化炭素ガスを低減するように処理する変成処理部5、その変成処理部5から排出される変成処理ガス中に残留している一酸化炭素を除去する選択酸化処理部6等が備えられ、一酸化炭素ガス濃度の低い(例えば10ppm以下)水素リッチな燃料ガスを生成するように構成されている。
前記原燃料ガス用熱交換器Eaは、上流側改質ガス通流部12から排出された改質ガスを通流させる下流側改質ガス通流部15と、脱硫処理部1に供給する原燃料ガスを通流させる原燃料ガス通流部16とを熱交換させるように構成されている。
また、選択酸化処理部6から排出された選択酸化処理ガスの温度は110℃程度であり、高分子型の燃料電池Gの動作温度は80℃程度であるので、燃料ガス路23には、選択酸化処理部6から排出された選択酸化処理ガスを、燃料電池Gの動作温度付近にまで冷却する燃料ガス冷却用熱交換器33が設けられている。
CH4+H2O→CO+3H2
CO+H2O→CO2+H2
そして、変成処理ガスから凝縮水を除去するドレントラップ34が、その原料水予熱用熱交換器17よりも下流側の箇所に設けられ、変成処理ガスと原料水との熱交換により原料水を予熱するとともに、変成処理ガスを冷却するようにしている。
その蛇行状通流部18は、燃料ガス生成手段Pの外壁部のうちの燃焼部4を覆う箇所に熱伝導可能に当て付けて設けられ、燃料ガス生成手段Pの外壁部からの伝導熱および輻射熱により、蛇行状通流部18を通流する原料水を予熱するように構成されている。
そして、原料水予熱用熱交換器17および蛇行状通流部18によって、水蒸気生成部Sに供給する原料水を予熱するようにしている。
そして、水蒸気生成用加熱通流部11においては、燃焼排ガスによって蒸発処理室2を加熱し、変成部冷却用通流部8においては、燃焼排ガスによって、発熱反応である変成反応が行われる変成処理部5を冷却するように構成されている。
また、燃焼用ブロア28からの空気を酸化用空気として選択酸化処理部6に供給するように、燃焼用ブロア28に接続した酸化用空気供給路31が、最後段の変成処理部5と選択酸化処理部6とを接続するガス処理用流路22に接続されている。
ちなみに、通常は、開閉弁35、36は、燃焼用空気が燃焼用空気バイパス路30を通流する状態となるように切り換えられるが、変成処理部5の冷却能力が不足したとき、例えば、夏期の高気温時には、開閉弁35、36は、燃焼用空気が変成部冷却用通流部9を通流する状態となるように切り換えられ、燃焼用空気にて変成処理部5が冷却される。
尚、図1では、元燃料弁V1は1個だけ備える構成となっているが、安全性を向上させるために、複数個の元燃料弁V1を直列状態で並べて設けて、それらの複数の元燃料弁V1を同時に開閉すべく制御する構成としてもよい。
尚、図5では、排気ファン58として、プロペラファンを用いるようにしているが、シロッコファン等の他の形式のファンを用いてもよい。
つまり、制御装置60が、運転開始指令が指令されると、排気ファン58を作動させる排気ファン作動処理を実行し、その後、燃焼部4を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、改質温度センサ38にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、改質処理部3にて改質を行う改質処理を実行すべく、加熱用燃料ガス供給断続手段Vk、燃焼用ブロア28、原燃料ガス供給断続手段Vg、及び、水蒸気生成手段Sの作動を制御するように構成されている。
すなわち、制御装置60が、運転開始指令が指令されてから燃焼処理を開始するまでの間において、排気ファン58が稼動状態であると予定されているときに、排気ファン作動状態検出手段H1にて稼動状態でないことが検出されると、燃焼処理を開始しないように構成され、且つ、燃焼処理を開始してから改質処理を開始するまでの間において、排気ファン作動状態検出手段H1にて稼動状態でないことが検出されると、燃焼処理を停止し、かつ、改質処理を開始した後において、排気ファン作動状態検出手段H1にて稼動状態でないことが検出されると、燃焼処理及び改質処理を停止するように構成されている。
制御装置60は、燃料電池Gの運転を開始する起動タイミングになり、例えば、燃料電池Gの運転管理を行う燃料電池用の制御装置等の他の制御手段あるいは手動操作具等により運転開始指令が指令されると、排気ファン58の作動を開始させる排気ファン作動処理を実行する。つまり、制御装置60は、排気ファン58を回転するためのファン駆動回路58Aに、ファン運転制御端子をハイレベルに切り換える運転開始指令及びファン運転制御端子をローレベルに切り換える運転停止指令とを指令する構成となっており、排気ファン58による作動を開始させるときは運転開始指令をファン駆動回路58Aを指令することになる。
このとき、燃料ガス供給弁V2及び圧力逃がし弁V3は共に閉状態であるから、原燃料ガスの供給により内部圧力が上昇するのであり、圧力センサ52の検出圧力Pが設定上限値としての第1設定圧力Ps1以上(例えば、3kPa以上)になると、元燃料弁V1及びプロセスガス弁V4を閉じてガスパージ処理を終了する。尚、前記降下判定用設定温度Ts2は、熱分解による炭素の析出を防止できる程度の温度(例えば、200℃)に設定されている。
又、制御装置60は、図7に示すように、前記装置内圧力維持処理を実行しているときは、圧力センサ52の検出圧力Pが前記第2設定圧力Ps2よりも少し高めに設定された第3設定圧力以下にまで低下すると、排気作動を開始させ、その後、圧力維持のために、元燃料弁V1及びプロセスガス弁V4を開状態に切り換えて原燃料ガスの供給が行われてから設定時間Xが経過すると排気作動を停止させるように、排気ファン58の作動を制御する。以降、このような制御を繰り返し実行する。従って、圧力センサ52の検出圧力Pが第2設定圧力Ps2以下になり元燃料弁V1及びプロセスガス弁V4を開状態に切り換えるときには、排気ファン58は作動状態に切り換わっていることになる。
すなわち、運転開始指令が指令されて、前記バーナ44の燃焼を開始して改質温度Trが原燃料供給開始用設定温度Ts1になるまでの間の起動運転の実行中であって、且つ、バーナ44に加熱用燃料ガスの供給が行われている状態であれば(ステップ1、2)、前記改質温度センサ38にて検出される改質温度Trの温度上昇率が設定温度上昇率より大であるか否かを判別する(ステップ3)。具体的には、前記バーナ44の燃焼を開始してから設定経過時間(3分間)が経過するまでの間における改質温度Trの上昇量が設定量(45度)を越えているときは、温度上昇率が設定温度上昇率より大であると判断し、改質温度Trの上昇量が設定量(45度)未満であれば温度上昇率が設定温度上昇率より小であると判断する。
排気ファン作動状態検出手段H1は、排気ファン58と一体回転する回転部材としての回転軸63に検出作用して、その回転部材63の回転速度に対応する電気信号を出力する検出部64と、その検出部64の電気信号と判別用基準値とを比較して、稼動状態信号及び非稼動状態信号を出力する比較部65とから構成され、強制操作回路61が、前記比較部65から非稼動状態信号が出力されると、原燃料ガス供給断続手段Vg及び加熱用燃料ガス供給断続手段Vkを遮断状態に強制操作するように構成されている。
排気ファン作動状態検出手段H1は、図6に示すように、排気ファン58と一体回転する回転部材である回転軸63における一体形成された突起部66に検出作用して回転部材の回転速度に対応するパルス信号を出力するパルス発生器67と、そのパルス発生器67のパルス信号の周波数を電圧信号に変換する電圧変換回路としてのF/V(周波数・電圧)変換器68と、そのF/V変換器68の電気信号(電圧信号)と判別用基準値としての基準電圧発生器69にて発生する基準電圧とを比較して、稼動状態信号に対応するハイレベル信号及び非稼動状態信号に対応するローレベル信号を出力するコンパレータ70とを備えて構成されている。従って、パルス発生器67とF/V変換器68とにより前記検出部64が構成され、基準電圧発生器69とコンパレータ70により比較部65が構成されている。
前記スイッチングトランジスタ72が導通状態になると、元燃料弁V1の弁体操作用のソレノイドに通電して、バネにより閉付勢されている弁体を開状態に操作して元燃料弁V1が開弁状態になり、又、スイッチングトランジスタ72が非導通状態になると、弁体はバネの付勢力により閉状態に復帰し、元燃料弁V1が閉弁状態になるように構成されている。
排気ファン58が回転して排気作動を開始すると、パルス発生器67がパルス信号を出力し、そのパルス信号がF/V変換器68にてパルス信号の周波数が高いほど高い電圧となるような電圧信号に変換される。ところで、バーナ44の燃焼排ガスを希釈して排気するのに必要となる送風量を得るためには、排気ファン58が設定回転速度以上で回転している必要がある。そこで、設定回転速度に対応する電圧が予め基準電圧として設定されて、その基準電圧を基準電圧発生器69にて発生するように構成され、前記F/V変換器68の出力電圧がコンパレータ70の非反転入力端子に入力され、基準電圧発生回路69にて発生した基準電圧がコンパレータ70の反転入力端子に入力される。そして、コンパレータ70は、F/V変換器68の出力電圧が基準電圧より高いときはハイレベル信号を出力し、F/V変換器68の出力電圧が基準電圧より低いときはローレベル信号を出力する。
次に、第2実施形態を説明する。
この実施形態では、前記換気ファン57が回転している又は前記換気ファン57による通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する換気ファン作動状態検出手段H2が設けられ、前記運転制御手段Cが、前記換気ファン作動状態検出手段H2にて前記換気ファン57が前記稼動状態でないことが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている点が第1実施形態と異なるが、それ以外の構成は第1実施形態と同じであるから、異なる点についてのみ説明する。
以下、別実施形態を列記する。
すなわち、前記排気ファンが回転しているか否かにより稼動状態であるか否かを検出するにあたり、上記実施形態では、排気ファン58と一体回転する回転部材である回転軸63における一体形成された突起部66に検出作用して回転部材の回転速度に対応するパルス信号を出力するパルス発生器67を備える構成としたが、このような突起部を設ける構成に代えて、回転部材の外周部に磁性体を備えて、回転部材の回転に伴って磁性体が接近離間するような箇所に位置固定状態で磁気センサが設けられ、この磁気センサが、前記磁性体に対して検出作用して回転部材の回転速度に対応するパルスを発生するように構成するものでもよい。
例えば、水素含有ガス生成装置が設置場所に設置されて電源が投入されるに伴って、排気ファンが作動を開始する駆動回路が設けられる構成としてもよい。又、運転制御手段に対する駆動用電源が入り操作されるに伴って排気ファンが作動を開始する構成としてもよい。そして、これらの構成においては、運転制御手段に対して電源が供給されているときは排気ファンに駆動用の電力が供給されている状態となるから、運転制御手段に対して電源が供給されている状態、つまり、運転制御手段が起動している状態のすべてのときが、排気ファンが稼動状態であると予定されているときに対応することになる。
又、運転制御手段以外の他の制御手段から運転制御手段に運転開始指令が指令される構成であれば、前記他の制御手段が、排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、運転制御手段に運転開始指令を指令しないように構成されるものでもよい。
又、上記実施形態では、改質温度検出手段にて検出される改質処理部3の温度の検出情報に基づいて不燃焼状態又は不完全燃焼状態を判別するようにしたが、このような構成に加えて、例えば、上記実施形態の如く、燃焼部及び改質処理部だけでなく変成処理部、選択酸化部等の各部を形成するための複数の容器が、矩形板状の偏平な容器Bの複数を板状形状の厚さ方向に並べて設けられるような構成のものであれば、変成処理部や選択酸化部が燃焼部の燃焼状態により熱的な影響を受けるため、変成処理部や選択酸化部の温度を検出する温度センサを備えて、運転制御手段が、改質処理を開始した後において、前記温度センサにて検出される変成処理部や選択酸化部の温度が不適正に下降するような場合は、不燃焼状態や不完全燃焼状態であると判別するように構成するようにしてもよい。
4 燃焼部
28 燃焼用空気供給手段
38 改質温度検出手段
43 伝熱板
49 改質室
50 燃焼室
54 ケーシング
57 換気ファン
58 排気ファン
61 強制操作回路
63 回転部材
64 検出部
65 比較部
81 検出部
84 比較部
C 運転制御手段
H1 排気ファン作動状態検出手段
H2 換気ファン作動状態検出手段
S 水蒸気生成手段
V1 元燃料弁
V4 原燃料弁
V5 燃焼燃料弁
Vk 加熱用燃料ガス供給断続手段
Vg 原燃料ガス供給断続手段
Claims (10)
- 炭化水素を含む原燃料ガスと水蒸気とを含む混合ガスを改質して水素ガスを含む改質ガスを生成する改質処理部と、
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理及び前記改質処理を実行しないように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 炭化水素を含む原燃料ガスと水蒸気とを含む混合ガスを改質して水素ガスを含む改質ガスを生成する改質処理部と、
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記運転開始指令が指令されてから前記燃焼処理を開始するまでの間において、前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を開始しないように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 炭化水素を含む原燃料ガスと水蒸気とを含む混合ガスを改質して水素ガスを含む改質ガスを生成する改質処理部と、
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 炭化水素を含む原燃料ガスと水蒸気とを含む混合ガスを改質して水素ガスを含む改質ガスを生成する改質処理部と、
加熱用燃料ガスを燃焼させて前記改質処理部を加熱する燃焼部と、
前記改質処理部への原燃料ガスの供給を断続する原燃料ガス供給断続手段と、
前記改質処理部へ供給する水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、
前記燃焼部への加熱用燃料ガスの供給を断続する加熱用燃料ガス供給断続手段と、
前記燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給手段と、
前記改質処理部の温度を検出する改質温度検出手段と、
運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
運転開始指令が指令されると、前記燃焼部を燃焼作動させる燃焼処理を実行し、次に、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質処理開始用条件を満たすと、前記改質処理部にて改質を行う改質処理を実行すべく、前記加熱用燃料ガス供給断続手段、前記燃焼用空気供給手段、前記原燃料ガス供給断続手段、及び、前記水蒸気生成手段の作動を制御するように構成された水素含有ガス生成装置であって、
前記運転制御手段が、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が初期時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記改質温度検出手段にて検出される温度が改質時燃焼確認条件を満たさない場合には、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成され、
運転開始指令が指令されるに伴って作動を開始して又は常時作動して前記燃焼部からの燃焼排ガスを外部に排気する排気ファンと、
前記排気ファンが回転している又は前記排気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する排気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記運転開始指令が指令されてから前記燃焼処理を開始するまでの間において、前記排気ファンが前記稼動状態であると予定されているときに、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を開始しないように構成され、且つ、
前記燃焼処理を開始してから前記改質処理を開始するまでの間において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理を停止し、かつ、前記改質処理を開始した後において、前記排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記燃焼処理及び前記改質処理を停止するように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 前記運転制御手段が、排気ファン作動状態検出手段にて稼動状態でないことが検出されると、前記原燃料ガス供給断続手段及び前記加熱用燃料ガス供給断続手段を遮断状態に強制操作する強制操作回路を備えて構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の水素含有ガス生成装置。
- 前記排気ファン作動状態検出手段が、前記排気ファンと一体回転する回転部材に検出作用して、その回転部材の回転速度に対応する電気信号を出力する検出部と、その検出部の電気信号と判別用基準値とを比較して、稼動状態信号及び非稼動状態信号を出力する比較部とから構成され、
前記強制操作回路が、前記比較部から非稼動状態信号が出力されると、前記原燃料ガス供給断続手段及び前記加熱用燃料ガス供給断続手段を遮断状態に強制操作するように構成されている請求項5記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記原燃料ガス供給断続手段が、元燃料ガスの供給を断続する元燃料弁と、その元燃料弁を通して供給される元燃料ガスが原燃料ガスとして前記改質処理部に供給されるのを断続する原燃料弁とから構成され、
前記加熱用燃料ガス供給断続手段が、前記元燃料弁と、その元燃料弁を通して供給される元燃料ガスが加熱用燃料ガスとして前記燃焼部に供給されるのを断続する燃焼燃料弁とから構成され、
前記強制操作回路が、前記元燃料弁を遮断状態に強制操作するように構成されている請求項6記載の水素含有ガス生成装置。 - 装置全体を収納し且つ吸気口及び排気口が形成されたケーシングと、前記ケーシングの内部を換気する換気ファンと、この換気ファンが回転している又は前記換気ファンによる通風が存在する稼動状態であるか否かを検出する換気ファン作動状態検出手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、
前記換気ファン作動状態検出手段にて前記換気ファンが前記稼動状態でないことが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の水素含有ガス生成装置。 - 前記換気ファン作動状態検出手段が、前記換気ファンと一体回転する回転部材に検出作用して、その回転部材の回転速度に対応する電気信号を出力する検出部と、その検出部の電気信号と判別用基準値とを比較して、稼動状態信号及び非稼動状態信号を出力する比較部とから構成されている請求項8記載の水素含有ガス生成装置。
- 前記燃焼部における燃焼用空間を形成する燃焼室が、前記燃焼部の熱を前記改質処理部に伝える伝熱板の一側面側に、その伝熱板の厚さ方向に薄い偏平の直方体状に形成される状態で備えられ、
前記改質処理部における改質処理用の空間を形成する改質室が、前記伝熱板の他側面側に、その伝熱板の厚さ方向に薄い偏平の直方体状に形成される状態で備えられている請求項1〜9のいずれか1項に記載の水素含有ガス生成装置。
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