JP5328404B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明はコージェネレーションシステムに関し、特にユーザーの時刻認識の利便性を向上させたコージェネレーションシステムに関する。
昨今、総合エネルギー効率を高めるエネルギー供給システムとして、発電する際に発熱する熱電併給装置を備え、電力及び熱を供給可能なコージェネレーションシステムが注目されている。熱電併給装置の一態様として、水素と酸素とを導入してこれらの電気化学的反応により発電する燃料電池があるが、近年の地球環境保全意識の高まりを背景に、燃料電池を備える燃料電池システムの一般家庭への導入が現実味を帯びてきている。燃料電池システムは、一般に居室外に設置されるため、ユーザーの意図を運転に反映させるためにリモコン(遠隔操作器)が居室に設置される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−257157号公報
熱電併給装置は、発生した熱を媒体(典型的には水)を介して蓄熱槽に蓄えておくことが多いところ、蓄熱媒体としての温水は、熱電併給装置が停止した状態が長時間続いて温度が低下したまま滞留すると細菌が発生するおそれがあるため、例えば細菌発生のおそれが生じる前に強制的に滅菌温度以上に加熱することがある。この滅菌制御は確実に実行されることが好ましいところ、電源が切られても時刻を刻み続けるリアルタイムクロックに基づいて制御されることが好ましい。また、滅菌制御が実行されたか否か等の熱電併給装置の状態は、ユーザーの関心事であり、時刻に対応付けてリモコンに表示されることが望まれている。他方、利便性の観点からリモコンにも時計表示機能を設けるのが一般的である。ユーザーの中には時計を所定時間進めた状態で生活するのを好む者がいるし、リアルタイムクロックの時刻精度はおよそミリ秒であることから長いスパンで見ると実時間からずれが生じるため、直接ユーザーの目に入るリモコンの時計表示は、ユーザーが自由に設定(変更)できることが好ましい。しかしながら、例えば滅菌等の熱電併給装置の制御の基準となるリアルタイムクロックと、リモコンに表示される時計との2つが存在し、両者にずれが生じた場合は、熱電併給装置の状態がリモコンの時計とは異なる基準で作動しているリアルタイムクロックに対応付けられて表示されると、ユーザーは違和感を覚えることとなる。
本発明は上述の課題に鑑み、熱電併給装置の制御とリモコンに表示される時刻とが異なる時計に基づいてコントロールされている場合にユーザーの違和感を低減するコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1に示すように、発電する際に発熱する熱電併給装置30と、熱電併給装置30の発電を行う際に作動する補助機器73、83と、熱電併給装置30及び補助機器73、83の稼働を管理するリアルタイムクロック38と、を有する熱電併給装置ユニット3と;熱電併給装置ユニット3の動作を遠隔操作する遠隔操作器10であって、表示される時刻を任意に変更可能な時刻表示部11と、時刻表示部11の時刻と関連して熱電併給装置ユニット3の動作の状態を表示する状態表示部12とを有する遠隔操作器10と;第1の所定の時間ごとにリアルタイムクロック38の時刻と時刻表示部11の時刻との差分を取得して、リアルタイムクロック38に基づいて動作する熱電併給装置ユニット3の状態を状態表示部12に表示する際に、取得した差分に基づいて、時刻表示部11の時刻に基づく熱電併給装置30の動作の状態として状態表示部12に表示するように調整する調整部22とを備える。
このように構成すると、リアルタイムクロックに基づいて動作する熱電併給装置ユニットの状態を状態表示部に表示する際に、取得した差分に基づいて、時刻表示部の時刻に基づく熱電併給装置の動作の状態として状態表示部に表示するので、リアルタイムクロックと時刻表示部との間にずれが生じていても状態表示部に表示される状態は時刻表示部の時刻に対応付けられたものとなり、ユーザーが違和感を覚えることがない。
また、本発明の第2の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第1の態様に係るコージェネレーションシステム1において、状態表示部12が、熱電併給装置ユニット3のエネルギー収支に関する情報を表示するように構成されている。
このように構成すると、熱電併給装置ユニットを導入するような省エネルギーに関心の高いユーザーに対しても、遠隔操作器に表示されている時刻に基づいたエネルギー収支に関する情報を表示することができる。
また、本発明の第3の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係るコージェネレーションシステム1において、熱電併給装置30が発電するのに伴って発生する熱を、媒体水hを介して蓄える蓄熱槽80と;媒体水hを加熱する加熱手段46とを備え;蓄熱槽80内の媒体水hが蓄熱槽80内から導出されない状態がリアルタイムクロック38による計時で第2の所定の時間継続したときに、加熱手段46により媒体水h内に発生しうる菌類を滅菌可能な所定の温度に媒体水hを加熱するように構成されている。
このように構成すると、蓄熱槽内の媒体水が蓄熱槽内から導出されない状態がリアルタイムクロックによる計時で第2の所定の時間継続したときに加熱手段により媒体水内に発生しうる菌類を滅菌可能な所定の温度に媒体水を加熱するので、確実に滅菌対策を講ずることができる。
また、本発明の第4の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係るコージェネレーションシステム1において、熱電併給装置30が発電するのに伴って発生する熱を、媒体水hを介して蓄える蓄熱槽80と;蓄熱槽80に出入りする媒体水hを流す媒体水流路84、85とを備え;熱電併給装置30が発電を行っていない状態がリアルタイムクロック38による計時で第3の所定の時間継続したときに、媒体水流路84、85内の媒体水hを蓄熱槽80内の媒体水hと置換するように構成されている。
このように構成すると、熱電併給装置が発電を行っていない状態がリアルタイムクロックによる計時で第3の所定の時間継続したときに媒体水流路内の媒体水を蓄熱槽内の媒体水と置換するので、確実に滅菌対策を講ずることができる。
また、本発明の第5の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第4の態様のいずれか1つの態様に係るコージェネレーションシステム1において、取得した差分を保存する保存部23を備える。
このように構成すると、例えば停電等が生じて時刻表示部の応答がなく差分を取得できない場合に保存部に保存されている差分を用いることが可能になる。
また、本発明の第6の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第5の態様に係るコージェネレーションシステム1において、調整部22が、リアルタイムクロック38の時刻と時刻表示部11の時刻との差分を取得できないときに、リアルタイムクロック38に基づいて動作する熱電併給装置ユニット3の状態を状態表示部12に表示する際に、保存部23に保存されている差分に基づいて、時刻表示部11の時刻に基づく熱電併給装置30の動作の状態として状態表示部12に表示するように構成されている。
このように構成すると、例えば停電等により時刻表示部がリセットされてしまった後でも、時刻表示部がリセットされる前の差分に基づいて状態表示部に熱電併給装置の状態を表示することが可能になり、ユーザーの違和感を低減することができる。
また、本発明の第7の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第5の態様又は第6の態様に係るコージェネレーションシステム1において、時刻表示部11に表示される時刻が意に反して変更されたときに、保存部23に保存されている差分に基づいて時刻表示部11に表示される時刻が設定されるように構成されている。
このように構成すると、例えば停電等により時刻表示部がリセットされてしまっても暫定的に時刻表示部に表示される時刻が設定されることとなり、ユーザーの混乱を低減することができる。
また、本発明の第8の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第1の態様乃至第7の態様のいずれか1つの態様に係るコージェネレーションシステム1において、リアルタイムクロック38の時刻が変更されたときに、調整部22が変更と同時に差分を取得するように構成されている。
このように構成すると、変更されたリアルタイムクロックの時刻を直ちに反映させることができる。
また、本発明の第9の態様に係るコージェネレーションシステムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第8の態様のいずれか1つの態様に係るコージェネレーションシステム1において、標準時を取得する標準時取得部25を備え;リアルタイムクロック38又は時刻表示部11の時刻が標準時取得部25が取得した標準時に同期されるように構成されている。
このように構成すると、標準時に同期されるリアルタイムクロック又は時刻表示部に表示される時間が正確なものとなる。
本発明によれば、リアルタイムクロックに基づいて動作する熱電併給装置ユニットの状態を状態表示部に表示する際に、取得した差分に基づいて、時刻表示部の時刻に基づく熱電併給装置の動作の状態として状態表示部に表示するので、リアルタイムクロックと時刻表示部との間にずれが生じていても状態表示部に表示される状態は時刻表示部の時刻に対応付けられたものとなり、ユーザーが違和感を覚えることがない。
本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの概略構成を示すブロック図である。 時刻表示部の時刻とリアルタイムクロックの時刻との調整の手順を説明するフローチャートである。 リアルタイムクロックに基づいて動作する燃料電池ユニットの状態を状態表示部に表示する具体例を示す図である。(a)はタイムチャート、(b)はリモコンの外観図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る燃料電池システム1を説明する。図1は、燃料電池システム1の概略構成を示すブロック図である。燃料電池システム1は、発電する際に発熱する熱電併給装置としての燃料電池30を有する、コージェネレーションシステムの一形態である。燃料電池システム1は、燃料電池30を有する燃料電池ユニット3と、遠隔操作器としてのリモコン10と、制御装置20とを備えている。
燃料電池ユニット3は、燃料電池30のほか、燃料電池30で発電する際にガスや冷却水を供給するブロワやポンプ等の補助機器と、燃料電池30及び補助機器の稼働を管理するリアルタイムクロック(以下「RTC」という。)38と、燃料電池30で発生した熱を蓄える蓄熱槽としての貯湯槽80とを有している。燃料電池ユニット3は、居室外に設置されており、典型的には屋外に設置されている。
燃料電池30は、典型的には固体高分子形燃料電池である。燃料電池30は、水素を主成分とする改質ガスgを導入するアノード31と、酸素含有ガスとしての酸化剤ガスtを導入するカソード32と、電気化学的反応により発生した熱を奪う冷却部33とを含んで構成されている。カソード32に導入される酸化剤ガスtは、典型的には空気である。燃料電池30は、図では簡易的に示されているが、実際には、固体高分子膜をアノード31とカソード32とで挟んで単一のセルが形成され、このセルを冷却部33を介し複数枚積層して構成されている。燃料電池30では、アノード31に供給された改質ガスg中の水素が水素イオンと電子とに分解し、水素イオンが固体高分子膜を通過してカソード32に移動すると共に電子がアノード31とカソード32とを結ぶ導線を通ってカソード32に移動して、カソード32に供給された酸化剤ガスt中の酸素と反応して水を生成し、この反応の際に発熱する。この反応で、電子が導線を通ることにより、直流の電力を取り出すことができる。
燃料電池30から取り出された直流電力は、パワーコンディショナ(不図示)で交流電力に変換された後に電力負荷に送電されるように構成されている。パワーコンディショナ(不図示)の先では、燃料電池30から電力負荷へ送電する電線に商用電源から受電する電線が接続されており、電力負荷への給電は燃料電池30で発生した電力が優先的に供給され、不足分が商用電源から供給された電力で賄われる。電力負荷は、例えば家庭に設置された冷蔵庫等の電力消費機器であるが、燃料電池ユニット3の補助機器も含まれる。
アノード31に供給される改質ガスgは、改質器34で生成される。改質器34は、炭化水素系の原料mと改質用水(不図示)とを導入し、加熱して、原料mの水蒸気改質反応により水素を主成分とする改質ガスgを生成する機器である。原料mは、例えば、メタン、エタン等の鎖式炭化水素(天然ガスも含む)、あるいはメタノール、石油製品(灯油、ガソリン、ナフサ、LPG等)等の炭化水素を主成分とする混合物等の炭化水素系の燃料が用いられる。改質ガスgは、例えば、水素を40体積%以上、典型的には70〜80体積%程度含んだ、燃料電池30に供給するガスである。改質ガスg中の水素濃度は80体積%以上でもよく、すなわち燃料電池30に供給したときに酸化剤ガスt中の酸素との電気化学的反応により発電可能な濃度であればよい。
アノード31と改質器34とは、改質器34で生成された改質ガスgをアノード31に導く改質ガス管51と、アノード31から排出されたアノードオフガスpを改質器34に導くアノードオフガス管52とで接続されている。アノードオフガスpは、燃料電池30における電気化学的反応に利用されなかった水素を含むガスであり、改質器34に導入されて燃焼されることで原料mの改質に用いられる改質熱を発生させる。改質器34には、改質ガス管51及びアノードオフガス管52のほか、原料mを導入する原料管55が接続されている。原料管55には、原料mを改質器34に向けて圧送する原料ブロワ35が挿入配置されている。原料ブロワ35は補助機器の1つである。本実施の形態では、原料mが気体であるとして原料ブロワ35が用いられているが、原料mが液体の場合はブロワに代えてポンプが用いられる。
カソード32には、酸化剤ガスtを導入する酸化剤ガス管54と、燃料電池30での電気化学的反応に利用されなかった酸素を含むカソードオフガスqを排出するカソードオフガス管54Qとが接続されている。酸化剤ガス管54には、カソード32に酸化剤ガスtを送る空気ブロワ36が配設されている。空気ブロワ36は補助機器の1つである。冷却部33には、冷却水cを導入する冷却水管75と、燃料電池30から熱を奪って温度が上昇した冷却水cを熱交換器70に導く冷却水管74とが、それぞれ接続されている。冷却水管74、75により、燃料電池30から導出された媒体水としての冷却水cが熱交換器70を通過し、熱交換器70を通過して温度が下がった冷却水cが燃料電池30に導入されるように循環流路が形成されている。冷却水管75には内部を流れる冷却水cを循環させる冷却水ポンプ73が配置されている。冷却水ポンプ73は補助機器の1つである。
熱交換器70は、冷却水cと蓄熱水hとの間で熱交換を行う機器であり、典型的にはプレート型熱交換器が用いられる。熱交換器70は、燃料電池30から受熱して温度が上昇した冷却水cと、冷却水cよりも温度が低い蓄熱水hとがカウンターフローにより熱交換し、燃料電池30の排熱を冷却水cから蓄熱水hに伝達するように構成されている。熱交換器70には、冷却水管74、75のほか、蓄熱水hを導入する蓄熱水管85と、冷却水cから受熱して温度が上昇した蓄熱水hを貯湯槽80に導く蓄熱水管84とが、それぞれ接続されている。蓄熱水管84は、熱交換器70から導出された蓄熱水hが貯湯槽80の上部に流入するように貯湯槽80の上部に接続されており、好適には頂部に接続される。蓄熱水管85は、熱交換器70に導入される蓄熱水hが貯湯槽80の下部から採水されるように貯湯槽80の下部に接続されており、好適には底部に接続される。蓄熱水管84、85は熱交換器70及び貯湯槽80と接続されて循環流路を形成している。蓄熱水管85には内部を流れる蓄熱水hを循環する蓄熱水ポンプ83が配置されている。蓄熱水ポンプ83は補助機器の1つである。
貯湯槽80は、熱交換器70で燃料電池30の排熱を受熱した蓄熱水hが蓄熱水管84を通って流入し、燃料電池30の排熱が蓄熱されるように構成されている。流入して貯湯槽80に貯留された蓄熱水hは、上部の温度が高く下部の温度が低い温度成層が形成されている。さらに貯湯槽80には、蓄えられている蓄熱水hを温水として給湯や暖房機器などの熱需要に供給するための温水往管42が上部に、暖房機器等で熱が利用されて温度が低下した温水を導入する温水還管43が下部に、給湯等で消費された温水分の水を補充するために水(例えば市水等)を導入する補給水管(不図示)が下部に、それぞれ接続されている。
また、貯湯槽80には、貯湯槽80下部の蓄熱水hを抜き出す下部抜出管44Aと、貯湯槽80上部の蓄熱水hを抜き出す上部抜出管44Bと、下部抜出管44A及び上部抜出管44Bから抜き出した蓄熱水hを貯湯槽80の上部に戻す戻し管44Cとが接続されている。下部抜出管44Aは、典型的には貯湯槽80の底部に接続されている。上部抜出管44Bは貯湯槽80の上部側面に接続されている。戻し管44Cは、典型的には貯湯槽80の頂部に接続されている。下部抜出管44A、上部抜出管44B、及び戻し管44Cは、それぞれ三方弁47を介して相互に接続されている。三方弁47は、制御装置20と信号ケーブルで接続されており、制御装置20からの信号を受信して、下部抜出管44Aと戻し管44Cとを連通させるのと、上部抜出管44Bと戻し管44Cとを連通させるのとを電動で切り替えることができるように構成されている。戻し管44Cには、補助機器を構成する、加熱ポンプ45と加熱手段としての加熱器46とが挿入配置されている。
加熱器46は、戻し管44C内を流れる蓄熱水hを所定の温度以上に加熱することができるように構成されている。加熱器46は、燃焼用の燃料(不図示)を導入して燃焼させることにより、あるいは電気エネルギーを入力して熱に変えて、蓄熱水hを加熱することができるように構成されている。加熱器46は、制御装置20と信号ケーブルで接続されており、制御装置20からの信号を受信して発熱量を調節することができるように構成されている。加熱ポンプ45は、下部抜出管44A又は上部抜出管44Bを介して貯湯槽80から抜き出された蓄熱水hを再び貯湯槽80へと循環させる機器である。加熱ポンプ45は、制御装置20と信号ケーブルで接続されており、制御装置20からの信号を受信して発停や回転数の調節が行われるように構成されている。
蓄熱水管84にはバイパス管86が接続されており、バイパス管86の他端は蓄熱水ポンプ83よりも上流側で蓄熱水管85に接続されている。バイパス管86は、蓄熱水管84を流れる蓄熱水hを貯湯槽80に流入させずに蓄熱水管85に導く管である。蓄熱水管84とバイパス管86との分岐部には、蓄熱水hの流れ方向を切り替える三方弁82が配設されている。三方弁82と制御装置20とは信号ケーブルで接続されており、三方弁82は制御装置20からの信号を受信して蓄熱水hの流路を切り替えることができるように構成されている。また、三方弁82の設置位置は、蓄熱水管84とバイパス管86との接続部に限られず、蓄熱水管85とバイパス管86との接続部であってもよい。また、三方弁82に代えて二方弁を2個用いることにより、蓄熱水hの流れ方向を切り替えることができるように構成してもよい。
RTC38は、バッテリーを有しており、停電等により燃料電池ユニット3への電力の供給が途絶えた場合でも時刻を刻み続けることができるように構成されている。RTC38は、補助機器と同様に燃料電池30で発生した電力及び商用電源から供給される電力(外部電力)を選択的に受電することができるように構成されている。また、RTC38は、外部電力が供給されているときは外部電力で作動するように構成されている。その一方で、停電等により外部電力の供給が途絶えたときには、電源がバッテリーに切り替わって時刻を刻み続けることができるように構成されている。RTC38は、制御装置20と電気的に接続されており、燃料電池ユニット3の補助機器の作動が時間(スケジュール)によって制御される場合にこの制御の基礎となる時間を計測するように構成されている。燃料電池ユニット3の補助機器の作動は、典型的には、補助機器のほか燃料電池30等も含んだ燃料電池ユニット3の運転及び停止の制御の一環として行われる。本実施の形態では、燃料電池ユニット3の運転・停止の制御は、典型的には、過去の運転実績に基づいて予測された電力需要及び熱需要をできるだけ燃料電池30が発生する電力及び熱で賄うように適宜作成された運転計画に沿って行われる(運用制御)。本実施の形態では、燃料電池ユニット3の運用制御がRTC38の時刻に基づいて行われるように構成されている。なお、RTC38の時刻精度は一般にミリ秒程度であり、時刻精度が一般にナノ秒あるいはピコ秒といわれる高精度タイマー(外部電力で作動する)の方が高精度である。
リモコン10は、燃料電池ユニット3への動作指令を遠隔から行うための機器であり、典型的には居室に設置されている。リモコン10は、時刻を表示する時刻表示部11と、燃料電池ユニット3の状態を表示する状態表示部12とを有している。リモコン10は、商用電源から電力の供給を受けて、時刻表示部11及び状態表示部12を作動させている。本実施の形態のリモコン10は、コスト低減の観点から、バッテリーによるバックアップは行われていない。時刻表示部11は、表示される時刻を、ユーザーが任意に設定及び変更することができるように構成されている。このように構成されていることにより、ユーザーにとって使い勝手のよい時刻を表示させることができる。例えば、気持ちにゆとりを持つために、標準時よりも進んだ時刻を表示させることができる。時刻表示部11に表示される時刻の設定及び変更は、リモコン10から入力することができるように構成されている。
状態表示部12は、上述のように燃料電池ユニット3の状態を表示するものであり、例えば滅菌加熱制御の実施状況のほか、燃料電池ユニット3のエネルギー収支に関する情報を表示するように構成されている。エネルギー収支に関する情報は、例えば燃料電池ユニット3が消費した電力量や、消費した原料mの量等を含むものであり、これには貯湯槽80に出入りする熱エネルギーも含むことが好ましく、このほか燃料電池30が電力を供給する燃料電池ユニット3外の電力負荷(電気機器)の消費電力量も含むことがより好ましい。状態表示部12がエネルギー収支に関する情報を表示するのは、近年注目されているHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)あるいはBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を考慮したものである。HEMSやBEMSといったエネルギーマネジメントシステムは、主に化石燃料に由来する二酸化炭素等の温室効果ガスによる地球温暖化問題を背景に、ユーザーに省エネルギーを喚起して(場合によっては電気機器をネットワークでつなぎ省エネルギー運転となる制御を行うこともある)、実際のエネルギー消費量を抑制することを目的とするものである。
状態表示部12に表示される情報は、時刻表示部11に表示される時刻を基準として表示されるように構成されている。つまり、時刻表示部11に表示される時刻とRTC38の時刻とにずれが生じている場合であって、RTC38に基づく制御により変動したエネルギー収支についても、時刻表示部11に表示される時刻に変換されたうえで状態表示部12に表示されるように構成されている。このように構成されていると、ユーザーは、直接視認できる時刻に基づいてエネルギー収支を認識することができるので、違和感を覚えることがなくなる。状態表示部12に表示される燃料電池ユニット3の状態に関する情報は、ユーザーの切り換え設定により、現在進行中のもの、現在から過去の任意の時点まで遡ったもの、過去のある特定の期間におけるもの等から選択できるように構成されている。また、状態表示部12に表示される情報は、ユーザーにより設定された所定の時間(例えば1日、1時間、瞬時等)ごとに更新されるように構成されていてもよい。
制御装置20は、燃料電池システム1の動作を制御する機器であり、差分算出部21と、調整部22と、保存部23と、制御部24と、標準時取得部25とを有している。制御装置20を構成する各部21〜25は、典型的には、物理的にはコンピューター上に渾然一体に形成されているが、本明細書においては各部21〜25の機能面から見て概念上区別することとしている。制御装置20は、燃料電池ユニット3の筐体内に設けられていてもよく、あるいはリモコン10と一体に構成されて居室内に設けられていてもよい。
差分算出部21は、時刻表示部11及びRTC38とそれぞれ電気的に接続されており、時刻表示部11に表示されている時刻のデータとRTC38の時刻のデータとをそれぞれ取得することができるように構成されている。差分算出部21は、時刻表示部11から取得した時刻のデータとRTC38から取得した時刻のデータとの差分を算出するように構成されている。また、差分算出部21は、調整部22及び保存部23とそれぞれ電気的に接続されており、算出した差分のデータを調整部22及び保存部23にそれぞれ送信することができるように構成されている。差分算出部21における差分の算出は、典型的には第1の所定の時間(例えば2秒〜10秒のいずれか)ごとに行われる。
調整部22は、上記第1の所定の時間ごとに差分算出部21から差分のデータを取得して、RTC38を基準として動作した補助機器に関する情報を時刻表示部11に表示されている時刻に換算する仮想時計として機能するものである。調整部22は、差分算出部21から差分を取得できないときは、保存部23に保存されている差分を取得して暫定的に仮想時計を作成するように構成されている。この「差分算出部21から差分を取得できないとき」は、例えば、停電のためリモコン10に電力が供給されておらず時刻表示部11が作動していない場合や、停電からの復電直後に時刻表示部11がリセットされてしまい時刻が設定されていない場合等である。調整部22は、状態表示部12と電気的に接続されており、RTC38に基づいて作動した燃料電池ユニット3の状態を時刻表示部11に表示されている時刻に換算してデータとして送信することができるように構成されている。なお、調整部22が差分算出部21の機能をも有するように構成されていてもよい。つまり、「差分を取得する」ことには、差分を外部から取得することのほか、自身で算出することにより取得することも含まれる。
保存部23は、上述のように、調整部22が差分算出部21から差分を取得できない場合に備えて差分を保存しておく部分である。保存部23は、揮発性メモリで構成されている場合はバックアップ用のバッテリーが併設されている。保存部23が不揮発性メモリで構成されている場合はバックアップ用のバッテリーが設けられていなくてもよい。
制御部24は、燃料電池システム1の動作を制御する。燃料電池システム1の制御には、燃料電池ユニット3の運用制御が含まれる。制御部24は、各ブロワ35、36、各ポンプ45、73、83、及び各弁47、82等と電気的に接続されており、これら各機器の動作を制御することができるように構成されている。また、制御部24は、加熱器46と電気的に接続されており、加熱器46における加熱量を調節することができるように構成されている。また、制御部24は、燃料電池ユニット3の動作を監視して、監視している動作に基づき電気、ガス、熱等のエネルギー収支を算出することができるように構成されている。制御部24は、調整部22と電気的に接続されており、燃料電池ユニット3のエネルギー収支を含む状態のデータを調整部22に送信することができるように構成されている。
標準時取得部25は、外部から標準時を取得して、RTC38及び/又は時刻表示部11の時刻を標準時に同期させるものである。標準時取得部25は、インターネットあるいは電波時計等から標準時を取得するように構成されている。標準時取得部25が取得する標準時は、典型的には日本標準時であるが、グリニッジ標準時を取得して日本標準時に修正するように構成されていてもよい。標準時取得部25は、RTC38及び/又は時刻表示部11と電気的に接続されており、標準時のデータをRTC38及び/又は時刻表示部11に送信することができるように構成されている。なお、標準時を取得することができる場合には時刻表示部11の設定及び変更を受け付けないように設定可能な構成としてもよい。
引き続き図1を参照して、燃料電池システム1の作用を説明する。停止している燃料電池システム1の運転を開始すると、制御装置20は原料ブロワ35を起動させて原料mを改質器34に導入させる。また、改質器34の燃焼部に燃焼用の燃料として原料m及び燃焼用の空気を供給し燃焼させて改質熱を発生させる。改質用の原料mには改質用水(不図示)を混合させ、改質器34において原料mを改質して水素を主成分とする改質ガスgを生成する。生成された改質ガスgは、改質ガス管51を介して燃料電池30のアノード31に導入される。他方、制御装置20は空気ブロワ36を起動させて酸化剤ガスtをカソード32に導入させる。
アノード31に改質ガスgが導入され、カソード32に酸化剤ガスtが導入されると、燃料電池30では改質ガスg中の水素と酸化剤ガスt中の酸素との電気化学的反応により発電が行われる。燃料電池30で発電された電力は直流電力であるため、パワーコンディショナ(不図示)にて交流電力に変換された後に電力需要(不図示)に供給される。制御装置36は、典型的には電力需要(不図示)における消費電力よりも所定の容量(例えば100w)だけ少ない電力を燃料電池30で発電するように、原料ブロワ35及び空気ブロワ36の回転数を調節して、燃料電池30に導入される改質ガスg及び酸化剤ガスtの流量を制御する。電力需要(不図示)が燃料電池30から電力の供給を受けてなお不足する電力は、商用電源から供給を受けることで補われる。燃料電池30は、その性質上、電力需要の急峻な変動に追従することが困難であるため、電力需要(不図示)における消費電力よりも所定の容量だけ少ない電力を発電することにより、燃料電池30で発電した電力が商用電源系統に逆潮流することを防いでいる。
燃料電池30の作動中、アノード31からはアノードオフガスpが排出される。排出されたアノードオフガスpは、アノードオフガス管52を介して改質器34の燃焼部に導かれて燃焼され、改質熱を発生させることができる。他方、カソード32からはカソードオフガスqが排出され、カソードオフガス管54Qを介して系外に排出される。
燃料電池30は、発電が行われるのに伴い熱が発生する。制御装置20は、改質ガスg及び酸化剤ガスtが燃料電池30に導入されたら、冷却水ポンプ73及び蓄熱水ポンプ83を起動する。また、制御装置20は、三方弁82に信号を送信して、当初は蓄熱水hがバイパス管86を流れるように三方弁82の通水方向を設定し、蓄熱水hの温度が熱需要で利用可能な温度(例えば45〜50℃の任意の温度)以上のときは貯湯槽80に流入するように三方弁82の通水方向を切り替える。冷却水ポンプ73が起動されることにより冷却水cが冷却水管74、75を循環する。これにより、燃料電池30の冷却部33に導入された冷却水cは燃料電池30から熱を奪って温度が上昇し、他方、燃料電池30は冷やされる。燃料電池30は、冷却水cで冷却されることにより発電に適した温度(典型的には60℃〜80℃)に維持される。燃料電池30の熱を奪って温度が上昇した冷却水cは、熱交換器70で蓄熱水hと熱交換して燃料電池30を冷却可能な程度に温度が低下し、他方、蓄熱水hの温度は上昇する。温度が低下した冷却水cは、再び冷却部33に導入されて燃料電池30で発生した熱を奪う、というように冷却水管74、75を循環する。
熱交換器70で冷却水cと熱交換することにより温度が上昇した蓄熱水hは、その後貯湯槽80の上部に流入する。他方、貯湯槽80の下部からは、熱交換器70に導入される冷却水cよりも温度が低い蓄熱水hが導出される。貯湯槽80の下部から導出された蓄熱水hは、熱交換器70に導入され、冷却水cと熱交換を行って温度が上昇する。貯湯槽80には温度が高い蓄熱水hが上部から導入されることにより、温度成層が形成される。なお、形成された温度成層をできるだけ乱さないようにする観点から、貯湯槽80に導入される蓄熱水hの動圧はできるだけ小さい方がよい。
貯湯槽80に蓄えられた温度が高い蓄熱水hは、温水往管42を介して給湯や暖房機器(床暖房やファンコイルユニット等)などの熱需要(不図示)に温水として供給される。熱需要に供給された温水は、例えば、暖房機器等の熱を利用して物質としての水を消費しない場所に供給された場合は、暖房機器等において熱が利用されて温度が低下した後に温水還管43を介して貯湯槽80の下部に戻される。給湯等の物質としての水の消費を伴う場所に供給された場合は、給湯等に利用されて消費された分の水が補給水管(不図示)を介して貯湯槽80の下部に補充される。これらにより、貯湯槽80の下部から流出する蓄熱水hは、熱交換器70に導入される冷却水cよりも温度が低くなる。
電力負荷(不図示)の消費電力が燃料電池30の最低発電電力(例えば300w)を下回ると、あるいは燃料電池30の発電を停止させる命令が入ると、制御装置20は、燃料電池30への改質ガスg及び酸化剤ガスtの導入を停止させて燃料電池30が発電を行わないようにする。この際、制御装置20は、冷却水ポンプ73及び蓄熱水ポンプ83を停止して、冷却水管74、75中の冷却水cの循環及び蓄熱水管84、85中の蓄熱水hの循環を停止させる。冷却水c及び蓄熱水hの循環が停止すると、冷却水c及び蓄熱水hの熱が大気に放熱され、時間経過にしたがって冷却水c及び蓄熱水hの温度が低下していく。蓄熱水hが蓄熱水管74、75中に長時間滞留したまま温度が低下すると、蓄熱水h中にレジオネラ属菌が繁殖するおそれがある。
制御装置20は、レジオネラ属菌が繁殖するおそれが生じる程度の長時間(第3の所定の時間)にわたって燃料電池30の発電が行われない場合、蓄熱水ポンプ83を起動して蓄熱水管74、75内に滞留している蓄熱水hを貯湯槽80内の蓄熱水hと入れ替える。このようにすることにより、貯湯槽80内にあった新鮮な蓄熱水hが蓄熱水管74、75に行き渡ることとなり、蓄熱水管74、75内の蓄熱水hにレジオネラ属菌が繁殖することを低減することができる。なお、入れ替わって貯湯槽80内に流入した蓄熱水hが消費されずに貯湯槽80内で放熱して温度が低下すると、入れ替わって貯湯槽80内に蓄えられている蓄熱水h中にレジオネラ属菌が繁殖するおそれがある。それゆえ、レジオネラ属菌が繁殖するおそれが生じる程度の長時間(第2の所定の時間)にわたって貯湯槽80から蓄熱水hが導出されない場合、貯湯槽80内の蓄熱水hを滅菌するため、制御装置20は、まず加熱ポンプ45及び加熱器46を起動する。このとき、三方弁47は、上部抜出管44Bと戻し管44Cとが連通する方向に切り替えられている。加熱ポンプ45が起動すると貯湯槽80上部の蓄熱水hが上部抜出管44B及び戻し管44Cを介して加熱器46に導かれる。加熱器46に導かれた蓄熱水hは、レジオネラ属菌を滅菌可能な所定の温度以上に加熱された後、貯湯槽80の上部に戻される。この蓄熱水hの循環加熱は、上部抜出管44Bよりも上方の貯湯槽80内に貯留されている蓄熱水hに対して行われる。上部抜出管44Bよりも上方の貯湯槽80内に貯留されている排熱回収水hだけではなく、三方弁47を下部抜出管44Aと戻し管44Cとが連通するように切り替えて、貯湯槽80内の蓄熱水hのすべてを所定の温度に加熱することとしてもよい。
このように、燃料電池30の発電がないときは、上述した蓄熱水hにレジオネラ属菌が繁殖することを防ぐ菌発生抑制制御を行っている。この菌発生抑制制御は安全上、確実に行われるべきものであるため、その蓄熱水hの入れ替え及び/又は加熱滅菌を実行するタイミングはRTC38で計測されている。その一方で、燃料電池30の発電の有無にかかわらず、菌発生抑制制御で利用されたエネルギーを含むエネルギー収支の情報が状態表示部12に表示されている。状態表示部12に表示される情報は、ユーザーにより設定された所定の時間(例えば1日、1時間、瞬時等)ごとに更新される。状態表示部12に表示されている情報がいつの時点の情報であるのかをRTC38の時刻を基準にすると、ユーザーの目に直接触れる時刻表示部11に表示される時刻と齟齬が生じる場合があり、齟齬が生じている場合はユーザーが違和感を覚えることとなる。このような問題を解消するため、燃料電池システム1では以下のような調整を行っている。
図2は、時刻表示部11の時刻とRTC38の時刻との調整の手順を説明するフローチャートである。制御装置20は、まず、標準時取得部25が外部から標準時を取得することができるか否かを判断する(ST1)。標準時を取得することができる場合は、標準時取得部25が取得した標準時のデータをRTC38及び/又は時刻表示部11に送信し、RTC38及び/又は時刻表示部11の時刻を標準時に同期させる(ST2)。標準時に同期させることで、正確な時刻に基づいて制御を行うことができ、正確な時刻を表示することができる。同期させたら再び標準時を取得することができるか否かを判断する工程(ST1)に戻る。
他方、標準時を取得することができるか否かを判断する工程(ST1)において標準時を取得することができない場合は、差分算出部21が時刻表示部11に表示されている時刻のデータを取得することができるか否かを判断する(ST3)。時刻表示部11に表示されている時刻のデータを取得することができる場合は、時刻表示部11の時刻がユーザー又は制御装置20の意に反して変更されたか否かを判断する(ST4)。時刻表示部11の時刻が意に反して変更されることは、例えば、本フローの実行中に停電が発生した場合等でリモコン10への電力供給が途絶え、復電後に時刻表示部11に表示される時刻がリセットされる場合あるいは停電直前の時刻から計時が再開される場合がある。時刻表示部11の時刻が意に反して変更されていない場合、差分算出部21は、時刻表示部11に表示されている時刻のデータとRTC38の時刻のデータとをそれぞれ取得して両時刻の差分を算出する(ST5)。差分算出部21は、差分を算出したら、その差分のデータを調整部22及び保存部23にそれぞれ送信する(ST6)。そして、調整部22は、差分算出部21から送信されてきた差分のデータを取得する(ST7)。なお、保存部23は、差分算出部21から送信されてきた差分のデータを、次に新たな差分のデータが送信されてきて差し替えられるまで保存する。
他方、時刻表示部11に表示されている時刻のデータを取得することができるか否かを判断する工程(ST3)において時刻表示部11に表示されている時刻のデータを取得することができない場合、又は時刻表示部11の時刻が意に反して変更されたか否かを判断する工程(ST4)において意に反して変更されている場合、調整部22は、保存部23から差分のデータを取得する(ST8)。時刻表示部11の時刻がユーザーの意に反して変更されている状態は、典型的にはユーザーによって時刻表示部11の時刻が設定(変更)されたときにリセットされる。その後、調整部22は、RTC38の時刻を基準にして制御部24に記憶されている燃料電池ユニット3の状態の推移のデータを、差分算出部21から取得した差分のデータ(ST7)又は保存部23から取得した差分のデータ(ST8)を基にして時刻表示部11に表示されている時刻を基準とした推移のデータに変換(調整)し、状態表示部12に送信する(ST9)。状態表示部12には、時刻表示部11に表示されている時刻を基準とした燃料電池ユニット3の状態の推移が表示される。状態表示部12に状態の推移のデータを送信したら、再び標準時を取得することができるか否かを判断する工程(ST1)に戻り、以降、上述のフローを繰り返す。
なお、図2に示すフローを実行中にRTC38の時刻が変更されたときは、RTC38の時刻の変更と同時に、差分算出部21が、時刻表示部11に表示されている時刻のデータとRTC38の時刻のデータとをそれぞれ取得して両時刻の差分を算出し、調整部22が差分のデータを取得するようにするとよい。このようにすると、RTC38の時刻の変更から次の差分の取得まで待つことに起因する不正確な時刻に基づく状態が状態表示部12に表示されることを回避することができ、変更されたRTC38の時刻に基づく状態を直ちに状態表示部12に反映させることができる。
図3を参照して、RTC38に基づいて動作する燃料電池ユニット3の状態を状態表示部12に表示する際に、取得した差分に基づいて、時刻表示部11の時刻に基づく燃料電池30の動作の状態として状態表示部12に表示することについて補足説明する。図3(a)のタイムチャートに示すように、RTC38の時刻は標準時と一致しており、時刻表示部11に表示されている時刻はRTC38の時刻よりも30分進んで表示されるように設定されている。図3に示す例では、過去の運転実績及び貯湯槽80の蓄熱状態を考慮して、RTC38に基づいて6時半から13時半まで燃料電池30で発電が行われた。この燃料電池30の動作の状態が、図3(b)に示すように、状態表示部12に表示される際には、その時点の時刻表示部11に表示されている時刻に換算されて、7時から14時まで燃料電池30で発電が行われたものとして表示されることとなる。このように、RTC38と時刻表示部11に表示される時刻との間にずれが生じていても状態表示部12に表示される状態は時刻表示部11の時刻に対応付けられたものとなり、ユーザーの違和感が低減されることとなる。
以上の説明では、菌発生抑制制御をRTC38の時刻に基づいて行うとしたが、このほかに以下の制御をRTC38の時刻に基づいて行うとよい。例えば改質器34に供給される原料mが都市ガスの場合、都市ガスの供給を受けるサイトへのガス引込み管に接続された大本の管に、ガスの流量や使用時間が異常の場合にガスの流路を遮断するマイコンメータ(不図示)が設置される。このマイコンメータは、一般に、所定の長時間一定量のガスが流れている場合にガス漏れがあったと推定してガス流路を遮断する機能を有するが、この機能は、例えば燃料電池に上記所定の長時間に相当する時間安定した負荷があるために、一定流量のガスが改質器34に異常なく供給されている場合においても、マイコンメータはガス漏れがあったと推定してガス流路を遮断してしまう誤作動が起こりうる。この誤作動を回避するために、上記所定の長時間が経過する前に改質器34以外のガス利用機器へのガス供給流量を強制的に変動させる技術があるが、このガス供給流量を強制的に変動させるタイミングはRTC38の時刻に基づいて決定するとよい。
以上の説明では、熱電併給装置が燃料電池30であるとしたが、エンジン駆動式の発電機等の、燃料電池30以外の装置であってもよい。また、コージェネレーションシステムが燃料電池30を備える燃料電池システム1であるとしたが、エンジン駆動式の発電機等の熱電併給装置を備えるシステムであってもよい。
以上の説明では、燃料電池30が固体高分子型燃料電池であるとしたが、りん酸型燃料電池等の固体高分子型燃料電池以外の燃料電池であってもよい。しかしながら、固体高分子型燃料電池とすると、比較的低温で運転することができ、装置を小型化できるので、一般家庭等に設置するのに適している。
以上の説明では、下部抜出管44Aと上部抜出管44Bと戻し管44Cとが三方弁47で接続されているとしたが、それぞれをチーズ等の継手で接続し、下部抜出管44A及び上部抜出管44Bにそれぞれ制御装置20と信号ケーブルで接続された二方弁を挿入配置することにより、下部抜出管44Aを流れる排熱回収水hを戻し管44Cに流入させるのと、上部抜出管44Bを流れる排熱回収水hを戻し管44Cに流入させるのとを切り替えるように構成してもよい。
1 燃料電池システム
3 燃料電池ユニット
10 リモコン(遠隔操作器)
11 時刻表示部
12 状態表示部
22 調整部
23 保存部
25 標準時取得部
30 燃料電池(熱電併給装置)
38 リアルタイムクロック
46 加熱器
73 冷却水ポンプ
80 貯湯槽
83 蓄熱水ポンプ
84 蓄熱水管
85 蓄熱水管
h 蓄熱水

Claims (11)

  1. 発電する際に発熱する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の発電を行う際に作動する補助機器と、前記熱電併給装置及び前記補助機器の稼働を管理するリアルタイムクロックと、を有する熱電併給装置ユニットであって、前記リアルタイムクロックが、前記熱電併給装置ユニットへの電力の供給が途絶えた場合でも時刻を刻み続けることができるようにバッテリーを有する熱電併給装置ユニットと;
    前記熱電併給装置ユニットの動作を遠隔操作する遠隔操作器であって、表示される時刻を任意に変更可能かつ前記リアルタイムクロックの時刻とは異なる時刻を表示可能な時刻表示部と、前記時刻表示部の時刻と関連して前記熱電併給装置ユニットの動作の状態を表示する状態表示部とを有する遠隔操作器と;
    第1の所定の時間ごとに前記リアルタイムクロックの時刻と前記時刻表示部の時刻との差分を取得して、前記リアルタイムクロックに基づいて動作する前記熱電併給装置ユニットの状態を前記状態表示部に表示する際に、前記取得した差分に基づいて、前記時刻表示部の時刻に基づく前記熱電併給装置の動作の状態として前記状態表示部に表示するように調整する調整部と;
    前記取得した差分を保存する保存部を備える;
    コージェネレーションシステム。
  2. 発電する際に発熱する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の発電を行う際に作動する補助機器と、前記熱電併給装置及び前記補助機器の稼働を管理するリアルタイムクロックと、を有する熱電併給装置ユニットであって、前記リアルタイムクロックが、前記熱電併給装置ユニットへの電力の供給が途絶えた場合でも時刻を刻み続けることができるようにバッテリーを有する熱電併給装置ユニットと;
    前記熱電併給装置ユニットの動作を遠隔操作する遠隔操作器であって、表示される時刻を任意に変更可能かつ前記リアルタイムクロックの時刻とは異なる時刻を表示可能な時刻表示部と、前記時刻表示部の時刻と関連して前記熱電併給装置ユニットの動作の状態を表示する状態表示部とを有する遠隔操作器と;
    第1の所定の時間ごとに前記リアルタイムクロックの時刻と前記時刻表示部の時刻との差分を取得して、前記リアルタイムクロックに基づいて動作する前記熱電併給装置ユニットの状態を前記状態表示部に表示する際に、前記取得した差分に基づいて、前記時刻表示部の時刻に基づく前記熱電併給装置の動作の状態として前記状態表示部に表示するように調整する調整部とを備え;
    前記リアルタイムクロックの時刻が変更されたときに、前記調整部が前記変更と同時に前記差分を取得するように構成された;
    コージェネレーションシステム。
  3. 標準時を取得する標準時取得部を備え;
    前記リアルタイムクロック又は前記時刻表示部の時刻が前記標準時取得部が取得した標準時に同期されるように構成された;
    請求項1又は請求項2に記載のコージェネレーションシステム。
  4. 標準時を取得する標準時取得部と;
    発電する際に発熱する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の発電を行う際に作動する補助機器と、前記熱電併給装置及び前記補助機器の稼働を管理するリアルタイムクロックと、を有する熱電併給装置ユニットであって、前記リアルタイムクロックが、前記標準時取得部が取得した標準時に同期されるように構成された熱電併給装置ユニットと;
    前記熱電併給装置ユニットの動作を遠隔操作する遠隔操作器であって、表示される時刻を任意に変更可能かつ前記リアルタイムクロックの時刻とは異なる時刻を表示可能な時刻表示部と、前記時刻表示部の時刻と関連して前記熱電併給装置ユニットの動作の状態を表示する状態表示部とを有する遠隔操作器と;
    第1の所定の時間ごとに前記リアルタイムクロックの時刻と前記時刻表示部の時刻との差分を取得して、前記リアルタイムクロックに基づいて動作する前記熱電併給装置ユニットの状態を前記状態表示部に表示する際に、前記取得した差分に基づいて、前記時刻表示部の時刻に基づく前記熱電併給装置の動作の状態として前記状態表示部に表示するように調整する調整部と;
    前記取得した差分を保存する保存部を備える;
    コージェネレーションシステム。
  5. 標準時を取得する標準時取得部と;
    発電する際に発熱する熱電併給装置と、前記熱電併給装置の発電を行う際に作動する補助機器と、前記熱電併給装置及び前記補助機器の稼働を管理するリアルタイムクロックと、を有する熱電併給装置ユニットであって、前記リアルタイムクロックが、前記標準時取得部が取得した標準時に同期されるように構成された熱電併給装置ユニットと;
    前記熱電併給装置ユニットの動作を遠隔操作する遠隔操作器であって、表示される時刻を任意に変更可能かつ前記リアルタイムクロックの時刻とは異なる時刻を表示可能な時刻表示部と、前記時刻表示部の時刻と関連して前記熱電併給装置ユニットの動作の状態を表示する状態表示部とを有する遠隔操作器と;
    第1の所定の時間ごとに前記リアルタイムクロックの時刻と前記時刻表示部の時刻との差分を取得して、前記リアルタイムクロックに基づいて動作する前記熱電併給装置ユニットの状態を前記状態表示部に表示する際に、前記取得した差分に基づいて、前記時刻表示部の時刻に基づく前記熱電併給装置の動作の状態として前記状態表示部に表示するように調整する調整部とを備え;
    前記リアルタイムクロックの時刻が変更されたときに、前記調整部が前記変更と同時に前記差分を取得するように構成された;
    コージェネレーションシステム。
  6. 前記リアルタイムクロックの時刻が変更されたときに、前記調整部が前記変更と同時に前記差分を取得するように構成された;
    請求項1請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  7. 前記状態表示部が、前記熱電併給装置ユニットのエネルギー収支に関する情報を表示するように構成された;
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  8. 前記熱電併給装置が発電するのに伴って発生する熱を、媒体水を介して蓄える蓄熱槽と;
    前記媒体水を加熱する加熱手段とを備え;
    前記蓄熱槽内の前記媒体水が前記蓄熱槽内から導出されない状態が前記リアルタイムクロックによる計時で第2の所定の時間継続したときに、前記加熱手段により前記媒体水内に発生しうる菌類を滅菌可能な所定の温度に前記媒体水を加熱するように構成された;
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  9. 前記熱電併給装置が発電するのに伴って発生する熱を、媒体水を介して蓄える蓄熱槽と;
    前記蓄熱槽に出入りする前記媒体水を流す媒体水流路とを備え;
    前記熱電併給装置が発電を行っていない状態が前記リアルタイムクロックによる計時で第3の所定の時間継続したときに、前記媒体水流路内の前記媒体水を前記蓄熱槽内の前記媒体水と置換するように構成された;
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  10. 前記調整部が、前記リアルタイムクロックの時刻と前記時刻表示部の時刻との差分を取得できないときに、前記リアルタイムクロックに基づいて動作する前記熱電併給装置ユニットの状態を前記状態表示部に表示する際に、前記保存部に保存されている差分に基づいて、前記時刻表示部の時刻に基づく前記熱電併給装置の動作の状態として前記状態表示部に表示するように構成された;
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  11. 前記時刻表示部に表示される時刻が意に反して変更されたときに、前記保存部に保存されている差分に基づいて前記時刻表示部に表示される時刻が設定されるように構成された;
    請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のコージェネレーションシステム。
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