JPH1120615A - 遠隔操作機器における時刻合わせ方法 - Google Patents

遠隔操作機器における時刻合わせ方法

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JPH1120615A
JPH1120615A JP19477197A JP19477197A JPH1120615A JP H1120615 A JPH1120615 A JP H1120615A JP 19477197 A JP19477197 A JP 19477197A JP 19477197 A JP19477197 A JP 19477197A JP H1120615 A JPH1120615 A JP H1120615A
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JP
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remote control
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frame
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JP19477197A
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Koichi Abe
光一 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の時計を内蔵しているリモコンと、第2
の時計を内蔵し、リモコンによって遠隔操作される機器
本体とで構成される遠隔操作機器において、時刻情報受
信機能を有する機器本体も、また、時刻情報受信機能を
有しない機器本体も、リモコンから送信された所定のコ
マンドを確実に受信することができ、しかも、時刻情報
受信機能を有する機器本体においては、リモコン内蔵の
第1の時計の時刻と、機器本体内蔵の第2の時計の時刻
とを自動的に一致させることができる遠隔操作機器にお
ける時刻合わせ方法を提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】 リモコンが、ヘッダとフレームシンクデ
ータとIDコードとファンクションコマンドとローリン
グコードとで構成される送信フレームを送信し、上記送
信フレームとは別に、時刻情報を含む時刻情報フレーム
を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の時計を内蔵
しているリモコンと、第2の時計を内蔵し、上記リモコ
ンによって遠隔操作される機器本体とで構成される遠隔
操作機器において、上記2つの時計の時刻を合わせる方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置本体から離れた場所でリモコ
ン(リモートコントロールユニット)を使用し、上記装
置本体を操作可能な機器が増えている。たとえば、自動
車の盗難やいたずらを防止するカーセキュリティ装置で
は、自動車内にセキュリティ装置本体を設置し、ユーザ
はリモコンによって、自動車外部からセキュリティ機能
をオンまたはオフするようになっている。また、カーセ
キュリティ装置では、自動車に発生した異常の内容と異
常が発生した時刻とを、セキュリティ装置本体に接続さ
れている液晶表示装置またはリモコンの液晶表示部に表
示することが検討されている。また、上記カーセキュリ
ティ装置では、カーセキュリティ装置本体とリモコンと
の両方に時計が内蔵されている。
【0003】ところで、上記カーセキュリティ装置のよ
うに、リモコンと機器本体との両方に時計が設けられた
機器では、長期間使用しているうちに、両方の時計の時
刻が互いにずれるという問題がある。
【0004】この問題を解決するためには、リモコンが
送信する送信フレーム(所定のコマンドを含むフレー
ム)の中に、時刻情報を含め、この送信フレームを受信
した機器本体が、上記受信した送信フレームから時刻情
報を抽出し、機器本体に内蔵されている第2の時計の時
刻を、上記抽出された時刻情報に修正することが考えら
れる。
【0005】このようにすれば、上記第1の時計の時刻
と上記第2の時計の時刻とを自動的に一致させることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案さ
れたリモコン以前に使用されていた従来のリモコンは、
時刻情報を含まない送信フレームを従来の装置本体に送
信し、この従来の装置本体は、従来のリモコンから受信
した送信フレームの中から、コマンドを抽出し、この抽
出されたコマンドに応じた処理を実行する。つまり、従
来の装置本体が受信している時刻情報を含まない送信フ
レームと、時刻合わせを実行するために用意された時刻
情報を含む送信フレームとは、互いに異なる。
【0007】したがって、従来の装置本体は、時刻情報
を含まない送信フレームであれば、受信した送信フレー
ムからコマンドを抽出することができるが、時刻情報を
含む送信フレームからコマンドを抽出することができな
いという問題がある。
【0008】すなわち、時刻情報を含む送信フレームを
送信するリモコンが、時刻情報受信機能を有する装置本
体にコマンドを送った場合、そのコマンドをその装置本
体で実行することができるものの、時刻情報を含む送信
フレームを送信するリモコンが、時刻情報受信機能を有
しない従来の装置本体にコマンドを送った場合には、そ
のコマンドをその装置本体で実行することができない。
【0009】つまり、従来の装置本体から見れば、上記
時刻情報を含む送信フレームを送信するリモコンと、従
来のリモコンとの間で互換性がないという問題がある。
【0010】本発明は、第1の時計を内蔵しているリモ
コンと、第2の時計を内蔵し、リモコンによって遠隔操
作される機器本体とで構成される遠隔操作機器におい
て、時刻情報受信機能を有する機器本体も、また、時刻
情報受信機能を有しない機器本体も、リモコンから送信
された所定のコマンドを確実に受信することができ、し
かも、時刻情報受信機能を有する機器本体においては、
リモコン内蔵の第1の時計の時刻と、機器本体内蔵の第
2の時計の時刻とを自動的に一致させることができる遠
隔操作機器における時刻合わせ方法を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の時計を
内蔵しているリモコンと、第2の時計を内蔵し、上記リ
モコンによって遠隔操作される機器本体とで構成される
遠隔操作機器において、上記リモコンは、ヘッダとフレ
ームシンクデータとIDコードとファンクションコマン
ドとローリングコードとで構成される送信フレームを送
信し、上記送信フレームとは別に、時刻情報を含む時刻
情報フレームを送信する時刻合わせ方法である。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるカーセキュリティ装置SS1を示すブロッ
ク図である。カーセキュリティ装置SS1は、遠隔操作
機器の一例である。
【0013】カーセキュリティ装置SS1は、自動車に
取付けられるセキュリティ装置本体10と、電波、光ま
たは音波によってセキュリティ装置本体10との間で双
方向通信を行うリモコン(リモートコントロールユニッ
ト)Rとによって構成されている。
【0014】リモコンRは、セキュリティ機能オン釦、
セキュリティ機能オフ釦、自動車のドアの施錠(ロッ
ク)と解除(アンロック)を行うための釦等(図示せ
ず)を備えている。また、リモコンRは、図4に示すよ
うに、8文字分の英数字と時刻の表示とが可能なディス
プレイ部Raと、時計Rbと、セキュリティ機能オンま
たはオフ釦が押圧された回数をカウントするカウンタR
cとを内蔵している。
【0015】一方、セキュリティ装置本体10は、マイ
クロコンピュータによって構成されている制御部11
と、この制御部11に接続されている送受信部12、操
作部13、メモリ部14、クロック部15とによって構
成されている。送受信部12は、リモコンRとの間で信
号の送受を行なう。操作部13には、カーセキュリティ
装置SS1を操作するための各種操作スイッチが設けら
れている。メモリ部14は、カーセキュリティ装置SS
1として必要な機能を実現するためのプログラムが記憶
されているROMや、各種データを記憶するRAM、リ
モコンのID(Identity)コードが登録されたEEPR
OM(Electrically Erasable Programable ROM )等に
よって構成される。
【0016】クロック部15は、セキュリティ装置本体
10に内蔵された時計である。
【0017】制御部11は、後述する各種センサの状態
を監視し、センサが異常を検出すると、異常を検出した
センサと時刻とをメモリ部14に書き込んだり、警報を
発生するための信号を生成したりする。
【0018】このセキュリティ装置本体10は、車載用
電源31、イグニッションスイッチ32、バレー(Vale
t )スイッチ33、ドアロック部34に接続されてい
る。そして、セキュリティ装置本体10は、イグニッシ
ョンスイッチ32とバレースイッチ33との状態を検出
できるようになっている。なお、バレースイッチ33
は、ダッシュボードの下等の目立たない所に設置され、
リモコンRなしでセキュリティ機能を解除するとき等に
使用される。また、ドアロック部34は、リモコンRか
らの信号によってドアの施錠(ロック)と解除(アンロ
ック)を実行する装置である。
【0019】次に、セキュリティ装置本体10に接続さ
れている警報装置とセンサ等について説明する。
【0020】スターターカットリレー21は、セキュリ
ティ装置本体10が異常を検出したときにエンジンスタ
ーターが回転しないようにするためのものである。サイ
レン駆動部22は、制御部11が異常を検出したときに
サイレンを鳴らし、周囲に異常の発生を知らせる。ま
た、ヘッドライト駆動部23は、制御部11が異常を検
出したときにヘッドライトを点滅させて、周囲に異常の
発生を知らせる。
【0021】ドアセンサ24は、ドアの開閉を検出する
センサであり、ボンネットセンサ25はボンネットの開
閉を検出するセンサである。これらのセンサ24、25
は、オン−オフスイッチによって構成され、ドアまたは
ボンネットの開閉をスイッチのオンまたはオフによって
検出する。
【0022】レーダーセンサ26は、レーダー波によっ
て自動車の移動や自動車に近づく物体(人間等)等を検
出するセンサである。インパクトセンサ27は、自動車
に加えられる衝撃を検出するセンサであり、ガラスブレ
イクセンサ28は、ガラスに加えられた衝撃を音で検出
するセンサである。これらのセンサ26、27、28
は、感度調整が必要なセンサであり、感度調整部26
a、27a、28aを介して制御部11に接続される。
【0023】このカーセキュリティ装置SS1におい
て、ユーザがイグニッションキーを抜いて自動車から降
りた後、リモコンRのセキュリティ機能オン釦を押す
と、セキュリティ装置本体10は、各センサの状態の監
視を開始し、異常を検出した場合は、サイレン駆動部2
2やヘッドライト駆動部23を駆動し、異常の発生を周
囲に知らせるとともに、異常を検出したセンサと異常を
検出した時刻とをセキュリティ情報としてメモリ部14
に記憶する。この場合、制御部11は、異常を検出した
時刻をクロック部15から取得する。その後、ユーザの
所定の操作によって、セキュリティ装置本体10は、メ
モリ部14に記憶したセキュリティ情報を液晶ディスプ
レイ装置等を備えた他の装置に送信したり、または送受
信部12を介してリモコンRに送信し、他の装置の液晶
ディスプレイ装置またはリモコンRのディスプレイ部R
aにセキュリティ情報を表示する。
【0024】図2は、上記実施例のタイムチャートであ
り、時刻情報受信機能を有する装置本体10を相手にリ
モコンRが交信する動作を示す図である。
【0025】まず、図2(1)は、リモコンRと装置本
体10との間で、時刻情報フレームと送信フレームとを
送受信する場合を示している。この場合、リモコンRが
送信フレームF1とF1’とを送信し(送信フレームF
1と送信フレームF1’とは同じ内容のフレームであ
る)、装置本体10が送信フレームF1を受信し、リモ
コンRが送信フレームF1’を送信する時間に対応する
時間だけ、装置本体10がウエイトする。そして、リモ
コンRが時刻情報フレームF2を送信し、装置本体10
がその時刻情報フレームF2を受信し、装置本体10が
リターンデータを送信し、リモコンRがそのリターンデ
ータを受信する。
【0026】ところで、装置本体10は、時刻情報フレ
ームF2から、リモコンRが内蔵している第1の時計の
時刻情報を抽出し、クロック部15の時刻を、抽出され
た時刻情報に修正する。上記のように、セキュリティ装
置本体10では、受信した信号から時刻情報を抽出して
クロック部15の時刻を修正するので、リモコンRの時
計Rbの時刻とセキュリティ装置本体10のクロック部
15の時刻とが自動的に一致される。
【0027】次に、図2(2)は、リモコンRと装置本
体10との間で、時刻情報フレームを送受信せず、送信
フレームのみを送受信する場合を示している。この場
合、リモコンRが送信フレームF1とF1’とを送信
し、装置本体10が送信フレームF1を受信し、リモコ
ンRが送信フレームF1’を送信する時間に対応する時
間だけ、装置本体10がウエイトする。そして、リモコ
ンRが、時刻情報フレームF2に対応する時間だけウエ
イトし、装置本体10もその時間だけウエイトし、装置
本体10がリターンデータを送信し、リモコンRがその
リターンデータを受信する。
【0028】時刻情報受信機能を有する装置本体10を
相手にリモコンRが交信する場合、図2(2)に示す時
刻情報フレームF2を伴わない送受信動作を何回か実行
し、図2(1)に示す時刻情報フレームF2を伴う送受
信動作を1回実行する。なお、図2(2)に示す時刻情
報フレームF2を伴わない送受信動作を実行せず、図2
(1)に示す時刻情報フレームF2を伴う送受信動作を
繰り返して実行するようにしてもよい。
【0029】図3は、上記実施例における送信フレーム
F1(F1’)の内容を示す図である。
【0030】送信フレームF1と送信フレームF1’と
は同じ内容のフレームであるので、以下では、代表し
て、送信フレームF1について説明する。
【0031】送信フレームF1は、8ビットのデータ列
からなるヘッダと、16ビットのデータ列からなるフレ
ームシンクデータと、20ビットのデータ列からなるI
Dコードと、16ビットのデータ列からなるファンクシ
ョンコマンドと、16ビットのデータ列からなるローリ
ングコードとによって構成されている。ヘッダは、送信
データの初めに付加される一定の値のデータ列であり、
フレームシンクデータは、たとえば機種毎に決められた
一定の値のデータ列である。IDコードは、リモコンR
毎に、個々に設定されているデータ列であり、予めセキ
ュリティ装置本体10には対応するリモコンRのIDコ
ードが登録されている。
【0032】セキュリティ装置本体10は、受信した信
号に付加されているIDコードが登録されているIDコ
ードと一致していない場合は、受信した信号を無視す
る。ファンクションコマンドは、セキュリティ機能のオ
ン−オフまたはドアの施錠−解除等の命令に応じて設定
されたデータ列である。ローリングコードは、リモコン
Rが送信する信号がコピーされてセキュリティが破られ
ることを防止するために付加されたデータ列である。セ
キュリティ装置本体10は、図3に示す送信フレームF
1を受信すると、ファンクシンコマンドのデータ列を解
析し、セキュリティ機能オンまたはオフ等実行すべきコ
マンドを認識し、この認識されたコマンドに応じた動作
を実行する。
【0033】図5は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートであり、リモコンRの送信動作を示すフローチャ
ートである。
【0034】まず、リモコンRのキーがオンされ(S
1)、これが時刻情報送信キーであれば(S2)、送信
フレームF1、F1’を送信し(S3、S4)、時刻情
報フレームF2を送信する(S5)。一方、オンされた
キーが時刻情報送信キーでなければ(S2)、送信フレ
ームF1、F1’を送信する(S3、S4)が、時刻情
報フレームF2を送信しない。
【0035】図6は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートであり、時刻情報受信機能を有するセキュリティ
装置本体10の動作を示すフローチャートである。
【0036】まず、リモコンRからの信号を受信し(S
21)、リモコンRから受信した送信フレームが指定用
の送信フレームであり(S22)、受信したIDコード
が登録済みのものであれば(S23)、コマンド受信処
理を実行する(S24)。つまり、リモコンRから受信
した送信フレームが、図3に示す送信フレームF1(ヘ
ッダとフレームシンクデータとIDコードとファンクシ
ョンコマンドとローリングコードとによって構成されて
いるフレーム)であり、リモコンRのIDコードがセキ
ュリティ装置本体10に登録されているIDコードであ
れば、送信フレームF1を受信する。
【0037】そして、リモコンRから受信した信号中に
TXコマンド(時刻情報送信キーに対応するコマンドデ
ータであり、時刻情報送信キーが押されたときに送信さ
れるデータの総称である)が存在すれば(S25)、時
刻情報フレームF2から時刻情報を抽出し、クロック部
15における第2の時計の時刻を、上記抽出された時刻
情報に修正する(S26)。その後、受信した送信フレ
ームF1からファンクションコマンドを抽出し、この抽
出されたコマンドに応じた処理を実行する。(S27)
上記のように、装置本体10の第2の時計の時刻を、リ
モコンRから受信した第1の時刻の時刻情報に修正する
ので、装置本体10とリモコンRとの間で時刻調整が確
実に実行される。
【0038】図7は、上記実施例におけるリモコンR
が、時刻情報受信機能を有しない装置本体を相手に交信
する動作を示すタイムチャートである。
【0039】まず、図7(1)は、時刻情報フレームF
2を送信するリモコンRと、時刻情報受信機能を有しな
い装置本体との間で、時刻情報フレームと送信フレーム
とを送受信する場合を示している。この場合、リモコン
Rが送信フレームF1とF1’とを送信し、装置本体が
送信フレームF1を受信し、リモコンRが送信フレーム
F1’を送信する時間に対応する時間だけ、装置本体が
ウエイトする。そして、リモコンRが時刻情報フレーム
F2を送信するが、装置本体は、時刻情報受信機能を有
しないので、時刻情報フレームF2を受信できない。
【0040】次に、図7(2)は、リモコンRと、時刻
情報受信機能を有しない装置本体との間で、時刻情報フ
レームを送受信せず、送信フレームのみを送受信する場
合を示している。この場合、リモコンRが送信フレーム
F1とF1’とを送信し、装置本体が送信フレームF1
を受信し、リモコンRが送信フレームF1’を送信する
時間に対応する時間だけ、装置本体がウエイトする。
【0041】上記実施例のリモコンRが送信した送信フ
レームF1を、時刻情報受信機能を有しない従来の装置
本体が正常に受信するので、リモコンRは、時刻情報受
信機能を有しない従来の装置本体にも、時刻情報受信機
能を有する装置本体にも、共通して使用することがで
き、互換性を有する。
【0042】図8は、上記実施例におけるリモコンRが
送信した場合において、時刻情報受信機能を有しない従
来のセキュリティ装置本体が実行する動作を示すフロー
チャートである。
【0043】まず、時刻情報受信機能を有しない従来の
セキュリティ装置本体が、リモコンRの信号を受信し
(S31)、この受信した送信フレームが指定されてい
る送信フレームF1であり(S32)、リモコンRから
受信したIDコードが、上記セキュリティ装置本体に登
録されているものであれば(S33)、送信フレームF
1からコマンドを抽出する(S34)。そして、抽出さ
れたコマンドに対応する動作を実行する(S35)。
【0044】なお、上記各実施例において、リモコンR
が、送信フレームF1とF1’とを連続して送信するの
は、ノイズ等によって送信フレームF1を装置本体が受
信できない場合に備えて、送信フレームF1’を送信
し、送信フレームが装置本体に確実性に受信されるよう
にするためである。
【0045】また、上記実施例では、カーセキュリティ
装置SS1におけるリモコンRと装置本体10との間の
時刻のずれを修正する場合について説明したが、上記実
施例を、リモコンによって遠隔操作可能なオーディオ装
置またはオーディオビジュアル装置等の他の遠隔操作機
器に適用することができる。つまり、セキュリティ装置
本体10は、機器本体の一例である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、第1の時計を内蔵して
いるリモコンと、第2の時計を内蔵し、リモコンによっ
て遠隔操作される機器本体とで構成される遠隔操作機器
において、時刻情報受信機能を有する機器本体も、ま
た、時刻情報受信機能を有しない機器本体も、リモコン
から送信された所定のコマンドを確実に受信することが
でき、しかも、時刻情報受信機能を有する機器本体にお
いては、リモコン内蔵の第1の時計の時刻と、機器本体
内蔵の第2の時計の時刻とを自動的に一致させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカーセキュリティ装置
SS1のブロック図である。
【図2】上記実施例のタイムチャートであり、時刻情報
受信機能を有する装置本体10を相手に交信する動作を
示す図である。
【図3】上記実施例における送信フレームF1(F
1’)の内容を示す図である。
【図4】上記実施例におけるリモコンRのディスプレイ
部Raを示す図である。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
り、リモコンRの送信動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
り、時刻情報受信機能を有するセキュリティ装置本体1
0の動作を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例におけるリモコンRが、時刻情報受
信機能を有しない装置本体を相手に交信する動作を示す
タイムチャートである。
【図8】上記実施例におけるリモコンRが送信した場合
において、時刻情報受信機能を有しない従来のセキュリ
ティ装置本体が実行する動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
SS1…カーセキュリティ装置、 R…リモコン、 Rb…時計、 Ra…ディスプレイ部、 Rc…カウンタ、 10…セキュリティ装置本体、 11…制御部、 12…送受信部、 13…操作部、 15…クロック部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の時計を内蔵しているリモコンと、
    第2の時計を内蔵し、上記リモコンによって遠隔操作さ
    れる機器本体とで構成される遠隔操作機器において、 上記リモコンは、ヘッダとフレームシンクデータとID
    コードとファンクションコマンドとローリングコードと
    で構成される送信フレームを送信し、上記送信フレーム
    とは別に、上記第1の時計の時刻情報を含む時刻情報フ
    レームを送信することを特徴とする遠隔操作機器におけ
    る時刻合わせ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記機器本体は、上記リモコンから上記時刻情報フレー
    ムを受信し、上記受信した上記時刻情報フレームから上
    記第1の時計の時刻情報を抽出し、上記第2の時計の時
    刻情報を、この抽出された上記第1の時計の時刻情報に
    修正することを特徴とする遠隔操作機器における時刻合
    わせ方法。
  3. 【請求項3】 第1の時計を内蔵しているリモコンと、
    第2の時計を内蔵し、上記リモコンによって遠隔操作さ
    れる機器本体とで構成される遠隔操作機器において、 上記リモコンは、所定のコマンドを含む送信フレームを
    送信し、上記送信フレームの後に、送信動作としては、
    時刻情報を含む時刻情報フレームを送信するかまたは送
    信をウエイトすることを特徴とする遠隔操作機器におけ
    る時刻合わせ方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記機器本体が時刻情報受信機能を有する場合、上記リ
    モコンが上記時刻情報フレームを送信する時間に対応す
    る時間だけ、時刻情報受信機能を有する機器本体が送信
    をウエイトし、上記リモコンから受信した時刻情報に基
    づいて、上記機器本体側の上記第2の時計の時刻を上記
    第1の時計の時刻に合わせることを特徴とする遠隔操作
    機器における時刻合わせ方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3において、 上記リモコンは、上記送信フレームを2回連続して送信
    することを特徴とする遠隔操作機器における時刻合わせ
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 上記送信フレームは、ヘッダとフレームシンクデータと
    IDコードとファンクションコマンドとローリングコー
    ドとによって構成されていることを特徴とする遠隔操作
    機器における時刻合わせ方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192241A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Ebara Corp コージェネレーションシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192241A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Ebara Corp コージェネレーションシステム

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