JP3425302B2 - セキュリティ装置 - Google Patents

セキュリティ装置

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JP3425302B2
JP3425302B2 JP20129196A JP20129196A JP3425302B2 JP 3425302 B2 JP3425302 B2 JP 3425302B2 JP 20129196 A JP20129196 A JP 20129196A JP 20129196 A JP20129196 A JP 20129196A JP 3425302 B2 JP3425302 B2 JP 3425302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の盗難やい
たずらを防止するセキュリティ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両を盗難やいたずらから守
るセキュリティ装置が知られている。例えば、運転者が
車両から離れる際に手元のリモコンユニットを操作して
セキュリティ装置をセットする。以後、不審者が車両に
近づいて車両のドアをこじ開けたり、車両に衝撃を加え
ると、車両に備わった各種のランプを点滅あるいは点灯
させたり、警告用スピーカから警告用の音声を発したり
して、人目を引くように工夫されており、不審者が退散
するようになっている。
【0003】また、このようなセキュリティ装置におい
ては、上述したリモコンユニットと車両に取り付けられ
たセキュリティ装置本体との間のデータの授受に際し
て、その送受信データにローリングコードを含ませる手
法が知られており、不正に複製されるリモコンユニット
によるセキュリティ動作の解除を防止している。ローリ
ングコードとは、データを送信する毎に更新されるデー
タであり、リモコンユニットからは、各種の動作指示を
与えるためのコマンドを含むファンクションコードとと
もにデータ送信の度に更新されるローリングコードが送
信される。
【0004】セキュリティ装置本体では、受信データに
含まれるローリングコードが前回受信したデータに含ま
れるローリングコードに基づいて計算される一連のロー
リングコードに含まれる場合に、正規の動作指示である
と判断してセキュリティ動作のセットあるいは解除等各
種の動作指示に応じた動作を行う。例えば、前回受信し
たデータに含まれるローリングコードに基づいてn回先
までのローリングコードを計算し、これらn個のローリ
ングコードの何れかと受信データに含まれるローリング
コードとが一致したときに各種のセキュリティ動作が行
われる。このように、n個のローリングコードを比較対
象とするのは、車両から隔たった電波の届かない場所で
リモコンユニットを操作したとき(以後、セキュリティ
装置本体に送信データが到達しない場所でリモコンユニ
ットを操作することを「空打ち」と称して説明を行うも
のとする。)に、リモコンユニットと車両のそれぞれで
次のデータが送受信される際に計算によって更新される
次のローリングコードが一致しなくなって、リモコンユ
ニットからセキュリティ装置本体に対する動作指示が行
えなくなることを防止するための工夫である。セキュリ
ティ装置本体では例えば100個のローリングコードが
計算され、これにより、リモコンユニット単独での空打
ちがある程度許容される。
【0005】このように、正規に製作されたリモコンユ
ニットを使用する場合には、ある程度の回数の空打ちを
行ってもセキュリティ装置が正常に動作する。ところ
が、不正に複製されたリモコンユニットを使用する場合
には、既に本来の使用者が所有するリモコンユニットを
使用してローリングコードの更新が行われているので、
不正に複製されたリモコンユニットから送られてくる各
種の動作指示を正規の動作指示ではないと判断するた
め、セキュリティ動作の解除等は行えないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
モコンユニットを共通に使用して2台の車両に対して別
々に動作指示を与えようとすると以下に示す問題が生じ
る。
【0007】一方の車両に対してリモコンユニットを使
用すると、他方の車両に対してはリモコンユニットを空
打ちしたと同等の操作をしたことになるため、ある一定
回数以上一方の車両に対して動作指示を行った後に、次
に他方の車両に対してこのリモコンユニットを使用しよ
うとした場合に、動作指示を受け付けなくなる。この場
合には、予め定められた特別な操作が必要になり、車両
を切り換える毎に特別な操作を行うのは煩雑である。例
えば、特別な操作としては、連続して5回データを送信
する。この5個のデータに含まれるローリングコードが
連続したものである場合には正常な受信データであると
判断され、5回目以降の受信データに対応したセキュリ
ティ動作が行われる。このように5回も空打ちしなけれ
ば正常なセキュリティ動作に復帰しないとすると、操作
者はセキュリティ装置が故障したものと誤って判断する
こともある。
【0008】このような煩雑な操作およびそれに伴う誤
判断は、2台の車両のそれぞれに対応させて別々のロー
リングコードを作成することにより回避することができ
るが、各車両に対応した2つのローリングコードをリモ
コンユニット内に記憶しておく必要があるため不揮発性
メモリの容量が大きくなってコスト低減等の観点からは
好ましくない。
【0009】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的はリモコンユニットを使って複
数のセキュリティ装置本体を制御する場合に、制御対象
となるセキュリティ装置本体の切り換えを簡単な操作で
行うことができるセキュリティ装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のセキュリティ装置は、動作指示と順次
更新される第1のコードとを含むデータを送信するリモ
コンユニットと、リモコンユニットの遠隔操作の対象と
していずれか1つが選択されるとともにリモコンユニッ
トからの送信データに含まれる第1のコードが期待され
る所定の範囲に含まれているときに動作指示に応じた所
定の動作を行う複数のセキュリティ装置本体とを有して
いる。上述したリモコンユニットは、遠隔操作の対象と
なるセキュリティ装置本体の切り換えを行ってから所定
回数は所定の値を有する第2のコードを含むデータを送
信する。セキュリティ装置本体は、受信したデータに含
まれる第1のコードが期待される所定の範囲に含まれて
おらず、かつ、受信したデータに第2のコードが含まれ
ている場合には、データに含まれる動作指示に応じた所
定の動作を行う。
【0011】また、本発明のセキュリティ装置では、上
述したリモコンユニットによって、前回の送信データに
含ませた第1のコードに基づいて所定の計算を行うこと
により、次に送信するデータに含ませる第1のコードの
更新を行う。また、セキュリティ装置本体によって、前
回の受信データに含まれていた第1のコードに基づいて
所定回数の計算を行うことにより、この所定回数に対応
した複数個の第1のコードを期待される所定の範囲とし
て求め、これら複数個の第1のコードのいずれかにリモ
コンユニットから新たに受信したデータに含まれる第1
のコードが一致したときに、動作指示に応じた所定の動
作を行っている。
【0012】また、本発明のセキュリティ装置では、上
述したリモコンユニットは、遠隔操作の対象となるセキ
ュリティ装置本体の切り換えを行う切り換え手段と、切
り換え手段によって制御対象となるセキュリティ装置本
体の切り換えが行われた後の所定回数は第2のコードを
含む送信データを生成するデータ生成手段と、データ生
成手段で生成された送信データをセキュリティ装置本体
のいずれかに向けて出力するデータ送信手段とを備えて
いる。
【0013】また、本発明のセキュリティ装置におい
て、上述したセキュリティ装置本体は、新たな受信デー
タに含まれる第1のコードが前回の受信データに含まれ
る第1のコードに基づいて計算される期待される所定の
範囲に含まれるか否かを判断する第1のコード判定手段
と、新たな受信データに第2のコードが含まれるか否か
を判断する第2のコード判定手段と、第1のコード判定
手段によって新たな受信データに含まれる第1のコード
が期待される所定の範囲に含まれないと判断され、か
つ、第2のコード判定手段によって新たな受信データに
第2のコードが含まれていると判断されたときに、受信
データに含まれる動作指示に応じた所定の制御動作を行
うセキュリティ制御手段とを備えている。
【0014】いずれかのセキュリティ装置本体に向けて
数多くのデータを送信した後に制御対象となるセキュリ
ティ装置本体を切り換えた場合には、切り換え直後のセ
キュリティ装置本体で受信するデータ内の第1のコード
が期待される所定の範囲に含まれない場合もあるが、こ
のような場合であっても受信データに第2のコードが含
まれている場合には正常な動作指示を行うことができ、
セキュリティ装置本体の切り換えを簡単な操作で行うこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一の実施
形態のセキュリティ装置について、図面を参照しながら
具体的に説明する。本実施形態のセキュリティ装置は、
2台の車両A、Bのそれぞれに取り付けられる2つのセ
キュリティ装置本体2と、共通のリモコンユニット1と
を含んでおり、リモコンユニット1を操作することによ
り制御対象となるセキュリティ装置本体2が搭載された
車両を切り換えることができるようになっている。した
がって、例えばリモコンユニット1を操作して車両Aを
選択した状態では、リモコンユニット1からの送信デー
タが車両Aに搭載されたセキュリティ装置本体2に受信
され、有効なコードとして処理され、車両Aに対して所
定のセキュリティ動作が行われる。また、リモコンユニ
ット1を操作して選択車両をAからBに切り換えた状態
では、リモコンユニット1からの送信データが車両Bに
搭載されたセキュリティ装置本体2に受信され、有効な
コードとして処理され、車両Bに対して所定のセキュリ
ティ動作が指示される。
【0016】図1は、本実施形態のリモコンユニットの
構成を示す図である。同図に示すリモコンユニット1
は、操作者が各種の指示を与える操作部10と、IDコ
ード等の各リモコンユニット毎に個別に用意されたデー
タを格納するメモリ12と、操作部10の操作状態に応
じて所定の送信データの生成やこの送信データの送り先
となる車両の切り換えを行う制御部14と、制御部14
で生成した送信データを位相変調あるいはFSK変調等
所定の方式によって変調するとともにこの変調された信
号を電力増幅してアンテナ16から送信する変調・送信
回路18と、操作部10を操作した際にその動作確認の
ためにLED(発光ダイオード)20を点灯させるLE
Dドライバ22とを備えている。
【0017】操作部10は、押しボタンスイッチである
第1および第2のタクトスイッチ24、26を有してい
る。本実施形態では、これら2つのタクトスイッチ2
4、26を組み合わせて操作することにより、数種類の
動作指示を行うことができるようになっている。代表的
な動作指示と操作の組み合わせについては後述する。メ
モリ12は、不揮発性の素子、例えばEEP−ROMが
用いられる。制御部14は、2つのタクトスイッチ2
4、25の操作状態に応じて各種の送信データを作成し
て変調・送信回路18に出力する。
【0018】図2は、制御部14から出力される送信デ
ータの内容を示す図である。送信データは固定ビット数
のフレーム構造を有しており、先頭から順に、ヘッダ
(HD)、フレーム同期データ、IDコード、ファンク
ションコード、ローリングコード、ローリング同調コー
ドが配置される。「ヘッダ」は受信機であるセキュリテ
ィ装置本体を受信待機状態から受信可能状態に変更する
ためのデータであり、実質的な送信データの先頭は次の
「フレーム同期データ」となる。「IDコード」は、リ
モコンユニット毎に異なるように割り当てられたデータ
であり、対応するリモコンユニット以外によるセキュリ
ティ装置本体の誤動作を防止するために設けられてい
る。「ローリングコード」は、制御部14から何らかの
送信データを出力する毎に更新される所定ビット数(例
えば16ビット)のデータであり、前回送信されたデー
タに含まれるローリングコードに基づいて次に送信され
るデータに含まれるローリングコードが計算される。
「ローリング同調コード」は、セキュリティ動作の制御
対象となる車両を切り換えたときに付加される所定ビッ
ト数(例えば4ビット)のデータであり、例えば制御対
象となる車両切り換え後所定回数(例えば100回)ま
での送信データにおいてはこのローリング同調コード
“1111”が付加され、101回目以降の送信データ
においては付加されない。これは、従来のローリング同
調コードが付加されないリモコンユニットにも対応させ
るためである。
【0019】ファンクションコードは、リモコンユニッ
ト1からセキュリティ装置本体に対して送る各種の動作
指示(コマンド)に対応したデータであり、例えばTX
コマンド、EXTコマンド、VALETコマンド、PA
NICコマンド、オプションコマンド等に対応してい
る。
【0020】TXコマンドは、セキュリティ装置本体に
対してセキュリティ動作の起動(アーミング)あるいは
停止(ディスアーミング)を指示するものである。例え
ば、操作部10の第1のタクトスイッチ24を短く押下
することにより、このTXコマンドに対応するファンク
ションコードが作られる。EXTコマンドは、オプショ
ンとして用意されたセキュリティ動作を指示するための
ものである。例えば、操作部10の第2のタクトスイッ
チ26を短く押下した場合に、このEXTコマンドに対
応するファンクションコードが作られる。VALETコ
マンドは、ホテル等で他人に車両を移動させるような場
合にトランクの開閉のみを監視するセキュリティ動作を
指示するものである。例えば、操作部10の第2のタク
トスイッチ26を長く押下した場合に、このVALET
コマンドに対応するファンクションコードが作られる。
【0021】PANICコマンドは、TXコマンドに対
応したアーミング状態と基本的に同じであるがその状態
でエンジンを始動可能としたセキュリティ動作を指示す
るものである。通常のセキュリティ動作においては、例
えば不審者がロックされたドアを無理に開けようとする
と各種の警報等を起動するアラーム状態となり、しかも
車両を盗難から守るためにイグニッションスイッチをオ
ン状態にしてもエンジンがかからないようになってい
る。ところが、このPANICコマンドによる動作指示
を受けた場合には、各種の警報等が起動されるのは同じ
であるが、イグニッションスイッチをオン状態にすると
エンジンがかかるようになっており、車両の所有者が異
常発生時にエンジンをかけて車両を移動させることがで
きるようになっている。例えば、操作部10の第1のタ
クトスイッチ24を長く押下することにより、このPA
NICコマンドに対応するファンクションコードが作ら
れる。ところで、カーモード変更は、リモコンユニット
1で制御しようとする車両をAからBに、あるいはBか
らAに切り換えるためのものである。例えば、操作部1
0の2つのタクトスイッチ24、26を同時に長く押下
することにより、このモード変更に対応するファンクシ
ョンコード中のカー番号情報が作られる。図2中のファ
ンクションコードの先頭2ビットにカー番号情報が付与
され、例えば“00”でカー番号1、“01”でカー番
号2とプロトコルが決められている。
【0022】このようにして、制御部14は、操作部1
0の2つのタクトスイッチ24、26の操作状態に応じ
て、各種のコマンドに対応したファンクションコードを
有する送信データを生成して出力する。この送信データ
は、変調・送信回路18およびアンテナ16を介してセ
キュリティ装置本体に向けて送信される。
【0023】また、各種のデータ送信を行うために操作
部10の2つのタクトスイッチ24、26の少なくとも
一方が押下されると、制御部14は、LEDドライバ2
2に指示を送ってLED20を駆動し、操作部10の操
作状態が目視できるようになっている。また、このLE
D20は制御対象となる車両を見分けるためにも使用さ
れる。例えば、一方の車両Aが制御対象として設定され
た場合には、操作部10のいずれかのタクトスイッチの
操作に対応して何らかのデータをリモコンユニット1か
ら送信する際にLED20が1回だけ点滅し、他方の車
両Bが制御対象として設定された場合には、操作部10
のいずれかのタクトスイッチの操作に対応して何らかの
データをリモコンユニット1から送信する際にLED2
0が2回点滅する。
【0024】なお、上述した説明では、操作部10内の
2つのタクトスイッチ24、26を組み合わせて操作す
ることにより、3種類以上のコマンドを含む送信データ
を生成するようにしたが、3つ以上のタクトスイッチあ
るいはその他のスイッチを複数のコマンドのそれぞれに
対応させて用意し、いずれかのスイッチが押下されたと
きに対応するコマンドを含む送信データを生成するよう
にしてもよい。
【0025】図3は、セキュリティ装置本体の構成を示
す図である。同図に示すセキュリティ装置本体2は、ア
ンテナ30を介して受信した電波に対して所定の同調動
作を行う同調回路32と、動作モード等の初期設定を行
う所定ビット数分のディップスイッチ34と、リセット
スイッチ36と、このセキュリティ装置本体2と組み合
わされるリモコンユニット1のIDコード等を格納する
メモリ38と、同調回路32を介して受信するリモコン
ユニット1からの動作指示に応じてセキュリティ動作の
全体を制御する制御部40と、車両の異常を検出する各
種のセンサとして機能するトランクスイッチ42、イグ
ニッション(IGN)スイッチ44、ドアスイッチ4
6、衝撃センサ48およびレーダ50と、不審者への警
告等を行うために車両に取り付けられた各種の機器を駆
動するサイレンドライバ52、アラームドライバ54、
ワーニングドライバ56、スタータ(ST)カットドラ
イバ58およびページャドライバ60と、セキュリティ
動作以外の目的で設けられた電磁ドアロックやドームあ
るいはフラッシュ等の各種ライト類をセキュリティ動作
に兼用するために動作させるリレードライバ64とを備
えている。
【0026】同調回路32は、アンテナ30を介して受
信した電波の中から所定の搬送波成分のみを抽出した後
に復調を行い、さらにこの復調した信号(アナログ信
号)をデジタル信号に変換することにより、リモコンユ
ニット1からの受信データを制御部40に向け出力す
る。このようにして、リモコンユニット1から送信され
るデータがセキュリティ装置本体2の制御部40に入力
され、この受信データに含まれるファンクションコード
に従って所定のセキュリティ動作の制御が行われる。
【0027】トランクスイッチ42、イグニッションス
イッチ44、ドアスイッチ46のそれぞれは、トランク
やドアの開閉あるいはイグニッションキーの操作に対応
してオン状態あるいはオフ状態となるため、このオンオ
フ状態を監視することによりトランクの開閉状態等を検
出するセンサとして機能する。
【0028】また、衝撃センサ48は、車両に加えられ
る衝撃を検出するものであり、例えばドアガラスが割ら
れた場合にその衝撃によって生じる振動に基づいて検出
が行われる。レーダ50は、不審者が車両に近づいたこ
と、あるいは車両内部に侵入したことを検出するもので
ある。例えば2.45GHzの電磁波を発生させて、検
出範囲内にこの周波数で共振する水分があるか否かで、
車両近くあるいは内部にいる不審者を検出することがで
きる。
【0029】このような構成を有するセキュリティ装置
本体2がTXコマンドを含むデータを受信してアーミン
グ状態になると、制御部40の制御によって例えば以下
のようなセキュリティ動作が行われる。
【0030】制御部40は、TXコマンドに応じてセキ
ュリティ動作を起動してアーミング状態とした後、リレ
ードライバ64によって電磁ドアロック(図示せず)を
駆動してドアをロックするとともに、トランクスイッチ
42、イグニッションスイッチ44、ドアスイッチ4
6、衝撃センサ48、レーダ50のそれぞれによって不
審者の存在を監視する。この監視状態では、レーダ50
は車両の周辺を含む広い範囲を検出範囲としており、セ
キュリティ動作を停止してディスアーミング状態にせず
に近づいてくる不審者を、車両に触れる前に検出するこ
とが可能となる。
【0031】このような監視状態で不審者の接近をレー
ダ50によって検出すると、次に制御部40は、所定の
ワーニング動作を行う。例えば制御部40は、リレード
ライバ64によってフラッシュランプを点滅させるとと
もに、ワーニングドライバ56によって接近してくる不
審者に対して所定の注意を喚起する。例えば、サイレン
(図示せず)を短く鳴らして、接近している車両にはセ
キュリティ装置が搭載されていることを知らせることに
より、未然に盗難を防止することができる。また、制御
部40は、接近してくる不審者の存在を検出した後、レ
ーダ50の検出範囲を変更し、運転席を含む車両内部の
ごく狭い範囲を検出範囲に設定する。
【0032】さらに不審者が近づいて、ドアやトランク
が無理にこじ開けられたり、ドアガラスが割られてドア
ロックが解除されて不審者が運転席に座ったり、あるい
は車体に衝撃を加えられたりすると、制御部40は、監
視していたトランクスイッチ42、ドアスイッチ46、
衝撃センサ48、レーダ50の各出力に基づいて不審者
の侵入を検出し、所定のアラーム制御動作を行う。例え
ば制御部40は、サイレンドライバ52によってサイレ
ンから異常発生を知らせる大きな警告音を鳴らすととも
に、アラームドライバ54によって車両の所有者が設定
した所定の動作(例えばヘッドライトを点灯させる)を
行わせる。また、制御部40は、スタータカットドライ
バ58によってイグニッションスイッチ44とエンジン
スタータ(図示せず)との間の接続を切断してエンジン
がかからないようにするとともに、ページャドライバ6
0によって車両の所有者が有するページャに対して車両
に異常が発生した旨の通知を行う。
【0033】次に、所定の操作を行うことにより、制御
対象となる車両の切り換えを行った場合のリモコンユニ
ット1およびセキュリティ装置本体2のそれぞれの動作
について説明する。
【0034】図4は、リモコンユニット1の動作手順を
示す流れ図である。リモコンユニット1内の制御部14
は、制御対象となる車両を切り換えたか否かを監視して
おり(ステップ401)、切り換えが行われた場合には
送信回数を計数するために用意されたカウンタCNT1
をリセットして、計数値「0」を設定する(ステップ4
02)。
【0035】また、制御部14は、操作部10のタクト
スイッチ24、26の操作状態を監視しており(ステッ
プ403)、何らかのキー操作が行われると、上述した
送信カウンタCNT1の計数を「1」だけ進める(ステ
ップ404)。車両の切り換えの直後であれば、最初の
キー操作が行われたときに、送信カウンタCNT1の計
数値「0」が「1」にカウントアップされる。また、車
両切り換えの直後でない場合には、何らかのキー操作が
行われたときに、送信カウンタCNT1の計数値「i 」
が「i +1」にカウントアップされる。
【0036】次に、制御部14は、送信カウンタCNT
1の計数値が所定の値(例えば100回)以下であるか
否かを判定する(ステップ405)。送信カウンタCN
T1の計数値が100以下である場合には、制御部14
は、図2に示したローリング同調コードを“1111”
とした送信データを生成する(ステップ406)。な
お、送信データ中のファンクションコードには、タクト
スイッチ24、26の押下状態に応じて、例えばタクト
スイッチ24のみが短く押下されたときにはTXコマン
ドが設定され、タクトスイッチ26が長く押下されたと
きにはVALETコマンドが設定される。また、ローリ
ングコードには、前回の送信データに含まれたローリン
グコードに基づいて計算され更新された新たな値が設定
される。
【0037】一方、送信カウンタCNT1の計数値が1
00より大きい場合には、制御部14は、図2に示した
ローリング同調コードを付けない送信データを生成する
(ステップ407)。また、ローリング同調コードを除
くファンクションコード等の他のデータはステップ40
6で生成される送信データに含まれるものと同じであ
る。
【0038】このようにして、送信カウンタCNT1の
計数値が100以下であるか否かに応じて、送信データ
の最後にローリング同調コード“1111”を付加する
か付加しないかのいずれかに設定された送信データが生
成され、次に、制御部14は、この生成したデータを変
調・送信回路18およびアンテナ16を介してセキュリ
ティ装置本体2に向けて送信する。データ送信が終了す
ると、ステップ401に戻って処理が繰り返され、ステ
ップ403の何らかのキー入力待ちの状態が維持され
る。
【0039】図5は、セキュリティ装置本体2の動作手
順を示す流れ図である。通常、セキュリティ装置本体2
内の制御部40は、リモコンユニット1から送信される
データの受信待ちの状態にある(ステップ501)。ア
ンテナ30を介してリモコンユニット1からのデータが
受信されると、次に制御部40は、IDコードが一致す
るかを判定し(ステップ502)、一致しなければ無視
して動作させず、一致すれば受信データに含まれるロー
リングコードが、前回受信したデータに含まれたローリ
ングコードに基づいて計算される所定個数(例えば10
0個)のローリングコードのいずれかに一致するか否か
を判定する(ステップ503)。具体的には、制御部4
0は、前回受信したデータに含まれるローリングコード
に基づいて第1のローリングコードを計算し、さらにこ
の第1のローリングコードに基づいて第2のローリング
コードを計算し、という手順で最大100個までのロー
リングコードを計算し、その中のいずれかに今回受信し
たデータに含まれるローリングコードが一致するか否か
を判定する。一致する場合には、制御部40は、受信デ
ータに含まれるファンクションコードで示されるTXコ
マンド等の各種コマンドに従った動作を行うための制御
を行う(ステップ504)。
【0040】また、今回受信したデータに含まれるロー
リングコードが、前回受信したデータに含まれるローリ
ングコードに基づいて計算された所定個数のローリング
コードのいずれにも一致しない場合には、次に制御部4
0は、受信したデータの最後にローリング同調コードが
付加されているかを調べ(ステップ505)、“111
1”である場合(制御対象となる車両を切り換えてから
のデータの送信回数が100回以下である場合)には、
受信データに含まれるファンクションコードで示される
各種コマンドに従った動作を行うための制御を行う(ス
テップ506)。
【0041】また、ステップ501の受信待ちの状態に
おいて最初に受信したデータの最後尾にローリング同調
コード“1111”が付加されていない場合(制御対象
となる車両を切り換えてからのデータの送信回数が10
0回を越えたためにローリング同調コードが付加されな
い場合)には、制御部40は、最初に受信したデータに
含まれるローリングコードを保持し(ステップ50
7)、以後連続して受信した所定回数(例えば5回)の
データに含まれるローリングコードが正しいものである
場合にのみ、5回目の受信データに含まれるファンクシ
ョンコードで示される各種コマンドに従った動作を行う
ための制御を行う(ステップ508、509)。
【0042】このように、共通のリモコンユニット1で
2台の車両に設置されたセキュリティ装置本体のいずれ
かに動作指示を与える場合に、制御対象となる車両を切
り換えてから所定回数(上述した例では100回まで)
は、送信データの最後にローリング同調コード“111
1”を付加している。このローリング同調コード“11
11”が含まれるデータを受け取ったセキュリティ装置
本体2では、受信データに含まれるローリングコードが
正しいものでない場合であっても、通常のセキュリティ
動作を開始する。したがって、従来であれば図5のステ
ップ507、508および509で行うような例えば連
続して受信する5回のデータに含まれる全てのローリン
グコードが正しい場合に通常のセキュリティ動作を開始
するといった煩雑な手順を踏まなければならないのに対
し、1回の送信操作で済むことになる。特に、5回も連
続してデータを送らなければ正常なセキュリティ動作が
開始されないということになれば、リモコンユニット1
あるいはセキュリティ装置本体2のいずれかが故障した
ものと勘違いする場合も考えられるが、1回のデータ送
信のみでセキュリティ動作を開始させることができれば
このような勘違いもほとんどなくなる。
【0043】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0044】例えば、上述した本実施形態のセキュリテ
ィ装置は、1つのリモコンユニット1によって2つのセ
キュリティ装置本体2のいずれかに動作指示を行う場合
を説明したが、択一的に選択されるセキュリティ装置本
体2の個数は3つ以上であってもよい。
【0045】また、上述した本実施形態のセキュリティ
装置本体は、リモコンユニット1からセキュリティ装置
本体2に対して位相変調等を用いた無線によるデータ送
信を行うようにしたが、有線によって、あるいは赤外線
等他の送信方法によってデータ送信を行うようにしても
よい。また、上述した本実施形態では、車両を盗難から
守るためのセキュリティ装置について説明したが、家屋
等を対象としたホームセキュリティ等に適用することが
できる。
【0046】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、いずれ
かのセキュリティ装置本体に向けて数多くのデータを送
信した後に制御対象となるセキュリティ装置本体を切り
換えた際に、切り換え直後のセキュリティ装置本体で受
信するデータ内の第1のコードが期待される所定の範囲
に含まれない場合が生じたとしても、リモコンユニット
からセキュリティ装置本体に対して正常な動作指示を与
えることができ、セキュリティ装置本体の切り換えを簡
単な操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のリモコンユニットの構成を示す図
である。
【図2】リモコンユニットからセキュリティ装置本体へ
の送信データのフレーム構造を示す図である。
【図3】セキュリティ装置本体の構成を示す図である。
【図4】リモコンユニットの動作手順を示す流れ図であ
る。
【図5】セキュリティ装置本体の動作手順を示す流れ図
である。
【符号の説明】
1 リモコンユニット 2 セキュリティ装置本体 10 操作部 12、38 メモリ 14、40 制御部 16、30 アンテナ 18 変調・送信回路 20 LED 22 LEDドライバ 24、26 タクトスイッチ 32 同調回路 48 衝撃センサ 50 レーダ 52 サイレンドライバ 54 アラームドライバ 56 ワーニングドライバ 64 リレードライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作指示と順次更新される第1のコード
    とを含むデータを送信するリモコンユニットと、前記リ
    モコンユニットの遠隔操作の対象としていずれか1つが
    選択されるとともに前記リモコンユニットからの送信デ
    ータに含まれる前記第1のコードが期待される所定の範
    囲に含まれているときに前記動作指示に応じた所定の動
    作を行う複数のセキュリティ装置本体とを有するセキュ
    リティ装置であって、 前記リモコンユニットは、遠隔操作の対象となる前記セ
    キュリティ装置本体の切り換えを行ってから所定回数は
    所定の値を有する第2のコードを含む前記データを送信
    し、 前記セキュリティ装置本体は、受信した前記データに含
    まれる前記第1のコードが期待される所定の範囲に含ま
    れておらず、かつ、受信した前記データに前記第2のコ
    ードが含まれている場合には、前記データに含まれる前
    記動作指示に応じた所定の動作を行うことを特徴とする
    セキュリティ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記リモコンユニットは、前回の送信データに含ませた
    前記第1のコードに基づいて所定の計算を行うことによ
    り、次に送信するデータに含ませる前記第1のコードの
    更新を行い、 前記セキュリティ装置本体は、前回の受信データに含ま
    れていた前記第1のコードに基づいて所定回数の計算を
    行うことにより、この所定回数に対応した複数個の前記
    第1のコードを前記期待される所定の範囲として求め、
    これら複数個の前記第1のコードのいずれかに前記リモ
    コンユニットから新たに受信したデータに含まれる前記
    第1のコードが一致したときに、前記動作指示に応じた
    所定の動作を行うことを特徴とするセキュリティ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記リモコンユニットは、 遠隔操作の対象となる前記セキュリティ装置本体の切り
    換えを行う切り換え手段と、 前記切り換え手段によって制御対象となる前記セキュリ
    ティ装置本体の切り換えが行われた後の所定回数は前記
    第2のコードを含む送信データを生成するデータ生成手
    段と、 前記データ生成手段で生成された送信データを前記セキ
    ュリティ装置本体のいずれかに向けて出力するデータ送
    信手段と、 を備えることを特徴とするセキュリティ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記セキュリティ装置本体は、 新たな受信データに含まれる前記第1のコードが前回の
    受信データに含まれる前記第1のコードに基づいて計算
    される前記期待される所定の範囲に含まれるか否かを判
    断する第1のコード判定手段と、 前記新たな受信データに前記第2のコードが含まれるか
    否かを判断する第2のコード判定手段と、 前記第1のコード判定手段によって前記新たな受信デー
    タに含まれる前記第1のコードが前記期待される所定の
    範囲に含まれないと判断され、かつ、前記第2のコード
    判定手段によって前記新たな受信データに前記第2のコ
    ードが含まれていると判断されたときに、前記受信デー
    タに含まれる前記動作指示に応じた所定の制御動作を行
    うセキュリティ制御手段と、 を備えることを特徴とするセキュリティ装置。
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