JP5326263B2 - 数列計算機及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、数列計算機及びプログラムに関する。
従来から、学校などの教育現場では、電卓と称する小型の電子式計算機を、種々の計算の学習に役立てることが行われている。特に、通常の加減乗除の計算ではなく、関数や統計といった計算の学習に広く用いられている。
一方、各種の計算が行える計算装置の中で、数列式を計算する装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
この数列式を計算する装置は、入力された数列式に基づいて、当該数列式に対応したグラフやリストを作成して表示するものである。
特開2004−151960号公報
前記従来の計算装置には、数列式を計算する装置があるものの、学校の授業などで教えられる数列の学習には適していない問題がある。
よって、数列を学習するのにより役立つ電子計算機の登場が望まれている。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、数列を学習するのに適切な数列計算機及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項に記載の数列計算機は、ユーザ操作に応じて任意の数列の式を入力する数列式入力手段と、この数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を算出する数値列算出手段と、この数値列算出手段により算出された数値列に対応した数列の種類を判断する数列判断手段と、前記数値列算出手段により算出された数値列を数列表にして前記数列判断手段により判断された数列の種類の名称と共に表示させる数列表・名称表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項に記載の数列計算機は、前記請求項に記載の数列計算機において、前記数値列算出手段は、前記数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を予め設定された範囲で算出し、ユーザ操作に応じて前記設定範囲の変更が指示された場合は、当該変更後の設定範囲に応じて前記入力された数列式に従った数値列を再算出する再算出手段を有する、ことを特徴としている。
本発明によれば、数列を学習するのに適切な数列計算機を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の数列計算機の実施形態に係る関数電卓10の外観構成を示す正面図である。
この関数電卓10は、その携帯性の必要からユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズからなり、この電卓10の本体正面にはキー入力部11およびドットマトリクス型LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部15が設けられる。
キー入力部11には、数値や各種の演算記号を入力するための数値・演算記号キー群12、各種の関数機能やメモリ機能、計算モードなどを指定するための計算機能キー群13、表示部15に表示されたカーソルの移動操作やデータ項目の選択操作などを行うためのカーソルキー14、表示部15の下端に沿ってメニュー表示される各種の機能を選択的に指定するためのファンクションキーF1〜F4が備えられる。
そして、前記計算機能キー群13の中には、数列解析の計算モード(数列モード)を指定するための「数列」キー16、当該数列モードにおいて数値列を入力する際に各数値間の区切りを入力するための数列区切りキー17が備えられる。
また、前記数値・演算記号キー群12の中には、入力データや選択データの確定、処理の実行を指示するための「EXE」キー18が備えられる。
表示部15は、前述通りドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなり、本実施形態の関数電卓10の場合、全角文字にて2行分(半角文字にて4行分)の文字列を表示可能な領域を有する。
図2は、前記関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電卓10の電子回路は、コンピュータであるCPU21を備えている。
CPU21は、ROMなどの記憶装置22に予め記憶されている関数電卓プログラム22aや数列解析プログラム22bなどに従い回路各部の動作を制御し、RAM23を作業用メモリとしてキー入力部11からのキー入力信号に応じた各種の計算処理を実行する。
RAM23には、表示データメモリ24、入力バッファメモリ25、演算データメモリ26などが確保される。
表示データメモリ24には、前記表示部15に表示させるべき入力された数値や式のデータ、計算結果のデータなどが、前記表示部15の表示領域に相当する全角最大2行(半角最大4行)のビットマップデータに展開されて記憶される。
入力バッファメモリ25には、キー入力部11によりキー入力されたデータが「EXE」キー18などによりその入力を確定指示されるまで一時的に記憶される。
演算データメモリ26には、ユーザ入力された式データや数値データ、計算処理データ、計算結果データなど、個々の計算処理に伴う種々のデータが一時記憶されるもので、例えば数列モードが設定された際には、キー入力された複数の数値データが数値列データとしてその数値の個数nと共に記憶される入力数値データメモリ26a、この入力数値データメモリ26aに記憶された数値列データに基づき解析された各数値データ間の差分データが記憶される差データメモリ26b、同入力数値データメモリ26aに記憶された数値列データに基づき解析された各数値データ間の比率データが記憶される比データメモリ26cなどが確保される。
次に、前記構成の関数電卓10による数列解析の計算機能について説明する。
図3は、前記関数電卓10による数列モードでの計算処理を示すフローチャートである。
図4は、前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う等差数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図である。
例えばユーザ(学習者)によって数列解析の学習を行う場合に、キー入力部11の「数列」キー13が操作されると、本関数電卓10の計算モードが数列モードに設定され、記憶装置22に予め記憶されている数列解析プログラム22bが起動される。
先ず、キー入力部11からの入力待ちの状態となり(ステップS1)、何らかのキーデータが入力され入力バッファメモリ25に記憶されると、当該キー入力データが数値データであるか、または式データであるか判断される(ステップS2)。
例えば、ユーザ(学習者)により5つの任意の数値データ「1」「3」「5」「7」「9」が数列区切りキー17を使用して区切られながら入力されると、この入力される数値データは、順次、入力バッファ25に記憶されると共に、図4(A)に示すように、数値列データPR「1,3,5,7,9」として表示部15に表示される(ステップS2(数値)→S3)。
そして、前記数値列データPRの入力完了に応じて「EXE」キー18が操作されると(ステップS4(Yes))、前記入力バッファ25に記憶された数値列データPR「1,3,5,7,9」が演算データメモリ26内の入力数値データメモリ26aに転送され、その数値の個数n(=5)と共に記憶される。
すると、前記入力数値データメモリ26aに記憶された数値列データPRにおける各数値「1」「3」「5」「7」「9」間の差分データD「2,2,2,2」が算出されて差データメモリ26bに記憶され(ステップS5)、この差分データDが前記数値列データPRと共に図4(B)に示すように表示部15に対比表示される(ステップS6)。
すると、前記差データメモリ26bに記憶された差分データD内の各差分値が等しいか否か判断される(ステップS7)。
ここでは、前記数値列データPR「1,3,5,7,9」に対応した差分データD「2,2,2,2」内の各差分値が等しいと判断されるので(ステップS7(Yes))、当該数値列データPRに従った等差数列の式EX「an=2n−1」が算出され(ステップS8)、当該等差数列の式EX「an=2n−1」と共にその数列名称N「Arithmetic」が図4(C)に示すように表示部15に表示される(ステップS21)。
図5は、前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う階差数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図である。
前記ステップS1〜S4の処理に従って、ユーザ(学習者)により4つの数値データ「1」「3」「7」「13」が数列区切りキー17を使用して区切られながら入力された場合、数値列データPR「1,3,7,13」が図5(A)に示すように表示部15に表示されると共に、前記入力数値データメモリ26aに記憶される。そして、前記同様に当該数値列データPRにおける各数値「1」「3」「7」「13」間の差分データD「2,4,6」が算出されて差データメモリ26bに記憶される(ステップS5)。
すると、この差分データD「2,4,6」が前記数値列データPR「1,3,7,13」と共に図5(B)に示すように表示部15に対比表示され(ステップS6)、当該差分データD内の各差分値が等しいか否か判断される(ステップS7)。
ここでは、前記数値列データPR「1,3,7,13」に対応した差分データD「2,4,6」内の各差分値が等しくないと判断されるので(ステップS7(No))、当該差分データD「2,4,6」内の各差分値「2」「4」「6」間の更なる差分データD′「2,2」が算出されて差データメモリ26bに記憶される(ステップS9)。
すると、この差分データD′「2,2」が前記既に算出表示されている差分データD「2,4,6」と共に図5(B)に示すように表示部15に対比表示され(ステップS10)、当該差分データD′内の各差分値が等しいか否か判断される(ステップS11)。
ここでは、前記ステップS9において算出された差分データD′「2,2」内の各差分値が等しいと判断されるので(ステップS11(Yes))、今回ユーザ入力された数値列データPR「1,3,7,13」に従った階差数列の式EX「an=n^2−n+1」が算出され(ステップS12)、当該階差数列の式EX「an=n^2−n+1」と共にその数列名称N「Difference」が図5(C)に示すように表示部15に表示される(ステップS21)。
また、前記ステップS1〜S4の処理に従って、ユーザ(学習者)により4つの数値データ「2」「4」「8」「16」が数列区切りキー17を使用して区切られながら入力され、数値列データPR「2,4,8,16」が表示部15に表示(図示せず)された場合について説明する。
この場合は、ステップS5において算出される各数値「2」「4」「8」「16」間の差分データD「2,4,8」の各差分値は等しくないと判断され(ステップS7(No))、さらにステップS9において算出される前記差分データD「2,4,8」の各差分値間の更なる差分データD′「2,4」の各差分値も等しくないと判断される(ステップA11(No))。
すると、前記入力数値データメモリ26aに記憶されている今回の数値列データPRにおける各数値「2」「4」「8」「16」間の比率データQ「×2,×2,×2」が算出されて比データメモリ26cに記憶され(ステップS13)、この比率データQが前記数値列データPRと共に表示部15に対比表示(図示せず)される(ステップS14)。
すると、前記比データメモリ26cに記憶された比率データQ内の各比率値が等しいか否か判断される(ステップS15)。
ここでは、前記数値列データPR「2,4,8,16」に対応した比率データQ「×2,×2,×2」内の各比率値が等しいと判断されるので(ステップS15(Yes))、当該数値列データPRに従った等比数列の式EX「an=2*2^(n−1)」が算出され(ステップS16)、当該等比数列の式EX「an=2*2^(n−1)」と共にその数列名称N「Geometric」が表示部15に表示(図示せず)される(ステップS21)。
図6は、前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う調和数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図である。
前記ステップS1〜S4の処理に従って、ユーザ(学習者)により4つの数値データ「1/2」「1/4」「1/6」「1/8」が数列区切りキー17を使用して区切られながら入力され、数値列データPR「1/2,1/4,1/6,1/8」が図6(A)に示すように、表示部15に表示された場合について説明する。
この場合は、ステップS5において算出される各数値「1/2」「1/4」「1/6」「1/8」間の差分データD「1/4,1/12,1/24」の各差分値は、等しくないと判断され(ステップS7(No))、さらにステップS9において算出される前記差分データD「1/4,1/12,1/24」の各差分値間の更なる差分データD′「1/6,1/24」の各差分値も、等しくないと判断される(ステップA11(No))。
するとさらに、ステップS13において算出される今回の数値列データPR「1/2,1/4,1/6,1/8」における各数値間の比率データQ「1/2,2/3,3/4」の各比率値も、等しくないと判断される(ステップS15(No))。
すると、前記入力数値データメモリ26aに記憶されている今回の数値列データPR「1/2,1/4,1/6,1/8」における各数値の逆数データI「2,4,6,8」が算出され、続いて当該逆数データIの各逆数値間の差分データd「2,2,2」が算出されて差データメモリ26bに記憶され(ステップS17)、この差分データdが前記逆数データIと共に図6(B)に示すように表示部15に対比表示される(ステップS18)。
すると、前記差データメモリ26bに記憶された差分データd内の各差分値が等しいか否か判断される(ステップS19)。
ここでは、前記数値列データPR「1/2,1/4,1/6,1/8」に対応した各逆数値間の差分データd「2,2,2」内の各差分値が等しいと判断されるので(ステップS19(Yes))、当該数値列データPRに従った調和数列の式EX「an=1/2n」が算出され(ステップS20)、当該調和数列の式EX「an=1/2n」と共にその数列名称N「Harmonic」が図6(C)に示すように表示部15に表示される(ステップS21)。
なお、前記ステップS17において算出された今回の数値列データPRにおける各逆数値間の差分データdの各差分値も、等しくないと判断された場合には(ステップS19(No))、「該当無し」のメッセージが表示部15に表示され、当該今回の数値列データPRについて少なくとも「等差数列」「階差数列」「等比数列」「調和数列」の何れにも該当しないことがユーザに報知される(ステップS22)。
図7は、前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う等比数列の式の解析に応じた表示動作の具体例を示す図である。
前記キー入力部11からの入力待ちの状態において(ステップS1)、ユーザ(学習者)により任意の数列式データEX(ここでは等比数列の式「an=2*2^(n−1)」)が入力されると、この入力された式データEXは、その入力順に入力バッファ25に記憶されると共に、図7(A)に示すように表示部15に表示される(ステップS2(式)→S23)。
そして、前記式データEXの入力完了に応じて「EXE」キー18が操作されると(ステップS24(Yes))、前記入力バッファ25に記憶された数列式データEXが演算データメモリ26に転送されて記憶され、当該数列式データEXに対応する数値列を解析すべき範囲(数値の個数n)が、予め設定された範囲(例えばn=1,2,3)に初期設定される(ステップS25)。
すると、前記ユーザ入力された数列式データEX「an=2*2^(n−1)」および前記解析すべき設定範囲(n=1,2,3)に従って、その最小の数値から3つめの数値までの数値列データPR「2,4,8」が計算処理され(ステップS26)、当該数値列データPRに対応する数列の種類(ここでは「等比数列」)が判断される(ステップS27)。
すると、図7(B)に示すように、前記ステップS26において計算処理された前記数列式EX「an=2*2^(n−1)」に対応する設定範囲(n=1,2,3)の数値列データPR「2,4,8」が、前記ステップS27において判断された数列の種類に対応する数列名称N「Geometric」と共に、数値の個数n(=1,2,3)およびその数値An(=2,4,8)を整列表記してなる数列表Bprとして表示部15に表示される(ステップS28)。
こうして、前記任意入力された数列式EX「an=2*2^(n−1)」に対応する設定範囲(n=1,2,3)の数列表Bprが表示された状態で、図7(C)に示すように、前記設定範囲を変更させるべくカーソルキー「↓」14が入力されると(ステップS29(Yes))、当該カーソルキー14による指示方向「↓」に従い前記初期の設定範囲(n=1,2,3)が次の設定範囲(n=2,3,4)に変更設定される(ステップS25)。
すると再び、前記ユーザ入力された数列式データEX「an=2*2^(n−1)」および前記変更された解析すべき設定範囲(n=2,3,4)に従って数値列データPR「4,8,16」が計算され(ステップS26)、当該数値列データPRに対応する数列の種類が「等比数列」として判断される(ステップS27)。
すると、図7(C)に示すように、前記ステップS26において再度計算処理された前記数列式EX「an=2*2^(n−1)」に対応する設定範囲(n=2,3,4)の数値列データPR「4,8,16」が、前記ステップS27において判断された数列の種類「等比数列」に対応する数列名称N「Geometric」と共に、数値の個数n(=2,3,4)およびその数値An(=4,8,16)を整列表記してなる数列表Bprとして表示部15に更新表示される(ステップS28)。
したがって、前記構成の関数電卓10による数列解析の計算機能によれば、ユーザによって任意の数値列データPRが入力されると、当該数値列データPRの各数値間の差分データDが算出され、その各差分値が等しい場合には等差数列と判断されて数列式EXおよび数列名称Nが表示される。等差数列でない場合には、前記差分データDの各差分値間の更なる差分データD′が算出され、その各差分値が等しい場合には階差数列と判断されて数列式EXおよび数列名称Nが表示される。また、階差数列でもない場合には、前記数値列データPRの各数値間の比率データQが算出され、その各比率値が等しい場合には等比数列と判断されて数列式EXおよび数列名称Nが表示される。さらに、等比数列でもない場合には、前記数値列データPRの各数値間の逆数データIおよびその各逆数値間の差分データdが算出され、その各差分値が等しい場合には調和数列と判断されて数列式EXおよび数列名称Nが表示される。このため、ユーザ(学習者)が任意の数列を想定して入力した数値列データPRが何れの種類(N)の数列に該当しどのような数列式EXになるのかを容易に学習できるようになる。
また、前記構成の関数電卓10による数列解析の計算機能によれば、前記数列の種類の判断過程において、前記数値列データPRに基づき算出される差分データDやその更なる差分データD′、あるいは比率データQは、当該数値列データPRと共に対比して表示される。このため、ユーザ(学習者)が入力した数値列データPRがどのような数値列の特性を持って何れの種類の数列に該当するのかをより適切に学習できるようになる。
さらに、前記構成の関数電卓10による数列解析の計算機能によれば、ユーザによって任意の数列を想定した式EXが入力されると、当該数列の式EXに対応した数値列データPRが予め設定された数列範囲で算出されて数列の種類が判断され、その数列名称Nと共に前記設定範囲の数値列(PR)を表にした数列表Bprが表示される。このため、ユーザ(学習者)が任意の数列を想定して入力した数列式EXが何れの種類(N)の数列に該当しどのような数値列(PR)になるのかを容易に学習できるようになる。
そして、前記ユーザ入力された数列式EXに対応した数値列データPRが設定された数列範囲で算出され数列表Bprとして表示された状態では、カーソルキー14によって数列範囲の変更を指示することで、当該カーソル指示の方向に応じて変更された数列範囲で、前記数列式EXに対応した数値列データPRが再計算されその数列表Bprが更新表示される。このため、初期設定された数列範囲の数列表Bprに続いている数列範囲での数値列データPRを記述した数列表Bprも簡単な操作で更新表示させることができ、ユーザ入力した数列式EXによってどのような数値列(PR)が得られるのかをより適切に学習できるようになる。
なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の数列計算機の実施形態に係る関数電卓10の外観構成を示す正面図。 前記関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記関数電卓10による数列モードでの計算処理を示すフローチャート。 前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う等差数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図。 前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う階差数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図。 前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う調和数列の解析に応じた表示動作の具体例を示す図。 前記関数電卓10による数列モードでの計算処理に伴う等比数列の式の解析に応じた表示動作の具体例を示す図。
符号の説明
10 …関数電卓
11 …キー入力部
12 …数値・演算記号キー群
13 …関数機能キー群
14 …カーソルキー
15 …ドットマトリクス型液晶表示部
16 …「数列」キー
17 …数列区切りキー
18 …「EXE」キー
21 …CPU
22 …記憶装置
22a…関数電卓プログラム
22b…数列解析プログラム
23 …RAM
24 …表示データメモリ
25 …入力バッファメモリ
26 …演算データメモリ
26a…入力数値データメモリ
26b…差データメモリ
26c…比データメモリ
PR…数値列データ
D、D′、d…差分データ
Q …比率データ
I …逆数データ
EX…数列式
N…数列名称

Claims (4)

  1. ユーザ操作に応じて任意の数列の式を入力する数列式入力手段と、
    この数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を算出する数値列算出手段と、
    この数値列算出手段により算出された数値列に対応した数列の種類を判断する数列判断手段と、
    前記数値列算出手段により算出された数値列を数列表にして前記数列判断手段により判断された数列の種類の名称と共に表示させる数列表・名称表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする数列計算機。
  2. 前記数値列算出手段は、
    前記数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を予め設定された範囲で算出し、
    ユーザ操作に応じて前記設定範囲の変更が指示された場合は、当該変更後の設定範囲に応じて前記入力された数列式に従った数値列を再算出する再算出手段を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の数列計算機。
  3. 数列計算機に用いられるコンピュータを、
    ユーザ操作に応じて任意の数列の式を入力する数列式入力手段と、
    この数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を算出する数値列算出手段と、
    この数値列算出手段により算出された数値列に対応した数列の種類を判断する数列判断手段と、
    前記数値列算出手段により算出された数値列を数列表にして前記数列判断手段により判断された数列の種類の名称と共に表示させる数列表・名称表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  4. 前記数値列算出手段は、
    前記数列式入力手段により入力された数列式に従った数値列を予め設定された範囲で算出し、
    ユーザ操作に応じて前記設定範囲の変更が指示された場合は、当該変更後の設定範囲に応じて前記入力された数列式に従った数値列を再算出する再算出手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
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