JP5446312B2 - 電子式計算機およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、入力された計算式や計算結果を1行で表示(Linear表示)したり、教科書通りの自然な表記形態にして表示(Math表示)したりする電子式計算機およびプログラムに関する。
従来、電卓と称する電子式計算機において、ユーザによってキー入力された計算式やその計算結果の表記形態は、表示部がその各桁を8の字表示にしたセグメント式であるために、そのまま1行にして表示されるものが多かった。
例えば分数を含む計算式の場合、当該分数記号(割線)を挟んだ分子と分母を上下方向に自然表示できないために、通常分数である「B分のA」は[A」B]、帯分数である「AとC分のB」は[A」B」C]などと、そのまま1行表示されていた。
また、例えば平方根の計算式を入力する場合、ルート「√」の掛かる範囲を自然表示できないために、当該ルート記号「√」と共に小括弧や中括弧などの記号が組み合わされて入力され、例えば「√(2)」のようにそのまま1行表示されていた。
また、例えばべき数を含む計算式の場合も同様に、べき数を当該べき数が掛かる数字や文字の右上に上付文字として自然表示できないために、当該べき数の前にそれがべき数であることを示す「∧」記号が組み合わされて、例えば「x∧2」のようにそのまま1行表示されていた。
そこで、分数の計算式の場合には、その分子と分母とを割線を境界に上下に配置し、また、平方根の計算式の場合には、そのルート記号「√」の横線を当該ルートの掛かる範囲の数字や文字の上まで延長し、また、べき数を含む計算式の場合には、そのべき数を当該べき数が掛かる数字や文字の右上に上付文字として配置し、それぞれ教科書に記載されるような自然な形式で表示するようにした、ドットマトリクス型表示画面を備えた電卓が考えられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
電子式計算機において、入力された計算式や計算結果を1行で表示するモードをLine(Linearの略)モード、教科書通りの自然な表記形態にして表示するモードをMathモードと称する。
特開平4−252351号公報 特開2006−4326号公報
前記従来の電子式計算機では、計算式やその計算結果を、Lineモードによる1行表示、またはMathモードによる自然表示として扱い表示させることができるものの、Lineモードにより1行表示させたデータをMathモードで自然表示させたり、また逆にMathモードで自然表示させたデータをLineモードで1行表示させたりすることはできず、使い勝手が悪い問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、Lineモードによる1行表示とMathモードによる自然表示とを適宜切り替えて表示させることが可能になる電子式計算機およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子式計算機は、表示モードを、入力される数式を1行の表示形式で表示する1行表示モードか教科書通りの自然な表示形式で表示する自然表示モードの何れかに設定する表示形式設定手段と、数式を入力する数式入力手段と、この数式入力手段により入力された数式を前記表示形式設定手段により設定された表示モードの表示形式で表示部に表示させる数式表示制御手段と、前記表示部に表示された数式をコピーする数式コピー手段と、この数式コピー手段によりコピーされた数式の貼付けを指示する貼付け指示手段と、この貼付け指示手段により前記コピーされた数式の貼付けが指示された場合に、当該コピーされた数式の表示形式と前記表示形式設定手段により現在設定されている表示モードの表示形式とが合うか否かを判断する表示形式判断手段と、この表示形式判断手段により表示形式が合わないと判断された場合には、前記数式コピー手段によりコピーされた数式の表示形式を現在設定されている表示モードの表示形式に変換して前記表示部に表示させる形式変換表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、表示モードを、入力される数式を1行の表示形式で表示する1行表示モードか教科書通りの自然な表示形式で表示する自然表示モードの何れかに設定する表示形式設定手段、ユーザ操作に応じて数式を入力する数式入力手段、この数式入力手段により入力された数式を前記表示形式設定手段により設定された表示モードの表示形式で表示部に表示させる数式表示制御手段、前記表示部に表示された数式をユーザ操作に応じてコピーする数式コピー手段、この数式コピー手段によりコピーされた数式の貼付けをユーザ操作に応じて指示する貼付け指示手段、この貼付け指示手段により前記コピーされた数式の貼付けが指示された場合に、当該コピーされた数式の表示形式と前記表示形式設定手段により現在設定されている表示モードの表示形式とが合うか否かを判断する表示形式判断手段、この表示形式判断手段により表示形式が合わないと判断された場合には、前記数式コピー手段によりコピーされた数式の表示形式を現在設定されている表示モードの表示形式に変換して前記表示部に表示させる形式変換表示制御手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、Lineモードによる1行表示とMathモードによる自然表示とを適宜切り替えて表示させることが可能になる電子式計算機およびプログラムを提供できる。
本発明の電子式計算機の実施形態に係るグラフ関数電卓10の外観構成を示す正面図。 前記グラフ関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記グラフ関数電卓10の表示モード設定処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10の計算モード処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10の計算モード処理に伴う表示動作の具体例を示す図。 前記グラフ関数電卓10のグラフモード処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10のグラフモード処理に伴う表示動作の具体例を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子式計算機の実施形態に係るグラフ関数電卓10の外観構成を示す正面図である。
このグラフ関数電卓10は、その携帯性の必要からユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズからなり、この電卓10の本体正面にはキー入力部11および表示部15が設けられる。
キー入力部11には、数字・文字・各種関数を入力したり計算の実行を指示したりするための数字・文字・演算記号キー群12、各種動作モードのメニュー画面を表示させたり各種の機能を指示したりするためのモード・機能設定キー群13、表示部15に表示されたカーソルCuの移動操作やデータ項目の選択操作などを行うためのカーソルキー14、表示部15の下端に沿ってメニュー表示される各種の機能を選択的に指定するためのファンクションキー[F1]〜[F6]が備えられる。
前記数字・文字・演算記号キー群12としては、「0」〜「9」(数字)キー、「+」「−」「×」「÷」(算術記号)キー、「DEL」(削除)キー、「EXE」(実行)キー、「AC」(クリア)キー、「log」(対数)キー、「sin」(サイン)キーなどが配列される。
前記モード・機能設定キー群13としては、「Menu」(メニュー)キー、「Set up」(設定)キー、「Copy」(写し)キー、「Paste」(貼付け)キー、「Draw」(描画)キー、「EXIT」(終了)キーなどが配列される。
前記「Menu」(メニュー)キーの操作に応じて表示部15に表示されるメニュー画面には、計算モード、グラフモード、統計モード、方程式モードなどを選択するための動作モードのメニューが表示される。
前記表示部15は、ドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなる。
図2は、前記グラフ関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
このグラフ関数電卓10は、コンピュータである制御部(CPU)21を備えている。
制御部(CPU)21は、記憶装置(フラッシュROM)22に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはメモリカードなどの外部記憶媒体23から記憶媒体読み書き部24を介して記憶装置22に読み込まれた計算機制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(プログラムサーバ)25から通信制御部26を介してダウンロードされ前記記憶装置22に読み込まれた計算機制御プログラムに従い、RAM27を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。そして、前記記憶装置22に予め記憶されたシステムプログラムや計算機制御プログラムは、キー入力部11からのキー入力信号に応じて起動される。
前記制御部(CPU)21には、前記記憶装置22、記憶媒体読み書き部24、通信制御部26、RAM27、キー入力部11が接続される他に、液晶表示部(LCD)15が接続される。
RAM27には、Math/Lineフラグメモリ27a、計算履歴(M)メモリ27b、計算履歴(L)メモリ27c、グラフ式メモリ27d、コピーバッファ27eの他、各種の計算処理に伴い制御部21に入出力される種々のデータを一時記憶するための作業領域(ワークメモリ)が確保される。
Math/Lineフラグメモリ27aには、前記「Set up」(設定)キーの操作に応じて表示される表示モードの設定メニューに従い設定されたMath(自然表示)モードまたはLine(1行表示)モードを示すフラグが記憶される。
計算履歴(M)メモリ27bには、前記Math(自然表示)モードの設定状態にて計算実行された計算式とその計算結果が、順次履歴として記憶蓄積される。
計算履歴(L)メモリ27cには、前記Line(1行表示)モードの設定状態にて計算実行された計算式とその計算結果が、順次履歴として記憶蓄積される。
グラフ式メモリ27dには、前記グラフモードにて入力されたグラフを描画させるためのグラフ式が記憶される。
コピーバッファ27eには、前記「Copy」(写し)キーが操作された状態で表示部15上にて選択されたコピー範囲Coに対応するデータが「EXE」(実行)キーの操作に応じて記憶される。
次に、前記構成のグラフ関数電卓10の計算モードにおける計算式入力・計算機能について説明する。
図3は、前記グラフ関数電卓10の表示モード設定処理を示すフローチャートである。
図4は、前記グラフ関数電卓10の計算モード処理を示すフローチャートである。
図5は、前記グラフ関数電卓10の計算モード処理に伴う表示動作の具体例を示す図である。
キー入力部11の「Set up」(設定)キーの操作に応じて、図3における表示モード設定処理が起動されると、図5(A)または図5(D)に示すように、各種モードの設定メニュー画面Gmが表示部15に表示される(ステップA1)。
この設定メニュー画面Gmにおいて、表示モードの設定項目[Input/Output]にカーソルCuを合わせ、画面下端に表示された[Math]または[Line]をファンクションキー[F1]または[F2]の操作により選択すると、表示モードがMath(自然表示)モードまたはLine(1行表示)モードに設定され(ステップA2)、設定された表示モードを示すフラグがRAM27内のMath/Lineフラグメモリ27aに記憶される(ステップA3)。
例えば図5(A)で示したように、表示モードがLine(1行表示)モードに設定された状態で、図4における計算モード処理が起動されると、当該Line(1行表示)モードに応じた計算式入力画面GiLが表示部15に表示される(ステップS1)。
この計算式入力画面GiLにおいて、キー入力部11の数字・文字・演算記号キー群12を操作して任意の計算式を入力すると(ステップS2)、例えば図5(B)に示すように、入力された計算式[(1/2)+√3]が1行表示され、RAM27内の計算履歴(L)メモリ27cに記憶される(ステップS3)。
そして、「EXE」(実行)キーが操作されると(ステップS4)、前記入力表示された計算式[(1/2)+√3]の計算が実行され、その計算結果が表示されると共に、前記RAM27内の計算履歴(L)メモリ27cに記憶された同計算式と対応付けられてその計算結果が記憶される(ステップS5)。
また、例えば前記Line(1行表示)モードでの計算式入力画面GiL(図5(B)参照)に表示された計算式[(1/2)+√3]を対象として「Copy」(写し)キーを操作した後に(ステップS6)、図5(C)に示すようにコピー範囲Coを選択すると、この選択されたコピー範囲Coの計算式[(1/2)+√3]がRAM27内のコピーバッファ27eに記憶される(ステップS7)。
ここで、キー入力部11の「Set up」(設定)キーを操作することで起動される前記図3を参照して説明した表示モードの設定処理に従い、図5(D)に示すように、当該表示モードがそれまでのLine(1行表示)モードからMath(自然表示)モードに切り替えられて設定されると(ステップS8→SA(A1〜A3))、表示モードが変更されたと判断され(ステップS9(Yes))、変更されたMath(自然表示)モードに応じた計算式入力画面GiMが表示部15に表示される(ステップS1)。
このMath(自然表示)モードに応じた計算式入力画面GiMにおいて、キー入力部11の「Paste」(貼付け)キーを操作すると(ステップS10)、前記ステップS7においてRAM27内のコピーバッファ27eに記憶されているデータ(この場合は前記Lineモードにてコピーされた計算式[(1/2)+√3])の形式がLine形式と判断される(ステップS11)。
すると、Math/Lineフラグメモリ27aに記憶されている現在の表示モードの形式(Math)に対し、前記コピーされた計算式[(1/2)+√3]の形式(Line)は適合しないと判断されるので(ステップS12(No))、当該コピーされた計算式[(1/2)+√3]の形式がLine(1行表示)形式からMath(自然表示)形式に変換される(ステップS13)。
そして、図5(E)に示すように、Math(自然表示)形式に変換された前記計算式[(1/2)+√3]が、現在のMath(自然表示)モードに応じた計算式入力画面GiMに貼付けられて表示され、RAM27内の計算履歴メモリ(M)27bに記憶される(ステップS14)。
したがって、前記構成のグラフ関数電卓10の計算モードにおける計算式入力・計算機能によれば、Line(1行表示)モードの計算式入力画面GiLにおいて表示された計算式を「Copy」(写し)キーを操作してコピーバッファ27eに記憶させた後に、Math(自然表示)モードに切り替えた計算式入力画面GiMにて「Paste」(貼付け)キーを操作すると、前記Line(1行表示)形式にてコピーされた計算式がMath(自然表示)形式に変換されて貼付け表示され、計算履歴(M)メモリ27bに記録される。また逆に、Math(自然表示)モードの計算式入力画面GiMにおいて表示された計算式を「Copy」(写し)キーを操作してコピーバッファ27eに記憶させた後に、Line(1行表示)モードに切り替えた計算式入力画面GiLにて「Paste」(貼付け)キーを操作すると、前記Math(自然表示)形式にてコピーされた計算式がLine(1行表示)形式に変換されて貼付け表示され、計算履歴(L)メモリ27cに記録される。
このため、計算式やその計算結果を、Lineモードによる1行表示、またはMathモードによる自然表示として扱い表示させることができるだけでなく、Lineモードにより1行表示させたデータをMathモードで自然表示させたり、また逆にMathモードで自然表示させたデータをLineモードで1行表示させたりすることができ、その使い勝手を大幅に向上させることができる。
図6は、前記グラフ関数電卓10のグラフモード処理を示すフローチャートである。
図7は、前記グラフ関数電卓10のグラフモード処理に伴う表示動作の具体例を示す図である。
図6におけるグラフモード処理が起動されると、現在設定されている表示モードに応じて、図7(A)に示すようなLine(1行表示)モードでのグラフ式入力画面GrL、または図7(B)に示すようなMath(自然表示)モードでのグラフ式入力画面GrMが表示部15に表示される(ステップT1)。
例えば図7(A)で示したLine(1行表示)モードでのグラフ式入力画面GrLにおいて、キー入力部11の数字・文字・演算記号キー群12を操作して任意のグラフ式を入力すると(ステップT2)、入力されたグラフ式(例えば[Y1=1/X])が1行表示され、RAM27内のグラフ式メモリ27dに記憶される(ステップT3)。
そして、「Draw」(描画)キーが操作されると(ステップT4)、前記入力表示されたグラフ式[Y1=1/X]に応じたグラフの描画処理が実行され表示部15に表示される(ステップT5)。
ここで、キー入力部11の「Set up」(設定)キーを操作することで起動される前記図3を参照して説明した表示モードの設定処理に従い、当該表示モードがそれまでのLine(1行表示)モードからMath(自然表示)モードに切り替えられて設定されると(ステップT6→TA(A1〜A3))、表示モードが変更されたと判断され(ステップT7(Yes))、前記図7(A)で示したようにグラフ式入力画面GrLにてLine(1行表示)形式で入力表示されていた各グラフ式Y1,Y2,…が、図7(B)に示すように、Math(自然表示)形式に変換されたグラフ式入力画面GrMとして表示される(ステップT8)。
この場合、RAM27内のグラフ式メモリ27cにそれまでLine(1行表示)形式として記憶されていた各グラフ式のデータも全てMath(自然表示)形式に変換されて記憶される。
一方、前記図7(A)または図7(B)で示したようなLine(1行表示)モードでのグラフ式入力画面GrL、またはMath(自然表示)モードでのグラフ式入力画面GrMにおいて、キー入力部11の「Copy」(写し)キーを操作した後に、任意のグラフ式を対象にコピー範囲Coを選択すると、当該選択されたコピー範囲Coのグラフ式がRAM27内のコピーバッファ27eに記憶される(ステップT9→T10)。
また、前記Line(1行表示)モードでのグラフ式入力画面GrL、またはMath(自然表示)モードでのグラフ式入力画面GrMにおいて、キー入力部11の「Paste」(貼付け)キーを操作すると(ステップT11)、そのときコピーバッファ27aに記憶されている式データについて、グラフ描画に適合する式か否か判断される(ステップT11)。
ここで、前記コピーバッファ27aに記憶されている式データについて、グラフ描画に適合する式であると判断された場合には(ステップT12(Yes))、そのとき設定されているLine(1行表示)またはMath(自然表示)の表示モードに応じた形式のグラフ式に変換され、表示中の前記グラフ式入力画面GrL(またはGrM)に貼付けられて表示されると共に、グラフ式メモリ27cに記憶される(ステップT13)。
つまり、前記「Paste」(貼付け)キーを操作したときに、コピーバッファ27eに記憶されている式データが、本グラフモード処理の過程にてコピーされたグラフ式である場合は勿論、前記図4を参照して説明した計算モードでのステップS5,S7の処理に従いコピーされた計算式である場合でも、グラフ描画に適合する式として判断されれば、設定中の表示モードに応じたLine(1行表示)またはMath(自然表示)の形式に変換されて貼付け表示され、グラフ式メモリ27cに記憶される。
なお、前記図4・図5を参照して説明した計算モードにおいて「Paste」(貼付け)キーを操作したときに(ステップS10)、コピーバッファ27eに記憶されている式データが、当該計算モード処理の過程にてコピーされた計算式である場合は勿論、前記図6を参照して説明したグラフモードでのステップT9,T10の処理に従いコピーされたグラフ式である場合でも、設定中の表示モードに応じたLine(1行表示)またはMath(自然表示)の形式に変換されて計算式入力画面GiL(またはGiM)に貼付け表示され、計算履歴(L)メモリ27c(または計算履歴(M)メモリ27b)に記憶される(ステップS10〜S14)。
したがって、前記構成のグラフ関数電卓10のグラフモードにおけるグラフ式入力・描画機能によれば、Line(1行表示)モードのグラフ式入力画面GrLにおいて任意のグラフ式を入力表示させた状態で、その表示モードをMath(自然表示)モードに切り替え設定すると、前記Line(1行表示)形式にて表示されていた各グラフ式がMath(自然表示)形式に変換されてグラフ式入力画面GrMに表示され、グラフ式メモリ27dに記憶される。また逆に、Math(自然表示)モードのグラフ式入力画面GrMにおいて任意のグラフ式を入力表示させた状態で、その表示モードをLine(1行表示)モードに切り替え設定すると、前記Math(自然表示)形式にて表示されていた各グラフ式がLine(1行表示)形式に変換されてグラフ式入力画面GrLに表示され、グラフ式メモリ27dに記憶される。
このため、グラフ式を、Lineモードによる1行表示、またはMathモードによる自然表示として扱い表示させることができるだけでなく、Lineモードでのグラフ式入力画面GrLにて1行表示させたグラフ式を、Mathモードに変換したグラフ式入力画面GrMにて自然表示させたり、また逆にMathモードで自然表示させたグラフ式を、Lineモードに変換したグラフ式入力画面GrLにて1行表示させたりすることができ、その使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、前記構成のグラフ関数電卓10の計算モードおよびグラフモードにおける「Copy」(写し)/「Paste」(貼付け)の機能によれば、例えば計算モードにおいてコピーしたLine(1行表示)形式またはMath(自然表示)形式の計算式を、その表示モードの形式を合わせたグラフ式としてグラフ式入力画面GrM(またはGrL)に貼付け表示させたり、また逆に、例えばグラフモードにおいてコピーしたLine(1行表示)形式またはMath(自然表示)形式のグラフ式を、その表示モードの形式を合わせた計算式として計算式入力画GiM(またはGiL)に貼付け表示させたりして、相互に形式変換して利用することができ、その使い勝手をさらに向上させることができる。
なお、前記実施形態において記載したグラフ関数電卓(電子式計算機)10による計算モードおよびグラフモードでの動作手法、すなわち、図4のフローチャートに示す計算モード処理、図6のフローチャートに示すグラフモード処理などの各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体(23)に格納して配布することができる。そして、グラフ関数電卓(電子式計算機)10のコンピュータ(21)は、この外部記憶媒体(23)に記憶されたプログラムを記憶装置(22)(27)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した計算式やグラフ式の表示形式切り替え変換機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(公衆回線)N上を伝送させることができ、この通信ネットワークNに接続された通信装置(26)によって前記プログラムデータをグラフ関数電卓(電子式計算機)10のコンピュータ(21)に取り込み、前述した計算機やグラフ式の表示形式切り替え変換機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …グラフ関数電卓(電子式計算機)
11 …キー入力部
12 …数字・文字・演算記号キー群
13 …モード・機能設定キー群
14 …カーソルキー
15 …ドットマトリクス型液晶表示部
21 …制御部(CPU)
22 …記憶装置
23 …外部記憶媒体
24 …記憶媒体読み書き部
25 …Webサーバ
26 …通信制御部
27 …RAM
27a…Math/Lineフラグメモリ
27b…計算履歴(M)メモリ
27c…計算履歴(L)メモリ
27d…グラフ式メモリ
27e…コピーバッファ
N …通信ネットワーク
Gm …設定メニュー画面
GiL…計算式入力画面(Lineモード)
GiM…計算式入力画面(Mathモード)
GrL…グラフ式入力画面(Lineモード)
GrM…グラフ式入力画面(Mathモード)
Cu …カーソル
Co …コピー範囲

Claims (4)

  1. 表示モードを、入力される数式を1行の表示形式で表示する1行表示モードか教科書通りの自然な表示形式で表示する自然表示モードの何れかに設定する表示形式設定手段と、
    数式を入力する数式入力手段と、
    この数式入力手段により入力された数式を前記表示形式設定手段により設定された表示モードの表示形式で表示部に表示させる数式表示制御手段と、
    前記表示部に表示された数式をコピーする数式コピー手段と、
    この数式コピー手段によりコピーされた数式の貼付けを指示する貼付け指示手段と、
    この貼付け指示手段により前記コピーされた数式の貼付けが指示された場合に、当該コピーされた数式の表示形式と前記表示形式設定手段により現在設定されている表示モードの表示形式とが合うか否かを判断する表示形式判断手段と、
    この表示形式判断手段により表示形式が合わないと判断された場合には、前記数式コピー手段によりコピーされた数式の表示形式を現在設定されている表示モードの表示形式に変換して前記表示部に表示させる形式変換表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子式計算機。
  2. グラフ式を前記表示形式設定手段により設定された表示モードの表示形式にして前記表示部に表示させるグラフ式表示制御手段と、
    このグラフ式表示制御手段により前記表示部にグラフ式が表示された状態で、前記表示形式設定手段により表示モードが切り替えられて設定された場合に、当該表示されたグラフ式の表示形式を切り替え後の表示モードの表示形式に変換して前記表示部に表示させるグラフ式形式変換表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子式計算機。
  3. グラフモードを設定するグラフモード設定手段と、
    このグラフモード設定手段によりグラフモードが設定された状態で、前記貼付け指示手段により前記コピーされた数式の貼付けが指示された場合に、当該コピーされた数式がグラフ式として適合するか否かを判断するグラフ適合判断手段と、
    このグラフ適合判断手段により前記コピーされた数式がグラフ式として適合すると判断された場合に、当該コピーされた数式の表示形式を現在設定されている表示モードの表示形式に合わせたグラフ式として前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子式計算機。
  4. コンピュータを、
    表示モードを、入力される数式を1行の表示形式で表示する1行表示モードか教科書通りの自然な表示形式で表示する自然表示モードの何れかに設定する表示形式設定手段、
    ユーザ操作に応じて数式を入力する数式入力手段、
    この数式入力手段により入力された数式を前記表示形式設定手段により設定された表示モードの表示形式で表示部に表示させる数式表示制御手段、
    前記表示部に表示された数式をユーザ操作に応じてコピーする数式コピー手段、
    この数式コピー手段によりコピーされた数式の貼付けをユーザ操作に応じて指示する貼付け指示手段、
    この貼付け指示手段により前記コピーされた数式の貼付けが指示された場合に、当該コピーされた数式の表示形式と前記表示形式設定手段により現在設定されている表示モードの表示形式とが合うか否かを判断する表示形式判断手段、
    この表示形式判断手段により表示形式が合わないと判断された場合には、前記数式コピー手段によりコピーされた数式の表示形式を現在設定されている表示モードの表示形式に変換して前記表示部に表示させる形式変換表示制御手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
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