JP5325174B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されたものでは、運転ステップの立下がり面に二段階の乗降ステップが設けられている。
前記上下複数段の乗降ステップの前側に前記上下複数段の乗降ステップにわたって位置させる前壁板と、前記上下複数段の乗降ステップの後側に前記上下複数段の乗降ステップにわたって位置させる後壁板と、前記前壁板と前記後壁板を連結する連結部材とを備えて、前記上下複数段の乗降ステップのいずれか又は全てを走行機体側に残して前記前壁板と前記後壁板と前記連結部材とを一体で前記走行機体から取り外した第1状態と、前記前壁板と前記後壁板と前記連結部材とを一体で前記走行機体に取り付けた第2状態とを現出可能に構成してある。
この場合、第1状態を現出すれば、上下複数段の乗降ステップの前側から前壁板がなくなり、上下複数段の乗降ステップの後側から後壁板がなくなり、前壁板及び後壁板が畦や隆起部に当たることがない。乗降ステップが畦や隆起部に当たることがあっても、乗降ステップの走行機体上下方向での大きさが前壁板及び後壁板のその大きさに比して小であることによって畦の土削りが小になり、乗降ステップの強度が前壁板及び後壁板の強度に比して大であることによって乗降ステップの変形や破損が発生しにくい。
本第3発明の構成によると、下段の乗降ステップを使用しやすいように大きいものにしても、下段の乗降ステップを格納姿勢にすることにより、下段の乗降ステップを走行機体内側に格納してアオリ板などに当りにくくできる。
中段の乗降ステップの内側部分に足を差し入れる際、乗降ステップの内側部分が存在しない箇所まで差し入れることができると、履物に付着した泥土が機体内側に持ち込まれやすくなる。本第7発明の構成によると、足が中段の乗降ステップの内側部分を越えて機体内側に差し込まれることをストッパーによって防止しやすく、機体内に泥土が持ち込まれることを回避しやすい。
〔第1実施例〕
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走するように構成し、かつ走行機体の前端側の横端部に設けた搭乗型の運転部10、及び運転座席11の下方に位置するエンジン3aが装備された原動部3を有した走行機体と、この走行機体の機体フレーム2における前端部に運転部10の横側方箇所で刈取り部フレーム21が上下揺動自在に連結された刈取り部20と、機体フレーム2の後部に刈取り部20の後方に配置して設けた脱穀装置4と、機体フレーム2の後部に運転部10の後方及び脱穀装置4の横側方に配置して設けた穀粒タンク5とを備えて構成してある。
すなわち、刈取り部20は、刈取り部フレーム21が上下に揺動操作されることにより、刈取り部20の前端部に横方向に並べて設けてある分草具22が地面近くに下降した下降作業状態と、分草具22が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。刈取り部20を下降作業状態に下降させて走行機体を走行させることにより、刈取り部20は、各分草具22によって刈取対象の植立穀稈を分草具22の後方に位置する引起し経路に導入し、各引起し経路に導入された植立穀稈を引起し経路の横側に位置する引起し装置23によって引起し処理しながら引起し経路の終端部に位置するバリカン形の刈取装置24によって刈取処理し、刈取り穀稈を刈取装置24の上方から脱穀装置4の前側に至る供給装置(図示せず)によって搬送して脱穀装置4に供給する。脱穀装置4は、供給装置からの刈取り穀稈の株元側を脱穀フィードチェーン(図示せず)によって挟持搬送しながら、刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒タンク5は、脱穀装置5から送出された脱穀粒を搬送装置6によって搬入されて貯留し、貯留した脱穀粒をスクリューコンベヤで成る排出オーガ7によって搬出する。
なお、前壁板34及び後壁板35は、走行機体前後方向視で左右方向の幅が上側ほど徐々に幅狭となる形状に形成されており、前壁板34の走行機体外側の端縁34d及び後壁板35の走行機体外側の端縁35dには、上側ほど走行機体内側に位置するように傾斜した下部傾斜縁34dA,35dAと、下部傾斜縁34dA,35dAよりも緩い傾斜の上部傾斜縁34dB,35dBとが形成されている。
図10は、第2実施例の乗降ステップ装置30を示す縦断正面図である。この図に示すように、第2実施例の乗降ステップ装置30は、中段の乗降ステップ52(以下、中段乗降ステップ52と呼称する。)を使用姿勢と格納姿勢とに姿勢変更自在に走行機体の横外壁8に取り付けられた状態で備えている。第2実施例の乗降ステップ装置30は、中段乗降ステップ52の点以外の構成としては、第1実施例の構成と同じ構成を備えており、中段乗降ステップ52について次に説明する。
(1)上記した実施例では、上下3段の乗降ステップ31,32,33を設けた例を示したが、中段の乗降ステップ32を省略し、上段の乗降ステップ31と下段の乗降ステップ33の2段の乗降ステップを設ける構成を採用して実施してもよい。
10 運転部
31 上段の乗降ステップ(連結部材)
31c 上段の乗降ステップの機体外側端
32,52 中段の乗降ステップ
32c 中段の乗降ステップの内側部分
32d,52a 中段の乗降ステップの機体外側端
33 下段の乗降ステップ
33e 下段の乗降ステップの機体外側端
34 前壁板
34c 前壁板の走行機体内側端縁
35 後壁板
35c 後壁板の走行機体内側端縁
39 ストッパー
Claims (8)
- 走行機体の運転部に対する乗り降りのために前記走行機体の横外側に設けた上下複数段の乗降ステップを備えたコンバインであって、
前記上下複数段の乗降ステップの前側に前記上下複数段の乗降ステップにわたって位置させる前壁板と、前記上下複数段の乗降ステップの後側に前記上下複数段の乗降ステップにわたって位置させる後壁板と、前記前壁板と前記後壁板を連結する連結部材とを備えて、前記上下複数段の乗降ステップのいずれか又は全てを走行機体側に残して前記前壁板と前記後壁板と前記連結部材とを一体で前記走行機体から取り外した第1状態と、前記前壁板と前記後壁板と前記連結部材とを一体で前記走行機体に取り付けた第2状態とを現出可能に構成してあるコンバイン。 - 前記上下複数段の乗降ステップのうちの上段の乗降ステップを前記連結部材によって構成してある請求項1記載のコンバイン。
- 前記上下複数段の乗降ステップのうちの下段の乗降ステップを、前記前壁板、前記後壁板及び前記連結部材とは別に、使用姿勢と走行機体内側に格納した格納姿勢とに姿勢変更自在に前記走行機体に取り付けてある請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記上下複数段の乗降ステップとして、上段の乗降ステップと、前記下段の乗降ステップと、前記上段の乗降ステップと前記下段の乗降ステップの間に位置する状態で使用姿勢で前記走行機体に固定された中段の乗降ステップとを設けてある請求項3記載のコンバイン。
- 前記上下複数段の乗降ステップとして、上段の乗降ステップと、前記下段の乗降ステップと、前記上段の乗降ステップと前記下段の乗降ステップの間に位置するとともに使用姿勢と走行機体内側に格納した格納姿勢とに姿勢変更自在に前記走行機体に取り付けた中段の乗降ステップとを設けてある請求項3記載のコンバイン。
- 前記中段の乗降ステップの走行機体横外側端が、前記下段の乗降ステップの使用姿勢での走行機体横外側端よりも走行機体内側に位置するよう構成してある請求項4記載のコンバイン。
- 前記中段の乗降ステップの走行機体横方向での内側部分を前記走行機体の横外壁よりも走行機体内側に入り込ませて設置し、
前記中段の乗降ステップの前記内側部分に差し入れられる足の差し入れ限界を設定するストッパーを設けてある請求項4又は6記載のコンバイン。 - 前記第2状態での前記前壁板及び前記後壁板を、走行機体内側の端縁が前記走行機体の横外壁の外側面に沿い、かつ走行機体外側の端縁が使用姿勢での前記上下複数段の乗降ステップの外端部に位置するように、前記横外壁の外側面と使用姿勢での前記上下複数段の乗降ステップの外端部とに亘って、使用姿勢での前記上下複数段の乗降ステップの前側及び後側の全域又は略全域を覆う状態で設けてある請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンバイン。
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Family Applications (1)
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