JP2010263853A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】走行機体における運転部の横側方箇所に刈取前処理部が揺動昇降自在に連結されたコンバインにおいて、刈取前処理部の昇降に伴う取前処理部と運転部との干渉を回避できながら、コンバイン全体の前後長さを小に済ませ得るようにする。
【解決手段】運転部の前部に位置する左右一対の走行機体上下向きの縦フレーム42a,42bのうち、刈取前処理部10が位置する側に位置する前処理部側の縦フレーム42aを、刈取前処理部10が位置する側とは反対側に位置する反前処理部側の縦フレーム42bよりも走行機体後方側に配置してある。刈取前処理部10が下降作業位置から上昇した状態において、刈取前処理部10の一部分16c,17cが前処理部側の縦フレーム42aの前方で、かつ反前処理部側の縦フレーム42bの横側方に位置する箇所に入り込む。
【選択図】図5

Description

本発明は、操縦塔を有した搭乗型の運転部が装備された走行機体を備え、前記走行機体における前記運転部の横側方箇所に刈取前処理部が揺動昇降自在に連結されたコンバインに関する。
上記したコンバインとして、従来、たとえば特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1に記載されたコンバインでは、左右一対のクローラ式の走行装置1,1によって自走する走行機体を備え、走行機体の機体フレーム2の前部に連結された刈取り部10(刈取前処理部に相当)を備えている。走行機体は、運転座席21及び操縦塔24が装備された運転部20を備え、刈取り部10は、機体フレーム2に運転部20の横側方で上下揺動自在に支持されている。
特開2009−47号公報
上記したコンバインでは、刈取前処理部は、運転部の横側方に位置する走行機体横向きの軸芯まわりに揺動して上昇非作業位置と下降作業位置とに昇降する。
刈取前処理部が下降作業位置に下降した状態で、刈取前処理部の横一端側が運転部の前方に位置するように構成すれば、刈取前処理部の全体としての処理幅の大きさを走行機体の全幅に近い大きさにでき、中割り刈り形態での作業を行うに当たり、走行装置による植立穀稈の踏み付けを回避しやすいなど有利である。殊にこの場合、刈取前処理部の昇降に伴って刈取前処理部の一部分(以下、刈取前処理部分と呼称する。)が運転部の付近を昇降することから、刈取前処理部分と運転部との干渉を回避しながら刈取前処理部を昇降できるようにする必要がある。
走行機体に刈取前処理部を支持させるよう設ける支持部を、刈取前処理部の昇降に伴う刈取前処理部分の位置変化を考慮して前方側に延出させて設けるか、あるいは、刈取前処理部に走行機体に対して連結するよう設ける連結部を、刈取前処理部の昇降に伴う刈取前処理部分の位置変化を考慮して後方側に延出させて設けると、刈取前処理部の昇降に伴う刈取前処理部分と運転部との干渉を回避することができる。
この場合、走行機体の支持部あるいは刈取前処理部の連結部が前方側あるいは後方側に延出することのために、刈取前処理部が走行機体から前方に突出する長さが大になり、コンバイン全体の前後方向での長さが大になる。
本発明の目的は、刈取前処理部の昇降に伴う取前処理部の一部分と運転部との干渉を回避できるものでありながら、コンバイン全体の前後長さを小に済ませることができるコンバインを提供することにある。
本第1発明は、操縦塔を有した搭乗型の運転部が装備された走行機体を備え、前記走行機体における前記運転部の横側方箇所に刈取前処理部が揺動昇降自在に連結されたコンバインにおいて、
前記運転部の前部に位置する左右一対の走行機体上下向きの縦フレームのうち、前記刈取前処理部が位置する側に位置する前処理部側の縦フレームを、前記刈取前処理部が位置する側とは反対側に位置する反前処理部側の縦フレームよりも走行機体後方側に配置し、
前記刈取前処理部が下降作業位置から上昇した状態において、前記刈取前処理部の一部分が前記前処理部側の縦フレームの前方で、かつ前記反前処理部側の縦フレームの横側方に位置する箇所に入り込むように構成してある。
本第1発明の構成によると、上記した如く走行機体に刈取前処理部の支持のために設ける支持部を前方側に延出させる場合、および刈取前処理部に走行機体に対する連結のために設ける連結部を後方側に延出させる場合に比して、刈取前処理部を走行機体に近づけて連結しても、刈取前処理部の一部分と運転部との干渉を回避しながら刈取前処理部を下降作業位置と上昇非作業位置とに揺動昇降させることができる。
つまり、刈取前処理部が下降作業位置と上昇非作業用位置とに昇降する際、刈取前処理部の一部分が前処理部側の縦フレームの前方で、かつ反前処理部側の縦フレームの横側方に位置する箇所を通るから、刈取前処理部の下降作業位置と上昇非作業位置との昇降に伴う刈取前処理部の一部分と運転部との干渉を回避することができる。したがって、刈取前処理部の一部分が前記箇所に入り込む分、刈取前処理部を走行機体により近づけて連結することができる。
したがって、刈取前処理部を走行機体に近づけて連結してコンバイン全体としての前後長さを短く済ませたコンパクトなコンバインを得ることができる。
本第2発明は、前記操縦塔に前カバーを設け、前記前カバーの下端側の前記刈取前処理部に対向する側における角部の外面側に、前記刈取前処理部が下降作業位置から上昇した状態において、前記刈取前処理部の一部分が入り込むように配置した凹入部を設けてある。
本第2発明の構成によると、刈取前処理部が下降作業位置と上昇非作業用位置とに昇降する際、刈取前処理部の一部分が前カバーの凹入部を通るから、刈取前処理部の下降作業位置と上昇非作業位置との昇降に伴う刈取前処理部の一部分と運転部との干渉を回避することができる。したがって、刈取前処理部の一部分が前記箇所に入り込む分、刈取前処理部を走行機体により近づけて連結することができる。
したがって、運転部への塵埃の入り込みなどを前カバーによって防止することができるものでありながら、刈取前処理部を走行機体に近づけて連結してコンバイン全体としての前後長さを短く済ませたコンパクトなコンバインを得ることができる。
本第3発明は、前記操縦塔の上端側の機体横外側端部から機体内方向きに前記操縦塔の上端部に位置する運転パネルの上方に延出した固定ハンドルを、この固定ハンドルの延出端が前記運転パネルの走行機体横方向での中間部の上方に位置した片持ち支持の状態で設けてある。
本第3発明の構成によると、運転部に対する乗降や操縦を行なう際など、固定ハンドルを支持することにより、体勢の安定化を図って楽に乗り降りや操縦操作を行うことができる。
固定ハンドルは、運転パネルの中間部の上方までしか延出しておらず、運転パネルを見る際の障害物になりにくい。
刈取前処理部を走行機体に近づけて連結した場合、固定ハンドルが運転パネルの上方に運転パネルの全幅にわたって位置していると、固定ハンドルは、運転部から刈取前処理部の前端部を見通す際の障害物になりやすい。つまり、刈取前処理部を走行機体に近づけると、刈取前処理部の前端部が運転部に近づき、刈取前処理部の運転部側とは反対側における前端部を見る際の視界に固定ハンドルが入りやすい。
本第3発明の構成によると、固定ハンドルの延出端が運転パネルの中間部の上方に位置しているものだから、刈取前処理部の前端部が運転部に近づいても、刈取前処理部の運転部側とは反対側における前端部を見る際の視界に固定ハンドルが入りにくい。
したがって、固定ハンドルを利用することによって乗降や操縦を楽に行ないやすいものでありながら、かつ刈取前処理部を走行機体に極力近づけることができるものでありながら、運転パネルおよび前処理部の前端部を見るのに固定ハンドルが障害物になりにくくて視やすく、この面からも操縦や作業を行いやすいコンバインを得ることができる。
コンバインの全体を示す左側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す正面図である。 刈取前処理部の概略平面図である。 刈取前処理部の前部を示す平面図である。 刈取前処理部における掻き込み輪体および掻き寄せ無端ベルトの配設構造を示す平面図である。 刈取前処理部における掻き込み輪体および掻き寄せ無端ベルトの配設構造を示す正面図である。 刈取前処理部における掻き込み輪体および掻き寄せ無端ベルトの配設構造を示す側面図である。 運転部フレームを示す平面図である。 運転部フレームを示す左側面図である。 運転部フレームを示す正面図である。 運転部を示す平面図である。 運転部の前部を示す右側面図である。 操縦塔を示す縦断正面図である。 運転部を示す斜視図である。 運転部を示す左側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンバインの全体を示す左側面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るコンバインの全体を示す平面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るコンバインの全体を示す右側面図である。図4は、本発明の実施の形態に係るコンバインの全体を示す正面図である。これらの図に示すように、本発明の実施の形態に係るコンバインは、左右一対のクローラ式の走行装置1,1が装備された走行機体を備え、この走行機体の機体フレーム2の前端部に連結された刈取前処理部10を備え、走行機体の機体フレーム2の後部側に走行機体横方向に並べて設けた脱穀装置3と穀粒袋詰め部4を備えて構成してある。
このコンバインは、稲、麦などの収穫作業を行なう。
すなわち、走行機体は、機体フレーム2の前端側の右端部に設けたエンジン5を備え、このエンジン5の出力によって左右一対の走行装置1,1を駆動して自走する。走行機体は、エンジン5の上方に設けた運転座席21が装備された搭乗型の運転部20を備えており、この運転部20に搭乗して操縦するよう搭乗型になっている。
刈取前処理部10の前処理部フレーム11は、走行機体の機体フレーム2に運転部20の左横側方箇所で走行機体横向きの軸芯Pまわりに上下揺動自在に連結されている。
刈取前処理部10は、前処理部フレーム11が昇降シリンダ6(図1参照)によって揺動操作されることにより、刈取前処理部10の前端部に走行機体横方向に並んで位置する三つの分草具12が地面の近くまで下降した下降作業位置と、各分草具12が地面から高く上昇した上昇非作業位置とに昇降する。
刈取前処理部10を下降作業位置に下降させて走行機体を走行させると、刈取前処理部10は、植立穀稈を引き起こすとともに刈り取り、刈取穀稈を脱穀装置3の脱穀フィードチェーン3aの始端部に供給する。脱穀装置3は、脱穀フィードチェーン3aによって刈取穀稈の株元側を挟持して走行機体後方側に搬送し、これによって刈取穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。
図3に示すように、穀粒袋詰め部4は、脱穀装置3の穀粒搬出部に始端部が連通した揚穀装置4a、この揚穀装置4aの吐出部に投入口が連通した穀粒タンク4b、この穀粒タンク4bの底部に走行機体前後方向に並べて設けた二つの袋詰めホッパー部4c,4cを備えている。
すなわち、穀粒袋詰め部4は、脱穀装置3の選別部(図示せず)によって単粒化状態になったものとして選別処理された脱穀粒を、揚穀装置4aによって穀粒タンク4bに投入して穀粒タンク4bによって回収して貯留する。各袋詰めホッパー部4cは、これの吐出口4dに籾袋が装着されて吐出口4dが開き操作されることにより、穀粒タンク4bに貯留された脱穀粒を自然流出によって籾袋に投入する。
刈取前処理部10について詳述する。
図1、図6に示すように、刈取前処理部10の前処理部フレーム11は、機体フレーム2に上下揺動自在に支持された伝動ケースに兼用のメインフレーム11aを備え、このメインフレーム11aの先端部から走行機体前方向きに延出した三本の分草具支持杆11bを備えて構成してある。三本の分草具支持杆11bは、走行機体横方向に所定間隔を隔てて並んでおり、隣り合う一対の分草具支持杆11b、11bによって一つの引起し経路13を形成し、全体として二つの引起し経路13を形成している。
図6は、刈取前処理部10の前部を示す平面図である。この図および図1,2,4,5に示すように、刈取前処理部10は、前記三つの分草具12を備える他、分草具12の後方で各引起し経路13に設けた引起し装置14を備え、引起し装置14の下端側の後方に設けたバリカン形の刈取装置15を備え、刈取装置15の上方に設けた左右一対の掻き込み輪体16a,16bおよび左右一対の掻き寄せ無端ベルト17a,17bを備え、左右一対の掻き込み輪体16a,16bの上方に搬送始端部が位置した供給装置18を備えており、4条までの植立穀稈の引起しおよび刈取処理と、刈取穀稈の脱穀装置3への供給とを行なう。
すなわち、隣り合う一対の分草具12,12の先端どうしの間隔を、2条の植立穀稈の導入が可能な間隔に設定してあり、隣り合う一対の分草具12,12は、1条あるいは2条の植立穀稈を対応する引起し経路13に導入する。図4に示すように、三つの分草具12のうちの最も運転部側に位置する分草具12の先端の位置と、左右一対の走行装置1,1のうちの運転部20が位置する側に位置する走行装置1におけるクローラベルト1aの走行機体横方向での外側端の位置とを走行機体横方向でほぼ一致させ、三つの分草具12のうちの最も運転部側と反対側に位置する分草具12の先端の位置と、左右一対の走行装置1,1のうちの運転部20が位置する側とは反対側に位置する走行装置1におけるクローラベルト1aの走行機体横方向での外側端の位置とを走行機体横方向で一致させてある。
すなわち、刈取前処理部10は、中割り刈り形態での作業の場合、各引起し経路13に2条の植立穀稈を導入して4条の植立穀稈の刈取りを行ない、両外側の分草具12の先端とクローラベルト1aとの位置関係により、刈取前処理部10の両横側に位置する植立穀稈の踏み付けを回避しやすくする。
各引起し装置14は、上端側ほどやや後方側に位置した傾斜姿勢の引起しケース14a、およびこの引起しケース14aから横側に突出して引起しケース14aに沿って上昇移送される複数の引起し爪14bを備えており、対応する引起し経路13に導入された植立穀稈を引起し爪14bによってすき上げることによって引起し処理する。
図7は、刈取前処理部10における掻き込み輪体16a,16bおよび掻き寄せ無端ベルト17a,17bの配設構造を示す平面図である。図8は、刈取前処理部10における掻き込み輪体16a,16bおよび掻き寄せ無端ベルト17a,17bの配設構造を示す正面図である。これらの図及び図6に示すように、各掻き込み輪体16a,16bは、一体回転自在に周設された複数の掻き込み爪16cを備えている。左右一対の掻き込み輪体16a,16bの一方の掻き込み輪体16bは、メインフレーム11aに駆動自在に支持され、他方の掻き込み輪体16aは、メインフレーム11aに遊転自在に支持されている。遊転側の掻き込み輪体16aは、これの掻き込み爪16cと駆動側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cとが噛み合って左右一対の掻き込み輪体16a,16bを連動させていることにより、駆動側の掻き込み輪体16bの駆動力を伝達されて駆動される。各掻き寄せ無端ベルト17a,17bは、対応する掻き寄せ輪体16a,16bに一体回転自在に設けた駆動プーリ30と、ベルトカバー31の先端部に回転自在に支持された遊転プーリ32とに巻回されており、駆動プーリ30によって駆動される。各掻き寄せ無端ベルト17a,17bは、これの回転方向に並べて一体成形された複数本の掻き寄せアーム17cを備えている。
図9は、刈取前処理部10における掻き込み輪体16a,16bおよび掻き寄せ無端ベルト17a,17bの配設構造を示す側面図である。この図及び図7に示すように、各掻き込み輪体16a,16bの前端側、および各掻き寄せ無端ベルト17a,17bの始端側は、刈取装置15の刃先15aよりも前方に突出しており、植立状態の穀稈の株元側に作用する。
つまり、左側の掻き寄せ無端ベルト17aおよび左側の掻き込み輪体16aは、左側の引起し装置14によって引起し処理されている植立穀稈の株元側に掻き寄せアーム17cあるいは掻き込み爪16cを作用させて、左側の引起し装置14が作用している植立穀稈の株元側を、左右一対の掻き込み輪体16a,16bの噛み合い箇所Z(図7参照)に向けて横送りしながら刈取装置15に掻き寄せる。右側の掻き寄せ無端ベルト17bおよび右側の掻き込み輪体16bは、右側の引起し装置14によって引起し処理されている植立穀稈の株元側に掻き寄せアーム17cあるいは掻き込み爪16cを作用させて、右側の引起し装置14が作用している植立穀稈の株元側を、左右一対の掻き込み輪体16a,16bの噛み合い箇所Zに向けて横送りしながら刈取装置15に掻き寄せる。
これにより、刈取装置15は、左右の引起し装置14によって引き起こし処理されている植立穀稈を株元側で刈り取る。
左右一対の掻き寄せ無端ベルト17a,17bおよび左右一対の掻き込み輪体16a,16bは、刈取装置15によって刈り取り処理された刈り取り穀稈の株元側に掻き寄せアーム17cあるいは掻き込み爪16cを引き続き作用させ、刈取穀稈の株元側を刈取装置15の後方に送り込んで供給装置18の搬送始端部に供給する。
図1,5に示すように、供給装置18は、刈取穀稈の株元側を無端回動チェーン18aによって挟持搬送する株元側搬送装置18bと、刈取穀稈の穂先側を係止アーム18cによって係止搬送する穂先側搬送装置18dとにより、刈取装置15からの刈取穀稈を刈取前処理部10の横外側向きにかつ後方向きに搬送して脱穀装置3の脱穀フィードチェーン3aの搬送始端部に供給する。
図5,6に示す中ガイド杆35は、中央に位置する分草具支持杆11bの近くに位置する植立穀稈の株元側を掻き込み輪体16a,16bおよび掻き寄せ無端ベルト17a,17bに案内する。図6,7に示す左ガイド杆36は、左側の掻き寄せ無端ベルト17aおよび掻き込み輪体16aによる搬送経路を形成している。図6,7に示す右ガイド杆37は、右側の掻き寄せ無端ベルト16bおよび左右の掻き込み輪体16a,16bによる搬送経路を形成している。左ガイド杆36および右ガイド杆37は、搬送される穀稈のボリュームの変化によって弾性変形してボリューム変化を吸収するようにバネ鋼材で成る帯板によって構成してある。
図2,4に示すように、刈取前処理部10は、下降作業位置に下降した状態において刈取前処理部10の右側端部が運転部20の前方に位置する状態で構成されている。すなわち、刈取前処理部10の全体としての処理幅の大きさが左右の走行装置1,1のクローラベルト1aの外側端どうしの間隔に近い大きさとなり、刈取前処理部10は、中割り刈り形態での作業を、クローラベルト1aによる植立穀稈の踏み付けを回避しやすい状態で行なわせる。
図2,4に示すように、刈取前処理部10は、中央に位置する分草具支持杆11cから上方向きに延出した分草バー39を備えている。この分草バー39は、左側の引起し経路13に導入された植立穀稈の株元側と、右側の引起し経路13に導入された植立穀稈の株元側とを押し分けて分離させる。図4に示す連結杆38は、左右一対の引起し装置14,14の上端側を連結している。
走行機体の運転部20について詳述する。
図10は、運転部20が備える運転部フレーム40を示す平面図である。図11は、運転部20が備える運転部フレーム40を示す左側面図である。図12は、運転部20が備える運転部フレーム40を示す正面図である。これらの図に示すように、運転部20が備える運転部フレーム40は、運転部20の底部に位置する左右一対の走行機体前後向きのメインフレーム41a,41bを備え、運転部20の前端部に位置する左右一対の走行機体上下向きの縦フレーム42a,42bを備え、運転部20の前端部にこの前端部のほぼ全幅にわたって位置する板金製の板フレーム43を備え、運転部20の前端部と横側部とにわたって位置する上フレーム44を備え、運転部20の横側部に走行機体前後方向に沿って位置するパネル支持フレーム45を備えて構成してある。
左右一対のメインフレーム41a,41bは、機体フレーム2の前端側の右端部に位置する箇所に備えられている。左右一対の縦フレーム42a,42bのうち、刈取前処理部10が位置する側に位置する前処理部側の縦フレーム42aは、左側のメインフレーム41aの前端から後方に離れた箇所に立設されている。左右一対の縦フレーム42a,42bのうち、刈取前処理部10が位置する側とは反対側に位置する反前処理部側の縦フレーム42bは、右側のメインフレーム41bの前端部に立設されている。板フレーム43は、左右一対のメインフレーム41a,41bの前端部、および反前処理部側の縦フレーム42bに連結されている。上フレーム44は、運転部10の前端部に走行機体横向きに位置する横向きフレーム部44aと、運転部10の乗降口側とは反対側の横側部に走行機体前後向きに位置する前後向きフレーム部44bとを備えている。上フレーム44の横向きフレーム部44aは、反前処理部側の縦フレーム42bおよび板フレーム43の上端側に連結されている。上フレーム44の前後向きフレーム部44bの後端部は、機体フレーム2から延出した支柱フレーム46の上端部に連結されている。パネル支持フレーム45は、上フレーム44の横向きフレーム部44aと、前処理部側の縦フレーム42aの上端部と、支柱フレーム46の上端部とに連結されている。
支柱フレーム46は、機体フレーム2に前処理部フレーム11を上下揺動自在に支持するよう設けた左右一対の支持部2a,2aの一方から運転部20に向けて延出されている。左右一対の支持部2a,2aは、上端部において連結部材2bによって連結されている。
図13は、運転部20を示す平面図である。図14は、運転部20の前部を示す右側面図である。図16は、運転部を示す斜視図である。図17は、運転部20の前部を示す左側面図である。これらの図に示すように、運転部20は、前記運転座席21を備える他、運転座席21の前方に設けた操縦塔22を備え、運転座席21と操縦塔22の間に位置する床板23を備え、運転座席21の横側方に設けた横運転パネル24を備え、操縦塔22の上端側に設けた固定ハンドル25を備えている。
床板23は、左右一対のメインフレーム41a,41bに取り付けられている。横運転パネル24は、上フレーム44の前後向きフレーム部44b、およびパネル支持フレーム45に支持されている。
図15は、操縦塔22を示す縦断正面図である。この図及び図10〜14に示すように、操縦塔22は、反前処理部側の縦フレーム42b、および板フレーム43を備える他、操縦塔22の表面側に設けた合成樹脂製の前カバー26、操縦塔22の上端部に設けた前用の運転パネル27を備えて構成してある。
図14,15,17に示すように、前用の運転パネル27は、これのほぼ全周囲にわたって設けた折り曲げ端部27aを備えている。前用の運転パネル27は、折り曲げ端部27aが前カバー26の上端部の外面側を囲うように前カバー26の上端部に被さった組み付け姿勢で組み付けられており、前カバー26の内側に対する浸水などを防止する。
図14〜17に示すように、前カバー26は、板フレーム43の前方に位置する前面部26aと、左右一対の横側面部26b,26bとを備え、左右一対の横側面部26b,26bによって板フレーム43を挟持する組み付け姿勢で組み付けられる。前カバー26の上端側は、板フレーム43に付設したメネジ部材50と、運転パネル27の折り曲げ端部27aおよび前カバー26の横側面部26bに設けたネジ孔とに装着された連結ボルト51による締め付けによって脱着自在に取り付けられている。連結ボルト51は、これの端部に一体回転自在に付設された円形の操作ノブ51aを備えている。前カバー26の下端側は、横側面部26bに設けたピン孔により、板フレーム43に設けた支持ピン52に係止させることによって脱着自在に止着されている。前カバー26の下端側と支持ピン52とは、前カバー26の弾性復元力によって係合状態に維持される。すなわち、前カバー26が操縦塔22に組み付けられると、左右一対の横側面部26b,26bで板フレーム43を挟持することにより、前カバー26に弾性変形が発生して前カバー26が弾性復元力を備え、この弾性復元力が前カバー26の横側面部26bを板フレーム43に押し付けて横側面部26bと支持ピン52とを係合状態に維持する。左右の支持ピン52は、板フレーム43の下端部に取り付けた一本のロッドによって構成されている。
図12,13,14,15に示すように、固定ハンドル25は、反前処理部側の縦フレーム42bとの一体部品に構成されている。固定ハンドル25は、操縦塔22の上端側の機体横外側端部すなわち乗降口側の端部から機体内方向きに運転パネル27の上方に、運転パネル27の走行機体横方向での中間部の上方まで延出されている。固定ハンドル25は、延出端側では支持されず、基端側だけで支持された片持ち支持の状態で構成されており、運転パネル27に設けてあるキースイッチ55、警告灯56、計器盤57を操作するあるいは見る際の障害物になりにくくなっている。固定ハンドル25は、走行機体の操向操作および刈取前処理部10の昇降操作を行う操作レバー58の後側近くに位置しており、操作レバー58を操作する手を載せて安定化させる支持台に利用することができる。
図10,11,13,16,17に示すように、前処理部側の縦フレーム42aを反前処理部側の縦フレーム42bよりも走行機体後方側に配置して、前処理部側の縦フレーム42aの前方で、かつ反前処理部側の縦フレーム42bの横側方に位置する箇所に右側の掻き寄せ無端ベルト17bの係止アーム17cおよび右側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cの先端側が入り込むスペースSを形成してある。前カバー26の下端側の刈取前処理部10に対向する側における角部の外面側に前記スペースSに入り込んだ凹入部26cを設けてある。
図5は、刈取前処理部10が下降作業位置から上昇非作業位置に向けて上昇した状態における刈取前処理部10と運転部20の位置関係を示している。図17に示す軌跡T1は、刈取前処理部10が下降作業位置と上昇非作業位置とに昇降される際、右側の掻き寄せ無端ベルト17bの係止アーム17cの先端が描く軌跡である。図17に示す軌跡T2は、刈取前処理部10が下降作業位置と上昇非作業位置とに昇降される際、右側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cの先端が描く軌跡である。図17に二点鎖線で示す右側の掻き寄せ無端ベルト17bおよび右側の掻き込み輪体16bは、刈取前処理部10が下降作業位置から上昇された際の配置高さに位置したものである。これらの図に示すように、刈取前処理部10が下降作業位置から上昇された状態において、右側の掻き寄せ無端ベルト17bの係止アーム17cの先端側および右側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cの先端側が、前処理部側の縦フレーム42aの前方で、かつ反前処理部側の縦フレーム42bの横側方に位置する箇所であって、前カバー26の凹入部26cに入り込む状態で刈取前処理部10を走行機体に連結してある。
つまり、刈取前処理部10が下降作業位置と上昇非作業位置とに昇降する際、右側の掻き寄せ無端ベルト17bの係止アーム17cの先端側および右側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cの先端側が、前処理部側の縦フレーム42aの前方で、かつ反前処理部側の縦フレーム42bの横側方に位置する箇所を通過する状態に刈取前処理部10を走行機体に寄せて連結してある。
図5,10,13に示すように、上フレーム44における前後向きフレーム部44bの前端部44cを、前端側ほど刈取前処理部10が位置する側とは反対側に寄った傾斜状態で構成し、横運転パネル24の前端部24aを、刈取前処理部側の横端縁が前端側ほど刈取前処理部側とは反対側に寄った前細り状態で構成して、横運転パネル24の前端部24aの横側に供給装置18の搬送始端側が入り込むスペースを形成してある。
つまり、刈取前処理部10は、下降作業位置と上昇非行位置とに昇降する際、供給装置18の搬送始端側が運転部10の横付近を通過する状態で走行機体に連結されている。
本発明は、前カバー26を装備したコンバインの他、前カバー26を装備しないコンバインにも利用できる。
本発明は、上記した実施の形態の如く右側の掻き寄せ無端ベルト17bおよび右側の掻き込み輪体16bが運転部20の付近に位置したコンバインの他、掻き寄せ無端ベルト17bおよび掻き込み輪体16b以外の各種の刈取前処理部10の部材が運転部20の付近に位置したコンバインにも利用できる。したがって、右側の掻き寄せ無端ベルト17bの係止アーム17cおよび右側の掻き込み輪体16bの掻き込み爪16cなどを総称して刈取前処理部10の一部分17c,16cと呼称する。
10 刈取前処理部
16c,17c 刈取前処理部の一部分
20 運転部
22 操縦塔
26 前カバー
26c 前カバーの凹入部
27 運転パネル
42a 前処理部側の縦フレーム
42b 反前処理部側の縦フレーム

Claims (3)

  1. 操縦塔を有した搭乗型の運転部が装備された走行機体を備え、前記走行機体における前記運転部の横側方箇所に刈取前処理部が揺動昇降自在に連結されたコンバインであって、
    前記運転部の前部に位置する左右一対の走行機体上下向きの縦フレームのうち、前記刈取前処理部が位置する側に位置する前処理部側の縦フレームを、前記刈取前処理部が位置する側とは反対側に位置する反前処理部側の縦フレームよりも走行機体後方側に配置し、
    前記刈取前処理部が下降作業位置から上昇した状態において、前記刈取前処理部の一部分が前記前処理部側の縦フレームの前方で、かつ前記反前処理部側の縦フレームの横側方に位置する箇所に入り込むように構成してあるコンバイン。
  2. 前記操縦塔に前カバーを設け、
    前記前カバーの下端側の前記刈取前処理部に対向する側における角部の外面側に、前記刈取前処理部が下降作業位置から上昇した状態において、前記刈取前処理部の一部分が入り込むように配置した凹入部を設けてある請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記操縦塔の上端側の機体横外側端部から機体内方向きに前記操縦塔の上端部に位置する運転パネルの上方に延出した固定ハンドルを、この固定ハンドルの延出端が前記運転パネルの走行機体横方向での中間部の上方に位置した片持ち支持の状態で設けてある請求項1又は2記載のコンバイン。
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