JP2019140951A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】刈取穀稈が搬送装置によって脱穀装置に向けて後方に搬送される際に、穀稈の穂先側部分が引起し部の上部に引っ掛かり難いコンバインが要望されている。【解決手段】引起し部は、植立穀稈に引起し作用する複数の引起し装置と、複数の引起し装置の上部に亘って機体左右方向に沿って延びると共に複数の引起し装置の夫々に駆動力を伝達する引起し駆動軸42を有している。刈取り部7が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸42が、側面視で運転座席4に通常姿勢P1で着座した運転者の視点と分草具13の先端とを結ぶ直線L1に対して、運転座席4とは反対側に突出している。【選択図】図5

Description

本発明は、運転座席を有する運転部と、運転部の前方に設けられ、かつ、植立穀稈の刈り取り作業を行う下側の作業位置と植立穀稈の刈り取り作業を行わない上側の非作業位置とに亘って上下揺動可能な刈取り部と、刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられたコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。特許文献1には、運転座席を有する運転部(文献では「運転部〔4〕」)と、運転部の前方に設けられ、かつ、植立穀稈の刈り取り作業を行う下側の作業位置と植立穀稈の刈り取り作業を行わない上側の非作業位置とに亘って上下揺動可能な刈取り部(文献では「刈取り部〔3〕」)と、刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置(文献では「脱穀装置〔5〕」)と、が備えられたコンバインが開示されている。
刈取り部は、植立穀稈を分草する複数の分草具(文献では「分草具〔73〕」)と、分草具によって分草された植立穀稈を引き起こす引起し部と、刈取穀稈を脱穀装置に向けて後方に搬送する搬送装置と、を有している。引起し部は、植立穀稈に引起し作用する複数の引起し装置(文献では「引起し装置〔13〕」)と、複数の引起し装置の上部に亘って機体左右方向に沿って延びると共に複数の引起し装置の夫々に駆動力を伝達する引起し駆動軸(文献では「カウンタ軸〔41〕」)と、を有している。特許文献1に記載のコンバインによれば、植立穀稈が刈り取られた後、穀稈の穂先側部分が引起し装置によって持ち上げられながら、刈取穀稈が搬送装置によって脱穀装置に向けて後方に搬送されることになる。
特開2008−61572号公報
ここで、稈長の長い穀稈(長稈)の場合、穀稈の穂先側部分の上下位置が高いため、刈取穀稈が搬送装置によって脱穀装置に向けて後方に搬送される際に、穀稈の穂先側部分が引起し部の上部に引っ掛かることがある。そして、穀稈の穂先側部分が引起し部の上部に引っ掛かると、搬送中の穀稈の姿勢が乱れてしまい、このことが搬送詰まりの生じる原因となる。
上記状況に鑑み、刈取穀稈が搬送装置によって脱穀装置に向けて後方に搬送される際に、穀稈の穂先側部分が引起し部の上部に引っ掛かり難いコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
運転座席を有する運転部と、
前記運転部の前方に設けられ、かつ、植立穀稈の刈り取り作業を行う下側の作業位置と植立穀稈の刈り取り作業を行わない上側の非作業位置とに亘って上下揺動可能な刈取り部と、
前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられたコンバインであって、
前記刈取り部は、植立穀稈を分草する複数の分草具と、前記分草具によって分草された植立穀稈を引き起こす引起し部と、刈取穀稈を前記脱穀装置に向けて後方に搬送する搬送装置と、を有し、
前記引起し部は、植立穀稈に引起し作用する複数の引起し装置と、前記複数の引起し装置の上部に亘って機体左右方向に沿って延びると共に前記複数の引起し装置の夫々に駆動力を伝達する引起し駆動軸と、を有し、
前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記引起し駆動軸が、側面視で前記運転座席に通常姿勢で着座した運転者の視点と前記分草具の先端とを結ぶ直線に対して、前記運転座席とは反対側に突出していることにある。
本特徴構成では、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が、側面視で運転座席に通常姿勢で着座した運転者の視点と分草具の先端とを結ぶ直線(以下単に「直線」という。)に対して、運転座席とは反対側に突出している。ここで、仮に、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が前記直線に対して運転座席側に位置している場合、引起し駆動軸が機体前後方向で機体内側に近付くことになる。このため、引起し駆動軸の上下位置を高くする際に、周辺部材によるスペースの制約を受け易く、引起し駆動軸の上下位置を高くするのが困難である。
しかし、本特徴構成によれば、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が前記直線に対して運転座席とは反対側に突出しているため、引起し駆動軸が機体前後方向で機体外側に近付くことになる。これにより、引起し駆動軸の上下位置を高くする際に、周辺部材によるスペースの制約を受け難く、引起し駆動軸の上下位置を高くするのが容易である。
そして、引起し駆動軸の上下位置を高くすることにより、引起し部の上部の上下位置が高くなり、この結果、刈取穀稈が搬送装置によって脱穀装置に向けて後方に搬送される際に、穀稈の穂先側部分が引起し部の上部に引っ掛かり難くなる。
さらに、本発明において、
前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記運転座席に前記通常姿勢で着座した運転者が前記分草具の先端を見る視線が、前記引起し部の上部によって遮られるように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、引起し部の上部が、運転座席に通常姿勢で着座した運転者が分草具の先端を見る視線を遮るほどの位置まで、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が前記直線に対して運転座席とは反対側に突出していることになる。これにより、引起し駆動軸が機体前後方向で機体外側により近付くことになり、引起し駆動軸の上下位置を高くするのが一層容易である。
さらに、本発明において、
前記引起し部は、前記引起し駆動軸に沿って延びると共に前記引起し駆動軸を前側から覆うカバー部材を有し、
前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記運転座席に前記通常姿勢で着座した運転者が前記分草具の先端を見る視線が、前記カバー部材によって遮られるように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、カバー部材が、運転座席に通常姿勢で着座した運転者が分草具の先端を見る視線を遮るほどの位置まで、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が前記直線に対して運転座席とは反対側に突出していることになる。これにより、引起し駆動軸が機体前後方向で機体外側により近付くことになり、引起し駆動軸の上下位置を高くするのが一層容易である。
さらに、本発明において、
前記引起し装置は、その外周を移動する複数の引起し爪を有し、
前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、側面視で前記引起し爪の移動軌跡と鉛直方向に延びる鉛直線とが成す角度が19.5度以下に設定されていると好適である。
本特徴構成によれば、引起し装置の起立角度が大きくなり、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸を前記直線に対して運転座席とは反対側に突出させ易くなる。
さらに、本発明において、
前記運転部を覆うキャビンが備えられ、
前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記引起し駆動軸が、前記キャビンの前端よりも前側に位置していると好適である。
本特徴構成によれば、刈取り部が作業位置に位置する状態において、引起し駆動軸が、キャビンの前端よりも前側に位置するほどの位置まで、引起し駆動軸が前記直線に対して運転座席とは反対側に突出していることになる。これにより、引起し駆動軸が機体前後方向で機体外側により近付くことになり、引起し駆動軸の上下位置を高くするのが一層容易である。
自脱型コンバインを示す左側面図である。 刈取り部を示す左側面図である。 刈取り部を示す正面図である。 引起し装置の駆動構造を示す背面図である。 コンバインの前部を示す左側面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔コンバインの全体構成〕
図1には、自脱型コンバイン(本発明に係る「コンバイン」に相当)を示している。本コンバインには、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持する走行装置2と、が備えられている。機体の前部における右側には、運転キャビン3が設けられている。運転キャビン3には、運転座席4を有する運転部5と、運転部5を覆うキャビン6と、が備えられている。運転部5の下方には、エンジン(図示省略)が設けられている。
運転キャビン3の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取り部7設けられている。刈取り部7の後方には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置8が設けられている。脱穀装置8の左側部には、刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーン9が設けられている。脱穀装置8の右隣には、穀粒を貯留する穀粒貯留タンク10が設けられている。穀粒貯留タンク10内の穀粒を排出する穀粒排出装置11が設けられている。
〔刈取り部〕
図2から図4に示すように、刈取り部7は、複数刈り仕様(例えば、六条刈り仕様)に構成されている。刈取り部7は、機体左右方向に延びる揺動軸心X1周りにおいて、植立穀稈の刈り取り作業を行う下側の作業位置と植立穀稈の刈り取り作業を行わない上側の非作業位置とに亘って上下揺動可能である。刈取り部7と機体フレーム1とに亘って、刈取り部7を上下揺動駆動する油圧シリンダ12(図1参照)が設けられている。刈取り部7には、植立穀稈を分草する複数(例えば、七つ)の分草具13と、分草された植立穀稈を引き起こす引起し部14と、引き起こされた植立穀稈を切断する切断装置15と、刈取穀稈を脱穀装置8に向けて後方に搬送する搬送装置16と、これらを支持する刈取りフレーム17と、が備えられている。
搬送装置16には、穂先搬送装置18、19、20と、株元搬送装置21と、掻込み用の突起付きベルト22及びパッカ23と、扱深さ搬送装置24と、供給搬送装置25と、が備えられている。穂先搬送装置18、19、20は、刈取穀稈の穂先を係止搬送するものである。株元搬送装置21は、刈取穀稈の株元を挟持搬送するものである。扱深さ搬送装置24は、株元搬送装置21からの刈取穀稈を受け継いで挟持搬送するものであり、上下揺動して扱深さを調節可能に構成されている。供給搬送装置25は、扱深さ搬送装置24からの刈取穀稈を受け継いで挟持搬送するものである。
機体の前部から前下方に延出する刈取り伝動ケース26が設けられている。刈取り伝動ケース26の後端部は、揺動軸心X1周りで揺動可能に機体の前部に支持されている。刈取り伝動ケース26の前端部には、機体左右方向に延びる刈取り横伝動ケース27が連結されている。刈取り横伝動ケース27の左端部には、上方に向かって延びる引起し伝動ケース28が連結されている。
〔引起し部〕
図2から図4に示すように、引起し部14には、植立穀稈に引起し作用する複数(例えば、六つ)の引起し装置29と、カバー部材30と、左側及び右側の前分草ガイド31と、が備えられている。左端の引起し装置29と左から二番目の引起し装置29との間には、左側二条分の植立穀稈が導入される左穀稈導入部14Lが形成されている。左右中央側の引起し装置29の間には、左右中央側二条分の植立穀稈が導入される中穀稈導入部14Cが形成されている。右端の引起し装置29と右から二番目の引起し装置29との間には、右側二条分の植立穀稈が導入される右穀稈導入部14Rが形成されている。
引起し装置29には、その外周を移動する複数の引起し爪32と、複数の引起し爪32が取り付けられる引起しチェーン33と、引起しチェーン33が巻き付けられる駆動スプロケット34、テンションスプロケット35及びガイドローラ36と、これらを内装する引起しケース37と、引起し駆動ケース38と、が備えられている。カバー部材30は、後述する引起し駆動軸42に沿って延びると共に引起し駆動軸42を前側から覆うものである。カバー部材30は、引起し部14の横幅の略全長に亘る長さを有している。
引起し部14を支持する引起しステー39が刈取り伝動ケース26の後端部から前方に向かって延出している。引起しステー39の前端部には、機体左右方向に延びる引起し横ステー40が連結されている。引起し横ステー40には、各引起し装置29が各引起し駆動ケース38を介して支持されている。引起し横ステー40を下方から支持する左側及び右側の引起しフレーム41が刈取りフレーム17から立設されている。
図3に示すように、左側の前分草ガイド31は、正面視で左穀稈導入部14L側に倒れる傾斜姿勢で設けられている。左側の前分草ガイド31の上端部は、左から二番目の引起し装置29の上部に支持されている。左側の前分草ガイド31の下端部は、左から三番目の分草具13に支持されている。右側の前分草ガイド31は、正面視で右穀稈導入部14R側に倒れる傾斜姿勢で設けられている。右側の前分草ガイド31の上端部は、右から二番目の引起し装置29の上部に支持されている。右側の前分草ガイド31の下端部は、右から三番目の分草具13に支持されている。
このような構成によれば、分草作用によって根元から千切れた倒伏穀稈が、倒伏した状態で左側の前分草ガイド31上を上方に移動することになっても、左側の前分草ガイド31の作用によって左側に起き上がることになり、当該千切れた穀稈を左穀稈導入部14Lに向けて案内することができる。同様に、分草作用によって根元から千切れた倒伏穀稈が、倒伏した状態で右側の前分草ガイド31上を上方に移動することになっても、右側の前分草ガイド31の作用によって右側に起き上がることになり、当該千切れた穀稈を右穀稈導入部14Rに向けて案内することができる。
図4に示すように、複数の引起し装置29の上部に亘って機体左右方向に沿って延びると共に複数の引起し装置29の夫々に駆動力を伝達する引起し駆動軸42が設けられている。刈取り伝動ケース26の内部には、刈取り伝動軸43が設けられている。刈取り横伝動ケース27の内部には、刈取り横伝動軸44が設けられている。引起し伝動ケース28の内部には、引起し伝動軸45が設けられている。引起し駆動ケース38の内部には、引起し縦駆動軸46が設けられている。
刈取り伝動軸43の動力は、ベベルギヤ伝動機構47によって刈取り横伝動軸44に伝達される。刈取り横伝動軸44の動力は、ベベルギヤ伝動機構48によって引起し伝動軸45に伝達される。引起し伝動軸45の動力は、引起し変速ケース49及びベベルギヤ伝動機構50によって引起し駆動軸42に伝達される。引起し駆動軸42の動力は、各ベベルギヤ伝動機構51によって各引起し縦駆動軸46に伝達される。引起し縦駆動軸46の動力は、ベベルギヤ伝動機構52によって駆動スプロケット34に伝達される。
〔引起し駆動軸の配置構造〕
図5において、運転座席4に後寄りの通常姿勢で着座した運転者をP1、運転座席4に前寄りの通常姿勢で着座した運転者をP2、運転座席4に前傾姿勢で着座した運転者をP3で示している。
運転者が後寄りの通常姿勢P1で運転座席4に着座した状態では、引起し駆動軸42が、側面視で運転座席4に後寄りの通常姿勢P1で着座した運転者の視点と分草具13の先端とを結ぶ直線L1に対して、運転座席4とは反対側(つまり、前側)に突出している。この場合、運転座席4に後寄りの通常姿勢P1で着座した運転者が分草具13の先端を見る視線E1が、引起し部14の上部(具体的には、引起し横ステー40)によって遮られている。刈取り部7を作業位置から図5中の二点鎖線で描かれた位置まで上昇させた状態では、運転者が運転座席4に後寄りの通常姿勢P1で着座した状態で分草具13の先端を見ることができる。
運転者が前寄りの通常姿勢P2で運転座席4に着座した状態では、引起し駆動軸42が、側面視で運転座席4に前寄りの通常姿勢P2で着座した運転者の視点と分草具13の先端とを結ぶ直線L2に対して運転座席4側(つまり、後側)に位置している。この場合、運転座席4に前寄りの通常姿勢P2で着座した運転者が分草具13の先端を見る視線E2が、引起し部14の上部(具体的には、カバー部材30)によって遮られている。
運転者が前傾姿勢P3で運転座席4に着座した状態では、引起し駆動軸42が、側面視で運転座席4に前傾姿勢P3で着座した運転者の視点と分草具13の先端とを結ぶ直線L3に対して運転座席4側(つまり、後側)に位置している。この場合、運転座席4に前傾姿勢P3で着座した運転者が分草具13の先端を見る視線E3が、引起し部14の上部によって遮られていない。すなわち、運転者は、運転座席4に前傾姿勢P3で着座した状態で分草具13の先端を見ることができる。
引起し駆動軸42は、引起し駆動軸42を頂点とし、かつ、引起し爪32の移動軌跡Tに対応する辺の長さと引起し伝動ケース28の軸心Z1に対応する辺の長さとが略等しい二等辺三角形を構成する位置に位置している。引起し駆動軸42は、側面視で切断装置15の上方に位置している。引起し駆動軸42は、キャビン6のルーフ部の前端6aよりも前側に位置している。引起し駆動軸42は、引起しフレーム41のうち上側部分41aよりも前側に位置している。刈取り部7が作業位置に位置する状態において、側面視で引起し爪32の移動軌跡Tと鉛直方向に延びる鉛直線Vとが成す角度αが19.5度以下(好ましくは、19度以下)に設定されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、キャビン6が備えられているが、キャビン6が備えられていなくてもよい。
(2)上記実施形態では、刈取り部7が作業位置に位置する状態において、側面視で引起し爪32の移動軌跡Tと鉛直方向に延びる鉛直線Vとが成す角度αが19.5度以下(好ましくは、19度以下)に設定されているが、当該角度αは、19.5度より大きくてもよい。
(3)上記実施形態では、コンバインが六条刈り仕様に構成されているが、六条刈り仕様に限定されるものではない。
本発明は、自脱型コンバイン等のコンバインに利用可能である。
4 運転座席
5 運転部
6 キャビン
6a ルーフ部の前端
7 刈取り部
8 脱穀装置
13 分草具
14 引起し部
16 搬送装置
29 引起し装置
30 カバー部材
32 引起し爪
42 引起し駆動軸
E1 視線
E2 視線
L1 直線
P1 後寄りの通常姿勢
P2 前寄りの通常姿勢
T 移動軌跡
V 鉛直線
α 角度

Claims (5)

  1. 運転座席を有する運転部と、
    前記運転部の前方に設けられ、かつ、植立穀稈の刈り取り作業を行う下側の作業位置と植立穀稈の刈り取り作業を行わない上側の非作業位置とに亘って上下揺動可能な刈取り部と、
    前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられたコンバインであって、
    前記刈取り部は、植立穀稈を分草する複数の分草具と、前記分草具によって分草された植立穀稈を引き起こす引起し部と、刈取穀稈を前記脱穀装置に向けて後方に搬送する搬送装置と、を有し、
    前記引起し部は、植立穀稈に引起し作用する複数の引起し装置と、前記複数の引起し装置の上部に亘って機体左右方向に沿って延びると共に前記複数の引起し装置の夫々に駆動力を伝達する引起し駆動軸と、を有し、
    前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記引起し駆動軸が、側面視で前記運転座席に通常姿勢で着座した運転者の視点と前記分草具の先端とを結ぶ直線に対して、前記運転座席とは反対側に突出しているコンバイン。
  2. 前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記運転座席に前記通常姿勢で着座した運転者が前記分草具の先端を見る視線が、前記引起し部の上部によって遮られるように構成されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記引起し部は、前記引起し駆動軸に沿って延びると共に前記引起し駆動軸を前側から覆うカバー部材を有し、
    前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記運転座席に前記通常姿勢で着座した運転者が前記分草具の先端を見る視線が、前記カバー部材によって遮られるように構成されている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記引起し装置は、その外周を移動する複数の引起し爪を有し、
    前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、側面視で前記引起し爪の移動軌跡と鉛直方向に延びる鉛直線とが成す角度が19.5度以下に設定されている請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記運転部を覆うキャビンが備えられ、
    前記刈取り部が前記作業位置に位置する状態において、前記引起し駆動軸が、前記キャビンの前端よりも前側に位置している請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。
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