JP5321776B2 - 振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段 - Google Patents

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多数個のチップ(各種チップ型電子部品、例・チップコンデンサー、レジスター等、例・0402型、0603型、1005型等の各型式のチップ、0603型は長さ0.6mm×幅0.3mmの長方形立方体、以下、単にチップと記す。)を振動式フィーダーで整列搬送し、該振動式フィーダーの先端部で、先頭チップに吸着ノズルを直に押付け接触した状態で吸着することにより、該先頭チップから順にピックアップ(1個分離)して、次工程デバイスへ供給するように備えた、振動式フィーダーにおける吸着ノズルによるチップのピックアップ手段において、
本発明は、先頭チップのピックアップ(1個分離)時に、振動式フィーダーの先端部の先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置するように備えたものであり、前記設定空間は0.1〜0.3mmであって、先頭チップに吸着ノズルを直接に接触させることなしに、先頭チップが吸着ノズルの吸引力で前記設定空間を飛び越して、吸着ノズルに直接ピックアップされるように備えたことを特徴とする、振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段に係るものである。
(図3参照)
従来、例えば、チップtのピックアップ(1個分離)手段として、チップを整列搬送する振動式フィーダー101、即ち、多数個のチップtを高速で整列搬送し、該振動式フィーダー101の先端部102から、直に(直接に)吸着ノズル103よって先頭チップtから順にピックアップ(1個分離)移動して、次工程デバイスへ供給するように備えた、チップの振動式フィーダー101における吸着ノズル103によるピックアップ手段が行われている。
その場合、振動式フィーダーの先端部から、直に(直接に)先頭チップを吸着ノズルで吸着するときに、吸着ノズルをチップに押付けて接触(例、0603型チップの場合、吸着ノズルを0.1〜0.2mm押下)した状態で吸着するため、一時的にチップの振動搬送進行をストップすることになり、
その結果、吸着ノズルと部品の直接押付け接触による振幅低下、次位以降チップの進行遅延が生じ、吸着ノズルが先頭チップをピックアップ移動して空になった位置への次位チップの追従搬送が遅れ、吸着ノズルが復帰した時に(吸着ノズルのピックアップ作用の往復・1サイクルは0.05秒位)チップが正位置に到達していないトラブルを生じる課題、即ち、チップの「高速追従」の不能・不測変化を生じて、チップの「安定搬送」の維持が困難になる課題があった。
また、振動している振動式フィーダー上のチップに、直に(直接に)、吸着ノズルを押し付けて吸着するため、極めて小型軽量精密なチップを損傷するトラブルを生じる課題があった。
(図4、図5参照)
そこで、従来、上記の課題を解決して「高速追従」と「安定搬送」を確保するために、振動式フィーダーの先端部の先方に、受取・供給ステージ(定位置不動)105を設けることが行なわれている。
即ち、振動式フィーダー101の先端部へ搬送されてきた先頭チップtを該受取・供給ステージ105に乗換え停止した状態で、該チップtに吸着ノズル103を押付け吸着してピックアップするようにしたものである。
これによって、一見、上記の課題が解決されたかに思われるが、振動式フィーダー101と受取・供給ステージ105は各別個の構成である上に、前者は振動し、後者は不動であり、更に、乗換え対象のチップは極めて小型軽量であるため、両者の精密な位置調整が容易でなく、よって、両者の「継ぎ目」106部分で乗換えトラブルが発生して、特に「安定搬送」を阻害する課題があった。
而して、受取・供給ステージを備える限り、継ぎ目の存在は必須であるため、この継ぎ目に起因する課題の解決は不可能であった。
また、吸着ノズルよるピックアップ作用のために、わざわざ「受取・供給ステージ」を別設せねばならないため、コストアップになる課題もあった。
特願2007−139818号 特願2007−261453号 特開2000−007136号公報 特開2002−302244号公報
前記のように、振動中の振動式フィーダーの先端部から、直に(直接に)、先頭チップを吸着ノズルでピックアップする場合、吸着ノズルをチップに直に(直接に)押付けて接触した状態で吸着するため、上記のように、チップの「高速追従」の不能・不測変化により「安定搬送」の維持が困難になる課題が生じる。
また、その課題を解決するために「受取・供給ステージ」を備えると、上記のように、「継ぎ目」に起因する課題が生じる。
そこで、本発明は、上記の従来課題を解決するための最良の手段として、吸着ノズルをチップに直に(直接に)接触させない状態で吸着することによって、振動中の振動式フィーダーの先端部から直に(直接に)先頭チップをピックアップし得る手段を発明して課題を有効に解決したものである。
多数個のチップを振動式フィーダーで整列搬送し、該振動式フィーダーの先端部で、先頭チップに吸着ノズルを直に押付け接触した状態で吸着することにより、該先頭チップから順にピックアップして、次工程デバイスへ供給するように備えた、振動式フィーダーにおける吸着ノズルによるチップのピックアップ手段において、
本発明は、振動式フィーダーの先端部の先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置するように備えたものであり、前記設定空間は0.1〜0.3mmであって、先頭チップに吸着ノズルを直接に接触させることなしに、先頭チップが吸着ノズルの吸引力で前記設定空間を飛び越して、吸着ノズルに直接ピックアップされるように備えたことを特徴とする、振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段によって課題を解決したものである。
本発明は、振動式フィーダーの先端部の先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置するように備えたものであるため、振動中の振動式フィーダー上のチップと吸着ノズルを、直に(直接に)接触させることなしに、振動中の振動式フィーダー上からチップを、直に(直接に)吸着ノズルにピックアップ(吸着)することができ、
よって、従来の課題である「高速追従」と「安定搬送」を両立することを実現した画期的な効果がある。
振動中の振動式フィーダーの先端部からチップを、直に(直接に)吸着ノズルにピックアップ(吸着)するようにしたため、受取・供給ステージを設ける必要がなくなり、よって、継ぎ目がなくなり、それによって、従来の課題である「高速追従」と「安定搬送」を両立することを実現できる。
吸着時に、吸着ノズルとチップを直に(直接に)接触させることがないため、チップにダメージを与えることが無く、受取・供給ステージを不要としたため、その分コストダウンし得る等の効果がある。
多数個のチップtを振動式フィーダー1で整列搬送し、該振動式フィーダー1の先端部2において吸着ノズル3の吸着で先頭チップtから順にピックアップして、次工程デバイスへ供給するように備えた、振動式フィーダーにおける吸着ノズルによるチップのピックアップ手段において、
振動式フィーダー1の先端部2の先頭チップtと吸着ノズル3を0.1〜0.3mm隔て相対位置して備え、もって、先頭チップに吸着ノズルを直接に接触させることなしに、先頭チップが吸着ノズルの吸引力で前記設定空間を飛び越して、吸着ノズルに直接ピックアップされるように備えた、振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段。
本発明の実施例1を説明する。(図1、図2参照)
図1は、実施例振動式フィーダーの前半部の正面説明図、図2は、図1の振動式フィーダーの先端部付近の拡大図で、先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置した状態を示す説明図である。
多数個のチップtを振動式フィーダー1で整列搬送し、該振動式フィーダー1の先端部2で、先頭チップtに吸着ノズル3を直に押付け接触した状態で吸着することにより、該先頭チップtから順にピックアップして、次工程デバイスへ供給するように備えた、振動式フィーダーにおける吸着ノズルによるチップのピックアップ手段において、
振動式フィーダー1の先端部2の先頭チップtと吸着ノズル3を設定空間Gを隔てて相対位置するように備えたものであり、前記設定空間Gは0.1〜0.3mmであって、先頭チップtに吸着ノズル3を直接に接触させることなしに、先頭チップtが吸着ノズル3の吸引力で前記設定空間Gを飛び越して、吸着ノズル3に直接ピックアップされるように備えた、振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段である。
符号4は、振動式フィーダー1の先端部2に搬送されてきた先頭チップtを停止するストッパーである。
本発明は、上記のようなチップを整列搬送する振動式フィーダーに実施する他、チップ以外の各種ワークを振動式の各種フィーダーで搬送してきて、フィーダーの先端部で吸着ノズルでピックアップ(1個分離)して移動する場合に、振動中のフィーダー上の各種ワークと吸着ノズルを、直に(直接に)接触させることなく、振動中のフィーダー上から各種ワークを、直に(直接に)吸着ノズルにピックアップ(吸着)する手段として汎用し得る。
実施例振動式フィーダーの前半部の正面説明図。 図1の先端部付近の拡大図で、先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置した状態を示す正面説明図。 従来例振動式フィーダーの先端部付近の拡大図で、先頭チップと吸着ノズルを、直に(直接に)、圧接して吸着する状態を示す正面説明図。 受取・供給ステージを備えた実施例振動式フィーダーの前半部の正面説明図。 図4の先端部付近の拡大図で、受取・供給ステージに移乗した先頭チップに吸着ノズルを圧接して吸着する状態を示す正面説明図。
t チップ
G 設定空間
1 実施例振動式フィーダー
2 先端部
3 吸着ノズル
4 ストッパー
以下従来例
101 従来例振動式フィーダー
102 先端部
103 吸着ノズル
104 ストッパー
105 受取・供給ステージ
106 継ぎ目

Claims (1)

  1. 多数個のチップを振動式フィーダーで整列搬送し、該振動式フィーダーの先端部で、先頭チップに吸着ノズルを直に押付け接触した状態で吸着することにより、該先頭チップから順にピックアップして、次工程デバイスへ供給するように備えた、振動式フィーダーにおける吸着ノズルによるチップのピックアップ手段において、
    振動式フィーダーの先端部の先頭チップと吸着ノズルを設定空間を隔てて相対位置するように備えたものであり、前記設定空間は0.1〜0.3mmであって、
    先頭チップに吸着ノズルを直接に接触させることなしに、先頭チップが吸着ノズルの吸引力で前記設定空間を飛び越して、吸着ノズルに直接ピックアップされるように備えたことを特徴とする、
    振動式フィーダーのチップの直接ピックアップ手段。
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