JP5320257B2 - 受動光網システムおよび光加入者端局装置 - Google Patents
受動光網システムおよび光加入者端局装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5320257B2 JP5320257B2 JP2009247845A JP2009247845A JP5320257B2 JP 5320257 B2 JP5320257 B2 JP 5320257B2 JP 2009247845 A JP2009247845 A JP 2009247845A JP 2009247845 A JP2009247845 A JP 2009247845A JP 5320257 B2 JP5320257 B2 JP 5320257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olt
- onu
- unit
- speed
- information table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/27—Arrangements for networking
- H04B10/272—Star-type networks or tree-type networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/03—Arrangements for fault recovery
- H04B10/032—Arrangements for fault recovery using working and protection systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0062—Network aspects
- H04Q11/0067—Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0062—Network aspects
- H04Q2011/0079—Operation or maintenance aspects
- H04Q2011/0081—Fault tolerance; Redundancy; Recovery; Reconfigurability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
OLTからONUに送信されるデータは、下り信号と呼ばれる。下り信号は、1本の幹線光ファイバから光スプリッタで接続されるすべての支線光ファイバを経由してすべてのONUに届けられる。各ONUでは、データから自分宛のデータのみ取り出す。したがって、特定のONUだけに下り信号が占有されないよう、各ONU毎に使用できる下りの帯域(データ送信位置/時間)を事前にOLTで割り当てる。
また、1本の光ファイバを多くのONUで、各ONUユーザーからの要求に応じて出来るだけ多くのONUに公平に多くのデータを送信できるようにOLTが各ONUの上りの帯域(データ送信位置/時間)を割り当てる帯域制御も行われている。
一方、複数のONUからOLTに向けて伝送される信号は、上り信号と呼ばれる。上り信号及び下り信号には、例えば、イーサネット(登録商標)フレーム信号が送信される。なお、個々のONUにはLLID(Logical Link ID)と呼ばれる複数の帯域割り当て単位が割り付けられる。上り送信許可タイミングの指定は、LLID毎に行われる。
その対策として、例えば、OLTとONUの間に予備回線を設けておき、PON障害の発生時に予備回線に切り替える方法がある。構成の一例として、特許文献1の図1に表現されている方法が知られている。
一般に、予備回線を構成する回路は通常回路と同一機能を有している。そして、障害発生時には速やかに予備回線へ切替を行う必要があるため、待機時も通電されている。
しかし、PONが高速化することにより、前述のように予備回線の必要性はますます高まり、予備回線の搭載は不可避となっていくと考える。
本発明の目的は、予備回線を有するPONシステムにおいて、通常の方法で予備回線を構成する場合より消費電力を小さくするようにした受動光網システムおよび光加入者端局装置を提供することにある。
本受動光網システムは、前記光加入者端局装置の予備回線は現用回線のおよそ1/10の通信速度を特徴とすることができる。
本受動光網システムは、予備回線を使用する際に、事前に選択された通信サービスの通信容量を確保することを特徴とすることができる。
本受動光網システムは、前記光加入者接続装置は現用回線と予備回線の上り及び下りの帯域設定情報を前記光加入者端局装置別に記憶していることを特徴としてもよい。
本受動光網システムは、現用回線と予備回線を異なるファイバによって構成してもよい。
本受動光網システムは、現用回線と予備回線を波長多重により1本のファイバの中に構成してもよい。この場合、前記光加入者端局装置の予備回線は上り回線の波長を現用回線と共有して下り回線のみ異なる波長で構成することができる。
光ファイバで相互に接続された光加入者接続装置ONUと光加入者端局装置OLTとを備えた受動光網システムにおいて、
前記ONUは、
下り信号パケットの分離処理及び上り信号パケットの組み立て処理を含むONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速ONU部と、
前記ONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速ONU部と、
を備え、
前記OLTは、
ネットワークからのデータを入力し、データ信号の流量を調節するシェーパ部と、
前記上り信号パケットから宛先アドレスとONUに接続された端末毎のリンク識別子の抽出処理、及び、下り信号パケットの組み立て処理を含むOLT通信処理を実行し、第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速OLT部と、
前記OLT通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速OLT部と、
前記シェーパ部と接続され、前記高速OLT部または前記低速OLT部を切り替えるOLTスイッチ部と、
各ONUについて、前記高速ONU部と前記低速ONU部のアドレスを記憶する登録ONU情報テーブルと、
各ONUについて、リンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、下り信号の帯域保証値(ASB)とを記憶した高速下り回線帯域情報テーブルと、
各ONUについて、前記高速下り回線帯域情報テーブルと異なるリンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、前記高速下り回線帯域情報テーブルより低い値の下り信号のASBとを記憶した低速下り回線帯域情報テーブルと、
前記高速下り回線帯域情報テーブル又は前記低速下り回線帯域情報テーブルにデータを書き込み又はそこからデータを読み出し、前記シェーパ部にデータの流量を指示し、前記スイッチ部を切り替えるOLT監視制御部と、
を備え、
前記高速OLT部及び前記低速OLT部は、ONUから受信した上り信号パケット中のリンク識別子及び宛先アドレスを抽出し、
前記宛先アドレスが前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに未記録であれば、前記OLT監視制御部が前記高速下り帯域情報テーブル及び/又は前記低速下り帯域情報テーブルに、上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記宛先アドレスを書き込み、
前記OLTが、ネットワークから下り信号パケットを受信すると、前記OLT監視制御部は、下り信号パケット中の発信元アドレスを抽出し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに記憶された宛先アドレスと照合し、
下り信号パケットから抽出した発信元アドレスに一致する宛先アドレスが記憶されていれば、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブル内の当該アドレスに設定されたASB及びリンク識別子を設定し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに下り信号から抽出した送信元アドレスに一致するアドレスが記憶されていない場合は、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルの中から優先度が低い種類のデータに予め定められた設定されているASB及びリンク識別子を適用し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記高速OLT部に障害が発生したことを前記OLT監視制御部が検知した場合、前記OLT監視制御部は、前記低速OLT部及び前記ONUの前記低速ONU部に障害がないことを確認すると、前記OLTは、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を第2の伝送速度の回線を用い、前記OLTに接続された複数の前記ONUに発信し、
前記OLT監視制御部は、前記OLTスイッチ部を制御して、複数の前記ONUとそれぞれ接続された複数回線を前記低速OLT部側に切り替え、前記シェーパ部のASBを前記低速下り回線帯域情報テーブルを適用するように変更し、
前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに宛先アドレスを記憶してから所定時間経過すると、前記OLT監視制御部は、当該宛先アドレスを前記高速帯域情報テーブル又は、前記低速帯域情報テーブルから消去し、
上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記上り信号パケットから抽出した宛先アドレスが記録済みであれば、前記OLT監視制御部は、前記宛先アドレスに対応する所定時間経過をクリアする
受動光網システムが提供される。
光ファイバで相互に接続された光加入者接続装置ONUと光加入者端局装置OLTとを備え、
前記ONUは、
下り信号パケットの分離処理及び上り信号パケットの組み立て処理を含むONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速ONU部と、
前記ONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速ONU部と、
を備えた受動光網システムにおける光加入者端局装置OLTにおいて、
ネットワークからのデータを入力し、データ信号の流量を調節するシェーパ部と、
前記上り信号パケットから宛先アドレスとONUに接続された端末毎のリンク識別子の抽出処理、及び、下り信号パケットの組み立て処理を含むOLT通信処理を実行し、第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速OLT部と、
前記OLT通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速OLT部と、
前記シェーパ部と接続され、前記高速OLT部または前記低速OLT部を切り替えるOLTスイッチ部と、
各ONUについて、前記高速ONU部と前記低速ONU部のアドレスを記憶する登録ONU情報テーブルと、
各ONUについて、リンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、下り信号の帯域保証値(ASB)とを記憶した高速下り回線帯域情報テーブルと、
各ONUについて、前記高速下り回線帯域情報テーブルと異なるリンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、前記高速下り回線帯域情報テーブルより低い値の下り信号のASBとを記憶した低速下り回線帯域情報テーブルと、
前記高速下り回線帯域情報テーブル又は前記低速下り回線帯域情報テーブルにデータを書き込み又はそこからデータを読み出し、前記シェーパ部にデータの流量を指示し、前記スイッチ部を切り替えるOLT監視制御部と、
を備え、
前記高速OLT部及び前記低速OLT部は、ONUから受信した上り信号パケット中のリンク識別子及び宛先アドレスを抽出し、
前記宛先アドレスが前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに未記録であれば、前記OLT監視制御部が前記高速下り帯域情報テーブル及び/又は前記低速下り帯域情報テーブルに、上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記宛先アドレスを書き込み、
前記OLTが、ネットワークから下り信号パケットを受信すると、前記OLT監視制御部は、下り信号パケット中の発信元アドレスを抽出し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに記憶された宛先アドレスと照合し、
下り信号パケットから抽出した発信元アドレスに一致する宛先アドレスが記憶されていれば、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブル内の当該アドレスに設定されたASB及びリンク識別子を設定し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに下り信号から抽出した送信元アドレスに一致するアドレスが記憶されていない場合は、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルの中から優先度が低い種類のデータに予め定められた設定されているASB及びリンク識別子を適用し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記高速OLT部に障害が発生したことを前記OLT監視制御部が検知した場合、前記OLT監視制御部は、前記低速OLT部及び前記ONUの前記低速ONU部に障害がないことを確認すると、前記OLTは、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を第2の伝送速度の回線を用い、前記OLTに接続された複数の前記ONUに発信し、
前記OLT監視制御部は、前記OLTスイッチ部を制御して、複数の前記ONUとそれぞれ接続された複数回線を前記低速OLT部側に切り替え、前記シェーパ部のASBを前記低速下り回線帯域情報テーブルを適用するように変更し、
前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに宛先アドレスを記憶してから所定時間経過すると、前記OLT監視制御部は、当該宛先アドレスを前記高速帯域情報テーブル又は、前記低速帯域情報テーブルから消去し、
上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記上り信号パケットから抽出した宛先アドレスが記録済みであれば、前記OLT監視制御部は、前記宛先アドレスに対応する所定時間経過をクリアする
光加入者端局装置が提供される。
また、予備回線を構成する回路は、回線速度がより小さいため当然回路規模はより小さくなり、スペース、発熱量、コストにおいて一般的な予備回線を有するPONシステムより優位となる。
さらに、回線速度がより小さい回線に通信データの流れを切り替える場合、一般的にシェーパ機能を用いて通信データの流量を制限しなくてはならない。PONシステムにおいては、PONの性質上、上り信号は元来シェーパ機能と同等の仕組みで送信されるため、ONUにはシェーパ機能を追加する必要がない。即ち、一般的な予備回線を有するPONシステムと較べて、ONUでは予備回線の回路規模だけを比較できるため、本発明によるONUの回路規模はより小さくなる。
図1を参照して、本実施の形態によるPONシステムを説明する。ここで、図1は、PONシステムの機能ブロック図である。図1において、PON10は、PSTN/インターネット20に接続されて、データを送受信する。PON10は、光スプリッタ100、幹線ファイバ110、支線ファイバ120、OLT200、ONU300、電話400、TV410、およびパーソナルコンピュータ(PC)420を備える。OLT200は、10G−OLT部240、1G−OLT部241、スイッチ部242、シェーパ部243、監視制御部244を備える。そして、OLT200は、WDMフィルタ210を介して幹線ファイバ110に接続される。OLT200は、1本の幹線ファイバ110、光スプリッタ100および複数本(例、32本)の支線ファイバ120を介して、複数台(例、32台)のONU300が接続可能である。図1には、一例として、3台のONUが示されている。また、ONU300は、WDMフィルタ310、10G−ONU部340、1G−ONU部341、スイッチ部342、監視制御部343を備える。
ここでは一例として、1Gと10Gの伝送速度に対応したOLT部及びONU部について説明するが、これに限らず、適宜の伝送速度を用いることができる。
なお、PONシステムとは、連続したデジタル信号を開始と終了の識別信号で区切ったパケットとしてOLT200とONU300の間で送受信を行うものである。送信される各パケットには、送信元と宛先を示す2つのMAC(Media Access Control)アドレスと呼ばれるアドレス情報が記録されており、パケットを受信したOLT200またはONU300は、その先に接続されている当該MACアドレスを持つ機器に当該パケットを転送する。また、OLT200から複数のONU300に同じパケットが同報送信されるため、通信の盗聴防止の理由からONU300が自分宛のパケットだけを識別する必要があり、パケットの冒頭部分にONU300個別に割り振られるLLID(Logical Link ID)と呼ぶ識別子を組み込む。このLLIDは、OLT200の監視制御部244がONU300を登録する際に発行するもので、最小単位は1台のONU300につきLLID 1個だが、オペレータが1台のONU300をOLT200に対してあたかも複数のONU300が存在するように動作させる目的で複数のLLIDを1台のONU300に登録することも可能である。
また、PON10は、10G−OLT部240と10G−ONU部340の間で送受信を行い、1G−OLT部241と1G−ONU部341の間で送受信を行い、それぞれの組み合わせ別に異なる光の波長を用いる。これらの光の波長の多重化及び分離はWDMフィルタ210および310にて行う。
光ファイバ120を通じてONU300のWDMフィルタ310で波長毎に分離されたデータ信号は、波長に従って10G−ONU部340または1G−ONU部341に振り分けられる。そして、10G−ONU部340及び1G−ONU部341はそれぞれ受信した光信号を電気信号に変換し、スイッチ部342に送信する。スイッチ部342は監視制御部343の指示に従って、10G−ONUまたは1G−ONUからのデータ信号を選択して切り替え、電話400、TV410、又はPC420に送信する。
また、図1は、ONU300−1の10G−ONU部340−1に障害が発生していることを示している。この時、監視制御部343−1はスイッチ部342−1に指示を行い、1G−ONU部の信号を選択して切り替え、送受信を行っている。その他のONU300−2及び300−3には障害が発生していないため、スイッチ部342−2及び342−3はそれぞれ10G−ONU部340−2及び340−3を選択している。また、OLT200において、監視制御部244がシェーパ部243及びスイッチ部242に指示を行い、ONU300−1と送受信する信号のみ1G−OLT部241を選択して切り替えている。
支線ファイバ120から受信した光信号は、WDMフィルタ301にて波長分離され、O/E変換部302にて光信号を電気信号に変換し、AGC(Automatic Gain Control)303にて振幅値が一定となるように制御を行い、クロック抽出部304にてリタイミングを行い、PONフレーム分離部305で信号分離を行う。制御フレームはMAC Control制御部314に送られ、制御フレーム以外のデータ信号フレームはフレーム振り分け部306に送られる。フレーム振り分け部306から出力されたEther信号は、パケットバッファ307−1〜307−3に一時的に格納された後、それぞれEtherIF308−10−1〜308−10−3を経て出力される。
なお、フレーム振分部306はパケットバッファ307−1〜3に、異なるLLID別にパケットを振り分けて格納する。また、送信制御部310はパケットバッファ309−1〜3に応じてそれぞれ異なるLLIDをパケットに付与する。
また、1G−ONU部341の動作も、処理速度が異なる以外は図2によって同様に説明できる。
スイッチ部342はパケットスイッチ351とスイッチ管理部352を備える。スイッチ管理部352は、監視制御部343との間で制御信号を送受信し、パケットスイッチ351を制御し、また、パケットスイッチ351の状態を報告する。パケットスイッチ351にはEtherIF350−1〜350−3が接続され、EtherIF350−1〜350−3には、それぞれ10G−ONU部340のEtherIF308−10−1〜308−10−3の順に1対1で接続される。また、パケットスイッチ351による切り替えにより、EtherIF350−1〜350−3は、それぞれ1G−ONU部341のスイッチIF308−1−1〜308−1−3の順に1対1で接続される。なお、ONU300の回路の簡素化のため、この例では、スイッチIF308とEtherIF309のビットレートはすべて1Gbpsとする。
また、登録ONU情報テーブル2000は監視制御部244に接続されている。下り回線帯域情報テーブル2010は監視制御部244とCPU267に接続されている。
シェーパ部242は、EtherIF261から受信するデータ信号を、パケットバッファ262で時間調整した後、MAC・IPアドレスSnooping部265を経由してパケットメモリ263に一時保存する。そして、CPU267はキュー264に指示してデータ信号をパケットメモリ263からスイッチ部242に転送する。MAC・IPアドレスSnooping部265では、データ信号から発信元MACアドレスとIPアドレス266を取得してCPU267を経由してメモリ268に一時保存する。
スイッチ部242はパケットスイッチ281とスイッチ管理部282を備え、監視制御部244の指示に従い、キュー264から送信される下り回線のデータ信号を、10G−OLT部240または1G−OLT部241のいずれかに選択して切り替えて転送する。そして、10G−OLT部240及び1G−OLT部241の下り回線のデータ信号はWDMフィルタ210に入力されて1本の光ファイバに波長多重され、幹線ファイバ110に送信される。
また、幹線ファイバ110から受信された上り信号はWDMフィルタ210によって波長別に分離され、その波長に従って10G−OLT部240または1G−OLT部241に転送される。パケットスイッチ281は、上り回線のデータ信号を10G−OLT部240及び1G−OLT部241から受信する。ここで、監視制御部244が、パケットスイッチ281は10G−OLT部240または1G−OLT部241から選択して切り替えて上り回線のデータ信号をパケットバッファ252に転送し、EtherIF251を通じてNWに送信する。
登録ONU情報テーブル2000には、1台のONU300について、10G−ONU部340と1G−ONU部341の持つMACアドレスをオペレータが入力して、OLT200の監視制御部244が記録する。実際にONU300が接続された時、ONU300は登録要求信号をOLT200に送信し、OLT200の監視制御部244は当該ONU300のMACアドレスを登録要求信号から抽出して照合し、合致する時のみ当該ONU300の登録を許可する。
OLT200の監視制御部244は、1つのONU300に割り当てられる下り回線帯域情報テーブル2010及び上り回線帯域情報テーブル2020のONUポート番号1〜3に対し、同じLLIDを付与する。ただし、10G−ONU部と1G−ONU部の各ONUポートのLLIDは異なる。下り回線帯域情報テーブル2010には、オペレータが入力したLLID毎の下り信号の帯域保証値Assured Bandwidth(ASB)をOLT200の監視制御部244が登録する。これは、各LLIDで保証する最低ビットレートを設定するものである。また、上り回線帯域情報テーブル2020には、オペレータが入力した各LLID毎の上り信号のASBをOLT200の監視制御部244が登録する。
さらに、下り回線帯域情報テーブル2010には、OLT200の監視制御部244が各LLIDにおける宛先MACアドレスと宛先IPアドレスを複数登録する。これらの宛先MACアドレスや宛先IPアドレスは、OLT200の監視制御部244が10G−OLT部240及び1G−OLT部241にてONUからの上り信号から抽出した宛先である。OLT200の監視制御部244は、これらの宛先MACアドレスや宛先IPアドレスと、下り信号に含まれる発信元MACアドレスと発信元IPアドレスを抽出して比較し、下り信号をどのLLIDに振り分けるか判断する。
さらに図3を参照して、上り信号の帯域設定について説明する。監視制御部244は、オペレータが入力したASB設定値を上り回線帯域情報テーブル2020に書き込む。また、10G−OLT部240と1G−OLT部241は、上り回線帯域情報テーブル2020のASB設定値を読み出し、ONU300に指示して、上り信号におけるLLID別の帯域設定を行う。
コマンド3006とサブコマンド3007により、現用回線と予備回線の障害通知、切替通知、復旧通知に関わる情報を表現する。残りはフレーム長の余りである予備3008とフレームのビット誤りを検出するためのフレーム検査数列3009である。
コマンドとサブコマンドの組合せ表3100により、コマンドとサブコマンドを示す。この例では、コマンドは3種類あり、切替または復旧の通知、切替または復旧のACK、そしてONU障害通知である。それぞれのコマンドにサブコマンドを定義し、コマンドを細分化する。サブコマンドにより、切替・復旧の種別や上り・下りの方向、10G部・1G部の区別、及び障害・正常化の区別を行う。
図7を参照して、PONシステムの動作の概要を説明する。ここで図7は、オペレータ、OLT、及びONUとの間の基本動作についてのシーケンス図である。図7において、OLT200が、起動し(S120)、起動完了情報をオペレータ30に伝えると(S121)、OLT200は、ONU登録を受け付ける(S124)。そこで、オペレータ30は接続するONU300に関する情報を入力し(S122)、OLT200の登録ONU情報テーブル2000に、各ONU300の10G−ONU部及び1G−ONU部のMACアドレスを登録する(S123)。入力内容の詳細は図5にて説明されている。
次にONU300は、起動すると(S125〜127)、自身のONU登録要求をOLT200に行う(S128,S130,S132)。OLT200は、ONU300からの上り信号からONUのMACアドレスを抽出し、登録ONU情報テーブル2000に抽出したMACアドレスが登録されていればONU300の登録要求を受け付け、ONU300にLLIDを付与し、そのLLIDを通知する(S129,S131,S133)。LLIDを通知されたONU300は、データ導通を開始する(S136〜138)。ただし、本実施の形態では1台のONUに3個のLLIDを付与するため、実際には3個目のLLIDが通知されるまでONU300はデータ導通を始めないが、図7ではその過程を省略する。
ここで、1台のONU300−1の10G−ONU部340−1に障害が発生した場合(S139)、図6で説明される制御信号(ONU障害通知のコマンド及びサブコマンド)により当該障害情報がOLT200に通知され(S140)、OLT200は当該ONU300−1に10G回線から1G回線への切替通知を送信する(S141)。
監視制御部244においてOLT障害情報がない状態であるため(S507)、シェーパ部243は10G下り帯域情報テーブル2010−10を参照し(S501)、スイッチ部242はすべて10G−OLT部240側を選択している(S504)。また、ONU#1〜#3における監視制御部343においてONU障害情報がないため(S520〜S522)、スイッチ部342は10G−ONU部340を選択している(S523〜S525)。
ここで、ONU#1の監視制御部343−1が10G−ONU部340−1の障害が発生したことを検知すると(S531)、OLT200に10G−ONU部340−1の障害通知を行う(S530)。なお、この障害通知は、障害が存在する期間、周期的にOLTに送信される。
OLT200から切替通知(S512)を受信したONU#1は、監視制御部343−1によりスイッチ部342−1に設定指示(S532)を行い、スイッチ部342−1は1G−ONU部341−1を選択する(S533)。そして設定完了後、監視制御部343−1は10G回線から1G回線への切替が完了したことを確認して切替ACKをOLT200に送信する(S534)。この時、ONU#2,#3においては障害が発生していないため、OLT200から切替通知は送信されず、現用回線である10G回線での運用を続けている。
OLT200から切替通知(S513)を受信したONU#1は、監視制御部343−1によりスイッチ部342−1に設定指示(S537)を行い、スイッチ部342−1は10G−ONU部340−1を選択する(S538)。そして設定完了後、監視制御部343−1は1G回線から10G回線への復旧が完了したことを確認して復旧ACKをOLTに送信する(S539)。
監視制御部244においてOLT障害情報がない状態であるため(S609)、シェーパ部243は10G下り帯域情報テーブル2010−10を参照し(S601)、スイッチ部242はすべて10G−OLT部240を選択している(S606)。また、ONU#1〜#3における監視制御部343においてONU障害情報がないため(S620〜S622)、スイッチ部342は10G−ONU部340を選択している(S623〜S625)。
ここで、監視制御部244は、OLT200の10G−OLT部240に障害が発生したことを検知すると(S610)、全部のONU300に対し現用回線(10G)から予備回線(1G)への切替通知を送信する(S612)。また、監視制御部244はOLT200のスイッチ部242とシェーパ部243に設定指示を行い(S604)、スイッチ部242は1G回線を選択し(S607)、シェーパ部は参照先を1G下り帯域情報テーブル2010−1に変更する(S602)。
次に、監視制御部244がOLT200の10G部の障害が解消したことを検知すると(S611)、全部のONU300に対し予備回線から現用回線(10G)への復旧通知を送信する(S613)。また、監視制御部244はOLT200のスイッチ部242とシェーパ部243に設定指示を行い(S605)、スイッチ部242は10G回線を選択し(S608)、シェーパ部は参照先を10G下り帯域情報テーブル2010−10に変更する(S608)。
OLT200からの復旧通知を受信した各ONU300では、監視制御部343はスイッチ部342に対し10G回線を選択する指示を行い(S640〜S642)、スイッチ部342は10G−ONU部340を選択する(S646〜S648)。そして設定完了後、OLT200に対し1G回線から10G回線への復旧ACKを送信する(S643〜S645)。
図10を参照して、本実施の形態によるPONシステムの動作の概要を説明する。ここで図10は、PONシステムの基本動作を説明するフローチャートである。図において、OLT200に接続されたONU300の登録をOLT200の監視制御部244が行う(S100)。そして、上り・下りの10Gbpsデータ導通が開始される(S101)。ここでPONシステムの10G−OLT部240に障害が発生すると(S102:YES)、OLT200は、10G−OLT部240を1G−OLT部241に切り替え、また、ONU300に指示して障害が発生した10G−ONU部340を1G−ONU部341に切り替える(S103)。そして、10G−OLT部240の障害が解消すると(S104:YES)、OLT200は、1G−OLT部241を10G−OLT部240に復旧し、また、ONU300に指示して1G−ONU部340から10G−ONU部341への再切り替えを行う(S105)。
次に、OLT200がONU300からの登録要求を検知すると(S153)、OLT200は、ONU登録要求信号を受信して、ONU登録要求信号からONU300のMACアドレスを抽出し(S154)、その内容がオペレータによって入力済みの登録ONU情報テーブル2000に登録されたMACアドレスに一致すれば(S155:YES)、当該ONUにLLIDを付与する(S157)。もし一致しないMACアドレスであれば(S155:NO)、当該ONUの登録を拒否する(S156)。
まず右半分を説明する。OLT200が上り信号パケットを受信すると(S211:YES)、10G−OLT部240あるいは1G−OLT部241がパケット中のLLID、宛先MACアドレス、及び宛先IPアドレスの抽出(Snooping)を行う(S212)。次に、それらのアドレスが下り帯域情報テーブル2010に未記録であれば(S213:YES)、OLT200の監視制御部244が下り帯域情報テーブル2010にパケット中から抽出したLLIDと一致する行に、それらのアドレスを書き込み(S214)、タイマーを起動する(S215)。ここで、例えば、10G−OLT部240が抽出したLLID、宛先MACアドレス、宛先IPアドレスは、10G下り帯域情報テーブル2010−10に未記録であれば10G下り帯域情報テーブル2010−10と1G下り帯域情報テーブル2010−1の両方に記録する。同様に1G−OLT部241が抽出したLLID、宛先MACアドレス、宛先IPアドレスは、1G下り帯域情報テーブル2010−1に未記録であれば10G下り帯域情報テーブル2010−10と1G下り帯域情報テーブル2010−1両方に記録する。または、10G−OLT部240が抽出したこれらデータが、10G下り帯域情報テーブル2010−10に未記録であれば、10G下り帯域情報テーブル2010−10のみに記録し、1G−OLT部241が抽出したこれらデータが、1G下り帯域情報テーブル2010−1に未記録であれば、1G下り帯域情報テーブル2010−1のみに記録するようにしてもよい。そして、タイマーが所定時間(例、5分)を経過したアドレスがあると(S216:YES)、監視制御部244は当該アドレスを下り帯域情報テーブル2010から消去し、当該タイマーを停止する(S217)。もし、パケット中から抽出したLLIDと一致する行に抽出したアドレスが記録済みであれば(S213:NO)、監視制御部244は当該アドレスに付随するタイマーを再起動し(S215:NO)、当該データが下り帯域情報テーブル2010から消去されるまでの時間を延長する。
そこで、下り信号から抽出した発信元MACアドレスまたは発信元IPアドレスに一致するものがあれば(S203:YES)、監視制御部244はOLT200のシェーパ部243に対し下り帯域情報テーブル2010中の当該アドレスに設定されたASBとLLIDを設定し、その下り信号に対して適用する(S204)。もし下り帯域情報テーブル2010に下り信号から抽出したアドレスが全く一致しない場合は(S203:NO)、監視制御部244はシェーパ部243に対し、当該ONU300を参照する下り帯域情報テーブル2010の最終番目(例、3番目)に設定されているASBとLLIDを適用する(S205)。本実施の形態では、一例として、当該3番目の設定値は最も優先度が低い種類のデータに適用するように、予め定めているため、便宜上、適用する。
また、単一のONU300からのONU障害通知により、単一の10G−ONU部340に障害が発生したことを、OLT200の監視制御部244が検知した場合(S303:NO)、OLT200の監視制御部244は当該ONU300の1G−ONU部341に障害が発生していないことを確認する(S320)。監視制御部244は、例えば、1G部の障害を示すONU障害通知を受信していないこと等により、これを確認することができる。もし当該1G−ONU部も障害が発生していれば(S320:YES)、OLT200の監視制御部244は当該ONUの切替不可と判断して当該ONUの情報をオペレータに通知する(S322)。もし当該1G−ONU部に障害がない場合(S320:NO)、OLT200の監視制御部244は単体ONUの切替指示を行う(S321)。単体ONUの切替の動作は図14で説明されている。
OLT200の監視制御部244は当該ONU300からの1G切替ACK信号を受信すると(S333:YES)、単体ONUの予備回線切替完了をオペレータに通知する(S334)。もしOLT200の監視制御部244が当該ONU300からの1G切替ACK信号を受信しない場合(S333:NO)、当該ONU300の情報をオペレータに通知する(S335)。
10G−ONU部340に障害がある場合において(S402:YES)、その中でも、10G部の障害を示すONU障害通知により、新たなONU300で10G−ONU部340に障害が発生していることをOLT200の監視制御部244が検知すると(S403:YES)、当該ONU300の1G−ONU部341に障害情報(1G部の障害を示すONU障害通知)がない場合に限り(S404:NO)、OLT200の監視制御部244は単体ONUの現用回線から予備回線への切替指示を行う(S405)。切替動作の詳細は図14にて説明されている。もし当該ONU300の1G−ONU部341にも障害が発生している場合は(S404:YES)、OLT200の監視制御部244は当該ONUの切替不可の情報をオペレータに通知する(S408)。
全てのONUの10G−ONU部340に障害がない場合において(S402:NO)、OLT200の監視制御部244は当該PONにおいて10G部の障害が解消したと判断し、1G回線を使い、全ONU300に1G回線から10G回線への復旧通知を送信すると同時に、OLT200のスイッチ部242を10G−OLT部240に切り替え、シェーパ部243の参照先を10G下り回線帯域情報テーブル2010−10に変更する(S420)。全ONU300はOLT200からの復旧通知信号を受信すると(S421)、ONU300のうち1G−ONU部341で運用中のものは監視制御部343がスイッチ部342を10G−ONU部340側に切り替え(S422)、10G復旧ACK信号を1G回線を用いてOLTに送信する(S423)。ここで、OLT200の監視制御部244は当該ONU300から当該ACK信号を受信すると(S424:YES)、全ONU復旧完了をオペレータに通知する(S425)。復旧対象でありながらOLT200の監視制御部244がACK信号を受信しなかったONUがある場合は(S424:NO)、復旧ACK信号の受信されなかった当該ONU300をオペレータに通知する(S426)。
次に、当該ONU300は復旧通知信号を受信すると、監視制御部343がスイッチ部342を10G−ONU部340側に切り替える(S431)。そして、当該ONU300は10G復旧ACK信号を1G回線を用いOLT200に送信する(S432)。
ここで、OLT200の監視制御部244は復旧ACKを受信すると(S433:YES)、単体ONU300復旧が完了したことをオペレータに通知する(S434)。もしOLT200の監視制御部244は当該ONU300から復旧ACKを受信しなかった時は(S433:NO)、当該ONU300の情報をオペレータに通知する(S435)。
また、その他の実施の形態として、ユーザーに導入済みの一般的なPONシステムによる1G回線等の回線を流用して予備回線に使用することも可能である。即ち、上記で説明した実施の形態によるOLT200およびONU300の中の1G−OLT部241及び1G−ONU部341を外付けとみなして既存の装置を流用し、それ以外の部分を設計して接続すれば実現できる。
また、その他の実施の形態として、上記で説明した実施の形態において、消費電力が比較的大きい10G−OLT部及び10G−ONU部の電源を独立してON/OFF制御する機能を具備させ、さらに、現用回線が障害でなくとも強制的に予備回線に切り替えられる機能を加える。そして、通信需要の少ない時間帯(その他にも、予め定めた時間や条件、マニュアル等)において現用回線と予備回線の役割を逆転させる(現用回線:1Gbps、予備回線:10Gbps)。すると、1G部を現用回線として運用し、10G部を電源切断することにより、さらに消費電力を削減するPONシステムが実現できる。
100 光スプリッタ
110 幹線ファイバ
120 支線ファイバ
20 PSTN/インターネット
200 OLT
210 WDMフィルタ
240 10G−OLT部
241 1G−OLT部
242 スイッチ部
243 シェーパ部
244 監視制御部
300 ONU
310 WDMフィルタ
340 10G−ONU部
341 1G−ONU部
342 スイッチ部
343 監視制御部
400 電話
410 TV
420 パーソナルコンピュータ(PC)
Claims (9)
- 光ファイバで相互に接続された光加入者接続装置ONUと光加入者端局装置OLTとを備えた受動光網システムにおいて、
前記ONUは、
下り信号パケットの分離処理及び上り信号パケットの組み立て処理を含むONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速ONU部と、
前記ONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速ONU部と、
を備え、
前記OLTは、
ネットワークからのデータを入力し、データ信号の流量を調節するシェーパ部と、
前記上り信号パケットから宛先アドレスとONUに接続された端末毎のリンク識別子の抽出処理、及び、下り信号パケットの組み立て処理を含むOLT通信処理を実行し、第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速OLT部と、
前記OLT通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速OLT部と、
前記シェーパ部と接続され、前記高速OLT部または前記低速OLT部を切り替えるOLTスイッチ部と、
各ONUについて、前記高速ONU部と前記低速ONU部のアドレスを記憶する登録ONU情報テーブルと、
各ONUについて、リンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、下り信号の帯域保証値(ASB)とを記憶した高速下り回線帯域情報テーブルと、
各ONUについて、前記高速下り回線帯域情報テーブルと異なるリンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、前記高速下り回線帯域情報テーブルより低い値の下り信号のASBとを記憶した低速下り回線帯域情報テーブルと、
前記高速下り回線帯域情報テーブル又は前記低速下り回線帯域情報テーブルにデータを書き込み又はそこからデータを読み出し、前記シェーパ部にデータの流量を指示し、前記スイッチ部を切り替えるOLT監視制御部と、
を備え、
前記高速OLT部及び前記低速OLT部は、ONUから受信した上り信号パケット中のリンク識別子及び宛先アドレスを抽出し、
前記宛先アドレスが前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに未記録であれば、前記OLT監視制御部が前記高速下り帯域情報テーブル及び/又は前記低速下り帯域情報テーブルに、上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記宛先アドレスを書き込み、
前記OLTが、ネットワークから下り信号パケットを受信すると、前記OLT監視制御部は、下り信号パケット中の発信元アドレスを抽出し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに記憶された宛先アドレスと照合し、
下り信号パケットから抽出した発信元アドレスに一致する宛先アドレスが記憶されていれば、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブル内の当該アドレスに設定されたASB及びリンク識別子を設定し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに下り信号から抽出した送信元アドレスに一致するアドレスが記憶されていない場合は、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルの中から優先度が低い種類のデータに予め定められた設定されているASB及びリンク識別子を適用し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記高速OLT部に障害が発生したことを前記OLT監視制御部が検知した場合、前記OLT監視制御部は、前記低速OLT部及び前記ONUの前記低速ONU部に障害がないことを確認すると、前記OLTは、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を第2の伝送速度の回線を用い、前記OLTに接続された複数の前記ONUに発信し、
前記OLT監視制御部は、前記OLTスイッチ部を制御して、複数の前記ONUとそれぞれ接続された複数回線を前記低速OLT部側に切り替え、前記シェーパ部のASBを前記低速下り回線帯域情報テーブルを適用するように変更し、
前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに宛先アドレスを記憶してから所定時間経過すると、前記OLT監視制御部は、当該宛先アドレスを前記高速帯域情報テーブル又は、前記低速帯域情報テーブルから消去し、
上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記上り信号パケットから抽出した宛先アドレスが記録済みであれば、前記OLT監視制御部は、前記宛先アドレスに対応する所定時間経過をクリアする
受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記ONUは、
前記高速ONU部または前記低速ONU部を選択して、いずれかの端末に切り替えるONUスイッチ部と、
前記高速ONU部及び前記低速ONU部と接続され、前記ONUスイッチ部を切り替え制御するONU監視制御部と、
をさらに備え、
前記ONU監視制御部は、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を前記OLTから受信すると、前記ONUスイッチ部を制御して前記低速ONU部側に切り替え、確認応答信号を前記OLTに送信する受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記高速OLT部に障害が発生していない場合において、複数の前記ONUから前記高速ONU部の障害情報を前記OLTが受信した場合、前記OLTの前記OLT監視制御部は、前記OLT及び前記ONUを第2の伝送速度での運用に切り替える受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記OLT監視制御部は、単一のONUから前記高速ONU部の障害通知を受信した場合、前記OLT監視制御部は、前記ONUの前記低速ONU部に障害がないとき、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を第2の伝送速度の回線を用い前記ONUに発信し、
前記OLT監視制御部は、前記OLTの前記OLTスイッチ部を前記ONUから発信されたパケット及び前記ONU宛のパケットを前記低速OLT部側に切り替え、前記シェーパ部のASBを前記ONUを宛先とするパケットだけ前記低速下り回線帯域情報テーブルを適用するように変更し、
前記ONUの前記ONU監視制御部は、前記OLTから切替通知を受信すると、前記ONUスイッチ部を前記低速ONU部側に切り替え、前記ONUは切替が完了したことを示す切替確認応答信号を第2の伝送速度の回線を用い前記OLTに送信する受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記高速OLT部に障害が発生して前記低速OLT部に切り替えている状況において、前記高速OLT部に障害がなくなったことを前記OLT監視制御部が検知した場合、
前記OLT監視制御部は、単体のONUから前記高速ONU部の障害通知を受信すると、前記ONUの前記低速ONU部に障害情報がないとき、前記OLT監視制御部は、前記ONUに第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替指示を行い、
前記OLT監視制御部は、単体のONUから前記高速ONU部の復旧通知を受信すると、前記ONUに第1の伝送速度への復旧指示を行うことを特徴とする受動光網システム。
- 請求項5に記載の受動光網システムであって、
接続された複数のONUの前記高速ONU部に障害がない場合、前記OLT監視制御部は、第2の伝送速度の回線を使い、接続された複数の前記ONUに第2の伝送速度から第1の伝送速度への復旧通知を送信し、前記OLTスイッチ部を前記高速OLT部に切替え、前記シェーパ部のASBの参照先を前記高速下り回線帯域情報テーブルに変更し、
接続された複数の前記ONUは、前記OLTからの前記復旧通知を受信すると、前記ONUのうち前記低速ONU部で運用中のものは、前記ONU監視制御部が前記ONUスイッチ部を前記高速ONU部側に切り替え、復旧確認応答信号を第2の伝送速度の回線を用いてOLTに送信する受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記低速OLT部及び前記低速ONU部を外付けの装置とすることを特徴とする受動光網システム。
- 請求項1に記載の受動光網システムであって、
前記高速OLT部及び前記高速ONU部をオン/オフ制御するための電源をさらに備え、予め定められた時間又は予め定められた条件又はマニュアルでオフ制御し、
前記低速OLT部及び前記低速ONU部で運用するよう切替えることを特徴とする受動光網システム。
- 光ファイバで相互に接続された光加入者接続装置ONUと光加入者端局装置OLTとを備え、
前記ONUは、
下り信号パケットの分離処理及び上り信号パケットの組み立て処理を含むONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速ONU部と、
前記ONU通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速ONU部と、
を備えた受動光網システムにおける光加入者端局装置OLTにおいて、
ネットワークからのデータを入力し、データ信号の流量を調節するシェーパ部と、
前記上り信号パケットから宛先アドレスとONUに接続された端末毎のリンク識別子の抽出処理、及び、下り信号パケットの組み立て処理を含むOLT通信処理を実行し、第1の伝送速度で光フレームを伝送するための高速OLT部と、
前記OLT通信処理を実行し、前記第1の伝送速度より遅い第2の伝送速度で光フレームを伝送するための低速OLT部と、
前記シェーパ部と接続され、前記高速OLT部または前記低速OLT部を切り替えるOLTスイッチ部と、
各ONUについて、前記高速ONU部と前記低速ONU部のアドレスを記憶する登録ONU情報テーブルと、
各ONUについて、リンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、下り信号の帯域保証値(ASB)とを記憶した高速下り回線帯域情報テーブルと、
各ONUについて、前記高速下り回線帯域情報テーブルと異なるリンク識別子に対応して、ONUからの上り信号パケットから抽出した宛先アドレスと、前記高速下り回線帯域情報テーブルより低い値の下り信号のASBとを記憶した低速下り回線帯域情報テーブルと、
前記高速下り回線帯域情報テーブル又は前記低速下り回線帯域情報テーブルにデータを書き込み又はそこからデータを読み出し、前記シェーパ部にデータの流量を指示し、前記スイッチ部を切り替えるOLT監視制御部と、
を備え、
前記高速OLT部及び前記低速OLT部は、ONUから受信した上り信号パケット中のリンク識別子及び宛先アドレスを抽出し、
前記宛先アドレスが前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに未記録であれば、前記OLT監視制御部が前記高速下り帯域情報テーブル及び/又は前記低速下り帯域情報テーブルに、上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記宛先アドレスを書き込み、
前記OLTが、ネットワークから下り信号パケットを受信すると、前記OLT監視制御部は、下り信号パケット中の発信元アドレスを抽出し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに記憶された宛先アドレスと照合し、
下り信号パケットから抽出した発信元アドレスに一致する宛先アドレスが記憶されていれば、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブル内の当該アドレスに設定されたASB及びリンク識別子を設定し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに下り信号から抽出した送信元アドレスに一致するアドレスが記憶されていない場合は、前記OLT監視制御部は、前記シェーパ部に対し、運用中の前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルの中から優先度が低い種類のデータに予め定められた設定されているASB及びリンク識別子を適用し、前記シェーパ部が該下り信号パケットを処理し、
前記OLT及び前記ONUが第1の伝送速度で運用中に、前記高速OLT部に障害が発生したことを前記OLT監視制御部が検知した場合、前記OLT監視制御部は、前記低速OLT部及び前記ONUの前記低速ONU部に障害がないことを確認すると、前記OLTは、第1の伝送速度から第2の伝送速度への切替通知を第2の伝送速度の回線を用い、前記OLTに接続された複数の前記ONUに発信し、
前記OLT監視制御部は、前記OLTスイッチ部を制御して、複数の前記ONUとそれぞれ接続された複数回線を前記低速OLT部側に切り替え、前記シェーパ部のASBを前記低速下り回線帯域情報テーブルを適用するように変更し、
前記高速下り帯域情報テーブル又は前記低速下り帯域情報テーブルに宛先アドレスを記憶してから所定時間経過すると、前記OLT監視制御部は、当該宛先アドレスを前記高速帯域情報テーブル又は、前記低速帯域情報テーブルから消去し、
上り信号パケット中から抽出したリンク識別子と一致する行に、前記上り信号パケットから抽出した宛先アドレスが記録済みであれば、前記OLT監視制御部は、前記宛先アドレスに対応する所定時間経過をクリアする
光加入者端局装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247845A JP5320257B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 受動光網システムおよび光加入者端局装置 |
US12/913,615 US8315527B2 (en) | 2009-10-28 | 2010-10-27 | Passive optical network system and optical line terminal |
CN201010530497XA CN102055524B (zh) | 2009-10-28 | 2010-10-28 | 无源光网系统及光线路终端 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247845A JP5320257B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 受動光網システムおよび光加入者端局装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011097257A JP2011097257A (ja) | 2011-05-12 |
JP5320257B2 true JP5320257B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=43925554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009247845A Expired - Fee Related JP5320257B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 受動光網システムおよび光加入者端局装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8315527B2 (ja) |
JP (1) | JP5320257B2 (ja) |
CN (1) | CN102055524B (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8515278B2 (en) * | 2008-10-31 | 2013-08-20 | Futurewei Technologies, Inc. | Passive optical networks with mode coupling receivers |
US8693868B2 (en) * | 2010-03-16 | 2014-04-08 | Marvell Israel (M.I.S.L) Ltd. | Versatile optical network interface methods and systems |
US8442401B2 (en) * | 2011-02-08 | 2013-05-14 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and device for fiber access physical layer unbundling using multiple uplink cards |
US8713237B2 (en) * | 2011-03-29 | 2014-04-29 | Cisco Technology, Inc. | X2 10GBASE-T transceiver with 1 Gigabit side-band support |
US9178616B2 (en) | 2011-06-27 | 2015-11-03 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Station-side apparatus and frame transfer apparatus |
JP5718799B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-05-13 | 日本電信電話株式会社 | Oltおよびフレーム転送方法 |
JP5718798B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-05-13 | 日本電信電話株式会社 | Oltおよびフレーム転送方法 |
JP5718800B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-05-13 | 日本電信電話株式会社 | Oltおよびフレーム転送方法 |
JP5795550B2 (ja) * | 2012-05-14 | 2015-10-14 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システムにおける局側装置およびフレーム転送方法 |
TWI502906B (zh) * | 2012-11-01 | 2015-10-01 | Univ Nat Taiwan Science Tech | 主動式網路監控系統及其監控方法 |
CN104218995B (zh) * | 2013-06-04 | 2018-06-05 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种onu、通信系统及onu通信方法 |
US9496951B2 (en) * | 2013-08-08 | 2016-11-15 | Mark E. Boduch | Method and apparatus for performing path protection for rate-adaptive optics |
WO2015060325A1 (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 日本電信電話株式会社 | プロテクション方法及び光通信システム |
US10270554B2 (en) * | 2015-09-22 | 2019-04-23 | Exfo Inc. | Optical power measurement in a passive optical network |
JP6214701B2 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-10-18 | 西日本電信電話株式会社 | 局側光回線終端装置、冗長装置切替方法及び冗長装置切替プログラム |
US10181924B2 (en) * | 2016-04-07 | 2019-01-15 | Futurewei Technologies, Inc. | Selective channel control in multi-channel passive optical networks (PONs) |
JP6614041B2 (ja) * | 2016-06-14 | 2019-12-04 | 住友電気工業株式会社 | 光信号中継装置、光信号中継方法および光通信システム |
JP6743514B2 (ja) | 2016-06-23 | 2020-08-19 | 住友電気工業株式会社 | 光トランシーバ及びその温度推定方法 |
US20180239725A1 (en) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | Intel Corporation | Persistent Remote Direct Memory Access |
JP6691069B2 (ja) * | 2017-03-21 | 2020-04-28 | 日本電信電話株式会社 | 加入者線端局装置及び帯域割当方法 |
US10547407B2 (en) * | 2017-10-19 | 2020-01-28 | Adtran, Inc. | Enhanced passive optical network |
JP6691155B2 (ja) * | 2018-02-27 | 2020-04-28 | ファナック株式会社 | 光通信システムおよび光送信モジュール |
JP6966700B2 (ja) * | 2018-03-02 | 2021-11-17 | 日本電信電話株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
JP7071625B2 (ja) * | 2018-03-14 | 2022-05-19 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システム、及び通信条件選択方法 |
FR3085242B1 (fr) * | 2018-08-22 | 2021-06-18 | Sagemcom Broadband Sas | Circuit de connexion d'un reseau local a une fibre optique sur laquelle sont susceptibles de cheminer des signaux lumineux conformes a des standards de communication optique differents |
JP7420284B2 (ja) * | 2020-11-24 | 2024-01-23 | 日本電信電話株式会社 | 光通信制御装置、光通信制御方法、および光通信制御プログラム |
CN115412162B (zh) * | 2022-11-02 | 2022-12-30 | 广东欢联电子科技有限公司 | 一种pon网络光链路保护方法及系统 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11122172A (ja) | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Fujitsu Ltd | 光加入者ネットワークシステム |
KR100557144B1 (ko) * | 2004-01-12 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 시간 분할 다중화를 이용한 방송 통신 융합을 위한 이더넷수동형 광 가입자 망 |
JP2005252988A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線配信適応サービス提供システム及び提供方法 |
WO2008035428A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Fujitsu Limited | Terminal de communication, et procédé de réception du signal |
JP2008227782A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 回線二重化ge−ponシステム |
JP5094247B2 (ja) * | 2007-07-06 | 2012-12-12 | 株式会社日立製作所 | 受動光網システムおよびその通信方法 |
JP4410818B2 (ja) * | 2007-10-11 | 2010-02-03 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | 受動光網システムおよび局側光伝送路終端装置 |
CN101150365A (zh) * | 2007-10-22 | 2008-03-26 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种无源光网络终端的管理方法 |
JP5114184B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-01-09 | 株式会社日立製作所 | ネットワークシステム、onu及びolt |
JP5114268B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-01-09 | 株式会社日立製作所 | 受動光網システムおよびその運用方法 |
JP5097655B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2012-12-12 | 株式会社日立製作所 | 受動光網システム及び光多重終端装置 |
WO2010137073A1 (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | Ponシステム、ponシステムにおける局側装置およびその制御方法 |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009247845A patent/JP5320257B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-10-27 US US12/913,615 patent/US8315527B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2010-10-28 CN CN201010530497XA patent/CN102055524B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102055524B (zh) | 2013-11-06 |
US20110103792A1 (en) | 2011-05-05 |
CN102055524A (zh) | 2011-05-11 |
JP2011097257A (ja) | 2011-05-12 |
US8315527B2 (en) | 2012-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5320257B2 (ja) | 受動光網システムおよび光加入者端局装置 | |
JP5681810B2 (ja) | 光ネットワークシステム | |
JP6053232B2 (ja) | 光通信システム及び光通信異常復帰方法 | |
JP4696759B2 (ja) | 光終端システム | |
JP5267191B2 (ja) | 光リングネットワークシステム及び光伝送装置 | |
KR101100775B1 (ko) | 수동 광 네트워크에서의 결함들을 격리시키기 위한 안전 광 스플리터 및 방법 | |
JP6369959B2 (ja) | 光通信システム、局側装置、加入者装置及び光通信方法 | |
JP2007324853A (ja) | 光通信システム | |
JP7161135B2 (ja) | 通信システム及び制御方法 | |
JP2004193812A (ja) | 通信システム、並びにその通信システムにおいて使用される通信装置およびネットワーク管理装置 | |
US8826082B2 (en) | Optical communication system, interface board and control method performed in interface board | |
JP2015142277A (ja) | 通信システム、通信装置および回線切替方法 | |
JP2018170572A (ja) | 光通信装置及び波長切替方法 | |
JP6345390B2 (ja) | 光スイッチモジュール及び光切替装置 | |
JP6053172B2 (ja) | 光アクセスシステム、olt、osu、及びosu冗長化方法 | |
JP6219671B2 (ja) | 光加入者システム及び通信方法 | |
KR20050045222A (ko) | 광전달망 시스템에서 광감시채널의 광채널 오버헤드스위칭 장치 및 이를 이용한 광채널 유지보수 신호 전달장치 | |
JP5999924B2 (ja) | 光通信ネットワークおよび伝送装置 | |
WO2024034062A1 (ja) | 端局装置、通信装置及び切替制御方法 | |
WO2024034063A1 (ja) | 通信システム、通信装置、異常対処方法、およびプログラム | |
KR102120736B1 (ko) | 네트워크 장치 및 그 운용방법 | |
JP6918448B2 (ja) | 通信装置及び通信経路切替方法 | |
JP2010028712A (ja) | 局内終端装置、加入者側終端装置およびpon通信システム | |
JP2014158066A (ja) | 光回線ユニット、局側装置及び光通信システム | |
JP2002077207A (ja) | 光伝送方法および光伝送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |