JP6918448B2 - 通信装置及び通信経路切替方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信信号の通信経路の切り替えが可能な通信装置に関する。
通信システムでは、通信障害が発生した場合でも通信の継続が可能であるように冗長構成を取っている場合がある。例えば、通信システムの1つとしてPON(Passive Optical Network)システムがある。例えば、特許文献1には、現用光終端ユニット(現用系PONインタフェース)から予備光終端ユニット(予備系PONインタフェース)への通信信号の通信経路の切り替えが可能な光終端システムが開示されている。
特開2007−36926号公報
特許文献1に開示された光終端システムでは、通信障害が発生したときに、現用光終端ユニット内の構成要素に対する各種制御を行うCPU(中央処理装置:Central Processing Unit)が、通信経路の切り替えのための管理情報(引き継ぎデータ)をRAM(Random Access Memory)から読み出し、予備光終端ユニットに送信する。管理情報を受信した予備光終端ユニットのCPUは、受信した管理情報をRAMに書き込み、受信した管理情報を用いてONU(加入者側光終端装置:Optical Network Unit)と上位ネットワークとの間の通信を引き継ぐ。しかしながら、通信経路を切り替える際に、光終端ユニット内の各種制御を行うCPUが管理情報の転送などの処理を行うと、CPUの負荷が大きいため、他のタスク処理ができなくなったり、データ転送の速度が遅くなり、予備光終端ユニットによる通信の再開までに時間を要するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、通信信号の通信経路の切り替え処理の時間を短縮することである。
本発明の通信装置は、通信信号を出力する現用系インタフェース部と、予備系インタフェース部と、前記現用系インタフェース部と前記予備系インタフェース部との間で前記通信信号の通信経路の切り替えを制御するための切替制御信号を送信する制御部とを備え、前記現用系インタフェース部は、第1のメモリと、前記制御部からの前記切替制御信号に従ってデータ転送の指示を出す第1の中央処理装置と、前記第1の中央処理装置とは異なる少なくとも1つのハードウェアで構成された第1の通信制御部とを有し、前記第1の通信制御部は、ダイレクトメモリアクセス方式によってデータの転送を行う第1の制御回路と、前記第1の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成されたフレーム送信部とを有し、前記通信経路の切り替えのとき、前記第1の制御回路は、前記第1の中央処理装置からの前記指示に従って前記第1のメモリに記憶された前記データを読み出し、前記読み出した前記データを前記フレーム送信部に転送し、前記フレーム送信部は、前記第1の制御回路から入力された前記データを、前記制御部を経由せずに前記予備系インタフェース部に向けて転送することを特徴とする。
本発明によれば、通信信号の通信経路の切り替え処理の時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態1に係るOLT(局側光終端装置:Optical Line Terminal)を備えたPONシステムの構成を示す図である。 OLT内における通信形態の一例を概略的に示すブロック図である。 PON−IF部の構成を概略的に示すブロック図である。 OLTにおける通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。 変形例に係るOLT内における通信形態を概略的に示すブロック図である。 変形例に係るOLTのPON−IF部の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るOLTのPON−IF部の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2に係るOLTにおける通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るOLTの予備系PONインタフェース部の構成を概略的に示すブロック図である。 引き継ぎデータの転送処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るOLTにおける通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置としてのOLT1を備えた通信システムとしてのPONシステムの構成を示す図である。
図1に示されるPONシステムは、N:1のPONプロテクション機能を持つ。N:1のPONプロテクション機能は、現用系として動作するN個(Nは自然数)のPONインタフェース部(PON−IF部)のうちのいずれか1系統で通信障害が発生した場合に、例えば、光スイッチにより現用系PONインタフェース部から予備系PONインタフェース部に通信信号の通信経路を切り替える機能である。現用系PONインタフェース部の配下に接続されたONUを予備系PONインタフェース部に接続することにより、通信障害が発生した場合でも、通信の継続が可能になる。ただし、本発明は、1:1プロテクション構成のPONシステムにも適用可能である。
実施の形態1に係るPONシステムは、OLT1と、少なくとも1つのONU2とを有する。OLT1及びONU2は、光ファイバ4を介して接続されており、通信信号としての光信号を用いて互いに通信可能である。光ファイバ4は、幹線光ファイバ4aと支線光ファイバ4bとを含む。幹線光ファイバ4aは、光スプリッタ3によって、複数の支線光ファイバ4bに分岐されている。これにより、OLT1及び光スプリッタ3は、幹線光ファイバ4aを介して接続されており、ONU2及び光スプリッタ3は、支線光ファイバ4bを介して接続されている。
OLT1は、主制御部としての制御部6と、複数の現用系インタフェース部(第1のインタフェース部)としての複数の現用系PONインタフェース部7(PON−IF部#1,#2,…,#N;Nは自然数)と、光スイッチ部8(光SW部)と、予備系インタフェース部(第2のインタフェース部)としての予備系PONインタフェース部9(PON−IF部#N+1)と、SW−IF(スイッチインタフェース)部10とを有する。
OLT1は、N:1(Nは自然数)のPONプロテクションを採用している。すなわち、OLT1は、N個の現用系PONインタフェース部7を有する。N個の現用系PONインタフェース部7のいずれかに通信障害が発生した場合、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7(通信障害が発生したPON−IF部)から、予備系PONインタフェース部9に、通信経路を切り替えるための引き継ぎデータ(転送データ)が転送される。
制御部6は、OLT1内の各構成要素と互いに通信可能に接続されており、その各構成要素を制御する。制御部6は、例えば、光スイッチ部8の光スイッチ8bを制御し、OLT1内で伝送される通信信号の通信経路を切り替えることができる。例えば、いずれかの通信回線(すなわち、いずれかのPON−IF部)に通信障害が発生したときに、制御部6は、現用系PONインタフェース部7と予備系PONインタフェース部9との間で通信信号の通信経路の切り替えを制御するための切替制御信号(切替通知)を、PON−IF部に送信する。さらに、通信障害を起因とする切り替え処理のみでなく、例えば、PON−IF部を交換するときなどにおいて、OLT1のユーザが、制御部6に指示を与えることによって、意図的に通信経路の切り替え処理を行うことができる。
現用系PONインタフェース部7は、光スイッチ部8を介して光ファイバ4(具体的には、幹線光ファイバ4a)と接続されている。現用系PONインタフェース部7は、現用系として動作する。現用系PONインタフェース部7は、データを伝達するための通信信号(例えば、イーサネット(登録商標)フレーム)を出力する。
予備系PONインタフェース部9は、光スイッチ部8の光スイッチ8bを介して光ファイバ4(具体的には、幹線光ファイバ4a)と接続されている。予備系PONインタフェース部9は、予備系としてOLT1に備えられている。予備系PONインタフェース部9は、データを伝達するための通信信号(例えば、イーサネット(登録商標)フレーム)を出力可能である。予備系PONインタフェース部9は、通信経路の切り替え処理後に、発光(光信号の生成)の指示である発光開始通知を、制御部6から受信するまで消光状態(光信号の生成の停止状態)である。
光スイッチ部8は、少なくとも1つの光スプリッタ8aと、光スイッチ8bとを有する。光スプリッタ8aは、信号線を2つの経路に分岐する。現用系PONインタフェース部7は、光スプリッタ8aと接続されており、予備系PONインタフェース部9は、光スイッチ8bと接続されている。
現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9は、SW−IF部10に接続されており、SW−IF部10を介して上位ネットワークと接続されている。現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9は、通信経路を切り替える際にデータ転送を行うために互いに接続されており、イーサネット(登録商標)により互いに通信可能である。
図2は、OLT1内における通信形態の一例を概略的に示すブロック図である。
OLT1内において、制御部6及び各構成要素は、PtoP(ポイントツーポイント)で接続されており、各現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9も、PtoPで接続されている。したがって、制御部6と各PON−IF部との間の通信形態と、各現用系PONインタフェース部7と予備系PONインタフェース部9との間の通信形態(通信経路の切り替え処理におけるデータ転送の通信形態)とが互いに異なっていてもよい。
図3は、各PON−IF部(現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9の各々)の構成を概略的に示すブロック図である。現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9の構成(構成要素)は互いに同じであり、動作条件、すなわち現用系であるか予備系であるかが互いに異なる。
各PON−IF部は、障害検出部11と、光送受信器12と、CPU13と、メモリ14と、通信制御部18と、MUX/DEMUX(マルチプレクサ/デマルチプレクサ)部19と、バス20とを有する。
通信制御部18は、CPU13とは異なる少なくとも1つのハードウェアで構成されている。本実施の形態では、通信制御部18は、それぞれハードウェアで構成された、制御回路としてのDMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ:Direct Memory Access Controller)15と、フレーム送信部16(イーサネット(登録商標)フレーム送信部)と、フレーム受信部17(イーサネット(登録商標)フレーム受信部)とを有する。
障害検出部11は、図1に示されるPONシステムにおける通信障害の発生を検出することができる。例えば、通信障害は、光送受信器12の故障によるリンクダウン、現用系PONインタフェース部7の故障、又は光ファイバ4(特に、幹線光ファイバ4a)の損傷による回線劣化などによって生じる障害である。ただし、これら以外の障害の発生をトリガとして通信障害を検出してもよい。障害検出部11は、通信障害の発生を検出したときに、その通信障害の発生を制御部6に通知する。
光送受信器12(現用系PONインタフェース部7における第1の光送受信器及び予備系PONインタフェース部9における第2の光送受信器)は、通信信号としての光信号を、光ファイバ4を通してONU2に送信することができ、ONU2から受信することができる。
CPU13は、バス20に接続されている。CPU13は、PON−IF部内の各構成要素を制御し、PON−IF部の設定などを行うことができる。
例えば、通信経路の切り替え処理のとき(例えば、制御部6から切替通知を受けたとき)、現用系PONインタフェース部7では、CPU13(第1のCPU)は、制御部6からの切替通知に従って、現用系PONインタフェース部7内のハードウェアで構成された各構成要素(例えば、DMAC15)に対して、データ転送のための指示を出す。
例えば、通信経路の切り替え処理のとき、予備系PONインタフェース部9では、CPU13(第2のCPU)は、メモリ14に記憶されたデータ(現用系PONインタフェース部7から受信した引き継ぎデータ)に基づいて予備系PONインタフェース部9の設定(具体的には、予備系PONインタフェース部9内の各構成要素に対する制御)を行う。
メモリ14は、各種のデータ及びCPU13によって実行されるプログラムを記憶する。メモリ14に記憶されるデータとしては、例えば、現用系PONインタフェース部7の設定情報及び現用系PONインタフェース部7に接続されたONU2の登録状態を示す情報である。メモリ14は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
本実施の形態では、メモリ14に対するデータの書き込み及び読み出しは、ハードウェアによるDMA(ダイレクトメモリアクセス:Direct Memory Access)方式を用いて通信制御部18によって行われる。
DMAC15は、CPU13とは異なるハードウェアで構成されている。DMAC15は、DMA方式によって、メモリ14に記憶されたデータの読み出し及びメモリ14へのデータの書き込み、並びにデータ転送を行うことができる。
例えば、通信経路の切り替えのとき、現用系PONインタフェース部7では、第1の制御回路としてのDMAC15(第1のDMAC)は、CPU13(第1のCPU)からの指示に従って、メモリ14(第1のメモリ)に記憶されているデータ(引き継ぎデータ)をCPU13の代わりに読み出し、予備系PONインタフェース部9に向けて転送する。具体的には、DMAC15によって読み出された引き継ぎデータは、フレーム送信部16に転送される。
例えば、通信経路の切り替えのとき、予備系PONインタフェース部9では、第2の制御回路としてのDMAC15(第2のDMAC)は、現用系PONインタフェース部7から受信したデータをメモリ14(第2のメモリ)に書き込む。
フレーム送信部16は、CPU13とは異なるハードウェアで構成されている。フレーム送信部16は、例えば、DMAC15から入力されたデータを、イーサネット(登録商標)フレーム(以下、単に「フレーム」ともいう)を用いて転送する機能を持つハードウェア(例えば、集積回路)である。各PON−IF部は、互いに異なるMAC(Media Access Control)アドレスを持っており、フレーム送信部16から送信されるフレームには、DA(Destination Address)及びSA(Source Address)が格納される。フレーム送信部16は、現用系PONインタフェース部7から出力されるフレームの優先度を、フレームに付与することができる。
フレーム受信部17は、CPU13とは異なるハードウェアで構成されている。フレーム受信部17は、例えば、MUX/DEMUX部19から受信したデータ(例えば、現用系PONインタフェース部7から受信したデータ)を、フレームとしてDMAC15へ転送する機能を持つハードウェア(例えば、集積回路)である。
図3に示される例では、フレーム送信部16及びフレーム受信部17は、MUX/DEMUX部19に接続されている。
MUX/DEMUX部19は、データの多重化及び分離(例えば、出力データの選択)を行う。
バス20(外部バス)は、SW−IF部10に接続されている。
図4は、OLT1における通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。
図4を参照しながら、図1に示されるPONシステムにおける通信経路の切り替え処理(通信経路切替方法)について以下に説明する。
障害検出部11は、PONシステムにおける通信障害の監視を行う(ステップS1)。障害検出部11は、随時、PONシステムにおいて通信障害が発生しているかどうかを検出する(ステップS2)。通信障害が検出されない場合(ステップS2でNO)、再び通信障害の監視を行う(ステップS1)。
例えば、複数の現用系PONインタフェース部7のうちのPON−IF部#1の障害検出部11が通信障害を検出したとき(ステップS2でYES)、PON−IF部#1(障害検出部11)は、通信障害の発生を制御部6に通知する。制御部6は、PON−IF部#1から通知を受けた後、現用系PONインタフェース部7(PON−IF部#1)及び予備系PONインタフェース部9に対する切替通知を行う(ステップS3)。
制御部6は、予備系PONインタフェース部9に異常があるかを判断する(ステップS4)。予備系PONインタフェース部9に異常があるとき(ステップS4でYES)、通信経路の切り替え処理を中止する(ステップS5)。予備系PONインタフェース部9に異常がないとき(ステップS4でNO)、処理はステップS6に進む。
ステップS6では、予備系PONインタフェース部9の運用(通信経路の切り替え完了後の運用)が現用系PONインタフェース部7(PON−IF部#1)の運用(切り替え前の運用)と同じになるように、PON−IF部#1は、PON−IF部#1のメモリ14に記憶されているデータ(引き継ぎデータ)をDMA方式で読み出し、予備系PONインタフェース部9に向けて転送する。具体的には、通信制御部18(第1の通信制御部)のDMAC15によってメモリ14から読み出された引き継ぎデータは、フレーム送信部16に伝達され、フレーム送信部16によってフレームにカプセル化される。カプセル化されたフレームは、MUX/DEMUX部19で複数の信号と多重化され、バス20を介して予備系PONインタフェース部9に送信される(ステップS6)。
PON−IF部#1から受信したデータ(フレーム)は、予備系PONインタフェース部9のMUX/DEMUX部19で振り分けられ、フレーム受信部17に入力される。予備系PONインタフェース部9のフレーム受信部17は、受信したフレームが正常かどうかを確認する(ステップS7)。
受信したフレームに異常がある場合(ステップS7でNO)、予備系PONインタフェース部9は、PON−IF部#1にNACK(Negative ACKnowledgement)を送信する(ステップS8)。フレームの異常とは、例えば、フレームの順序逆転及び欠落などである。
NACKを受信した現用系PONインタフェース部7は、NACKの受信回数が予め定められた回数未満(例えば、N回未満;Nは、自然数)であれば(ステップS9でNO)、ステップS6に戻り、フレームを予備系PONインタフェース部9に再送する。NACKの受信回数が予め定められた回数以上(例えば、N回以上)であれば(ステップS9でYES)、通信経路の切り替え処理を中止し、通信状態を切り替え処理の開始前の状態に戻す(ステップS10)。
ステップS7において、受信したフレームが正常である場合(ステップS7でYES)、予備系PONインタフェース部9は、PON−IF部#1にACK(ACKnowledgement)を送信する。さらに、予備系PONインタフェース部9において、通信制御部18(第2の通信制御部)のフレーム受信部17は、受信データ(すなわち、引き継ぎデータ)の内、メモリ14に書き込むデータ(書き込みデータ)を抽出し、DMAC15に伝達する。予備系PONインタフェース部9において、DMAC15は、フレーム受信部17から伝達されたデータを、DMA方式によってメモリ14に書き込む(ステップS11)。予備系PONインタフェース部9は、メモリ14にデータの書き込みを行った後、データ転送処理が完了したことを制御部6に通知する。
ステップS12では、予備系PONインタフェース部9のCPU13は、メモリ14に書き込まれたデータに基づいて、予備系PONインタフェース部9の設定を行う。具体的には、予備系PONインタフェース部9のCPU13は、予備系PONインタフェース部9内の各構成要素に対し、現用系PONインタフェース部7(PON−IF部#1)の設定と同じ設定を行う(ステップS12)。予備系PONインタフェース部9へのデータ転送及び設定完了後、予備系PONインタフェース部9は、制御部6に対するデータ転送完了通知を行う。
データ転送完了通知を受信した制御部6は、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7(本実施の形態では、PON−IF部#1)に発光停止通知を行い、PON−IF部#1における発光(通信)を停止するように制御する。制御部6は、PON−IF部#1の発光停止を確認した後、光スイッチ部8に切替通知を送信する。光スイッチ部8は、通信経路をPON−IF部#1から予備系PONインタフェース部9に切り替える。同様に、SW−IF部10も通信経路を切り替える(ステップS13)。
制御部6は、予備系PONインタフェース部9に発光開始通知を送信し、予備系PONインタフェース部9は、発光(通信)を開始する。予備系PONインタフェース部9は、メモリ14に書き込まれた引き継ぎデータ(転送データ)に基づいて運用を行う(ステップS14)。
以上に説明した工程により、通信経路の切り替え処理が完了する。
変形例.
図5は、変形例に係るOLT1a内における通信形態を概略的に示すブロック図である。
図5に示されるように、制御部6、現用系PONインタフェース部7、及び予備系PONインタフェース部9の接続方式は、スター型でもよい。この場合、現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9は、制御部6を介して互いに通信可能に接続される。これにより、通信経路を切り替える際のデータ転送用のバスを、複数の現用系PONインタフェース部7間で共有することができ、新たなバスが不要になる。
図6は、変形例に係るOLT1aのPON−IF部7a(現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部の各々)の構成を概略的に示すブロック図である。
実施の形態1に係るOLT1のPON−IF部と同様に、変形例に係るOLT1aの現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部の構成(構成要素)は互いに同じである。変形例に係るOLT1aのPON−IF部7aでは、CPU13からの信号と通信制御部18からの信号とが、MUX/DEMUX部19で多重化される点が実施の形態1に係るOLT1のPON−IF部(現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9)と異なり、その他の点は、実施の形態1と同じである。
PON−IF部7aにおいて、変形例に係るOLT1aのPON−IF部7aから転送される引き継ぎデータのフレームに優先度を付与してもよい。さらに、フレーム転送中は、互いに同じバス20を介して通信を行う構成要素に、通信を行わないように指示する通信停止指示及び通信停止を解除する解除指示を出してもよい。
実施の形態1に係るOLT1(変形例に係るOLT1aを含む)の効果について以下に説明する。
上述のように、実施の形態1によれば、通信経路の切り替え処理の際、現用系PONインタフェース部7において、CPU13がデータ転送の指示を出した後、CPU13とは異なるハードウェアで構成された通信制御部18がデータ転送の処理(引き継ぎデータの読み出し及び転送)を行うため、CPU13は、他のタスク処理を行うことができる。同様に、予備系PONインタフェース部9において、CPU13の代わりに通信制御部18(具体的には、DMAC15)が引き継ぎデータの書き込みを行うため、CPU13は、他のタスク処理を行うことができる。
比較例としてのPONシステムにおいて、例えば、CPUがデータ転送の処理を行う場合、現用系PONインタフェース部のCPUがメモリから引き継ぎデータを読み出し、予備系PONインタフェース部のCPUが、受信した引き継ぎデータから情報を読み取り、読み取った情報をメモリに書き込む。さらに、予備系PONインタフェース部のCPUは、メモリに書き込まれた情報に基づいて、予備系PONインタフェース部内の各構成要素に対し、現用系PONインタフェース部の設定と同じ設定を行う。この場合、通信経路の切り替え処理(データ転送から設定完了までの処理)の一連の作業が、CPU、すなわち、ソフトウェア処理によって実現されるため、CPUに対する負荷が大きく、切り替え処理が完了するまでに時間を要する。
これに対し、実施の形態1によれば、CPU13とは異なる少なくとも1つのハードウェアで構成された通信制御部18(例えば、DMAC15)が、現用系PONインタフェース部7と予備系PONインタフェース部9との間のデータ転送の処理を行うので、通信経路の切り替え処理の時間を短縮することができる。すなわち、通信経路の切り替え処理において、引き継ぎデータの転送時間を短縮し、現用系PONインタフェース部7から予備系PONインタフェース部9への迅速な通信経路の切り替えが可能となる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るOLTのPON−IF部7b(現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部の各々)の構成を概略的に示すブロック図である。PON−IF部7bは、実施の形態1に係るOLT1のPON−IF部#1,#2,…,及び#N+1の各々(すなわち、現用系PONインタフェース部7及び予備系PONインタフェース部9の各々)に対応する。実施の形態1に係るOLT1のPON−IF部と同様に、実施の形態2に係るOLTの現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部の構成(構成要素)は互いに同じである。実施の形態2に係るOLTは、実施の形態1に係るOLT1の代わりに図1に示されるPONシステムに適用可能である。
実施の形態2において、実施の形態1で説明した構成要素と同一又は対応する構成要素には、実施の形態1で説明した構成要素と同じ符号を用いて説明する。
PON−IF部7bは、障害検出部11と、光送受信器12と、CPU13と、メモリ14と、通信制御部18と、MUX/DEMUX部19と、バス20と、管理部21(監視部)と、フレーム生成部22とを有する。すなわち、PON−IF部7bは、管理部21と、フレーム生成部22とを有する点で実施の形態1に係るOLT1のPON−IF部と異なる。ただし、PON−IF部7bでは、CPU13及びフレーム生成部22からの信号と通信制御部18からの信号とが、MUX/DEMUX部19で多重化される。予備系PONインタフェース部と光スイッチ部8とは、制御線を介して互いに通信可能である。
制御部6は、OLT内の各構成要素が正常に動作しているかどうかを確認するための信号の送受信を周期的に行っている。
管理部21は、制御部6から周期的に送信される信号(管理信号)を受信することにより、制御部6の状態を監視する。
フレーム生成部22は、各種のフレームを生成する。例えば、管理部21が制御部6の故障を検出したときに、フレーム生成部22は、制御部6が故障したことを通知するイーサネット(登録商標)フレームである故障通知フレームを生成する。故障通知フレームには、制御部6の故障を通知するための予め定められた特定のSA、及びタイプが格納される。いずれかのPON−IF部7bからSW−IF部10に故障通知フレームが送信されると、故障通知フレームを受信したSW−IF部10は、全てのPON−IF部7b(現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部)に故障通知フレームを送信する。
SW−IF部10から故障通知フレームを受信した現用系PONインタフェース部は、通信経路の切り替え処理を予備系PONインタフェース部が行うと判断する。なお、故障通知フレームを送信したPON−IF部7bは、制御部6の復旧後に制御部6から信号を受信したときに、制御部6が復旧したことを通知するイーサネット(登録商標)フレームである故障復旧通知フレームを、SW−IF部10を介して全てのPON−IF部7bに送信する。
図8は、実施の形態2に係るOLTにおける通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。
現用系PONインタフェース部(本実施の形態では、PON−IF部#1)の管理部21は、制御部6からの受信信号を監視する(ステップS21)。
PON−IF部#1の管理部21は、制御部6からの受信信号の受信間隔を計測しており、一定時間t1(予め定められた時間間隔)の経過前に制御部6から信号を受信していることを確認し(ステップS22でNO)、制御部6からの受信信号の監視を継続する(ステップS21に戻る)。
PON−IF部#1の管理部21は、制御部6からの受信信号(管理信号)の受信間隔を計測し、一定時間t1以上、制御部6からの信号(管理信号)を受信できない場合、制御部6が故障していると判断する(ステップS22でYES)。
PON−IF部#1の管理部21が制御部6の故障の発生を検出したとき、PON−IF部#1は、制御部6の故障の発生を、予備系PONインタフェース部に通知する(ステップS23)。
例えば、PON−IF部#1において、管理部21が制御部6の故障を検出したときに、フレーム生成部22は、故障通知フレームを生成する。PON−IF部#1からSW−IF部10に故障通知フレームが送信されると、故障通知フレームを受信したSW−IF部10は、全てのPON−IF部7b(現用系PONインタフェース部及び予備系PONインタフェース部)に故障通知フレームを送信する。
ステップS21〜S23において、予備系PONインタフェース部の管理部21が、制御部6から送信される信号の受信間隔を計測し、制御部6の故障を判断してもよい。
現用系の各PON−IF部7bの障害検出部11は、PONシステムにおける通信障害の監視を行っている(ステップS24)。通信障害が検出されない場合(ステップS25でNO)、再び通信障害の監視を行う(ステップS24)。
障害検出部11が、通信障害を検出すると、通信障害を検出したPON−IF部7b(例えば、障害検出部11)は、通信障害の発生を予備系PONインタフェース部に通知する(ステップS25でYES)。
予備系PONインタフェース部は、障害の発生を検出したPON−IF部7bの内から切替処理の対象となるPON−IF部7bを選択し、切替許可通知(切替許可通知の送信)を行う(ステップS26)。これにより、切替許可通知を受けたPON−IF部7bが通信経路の切替処理の対象となるので、複数の現用系PONインタフェース部が同時に故障したときに、重複切替を回避することができる。
ステップS27で、切り替え対象の現用系PONインタフェース部と予備系PONインタフェース部との間で切り替え処理が実行される。ステップS27における切り替え処理は、図4に示されるステップS6からS14までの処理と同じである。
実施の形態2に係るOLTによれば、実施の形態1に係るOLT1(変形例を含む)と同様の効果を有する。
実施の形態1では、通信障害が発生したときの切替通知を制御部6が行うが(ステップS3)、実施の形態2では、通信障害が発生したときに予備系PONインタフェース部が切替許可通知を行う(ステップS26)。これにより、制御部6に障害が発生して機能しない場合であっても、通信障害が発生したときに予備系PONインタフェース部が主導して通信経路の切り替え処理を開始させることができる。したがって、光ファイバ(例えば、幹線光ファイバ4a)及び光送受信器12における障害などによる多重障害が発生した場合であっても、予備系PONインタフェース部が切り替え対象のPON−IF部7bを選択するので、複数の回線における重複切替を回避することができる。
さらに、実施の形態2に係るOLTによれば、制御部6が故障している期間のみに、通信経路の切り替え処理の開始(例えば、切替許可通知の送信)を予備系PONインタフェース部に主導させることができるので、PONシステムにおける主信号断を最優先で回避することができる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3に係るOLTの予備系PONインタフェース部9aの構成を概略的に示すブロック図である。予備系PONインタフェース部9aは、実施の形態1に係るOLT1の予備系PONインタフェース部9(PON−IF部#N+1)に対応する。実施の形態3に係るOLTの現用系PONインタフェース部は、実施の形態1に係るOLT1の現用系PONインタフェース部7と同じである。実施の形態3に係るOLTは、実施の形態1に係るOLT1の代わりに図1に示されるPONシステムに適用可能である。
実施の形態3において、実施の形態1で説明した構成要素と同一又は対応する構成要素には、実施の形態1で説明した構成要素と同じ符号を用いて説明する。
予備系PONインタフェース部9aは、障害検出部11と、光送受信器12と、CPU13と、メモリ14aと、通信制御部18と、MUX/DEMUX部19と、バス20と、管理部21と、フレーム生成部22とを有する。すなわち、予備系PONインタフェース部9aのメモリ14aの構成が、実施の形態1に係るOLT1の予備系PONインタフェース部9のメモリ14の構成と異なる。さらに、予備系PONインタフェース部9aは、実施の形態2で説明した管理部21及びフレーム生成部22を有する。これらの点以外は、実施の形態1と同じである。
メモリ14aは、各現用系PONインタフェース部7のデータ(引き継ぎデータ)を記憶する。メモリ14aは、少なくとも1つのメモリ領域14bを有する。すなわち、メモリ領域14bに現用系PONインタフェース部7のデータが格納される。本実施の形態では、メモリ14aは、現用系PONインタフェース部7の数と同じ数の複数のメモリ領域14b(#1,#2,…,#N)を有する。すなわち、各メモリ領域14bに、対応する各現用系PONインタフェース部7のデータが格納される。
実施の形態3では、各現用系PONインタフェース部7から、一定時間ごとに各現用系PONインタフェース部7の引き継ぎデータが予備系PONインタフェース部9aに転送され、予備系PONインタフェース部9aのメモリ14aのメモリ領域14b(各現用系PONインタフェース部7に関連付けられたメモリ領域14b)に書き込まれる(以下、引き継ぎデータの転送処理という)。引き継ぎデータの転送処理について具体的に以下に説明する。
図10は、引き継ぎデータの転送処理を示すフローチャートである。
制御部6は、各現用系PONインタフェース部7に対して一定時間ごとにデータ転送(引き継ぎデータの転送処理)を指示する(ステップS31)。データ転送の指示は、現用系PONインタフェース部7ごとに異なるタイミングで行ってもよい。
制御部6から指示を受けた現用系PONインタフェース部7は、メモリ14に記憶されているデータ(引き継ぎデータ)をDMA方式で読み出し、予備系PONインタフェース部9aに送信する(ステップS32)。ステップS32における具体的な処理は、図4に示されるステップS6における処理と同じである。制御部6から指示を受けた現用系PONインタフェース部7は、一定時間ごとに引き継ぎデータを転送するので、前回送信されたデータとの差分のデータを新たな引き継ぎデータとして予備系PONインタフェース部9aに送信してもよい。
予備系PONインタフェース部9aは、受信したフレームが正常かどうかを確認する(ステップS33)。
受信したフレームに異常がある場合(ステップS33でNO)、予備系PONインタフェース部9aは、データを送信した現用系PONインタフェース部7にNACKを送信する(ステップS34)。
NACKを受信した現用系PONインタフェース部7は、NACKの受信回数が予め定められた回数未満(例えば、N回未満;Nは、自然数)であれば(ステップS35でNO)、ステップS32に戻り、フレーム(引き継ぎデータ)を予備系PONインタフェース部9aに再送する。NACKの受信回数が予め定められた回数以上(例えば、N回以上)であれば(ステップS35でYES)、制御部6は、NACKを受信した現用系PONインタフェース部7の初期設定(初期化)を行う(ステップS36)。
ステップS33において、受信したフレームが正常である場合(ステップS33でYES)、予備系PONインタフェース部9aは、ステップS32で引き継ぎデータを送信した現用系PONインタフェース部7にACKを送信する。さらに、予備系PONインタフェース部9aのフレーム受信部17は、受信データ(すなわち、引き継ぎデータ)の内、メモリ14aに書き込むデータ(書き込みデータ)を抽出し、DMAC15に伝達する。DMAC15は、フレーム受信部17から伝達されたデータをメモリ14aのいずれかのメモリ領域14bに書き込む(ステップS37)。予備系PONインタフェース部9aは、メモリ14aにデータの書き込みを行った後、データ転送処理が完了したことを制御部6に通知する。
図11は、実施の形態3に係るOLTにおける通信経路の切り替え処理を示すフローチャートである。
ステップS41からS45までの処理は、図4に示されるステップS1からS5までの処理と同じである。
ステップS46では、予備系PONインタフェース部9aのCPU13は、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7のデータ(引き継ぎデータ)を、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7に関連付けられたメモリ領域14bから読み出す(ステップS46)。
ステップS47では、予備系PONインタフェース部9aのCPU13は、メモリ領域14bから読み出されたデータに基づいて、予備系PONインタフェース部9aの設定を行う。具体的には、予備系PONインタフェース部9aのCPU13は、予備系PONインタフェース部9a内の各構成要素に対し、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7の設定と同じ設定を行う(ステップS47)。設定完了後、予備系PONインタフェース部9aは、制御部6に設定完了通知を行う。
設定完了通知を受信した制御部6は、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7に発光停止通知を行い、その現用系PONインタフェース部7における発光(通信)を停止するように制御する。制御部6は、切り替え対象の現用系PONインタフェース部7の発光停止を確認した後、光スイッチ部8に切替通知を送信する。光スイッチ部8は、通信経路を切り替え対象の現用系PONインタフェース部7から予備系PONインタフェース部9aに切り替える。同様に、SW−IF部10も通信経路を切り替える(ステップS48)。
制御部6は、予備系PONインタフェース部9aに発光開始通知を送信し、予備系PONインタフェース部9aは、発光(通信)を開始し、メモリ14aに書き込まれた引き継ぎデータ(転送データ)に基づいて運用を行う(ステップS49)。
以上に説明した工程により、通信経路の切り替え処理が完了する。
実施の形態3に係るOLTによれば、実施の形態1に係るOLT1(変形例を含む)と同様の効果を有する。
さらに、実施の形態3に係るOLTによれば、通信経路の切り替え処理を行う前に、予め各現用系PONインタフェース部7の引き継ぎデータが予備系PONインタフェース部9aのメモリ14aに書き込まれるので、現用系PONインタフェース部7における引き継ぎデータの読み出しから予備系PONインタフェース部9aにおけるデータの書き込みまでの時間を短縮することができる。これにより、通信経路の切り替え処理の時間を短縮することができ、現用系PONインタフェース部7から予備系PONインタフェース部9aへの迅速な通信経路の切り替えが可能となる。
以上に説明した各実施の形態における特徴及び変形例における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
1,1a OLT、 2 ONU、 3 光スプリッタ、 4 光ファイバ、 4a 幹線光ファイバ、 4b 支線光ファイバ、 6 制御部、 7,7a,7b 現用系PONインタフェース部、 8 光スイッチ部、 8a 光スプリッタ、 8b 光スイッチ、 9,9a 予備系PONインタフェース部、 10 SW−IF部、 11 障害検出部、 12 光送受信器、 13 CPU、 14,14a メモリ、 14b メモリ領域、 15 DMAC、 16 フレーム送信部、 17 フレーム受信部、 18 通信制御部、 19 MUX/DEMUX部、 20 バス、 21 管理部、 22 フレーム生成部。

Claims (14)

  1. 通信信号を出力する現用系インタフェース部と、
    予備系インタフェース部と、
    前記現用系インタフェース部と前記予備系インタフェース部との間で前記通信信号の通信経路の切り替えを制御するための切替制御信号を送信する制御部と
    を備え、
    前記現用系インタフェース部は、
    第1のメモリと、
    前記制御部からの前記切替制御信号に従ってデータ転送の指示を出す第1の中央処理装置と、
    前記第1の中央処理装置とは異なる少なくとも1つのハードウェアで構成された第1の通信制御部と
    を有し、
    前記第1の通信制御部は、
    ダイレクトメモリアクセス方式によってデータの転送を行う第1の制御回路と、
    前記第1の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成されたフレーム送信部と
    を有し、
    前記通信経路の切り替えのとき、前記第1の制御回路は、前記第1の中央処理装置からの前記指示に従って前記第1のメモリに記憶されたデータを読み出し、前記読み出した前記データを前記フレーム送信部に転送し、前記フレーム送信部は、前記第1の制御回路から入力された前記データを、前記制御部を経由せずに前記予備系インタフェース部に向けて転送する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信経路の切り替えのとき、前記現用系インタフェース部は、前記データを、前記制御部を経由せずに前記予備系インタフェース部に向けて転送することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記現用系インタフェース部及び前記予備系インタフェース部は、ポイントツーポイントで接続されている請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記現用系インタフェース部と前記予備系インタフェース部とは、イーサネットにより互いに通信可能であり、
    前記フレーム送信部は、前記第1の制御回路から入力された前記データを、イーサネットフレームを用いて転送することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記フレーム送信部は、前記現用系インタフェース部から出力される前記イーサネットフレームの優先度を、前記イーサネットフレームに付与することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記現用系インタフェース部は、通信障害の発生を検出する障害検出部をさらに有し、
    前記障害検出部は、前記通信障害の発生を検出したときに、前記通信障害の発生を前記制御部に通知する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記現用系インタフェース部は、前記制御部から周期的に送信される管理信号を受信する管理部をさらに有し、
    前記管理部が前記制御部からの前記管理信号を受信できないとき、前記現用系インタフェース部は、前記制御部の故障の発生を前記予備系インタフェース部に通知し、
    前記予備系インタフェース部は、前記通信経路の切り替えを前記現用系インタフェース部と共に行う請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記現用系インタフェース部は、前記通信信号としての光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信器を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記予備系インタフェース部は、
    第2のメモリと、
    前記第2のメモリに記憶されたデータに基づいて前記予備系インタフェース部の設定を行う第2の中央処理装置と、
    前記第2の中央処理装置とは異なる少なくとも1つのハードウェアで構成された第2の通信制御部と
    を有し、
    前記第2の通信制御部は、前記現用系インタフェース部から受信したデータを前記第2のメモリに書き込む
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記第2の通信制御部は、ダイレクトメモリアクセス方式によって前記データの書き込みを行う第2の制御回路を有することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記第2の通信制御部は、前記第2の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成されたフレーム受信部を有し、
    前記フレーム受信部は、前記現用系インタフェース部から受信した前記データを前記第2の制御回路に転送する
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記第2のメモリは、前記現用系インタフェース部から一定時間ごとに送信される前記データが書き込まれる少なくとも1つのメモリ領域を有し、
    前記現用系インタフェース部は、前記第1のメモリに記憶されているデータを、一定時間ごとに前記予備系インタフェース部に送信し、
    前記通信経路の切り替えを行うとき、前記第2の中央処理装置は、前記少なくとも1つのメモリ領域に記憶された前記データを読み出し、前記メモリ領域から読み出されたデータに基づいて前記予備系インタフェース部の設定を行う
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記予備系インタフェース部は、前記通信信号としての光信号の送信及び受信を行う第2の光送受信器を有することを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 現用系インタフェース部及び予備系インタフェース部を有する局側光終端装置と、前記局側光終端装置と通信可能な加入者側光終端装置とを備える通信システムにおける通信経路切替方法であって、
    前記現用系インタフェース部は、第1のメモリと、前記現用系インタフェース部と前記予備系インタフェース部との間で通信経路の切り替えを制御する制御部からの切替制御信号に従ってデータ転送の指示を出す第1の中央処理装置と、前記第1の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成されておりダイレクトメモリアクセス方式によってデータの転送を行う第1の制御回路と、前記第1の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成されたフレーム送信部とを有し、
    前記予備系インタフェース部は、第2のメモリと、第2の中央処理装置と、前記第2の中央処理装置とは異なるハードウェアで構成された第2の制御回路とを有し、
    前記現用系インタフェース部から前記予備系インタフェース部への前記通信経路の切り替えを行うときに、前記現用系インタフェース部において、前記第1の中央処理装置からの前記指示に従ってダイレクトメモリアクセス方式によって前記第1のメモリに記憶されているデータを読み出し、前記読み出した前記データを、前記制御部を経由せずに前記フレーム送信部から前記予備系インタフェース部へ転送するステップと、
    前記予備系インタフェース部において、前記現用系インタフェース部から受信した前記データを、ダイレクトメモリアクセス方式によって前記第2のメモリへの書き込みを行うステップと、
    前記第2のメモリに書き込まれた前記データに基づいて、前記予備系インタフェース部の設定を行うステップと
    を備える通信経路切替方法。
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